はてなキーワード: 菓子とは
ちょっと昔ブログ副業でしようと育ててた時の記事ネタにSNSとかでイカれた主張を繰り返すフェミ系とか集スト対策集会みたいなのに怖いもの見たさで潜入したことあったけど
ここやTwitterで狂ったように男はおぞましいとか男性性がとか女性性の押し付けがとか男女別姓がとか喚き散らしてたキ〇ガイ女とかキチ〇イババアとか、俺が架空身分で慶〇出身で一流企業に勤めて起業したベンチャーエリート経営者ですみたいな身分を装って話てたらさ、今までの男社会により女らしさの押し付けで苦しんで死にそうだとか喚いてたのは何だったんだとばかりに
リリカルなのはのシュテルみたいな貞淑さと女らしさ丸出しな仕草に変わってて、あまりの変わり身の早さにそっちの方が異常さを感じて戦慄した思い出がある
あと、集スト対策系とかは、全員が全員お前は〇〇のスパイだ!とか言って罵り合うだけの不毛な場がほとんどだったけど
女とかがきた途端に、今までお前ノルマン人みたいなアルミ鉄兜着て電磁波攻撃ガーとかスパイガーとかシャッターアイランドみたいなこと言ってたのは何だったんだとばかりに
途端に常識的になってトイレから出てきたらティンホイルハット外してやたらなれなれしく女を二人きりにして連れ出そうとしてたのがマジで吹いたわ
そういう経験を実際に見てきたので、本当のキチガ〇なんて、精神病院にinされて駄菓子屋のラムネ菓子一気食いみたいな量の向精神薬で無理矢理大人しくさせられて
薬の副作用で3~4年後くらいには「ウッ」とか言いながら心不全で静かに息を引き取るみたいなレベルの人間以外では、大体詐病なんじゃねえの?って思うんっスよね
まぁ〇チガイと言っても一言に医学的に色々あるから、そうじゃないのも基地外の範疇に入ったりするんだろうけど
ちなみに辞めた理由ははてなが誇るスーパーキチ〇イの低能先生がhagex刺殺事件を起こしたから
ここまで書いたらピンと来たキチガ〇に襲撃されちゃうのかな?って思ったけど、あんなレベルのキ〇ガイそうそういないだろうし、狭いはてなをピンポイントで見てるのなんていないだろうなーって思う
自分は中学高校と鉄道研究部に所属し、自他ともに認める「鉄オタ」だった。
入学祝いに買ってもらったEOS Kissで近場の跨線橋や踏切、駅に写真を撮りに行ったり、北は北海道、南は鹿児島まで、日本全国に撮影旅行にも行った。使ったのはもちろん青春18きっぷ。
同じ趣味の仲間と普段は見れない車両の写真を喜んで撮ったり、北斗星の最終運行を撮りに朝4時から大宮駅に行ったり、部で貸切列車の運行をしたこともある。
だが今は、自分がかつて鉄オタだったという過去すら消したいと思っている。
最近、有名ポイントでのやまぐち号の撮影に関して津和野町からマナー啓発が行われたことに対する撮り鉄の反応が話題になっている。
「二度と行かない」「もう撮らない」はどうでも良い。勝手にしろ。で済む話だが、あろうことか「強行撮影する」「放火する」という過激な意見まで飛び出している。
どうせやらないだろ、で済むならいいんだが、撮り鉄にはたくさんの「前科」がある。
邪魔な草を引っこ抜く、草どころか鉄道会社の設備である柵を引っこ抜く、敷地に立ち入って列車を緊急停車させる。
ワケわからん。お前らが撮りたいのは何なんだ?
F1レースを撮りに来た人は柵を乗り越えてコースに入ったりしないし、航空祭の会場でコーンバーを乗り越えて滑走路まで撮りにいく奴はいない。
何故鉄オタだけなんだ?
撮り鉄の悪いイメージばかりがどんどん大きくなっているせいで、最近では駅でカメラをぶら下げて歩くこと、鉄道車両にカメラを向けることすら恥ずかしい。そういう奴等と同類に見られるのは死んでもゴメンだ。
そう思って撮り鉄をやめたんだが、今にして思えば昔の自分もそこまで行かないにしろ同類だったのかもしれない。
部活の旅行でも、ボックスシートで大声で話しながら菓子を食べ散らかし、無理な乗り換えでコンコースをバカみたいに走ったり、当時の自分がしていたことを客観視してみたらどうかと思う行為ばかりだった。
https://anond.hatelabo.jp/20140426234812 の続き
元です、意外と見てもらえたので少し
神戸のはアンリシャルパンティエです、マカロンはもうやってないですが、と思ってたら通販ページに復活していました!!……アンリはしょっぱいちっちゃいクッキー缶も美味しいですね。
アンリも新しい店もシャトレーゼもマカロン200円程度のはずでした。割高かもしれないですがケーキ一個450円だと思うと比較的お安くケーキ体験ができます!結構でかいので半分づつ味変シェアも楽しいです。
ダロワイヨとサダハルアオキは初耳だったので見かけたら試してみます、ありがとうございます!
有名どころで言えばラ……、ピ……あたりは試してみて(個人的な好みですが)やっぱりアンリだな、となりました。主に試していたのは地域に根付いた系大規模菓子屋のものがメインなので試行数からすると有名店経験値は少ないかもです。
クソみたいな長文で腐女子のお気持ちではあるがカツカレーとかハンバーグカレーの比喩とかでなくストレートに捻りのないマカロンそのものへのお気持ちということはあらかじめ言っておきたい。
マカロン、名前だけはポピュラー思うものの、食べたことのある人はどれぐらいいるのだろうか。
マカロン、プリキュアでも言及されていたような気がするが基本的にさほど美味いものではないと思う。デパートによく入っているような有名なマカロン専門店のマカロンも食べたが、やはりその認識である。
マカロン、それは誰かが言っていた、仏壇に供える砂糖菓子とさほど変わらないという表現がぴったりで、見た目だけのファッションスイーツと言われても仕方がない存在である。
私自身も長らくそう思っていたが、弟にもらった神戸のある店のマカロンだけは、はっきりと次元が違っていた。
さくっ、しっとりとした優しい食感に、濃厚で複雑な味わいがぎっしりと詰まっている。
噛むほどに、極小の絶品ケーキが舌の上でほどけていく。ベタベタな表現だろう、だが、味の宝石箱や!と言いたくなるほどの素晴らしいものであった。
そこには、従来の単調な甘さのマカロンはなく、食感、香り、味といった複雑で高次元の味わい、いや食体験をもたらすそんなマカロンが存在していた。
私はすっかり、マカロンが好きになっていた。
あの食体験への驚きをなんとしてでもまた味わいたいと、帰省する弟には毎度あのマカロンを土産にするようにとお願いしたりした。
他にもそんなマカロンは存在するのかとマカロンを見るたびに買って食べ比べたりもするようになった。冒頭の有名店への評価はこのときに感じたものであるが……意外にもシャトレーゼがなかなか頑張っていると感じた。
そしてマカロンを食べ比べて感じたことは、やはりあの店のマカロンは別次元だったということだ。
そして別次元のマカロンと私の蜜月は、残酷にも唐突に終わりを迎えた。
それは直接遠方のあの店に、マカロンを買うぞと勇足で行ったときのことだ。ショーケースにマカロンが並んでいないことを確認して、店員さんに尋ねると「マカロンはもうやっておりません」と、非情にもあっさりと全ての終わりを告げられたのであった。
もう二度と、あのマカロンが食べられない。
私は絶望感でいっぱいになった。しかし大好物の食べられないこの世界でも、生きて行かなければならない。
おぼろげに面影のあるシャトレーゼのマカロンを食べては、あの店を思い出しながら自分を騙して数年を生きてきた。
……そして、再会は突然にもやってきた。
一年前、辞令が出てすこし遠くに転居した。私は軽度ではあるがアトピー持ちで定期的に皮膚科に通わねばならない身である。たまたま新しい職場で勧められた皮膚科にはじめてかかったときに、皮膚科の隣がオシャレな感じのケーキ屋であることに気がついた。
皮膚科の待ち時間というものは、何故かどこの地方のどの皮膚科に行っても大抵の場合長い。クソほど長い。半日が無駄になることもザラだ。暇にあかせて隣のケーキ屋のクチコミを調べることにした。
なんということだろう。店のオーナーは、神戸の……あの店で修行した人だということがわかった。皮膚科の待ち時間というにもかかわらず、胸がはずむ。そして、居ても立っても居られなくなって受付に「外で待ちます」と告げてケーキ屋に駆け込んだ。
マカロン。
ああ、マカロン。
ショーケースに、きっちりと色とりどりのマカロンが整列している。
あの店からも遠く離れたこの街にお前は暮らしていたんだな。奇跡が幾重にも連なったこの再会に、謎の感動が呼び覚まされる。いや、まだだ。このマカロンがあのマカロンと決まったわけではない。まずは、食べてみるほかにはない。
それだけあれば、きっと別人なのか本人なのかわかるはずだ。裏切られてしまうかもしれないのにこれ以上ないほどにうきうきとしながら私はそれを購入した。
皮膚科の順番が終わって、車のなかで包みをひろげる。見た目は、やわらかく不揃いのところもあるすこし素朴なフォルムで、有名店にありがちなシュッとした綺麗なものではない。でもそれが逆に、あの店を思い出させる。
ひとかじり、口にする。
マカロン。
マカロン、間違いなく、これはあの店の……別次元のマカロンだ。その深みのある美味しさもさることながら、マカロンと離れ離れになって、面影を探し求めて彷徨っていた期間や、そして再会に至るまでの偶然の全てが、特別な食体験となってまた戻ってきてくれたのだ。
例えてよいのかわからないけれど、ペルシアで起こって滅びてしまったマニ教が遠い中国でまだ生きているのを見つけた人も、このような気持ちだったのだろうか。そんな気持ちすら沸き起こるのだった。
マカロン、基本的に美味しいものではない。しかし、私にとってはものすごく美味しいものだ。願わくばこの店がマカロンをやめないように、私はこの店で定期的にマカロンを買おうと、残りのマカロンを噛みしめながら考えたのだった。
長年セブンイレブンのあたりめを食べていたが、徐々に内容量が減っている気がして、イカ離れをしていた。
今年の春、在宅勤務が始まったことで、仕事をしながら存分にイカのおつまみを食べられることになった。
嬉しすぎる。
これまで残業中に誰もいないオフィスであたりめやゲソをしゃぶることはあったが、フルタイム好きな時間にイカが食べられるとは!
ジッパーが付いているが一気食いした。
ひとつひとつのチップは噛みごたえのある厚みがあるが、細かく裁断されているので飲み込みづらさもない。
朝昼夜、どんな時間にもマッチする。(ただし夜食べると翌日やや顔がむくむ気がするため控えている)
朝やる気が起きないとき、昼間ムカつく会議の後、捗らない仕事の合間、一山超えた後のご褒美……。
一度食べて病みつきになった私は、売り場にあった3袋を買い占めた。
平日はほぼ毎日、ストックが切れると買いに行った。家族にも買ってきてもらうようにした。
毎回3袋買い占めていたある日、棚からいかチップが姿を消した。
おそらく買い始めて二ヶ月ほど経ったとこだろうか。
あんなに買い続けていたのに他の商品に負けたのか?私以外に買う人がいなかったのか?
ネットで情報を探そうものにもジャッキのサイトにすら記述がない。
箱買いを試みたが途方に暮れた。こんなにおいしいのにSNSでもほぼ情報がない。何故だ。
一週間ほどの出来事だと思うが、仕事が手につかなくなったこともあり、いかチップのことは忘れようと決めた。
ある夜、コンビニへ行った家族から「いか復活!」の知らせが入る。
しかも、普通のいかチップとピリ辛味まであると言うではないか!
ピリ辛味に興味はないが、単純に売り場が増えていることに歓喜した。5袋ほど買ってきてもらい、すぐに自分の目でも確かめに行った。
一列だった売り場が二列に!さらにピリ辛味も含め三列になっている!!!出世!これは出世だ!!
レジに3袋差し出した私は、きっと誇らしげな表情だったことだろう。
それからというもの、入荷は安定し、私が3袋買っても他の人にも行き渡るような状況が維持されている。
さらに勢いは加速し、陳列棚が増え、多いときには6列近くも取り扱われるまでに出世した。
相変わらず他の店で売っている姿は見かけない。
布団から出るのが辛くなるほど冷えてきた頃、家族にいかチップのおつかいを頼んだ。
電話が鳴った。嫌な予感である。いや、すでに地位は確立しているはず。私は電話に出た。
「いかが……無い。」
『何で?あんなに棚増えたじゃない…』
「もっと売れたかと思って目立つ方の棚も見たんだけどなくて……」
家族も慣れたものである。スナック菓子や季節限定品の棚も見てくれていた。それでも、無い。
違ういかの購入を打診されたが断った。いかチップじゃないとダメなんだ。
黙って差し出される袋。
嬉しすぎて飛び跳ねた。なんと素晴らしいサプライズ。
どうやらいかチップは、アメやグミなどポケット菓子的な売り場の一番目立つ場所に並んでいたようだ。
偶然グミを買おうとして見つけてくれたという。
これは、間違いなく出世だ。
日が当たらないおつまみコーナーの一角から、レジが目の前の華々しい棚へ大出世である。
翌日、すぐに様子を見に行った。キラキラしたグミやチョコに混ざって、いかチップがいた。
記念写真を撮りたかったが、さすがに控えた。常識は弁えているつもりだ。いかチップに恥はかかせられまい。
誰にも見つからなくても私一人がそっと買い支えられればと思っていた。
それが今では、新製品が立ち並ぶ熾烈な棚の一番良いポジションに収まっているなんて。半年前には考えられなったことだ。
でも、そろそろ箱買いしたい。
https://anond.hatelabo.jp/20201125201136
これは正解。
ただ八幡屋礒五郎の七味を蕎麦に使うと、どんな蕎麦も絶品に変わるのでおすすめ
シナノスイートは甘くて美味しい
>>日本酒→ヌカ臭く積極的にまずい酒ばかり。お山の大将な無能杜氏たちがガン。
クソみたいな酒蔵が多いのは事実。
比較対象があれだが、魚沼産と比較できる米ならば木島平米がうまいし安いからおすすめかな
>>淡水魚→ナマズなど泥臭い下魚ばかり。岐阜・高知のアユ・アマゴの方がうまい。
そもそも淡水魚を食べないからわかんないけど、長野は鯉すら食べる民族ということも追加しておく。
味は普通
>>野沢菜→長野県民は味覚音痴なので、味の素を霜降りになるまでかけて食う。
しょっぱい
美味しいらしいが食感が無理
砂糖醤油を食べている感じ。タンパク質を摂取するならプロテインで摂る
>>ローメン→物珍しさで食った観光客が本気で気分悪くするまずさ。
なぜローメンをピックアップしたか謎だが、俺は食べたことがないし食べたくもない。せめてソースカツ丼
>>寒天→海もないくせに。
なぜ寒天をピックアップしたか謎だが、美味いものか?健康のために食す。味噌汁に入れて毎日食べる
>>ジビエ→向上心の無い雑なハンターばかりなので、血なまぐさいゴミ肉しか作れない。
近所に血抜きが上手な猟友会がいるため定期的に猪がやってくる。脂身が多いからBBQ以外食べれない
あと毎回お返しに困る
信州味噌が美味いかは不明。個人的には出汁との調和が重要と思う。
ワイン→五一わいんという会社のワインが常飲酒として個人的に好き。一升瓶のタイプがおすすめ
ラーメン→意外と激戦区なので外れが少ない。ただし観光地のラーメンは駄目。下調べしてから行くこと
もも→川中島白桃はマジ美味い。間違えて白凰を買わないように。白凰も美味いけど、白桃は別格
誤解があるもの
寝返りが始まった赤ちゃんがいます。夫におばさん呼ばわりされて、夫に無視されて、私物を捨てられました。上の子もおかしくなってきて夫の真似をして無視してくるようになりました。夫が憎くて辛いです。今すぐ宇宙人にビームでも打たれて性格が劇的に変わるか、突然ピカーッと神の啓示を受けて隣人愛とヒューマニズムに目覚め発達心理学と人権の勉強をして実践のために完全なる家庭人を目指してほしいと思いますがそんなことは起きないみたいです。辛い。自分で今まで何でもやってきたんだから今回もそうしなくては何も解決しない。最近一人の時はだらだら涙が出るようになってきたのでいよいよだめです。子供産まなかったら良かったんだろうか。というか配偶者をそんな扱いするやつは子供も結婚もしたがるなよ…なんで結婚してあまつさえ子供産ませた…?やめとこ…?もう遅いけどね?と思いました。しかし子供は産まれている。なので私が頑張るしか…20年頑張って生きようと考えるたびに無理だあ〜長いよ〜20年て…親が死ぬ長さだよ…って思います。なので失踪しようかと思ったんですが赤ちゃんが可愛いのとコロナ怖くて連れ回せないのでやめました。心療内科は3ヶ月待ち!チキンレースか?焼きそば大量に作って便器に突っ込むとか、風呂を寒天にするとか、スリッパをすべてスルメで作るとか、掃除のモップを綿菓子にするとか、ろくでもないイタズラを毎日毎日することにしてストレス解消しようかな。夫が頭おかしくなったよこのひと…!!って思って離婚してくれるかもしれないな。そこで私が「それが宇宙人にビームでやられまして…」という。頑張って生きていこう。子供には幸せに生きてほしい。
自分が担当していた大口取引先の会長から、「友人が起業することになったので相談にのってあげて欲しい」と持ち掛けられた
創業関連の融資というのは銀行はあまりやりたがらない 計画があてにならずリスクも高いからだ
通常なら「起業資金だったら政策金融公庫ならすぐに出してくれますよ」と受け流すところなのだが、会長直々の相談なのでとりあえずその友人と面談することになった
銀行の応接で面談し話を聞くと、今既に和菓子店を複数店舗展開しており、今回そこを辞めて新たに会社を設立するので資金を出して欲しいという
その和菓子店は地元で人気の店であり私も知っていた 地元の果物を使ったフルーツ大福やフルーツ葛饅頭などが人気でいつも行列が出来ている
ただそうなるとなぜ上手くいっている会社を辞める必要があるのかという疑問が出てきた
「今の会社ではやりたいことが出来ないので、一から新しくやり直すことにした」というが、自分が社長なのにやりたいことが出来ないというのはやはり納得がいかない
「今の会社のメインバンクはどこなんですか」「A銀行だけど」「喧嘩別れとかでないのであれば、A銀行に相談するのが一番手っ取り早いと思いますが」と私が問い詰めたところで、社長はようやく白状した
社長は新商品などの開発は非常に得意で仕事は出来るのだが、その分夜遊びも酷くほぼ毎日のように他社の社長友達たちと飲み歩いていたという
キャバクラの女の子と平日にゴルフに行くなど散々遊びまくった結果、副社長である妻がついにキレて社長を解任され会社から追い出されてしまったということだった
会社設立の際に妻の父親に一部出資してもらっていたため、株式保有割合が社長40%、妻40%、妻側の父20%となっており、実質的に株式の過半数を握っている妻に追い出されてしまったわけだ
「とはいえ社長だったんだから退職金は貰えたんでしょう それに株式だって40%持ってるわけだからそれを買い取ってもらえるんじゃないんですか」と聞くと社長は項垂れながら答えてくれた
「退職金として2000万円、株式は税理士に評価してもらって4000万円で買い取ってもらったよ だけどこれまでに会社の金を流用して個人的な飲み食い等に使っていた分を穴埋めさせられた
それから離婚時の慰謝料も払わされたので手元に残ったのは1000万円足らずしかない」
銀行は決算書上で会社側から役員個人に対する貸付金があるケースを酷く嫌う 会社に融資したはずの運転資金が社長個人に流用されてしまっては困るからだ
そんな状況では内情を良く知るA銀行が社長に対して融資をOKするはずがない
ただこの社長には商品開発力はある デパートのバイヤーとも繋がりがあるので、商品を取り扱ってもらうことも恐らく可能だろう
私自身新規取引先開拓のノルマがあり、あと1件増やせばノルマ達成だったこともあり、この融資案件について採り上げ方向で検討することとした
支店内での稟議は金額が融資金額が1000万円と少額であったこともあり、比較的すんなりと決裁になった
社長が有名和菓子店を経営していたことも一つの材料になったのだと思う(社長が追い出された件はただの夫婦喧嘩という説明に留めておいた)
稟議承認の際、私は支店長に「増田君、中小企業は会社=社長だよ 増田君が面談して信用出来ると思ったのであればやってみればいい」と言われた
すんなり決裁が得られると思っていなかった私は、支店長の言葉で逆に不安になってしまった
悩んだ私は最悪この案件が流れても仕方ないという覚悟で社長に対して最終の条件提示を行った
融資金額や金利、融資期間については当初の提案通り、但し不動産担保として社長の実父が住んでいる実家を取らせてもらうことを条件として出した
実家は築50年以上経っており建物の価値はほぼゼロだ しかし立地が良いので更地にして売却しても相応の金額にはなるだろう
社長は担保提供について抵抗したが「嫌なら他の銀行で相談して頂きます 当行では対応出来ません」と突っぱねたところ最終的に社長が折れた
さすがに実父の自宅を人質にとれば社長は夜遊びを多少は控えるだろう、そう考えての対応だったのだが、結果としてこのときの私の判断は甘かった
融資実行後、工場兼店舗となる物件を契約し2ヶ月ほどの準備期間をおいて店はオープンした
社長が開発した新商品は地元のTV局の情報番組で取り上げられたことなどもあり、開店当初から売上は順調に推移した
とはいえやはり不安が拭いきれなかった私は社長に対し「決算書は税務署に提出する前に必ず私に見せて欲しい」と何度も念押しをした
そして決算期を迎え、社長の飲み友達である税理士から渡された決算書のドラフトを見て私は愕然とした
確かに黒字にはなっている 数十万円程度のお情け程度の黒字 しかし問題はそこではない
「決算日に店舗の金庫の中に現金が800万円あることになってるんですけど」
「社長は忙しいから毎日銀行に入金に行けないんだと思うよ ある程度まとまってから行くんじゃないかな」
「800万円って何日分の売上に該当すると思います?先生は現金があるのを確認しました?」
「…」
預金残高をいじればさすがにすぐに銀行に見抜かれる だからといって現金を膨らませるとかもう小学生並みの発想だ
恐らく毎日の店舗の売上現金はそのまま社長の遊興費で消えてしまっているのだろう
「こんなバレバレの粉飾に手を貸したという話が広まったら困るのは先生でしょう、うちの銀行出入り禁止になりたいですか!」
と税理士に罵声を浴びせ、現金項目について原材料や前払金等の適当な項目に振り分けるよう指示した
クリスマスケーキ用に前もって大量の原材料を発注した 保管はメーカー側の倉庫でしているとでもいえばなんとかなるだろう
翌日社長と面談し、「これ以上はお付き合いできないので、すぐに他の銀行で肩代わりして頂きたい 出来なければ担保である実家を処分する」と通告した
その後税理士が新たな決算書を作成し、その決算書を持って近隣の信用金庫へと相談へいってもらった
事前のうち合わせ通り「今の銀行から大幅な金利引き上げを通告された、なんとか借り換えさせて欲しい」と社長は信金の窓口担当者に泣きついた
そして3週間ほどたち、粉飾決算を見抜くことが出来なかった信用金庫は融資を肩代わりすることとなった
他行で借り換えされることになった旨を支店長と上司に伝えると「自分の担当先だろ しっかりグリップしておけよ」と怒鳴られてしまったのだが
下手をすれば融資先の粉飾決算で信用事故に巻き込まれるハメになっていたわけなので、それに比べれば上司からの叱責など軽いものだった
信用金庫からの振込入金を確認し、借入返済手続きを終えた私は返却書類一式を持って和菓子店を訪れた
営業時間中は忙しいだろうということで、閉店間際に行ったのだが店内にいるのはバイト店員だけであった
「社長は外出中なのでお預かりしておきます あと銀行さんが来たらこれをお渡しするようにと言われてましたので」と和菓子の箱を渡された
外出といってもどうせ飲みに出ているだけだろう まあ最後にお礼の菓子を渡すくらいの常識は持ち合わせているのか…
私は菓子箱を受け取り銀行へと戻った 箱の中身は葛饅頭だったので残業している同僚たちと食べることにした
「あーこれは美味しいわ 売れるはずだよ」と同僚たちが言う
へうげものは史書じゃなく娯楽だから楽しめればそれでいいし、じっさいそれなりに楽しめた。アニメもよかった。
おれはというと、途中で読むのやめた。史実からの離れっぷりが壮大すぎて、さすがについていけなくなったw。
ただあのマンガが契機で茶湯や焼き物が好きになった人もけっこういるし、個人的には「へうげ十作」がすごいと思った。
追記。
なんか盛り上がってますねー。びっくりです。盛り上げてくれてありがとうございます。
古い記憶をたどると、大江憲一先生の粉引き茶盌、瀬戸黒茶盌はよかったな。大江先生は2010年代とは作風かわられましたね。
多治見の加藤委先生の青白磁は食器が好きです。角皿は菓子器にも花器にもなるし。あとスパゲッティ食いたい。ベーコンとガーリックと春菊のパスタ。
金理有先生のオブジェは、露地の結界とか燭台に使わせてほしい!
kash06さん好みの伊藤先生、寺田先生、穂高先生。おれもいいと思います。色や柄は写しあり独創ありでそれぞれですが、長次郎型、織部型、黄瀬戸向付型、みんな茶盌として定着した型です。つまりお茶を点てやすく取り回しやすく飲みやすいタイプ。ここをはずしたら茶陶じゃないw。篠原先生は、茶陶よりも平安期の古信楽を意識した大作がかっこいいと思います。でも、写しから脱却した自由なかたちの皿のほうが、ほんとうは好きかも。
ただへうげ十作のすごさは個々の作品だけではなく、それを全国、ときに海外からも持ち寄って一座建立をじっさいにやってしまったこと。そこには制限も境界もなく徹底的に自由だったこと。つまり文化を構築する作業だったこと。そこがすごかったし、いまでもすごいと思っています。