はてなキーワード: 寺田先生とは
へうげものは史書じゃなく娯楽だから楽しめればそれでいいし、じっさいそれなりに楽しめた。アニメもよかった。
おれはというと、途中で読むのやめた。史実からの離れっぷりが壮大すぎて、さすがについていけなくなったw。
ただあのマンガが契機で茶湯や焼き物が好きになった人もけっこういるし、個人的には「へうげ十作」がすごいと思った。
追記。
なんか盛り上がってますねー。びっくりです。盛り上げてくれてありがとうございます。
古い記憶をたどると、大江憲一先生の粉引き茶盌、瀬戸黒茶盌はよかったな。大江先生は2010年代とは作風かわられましたね。
多治見の加藤委先生の青白磁は食器が好きです。角皿は菓子器にも花器にもなるし。あとスパゲッティ食いたい。ベーコンとガーリックと春菊のパスタ。
金理有先生のオブジェは、露地の結界とか燭台に使わせてほしい!
kash06さん好みの伊藤先生、寺田先生、穂高先生。おれもいいと思います。色や柄は写しあり独創ありでそれぞれですが、長次郎型、織部型、黄瀬戸向付型、みんな茶盌として定着した型です。つまりお茶を点てやすく取り回しやすく飲みやすいタイプ。ここをはずしたら茶陶じゃないw。篠原先生は、茶陶よりも平安期の古信楽を意識した大作がかっこいいと思います。でも、写しから脱却した自由なかたちの皿のほうが、ほんとうは好きかも。
ただへうげ十作のすごさは個々の作品だけではなく、それを全国、ときに海外からも持ち寄って一座建立をじっさいにやってしまったこと。そこには制限も境界もなく徹底的に自由だったこと。つまり文化を構築する作業だったこと。そこがすごかったし、いまでもすごいと思っています。