先日、岸田首相が自民党総裁選に出馬しないと決定した。正直失望したが、トランプが次期大統領として決定的なことから極めて早期に対策として内閣を作る動きがあると捉えることもできる。
トランプは自己責任とアメリカ保守の最右翼であり、グローバルの意識よりもアメリカ国内の国益の最大化を望んでいる。アメリカ以外から見るとアメリカはきらびやかに見え、いつでもグローバルリーダーのように見えるが、それはアメリカの光側しか見ていない。アメリカの闇側は、いわゆる「アメリカ以外」が抱える問題と同じである。
今後数年間はトランプ大統領を意識した内閣になるだろう。2020年2月のコロナショックがデジタル化の波の第1特異点だとすれば、2022年11月のChatGPT3.5到来はAIによるブロックバスターの第2特異点であり、人間とは何か・人類とは何かが問われはじめている。単純計算で特異点が2年半ごとにやってくると考えれば2025年の5月ごろにまた破壊的な変革が来るのではないだろうか。これらの衝撃に備えていると考えれば納得も行く。
われわれは、もはや「そういう波は来ないかもしれない」と考えるのではなく、巨大な波が2年半程度で来る前提で毎年生存しなければならない。いや、ならないわけではないが、そうしなければ老いてしまう。時代に"老いて"行かれることになるだろう。
血で血を洗う世の中。いま、命を使える人間がそうした世の中から真に求められはじめている。戦乱の時代の幕開けかもしれない。 まあ何かあっても現役世代の男性を犠牲にして終わ...
トランプにタフだと言われた男はひとりしかいないよな・・・