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2020-12-27

撮り鉄やめました。

自分中学高校鉄道研究部に所属し、自他ともに認める「鉄オタ」だった。

入学祝いに買ってもらったEOS Kissで近場の跨線橋踏切、駅に写真を撮りに行ったり、北は北海道、南は鹿児島まで、日本全国に撮影旅行にも行った。使ったのはもちろん青春18きっぷ

同じ趣味の仲間と普段は見れない車両写真を喜んで撮ったり、北斗星の最終運行を撮りに朝4時から大宮駅に行ったり、部で貸切列車運行したこともある。

だが今は、自分がかつて鉄オタだったという過去すら消したいと思っている。

最近、有名ポイントでのやまぐち号撮影に関して津和野町からマナー啓発が行われたことに対する撮り鉄の反応が話題になっている。

「二度と行かない」「もう撮らない」はどうでも良い。勝手しろ。で済む話だが、あろうことか「強行撮影する」「放火する」という過激意見まで飛び出している。

どうせやらないだろ、で済むならいいんだが、撮り鉄にはたくさんの「前科」がある。

邪魔な草を引っこ抜く、草どころか鉄道会社の設備である柵を引っこ抜く、敷地に立ち入って列車を緊急停車させる。

ワケわからん。お前らが撮りたいのは何なんだ?

F1レースを撮りに来た人は柵を乗り越えてコースに入ったりしないし、航空祭の会場でコーンバーを乗り越えて滑走路まで撮りにいく奴はいない。

何故鉄オタだけなんだ?

撮り鉄の悪いイメージばかりがどんどん大きくなっているせいで、最近では駅でカメラをぶら下げて歩くこと、鉄道車両カメラを向けることすら恥ずかしい。そういう奴等と同類に見られるのは死んでもゴメンだ。

そう思って撮り鉄をやめたんだが、今にして思えば昔の自分もそこまで行かないにしろ同類だったのかもしれない。

部活旅行でも、ボックスシートで大声で話しながら菓子を食べ散らかし、無理な乗り換えでコンコースバカみたいに走ったり、当時の自分がしていたことを客観視してみたらどうかと思う行為ばかりだった。

自分勝手だが、忘れたい。そして、迷惑度がその程度でやめられた事を神に感謝したい。

もう二度とただの移動手段たる電車を撮ったりはしません。今の私はキチガイではないので。

 
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