2024-07-30

グランブルーファンタジーを嫌いになりたくない

タラタラと不満を述べてはいるけれど結局はただの不満で、私は老害なんだろうなっていう想いもありつつ吐き出さないとやってられないイチ騎空士気持ちもわかってほしい。

ここ最近グランブルーファンタジーは何かと煮え切らない雰囲気があって、界隈全体の盛り下がりを感じてる。

その理由はきっとX(旧Twitter)頼りのマルチバトルシステムからの脱却が大きく影響してると思うし、それに関しては仕方ないことだと思って納得してる。

プレイヤーからは不満の声も少なくないけどそれでも少しずつ改良されていて、ゲーム内で完結する今のシステム健全だと思う。

もっともっと良くなってくれることを祈ってる。

そしてその改修された救援システム無課金要素を整えてエンドコンテンツに励みガチャを引いて次の古戦場に備える、そんなグランブルーファンタジーが好きだ。

好きでありたいんだよ。

先日、グラブル夏の生放送があった。

毎年夏の生放送ではビッグ情報が公開されるから、この鬱屈としたグランブルーを打ち砕いてくれるような新しい何かが来てくれるんじゃないかって期待してた。

特に今年は記念すべき10th Anniversaryの真っ最中

グラブルサイコー!って言う準備はとうに出来てた。

でもそこで発表された情報は私にとって手放しでは喜べない内容だった。

特にダメージが大きかったのは、コラボきっかけで始めた初心者でも即無課金で入手できることが出来たコラボキャラガチャ化、グラブルの目玉コンテンツとも言える十天衆・十賢者ガチャ化、そして長年携わってきたプロデューサーディレクターの交代。

誤解を与えてしまたかもしれないので弁明しておくと、別に課金要素が増えることに嫌悪感を示しているわけじゃない。変わることへの忌避感がある。

まぁ別に課金したくてしたくてタマラン!って訳でもないけど…。

まず、グランブルーファンタジーってコラボキャラ無料でもらえるんですよ。

これってすごくないですか?

私はグラブルを非プレイヤーに勧める時のイチオシポイントとして真っ先にコレを推してた。

無課金で入手できるからこそ、初心者時代なら重宝しうる程度の性能だったりすることは作品愛が強い人にとって不満だったかもしれないけど、これはグランブルーファンタジーゲーム

基本的イベントが終われば元の世界に帰る人達グラブル世界適応しすぎてるよりかはその程度の方が納得はいく。

唯一無二の性能をもらっちゃった五条悟の石みたいな例外もあるけど私は納得はしてない。

それがガチャキャラ化することの影響はまだ想像しかないので語れないが、定期的な復刻が楽ではないはずのコラボキャラが前述した五条悟のように代用の効かない唯一性を持った性能だったらイヤだ。

この不満に対する反論として「他のソシャゲではコラボキャラガチャから出てくるのは当たり前、グラブル特殊だっただけ」といった反論が多いように思えたけど、10周年を迎えたコンテンツがその唯一性を捨てることが悲しかった。

イヤなら引かなければいいという声もあるけど、他のソシャゲとしてよく挙げられてる某パズルゲームや某ひっぱりゲームグラブルとでは他のプレイヤーより編成を強くすることの重要性(対人要素)の差があって比較できない。

基本的グラブル以外のソシャゲではクエストに失敗するとはあっても、特殊イベント以外で他プレイヤーに負けたことで得られる報酬が著しく減ることはないはずだ。

私は好きな作品キャラが強くても弱くてもきっと複雑な気持ちになる。

どちらにせよ悪目立ちする事は避けられず、その結果コラボ先の作品がよくない言われ方をすることにもなるだろうし、大きなプラスが見込めると同時に大きなマイナスもあるように見えて、なんでこうなっちゃったんだろという気持ちにならざるを得ない。

ちなみに私は多分強かったら引きます

次にゲーム内で周回を重ねることで誰でも無課金で入手・強化出来ていた十天衆・十賢者ガチャ化に関する不満。

これに関する不満は、定期的なアプデで一定の強さが確約されているキャラたちがガチャ化することに若干の抵抗モヤモヤがある程度で、納得している部分も大いにある。

それはキャラクターのコンセプトがガラッと変わることでグラブルの顔とも言える十天衆・十賢者が多様な編成に入りうること。

十天衆・十賢者ではないけど、例えばナルメアは恒常/クリスマス/リミテッドの3バージョンで主に通常攻撃を駆使して戦うコンセプトになっている。

そんな中、光属性実装されている浴衣ナルメアはアビリティや奥義を使って戦うキャラクターになっているし、SRの闇ナルメアは他キャラクターに弱点属性追撃効果付与するバッファーとして悪用されている。

このように、もしかしたら私の好きなキャラの1人で設定上最強格でありながら奥義を撃って予兆を中断するだけのシエテが違ったコンセプトで使えるかもしれないという期待はある。

現状、各武器スペシャリストといった設定がほぼ死んでることにメスが入るならより嬉しい。

仮にガチャから排出される際に属性が変わって現実的な編成でも十天衆・十賢者の掛け合いボイスが聴ける未来があるのだとしたら私は喜んで受け入れる。

最後に、というか私はこれが一番モヤモヤしてる。

それは、福原さん木村さんがグラブル現場を離れるにあたって後任の方に3年近く実務の多くを任せていた、という情報を多くの騎空士にとって賛否両論ある内容が発表された直後に「あえて」出したこと

この3年間、グランブルーファンタジーは良かったこともいっぱいあったし良くなかったこともいっぱいあったと思う。

個人的に失敗だったと思うことを軽くまとめると、

年末年始実装される目玉召喚石を2年連続やらかしたこと(大やらかし

マナダイバー石油武器シナジー検証不足

チケット販売後に突如発表されたリアイベでのVtuberコラボ

・レヴァン武器の調整タイミング

この4点はクリティカルだったと思う。

勘違いされそうだからヴァン武器特にシエテ剣について深堀りをさせてもらうと、私はこれが調整されたことに対しての不満はない。

かに、誰でもシエテ剣を並べたらとりあえず形にはなるし、それが当時最高難度のコンテンツにおいて全属性に力を入れてない騎空士天元への挑戦ハードルを下げることになっていたのは面白かったと思うし、マグナ2やエニアドを揃えた騎空士が次のステップに進む際にとりあえずレジェフェスでパーシヴァル/ウィルナス/ミカエルを引いてシエテ剣を並べることを目指すという導線はわかりやすかったはず。

それでもレヴァン武器の調整については遂に来たか、と思ったし、当時使っていたプレイヤーも調整されたことに疑問はなかったはず。

私が思うレヴァン武器の調整に対する失敗は、2022/6実装ディアスポラHLでドロップするシュレディンガーの頃からレイジスキル覚醒スキルを活かして他属性出張がされていたのに、全属性で使えるスキルを2023/3のに実装しておきながら同年11月までノータッチだったこと、その調整発表がわざわざこれグラの次の日という場当たり的な発表だったこと。

それに尽きる。

他に多くの騎空士から声が上がっていた2021/4以降のとんでもないインフレサマーフォーチュン、神石アニマやレヴァン武器の素材量、刻の流砂、終末超越に青紙クォーツ久遠スタレなどに関しては、大きく問題視してない。

イヤ、青紙クォーツ問題久遠スタレ問題結構気にしてる。

グラブルをやってない人達でも認識できていた程度には不満の声があがっていたらしいこの3年間、いったいどこからまで後任の方が受け持っていたのかは知る由もないし、逆にそれ以前は問題なかったのかと問われると首を縦に振ることは出来ないけど、それでも3年間しっかりやってきた人たちに任せるので安心してくださいなんて言われても安心できない。

当然この3年間でよくなったこともいっぱいある。

特に細かなアプデや日々のグランブルーに繋がる調整はかなり多かった気はしてる。

つい最近も救援UIが改良されたばかりだし、砂箱等のバックリロ不要になったり、生放送でも発表された今まで放置状態だった共闘古戦場を変えていく姿勢はとっても素敵だと思う。

それでも、やっぱり、これまで大事にされてきたと思ってたものがそうじゃなくなっていくことに対する嫌悪感

落ち着いてきたら表に出るのかもしれないけれど、現状では後任の方の声明情報も全くないことへの不信感。8月のこれグラでプロデューサーディレクターレターを書いてほしい。

それにコラボに対する不安も数ヶ月は続く。

今回のコラボ先は良くも悪くも目立ってる作品で、それがコラボガチャ第一弾ということに抵抗がある人も少なくない。

私は、グランブルーファンタジーが好きなんですよ。

貶すつもりはないけど、コスプレイヤーとか、Vtuberとか、なろう小説とかが好きなわけじゃないんですよ。

十天衆の最終上限解放やどうして空は蒼いのかのときみたいに、外から見ても盛り上がりを感じるグランブルーファンタジーオリジナルコンテンツが、来てくれることを願ってる。

私がグランブルーファンタジーを嫌いになる前に。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん