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2020-11-10

anond:20201110194317

へうげもの史書じゃなく娯楽だから楽しめればそれでいいし、じっさいそれなりに楽しめた。アニメもよかった。

おれはというと、途中で読むのやめた。史実からの離れっぷりが壮大すぎて、さすがについていけなくなったw。

ただあのマンガが契機で茶湯や焼き物が好きになった人もけっこういるし、個人的には「へうげ十作」がすごいと思った。



追記

id:kash06さんはじめまして

なんか盛り上がってますねー。びっくりです。盛り上げてくれてありがとうございます

へうげ十作の現代作家さん、おれもみんな好きですよ。

古い記憶をたどると、大江憲一先生の粉引き茶盌、瀬戸黒茶盌はよかったな。大江先生2010年代とは作風かわられましたね。

あとは栢野紀文先生の粉引き彩文重箱と菓子器や皿。楽しい

水垣千悦先生山田浩之先生もよかった。

多治見加藤先生の青白磁食器が好きです。角皿は菓子器にも花器にもなるし。あとスパゲッティ食いたい。ベーコンガーリック春菊パスタ

金理有先生オブジェは、露地の結界とか燭台に使わせてほしい!

kash06さん好みの伊藤先生寺田先生穂高先生。おれもいいと思います。色や柄は写しあり独創ありでそれぞれですが、長次郎型、織部型、黄瀬戸向付型、みんな茶盌として定着した型です。つまりお茶を点てやすく取り回しやすく飲みやすタイプ。ここをはずしたら茶陶じゃないw。篠原先生は、茶陶よりも平安期の古信楽意識した大作がかっこいいと思います。でも、写しから脱却した自由なかたちの皿のほうが、ほんとうは好きかも。

ただへうげ十作のすごさは個々の作品だけではなく、それを全国、とき海外からも持ち寄って一座建立をじっさいにやってしまたこと。そこには制限境界もなく徹底的に自由だったこと。つまり文化を構築する作業だったこと。そこがすごかったし、いまでもすごいと思っています

 
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