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はてなキーワード: 鬱屈とは

2023-10-21

フリーレンに限らず「欲望構造」をしてる作品は沢山ある

欲望構造メソッドを使って作られている創作物はたくさんある

全部がそうとは言わない

たとえば群像劇なんかは明らかに違う

よく大ヒット作品に対して「これは若者鬱屈した◯◯を表していて」なんていう謎考察する人がいるが、だいたいそんなことはない

ONE PIECE進撃の巨人も、欲望構造は大してしてないと思っている

でも一部の作品はよくよく観察すると欲望構造をしていたりする、気づかずに見ていることもあるし意図せずそうなっていることもある

 

欲望構造は大体うまく隠されるが、作者のスキル次第ではモロ出しなケースも有る

そしてその臭さは受け付けない人も多い

「ほら、こういうのが見たいんだろ?」と言われてる気がして、自己の欲に直面しなんとなく嫌な感じがしてしまうとか

作者の妄想オナニーみえしまうとか、自分対象にしていないことに気づくからだと予想する

自分がその欲望合致しているケースもあれば、合致していないケースも有るが

どちらに対してもその臭さは賛否出る

 

女性作家少年誌で書くときなんかはその匂いに敏感に反応することがある

微妙に違う匂いがするんだと思う、少年の欲を刺激しない構造をしているみたいな

自分欲望合致する場合は、案外気づかない事が多いのかもしれない、あるいは少し臭くても美味しく召し上がるか

 

個人的には、00年代に数人の女性作家が「家事が得意なメンズに養われたい」という欲望構造を用いたことで「欲望構造発見」した

のだめカンタービレすももももももとらドラあたり、他にもあったと思うが、それらを同時期に見つけたんだ

個人的にその欲望構造ちょっと気持ち悪くてマイナスだったんだが、それを補うくらい面白かったのでどうでもよかった

面白さが並である場合は、臭さが前面に出てしま

 

例えば今ホッテントリにあがってる「なんにもない、なんでもない」はちょっとしんどかった

主人公の悩みを書いているようでいて、そのじつ説教欲を満たすような構造をしている

この臭さは私は食べられない

作者のオナニーに見えてしまうんだ、オナニーじゃないともっとまずい

 

可愛い女子」「賢い老人」「いたいけな子供」みたいなのはそういう意味で出すのが難しい

うっかり作者が普段社会に対して思ってることを代弁させてみたり

まりにも都合のいい存在となってしまうことがあり、どうしても鼻につく

かと思えば欲望構造を避けすぎて奇妙になりすぎるケースも有る、バランスが非常に難しいんだ

上手い作家は「一見臭い構造かと思いきや全然違った」みたいなことするよね、あれは良い、参ったと思う

 

ところでこういった欲望構造は、好きな人にとってはたまらないらしく

あえてコテコテにした作品というのもやはり存在する

まあ発酵食品みたいなもんだろう

ぶりっ子いつまでも存在し続けるのと同じだ

からある程度は支持をされると思うし狙うのもありなんだが

こういうのは作者が若いときのほうが素直に書けると思う、年をとるとうまく隠してしまうというか冷静になってしまうので、臭さが好きな人には物足りない作品になる

恥ずかしげもなく自らの欲望を打ち込んだ作品はそれはそれでありだ

 

作者特有欲望構造をうまく落とし込んでる作品もある

メイドインアビスなんかはモロだろう

あれはちょいちょい「こんなの作者そのものじゃん」というシーンがあるが、そもそも作者そのもの面白いので面白いんだ

そういう意味ではそもそも作者は面白必要があるのかもしれない

作家破天荒かつ非常識かつ変人でも全然構わないんだ

(まああの人はキャラクリが専門だったわけで真似できると思えないけど)

 

あの作品面白かったとき、かつ欲望構造をしていたとき

他人に「そういう臭いのが好きなんだね」と言われると非常に否定したくなると思う

そういうところが難しいよね、それに気づいた瞬間作品が嫌いになる

でもそういう欲望認識してそれでも作品を愛せたとき、人は大人になるのかもしれない

 

そういえば歌の詞なんかは、意味不明性があるけどあれは欲望構造を隠すためなんだろうか?

 

駄文失礼

 

_____

 

ところで誤解してほしくないけど、欲望構造はそれ自体必然的メインフレームであることは稀だと思う

例えばフリーレンだと、フリーレンがしっかり者でフェルンが手のかかる子みたいな構成でも物語は成立する(個人的には今の方が良いけど)

ただそうはならなかった、というだけ

そうならなかったら売れたかどうか、というのは結構難しい問題ではある

支持層が変わるかどうかも難しい

わかるかな、あくま匂い・風味レベルであって味ではないみたいな感じ

しろ必然的メインフレームではない、フレーバーからこそ欲望が出やすいというのもある

 

_____

 

この話って、「露出の多い服を着ている女性」に似てるよね

明らかに男性欲望は刺激されるから媚びているように見られ、一部の人気持ち悪いと感じるけど

ひょっとしたらその女性は媚びる気は別になく「かわいいから」かもしれない

その場合男性と、欲望構造を指摘した人が間違っていて恥ずかしいとなるんだが、結局どっちかはわからないし刺激はされるのはたしかっていう

(この場合構造ではないな、「いたずらに欲情させる装置」みたいな言葉がほしい、『誘引』とか『罠』とか?)

 

_____

 

こういう駄文を書いたときホッテントリ入ると正直恐ろしくなるんだけど、面白意見たくさん見れてよかった

 

異世界なろう系はそうだね

最初の頃は面白いって思うんだけど、沢山類似作品が出てきて、なぜウケてるかを分析された結果、自分がその『誘引』に引っかかったのかもしれないことに気づき、素直に楽しめなくなるみたいな

 

個人的には日本ドラマがきついのは明らかに欲望構造を過度に発見してしまうからだと思う

F1層F2層に対して露骨誘引しようとしてるテーマとかシーンがあるよね

最近はマシだけど

 

_____

 

ひょっとしてこれは欲望構造問題というよりは

それを「悟る」ことで「白ける」のが問題なのではないか

 

例えば好きな食べ物なのに調味料をつけずに食べたら美味しくなくて、結局調味料が美味しいだけじゃんってなったり

Official髭男dismとかbacknumber聞いて泣けてたのに、割りと戦略的に作ってるよなと気づいて泣けなくなったり

 

そういう意味で言えば作品メタ分析って子供に「サンタは居ないよ」って言うような行為で良くないよな

 

こういうのってゲッペルドンガーだよね

出典:さよなら絶望先生

https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC

 

ゲッペルさんのゲッペルさんを呼び出せばまた楽しめるようになるんだけど

2023-10-20

退職引き留めに応じるな 死ぬ

絶賛死亡中社員が語るぞ

実際にあった事ベースで書くから見づらいかもね


業界シェアトップを走るメーカーで間接部門(名目上の肩書では情報システム部)におる

聞こえはいいが大手が直接生産管理するほどの市場ニーズが無いニッチ産業を狙って手を出し大手製品を卸し続けるスタイルなので実質常に下請け状態

今年の頭からエージェントに依頼し転職活動を始め5月頃に地方局ではあるがテレビ局から内定を貰った

有給諸々の消化を含め上司退職相談を行った時にすんなり辞めさせてくれると思ったら部長まで出てきての退職引き留めの交渉が始まった

かい内容を全部書くと尋常じゃない文書量になるので完結な引き止め交渉の内容としては

転職先の方が給与が高い(年収比1.2倍くらい)

→今後昇給に+でのっけるから残って

・昇格要件を満たしているはずなのに昇進できない

→実は記載が無い物の暗黙の了解で年齢の制限がある、昇進できるように取り計らうから残って

メンテナンスなんかの休日対応の時は正直割増賃金じゃなくて代休が欲しい

→調整するから残って


実を言うと人間関係はかなり良好だった

飲み会も無いしトラブルが無ければ定時退社だし有給は他の人と被らないようなら当日朝でも自由にとれたしフルは無理だが理由があればリモート勤務も認められてた

不満は給与休日出勤による実質的休みの減少だったのでそこが本当に解決できるなら、と言って残る事にした

今でも後悔している、心の底から本当に


内定後に局内の案内をしていただいて「すげぇ~機械がいっぱい(こなみ)」みたいな感じでテンションは上がったし

相談した家族や友人にも「テレビ局はなんだかんだ言っても内定貰えるのすげぇよ」って言われて悪い気はしなかった

一方で今の職場は家から10分程の場所にあるが、テレビ局地方の中では中心部にある為googlemap上で1時間以上+通勤退勤ラッシュに巻き込まれるのが面倒だなとか

人間関係に不満が無い今、テレビ局に勤めるような人ってのはバリキャリ思考と言うか生粋陽キャというかはてななんか知らないんだろうな

みたいな鬱屈した感情がどうしても抑えきれない面もあって結局内定を辞退した

あ~後悔しかない


もう書いているとマイナスな考えで脳内支配されるから簡潔に書きます

給与の件

昇給に+5000円乗っけるはw(それ追い付くまで何年かかるんだよ)

・昇進の件

→後述

代休の件

→別の人アサインするね(がしかし、後任が休日対応中分からない事を聞いてきてオンタイム対応する必要が発生する。数分の電話対応×N回のサービスが発生するようになった)


で、後述とかいた昇進の件だが部署内評定でガンガンプラスを付けて昇進させようとはしてくれた(らしい)

が、本来であれば部署内処理で昇進できるものの先述の暗黙の了解のせいで他部署管理からなぜあと数年待たず昇進させるんだとストップが入ったようで

これこれこうで、と転職活動して云々と全部オープンにした(なぜ)ところそんな奴は昇進させないと他部署管理職皆様から大変なお怒りをいただきましてありがとうございますくたばれ

更に他部署部長承認必要な高額な経費が絡む案件(メンテにせよ新規にせよ)俺のハンコがついてると一切承認下りなくなってしまった


ということで一気に鼻つまみ者になってしまった僕君はエージェントにごめんなさいしながら転職活動を再開するのであった

ぐすん




追記

もうちょっとで定時だなって帰る準備しながらチラ見したら沢山コメントいただいておったまげ

励ましのお言葉と同情コメントサンキューな全部見てますありがとう


口約束を信じる判断が甘い、増田あほばかまぬけ等々

→いやぁほんとその通り、他人を信じちゃいかんね

 でも、部署中の人関係はよかったんですよホントに。転職活動当初は、人間関係待遇だったんだけどいざお話したら、人間関係待遇なのかなぁってなっちゃった

 いまはもう人間関係も終わっちゃったけど


・ぶぶぶぶぶぶぶちょうくらす(笑)

→俺ここが新卒で入ってからずっとだからわかんないんだけどもしかして他社だと部長ってそこまで偉くないの?

 今の会社プロパー以外だと某金融機関支店長20年?30年?務めた後の転籍組とか某家電メーカーで開発やって特許バキバキ持ってる人とかデザイン会社でなんちゃら賞受賞した人を引っこ抜いて来たりで

 我々一般社員はもうへーこらへーこらするしかないんだけど…飲み会とかあるともっと距離近いのかな


成仏して

転職したら生き返るから勘弁してくれメンス


また、あとで気になるコメント有ったら書きたいと思います

2023-10-17

アニメ SHOW BY ROCK!!(初代) 見た

周辺知識無しでアニメだけみました。

う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん。。。

アニメ

わたくし、音楽アニメ(ぼっちとかけいおん)を嗜まないのでよくわかりませんわ。

 

音楽とは何ぞや

この世界では音楽が全てで、ここの生き物というかミュージシャン音楽スキルはもとより演奏で観客を魅了して観客からなんかクリスタルパワーを受け取って自分クリスタルを強化しよう!って話だったと思う。

んで横道だけどこのクリスタルっぽいのが感情と連動してるから濁ったら闇落ちするソウルジェムみたいな演出ね。

音楽上手くなる→演奏で魅せる→クリスタルキラキラー。。。で?

忘れちゃったのかもだけどだからどうしたのと。なんかそこから先が広がらない。

多分戦闘力が上がるんだと思う…。

アニメ作中じゃあこのクリスタルっぽいのは初登場を除いて闇オチ浄化ぐらいにしか使われないのよ。

バンドも有名になりたい、いい音楽を届けたいみたいな動機で。観客からパワーもらいたい!とかパワー枯渇して死にそう。。。とかもない。

単純に観客の盛り上がりのパロメーターなのか?となるけどそうでもなさそうなの。

これだけ観客の心(クリスタル)を奪った!とかないない。対バン投票というしごく現実的な数値で決せられる(まあネット投票もあるから現場クリパオンリーにはできないだろうけど)

 

じゃあ戦闘力アップパワー要素だとしたら?この仮説もねー。

モンスターとのバトル展開もありますからね、ピンチに陥ったら演奏を始めて、観客のパワーをもらってパワーアップ!これが俺たちの音楽の力だ!

・・・これもない。なんならバトル展開は異次元につれさらわれてバンドマンだけで展開するから音楽の力は自分たちだけにかける自己バフだから

ついでに言うとめちゃくちゃ支持されてるわけでもない知名度低いシンガンクリムゾンズがモンスターを倒しちゃったかマジでクリスタルガンダムSEEDの種並みに無くてもいい演出

主人公シアンも悪を倒すために求められてるのは音楽スキルの向上で、バンドの絆とか知名度アップでもないんだよね。

 

致命的なのが最終回ラスボスをどうやって倒すのかと思ったらシアン覚悟きめたら衣装が変わって弦を弓に見立てキューピッドアローシュート!

っておい!

それはないでしょ。音楽の力0かよ!

結論しましては、演奏スキルが高ければ強い。

あの世界は、音楽世界は、知名度バンド人気は副産物演奏スキルのあとからついてくるものなのでしょう。きっと。弱肉強食やね。

 

 

それとそもそも音楽演出についても、尺がないとはいえ数十秒の演奏シーンでバンドの魅力を紹介・あるものとするのは厳しく感じた。

このアニメ主人公は?

と聞かれたらシンガンクリムゾンズとこたえるでしょう。

主人公たちと所属が同じで、最初ガールズバンド以外に女性向けのこういうバンドもありますよー的なモブキャラたちだと思っていました。

しかしかし各キャラ非常にキャラが濃く、メンバー間の関係性もすっかり出来上がっている。鉄板の流れが複数あり、さらドラムのロムはスター性抜群のシュウ☆ゾーとなにか因縁が…。

と盛られに盛られまくっている。12話という単話数のなかでシンガンクリムゾンズにそんなに尺を使うのか!?とびっくりした。面白いからOKなんだけどさ。

画風がパロディで変わる演出とかも多用されて、製作の愛といいます優遇されてるといいますか。バンドメンバーでダークモスターを倒す展開も本来主人公たちがやる話だったし主人公メンバーが闇オチ脱退する前にシンガンクリムゾンズが先に同じく闇オチ脱退する話をしちゃったから薄まっちゃうよね。

とかなーり主役を差し置いて前面に出ていた彼ら。サンリオのメインターゲット層を考えればガールズバンドアニオタを釣る撒餌で本命の主顧客には彼らをお出ししたかったのだろうか。男性にも受けるだろうし再度言うけど面白かったかOKなんだけどさ。

うっすらプラスマジカ

そんなシンガンクリムゾンズのあおりを受けに受けた我らが主人公シアン所属するプラスマジカ

彼女らは相対的にかなーり薄くなってしまった。

正直に言って、彼女たちって練習以外なにかしてた?

オフのシーンがほとんどなくて、大体のシーンが上手くなってるのか(音的に)わからないバンド練習の場面ばっかり。

シンガンクリムゾンズはラーメン食べにいったりしてるし(食事シーンや就寝前の話し合いとかはあるけど)、そういう休日に街に遊びに行く4人ないし二人のシーンとか入れてくれないとキャラ間の掘り下げができない。

どうしても社長に集められた4人の職業的バンドイメージがある。初期はそれでいいけどそれは打破して打ち解けるためにある壁なのに、なんか練習シーンだけでどんどん仲が良くなっていって感情がついていかない。(レトリー回はその仲良くなるための話だったのだろうけどそれだけ?)

シアンに一目ぼれしたレトリーはともかく、同じく隠し事してるモアや踏み台のつもりが情が移っていくチュチュはもうちょっと丁寧に描写してほしかった。

チュチュなんて天才が加入したバンドのまとめ役としてリーダー張ってたまあまあの才能な初期キャラ。きっと主人公の才能の輝きとそれでも(天才はおっとりor引っ込み思案な性格から)リーダー・ひっぱり役しないといけない苦悩で鬱屈していくっつー初登場からなんとなく見えてるシナリオじゃん?

それが前述したけど闇落ちがシンガンクリムゾンズにさき越されるわ、その展開も一話と前話ラストちょっとで済まされるわ、扱いも闇オチして抜けます宣言メンバー演奏言葉浄化となんの盛り上がりもなくその場で一瞬で解決する始末。あんまりだよっ!あげくラスボスからチュチュを堕としたのは余興あつかい宣言されるしよぉ。

 

バンドとしてもライブ数が少ない。対バン2回にシアンが突然抜けたフェスは…3人でやったんか?それとラストの大フェスか。

まともなのは対バン2回で、最初と終盤だからその中間は(実績無しと審査されるぐらい)なにもないんだわよ。

ライブの喜びや観客との関係性とかが薄い。それでいて繰り返される練習部屋のシーンでメキメキ腕前は上昇しているらしい。

ラストの対ラスボスでもシアン以外なにするわけでもなし。

正直、なんで居るの?シアン音楽スキル上げるだけならソロデビューでもプラスマジカ以外でもいいでしょこれ。

チュチュ踏み台扱いしてましたって白状しても視聴者自分だってそう思うよ。アニメで登場した全バンドで一番メンバー関係性が薄いのがプラズマジカだと思う。シュウ☆ゾーにくっついてるだけのツインズとどっこいどっこいよ。

 

シアン秘密を打ち明けたメンバー結束の合宿回も正直、シンガンクリムゾンズに取られて印象薄い。あの話でそこまで劇的に進展したかなぁ。そう感じなかった自分が変でそれ以降のずれの原因かなぁ。

 

最終的にシアンシュウ☆ゾーとダル太夫並の実力になれたのかもよくわからなかったし。

ラスボス何がしたいか不明

キング幽閉して曲書かせる(キング自体不要)

ダークモスターでなんか実力あるやつ襲ってさら

最終的には(キングを除いて)トップの実力を持つシアンシュウ☆ゾーとダル太夫を組ませて音楽世界音楽の力で支配する

そのために三人はダークモスター自分で襲う?成功してたらのち洗脳か。(キング新曲を使う?)

 

アニメから話に区切り必要だけどイマイチ何がしたかったんだって話よな。

ラストは作らせた新曲主人公たちとの音楽バトルになるかと思ったらまさかラスボス物理襲撃。対して主人公たちはとくに音楽の力もなく撃退

最初からラスボスは誰か経営陣はわかってたけど野望を打ち砕くにはフェス音楽勝負だー!となってたわりには音楽要素が薄くてですね。

ボスも序中盤まごまごしてたのは新曲待ちかなと思ったらそうでもなくて、そもそもなんでキング新曲上梓しちゃったんだよってのも謎で。

まあシアンリアル世界からこっちに来るためだけの舞台装置だったなという所に評価は落ち着いた。別に田舎出身でひたすらフェストップを狙う話でもよかった気もする。

あれだね、音楽世界音楽生命体って設定がひたすらふわっふわしてたのが悪いわ。世界描写が足り無すぎてそれがボスの野望にまで悪影響でてるわ。

SD形態シーンがやや不評

この世界の住人ミューモンはケモミ形態からSDサンリオ系二等身になれる(ただしくはテンションが上がると頭身が伸び擬人化するらしい)んだけど、演奏中や戦闘中SD状態3Dで描かれるんだよね。

SD形態可愛いし口がなくなるから演奏形態なのに口パク不要と省力化できてほかに力を入れるかな~と思ってた。

ん~しかし目を惹くほどすばらしい映像はなかったかな。達磨は好きなんだけど。製作ボンズじゃなくてStudioGOONEYSってところらしい。SDキャラはよかったよ。EDも好きだし。んーまあ、TVアニメならあんものか。こっちが意気込みすぎた自覚はありますしか戦闘中が観客とかもいなくてとても寂しいんだよね。華やかな世界なのに3Dであの寂しい風景なっちゃうのはねー。対比にはなってるけど省エネイメージ。まあディバインディングドライバーと捉えることにしよう。

レトリー好き

あざといのに負けた。最初は引っ込み思案の主人公バンドに同系統コミュ障を入れるの!?とびっくりしたけどいきなり一目ぼれしだして脳を焼かれた。

プラズマジカ日常シーンを増やせという要請レトシアのためにある。

ただし!水着シーンで胸を盛りすぎたのはゆるせねー!もっと平らいはずだろうがよぉ!


結構期待値高めて視聴したものの、さほど振るわなかったなぁ。6話までじっくりやって、後半はっちゃけていく可能性を(マイメロとかから)考えてたけど、しごく全うに進行してしまった。1クール複数バンドを顔見せさせて、各サブバンドも主要キャラ1人に絞ってキャラ立たせて、としても忙しかった。そのわりにシンガンクリムゾンズが尺をとって…。と各話は悪くないものの1クール通しての構成は甘い気がした。(ウワサノペタルズもこれ書きながら調べて初めて知ったけど前提知識無しだと知らん田舎モブ時間食われただけで邪魔しかなかったし)

世界キャラの魅力もだいたい底打ちしたか、続きを見たいとは今のところ思わない。

全編3Dで動くアニメならちょっとみたいかも…?ケモナーには物足りないかもしれない。余談だけどOPラストカット巨女っぽく感じる。需要ありそう。

  

なんだろ、アプリ知ってる人向けのアニメだったかな。無勉強で入るのはもったいない作品だと思うから、予習をオススメします。そういった意味でも自分スマホゲーしないから2期以降はやっぱなしかな。

2023-10-10

anond:20231010100008

Vtuberを楽そうか楽そうじゃないかで見てるんだ。鬱屈してるねえ。

2023-10-02

[] そのはっぴゃくさん

ユリウーッス

 

本日は国際非暴力デー、日本においては豆腐の日東武の日、インドではガンディー生誕記念日なのだそうな。

国際非暴力デーはガンディーが生まれた日を由来としているようです。

非暴力ってのもよく考えた上で暴力に頼らないことを通してるって話であって、暴力が怖いか非暴力にしてるってことではないらしいのです。

人間がそこまで高尚かどうかは別としても、人間が取れる手段は多分何段階かあって、その途中に暴力に怯え服従することと暴力に頼ることと暴力に頼らないことが何段目かに置かれてるのだろうなと思います

怯え服従して暴力を捨てることと暴力に頼らないことが一見同じように見えてしまうから「結局やること変わらんよね」と思えてしまうのであって

暴力に頼るという迷いも、そりゃ非暴力提唱する人が持ち合わせているもんなんだなぁって感じではあります

結局我々はそこまで賢くもないし、迷うし、失敗するし、勘違いもするし、そしてそれらを続けていくのです。

普段生活における平穏ってものはそういう鬱屈したものに支えられて成り立ってるんだよなぁと個人的には思います

 

ということで本日は【たまの息抜きいか】でいきたいと思います

たまの息抜きいか!たまの息抜きヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-09-26

anond:20230926091509

元増田よく読んだら、夫と同居してるって書いてるな

女性が当時のニコ動に触れて、世間多数派への鬱屈奇矯言動を取るオタク自分たちと線引きしてコピペテンプレネタにする攻撃性を併せ持つ、男性オタクホモソーシャル空気問題を感じなかったってのはだいぶ違和感があるし、釣りなのか特異なネットへの関わり方をしてたのかなって思う

2023-09-17

エレ傘女とギリギリスイッチ

https://anond.hatelabo.jp/20230916071759

勿論警戒はダメだとか言うのは完全NGだし女性の性被害と怖がる心情にも真剣に寄り添い対策を考えるのは大前提として

実際問題人生で何回かはエレ傘女の様な警戒というより威嚇攻撃みたいなのを食らって

何もしていないし下心すら抱いていないにも関わらず、女から蛇蝎のごとく嫌われる存在であるというハラスメントを受けて

人間の悪意と女性反論すると異常者扱いされる社会権力勾配に傷つき尊厳を貶められた経験がある男性は多いと思われる。


あれから何年も経つけど未だに思い出すと恥辱屈辱で頭の中が熱くなっておかしくなりそうな怒りを覚える。

一般的会社員生活を送り家庭を持つ自分の様な一般人ですら、苦しくて狂いそうになる屈辱女性無自覚ハラスメントにより受けたのだから

本当のヤバい奴の、加害行動に至る最後きっかけ、いわばギリギリスイッチを押してしまうだけで、エレ傘女みたいな

✕警戒

威嚇攻撃

は、警戒にもなっていないどころか寧ろ自分の身を危険晒すだけでは?という疑問がある。

はっきり言ってそういう女が本当に危ない目にあって被害に遭おうが「ざまぁみろ」としか思わないし、思われない。

性犯罪被害を怖がるばかりに、大多数の庇護すべき性犯罪被害者のイメージすら貶めている。


しかし、性犯罪者とかいうごくごく一部のヤバい奴だけじゃなくて、社会にはヤバい奴になりかけている奴、要素がある奴、不満や鬱屈を抱えて爆発しそうになっている人間は、性犯罪者のそれよりは多い。

そういう、世間自分他人鬱屈を抱えて爆発しそうな人間に対しての警戒という名の威嚇攻撃は、ギリギリ踏み止まっていた人間の「最後の一線」の背を押してしまう、ギリギリスイッチを押してしまうのでは無いか


また、犯罪者的なヤバい奴とは別枠として、敵とみなした相手を潰す事に躊躇しないタイプ人間がいる。

こういった人間は、一旦敵とみなした相手には極めて容赦が無い。「自分を害して潰してきそうな人間は潰す」という、侍の様なメンタルで生きている人間は、意外と少なくない。

そういった人間の敵になってしまギリギリスイッチを押してしま可能性も、ある。


色んな類のヤバい奴のギリギリスイッチを押しかねないエレ傘女の愚行については、本人が一番被害を被る可能性を高めるだけなので自業自得しか無いのだが

そういった輩に限って、自罰意識が無いので被害者感情を拗らせますます他責性を高めて、99.99%の善良な一般人攻撃をするモンスターになるのが困りものなのだが。

2023-09-15

バンドリ終わっちゃったあ

徹底したディスコミュニケーション音楽で打ち破る最高のアニメだったぜ。

ソシャゲアニメって始まり物語までで、そこからの道のりの「続きはアプリの方で!」感が辛い。ソシャゲやらずの鋼の誓いを立ててるし。

でもやっぱりイイものはイイし、避けてばかりというのも勿体ない気がしてつい観ちゃう。そして自分一人が取り残されたような喪失感に苦しむ。

youtubeで違♡アップロードシナリオを観るんでも別にいいっちゃいいんだけど……それもなんかな……

おれは青春の焦燥や鬱屈や憧れや初期衝動の話が大好きだからそれでも良いんだけど、始めたものを大切に育てていく所もやっぱり観たくなってしまうぜ。

2023-09-13

キムタクキャンセルしたマクドナルドに怒りが湧いた話

自己紹介フェイク入り)

アラフォー弱者男性予備軍、オタクリタイアロリコン、♂×アストルフォ程度ならBLいける、ブリジットはそんなに好きじゃない。


本題

ジャニーズ事務所問題キムタク契約を切ったマクドナルドに怒りが湧いた。

週に数回マクドナルドに通っているが、

受け取ったハンバーガーを叩きつけポテトをまき散らし、コーヒーカウンターにぶちまけてやりたい衝動に駆られた。

だが俺は社会人だ、怒りを一瞬で飲み込み今日マクドナルドで静かに食事した。


俺は、別にジャニヲタでもないし、キムタクファンでもない、リアルゲイでもない。

だが、俺にとってジャニーズは一流のかっこいいお兄さん達なのだ

小学校の頃は、憧れのお兄さん

中学校の頃は、いけ好かないごり押しアイドル侮蔑

高校の頃は、まだ頑張ってるんだこいつらwと蔑む

大学生の頃は、でもやっぱりアイドルだよなとまた好きになる。

キムタクは別格だ、ドラマ最近教場くらいしか知らないが、やっぱりキムタクは一流なのだ


情報を食っていると言えばそうだろう、俺たちの世代にとって憧れのお兄さんはキムタクなのだ

最近のちょいマックCMのカッコいいんだかダサいんだか、でもニンマリしたくなるキムタク仕草がどこか好きなんだ。

解散騒動や今回の炎上ダサいけど、まあキムタクなんだよなと許してしまった。

どこかほっとしたものを感じていた。

からマクドナルドは許せなかった。裏切りに思えた。

認知が歪んだ判官贔屓か、ねじ曲がった同胞愛か、わけがからない怒りの感情が湧いた。


俺は普段社会正義を強く意識してきた、与党に声を上げ、ゆ党に怒り、野党を叱りたいそんな鬱屈した正義マンだ。

ジャニーズ事務所対応も許されるものではない、はずなのに

俺はジャニーズアイドルキャンセルされていく事に許せない感情があった。

自分が賢く進歩的だと密かにうぬぼれていたが、それは誤りだった。

からジャニヲタを笑わないで欲しい、彼ら彼女らもこんな怒りが湧いて

わけもわから理論武装して、めちゃくちゃになっているだけだ。

そのめちゃくちゃな理論武装で誰かを傷つけているのは明らかだが、怒りは論破しても収まらない。

このわけわからない怒りをもっと解き明かしてくれ、そして対立より解決を生んでくれ

それが今の時代に求められる人類の叡智じゃないのか。

そして俺はやっぱりキムタクに惚れているのか。

2023-09-06

弱者男性が完全に自信を取り戻す方法見つけた: 「風俗で自慢をする」

結論

自分は、彼女いない歴年齢の30代弱者男性なんだが、昨日、マジで気分が晴れないのが一気に晴れたので、方法を紹介する。

風俗で、自分の実績を自慢する」これです。

  

なぜ風俗で実績自慢か

弱者男性鬱屈としているのは、多分、「自分に自信がない、誰にも相手されない」ということだと思う。

特に女性から承認ゼロだと思われる。

そこで、風俗自分の実績自慢となる。

  

セクハラパワハラになるリスクを考えず、女性と喋れるのは素晴らしい話。

特に弱者男性なんて発達障害多いだろうから女性と会話すると、会話内容だけでなく態度なんかで相手イライラするだろう。そして、一度そんなことをしたらもう一生いじめられる。

風俗なら、そのリスクはなしだ。セクハラパワハラにあたることはないし、風俗でおいたをしても、2度と来なきゃいいんです。何回でもリセマラできる。

  

風俗で自慢するやり方

1. 無料案内所で、ソープか箱ヘルを紹介してもらう。

ここは大事ポイントで、無料案内所からの紹介なら、絶対ぼったくりはない、明瞭に料金を教えてくれる。飛び込みで知らない店に飛び込んだら、怖い目に合う確率もあるので、必ず初心者無料案内所を経由してほしい。

2. 風俗で、服を脱いで、体を洗ってもらう。

自慢目的だとしても、体を洗ってもらうという手順は必須、汚い体を相手させると風俗嬢は怒る

3. 風呂に入りながら、「こういうプレイをしたい」とはっきりと言う。

風呂で、少しまったりする時間ができるから、やりたいプレイ内容をはっきりと言おう。

セクハラパワハラしまくる自慢ばかりのおっさん vs 新入社員」って設定みたいな感じを伝える。

4. ベットに移動して、プレイスタート自慢スタート

  

風俗での実績自慢例

自分場合東大卒業、最近書いた論文を自慢した。

東大卒業⇨風俗嬢「天才じゃん!」

最近書いた論文講義風俗嬢「これで世の中に貢献してんの!?英語!?すごいじゃん!」

そう、風俗嬢は、褒めてくれるのよ、全裸おっぱいなでなでしながらで。

強者男性は、彼女なり奥さんなりいるわけだけど、弱者男性にはこれがない。

正面から発達障害丸出しで自慢してもOKなんだよ、風俗なら。強者男性が当たり前に得ている承認簡単に得られる。

  

もし、こんなこと、風俗の外でやったらどうなるのかってことだよね?

リアルでやったら、もう一発で人生終わり、それどころか、会話スタート時点で通報される弱者男性でも、ヨユーで相手してもらえる。

  

風俗から出た瞬間、「想像以上の気分の晴れ」を感じた。

鬱屈としていたことが嘘のように、気分が晴れた。

やはり、男性は、女性にオラついて、褒めてもらって、気分を回復させることが非常に大切だ。

  

反論への対応

[風俗でなくキャバクラでいいじゃん]

キャバクラは、お酒をねだられる。つまり、話ではなく、お酒で金払えよと言われる。

これがきつい。しかも、酒が入ると、気持ちよく感じるのが鈍くなる。結局、頭がふらふらで気持ちよさに浸れない。

 

[東大卒とか論文とか嘘だろ]

この増田自体を、論文形式でよくある、「アブスト、背景、提案手法実験提示ディスカッション」の形式で書いてる。論文いたことある人なら、意味がわかるはず。

2023-09-04

私達も男に加害したい

最近アニメゲームでは少ないのかもしれないけど昔は風呂覗きだのセクハラだのというイベントが挟まることがあった。

キャラが元のキャラ性を無視してセクハラなんかをする最低なキャラだということにされ、女キャラの見たくもない汚い裸を見せられるというこちからすれば誰得イベントなのだが、男さんからは好評だったらしく、コンプラが強化される最近まであった。

しかし、納得いかない。

だって私達はまだ男キャラが女キャラセクハラだのをされて嫌がる反応をするのを楽しむイベントを存分に味わえていない。

 

セクハラ風呂覗きの真髄は裸を見ることそのものでなく見つかるかもしれないスリル相手の嫌がったり怒る反応を楽しむことにあると私は考える。

特に後者は男女関係なく普遍的存在する嗜好だと考える。キュートアグレッションというべきか。ちいかわとかも流行ってるしね。

だったら女性にも男キャラ悪戯されて怒ったり困ったりといったリアクションを起こすことに対する嗜好は一般的に備わってるものであるはず。

 

私はヘテロ女なので女キャラなんぞに興味ないし女キャラがどんな目に遭おうと知ったこっちゃない。男→女への風呂覗きイベント時代錯誤不愉快だとは思うが、極論推しが絡んでなければどうでもいい。

でも男キャラは別。男キャラが異性の友達からギャグノリで犯罪紛いの嫌なことをされて怒ったり困ったり泣いたり喚いたりする反応は見たい。それがまだ味わえていないのに一方的ダメだよね〜で両方失われてしまったのが納得いかない。

 

まだ私達は十分に加害を楽しんでないのに、なんで敵の女達は男への加害を楽しむ前からセクハラだの風呂覗きだの全部禁止!w」って風潮にしたんだろうか。それじゃあ私達の腹の奥の底に溜まった鬱屈としたものと加害欲求はどこにやればいいの?

二次創作でやるんじゃなくて公式でやって好きな男キャラへの加害を認めさせることこそが大事なのに。この男キャラセクハラされても仕方のない、いやむしろ本当はされたくてたまらないんだろカマトトぶんなという扱いをされないと私の性癖は完成しない。

 

これに1番近いのはゴールデンカムイ谷垣かなと思ったけどあれで消費されてるの谷垣だけだしそれだけじゃ不十分だ。

2023-08-11

anond:20230811222836

良い時代だったんだなっていうのが伝わるよね

辛いけど良い世界を生きるとかの鬱屈した感じじゃなくて、根っから世界好きそうなのが歌全体から伝わるのが多い

2023-08-09

anond:20230808222237

ほんこれ。

ほとんどのメディア東京に集中していて

真実社会に広まらないのよね。

それに10代の鬱屈や小中高の人間関係の失敗を

そのまま地方差別に転換して解消するやつが結構な数いる。

どちらにせよ未成熟かつ反知性なんだけど、

それを大人になっても振り回して、「共感」し合っていることのおぞましさよ。

2023-08-06

泥沼時代で強くなったのかなっていないのかよくわからない

成長描写はあるし、自分より強かったルイジェルドも苦戦すると言ったドラゴン完封しているあたり、大きく成長したような気もする。

でも、人神からは、ずっと成長していなくて恥ずかしくないのか、みたいなことを言われて煽られてもいる。

その後の展開で言うと、ここで成長していないといつ強くなったのかよくわからない。

でも、大事な人を守って戦っていた時代よりも、その人に捨てられて孤独鬱屈していた時代の方が成長した、というのは作品全体のテーマに反する気がする。

2023-08-04

anond:20230802134646

障がい者に対して世間が思っている無謬性みたいなものLGBTにも向けられるという話なのかと思った。

リアリティ障害のない人と同じくらいいかれた奴も嫌な奴もいるんだろうけれど、なぜか障害があるってだけで聖人みたいな設定にする。

LGBTも多分同じなんだろうな。

どちらもマイノリティとして多数派から軽んじられるという経験をして、世間に対して鬱屈したような感情はあるかもしれんけどね。

2023-07-31

anond:20230731141927

増田勘違いしてる

そんなこと少なくともできるできないは置いといても

やろうと考える度胸あるならブラック企業程度で燻ってコンプレックス鬱屈してるようなブラック人間になんかなってない

「悪いことやゲスイことしたいが、資本能力技能などがないし、ガチ犯罪やるのは警察が怖いからできない」みたいな臆病で性格の悪いやつ、いわゆる意気地のないやつをピンポイントソルジャーにするような求人がこの手のブラックなんよ

もっと言えば、当然経営層もそういう性格人間がなる

2023-07-27

おれって将来青襟やってそうな気がするなと思って、たまに明け方ネクタイ締めてスラックス履いて出歩く。

今日もその格好で公園までタバコ吸いに出たらベンチに手持ち花火が1本落ちてた。勝手に燃やしてみた。

白い火が7秒くらいシュボーッと吹き出るだけで、まだタバコの赤い火種の方が綺麗な気がした。

帰ってスマポポチポチしながら、そういえばこういう花火小学生以来やってないな、夏らしいことって最近してないなと思った。

そのまま朝が来て大学バックレて江ノ島へ向かった。片道2時間弱もあれば、行きの電車でもう冷静な気持ちになってた。こんな気持ちサボるくらいなら大学行った方がマジだったかもとか思いながら数独やってたら片瀬江ノ島に着いてしまって、もう帰りたくなってた。

でもわざわざ800円かけて来たんだからって、取り敢えず江ノ島に向かう橋で一服した。平日だってのに割と人はいて、気持ちいか江ノ島には入らず引き返して鵠沼海岸でしばらくボケーッとしてた。

海見ててもなんか落ち着かなくて、鎌倉まで歩こうと決めた。

気持ちを上げようとイヤホンで流す音楽ピンポンサントラとかアジカンに変えて歩いてたら、少し気分が良くなってきた。目の前の景色や耳元の音楽というよりは、そういう音楽聴きながらそういう場所を歩くという体験をしている状況が気持ち良かった。

ダバダバになりながらグーグルマップで何度も由比ヶ浜までの距離を調べた。朝ギリギリに家を出て、変わりやしないYahoo路線の画面を何度も確認してる時よりはずっとマシな気分だった。

鎌倉駅までついて、折角だからって鶴岡八幡宮まで行って、10円投げ入れて30秒くらい眺めてそのまま帰った。

夢現気分でいるには帰る時間ちょっと早すぎて、夕飯食うまでの間の時間今日イチで死にたかった。

それでも今はなんかもう、鬱屈としつつも夏らしいエモーショナルな一日として早くも美化されてるけど、その時の自分の気分を具に思い返してみればやっぱり総じて明るいものじゃなかった。

人生って今の連続だし、過去にも未来にも生きることは出来ないし、懐かしめる過去を増やすより今を楽しく生きたいよなあ。

でも振り返ってみておれの人生にもいいとこあったなと思えるのは、建設的に何かを頑張った経験よりもああやってフラフラしてる時の思い出なんだよなあ。

2023-07-26

クレしん映画、なんかなぁ

昔はさーオカマネタにしたり何なら敵キャラにしたりしてたじゃん。

 

新作映画敵役見た?

名前がさ「非理谷充(ひりやみつる)」って言うんだけどさ、これ非リア充から来てんじゃん

しかも設定がさ

 

黒い光を浴び、暗黒のエスパーとなった男の名は非ひ理り谷や 充みつる。バイトは上手くいかず、推しアイドル結婚さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた彼は、力を手に入れたことでこの世界への復讐を誓う。

公式サイトより

 

あのさぁ。なんつーか踊る大捜査線イズムを感じるんだよな。

特に3作目とかさ、犯人が当時問題になってた派遣社員(とネットオタク)だったのね。

わからんじゃないよ。鬱屈とした弱者が間違った爆発をして犯罪を犯しちゃう。あるよ。

だけどさ、鬱屈としてんのはそいつらのせいなの?って思っちゃうわけ。

そりゃ自己責任努力不足って言えばそうだけどさ、椅子取りゲームに負けた弱者なわけじゃん。

その弱者さらいじめて何が楽しいんって俺は思ってしまうわ。

 

表現してることは「男は全員、潜在的強姦魔」とそう変わらんと思うんだよな。

弱者男性がエスパー能力持ったら世界を滅ぼしちゃうんでしょwみたいな。

まぁ脚本上、どうせエスパー能力を与えて洗脳してる第三者がいて~みたいな展開で

非リア充にもクソどうでもいい救い()が与えられるんだろうけど。

いやほっとけよ。てめーらのその金臭い手で触ってくんな。

 

声が松坂桃李バカか。

2023-07-21

Jリーグにこども家庭庁が5兆円支援デマで露呈した「謝ったら死んじゃう人達リスト

1.泉房穂 元明市長

Jリーグ連携して、子連れ客“優先”の推奨とのことだが、政策の“優先度”も“方向性”も間違っている」という的外れツイートをして、小倉担当大臣コミュニティノートも含めてあちこちから突っ込まれるも、自身勘違い放置して「実際にやっていることが、“子育て層のニーズ”とあまりにもズレているので『違う。そうじゃない』と言っているのだ」と「ただ私は、自分ツイートを『不適切』とは思わない。それだけのことだ」と開き直る。自身の間違いを認めないというパワハラ上司しぐさを見せた。

2.ひろゆき

小倉担当大臣プライベート事情を交えて「これじゃない感」と批判。いや中傷と言っていいだろう。当然小倉氏は抗議するもひろゆきは自らの非を一切認めず文春の記事スクショで張って煙に巻く。ひろゆきも「謝ったら死んじゃう人」の枠に居るということを世間に露呈した。

3.石森愛 練馬区議会議員立憲民主党

泉氏同様集中砲火を食らうも、「何がなんでもJリーグ支援されてない!ってことにしたいみたいだけど、大臣が視察行く時点で税金どんだけ使われてんだよってゆー。」と開き直ったツイートで応戦。「大臣官僚の有限な時間リソースを使うこと」に論理すり替えていた。

4.「R連続MT Ph.D D.H.Sc.」(良く分からん人)

(あまりにもひどいので追加)↓「飢えた子ら 放置サッカー 5兆円」というストレート川柳投稿し、

https://twitter.com/Rrenzokutai/status/1681618845839298563

それに対してデマであることを指摘されたらこう開き直った。

https://twitter.com/Rrenzokutai/status/1682189488980893696

「私は、川柳とは、鬱屈した世情への、一服の清涼剤だと思っておりますので、情報が正しくないとか、チゲーよとか、クソリプされましても、なんとも言えませんな」

こんなのは清涼剤でも何でもない。単なる迷惑クレーマー

デマ解説

こども家庭庁が統括する「こどもまんなか応援サポーター」という枠組みがある。https://www.cfa.go.jp/ouen-supporters/

これはサポーター宣言をした企業や団体、自治体個人をこども家庭庁が公式サイトなどで紹介するというものである。具体的な活動は個々の団体個人に任されており、特にこども家庭庁が資金援助するわけではない。

URLを見ればわかるがさかなクン、霧馬山関、ヤクルト村上宗隆などがサポーター宣言をしており、ちょっとググればわかるがいろんな自治体宣言してるし、企業では日本生命ファミリーマートなどが宣言して個々に活動している。

今回、その宣言団体Jリーグが加わり、Jリーグ公益財団法人でもあるので小倉大臣訪問ヒアリングしただけという話に過ぎないのだが、なぜか「5兆円をJリーグに投入」という話にすり替わり(これはそういうように読み取れる報道をした産経FLASHにも大きな責はあるが)、あちこちインフルエンサー活動家(政治家とは言えない連中)が釣られたという構図だ。

速攻で小倉大臣デマを指摘し、それを受けて謝った人も中にはいるが、青汁王子れい新選組長谷川ういこ氏らを筆頭に指摘に対してスルーしている連中が大半だ。スルーならまだよいが、開き直っているという最も悪質度が高い輩としてこの3人を紹介しておく。

Jリーグが叩かれた本当の理由

面白いのは今回、デマの発端となった産経FLASH批判する声が彼らの中から一切出てこないこと。そして、既にサポーター宣言をしているスポーツ選手自治体企業に対する批判も一切出てこないこと。

まりJリーグだけは叩いて良い」という深層心理がこの人たちの中にあり、その格好のネタが出てきたので叩いて悦に浸りたかった、というのが今回の一連の騒動の真因であると推察する。

実際、Jリーグに対する批判ネガティブ報道PVを稼げるのだ。例えば19日に横浜F・マリノスセルティック親善試合を行ったが、その試合結果の記事Yahoo!ニュースアクセスランキングではランク外。しかし同試合観客動員が2万人でしかなくスタジアムガラガラだったという記事アクセスランキング5位まで上がっていた。メディア関係者の中でも「Jリーグ記事は売れない。ただし不祥事ネガティブ系は売れる。それこそプロ野球関連の不祥事ネタより売れる」というのが定説だ。そういう「Jリーグ関連のネガティブ報道に対する需要」が引き起こし事象と言えるだろう。

そうでないというのなら、今から他の「サポーター宣言」してきた企業自治体個人批判してくれ。そうでないとダブスタだ。

余談だがJリーグに5兆円もつぎ込めたら世界一金満リーグになれるということも付記しておく。今のJリーグ全体の年間収入の45年分だからなあ。

追記:今回「釣られた」こと自体はある程度仕方ない。問題デマ指摘を受けた後の行動

今回はマスコミ2社の報道や、タイトルに「Jリーグに5兆円」というフレーズを使ったキュレーションサイト炎上の起点となった。これだけのチャネルが同じように報道すればそれなりにリテラシーが高い人も釣られる。

しろJリーグクラブサポーター結構な人数が最初は釣られていた。特に浦和レッズサポーターが多く釣られていた。これはここ数年来の浦和レッズ関連の不祥事(主にサポーター狼藉)に対する多数の処分があったことに不満を持っている浦和サポーターの中に、隙あらば野々村Jリーグチェアマンを罵倒したいという思いを持っている人が少なから存在していたのが原因。泉氏のツイートに反応して「野々村、そんなことやってる場合じゃねえだろ」と騒いでいる浦和サポーターは1人や2人ではない。

ただ、彼等はデマに釣られたと気づいた時点で態度を改めた。開き直ることも、スルーすることもなく、釣られてしまたことを認め、静かに拳を下ろしていた。少なくとも増田観測範囲では。

今回問題にしたのは「開き直った」「スルーした」連中の事である。それを勘違いしないで欲しい。

2023-07-18

理想的な小さいシンプル社会モデルを考える。

例えば、ある社会では米農家人口の60%、輸送業者が20%、卸業者が15%、役人が5%であることが理想的社会だとする。

理想というのは、それ以上農家の数が減ると米が足りず飢えるものが出たり輸送業者が足りないと米を輸送できないなどの問題が発生する。という意味だ。

では、「なりたい職業」の分布はどうだろうか。

例えば80%のひとが為政者になりたくて、泥臭いことなんてやりたくねえよ。と思ってるとする。

とはいえその全員が役人になると、社会崩壊するのは目に見えている。

いやこんなに極端な例である必要はないのだが、何が言いたいかというとなりたい職業になれずに鬱屈としているやつはどうしたって出てくるってことだ。

社会需要希望する職業完全に一致するなんて絶対ない。

誰かが泥かぶる必要があるんだ。

でも現に、みんながやりたいことやれて、みんなが輝けている職場存在する。それはなぜか。

泥を強い力排斥しているからだ。

からキラキラした職場を見ると気持ち悪い。

転職して働く幸せを見つけようなんてのも気持ち悪い。

優秀なやつが気持ち悪い。

ルサンチマンだってことはわかっている。

でも超人どもが肩くんで、「俺たちってすげえよな」やってる姿は醜悪だ。

いや俺が悪いよ。知ってるよ。醜悪なのは俺だよ。クソゴミが。みんな死ねばいい。

2023-07-17

君たちはどう作るか

宮崎駿の最新作『君たちはどう生きるか』を見てきたんで、ある程度ネタバレありで感想書きなぐっておこう。

ネタバレありだからね。

正直、観る前に想像してたより悪くなかった。

テンポも悪くないし、人間関係に緊張感もある。

作画が徹底的に心象風景に寄っているのも、職人芸の趣があった。

火災とか草原の描き方なんて、ゴッホともセザンヌともなんだか判らんけどとにかく印象派的に歪みまくっていて、主人公の高熱に魘された夢のような心が伝わってくる。

田舎の家も、当初は主人公の内心の萎縮ぶりを示すかのように何もかも巨大で、玄関なんてどこの古刹の大伽藍かと見紛う巨大さであり、今に残ってたら家ごと国宝になりそうだ。

もちろん、本物はせいぜい田舎豪農レベルなのだろう。

心象風景として東大寺大仏殿並の巨大建築に見えているだけである

敢えて心象風景とわかるように表現している事で、主人公が実際には父の後妻を嫌っていない事も想像がついた。

なぜならすんごく清潔感のある優し気な美女として描かれているかである。嫌っているなら心象風景でそうはならない。

初対面から一目ぼれレベル主人公は慕っていたのだろう。

でまあ、作品は途中から塔の中パートと、塔の外パートという二輪構成で進んでいくのだが、

まあ、なんだ、ここから批判が多くなる。

まず塔の中パートだが、なんというか、とにかく意味があり過ぎる。

これは褒めてない。

宮崎駿もののけ姫辺りから、やたらと意味のあるものを描こうとするようになってしまってるように思える。

1シーン毎に意味があり、多分本人に質問すれば「このシーンはこういう意味がある」と全部答えてくるだろう。

まり寓話的で哲学的記号的で、イソップ童話とか不思議の国のアリスとか、そういう感じの、「意味の塊」として作品を作ってしまっているのが塔の中パートだ。

ハウルとか千と千尋とかでも顕著だったけど。

これの何が悪いって、妄想が爆発してないのである

ムスカラピュタの雷をぶっぱなしたシーンに意味なんてないだろ。王蟲がペジテのドーム食い破ったのも意味なんてないだろ。

あいう爆発するほど格好いいシーンに意味なんてないのだ。

「どうやお前らこんな凄えの見た事ないだろ。俺も見た事ないから作ってやったぞ。見て驚け。」

という作り手の妄想の大爆発なのだ

妄想を爆発させるためにそこには当然無理がある。歪みがある。そのシーンを効果的に描くために、他のシーンで入念に爆発物を積んでいる。

その無理、その歪みが、ある人には滑り、ある人には刺さるのだ。

本人が見せたいのは爆発の部分だが、関係なく歪んだ部分が受けたりする。それが創作快感である

ところが、この作品含めて後期宮崎はその「見た事ないだろ」をやらない。庵野もだけど。

なぜなら、名前が売れて裁量が大きくなった事で、作りたいものを作れるようになったからだ。作りたいものは作ってしまい、もはや「こんなの見た事ないだろ」が無い。

庵野はその無理のなさを、その歪みの無さを、オタク知識で埋めてシン・ウルトラマンやシン・仮面ライダーを作った。

そこにはTVエヴァのような溜めに溜めた便秘解放のような妄想の爆発は無く、無い物を何とか絞り出した感のある細長いウンコしかない。

一方、宮崎駿はそれを哲学記号で埋めてこの作品の塔の中パートを作ったのだ。これは最早宮崎駿のバランス感覚のみで構成された世界から、やたらとデジャヴがある。

もののけ姫と変わらずに「鎮まりたまえ~鎮まりたまえ~」とやってるし、千と千尋と変わらずに仕事やらされたり禁忌に触れて怒られたりしている。

でてくるのもやたら思わせぶりな妖怪連中である。思わせぶりなだけで、記号であるために特に伏線とかない。どういう存在説明されてフェードアウトする。

エンタメに徹するなら、塔の中はクトゥルーばりの別の星・異星文明でも良かったはずだ。せっかく宇宙から飛来した謎物体的な設定があるんだから、一気にスターウォーズ世界になっても良かったのだ。

そこから進めて、「現代日本主人公の迷い込む異世界として描く」まで手が伸びても良かったはずだ。

ところが、そういうエンタメに走らず、やたら寓話的な見たような話で埋めてしまうのが今の宮崎駿である

ブチ切れるセンス・オブ・ワンダーではなく、賽の河原の石積みみたいなひじょーに心象的なもので埋めてしまうのが今の宮崎駿マイブームである

そういう「意味」だけで構成されたパートからストーリーなんてあって無きがごとしである。断片的な寓話職人芸でつなぎ合わせた取り留めのないタペストリーである

一方、塔の外パートは違う。庵野と同じく、オタク知識で埋めている。

人力車描写一つ、言葉遣い一つ、看板一つ、食事のお膳一つから、「当時はこうだったんだぞ」という聞いてもないのに披露されるオタク知識臭がする。

多分、キャノピー実在ナントカ式とかそういう裏打ちされた設定があるんだろう。田舎がどこの県のどこの地方かも絶対決まってるねありゃ。

っつーことで塔の中パートより終わってる感のある塔の外パートだが、そこで主人公父親が妙な存在感出してるおかげでかなり良くなっている。

というのも、この父親ある意味主人公と後妻という二人の問題元凶と言える一人であり(まあ、亡くなった実母の方がより存在感は大きいが)、更に経営者であり金持ちで何でも自分で決めてしまタイプ

というジブリ作品ちょっと見ないタイプキャラからだ。

こういうタイプは、通常は出て来ても悪役なのだが、この作品ではそれを悪役として描かない。塔の外の部外者として描く。(大叔父と血のつながりもないし)

そんなわけで、このキャラについては宮崎駿の才能の爆発が感じられるのである

経営者であり第一線でもある、という後期宮崎駿が手にした立場意図せずに作り上げた鬱屈爆薬になってこのキャラに込められているのだろう。そのせいで、後半になって妙に生き生きしている。

主人公の心象にだけフォーカスするなら、後半の塔の外パートは要らなかったはずだ。少なくとも、もっと小さくなり、警察とかが来て事務的に進むのがセオリーだったはずだ。

しかし、おそらく宮崎駿はこの父親を描くことに創作快感を感じたのではないかと思う。

なんかもう藤井聡太ばりに全く失着を犯さず最善手を打ち続ける主人公の代わりに、

この父親勝手にやらかすし勝手決断するし部外者でありながらガンガン行くしで、

前半には明らかに狂言回しだったこキャラけが、後半に「キャラ勝手に動いた」を感じさせるのである。作中で唯一、記号を感じさせないのがこの父親である

そんなわけで、ち密に意味を積み上げて作り上げたであろう全体の印象を、後半の父親がぶっ壊して変になっているが、その父親がぶっ壊した所こそが個人的には最も見ごたえがあった、という何とも評しがたい作品である

まあ、悪くなかったよ。

でもね、道徳副読本を作りたいんでもなければ、作品作る時はもっと一点の妄想・一点の美意識に全賭けしましょうや監督

2023-07-15

【超ネタバレ】『君たちはどう生きるか』雑感

とりあえず朝イチで観てきたので走り書き

自分声優の良し悪しなどには詳しくないので、あくまでそれ以外の観点から

主人公の眞人くんが亡母の死を受け入れ、新しい母=新しい生活を受け入れるための、少年成長物語

・眞人くんが異世界に消えた新しい母を探しにいき、更に亡母に別れを告げる、まずはこれが一本の軸としてある。

・大叔父宮崎駿モチーフ

・あの夢のような世界は辛く厳しい現実を忘れるための空想世界(宮崎駿にとってのアニメ)。世界崩壊=大叔父の死。だからこそ世界崩壊により、アニメナイズされた鳥たちは本来の姿に戻る。

・つまり叔父次世代人間自身創作世界を引き継ごうとしている……が、主人公自分なりの方法現実世界と戦うことを選択、これを固辞。これがもう一本の軸。

・この二本の軸に共通するテーマはおおまかに「古い価値観を捨てて、この辛い現実を『どう生きていくか』自分なりに考えていこう!」。

テーマ自体は他のジブリ作品ポニョとか)に比べればわかりやすい方。

しかし、メッセージ性に振りすぎて物語の大筋=考察しなくても楽しめる部分がおろそかになっている印象。

・まず眞人くんと他のキャラクターアオサギとか)の関係性の構築がほとんど描かれていないので、感動シーンで置いてけぼりをくらう。

・眞人くんは基本的に何事にも直接手を下さない。ペリカンの死も、世界破壊も、眞人くん以外の手によって為され、眞人くんは常に俯瞰立場受動的。

・眞人くんの行動や変化が世界に対してなんの影響も及ぼさない、誰の行動も変えない、関係性も変えない。

・変わるのは眞人くんの内面だけ、徹底的に内省的な物語

・唯一眞人くんの行動によって変わったのは新しい母親との関係性のみ。

しかし、現実世界へ帰還してからの眞人くんと母親関係についてほとんど描かれない=眞人くんがこの冒険によってどう成長したかからないため、肩透かしのままエンディングへ。

【いいところ】

・眞人くんのキャラはかなりいいと思う。

・最序盤の「あ、本気なんだな」と感じさせる火事のシーン

ジブリ作品に必ず一人は出てくる多種多彩なババアが全員集合、みたいなとこ。

・矢を作るシーン

・下校中に自分の頭を石で打ち付けるシーン、あそこは少年鬱屈した内面が端的に表されてて素直に感動した。

・塔に入るまでは間違いなく面白かった。

・鯉とガマガエルのシーンなんか最高。

・終盤、眞人くんが大叔父に対して、「それは積み木ではなく、石です」みたいなことを言い返すシーン、あそこはなんかよくわからなかったけど宮崎駿っぽくてかっこよかった。

【ここはどうなのよというところ】

ヒロイン枠が母・母・ババア(若)だけど大丈夫か?

・わたわたが過去ジブリ作品マスコット枠の中で個人的に一番可愛くない。

・なんか変なところでエヴァとか新海誠作品の影響受けてない?

あと、余談だけど父親が亡母の妹を嫁に入れているシーンに対して違和感を覚えた人がいるみたいだけど、当時の時代背景的には割と普通だよ。

以上です

2023-07-07

anond:20230706225326

怪獣8号

コロナで外出が制限され鬱屈した空気が漂っていた時期に連載開始。

完成度の高い1,2話が読者に刺さり爆売れしたものの、この手の漫画にしてはだいぶ早い主人公の正体バレ辺りから失速。

この1年半ほど妙に熱意のあるアンチ粘着されてる。(ジャンプラのコメ欄は見ないことを推奨)

2023-07-03

思春期の時、学校生活に生きづらさを感じてインターネットに逃げる訳じゃないですか。そしたら、社会人として社会で生きづらさを感じている人たちが口々に様々を言っているんですよ。やれ「定時で帰る」だの「プライベート優先」「飲みニケーション反対」と。それを読んだ自分自分の生きづらさとそれをイコールで結び付けちゃって、自分も働いたらそうなると思ってたんですよね。そういう人ってたいがい趣味を持っていて、そちらを優先みたいな大義名分があるけど、自分趣味とかはきちんとあったし。同じようになるんだと。全然違ったね。

何なら、飲みニケーションは実際にやってみたら得意大好きだったんですよ。素面コミュニケーションが苦手な自分にとって全員が酔ってくれる状況ありがたすぎる。多少会話ミスってもオッケー。酔ってるから。基本全員に好意的感情を抱くタイプ(故に、教室徒党を組んでナンボな環境だと詰む)は酒と相性がいい。

あと、学校と違って同世代、同じ立ち位置人間ばかりじゃないの、ありがたすぎ。初手のデフォタメ口環境が最悪レベルに苦手だっただけだった。職場は、さん付け敬語が初期装備で本当に気が楽。年が上下離れているって本当に楽。自然一定距離ができるから。ありがたい。

不安定自我を支えてくれる基盤として、職場のなれ合いは本当にありがたかった。

オタクで、陰だから今更気づいたけど、こう、非行に走ってヤンキー路線ガテン系環境とかも割と向いてたんじゃないかと思える。大前提として性格に欠陥があるから、そこを許容されなかったらおしまいだけど。。。紙一重でかわいがられる要素になれば。。いや、でもたらればすぎるな。きっと縦社会じゃやっていけない。

でも、世界が陰にやさしくなりすぎてしまって、(助かっている人も多いからこのままでいいんだけど、)非行に走らせて発散させればいい感じに社会復帰できたやつらが、子供部屋で鬱屈した感情を蓄えるだけになっているケースもあるんじゃないか。うーん。考えたって仕方ない。

2023-06-24

募集燃えるような性欲・食欲の取り戻し方

当方42歳。独身バカにしないで聞いてほしい。


三ヶ月前から、原因はわからないが、

ストンと性欲も、食欲(グルメ欲と言い換えたほうが良いかもしれない)が湧かなくなってしまった。

原因はわからない。


それまでは、この年にして恥ずかしながら毎日1~2回は自慰行為をしていた。

FANZAで買ったAV1000本を超える。風俗を利用する頻度も多い。

フリーランスで自宅作業も多いのでタイミングはいつでもある。

同じように自分グルメ欲も強く、美味しいものを食べるのが大好きだった。

ジャンクフードから高級なものまで、なんでも開拓して、

女の子と、友人と、一人でもいっぱい食べた。

そういった欲望を満たすために今まで猛烈に働いてきたようなものである

たくさん金を稼いで、自分欲望を満たす。

おかげで充分な年収も、ある程度の地位もできた。

慈善活動に少額だが寄付すらしている。


それがどういうわけか、ストンとその欲がいきなりなくなってしまった。

かわいい女の子を見てもなんとも思わない。食欲もわかない。

私が前に進む原動力だった燃えるような欲望がなくなって、

仕事パフォーマンスも落ちてきた感じがする。

仕事の結果に対して「まあなんでも良いんじゃないの」と投げやりな感情が芽生えつつある。

承認欲求にまみれた投稿をしていたSNSも触る気になれなくなった。

人生がつまらなくなってきた。


欲望がなくなった原因がわからない。

2年ぐらい、週一でパーソナルトレーナー筋トレに励み、

体力と精神力の維持には気をつけてきたはずなのだが。

歯列矯正を始めて、口内環境が常に少し不快なのはあるかもしれない。






どうすれば性欲と食欲を取り戻せるだろうか???

真剣に悩んでいる。

10代と変わらない鬱屈とした欲望自分は前に進んできたのに。

「性欲は下賤な感情だ」「グルメは意地汚い」「その年なら父親であるのが通常だから普通の話だ」のような説教はいらない。

自分でも充分わかっている。

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