はてなキーワード: ハンデスとは
始めたと言っても去年のことだが、こんな感じだったなあという備忘録みたいなものだ。
長いので要約するとMTGが難しかったのでデュエマに乗り換えたという話である。
去年の秋頃、彼氏がMTGアリーナにハマっているのを横目で見ていたら対戦相手に飢え始めたのか、ちょっと始めてみない?と持ち掛けてくるようになってきた。
そもそもオンラインゲームで対戦相手に飢えるってどういうことだよと思うかもしれないが、どうもオンラインでは使えるカードの中で一番強いものとそれに対応できるカード以外の居場所がないようで、せっかく考えたカードのセットでもそのどちらかに当てはまらなければ瞬く間に負けてしまうらしい(今なら多少わかる)。
そのうえ顔も知らない人間にカードのパワーだけで殴り倒されるのは精神衛生上よろしくないようで、カードゲームやるくらいで喜ぶならいいかと思い軽く初めてみることにした。
じゃあはい、と60枚の紙の束が手渡される。これは言わずもがなデッキである。
余談だがこの60枚の紙の束に、カードゲームプレイヤーは持ちうる全ての矜持を注ぎ込むため、負けた時の怒りや屈辱は計り知れないものになるらしい。カードショップで叫んでいる人がいても、あの人は自身のプライドを傷つけられてどうしたらよいのかわからないのだと思うとつい同情してしまう。
さて、私が矜持を託すことになるこのデッキだが名を「シルバークイル(白黒)」というらしい。その名の通り、「シルバークイルの学舎」なるカードが入っており、そこへ集う「優秀な学徒」や「戦闘学の教授」たちが戦ってくれるらしかった。
だがそんなことは正直どうでもいい。何故なら私はこのデッキで負けて以来二度と彼らに矜持を託すことは無かったからだ。
ざっとルールを聞いてあとは流れで。デッキを机の左隅に置いて、そこから7枚引く。これが自身の手札で自分の使ってよいカードになる。うきうきでカードを7枚引き、さてどうしようかと思っている私の目に驚愕の光景が飛び込んできた。
沼、沼、沼、平地、学舎……あとは覚えていないが、とにかく手札のほとんどが人ではなかった。なんなら3枚は白骨化していた。
上記のように沼や平地といった環境、学舎といった建築物を指すカードを土地カードという。これがなければ学生や教授は相手を攻撃するどころか立つことすらままならない。
しかし、土地だけがあっても使う者がいなければ持ち腐れである。私はその後3、4ターンほどひたすら手札の土地を自慢し続けた挙句敗北した。
このように手札に使える人材が来ないことを俗に手札事故という。シャッフルは十分にしたはずだがさすがに60枚となると厳しかったのか、はたまた純粋に運がなかったのか。
手札事故が起こってしまった場合引き直しをすることができたのだが、当時は若く、まあこれでもなんとかなるだろうと思い黙って進めてしまったのだ。土地を不本意に所持している場合はすぐ専門家に相談すべきである。これは現実もMTGも変わらない。
そんなしょうもない初心者あるあるで負けたわけだが、私の心にふっと湧いたものがあった。悔しさだ。かなりあけすけに言うと「運勝ちのくせに喜んでんじゃねえぞボケ」と思った。何も知らないのに心だけはすっかりカードゲーマーである。
どんな初心者だろうと負けるとわかっているゲームはやりたくない。特にデッキが同じレベルであればあるほど経験の差が勝敗を大きく分けることになる(まあ今回は運負けだが)。加えて、少なくともMTGは私のようなカードゲームの素養がひとつもない人間が最初に触れるには少し難しすぎたように思う。
もういいかな……と若干引き気味でお開きとなったのだが、これ以降彼氏の目的が徐々に「良い感じにデッキを回す」から「初心者と楽しめるカードゲームを探す」ことにシフトしていった。
そんなある日私に40枚1組のデッキが渡されることになる。デュエルマスターズの主人公が使うデッキ、「ジョーのスター進化」だ。
「ジョーのスター進化」には「ヘットルとフエートル」とか「ツタンカーネン」とか「ドツキ万次郎」とかいうトンチキな名前のモンスターが多く入っている。そんなトンチキ共が力を合わせてトンチキ総大将「ボルシャック・大和・モモキング」を出して勝つのがこのデッキらしかった。すべて個人の見解である。
ちょっと難しくてもやっぱりMTG続ければ良かったかな~などと思いつつちょこちょこ触っていくと、これが結構面白いということに気がつく。
まず、デュエルマスターズ、通称デュエマには土地という概念が存在しない。それは土地のようなカード出すための下地的な概念が無いわけでは無く、全てのカードが土地だからである。ただ、モンスターたちがいきなり土地になったらびっくりなのでマナという言い方をする。
生産者と消費者は別人でなければいけない、みたいな固定概念があったおかげで余計に感動した。土地とモンスターの性質を併せ持ってもいいのか……。
なので何ターンもこれは出せないなーとか土地しか出せないなーなどとやることはまずなく、大体もう一度自分の番が回ってくる頃には何かしら出せるのだ。やってる感があって楽しいし、一枚出ただけなのに相手が何やら考え出すのも面白い。
彼氏は主人公のライバルポジション的なキャラクターの「ジェンドルのディスペクター」を使い、1勝2敗。まあまあいい戦績ではないだろうか。すくなくとも何が起こったかわからないうちに殺された時よりかはずっと良かった。
とはいえトンチキ共に矜持を預けるわけにもいかないのでその足でカードショップに向かい2人で30円カードをガサついてデッキを作った。というか、私はチュリスが使いたいと言っただけなので作ってもらったと言った方が正しい。2000円くらいだった。
そんなこんなで去年の冬にできたデッキだが、未だにカードを入れ替えたりして遊んでいる。この間はバラモルドが3体出てきてチュリスを消し炭にされて負けたが、絵面が面白かったからオッケーである。
最近はハンデスデッキを作るぞと息巻いてジェニーを集めていたのだが、次のパックで新しいジェニーが出るようなのでそれもまた楽しみだ。
これからもぼちぼちやっていこうと思う。
サタンとかどのクラスでも一枚差し込めばある程度勝率上がっちゃうカードとか無いわ。
それ専用に構築しなきゃならないから超レア1枚で一気に変わるってことはないんだよね。
Cygamesは有名どころのTCGの奥深さに触れずに、面白い部分だけ抽出して儲ける魂胆が見える崩壊ゲーとしか言いようがない。
ビギナーから抜けたと思ったら5~7戦に一回くらいサタンに当たる。ただ掘るだけの守護ドロー破壊デッキ。
この調子だと過去ソシャゲのブラウザ型TCGで、運営がアップデートするたびに強いカードで釣る手法になりそう。
サービスはすぐ終了しないだろうが、洗練された人間しかマッチングされなくてどのみちコミュニティが終わるんだよね。
そういう状態になると新規入ってこないし、残るのは執着的で同じようなユーザーしか残らないから。
逆に気を使いすぎてトゲがない面白みがないものも製造されるパターンはあるが。
追記
俺はMTGのテンペストからミラディンのみしかやってないから現状や他TCGは知らないけどさ、
速攻型、コントロール、コンボ系にしろある程度の種類と枚数を揃えないとデッキ発揮できないでしょ。
俺はカスD帯を上昇してる最中だから大きな文句言えないし視野狭いよ。
上位ランクで遭遇するならほぼ周りも対抗環境揃ってるからいいんだよ。
けど1枚どのリーダーにも入れれてこちらが圧倒してないとほぼ詰むのは、
シャドウバースの環境が速攻 OR 長期即死の二択に尖っていくでしょ。そりゃロイヤル勢力が候補で上がってきちゃうよ。
冥府は1ターン痛い目を見るがアミュレット対策とかまだ軽減化できる上、それようにデッキ構築しなきゃならない。
サタンは初心者でも偶発1枚でりゃ勝てるってのが問題。上位の洗練されたデッキ云々以前の問題。
サタンの能力自体はいいんだけどコストが安いのよ。ニュートラルでコスト10だけとかそりゃ初心者でも差し込めるでしょ。
それ用の軽減できるカードとかありゃいいんだけどサタン場に出たらアウトでしょ。
さっき行ったとおり楽しみより勝ち狙うならほぼ固定されたデッキで相手するしかない。
今回はランクに縛られず色々楽しみたいからまとめや情報サイト避けてたけれど、
それならほんの微修正で良い程度だわ単体なら。
特化力下がるがメタカード適度に低レア帯に入れりゃなんとかなりそう。
ブコメしていただいた方々はかなり今でも現役だったり様々な種類に手を出してるっぽいので、
それで問題ないっていうんならそれほど大事ではないんだと思います。
けどガチじゃなく少し勝率下がるけど、色々なテーマのデッキがそれなりに活躍できる環境が欲しい。
追記
自分の楽しんでるものを叩かれると反撃的なコメントになったりするのはわかるけどさ、
追記する前の最初の文章で運営やバランス云々に隠れてわかりづらいが要点言うと、
その二点が言いたいだけ。
もちろんサタン高確率で出せて環境が整わせるデッキもあるんだろうけれど、
最初の構築済みリーダーどれに入れてもデメリットはコスト10だけだよね。
冥府は謝罪の項目のレジェンド制限があるというのなら枚数制限がないそちら側が多いかもしれない。
TCGのトーナメントによっては、警戒すべきデッキと対策カードを入れたそれ以外の勢力に別れることもあるから、
プレイヤーのカード枚数が整ってる状態で上位がそうなってるのなら冥府にはあまり言及しないよ。
MTGにも少ない枚数や最少ターンで確定するカードは禁止になりやすいけれど、
他のTCGにはMTGでいう色や土地、デッキのテーマ速度を落とすことなくどのデッキでも入れる余地があり、
かつその単体のカードが出たらその状態から勝てる確率が上がるカードって存在するの?
じゃあその前に勝てよって話になるんだが、追記1番目の速攻かコントロールからの即死系以外のデッキ排除されるよね。
サタン1枚で。
このShadowverseは確実性はないけどサタンでデッキ構築か対戦に暗黙のルール作ってるのよ。
コスト10たまる前に相手を瀕死にしておかないと逆転されますよっていうルール。
俺は引退したMTGは、ネットやらぎゃざやら読んでトーナメントデッキを見ていたし、
金かけてトーナメントクラスのデッキ構築する対戦相手にも恵まれてたんで知識上言いたかったのよ。
海外っぽいと日本受け悪い人もいるから、Shadowverse自体こういうデッキTCGを広く知ってもらう機会として良いと思ってる。
まだそういうのに触れたのが初めての人もいるらしく、
レビューにはデッキ型を運で勝てるとか、最後まで戦わずリタイアで終わる人が許せないとか文化の違いも感じる事はある。
過去にランクマッチゲームにこだわり過ぎて付き合いは程々にしてるけれど、
Cygamesに突っかかったのは対応速度が遅いかなという部分。
Shadowverse自体が踏ん張って日本スマホTCGにのし上がってもいいし他が出てきてもいい。
1年半放置確定ですかそうですか。もうやめようかな。
そんな惨状の一方でほぼ2弾に1回収録だの、特別仕様TDに連続収録だの、もうメインクランでもないのに収録多数で安定のトップレア堅持だのなんだの。
単色構築できないのを除いて現在は24色。単色前提のカードゲームでこれだけの数を毎年コンスタントに強化していけるはずがない。
1年に出せるのは通常弾、エクストラ、トライアルデッキが4つずつ。多いようで少ない。24色をまんべんなく強化するには足りない。事実、放置クランを収録しても前回の強化から期間が空きつつあるクランが後から後から出てきてしまう、自転車操業みたいな状態だ。
まず、主人公用のは否が応でも収録が多く主人公側だけでそれなりの枠を持っていく。残った枠をその他大勢にちまちま引き裂く――はずもなく妙に優遇されるとこ、人気がなくて不遇のとこ、人気あっても何故か放置のとこ、と出てきて結局5クランが年単位で放置されている。新弾情報が出たにも関わらず。
そんな塩梅だから新システムのカードが十分に行き渡らないうちに、周囲だけがまた新たな新システムに移行し、放置されたクランはどこまでも置いてけぼりをくらう。
人気のあるなしは当然あるものだから仕方ないがせめて1年に1回くらいは梃入れして欲しい。そんな贅沢でもないユーザの希望は毎回新情報が出るたびに打ち砕かれる。もう破片もなくなるぐらいに粉々だ。
新シリーズになってやっと大幅な改革がなされたがこの収録枠が足りない問題だけはいっこうに解決されない。
そもそもの間違いは2期開始の時点。
御三家が環境を席巻したのでカード制限します、アニメでも主人公クラン封印して使えなくします、なので主人公は新しいクラン使います、あと大人の都合で全世界記憶改変が起こります。
最初にメインクランだけにパワーカード配っておいて、なんじゃそりゃ。
カードだけでなくアニメでの低迷もここが発端だったように思う。
最終的に、カード制限を受けた3クランの代わりに、似たようなクランが新しく3つできた。
おまけにハンデスクランを作ったら調整難しいかったので同じモチーフで別特性の新クランにしますときたもんだ。
その上にラスボス用のクランやら新主人公のクランやらどうしても必要なクランを追加して現在は24色。どうしてこうなった。
期が代わるごとに目新しさを出さなきゃいけないのは理解できる。色が少しずつ増えていくのも致し方ない。
だがゲームシステム的に増え過ぎたら手が回らなくなるのは明らかだろう。慎重に行くべきなのに安易にクランを増やし続けた結果が今だ。
強すぎた御三家に追いつけ追い越せで他のクランも真っ当な強化する、という方策をすぐにとれば良かったのではないかと思わずにはいられない。
そうしてすぐに格差を是正できればアニメでもTCGでも主人公クラン封印なんてする必要なかったんじゃないか。主人公は思い入れのあるデッキを使い続け、ライバルキャラは4回も持ちクランを変える尻軽にならずにすんだのでは。
もっとカードもアニメも面白くなってたんじゃないか。あんなグダグダっぷりを露呈することはなかったんじゃないか。
あるいはカード制限なんてTCGにゃよくあることと開き直ってくれてれば。
などと旧シリーズが終わった頃にもにょもにょと考えもした。
そんな現状を打破する策が全くないというわけでもなく、ユーザ間でもそのあたりは色々と言われて久しい。
収録クランを増やす、使われない互換カードをなくしてサブクランに割くなど。
あとは最終手段として一部クランを廃止という手もある。廃止されたクランのデッキを組んでいた人はやめるかもしれないが、収録がなければ買わないのでどちらにせよ同じことだしいっその事廃止してしまえばとも思う。
それで自分のお気に入りのクランがなくなったって自分は構わない。だってどうせ収録なければ買いようがないんだから。むしろやめる動機ができて心残りなくやめられるしそうしてくれないかな。
それから他作品コラボするのはいいけれど、それは元々あるクランを強化できている状態にしてからして欲しい。
刀剣なにがしというコラボ相手は商業展開として悪くない。TCGのパイなんて限られてるし今更、某王様の牙城を突き崩すなんて不可能。故に、女性向けTCGという分野を新規開拓していくのは正しい。だが待って欲しい。
コラボ商品で新しい人が入ってきたとする。そのお姉様方が元々あるクランの方にも興味を持ってくれたとする。それで組んだクランが1年以上放置されたらどうなる?あるいは刀剣のコラボブースターがこれっきりだったら?
折角、増えた新規人口が減るのでは? それって元の木阿弥じゃ?
だけどもそんなふうにはならないのかもしれない。イケメンクランの呼び声高いクランはほぼ隔弾(?)収録だし、数字を出したならコラボブースター第2弾も3弾もあるかもしれない。