はてなキーワード: にしんとは
「制服を着るような役を卒業したい」と周囲に漏らしている、みたいな記事を見かけた。
よくあるどうでも良い芸能ニュースだ。そもそも嘘なのか本当なのかも分からないし、第一興味もない。
ドラマや邦画も殆ど見ないので、彼に何の思い入れもない。最近人気の俳優で元仮面ライダー、くらいの認識だ。
記事内の年齢の()表記を見ると、どうやら彼は俺と同い年らしい。
調べてみると俺は92年、彼は93年早生まれなので正確には同学年だった。
その彼が制服を着る役、すなわち高校生役をやめたいと漏らしているらしい。
成熟した役柄にステップアップしたいだろうし、何より制服姿に無理が出てきている。
なんか女の子しか出てこなかったけど、なるほど。みんなかわいいけど、高校生役はさすがにしんどい。
彼女らが高校生役という映画・ドラマ・CMも、ここ数年は見聞きしないような気もする。
日本中の同学年の中でトップクラスの容姿を持つであろう彼女達ですら緩やかに年を取っていく。
容貌こそまるで違えど俺とて同じ人間。俺の若さも同じように日々着実に目減りしており、刻一刻と失われつつあるのだ。
至極当たり前のことだが、「加齢」という厳然たる事実を胸元にドンと突きつけられて狼狽えてしまった。
そしていつも抱えている焦燥感が更に膨らんでしまって、気分が滅入ってきた。
友達ゼロ、高校もろくに行かず、なんとか受かった大学もつまらなくてすぐ辞めた。5年前の話だ。
でも、紆余曲折を経てホワイト中小企業に潜り込むことができ、なんと正社員登用された。
給料は安いが良い上司にも恵まれたし、残業もほぼ無い。ボーナスも出る。運が良かったとしか言いようがない。
仕事に慣れたころ、「このままじゃ人生ダメだ」と思って義務的に何個か始めた趣味。
ほとんどが長続きしなかったが、1個だけガッチリと自分にハマる趣味もできた。
趣味経由で片手で足りるほどではあるが、親友と呼べるような友達(同性)もできた。
酒も飲めるようになったし、イベントなどにも出向くようになった。
16~20歳の間の自暴自棄だった自分がバラバラに散らかしてしまった人生のパズルのピースを
ここ数年を掛けて一生懸命拾い集めて、この1年でようやく一枚の絵になってきたような印象だ。
そう、恋愛である。この箇所に関しては清々しいほどに真っ白である。
ここで冒頭の話に繋がる。
俺はパズルのピースを必死で拾い集めている間に貴重な若さを随分と消費してしまっていたのだ。
まだまだ若いだろ、と自分に言い聞かせているうちに、20代の折り返し地点に到達してしまった。
冒頭のネットニュースは、その事実を俺にずいぶん遠回しな形で伝えてくれた。
俺はピースを拾う優先度を間違えてしまったのではないか。そんな悔恨がふつふつと涌いて出てくる。
友人や定職といったピースを血眼で探しているうちに出来上がったのが24歳の童貞である。
友人や定職、確かに重要だ。でも、恋愛すらできずに何が人生だ、と考え込んでしまうようになった。
知人にフリーターなのに彼女と婚約しようとしている大馬鹿者がいるが、彼の方が俺より幸せそうに見える。
まずは血眼になって恋愛すべきではなかったのか。とりあえず何事を差し置いてでも。
最愛のパートナーと泣いたり笑ったりしつつ、友人や定職を探しても遅くなかったのではないか。
これは隣の芝生を青く感じてるだけなのか。無い物ねだりなのか。
何度も反芻するたびに、どんどん気分が沈み、胸から喉にかけての辺りがずっしりと重くなってくる。
友人達に女性を紹介してもらえば?もちろん何人か紹介してもらったさ、でも誰とも話が噛み合わなかった。
コミュ障気質は治ったつもりだったんだけどな。数を熟せばいいのかな。どこに出向けばいいんだ?もうよく分からない。
飲みの席でも年を経るごとに「彼女が出来たことがない。」という主張が容認されなくなってきたのを肌を持って感じる。
最近ではヘラヘラしつつ、「ずっと居ないんですよw誰か良い娘いないっすか?」と笑って誤魔化す悪癖ができた。
同僚の中年独身男性の一挙手一投足や悲惨な孤独死のニュースにばかり目がいくようになった。俺もああなるのかね。
もう最近は恋愛を飛び越して結婚したくなってきてしまっている。子供も欲しいなぁ。どうしたものかね。
とあるブログで辛い死にたいと考えてる中学生への返答として「大人は今より楽しい」みたいな励ましを見たけど信じられない。
書き手の考えがまちがってる!!とかそんなアドバイスをしてはいけない!!なんて微塵も思っていない。なかなかいいことを言っている、自分には到底できないポジティブな内容だと感じた。辛さを感じてる相談者の希望になればなんだっていいよ
でも自分の場合は大人(社会人)になってから本当にしんどい。端的に言うとうんこだうんこ。ほんとくそ。
学生時代もまあそれなりに悩んで大騒ぎしてやり過ごしてきたけど比べ物にならないくらい毎日が閉じてる。
(決してブラック企業に務めているとかではないのがまたアレ)
働かなくていいほうが楽しいにきまってるじゃん…自由なお金なんて学生の小遣いくらいでいいのよ。(ライフラインとは別にね)とにかく時間がほしい。毎日ぼーっとしてさ、「今日はなにもしなかったなー。明日はがんばろ」みたいなさ。多分頑張らないんだけど。
ブコメにも「俺も学生辛かった…でも今は違う!」「大人になってやれること増えたよね」なんてプラスな意見が散見されてほんとにここは俺の知ってるインターネットなのか?毎日みんな死にたい働きたくないって悲しみを塗りたくってたじゃない。だから俺も「うんうんそうだな、みんな辛いんだ。これは仕方ないことなんだ」って言い聞かせてたのにこんなんじゃなんかその、ねえ?「お前が勝手に苦しんでるんだぞ。怠慢だから苦しんでるんだぞ」って言われてるみたいにならない?
10歳(5年生)と3歳(幼稚園年少)と1歳半の子どもがいる。首都圏在住。同郷で、実家までは新幹線+在来線で5時間。
夫は8時に出社して、おおむね日付変更前後に帰ってくる。遅ければ1時半とか。休日出勤もそれなりの頻度。
たまに谷間のように暇な時期が来る。暇って言っても、9時前に帰宅することなんて稀だけど。
仕事は大変そうだ。よく愚痴を聞く。会社で仕事の愚痴は言いにくいから、私相手に発散している。聞くのも妻の役割だと思う。たまにしんどいけど。
仕事は出来る人で、稼ぎもいい。無駄遣いもしない。ありがたい。
私の料理が好きで、適当な外食するくらいなら家でゆっくり食べる方がいいと言う。
子どももどちらの実家の両親も帰省を楽しみにしているので、夏休みと冬休み、わたしはひとりで3人を連れて新幹線に乗り、義理の実家に夫抜きで滞在もする。自分の実家とあわせると、夏は2~3週間くらい地元にいる。
夫は会社の休暇にあわせて一人で帰省し、一人でまた帰宅する。年末年始やお盆も案件が入ると休めないので、帰省しないこともある。
先日の夏休みは帰省するにはちょっと日数が足りず、夫はひとりで旅行にいった。周囲に話したら、よく許されるものだと驚かれたそうだ。
義理の両親もいい人だから滞在がそれほど辛いわけではない。甥っ子姪っ子もいるし料理も毎日しなくていい、朝早起きして弁当を作らなくていい、ある意味では自宅より楽だ。そりゃ帰省してくれたら嬉しいけど、夫がそれで喜ぶなら、まあいいやと思った。
「たまに子供を任せて遊んできてもいい?」「いいよ、行っておいで、子供は適当に見とくから」
これを言ってくれるんだから、いい夫だと思う。もちろん出勤がない日を狙わなければいけないけれど。一通りの家事をすませ、昼食の手はずを整え、夕飯の調理に間に合うように帰宅する約束で、バタバタと出かける。子供と離れて買い物をしたり、友人とお喋りしたり、子連れでは入れないような店に行く。とても楽しい。
「任せきりでごめんね。一時保育を使ってリフレッシュするのもいいんじゃない。そのくらいの稼ぎはあるんだから」
こうも言ってくれる。嬉しいことだと思う。幸い、一週間前に電話予約のできる託児所があるので、たまに使ったりもする。
「お母さんは大変なんだよ。全員の世話をしてくれてるからね」
子供にこう言ってくれる。ありがとうと、感謝の言葉をくれる。お疲れさまって労ってくれる。結婚して13年経つけど、いまだに、愛してるよって照れずに言ってくれる。お酒が入ると甘えてきて、かわいい。
私は家事がへたくそでずぼらなんだけど、どうしようもないとき以外、あまり怒らない。昔はもう少し怒られてたけど、しかたないと諦めてくれたらしい。
日々の家事育児に参加は出来ないけど、子供の話は聞いてくれる。しつけとか、進路とか、お金のこととか、悩み事は一緒に考えてくれる。家計簿を一緒に見て、ライフプランを相談できる。
いい夫なんだよ。すごーく、いい夫なんだ。
でも、だから、ときどきしんどい。あなたが羨ましいって、言いたいけど言えない。私も仲間と働いて結果を出して達成感を味わったり、お客さんに感謝されたり、いろんなお店で飲み会したり、「あ、明日ちょっと飲んでくるね」って言ってでかけたり、予告もなく朝帰りしたり、ふらっとカフェで一服しながらスマホ見てたり、休日は日がな一日ゲームしたりスマホ見てごろごろしたり、したい。でもそういうのは、毎日毎日夜遅くまで働いている夫の権利だ。
そういうことを言うなら、共働きすればいいんだろう。わかってる。でも踏ん切りが付かない。今でも朝や夕方は戦争みたいなのに、ここにさらに自分の会社勤めを追加したらたぶん私パンクする。私はそれほど有能じゃない。夫が仕事をセーブしてくれる期待はできない、職場まで一時間半もかかるし、仕事大好きのワーカホリックだし、それに、仕事が生きがいみたいな人の邪魔したくもない。
私も細々だけど在宅で仕事もしてるし、それをがんばるのがいちばんいいのもわかってる。
でもしんどい。
なんのために生きてるんだろうって、ときどき思う。
あまり不満を言わないようにって思ってるけど、たぶんうまくいってないだろうと思う。機嫌悪いねって言われちゃうこともある。申し訳ない。
もっとニコニコ明るい、やすらげる妻でいたいのになぁ。なんでまだ好きでいてくれるのか、わかんなくなってきた。
一度だけチカラめしに行った。もう4年とか前だけど。
東横線のどっかの駅前商店街の店舗で、午後3時くらいに行ったから東南アジア系の店員さんひとりかふたりくらいで回してたと思う。
客も俺含めた友人4人くらいだった。
ぶっちゃけ言うと味は全然思い出せない。ジャンク的で、なんか疲れた時に血迷って平日夜とかに寄ってしまうかもとかそんな感じだった記憶。
それ以上に忘れられないのが券売機の音だった。
とにかくうるさい。
音量もさることながら、音域がひどく耳障りだった。
発券する度に赤ちゃんの叫び泣き、あの、腹に一息入れてからヴァァァァーーーー!!!って泣いたときのあの音域。
あれが発券される度にビービーなるもんだから、食べてる間本当にしんどくて二度と行く気になれなくなった。
多分もうその店舗もないし、券売機も別のものになったと思うんだけど、あの音に感じた恐怖だけが未だに忘れられない。
そういうことないですか。
うまく表現できないのだが、マウスカーソルが乗ってないペインの文字がどんどん滲んでいく(エディタ部もメニュー部も)
クリックするなどして「前面」に持っていくとくっきり表示される
無理に結婚しようとしている人が苦手。
別に結婚したい相手がいるならすればいいけど、金や安定目当てで結婚したいとか言う人って価値観違いすぎてしんどいなぁと思っている。
価値観が違う人には近づかないのが1番なんだけど、ネットしててもそういう情報多すぎてしんどい。
昔からこんな風潮だっけ?
今アラサーだけど、ここ数年でものすごくそういう話を聞くようになってきた。しんどい。
早く結婚しないとやばい!焦れ!急げ!と煽るようなことに加担した。
心がしんどい。
婚活市場ではそうなのかもしれないけど、婚活してない人間にまでその価値観は押し付けられている。
時代は変わってきてる。
それにもかかわらず
前時代的な価値観が未だに超多数派だと思いこんでいて、それは絶対的正義であり、それに反する者は異端児だとする人がまだまだいるの、しんどい。
母の日だし書かせてほしい。
最初に断っておくと性的な目では一切みてない。そういうマザコンじゃない。第一俺はホモだ(人生初カミングアウトだ。すっきり)
母が大好きだ。ご飯は美味しいし、一緒にいて苦じゃないし、育ててくれた感謝もある(もちろん父も尊敬している。でも母に比べればまあちょっとね。ごめんね、父さん)
近くにいるとちょっかいを出してしまう。突っついたりベタベタしたり…母は嫌がる。それはもう邪険にされる。でも止められない。
傍から見て相当気味が悪いと思う。もうすぐ27になろうかという男がこの調子ではバレたら友達を全員なくすことうけあいである(余談だが恋人はもちろんいない。年齢イコール、ってやつだ。親を安心させるためにも彼女が欲しいがこんな動機だからかできやしない)
そもそも俺の持論では男はみんなマザコンである。ただし毒親持ちは除く。自分が異端なのが嫌なだけなんだけども。みんな親離れどうしてるんだ?仲間が沢山いるっていってくれよ!!お前らの母の自慢をしよう!俺もする!
ちなみに俺は転勤が多いのでここ数年は年に何回かしか実家に帰れなかった。今は多少近くなったから月一以上のペースで母に会えて嬉しい。
母か自分が死ぬまであと何回会える?何回ご飯が食べられる?と考えるといてもたってもいられない。
正直母が死ぬことを考えると非常にしんどい。乗りきれる気がしない。
とりあえず感謝の印として鉢花をあげた。母はカーネーションがそんなに好きじゃないからこういうときは困る。別の花をあげたが喜んでくれてよかった。来年はもっと立派に咲かせると息巻いている。別に枯らしてもまた買うよ。
唯一働いててよかった、と思うのは母にプレゼントをあげられることかもしれない。ご飯食べに行ったり、お取り寄せ送ったり、花あげたり…学生のときはできなかったからね
ふう…そんなこんなで親離れをしようと思う。反抗期のようにうっせーババア!とか喚いていればそのうちマザコンは治るのだろうか。っていうかそんな治療法はいやだ。
平均的な、周りから見て許される親子関係ってどんなだろうか。二人でランチやディナーは変?そもそも体に触れちゃいけないのか?嘘だろ見栄貼ってるんだろみんな…
追記
新卒3年目のOLで中規模の会社に勤めてる。会社入ってからこれまで何回も、何回も、会社の恋愛対象にならない男(必ず先輩かおじさん)からプライベートな誘いを受けてきた。その度に困るしイライラして、最近はそのせいで会社を辞めたい。
ただ誘ってくるだけでも嫌なのに(断るのもつらいんだよ)断ると拗ねちゃって仕事まともにしてくれない男も結構いて本当にしんでほしいとすら思う。
「メールのレス無いから嫌われたかと思ったーw」by 39歳既婚おじさん(平日はもちろん土日とかに「今日は家から虹が見えたよ」みたいな画像つきのメールを100回くらい送ってきてレスしないと拗ねる。おばさん社員の陰口を言って来て同意しないと拗ねる。お前はいじめっこ女子中学生かよ。)
「(私が家具買う話をしたら)車持ってるし買いに行くの付き合おうか?ついでに映画観ない?」by 34歳独身オタク(何かと仕事で教えてくれるが下心が見え見えでウザイ。有り難いけどウザイ。下心が無ければいい人で好きだったのに誘って来て嫌いになった)
「最近忙しそうだね。ストレスたまってない?おいしいものでも食べに行く?」by 32歳独身勘違い野郎(お前の存在がストレスだわ)
なぜ私みたいな24、5歳の若く美しい女の貴重な時間を、貴方がたのような冴えないおじさんに割かないといけないの?
自分だけは嫌われない、若い女性を誘っても問題ない男だと思ってるの?聞いて。20代前半で、貴方がたが誘いたいって思うようなそれなりに魅力的な女からしたら32歳以上の男はすべからくおじさんなの。会社っていう狭いコミュニティでおじさんにプライベートな誘い受けたら断るのも受けるのも凄くストレスなの。お願い気づいて。あなたがたはただの不細工でさえないおじさんなの。私は長話を延々と聞いてあげたり、メールもいちいちハートマークとかつけて可愛く返したり、ランチまた行きたいですね!とか本気の笑顔で言ってあげたりしてるけど心はずっと真顔だし家帰ったら泣いたりしてるの。もっと客観的に自分を見て、たんたんと仕事して。
彼らの誘いは頑張ってかわしたりしてるけど、会社で力の強い人ほど断れない。断って仕事に支障が出るのが嫌だ。
魔性とは一体何なのか、何故彼女たちは魔を宿すに至ったのか、どうすれば魔に魅入られず無難にやり過ごすことが出来るのか、知りたい。
まず、私が魔性の女性に大きな関心を抱くようになった経緯をお話したい。
もう十年以上前の話だ。
大学に入ったものの、雰囲気が全く合わず、精神的に追い詰められていた。医療系の大学だったが、勉強する内容の重要性について頭では理解出来ていても、全く興味を持てなかった。授業も、半強制的に入部させられた部活動もストレスでしかなかった。
詳しいことは省くが、家庭の状況もあまり良くはなく、どこにも安らげる場所がなかった。独り暮らしでも出来ていればよかったのだろうが、地元の大学ということもあって親の意向により却下された。
経済的な問題ではなく単に束縛したかったのだと思う。ちなみに増田は男性なので、娘を心配する親心とかそういうものではない。
そんなこんなで、入学してから数年は、内面を押し殺して級友たちに愛想を振りまきつつ(閉鎖的な環境だったので、浮いてはならないという意識があった)、何とかかんとかやっていたが、ある時、留年した。
留年したことによる自尊心の損耗と、牢獄から抜け出る時期が遅れることへの絶望を覚えたのと同時に、大学からしばらく離れられるという安堵があったことは否めない。一年間の休養を経て大学に戻ったが、当たり前だが一つ下の学年と合流しての再出発だった。そこでPさんと言う女性に出会った。
Pさんは清楚な美人で、社交性もあり、学年の中でも慕われていた。成績も優秀な上、運動神経にも優れ、所属する部活動の大会では毎年優勝候補に挙がるほどだった。力のある教授が運営する研究室にも出入りしており、要するにパーフェクトに近い人だった
そんなPさんがどういうわけか私によくしてくれた。彼女の交友範囲はとても広かったが、特に学士や留年生のグループと仲良くしていて、その関係もあったのだろうが、傷心だった当時の私にとっては有難いことだった。
有難いと思っているだけで済ませられればよかった。
お察しの通り、彼女に恋をした。入学してから一瞬たりとて心の休まる時がなかった私にとって、彼女の笑顔は天使のそれに思えた。彼女はよく、誰にも見えない角度でわざわざ上目遣いになって、輝かんばかりの笑顔をこちらに向けてきた。
この他にも色々あったが、当時の私が非常に純粋であったことを差し引いても、Pさんのこちらに対する態度は異性への好意を示すものと解釈して問題なかったように思う。あの状況下で彼女の内心を疑う者はまずいないだろう(個人の主観ではあるが)。
ほどなくして私は彼女に告白をした。彼女の反応はすげないもので、私はとても焦った。何故? あれほど好意を向けてくれていたのに、どうして? 焦りから、青臭い感情を凝縮した内容のメールを送ってしまった。この一通のメールだけで、この後は一切電話をかけることもしなかったが、本当によかったと思っている。
あっさりと流したが、この時は本当にしんどかった。全身の血液がドス黒く濁り、冷たく沸騰しているような感覚が続いていた。そんな時、あるクラスメイトの男と話す機会があった。仮にYとする。
始めは野郎二人で食事をしながら世間話をしていたのだが、慰めてもらいたい気持ちがあったため、ついPさんとのことを話してしまった。するとYの血の気がみるみると引いていった。
まだ心の整理が出来ていなかった私は、どうして彼女はこちらに好意もないのにあんな態度をとったのか気になって仕方がなかった。むしろまだ好意を持ってくれているものとどこかで信じていた(よくある話だが)。だからYにも意見を求めた。そうしたらこの反応。何かがおかしいと思った。問い詰めた。確実にSは何かを知っている。何を?
私が引きそうになかったため、Yは遂に折れた。絶対に誰にも言うなよ、俺から聞いたってことも秘密だぞ、と念を押してからYは言った。
「宗教だよ」
今度はこちらの血の気が引く番だった。混乱する私に対してYは自分の携帯電話の画面を見せてきた。そこにはPさんからのメールがあった。
「セミナーに一緒にいきませんか? 料金は私の紹介で、特別料金の〇〇〇円です」
という内容が女の子らしいテンションで書いてあった。何のことはない、Pさんの正体は美人局だったのだ。そして私は獲物に過ぎなかった。かつてのYと同じく。Pさんがセミナー勧誘を切り出す前に私が舞い上がって告白をしたため、その後の展開は違ったが。
後にSから引き出した断片的な情報を基に彼女のブログを特定した。目を剥いた。子供の頃UFOを見た、宇宙のエネルギーを感じている、アセンション、などなど彼女が本物であることを認めざるを得ない内容がこれでもかと綴られていた。
彼女は様々な種類のカルトを次から次へと渡り歩いているようだったが、当時、彼女が入れ込んでいたのは代替医療詐欺をメインとするカルトだった。彼女は、医療系大学の学生という肩書を利用して、明らかに効果がないと思われる高額な代替医療商品の宣伝をブログ上で行っていた。彼女自身もモニターとなっていた。
本当に恐ろしかった。あの天使のような笑顔も、何もかもが嘘だったことが。そしてその嘘に踊らされていた私自身の滑稽なまでの無防備さが。
恐怖とともに、怒りと恥ずかしさ、情けなさが爆発的に湧き上がって全身がねじ切れそうになった。吐きそうだった。
ここで私は最大の失態を犯す。傷ついたプライドの代償行為。弄ばれたという被害者意識の炸裂。どこまでもみっともなく、どこまでも愚かな行動。
「前回のメールの内容は冗談だった。ところであなたのことは全て分かっているよ」
といった内容のメールをPさんに送ってしまった。勿論、前回のメールの内容が冗談なわけはなかったし、本気だった。何を今更としか言いようがない。見苦しいこと極まりない。
そして「あなたのことは全て分かっているよ」。これは示威行為だ。Pさんは自身の裏の顔を隠すべきものとして認識していた。事実、事が広く知れ渡ったら大きな問題となっただろう。まだ学生とは言え、医療者の端くれが代替医療詐欺に手を貸していたのだ。ブラックジョークでは済まされない。
私はPさんのアキレス腱を握っていた。そのことをあえてPさんに伝えることで、Pさんと同等以上の立場に戻ろうとしていた。惨めな男としか言いようがない。
さて、この行動がどんな結果を生んだか。
死ぬほど後悔することになった。
想像してみてほしい。私は留年生、つまり成績不良の劣等生だ。対してPさんは先述したようにどの角度から見ても完璧な優等生だった。学年内のどのグループとも交流があり、誰からも信頼されていた。教授陣からの好感度も高い。留年生で、味方がほとんど大学内にいない私が彼女に立ち向かうことは、自殺行為でしかなかった。
おそらくPさんはそこまで計算した上で、獲物を選定していたのだと思う。もし私を型に嵌めることができず、私が暴れ出したとしよう。周囲はこの状況をどう見るだろうか? 身の程を知らない勘違い劣等生が学年のマドンナに振られてトチ狂っているとしか思わないだろう。
そうした保険をかけた上でPさんは私に近づき、魅了してきたのだ。気づいた時は後の祭りだった。
私は学年内において孤立することになった。いや、孤立で済めばよかった。表立っては誰も口にしなかったが、私の学年内における扱いは完全に狂ったストーカーのそれだった。
告白を断られた時に送ったメールは既に広く出回っていた。Pさんが「勘違いされて変なメールが来た」と、多方面に流したからだ。このことはYが教えてくれた。だが、Yこそが最悪の敵だった。彼の立場にたって考えてみてほしい。
誰が私にPさんの正体を知らせた? 内通者は当然Pさんにとって敵となる。そうなることをYは恐れたのだ。Pさんと敵対して、この学年で、この大学で生きていけるわけがない。だからこそ、Yは誰よりも激しく私を攻撃してきた。Pさんに睨まれないために。彼自身が生き延びていくために。
私は全てを理解した。これ以上、足掻けば足掻くほど状況は悪くなってゆく。あの時点で私に出来たのは、ただひたすら身を縮めて、ひっそりと残りの学生生活をこなしていくことだけだった。復讐の手段がなかったわけではない。インターネットの掲示板に彼女のブログを貼り付けて拡散すれば、彼女とて無傷では済まなかったろう。
だがそれをして何になる? 私に対する大学内での風当たりはさらに強くなるだろう。裏では散々なことを言われていても、表向きは何もないことになっていた。私が何もしなければ、向こうも直接的には何もしない。そういう冷戦状態で安定していた。
その時期、何度か私の携帯電話に非通知の電話がかかってきたくらいで、特に何事もなかった。だから私はそれ以降、影になろうと必死に努力した。
こうした経緯で私は魔性の女性というものについて、大きな興味を抱くことになったのだった。
少し長くなってしまったので、一旦、ここで区切らせて頂く。私自身の魔性についての考察は次回に持ち越したい。ところで、もしよかったらこれを読んだ方の中で、魔性の女性について思うところがあれば、是非、コメント欄に書いてほしい。ブコメでもいい。魔性の女性について、自分の考えを整理するための参考にさせて欲しい。よろしくお願いします。
最近、ファミコン版ドラクエ2をクリアした。バランス調整がおかしいとか、散々言われているだけあって、想像以上にしんどく、クリアにはなかなかの達成感があるので、一度遊んでみるのは割とおすすめ。
ドラクエ2と言えば、サマルトリアの王子の弱さとロンダルキアへの洞窟の難易度の高さがよく槍玉に上げられるんだけどさ、前者については遊んでいてよくわかる。攻撃力も中途半端すぎて打撃にも使いにくいし(そもそも最強武器が「てつのやり」の時点で‥‥)、かといって強い魔法を覚えるわけでもなし、ベホマを覚えないから回復にも使いにくい。そんなわけで「ちからのたて」を上げ下げして、攻撃を受ける壁になってもらうしか、活躍の場がない。でも、コイツが壁になってくれないと、他のメンツに攻撃が集中して全滅の危険性が高まるから、弱いといってもいるだけマシという状況ではあった。
そして後者のロンダルキアへの洞窟なんだけどさ、率直に言ってネットで言われているほど、難しいか?あれ。
いや、もちろん攻略情報一切なしだと難しいと思うよ。攻略情報を見ながらのクリアだから、落とし穴&無限回廊のトラップには苦労せずに踏破できたというのも大きいし。でもダンジョンマップや落とし穴&無限回廊の情報なら、当時の攻略本(徳間書店版のドラクエ2攻略本)にも書いてあるから、それさえあればさほど苦労するようにも思えない。攻略本を見ながら遊んでる人も多いだろうし。ロンダルキアへの洞窟をざっと解説すると、以下の通り。
そんなわけで、攻略情報があったから‥‥という前置きがつくものの、6階以外はあまり苦労しなかった。モンスターも基本的にはドラゴンに気を付ければいいだけだしね。
何回も言うけど、もちろん攻略情報があれば、という前置きはいる。でも攻略情報なしでのプレイなら、ロンダルキアへの洞窟をクリアする前に行くことになる海底の神殿も相当しんどい(フェイクの階段が多すぎる。泥人形のおかげで魔法が使えない。そのくせトラマナを使わないと、マグマでダメージを受ける)と思うけど、こっちはあまり槍玉に上がっていない。
そして、ネットで言われているほど、ロンダルキアへの洞窟はあまり難しくないんじゃね?と思ったのは、洞窟踏破後のロンダルキア台地&ハーゴンの神殿がそれを遥かに上回る鬼畜難易度過ぎて、洞窟の苦労なんて可愛く見えるレベルに酷かったってこと。ザコ敵相手の戦闘でも、常に中ボス戦を挑んでるような緊張感があって、レベル上げや移動するのが本当にしんどい。一体、何度復活の呪文を捏造するツールを使いたくなったことか。ほこらで常にできるって安心感はあるけどね。
あとしんどいと言えば、ムーンペタ~ルプガナの移動も。やたらと距離がある上に、途中でドラゴンの角を踏破する必要もあり、さらにマンドリルの襲撃に怯える必要も‥‥。
だから、自分の中だとドラクエ2のしんどかったところって「ロンダルキア台地>>>>>>>>>>ムーンペタ~ルプガナの移動>ロンダルキアへの洞窟>サマルトリアの王子が仲間になるまで>海底の神殿」って感じ。ロンダルキアへの洞窟はヤバいってことを散々聞かされて遊んでたから、実際に遊んでみると拍子抜けたってのも大きいか。
一応言っておくけど、ロンダルキアへの洞窟が簡単とは言ってないからね。言いたいことは、ロンダルキアへの洞窟の難易度の高さが独り歩きしすぎて、あまりにも話が盛られてるんじゃないの?と、ということ。もちろんダンジョンとしては確実に難しい部類に入るし、ドラクエ2を象徴するダンジョンでもあるのは間違いない。
追記 2017/04/21 19:00:
「攻略情報があれば楽に決まってる」ってコメントがちょくちょくありますが、そんなこともちろんわかった上で書いてるよ。だからこそ、本文中でしつこいくらい「攻略情報が~」って書いてるんだから、そこは無視しないで欲しいな。
攻略情報ありでファミコン版ドラクエ2を遊んでいて思った率直な感想として、攻略情報ありだと「ロンダルキアへの洞窟」は世間的に言われているほど難しくない、一方「ロンダルキア台地」は攻略情報があって、マップやモンスターの対策方法がわかっていても、泣きそうなくらいの鬼畜難易度で何度も心が折られかけたということ。攻略情報があっても異常な難易度を誇るんだから、難しいのはロンダルキア台地の方で、ロンダルキアへの洞窟は攻略情報があれば意外となんとかなってしまうから、洞窟ばかり難しいと持ち上げられるのは、やっぱり話が盛られている面もあって過大評価じゃないの?と思ったわけで。だからこそ「洞窟を出てから本番」ってのは、ものすごく同意する。実際、祠につくまで何度か全滅したし。
まあ今のご時世に攻略情報ありでファミコン版ドラクエ2を遊んだ率直な感想だと思ってくださいな。攻略情報ありだと、ロンダルキア台地の異常な難易度がトラウマになって、洞窟への印象は薄いんです。
事件です。
今までは、よく知りもしない人と2人っきりで何時間も過ごすなんて苦痛以外の何物でもなかったけれど、
生まれて初めて、何時間も一緒にいても悪い気持ちが起こらなかった。
今までは、そんな思いだったから2度目のデートにかこつけることもなかったし、
物好きさんと2回くらいデートしてもこちらが限界だったりしたのに、
そのどちらにもならずに数回のデートを重ねられたのは、生まれて初めてだった。
私史上で言ったらもはや奇跡レベル。ツチノコと出会ったと思った。
でも結局自分は自分でしかなくて、やはり今回も“選ばれる”経験まではできなかった。ツチノコゲットならず。残念。
事件じゃなかった。
さすがにもうそれなりの時間が経ったので復活はしたものの、やっぱり自分は“選ばれない”タイプの存在なんだなって思い知ったし、
さて改めてこれからどう生きていこうかと思案を新たにし始めた最近です。
でも良かったと思えることはいくつかある。
メッセージのやりとりが、こんなにどきどきわくわくするものだとは知らなかった。
体力的にしんどくても、それを越えて会いたいと思えることが確かにあるとは知らなかった。
会うために服を新調することがわりと楽しいとは知らなかった。
思い出すだけで、にやにやしちゃう会話があるなんて知らなかった。
会ってないときは会いたくて、会ってるときはもっと一緒にいたいと思うなんて、知らなかった。
何も知らなかった。
知らなかった感情を知っていくことはとても楽しかったし、とても有意義だったと思っている。
やっぱり事件です。
今までは楽しいと思えるデートなんてしたことなくて(それは相手のせいではなく、相性の問題か私の問題)、
だから恋人を作って忙しい合間を縫ってデートしたりメッセージのやりとりをしたりすることの面白さがまったく理解できなくて、
恋人を作るなんてことは、私にはまったく向いていない、優先順位最下位の話だと思っていた。
けれども今回の事件で、この世に生を受けて○十年、恋愛に関するセンスが微量ながら検出されました。
ひっくり返ったのは心だけで、人生はまったくひっくり返らないかもしれないけれど。……それって、何も知らなかったころより辛くね?
でも、悪くない事件だったと、悪くない出会いだったと思いたい。
何があったわけでもないし、自分は物理的に一切損をしていないので、あとは自身の心持ち。
初恋かもしれなかった話。
これを恋にカウントするかは、もう何年か後に決める。
自分の考えの整理も兼ねて。
できればアドバイスください。
投稿者は国立理系大の大学院生で、学部時代はレポートと期末試験に明け暮れていました。農繊名電レベルで、入学当初落ちこぼれ成績だったのが最終的に平均以上くらいになったので人並みに勉強はしてきたと思います。また家庭が裕福でないため、奨学金を借り入れています。そのため、無内定卒業は借金1000万無職とイコール。そういう意識から絶対に就活を成功させなければならないという考えがありました。
推薦枠もあるし、教授のコネもある。そうでなくても、選ばなければ引く手あまただろう。でも早めに終わらせて安心したい。そのあと研究に専念しよう。という思いから就活を早めにスタートしました。
と、いうのが当初の考え。
これが間違いでした。
現実はそう甘くなかったです。
はじめは学歴のプライドだかで知名度が高く選考が早い大手、中小を10社ほど受け始めました。自分の研究と一致しており、活かせる技術もあるので卒なくこなせば通るだろう、と考えていたのです。
でもまあ、人事の方の目も節穴ではない。そういった甘い考えを見透かされていたんだと思います。
学歴だけで受かると思ってるのか。意味不明に自信持ちやがって。
結局、どこも全滅しました。正直、内定に漕ぎ着けなくとも一つくらいは一次面接くらい通るだろうと思っていたのです。…まあそれが間違いなんですけど。はい。思い出すと懺悔の念しかないです。貴重な時間を割いていただいてる面接官の方にも申し訳ない。
次は、知名度とかを抜きに自分がやりたいことをやろうと考えて業界を変えました。自分は中学生よりギターをやっていた関係で、たくさん曲も聞きましたし弾きましたので、これをもう生涯の生業にしてやろうと思い楽器メーカーとか音響メーカーを受けました。ESは本当にもうスルスルと書けたし、面接でも熱意をアピールできたと思ってました。
「なんでそんな学歴でウチに?」と思われたんでしょうか。
面接の受け答えが悪かったのか。
もっと優秀な人がいたのか。
自信がないように取られたのか。
結局全滅しました。
自分が社会に必要とされていない人間であると暗に示されているように感じてきます。
もともと知らない人と会話するのが楽しいというキャラクターでなかったのも相まって、精神的にしんどくなってきました。
卑屈な傾向があるという自覚はあったんですが、得意分野である研究と音楽に関しては自信があったんですね。でも、そこをへし折られた。となると、卑屈だけが残ります。
ポジティブに変えようと努力しても、なかなか変わらないです。むしろそれが新たな卑屈の種を産んでしまう。
結局、自分が全部悪い。
社会に適合できていないのが悪い。
変わらないことが悪い。
変わろうとしても実現できてないのが悪い。
これが現状に対してだけならまだいいんですが、過去まで波及していきます。
裕福でないのに大学進学などしたのが悪い。
ってか生まれてきたことが悪い。
こうなるともう手がつけられません。鬱のスパイラルです。
就活していなかった頃は、趣味や友人との遊びに興じることで楽しいことを考えられたのですが、今は楽しかったことが楽しくなくなる段階まできてしまいました。
成功させているビジョンが全くイメージできなくなってしまいました。
友人が大手メーカー1社のみ受けて、就活を始めてから5日で内定ゲットしたという報告を聞いたのが3日前のことです。このときいろいろと崩壊しました。
何が悪いのかを自分で探して見つけなさい。という言はよくありますが、限界まで来ています。自分が全部悪いんだと結論づけてしまい、このままだと折れそうです。
自分が自信を持っているところを全部否定され、自分の悪いところを増幅してしまう。
視野狭窄だと自覚はしていますが、視野を広げる余裕がないのも事実です。
ではどうすれば自分は余裕を持てるのか。内定を得られれば余裕が持てます。きっと鬱も改善します。
これも視野狭窄だという自覚はあります。ありますが、他にどうできるのかわからないです。
折れたらきっと、奨学金の負担を親にかけたくない!という思いを実行することになるでしょう。ネットを探せば、就活できなくてもフリーターからやればいい。という意見が多くありますが…そういった方は、卒業時に1000万円の借金を背負っていなかったんじゃないかと思います。
助けてください。
http://anond.hatelabo.jp/20170404192727
この記事がわかりすぎて泣ける。
売るほど立派なものではございませんといつも思う。
でも売れなきゃお仕事にならないから頑張るんだけど、すごく疲れる。
自分以外の会社のみんなが頑張って作ったり仕入れたりしてくれたものだ。
みんなが頑張って作ったんよー、他社のとそこまで変わらないけど、このへんはちょっと便利だよー、とか。
が、自分を売るって難しすぎる。
自己アピールして会社にどんな貢献をできるのか語れとか言われても、
多分別に自分じゃない人でも同じことできるし、特別自分を選んだからと言って貴社に利益なんてないと思うよ、誰選んでもおなじだよ、という気持ちになる。
しかし選ぶ側としては商品がしっかりアピールしてくるものを選びたい気持ちはわかる。
だから頑張るんだけど、すごくつらい。
現在23歳フリーターで就職活動をしている。週5は働いているので、合間合間の時間に就職活動をしているんだけど、全然成果が出ない。
ひたすらお祈り。
まあ、学歴もなくてろくな資格も持っていないし、希望職種は事務だから当然っちゃ当然なんだけど。
フリーターでも、働きながらの就活はしんどい。めちゃくちゃしんどい。
就職活動をはじめてから、二か月で20程度はエントリーしただろうか。もっとしなくちゃと思っても、色んな意味で余裕がない。心の余裕も。
日曜と平日が休みということもあって、面接だって数をこなせない。
資格の勉強をしなくちゃ、と思っても気持ちの余裕がない。もっと頑張らなくちゃと思うんだけど。何度も繰り返すようだけど余裕がない。
一度メンタルを壊して働けなくなってしまったこともあり、このまま就職活動を続けるのも怖い。とりあえず資格の勉強に専念したほうがいいと自分でも思うし。
バイトをやめても雇用保険に入っていないから(アルバイトを掛け持ちしている)、失業保険も出ないし。やめて専念しても結果が出るかはわからない。
販売や清掃業なんかにも応募しようと思ったけど、身体がもつとは到底思えない。営業はそもそも運転免許がないから難しい。
消去法で事務職を希望しているんだけど、同じことを考えている人も多いのか書類もなかなか通らない。
どうしたもんかな。
甘えだなんだとこの間彼氏に言われたけど、甘えなんだろうな。
いっそのこと、ずっとフリーターのままでいいじゃん、MOSと簿記くらい取ってれば派遣くらいにならなれるんじゃない?
人生詰んだら首くくればいいじゃん、もうしんどいよ。もうやりたくないよ。
と言ったら、怒られた。
「今頑張らなくていつ頑張るんだ」「職種を選んでいるから内定取れないんだ」「いつもバイト終わってから何してる? 勉強する時間だってあるだろう?」
「俺はお前の将来が心配だから言ってるんだ」「低学歴だなんて言い訳だ」「体力がないならつければいいだけだろう」「過去病んでたことも今は関係ないことだろう」
と散々言われた。
正しいことくらいわかってるけどさ。能力低いんだから仕方ないじゃない。君みたいにうまく生きれないんだよ。元の出来が違うんだよ。何もできないんだよ。
出来の良い人がいいならそっちと付き合えばいいのに。付き合う前からフリーターだって知ってたのに。どうしてわたしを選んだの。そんな言い方するなら選ばなければ良かったのに。
この文章を書きながらぼろぼろ泣いてしまって、びっくりしてる。こんなにしんどかったんだ。知らなかった。
甘えられなくてこんなにしんどいなら、もう生きていたくないよ。
http://anond.hatelabo.jp/20170322214555
これ読むと思い出すなー。
昔仲良くしてた女の子で、やたらとドタキャンの多い子がいたんだよね。
俺もそれほど鈍感な方じゃないから、最初はこりゃ脈無しかなと、思うんだけど少しすると向こうから遊びに行こうとか連絡が来るんだよ。
遊ぶっていっても、全額こっちが負担してもいないし、車も持ってない頃だから便利に利用されてた訳でもないと思うんだよね。
とはいえ、何度か遊んでても関係性に発展もないし、3回に1回はドタキャンになるし。
単純に体調悪くなりがちな子なんだろうね。
でも、楽しみにしてるこっちからしたら、地味にしんどいんだよね。
もしかしたら、あの子、そんなに乗り気じゃないんじゃないかな?とか、ホントは遊びたくないけど断り難くて遊んでくれてるだけなんじゃないかな?とか考えちゃう。
で、すこし疎遠になって、違う子と付き合うようになったら、物凄い勢いで罵倒されたんだよね。
俺がとしては、えーーって感じだたんだけど、あの子としてはそれなりに良い仲に進展してると思ってたらしく。
っていっても手も繋いでないだけど。