はてなキーワード: お祈りメールとは
大学卒業時に就活に失敗したのをきっかけに、引きこもりと社会復帰とアルバイトを繰り返しているうちに30代になってしまった。
コロナ禍になる前は、資格もなにもないが何度か正社員になれないかと思って頑張った年もあったのだけど、
書類で通らず、たまに面接に呼ばれたこともあったがいつもお祈りをされるばかりだった。
思えば、20代はその期間をすべて捨ててしまったような気もする。
今はコロナ禍になる前に始めたバイトを掛け持ちすることでなんとか生活しているが正直それもほとんどが公共料金で持っていかれてしまっている。
これから先再度就活を再開しても、正直経歴がボロボロだし、今やっている仕事も大したことをしていない単純作業が主でかつ、出来ることいったらパソコンの自作と操作がある程度できるぐらいしか取り柄がない。
30になる前は、ある程度希望を持っていたようで、もう少し焦っていたような気もするが、最近は焦りもなんだか麻痺してきてしまっていている。
どうせこのまま仕事がなくなり、家賃も払えなくなり、路上で死ぬというビジョンにどんどん近づいていっている、そんな未来が確信めいたものになっているが、それは別にしょうがないねっていうふうに思っているのだ。
それが怖い。自分はそんなふうになりたくない。
ただ、どうやったらこんな状態からある程度普通になれるのかがわからない。
ここまで読んでくれている人がもしいるなら、無責任でもいいからアドバイスがほしい。自分の力だけではもうダメだ。
【追記】
anond:20220714133955 これは俺だよ。
【追記2】
先日久しぶりに応募した企業からお祈りメールが来たのでふて寝している間に、いろんな方に見ていただいたみたいで感謝しています。
頭が悪く正直ハロワ以外の求人情報を得られるところもよく知らないようなクソゴミなのですが、できるだけ積み上げられるような仕事が良いということなので、そういう求人をハロワで探してみます。
生きるのが辛くふと目の前の不安にリソースを持っていかれ死ぬしかないと辛くなるばかりですが、もうちょっと就職活動頑張ってみます。
後ブコメで言及されている職業訓練には、20代の頃に一回行ってるんだけど、良い訓練所に巡り会えなかったのと自分の能力が低すぎて修了した後なんの仕事先への斡旋もしてくれなくて、
今のアルバイトにたどり着いている。
https://news.livedoor.com/article/detail/22443450/(文春オンライン)
ところで、個人的に気になったのは、ヤバい就活生の「採用・不採用」です。
今回取材した範囲では、「逆恨み系」はもちろんのこと、「ウケ狙い系」も「天然系」も、
『面白いヤツだね』とか『ほー、なかなかやるじゃん』という感想でしたが、
『よし、採用しよう』という意見はなかったですね。普通に不採用にしました」
ヤバい就活生を排除すれば、新人が入社後にトラブルを起こすというリスクを低減することができます。ただ、
結果として角が取れた学生ばかりを採用し、やがて企業は画一的な集団になってしまうのではないでしょうか。
))
採用人事なんて,保守的すぎるくらい保守的な採用担当が決めているから,毎年,同じようなタイプの
人が採用される。10年に1人くらいの割合で,就活本で想定問答を暗記した
結局,辞めちゃうんだけど,事件が起こらないのが不思議なくらいだよ。
参考値として挙げると民主党政権時の大卒比率は約50%前後
つまり当然ながら中高卒も約50%前後存在しており2人に1人が中高卒ということになる
本当に当たり前の話だ
そこで当該ブコメを見ると踊るのは「時系列が合わない」「デマ」などと元増田のいう「存在しないことになっている」ことが浮き彫り、証明されるブコメ群を形成してしまった
そして「失われた30年」「消費税」などという本件へ寄せるべきではないブコメも散見され、就職氷河期世代が苦しんだ状況を再生産しようとしている
このまま行けば彼らは間違いなく将来の第2次就職氷河期世代と呼ばれるような存在であり、年老いたあなた達の前へ立ちはだかるだろう
本来よせなければならなかったブコメは「調査と救済策を」だ
民主党不況時の就職世代の現状を調査し、明らかに不遇冷遇の面があるならば救済策を講じる
現在あなた達が就職氷河期世代へ求めている調査と救済策の運用方針とほぼ同じだ
当該ブコメ群はあなた達が想定していただろう大卒の民主党不況就職世代を救済できることもなく、すべての民主党不況時の就職世代を切り捨てたと見られてもおかしくない
このまま行けば民主党不況就職世代は後輩や我が子へ延々と「お祈りメールってのが当時のネットミームで」のような形で民主党不況をレクチャーし続けるぞ
そうなれば例えば連合(労組)が野党の票田として帰ってくることはないし、将来あなた達の年金を人質に取るくらいはしてくるかも知れない
今からでもまったく遅くないので民主党不況時の就職世代と良好な関係を築く努力をして自民党支持の硬直化をほぐしてあげたほうが建設的ではないか
大学4年生になる。先日私は、晴れて希望していた総合商社から内定を得た。
第一志望ではないけど、ずっと入りたいと思っていた会社のひとつだ。最高にうれしかった。
大学生活では学際サークルでの活動をとにかく頑張った。民間企業と折衝することが多いイベントサークルで、いろいろと相手の社会人から馬鹿にされることが多かったけど、でもやり遂げてよかったと感じている。
でも、ひとつ許せないことがある。同じグループ面接の部屋の中で、堂々と嘘をついて内定を取った人がいる。
今からならまだ間に合うかもしれない。あんな最低なやつは内定取り消しにしてもらいたい。でも、今の私では力不足なのがわかったのでこんな駄文をしたためている。
ちょっと前にあったことだ。ドキドキしながら書類選考の結果を待って、なんとか通過して、なんやかんやでその会社のグループ面接(内容は伏せる)に呼ばれた。
そこにとんでもない奴がいた。なんと、「自分は京都にあるイベントサークルで、○×部門のリーダーをつとめ、音楽会社との交渉を~~」と、面接官の前で堂々と嘘をついていた。
どうしてわかるかというと、私自身がそのサークルで大学1回生の時から活動していて、このうそつきがやっていたような仕事をしていたからだ。
3年以上、くやしい想いや苦しい経験をしてようやくつかんだポジションだった。それを、あの嘘つきは虚偽の活動を語っていた。
いちばん悔しいのは、その団体は歴史ある京都市にある歴史あるイベントサークルで、普通の大学生では到底できないような、テレビに出ていて何百枚もシングルやアルバムを売っている歌手やバンドを呼んでライブの運営をしているところだった。
なのに、許せない。みんなが頑張って歴史を紡いできた団体をばかにする行いをしたことが。
上のグループ面接はなんとか乗り切った。そいつが何者なのか最初はわからなかったけど、私の記憶の中には印象が残っていた。同じグループになった人同士で連絡先を交換したのだけど、名前に見覚えがあった。
正体は、そのイベントサークルに1年だけ参加して、ずっと下っ端として機材の搬入や会場警備をしていた子だった。ぜんぜん主体的じゃなくて、彼のグループのリーダーからの評価も低かったので、2年目以降はイベントスタッフに呼ばなかった。京都の北の方にある、中堅大学の学生だった。
それが、こんなところで遭遇して、しかも経歴を語って、私達をばかにして。許せなかった。グループ面接が終わって、何週間か経って、そいつのことを忘れかけていたところで、私は第一志望の県営コンサルタントからお祈りメールをもらい、第二志望だった総合商社からの内定をもらい、受けることにした。
最終面接までにいろんな人と連絡先を交換していた。それで、内定者同士のSNSのグループができていて、それに入って、ちょっと名簿を眺めていたら、最初に書いたようにそいつがいた。
あろうことか、メッセージのやり取りでも、イベントサークルで幹部として活躍したという真っ赤な嘘をついていた。
私は、その子に個別に連絡を取った。「あなた嘘ついてるよね?」「1年目でやめたよね」「嘘は許せない。人事部に連絡する前に辞退して」と伝えた。
そしたら、「何のことかわからない」「あなたが嘘をついているのでは」「人事に連絡した場合、あなたを名誉棄損の疑いで逆に人事に訴える」と悪びれもせずにあのうそつきは、また私達をばかにする発言をした。
許せない。絶対に許せない。
ほかの人、友だちだけじゃなくて、信頼できるOBやOGにも相談したけど、いい返事はなかった。「ほっとけば。ダメな奴なら試用期間でクビになるよ」というものだった。
でも、私にはやっぱり許せない!! あんなに頑張って、大学生を鼻で笑ってくる大きい音楽会社の人とも必死で交渉を重ねて、広告会社とも、ライブスポットである京都大学とも連携して、あんなに努力してイベントを成り立たせてきたのに、あんなやつに名声を利用されてしまった。
お願いします。彼を内定取り消しにする方法で、私にでも実行できることがあれば教えてください。
実行できる方法がない場合は、それでもいいです。諦めます。社会がわかってない、みたいな意見もぜんぶ受け入れます。
でも、精一杯にがんばって積み上げた実績をほかの他人に奪われることの苦しみだけは理解してください。お目汚しすいませんでした。人生の先輩方の助言をくださると幸いです。
6/25
人事にきっちり通報しておきました。
重ね重ね、ありがとうございました。
リーマンショックと円高によって年越し派遣村が設置される前後、注目されていたのは実際に派遣労働を行っていた人たちが中心で新卒たちは派遣労働者と比較するとそこまで大きな注目が集まっていなかった
しかし、その当時新卒だった自分からすると何処の会社も新卒採用を絞っており「お祈りメール」という言葉がネット上へ広く普及してしまうほどに新卒の就職活動は過酷だった
就職氷河期世代の人たちが「その当時は非正規雇用されるしかなかった」と言うけれど、自分たちの世代はその非正規雇用すら無かったんだ
それなのになぜか現在でもその当時の就職難については注目されることはあまりなく、はてな界隈ですらまるでそんなことは無かったかのように扱われる
若者の右傾化がと心配をしているのであれば、なぜ若者が右傾化してしまっている原因を調べないのか?
右傾化していないと思っている人たちは己に何ら間違いはなく、若者は右翼や保守勢力に騙されているのだと言うのか?
アナタたちがあの政権を生んだのではないか?自分たちの就職先を奪ったのではないか?
俺達の人生をメチャクチャにしたアンタらの言葉に聞く耳を持つと思うのか?
アンタらが自民党と竹中平蔵へ今でも強い恨みつらみを持つように、若者が民主党と当時の左派論客に今でも強い恨みつらみを持っているとは考えないのだろうか?
自民党だってどうのこうのじゃねぇんだよ
既に確定してしまった現状の結果として俺達の就職先を奪って人生をメチャクチャにしたのは誰なのか?なんだよ
企業は転職理由を求めてくるのに、直接応募したとき落とした時は理由を教えてくれないのは不公平と思う。
とか言いつつ、転職エージェント経由なら(内容はともかく)理由が返ってくるので、このダブスタはほんとに理不尽
人に肯定されることが少ない中、お祈りメールで相当へこむのに、その理由まで頂いたら暴れたくなると思う。
だが、ただ否定されるだけのお祈りメールよりも、「~が会社とマッチしていない」「年齢が、性別が」と言われた方が私は納得できるし、
社会と自分のギャップを修正できるので、結果的に良い会社に巡り合えると思う。
エージェント使えって感じもあるが、今まで3人出会ってどれも微妙だったので、ダイレクトスカウト型使って直接企業に応募してお祈りくらった感想でした。
数撃てば当たる戦法で条件に合致したところにはすべからく応募しまくって
面接まで辿り着いても、面接終わった瞬間に「よしここは不合格だから次探すか」って昼飯食いながら求人を見る
スケジュール的にきつそうだったら優先順位の低い求人はこっちからお祈りメール送信
いけそうならとりあえず予定突っ込んでおいて、3日ぐらい前までにどうするか決める
ってやればメンタルやられないし効率的に数こなせますよって言ったら笑われたけど
「〇〇だったんだけど、合格フラグかも!?」とか考えるだけ無駄だから、その時間で新着の求人見てた方が捗るわ
未経験の転職なめんなよ。学歴ショボい、短期離職アリ、実力0、適正不明人柄不明の人間を青田買いとかやるわけねーだろ
大成建設のCMを見て泣いてしまった。「子どもたちに誇れる仕事を」というフレーズを聞いて、すごく羨ましくなった。自分の今の仕事は誰にも誇れないし、世間を良くすることに何ひとつ関われていないと思った。転職するときに、この会社を選んだのは多分間違いだったんだと思う。今の会社と悩んで辞退した福祉系のベンチャー企業は、自分が昔からやりたいと思っていた仕事により近いものだったけど給与や福利厚生等が前職よりもかなり劣っていて、やりたい仕事とは少し離れているけど条件はそこそこの今の会社を選んでしまった。もともと前職を辞めた理由は「しんどい」とか「もういやだ」以外に「社会のためになる仕事をしたい」と思っていたはずなのに、結局条件だけで決めてしまった。コロナ禍で求職を焦っていたことも大きくて、運が悪かったんだと思う。今の会社は、給与や残業時間や福利厚生等の条件だけを見るとマトモだけど、働いていてとてもしんどい。一番つらい仕事は採用業務で、上司から「女性、中国人、韓国人は面接にあげないでね」と言われているので書類選考で落とすようにしている。女性や中韓風の名前の人に、書類の内容も見ずにお祈りメールを送るボタンを押すたび、胸がぎゅっと痛くなる。上司は転職エージェントに「男性だけ」と伝えていて、エージェントは性別で差別できないから「それはできないので書類は見てください」と言って女性も送ってくる。そのことを上司は私に愚痴る。「女性はいらないって言ってるのにね」と言ってくる。私だって女性なのによくそんなことが言えるな、と思う。前の仕事は仕事内容も人間関係もしんどくて心を病んでしまったけど、少なくともどこかで誰かのためになる仕事ではあった。今の仕事は誰にも誇れない。誰のためにもならない。社会を後退させる、意味のない仕事だ。日々良心がいたむ。
2021年9月12日にM-1グランプリ1回戦札幌予選を見てきた。会場は狸小路5丁目のサツゲキ。
エントリーは82組で、欠席者もいるので実際の出場は73組。MCはすずらん。3時間超の長丁場だったが、これでもまだ他の都市に比べれば短い方だから恐ろしい。
札幌予選はアバンギャルドなアマチュアが多くて面白い。MCのすずらんも後日のライブで言及していた「R-1三人衆」が今回の注目株で、相方が人間じゃない組が3組もいた。漫才の定義を揺さぶりにかかる札幌は色んな意味でフロンティアだ。ついでに顔出ししていないコンビも複数いた。
印象に残った組についてレポしてゆく。
「新番組」。明らかに悪意のあるキャスティングが展開されるが、そこにはツッコミがない。ひろゆきのモノマネがちょっとだけ似ていて、札幌予選初笑いをとる。
北海道の離島出身だというおじさん2人のコンビ。島の話が面白そうだったのにそこは広げてくれなかった。
声が大きくて初めてちゃんと漫才らしい漫才が来た!という感じだった。でもチビネタ一本槍はきつい。
「好きなペット」。とても演技が上手で、意地を張るあまり暴論をかましてゆく展開が自然だった。この日初めての合格。
「さよならミオちゃん」という札幌のバンドのボーカルの方が組んでいるコンビ。
仮面をかぶりながら踊る雅楽漫才。雅楽は1300年の歴史があるらしいので、すゑひろがりずの狂言漫才よりもさらに古い。場を和ませてくれました。
大学のお笑いサークル出身のコンビ。ボケは2020年に「風水」というコンビで札幌予選2位通過したテレビ局の方で、ツッコミは2018年に「とれたて力」というコンビで3回戦進出したことがある京大医学部卒の方。さすがに達者だった。
「食べちゃいたい」。この日初めてのプロ組で、ピン芸人同士のユニット。クレイジーなボケと悲壮感のあるツッコミの相性がよかった。このツッコミは汎用性ありそう。
「割り込み」。男女コンビで、ボケの女性がはつらつとしている。
「早口言葉」。R-1三人衆の一人目。アレクサを相方にして漫才をする。ちゃんと自分でプログラミングをしているらしい。アレクサは一応自分で声を発しているので、ちゃんと漫才だと思えてしまうのは、だいぶ毒されているのかもしれない。
「言葉を弱くする」。男女コンビ。きれいなお姉さんがくだらないことをやっているのが意外と新鮮。
「刑務所」。「囚人一号」という名前のコンビもいたが、こっちのほうが囚人一号っぽいことをやっていた。
「大喜利」。スケッチブックを持ち込んだトリオ漫才。老人ホームで職員たちがレクしてるみたいだった。
「混浴」。ツッコミの方は2020年に「パブロ学級」というトリオで出場し、2回戦で結構ウケながら惜しくも敗退していた。もともとは札幌の演劇畑の人たちらしく、声も聞き取りやすくて面白かった。この日初めて大爆笑をとっていた。公式サイトの写真の謎の勢いが笑える。
「バーテン」。「ワンランク上!」「ワンランク下!」と評価しながらツッコミを入れてゆくシステムが、アマチュアながら完成されていて面白かった。
「桃太郎」。童話をネタにわかりやすくボケ倒してゆく王道スタイル。
「怖い話」。札幌でフリー活動しているコンビ。熱気あふれまくって最後は卒倒するツッコミの勢いがすごい。
おじさんと若者のコンビ。ちょっと顔が似てるので親子かなと思ったが、互いに苗字で呼び合っているので他人なのかもしれない。謎が多い。腕組みをしながら話すおじさんがMCのすずらんにネタにされる。この日最初の時間切れ爆発。
元気な兄弟コンビ。兄の方は「アンドリア」としても出場していた。
「2択クイズ」。男女コンビ。ボケの女性が見るたびに不気味な雰囲気になってゆく。
「酒」。2020年の札幌予選3位通過コンビ。最近はずっと四字熟語漫才をやっている。
「万引き」。段ボール箱を持ち込んでネタ時間中に組み立てるというとんでもないネタ。アバンギャルドなアマチュアたちの中では埋もれ気味だったけど、結構めちゃくちゃなことをやっていて面白かった。
「改名」。同級生3人のわちゃわちゃした漫才。にぎやかでした。
「運命の出会い」。最近は地元の深夜バラエティにもちょこちょこ出てて知名度があるのか、出てきた瞬間パッと華やいだ印象。ハイテンションな王道のコント漫才で結構ウケていた。
「おなら」。太田プロに札幌支社ができるにあたって東京からやってきたコンビ。
「吹き替え」。日米コンビだが、アメリカ人がツッコミというのが他にない個性。
「千円」。旭川のアマチュアコンビ。声も通っていて達者だった。別のライブで見たときよりも毒は弱めだった。
ひょっとこのお面をかぶって喋らず、パントマイムだけで漫才をしていた。この日二組目の仮面コンビ。オチで一言だけ喋ったとはいえ、このコンビでも終わった後にちゃんとマイク消毒することに笑ってしまった。
「姉が欲しい」。普段はコント師だが今回はしゃべくり漫才。ボケがかなりの変人なのだがいまいち爆発せず、札幌吉本勢唯一の敗退。
「コンビニ強盗」。何度も見た代表ネタだけど、結構改良されていてよりポップになっていた。
「おすすめスポット」。アイヌ文化を題材にしたネタをするコンビ。札幌の地下ライブにもよく出ているけど、今まで見てきた中で一番ウケていた。ウポポイという名前が北海道では相当浸透しているおかげだろうか。東京だと知られているのかなあウポポイ。
ゆるい雰囲気でよかった。
「ペット」。札幌NSC1期生のピン芸人2人による男女ユニット。二人でむかわ町のロケに行ったからイノセラムスなのかな。天然な弟としっかり者のお姉さんという雰囲気のほんわかするコンビだった。
北大サッカー部の先輩後輩というプロフィールだけ妙に記憶に残っている。
「食レポ」。フリーで自ら仕事をとってライブも主催して頑張っている北海道版さらば青春の光。35歳以上の心だけ的確に撃ち抜くワードを連発しながら、若い女性にも結構ウケていた。
「最近好きなもの」。北海道住みます芸人で札幌吉本のエース的な存在。安定のウケを取っていた。
R-1三人衆の2人目。旭川のアマチュア芸人。ジェイソンのお面をつけたマネキンを片手に漫才する。一応声色を変えてジェイソンの声をやっているので漫談ではない。お面を相方と言い張るような人なので、「ネタを飛ばした」とネタ中に言い出していても本当かどうかわからない。嘘と本当の境目が壊れてゆく不思議な体験ができる。タイミングをはかった時間切れ爆発で大爆笑を呼んでいた。キングオブコント札幌予選でも当日に相方を決めたり、とにかく出場したら何かをやらかしてくれる人という謎のワクワク感がある。
「10回クイズ」。使い古されたテーマだが新しい切り口を見せてくれた。アマチュア扱いだけど事務所所属経験があって実質的にフリーに近いコンビ。
「ミスチルに入る方法」。トリオ漫才だが、コンビ漫才を同時並行してやっているようなユニークな形式で斬新だった。公式サイトの写真でも明らかに立ち位置がおかしいのでただならぬことをしているのが伝わる。落選は残念。
ジモティーで結成したという男女コンビ。女性の方は太田プロ札幌のライブに出てるけど、アマチュア扱いってことはまだ正式所属ではないのかな。
なぜか客席の一部が妙に沸いていたが、知り合いが来てたのかな。
札幌ではケーブルテレビなどでレギュラーを持っていてそこそこ露出のあるピン芸人と、ラジオパーソナリティもしているバスガイドのユニット。早口言葉を普通に噛んだ。
「甥っ子」。最近始めた新しい型がうまくいっていた。途中でボケとツッコミが交代するのもハマり、この日見ている途中で少なくともTOP3には入るだろうと唯一確信したコンビ。
「お祈りメール」。R-1三人衆の3人目にして大トリ。金魚片手に目出し帽姿でまあまあ軽妙な漫談。金魚と会話する意志すらほとんど見せていないのでこれはさすがに漫才ではない気がするが、場が荒れに荒れていたのでウケていた。意外とトークスキルはあるので、札幌の地下ライブとか出たら普通に勝つと思う。金魚が強盗より年上で職業がフリーターと、公式プロフィールでボケをかましているのも印象深い。
結果としては不合格だったものの、R-1三人衆、その中でも特に金魚と強盗のためにあるような札幌予選だった。昨年のマヂカルラブリーの漫才論争なんて一笑に付すようなクレイジーな予選で、大阪にも東京にもない北海道ならではの個性が爆発していた。普通にウケて普通に通過したゴールデンルーズも、ほぼ1人しか喋っていないのでマヂラブ漫才じゃない派の人たちの区分けなら漫才じゃないはずなのだが、他が狂いすぎててもはや誰も疑いを挟まないレベルになっている。相方が人間じゃない3組が目立ったが、素顔を晒していないコンビが3組いるのもなにげにポイントである。まあ金魚と強盗はその両方を兼ね備えているのだが。
元増田です。
諸事情あって転職活動に至り、概ね希望どおりの待遇にて転職できたので、なんとなく印象深かったポイントを振り返ります。
エージェント「それは言わない方が良いかもですね。他にないですか?」
エー「そっちの方が好意的に受け止められやすいと思います。それでいきましょう」
ワイ「りょ」
ワイ「ところで、アラフォーだと確率的にどんな感じなんですかね」
エー「我々業界での一般論として、お互いの条件がマッチした上で、書類選考通過15%、面接通過25%程度と言われています」
ワイ「ほほー。では単純計算で25~30社くらい応募すれば一次面接通るかも、くらいですか」
エー「そのとおりです。心折れないように頑張っていただければと……」
エー「???」
ワイ「よっしゃ。行ったるで」
面接当日
A社「ところで増田さん、こういう業務に興味があるかもって言われてましたけど、ちょっと軽く考えてないですか?」
ワイ「………(あっこれはダメな面接パターンその1、何故か説教を始める面接官や………落ちたなここは………元々志望順位高くないからええけど………)」
A社「ご理解いただけましたでしょうか」
3日後
A社「お祈りメールやで~」
ワイ「りょ」
ワイ「ちょっと通勤がしんどいけど求められるところに行くべきでもあるな………面接行ったろ!」
面接当日
B社「会社の状況はこういう感じでこういう業務内容で、ワテクシとしては是非増田さんに来て欲しいんです」
ワイ「めっちゃぶっちゃけ話のオンパレードですね。そこまで話しちゃって大丈夫なんですか?」
B社「入った後に『話が違う!』て辞められるのが一番困りますから………」
ワイ「ものすごく正しいと思います。むしろ入社意欲は高まりました」
ワイ「りょ」
面接当日
C社「増田さん、さっきサービス残業嫌だって言ってましたけど、ぶっちゃけウチ多いですよ」
ワイ「マジですか」
ワイ「目の前に困ってる子供いたらそらやっちゃうんでしょうね」
2日後
C社「面接してみて、悪くはなかったけど良くもなかったからお祈りするやで~」
ワイ「お、おう………」
Ⅾ社「書類ええで(略)」
ワイ「あっここ別エージェント経由でお祈りされた会社やんけ。気付かず応募したワイもワイやが、同じ会社でも別の求人内容なら通ったりするもんなんやな」
面接当日
Ⅾ社「経験業務内容がこちらのニーズにかなりマッチしているので、期待してるんですよ」
ワイ「極端な話ですが、例えば〇日までに内定いただければ8月1日から勤務可能です」
ワイ「りょ」
ワイ「りょ」
4日後
ワイ「ええけど、だったらWeb選考で済ませればええやんけ………」
そんなこんなで、Web経由で50社くらい応募し、書類通過9社、1次面接通過3社、内定2社、条件のいい方を選択という感じでした。
エージェントさんとの面談が実質的な模擬面接なので、個人的にはけっこう役に立ちましたね。
転職先面接で、定年退職まで働くイメージがなかった企業、それも全然違う役職に応募してしまい、ミスったーって思いを全く取り繕わなかったら普通にお祈りされてしまった。
リクルーター経由ならどこがダメか感想をいただけるのだけど、完全に無味無臭のお祈りメールから「こいつとは一緒に働きたくない」という書いてない文脈を読み取ってしまう。
...やっぱりそれでもいろんなことを考えてしまう。
悔しい‼って思い、メガベンチャーなんて言われてたけど普通に判断スピードは大企業のそれでもう全然そういう会社じゃないんだなって色褪せた思い、
どーせダメだからって最後の質問で給与を聞いたら、逡巡した後で非managerで700万円って答えてくれて、の後紹介された連載記事を見てこれでこれかーって素直に思ってしまった思い、
お前もべっつにそんなに強くないだろ、むしろ雑魚だし、たった一人技術だけで上がりじゃなくていろんな部署に声をかけて人を巻き込む力が多かれ少なかれあって事業に貢献してそれやでって思い。
ソシャゲで巻き上げる力やっぱりやべーなぁって思い。
色々なものが積み重なった。
就活が終わった。
想像していたよりずっと良さそうな会社に滑り込むことができた。
何よりもこの就活を支えてくれたのは、私にベタ惚れで就活中ずっとサンドバックになってくれた人だった。
さかのぼること2年、私はバイト先の偏屈な先輩に興味を持った。
バイト先で店長によく怒られているけどなんだかんだ長くこのバイトを続けているようだった。
この環境が好きなのかと思えば、全然他の人となじまない、バイト終わりに皆でご飯とか誘っても来ない。
最近彼氏とマンネリで、バイトとゼミに追われてストレスまみれだった私は、ストレス発散にその先輩を落としてみたいと思った。
ちなみに私の顔は可愛いとかではない。よく言えば能年玲奈のすべての顔パーツを半分ぐらいのサイズにした顔。
ただ、先輩はいかにも女に免疫のなさそうな感じの人で、理由もなく私にも行けると思った。
バイト先で怒られるたびに慰めてみたり、無邪気なふりして近寄ってみたりしたんだっただろうか。
私に惚れた先輩は、私を可愛い好きだともてはやし、苦学生らしいのにご飯やらお酒やらをおごってくれた。
バイトも忙しい、ゼミも忙しい、でも誰も褒めてくれない、先輩のちやほやが私の自尊心を満たした。
酒の勢いで寝たりもした。
一度そこら辺が崩れるとそこら辺の貞操観念はぐちゃぐちゃだった。
だんだん私もほだされてきて、彼氏と別れて乗り換えるべきか?とか考え始めた。
しばらくして、先輩が大学を卒業して都会へと引っ越していった。
でも、これを良い機会だと思って、さよならお元気でと言った。
財布の都合でバイトのシフトは減らせない、何なら地方学生だったので、移動費がかかる。バイトは休めない。
ゼミはゼミで課題が山積していたし、教授が就活に理解がなくて、まったく融通を聞かせてくれなかった。
その結果、0時までゼミで頑張って資料をまとめ、朝の4時までESを書き、2時間だけ床で寝て風呂に入り、7時台の新幹線に飛び乗って、自由席が空いていなかったらデッキで座って寝落ちした。
お祈りが来ないことなんてザラで、みん就で「連絡来たー」みたいな嘘か本当かわからない投稿で、ああ落ちたんだとわかって心をえぐられた。
心も体も限界で、先輩に連絡を取った。
ちょうど私の就職活動先と先輩の家が近くだったので、ホテルの代わりに毎週のように先輩の家に上がり込んだ。
全然就活もゼミもうまくいかないんだと、またバイトだから早く戻らなきゃと、愚痴を言っては慰めてもらった。
先輩は卒業後も私を覚えていてくれたようで、再現なく私のわがままに付き合ってくれた。
就活がうまくいかないと、この世に必要とされていないような気がして死にそうだった。
今思えば不幸に酔っていたとも思うんだが、その当時はすべての空白を先輩で埋めようと必死にもがいていた。
6月のある日、ダメ元でエントリーしていた会社から内定を得た。
私の就活が終わった。
その瞬間に、一気に先輩への興味が失せた。
そんなことにも気づかずに、私のご飯の誘いを入れて来る。
内定を手に入れてメンタルが無敵状態になった私のとって、先輩はただの人生の汚点になった。
そのタイミングで、就職が決まったことを機に、彼氏がプロポーズをしてくれた。
「私やっぱり彼氏のところに戻るわ」と、LINEで一文送ってブロックした。
その後、もう会ってない。
私が就活中に生きていられたのは、まぎれもない先輩のおかげだ。
いつかきっと私は報いを受けるのだろう。
就活が終わった。
想像していたよりずっと良さそうな会社に滑り込むことができた。
何よりもこの就活を支えてくれたのは、私にベタ惚れで就活中ずっとサンドバックになってくれた人だった。
さかのぼること2年、私はバイト先の偏屈な先輩に興味を持った。
バイト先で店長によく怒られているけどなんだかんだ長くこのバイトを続けているようだった。
この環境が好きなのかと思えば、全然他の人となじまない、バイト終わりに皆でご飯とか誘っても来ない。
最近彼氏とマンネリで、バイトとゼミに追われてストレスまみれだった私は、ストレス発散にその先輩を落としてみたいと思った。
ちなみに私の顔は可愛いとかではない。よく言えば能年玲奈のすべての顔パーツを半分ぐらいのサイズにした顔。
ただ、先輩はいかにも女に免疫のなさそうな感じの人で、理由もなく私にも行けると思った。
バイト先で怒られるたびに慰めてみたり、無邪気なふりして近寄ってみたりしたんだっただろうか。
私に惚れた先輩は、私を可愛い好きだともてはやし、苦学生らしいのにご飯やらお酒やらをおごってくれた。
バイトも忙しい、ゼミも忙しい、でも誰も褒めてくれない、先輩のちやほやが私の自尊心を満たした。
酒の勢いで寝たりもした。
一度そこら辺が崩れるとそこら辺の貞操観念はぐちゃぐちゃだった。
だんだん私もほだされてきて、彼氏と別れて乗り換えるべきか?とか考え始めた。
しばらくして、先輩が大学を卒業して都会へと引っ越していった。
でも、これを良い機会だと思って、さよならお元気でと言った。
財布の都合でバイトのシフトは減らせない、何なら地方学生だったので、移動費がかかる。バイトは休めない。
ゼミはゼミで課題が山積していたし、教授が就活に理解がなくて、まったく融通を聞かせてくれなかった。
その結果、0時までゼミで頑張って資料をまとめ、朝の4時までESを書き、2時間だけ床で寝て風呂に入り、7時台の新幹線に飛び乗って、自由席が空いていなかったらデッキで座って寝落ちした。
お祈りが来ないことなんてザラで、みん就で「連絡来たー」みたいな嘘か本当かわからない投稿で、ああ落ちたんだとわかって心をえぐられた。
心も体も限界で、先輩に連絡を取った。
ちょうど私の就職活動先と先輩の家が近くだったので、ホテルの代わりに毎週のように先輩の家に上がり込んだ。
全然就活もゼミもうまくいかないんだと、またバイトだから早く戻らなきゃと、愚痴を言っては慰めてもらった。
先輩は卒業後も私を覚えていてくれたようで、再現なく私のわがままに付き合ってくれた。
就活がうまくいかないと、この世に必要とされていないような気がして死にそうだった。
今思えば不幸に酔っていたとも思うんだが、その当時はすべての空白を先輩で埋めようと必死にもがいていた。
6月のある日、ダメ元でエントリーしていた会社から内定を得た。
私の就活が終わった。
その瞬間に、一気に先輩への興味が失せた。
そんなことにも気づかずに、私のご飯の誘いを入れて来る。
内定を手に入れてメンタルが無敵状態になった私のとって、先輩はただの人生の汚点になった。
そのタイミングで、就職が決まったことを機に、彼氏がプロポーズをしてくれた。
「私やっぱり彼氏のところに戻るわ」と、LINEで一文送ってブロックした。
その後、もう会ってない。
私が就活中に生きていられたのは、まぎれもない先輩のおかげだ。
いつかきっと私は報いを受けるのだろう。