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はてなキーワード: カリキュラムとは

2011-08-16

イギリス暴動の裏にある鬱屈絶望について

ロンドンその他都市のあの「愚者の祭りから1週間が過ぎて、あの月曜日事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。

あの日起こったことは何だったのか

これについては、無軌道若者暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。

http://togetter.com/li/172491

警察が、最初暴動抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドン逮捕された暴徒の5割以上は18歳未満であるというニュースが出ている。)

もちろん、子供暴走がここまで大事になってしまったのは異常事態であり、その裏側に社会的問題があると考えるのは当然だ。ただし、今回のように、当事者すら争乱の理由が分からないという状況は、「ぼくの考える社会の欠陥」的な牽強付会の自説を宣伝する絶好の機会だ。実際、イギリス社会事情も知らず、勉強した形跡も全く読み取れないのに、適当なことを言って悦に入る類の人をTogetterで何人か見かけた(以下に一例)。このエントリーを書こうと思ったのは、その手の単純で非現実的な観念論ではなく、地に足のついた議論の土台を提供したいとおもったからだ。

http://togetter.com/li/173402

あの暴徒達は何者なのか

http://www.guardian.co.uk/uk/2011/aug/09/london-riots-who-took-part

報道から明らかになっているのは、暴徒の大半が未成年であること、特定のエスニックグループが暴徒になったわけではないこと、そして多くがロンドンでも貧しいとされる地域の住人であること。加えてもう一つ言えるのは、彼らの多くがカウンシルフラットと呼ばれる、低所得者向けの公営住宅に住んでいると言うことだ。このカウンシルフラットというのは、イギリス貧困を語る上では非常に重要な点なので、少し説明をしておきたい。

イギリスにはホームレスが少ない。ロンドンを歩いていると分かるが、駅の構内で段ボールを敷いて寝ている人が殆どいない。公園段ボールハウスの村が出来ているということもない。どうやらロンドン全体で野宿人の数は500人に届かないようだ。イギリス全体でも1000人未満のようで、2万5000人のドイツと比べると圧倒的に少ない。

何故かというと、イギリスにはあちこちにカウンシルフラットと呼ばれる公営住宅があり、イギリス国籍さえあれば、家賃を払えない低所得者は優先的に居住が認められるからだ。このカウンシルフラットがどのくらいあるのかは自分には分からないが、イギリス中そこかしこにあると思ってもらって間違いない。下の地図は今回暴動の起きたHackneyのものだが、住宅の実に5割がカウンシルフラットとなっている。

http://www.map.hackney.gov.uk/gisMapGallery/Maps/Tom%20Duane%20Maps/Borough%20Profile%20maps/Social%20Housing.pdf

カウンシルフラット家賃は圧倒的に低く、ばらつきはあるもの相場の5分の1程度。それすら払えない人には更に住宅手当が下りる。光熱費やTV受信料も実質タダだ。そして、当然家があるだけでは餓死してしまうので、これとは別にpersonal allowanceと呼ばれる生活手当が出る(最近制度改革があったので名前などが若干違うかもしれないが、大枠は同じ)。25歳未満の単身で週に50ポンド。25歳以上なら60ポンド外食さえしなければ十分食費と携帯代をまかなえる金額だ(円高の今だと8000円弱に相当)。イギリス国民には、食べるに困るレベルでの貧困は(概ね)存在しない。

ただし、これだけ「おいしい」カウンシルフラットは、当然人気も高い。ウェイティングリストの人数は500万人に達しており、それなりに困窮していないとフラットは手に入らない。下の掲示板では親とカウンシルフラットに同居している30歳女性が、一人で住めるカウンシルフラットを探しているのだが、「今現在無宿とかでないと難しい」と返答されている。

http://boards.gumtree.com/viewtopic.php?t=215432&p=2686792

ここで、イギリス人なら誰でも知っているトリックがある。子供がいて、しかも親がシングルマザーだと、フラットが優先的に廻ってくるのだ。こうなると、親から独立したい、しかし職がない子供にとって、手っ取り早い手段は妊娠と言うことになる。かくして、イギリス先進国でも突出して10代の母親が多い国になった。しかも、子供が生まれると一人当たり週に1220ポンドのChild benefitが支給される。また、シングルマザーだと上の生活手当も週に40ポンド前後は増額される。このため、パートナーがいても敢えて結婚せず、シングルマザーになる母親が多い(当然の結果として、その後別れて本当のシングルマザーになる確率は高まる)。母親ひとりに子供一人で月500ポンド(約7万円)あれば、正直生活には困らない。

はいえ、貯金は難しい。それに、貯金額が6000ポンドを超えてしまうと支給額が減額されてしまうので、そもそも貯金する理由がないのだが。ちょっと大きなTVを買おうとすれば、夜遊びを楽しみたければ、その分働くしかない。問題なのは子供だ。託児所に預けたいところだが、ロンドン託児所は1ヶ月フルタイム1000ポンド。平均所得ですら厳しいこの金額を彼らが払えるわけはない。その結果、子供は無人の家に置き去りでTVを見るかゲームをするかと言うことになる。言葉を学ぶには最低の環境だ。

その結果起こったのが、子供識字率の低下。移民だけでなく、ネイティブ識字率が低下している。2007年政府が行った大規模な調査によると、小学1年生の6分の1が自分名前mom, catといった3文字の簡単な単語を書くことが出来ない。当然、こういう子供小学校カリキュラムに着いていくことは難しい。その結果、無視できない数の中学生数字は忘れた)が、「数学試験問題の英語が理解できない」ために零点をとる、という現象が起きてしまった。こんな状況では学校に行くのは苦痛しかない。カウンシルフラットの周りでは、昼間から特に何をするでもなくぼーっと座っている子供達をよく見かける。

この様な子供が成人して職に就くのは、非常に難しい。肉体労働系なら大丈夫だろうが、ポーランドからの出稼ぎ労働者の方が高いスキルと低い給料で働いている。それよりも低い賃金では、生活保障の支給額を下回ってしまうので、働く意味がない。こうして、カウンシルフラットで生まれた子供は、またカウンシルフラット自分子供を産むことになる。ちなみに、失業手当の受給者数は約150万人。人口が倍の日本では80万人だ(失業率は8%弱)。別制度のincapacity benefit(病気などで働けない人のためのもの)の受給者は250万人(人口の5%弱)を超えている。

結果、親子3代、殆ど働きもせずカウンシルフラットに住み続けている、という話は、もはやイギリスでは珍しいものではなくなっている。このような状況で子供未来希望を見いだせないのは当然のことだ。少なくとも彼らには、サッカーの才能に恵まれてプレミアリーグに行くくらいしか、この生活を抜け出る手段がないように見えるのではないか。これでは、リオデジャネイロの山肌に広がるスラム子供サッカー以外の未来がないのと大して変わらない(実際には、カウンシルフラット生まれでも頑張って勉強して、奨学金博士号まで取る人もいる。そのための制度組織もある。ブラジルスラムに比べれば、カウンシルフラット子供達は圧倒的に恵まれているという点は強調しておきたい)。このような状況で鬱屈しないでいられるのは、よほど心の強い人間だけだろう。

今回暴動ワイン1本を盗んで歓声をあげ、昨日裁判所で有罪を宣告された子供達は、多くがこういう鬱屈と共に生きているのだと思う。

イギリス人はどう思っているか

カウンシルフラット子供達が鬱屈しているならば、イギリス納税者達は絶望している。イギリス税金は高い。年収550万円以下なら所得税20%、それ以上なら40%(しかも、社会保障関連の支出所得税収総額を上回っている。なにしろ、上に書いたincapacity benefitだけで1兆5千億円かかっていたのだから)。消費税20%。それ以外に地方税も取られるし、国民保険料も安くはない。通勤交通費は自腹が原則だし、会社住宅補助を出してくれると言うこともあまりない。そういう辛い家計をやりくりしながら、やたら高い家賃を払って暮らしている家のすぐ隣で、無職の人が昼間からぷらぷらしていたりするわけだ(カウンシルフラットは本当にあちこちにあるので)。

それでも、ブレア政権を取った1997年以降、イギリス人低所得層との格差を縮めるために税金を投入する政策を支持してきた。小学校低学年は30人学級となり、小学校入学前に児童学力を底上げするためのプログラム(SSLP)にも1000億円の予算が付き、補習授業は大きく拡充され、挙句には、高校をドロップアウトする生徒を減らすために、出席率が高い貧困家庭の生徒に補助金まで出した。職歴のないシングルマザーにはコンサルティングから面接の訓練まで提供している(一人当たりのコスト10万円)。

にも関わらず、今回の暴動だ。これを「先進国とは思えない、途上国光景のようだ」と思った人はイギリスにも少なくない。ブレア政権教育改革スタートしたのは99年前後から、今回の暴徒の大半は改革された教育制度の下で育ってきた子供である。これだけの負担をしていながら、なぜ途上国スラムのような光景を見なければならないのか。これに絶望せずにいられるのは、やはりよほど心の強い人間だけだろう。

これから何が起こるのか

(1) 警察力の強化。これは言うまでもない。秩序を失えば人間は(誰であれ)動物になりうると言うことを、今回の暴動証明した。ならば、秩序の維持は至上命題だ。先週キャメロンがアドバイサーに招聘したビル・ブラットンはニューヨークで例の「割れ窓理論」の実行部隊を指揮した人であり、警察官の最適配置システム第一人者でもある。締め付けは厳しくならざるを得ない。

もしこの手の暴動放置すれば、被害者は自警団を組織する。彼らは武装し、いがみ合い、それが新たな暴動の引き金になる。そうなる前にキャメロンには何とか手を売ってもらいたいと思う。もしかしたらもう手遅れなのかも知れないが。

(2) 社会保障制度の見直し。これは実のところ暴動から進行している。上で書いたincapacity benefitだが、悪用して海外旅行まで楽しむ輩が多く出た上、一度受給者になると死ぬまでもらえるので、就労意欲がゼロになる。以前から批判が絶えず、キャメロン政権は廃止を決めた(別制度代替)。ただし、これらの社会保障の削減が暴動の理由ではないというのはマスコミでも一致した見解だ(まだ削減は殆ど始まっていない上、暴徒の大半は親元で暮らしているのでそもそも受給していない)。

上でも書いてきたように、手厚い社会保障制度それ自体が受給者と、その子供や孫の未来までをも奪ってきたという側面がある。そして、この制度格差の縮小どころか、治安維持という最低限の目的すら達成できなかった。何より、イギリス経済はこれ以上の負担にはもはや耐えられない。ならば、社会保障は削減しつつ、彼らに可能な限り働いてもらうしかない。Benefit Busters (興味のある人はyoutube検索すると良い)などを見ているとなかなかに大変そうではあるが、もう選択肢がないのである

(3) 納税者復讐今日キャメロン首相まで”social fightback”と言う言葉を使っていて驚いた。具体的には、暴動に参加した子供がいる家庭に対する社会保障給付の停止。カウンシルフラットからも追い出す。少なくとも感情的には、そして理屈の上でも、そうすべき理由はたくさんある。それが更なる悪循環を招くとしても、あそこまでやられてしまっては納税者の側も収まらない(ちなみに、オックスフォードケンブリッジ卒のエリートはこの手の復讐にはあまり賛同しない。彼らはびっくりするほど穏健だ。怒っているのはむしろ小商店の店主のようないわゆる中産階級に多いような気がする)。鬱屈した子供の暴発を「社会の歪み」を理由に肯定する人は、絶望した納税者復讐も肯定せねば片手落ちであろうと思う。

最後に、下のtogetterで見つけた以下のコメントについて。

火がつけば爆発するしかないほどの不満を溜め、失うものが何もない奴らがこれだけの数居るんだよ。社会がそれを生んだ。(中略)問題は目の前にそのままの姿である。こいつらのYouTubeを見ろ。音楽を聴け。睨みつけてくる視線自分をさらせ。

http://togetter.com/li/172301

この人の書いたラップの話は、今まで全く知らなかった分野な事もあって新鮮で、興味深く読んだが、このコメントには一言申し上げたい。無茶言うな。暴動明けの火曜日の朝にCamden Townの駅で暴徒の一人とばったり顔を合わせたが、彼の睨み付ける視線にどう応えろと言うのか。プラットフォームのあちこちにどかどか蹴りを入れながら、肩で風を切って周囲にガンをたれながら練り歩いていったが、一個人として彼を見れば、まだ自分抑制できないただの子供であり、仮にポケットの中に盗品が入っていれば犯罪者に過ぎない。彼らをひとりの人間として直視するなら、そういう扱いにならざるを得ない。復讐の対象にならざるを得ない。むしろ、彼らを一個人ではなく社会現象の一部として扱った方が、まだ冷静な判断は下しやすくなるのではないかと思う。

おじいちゃん予備軍

まろうさんの「用務員さんとのお話」を読んだ感想

「ココの先生方っておじいちゃん予備軍ばっかやん」という用務員さんの指摘は、きわめて正しい。まろうさんが卒業した学校のみならず、その系列校も同様である。新しい技術を習得するために必要となる時間は、年齢とともに増加する。カリキュラムも、高齢の教員が多いという条件を考慮に入れて策定されるため、時代の要請に応じうる理想的なカリキュラムとの懸隔は大きくなる一方である

したがって、この学校入学した学生の多くは、まろうさんのように後悔を味わうことになる。しかし、学生入学しなくなればそれで問題が解決する、ということにはならない。学生入学しなくなることは、廃校となって教員が路頭に迷うことを意味するからである教員は、犠牲となる学生を必要としているのである。かわいそうではあるが、教員が生計を維持するため、これからも多くの学生入学してもらわなければならない。

2011-08-04

司法制度について

いろいろ言われている司法制度改革の問題点

対策をちょっと考えてみたので、メモがわりにこそっと。

司法試験合格者数は維持ないし減少。将来的に需要が追い付いてきたら徐々に増やす。

法科大学院制度は維持、ただし、法科大学院合格者数(ひいては法科大学院数)は減らす。→当初の予定どおり、合格率7割~8割以上になるように。

司法修習制度は廃止。ただし、従来司法修習で行っていた実務教育法科大学院にもってくる(法科大学院は「専門職養成」のための機関なので、これが本来あるべき姿ではないかと)。

 →たとえば、基礎的な最低限の法的知識を問うような統一の試験択一みたいなもの。現行の司法試験よりは簡易な形の論文があってもよいかと)を法科大学院最終学年前に行う。これは絶対評価で、通らなかったら受け直し。

  法科大学院最終学年前の教育については、各法科大学院の自主性を尊重しつつも、最低限の法的知識は必ず身につけるようなカリキュラムにする(2年で足りないなら年数増やす。法学は身につけるのに時間がかかるというのであれば仕方ないのではないか)。

  それ以上のものプラスアルファで。

  そのうえで、最終学年時には、従来実務修習でやっていたような教育を行う。司法試験は、二回試験に近い形のものにする。

法曹三者が法科大学院における教育の充実に力を入れる。

司法修習に使っていた予算法科大学院に回す。

裁判官検察官については、法曹一元にするか、司法試験終了後別途の課程を設ける。

2011-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20110720005831

まずはじめに断っておくと、私は大学教員ではないので、こうやって愚痴を垂れることはできても、

「そうやって切り捨てないでください。やり方はあるんじゃないですか?」

に答えることは出来ないですし、答えられてもいい加減な素人考えの域を出ないですよ。

なのでもう興味ないかもしれませんが、思いがけず誠実なレスが帰ってきたので、問い掛けられた事柄に返答します。

小学生の喩えは意図を汲んでくれたようなのでそれでいいです。どう答えるべきか?ってのは簡単に結論の出る問題じゃないし、仰る通り算数教本をあたるのが最適でしょう。

例としてあげた2人の教員については、気持ちだけ解って欲しかっただけで。

常微分方程式(ODE)は大学2年次くらいで勉強するんじゃないかと思うんですけど、線形代数で習ったことが大活躍して面白いですよ。ですから1年の線形代数の授業でもちょっと触れられたら授業面白くなるんじゃないかな、とは誰でも考えると思うんですけど、でもやっぱりそれは本来教えるべき内容を圧迫してまで詰め込むことではないんですよ。線形写像の例に微分がありますよ、ってのはどんな本でも出てくるんじゃないかと思いますが、その時にちょこっと微分方程式雑談をするとか、それくらいが関の山でしょう、となる。でも、やっちゃった教員が居るんですよ。授業の半分か三分の一か知りませんが、とにかく授業のある程度の割合を使って、線形代数の授業でODEの授業した人が。それが一人目。(もう一つのジョルダン標準形というのは線形代数のやや発展的な内容です。)二人目はもっと過激派だと思ってください。

そういう例を知っているから、まぁやっぱり定められたカリキュラムを逸脱して「進んだ応用例」とか扱うのは難しいよね、って思っちゃうんですわ。

大学数学教育は、不均一で落ちこぼれを量産するような体制にあって、

 そのような中で、ちゃんとわかるように説明してくれと言われても、それは無理です

 せいぜい興味喚起する雑談程度です

 君が試験前の雑談でわかったつもりになっていることも、

 それは数学体系の中のごく一部を、ごく限られた視点から見た物にすぎません」

私の愚痴はだいたいそんなところです。前半の部分ですけど、別に教育の体制を問題にしたつもりは無いです出会教員によってアタリハズレ激しすぎるのは問題かもしれませんがそういう話はしてないですあなたの求める「俯瞰的な視点」とかを授業に全面的に盛り込むには、線形代数の先にはあらゆるものが待っているから、ちょっと説明しきれないよねってだけです。さらに「何となく分かった気にさせる」のも不誠実だと思っています(多分この点があなたの考え方と根本的に違う点かもしれません)。

ただ、講義中に少しレベルの高い話題について、教師の趣味でいいから題材をいくつか選んで雑談しておくことには価値があると思う。

と、私は最初に述べたんですけど、この時点であなた意見は認めているつもりです

2011-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20110617022238

米国では小中学校では卒業式ないほうが普通のはず。まあFirst grade~Twelfth gradeだしな

あと、イギリス英語ではgraduation大学卒業。たぶんヨーロッパに高校以下の終わりにけじめが必要という文化はないと思われる

日本では国レベルカリキュラム儀式をやることになってしまってるけどな

まあ個人的には課程終了が公的試験で認定されることのほうが重要な気がするね

課程終了が公的試験で認定されるようになれば卒業式も自ずと不要になりそうな気がする

2011-06-16

高専と「普通高校から大学工学部」の二択について

普通高校には行ってないけれど、高専卒で大学理学部数学科編入、大学一般入試経験したので、迷った人へのアドバイスを。

このテーマネット検索してみると出つくしているようにも思うけれど、できるだけ具体的な物になるようにしました。

僕自身は高専時代反省点も多いながら充実した生活をした一方、今のキャリアを考えればあんまり意味がなかったので、

高専に対する評価は中立です

あと、高専から大学編入については自分からはあんまり扱いません。

編入生は優秀と言われても、客観的に見て単なる大卒ですから

高専に入る前からこういった考え方の人は自分の進路の合理性について考え直した方がいいと思います

但し、長岡豊橋技科大学とかなら編入生が多く、それ用のカリキュラムがあるかもしれないので、話は変わるかもしれません。

もちろん質問等があったらコメントもらえれば答えます

※以下「普通高校」と言った場合、「普通高校で学ぶ学習内容」を指します。

1.普通高校高専の共通点

1.1 一般科目に大差はない?

高専に行っても現代文、古文、漢文地理歴史倫理経済英語、第2外国語芸術、体育、法学…など

一通り勉強します。授業時間は少なめなんでしょうが、こうやって書くと多いでしょう?

大学入試と言う超絶重要な節目のための勉強をしなくてよいだけましですが、試験もあります

1.2 専門科目に見えても…

 機械電気建築で学ぶ専門科目には、低学年では工業構造力学電気回路流体力学材料力学等がありますが、

これらの大部分(エッセンス的な意味で)は普通高校物理でも学ぶことができます

化学工学についても普通高校生物化学で学ぶこととかぶってる部分があるでしょう。

したがって3年までの勉強内容はみなさんが思っているほど普通高校(の特に理系)との間に大きな違いはないと思います

2.違い

2.1 機会費用を考えよう。

 これは本人よりも親御さんにとって重要なことかもしれませんが、

高専から働きだすのと、大学からとでは最短で2年。浪人や院に進学するなどすればそれ以上の間、

社会人としての収入がたたれます

年収400万として2年で800万の収入国立の学費で100万(私立なら200万?)、

就職先の福利厚生(飯付き独身寮など)が充実してたらさらに200万位の差がつきます

軽く1000万以上の収入差が短期間の間に生じるわけです

 もちろん大学進学でそれ以上の収入が得られれば良いのですが、家庭の経済環境が厳しい人は

金銭的に早く親孝行する道として、自衛隊の次にお勧めです

2.2 数学は進度が早いけれど…

 確かに普通高校で3年までに多重積分はやらないでしょうが

やはり大学受験がないだけあって演習量は少なめです。僕は教科書の例題を解いただけでしたが定期試験はほぼ満点でした。

また、確率や数列、図形分野はあんまり力を入れません。微積分も一般入試向けの解法をやるわけじゃなく、

専門分野に必要な計算力を養えばいいわけです。もちろん大変ですけどね。

個人的には高専で学ぶ数学についていくよりも、黄チャート大学受験の為の基本問題集)をマスターする方がずっと大変です

2.3 ちゃんと統一してほしい。

 電気回路を専門科目として学ぼうとすると、早い段階で微分が出てきます

しか高専一年では微分の基礎である極限すら学んでいません。

したがって「この式はこういうもんだと思って」(実際に先生に言われた言葉)学ぶ必要があります

理系ならできるだけちゃんと理解していきたいところですよね?

くさび型のカリキュラムにはこういう弊害もあると言うことです

 もっとも、段階をちゃんと踏む普通高校では物理加速度、速度、距離の概念積分を使わずに学びます

直観的で分かりやすいですが、これはこれで気持ち悪い人もいるかもしれません。

3.その他

3.1 いまどき英語は必須

 私たちの時代から言われてきていましたが、今はそれ以上に語学力を売りにする必要がある時代です

実際私の高専の同級生や同僚にも海外出張や、英語仕事をする人はひとりずついます

私もベトナム人に試験のやり直しなどの指示を英文ですることがあります

3人とも別に英語が得意だったわけではありません。僕は学生時代TOEIC300ぐらいでしたし、

他は僕以下の英語成績でした。

 エンジニアとして、英語ができないのは数学ができないくらい不自由なことになると思います

そんなときに「高専英語が弱い」なんていっても駄目ですね。

今はTOEICに力を入れている高専も多いようですので、そういった学校の実績をオープンキャンパスで聞いてみてもいいかもしれません。

3.2 シラバスをゲットしよう

 高専に限らず、大学文学部に行くにしても、まず志望学校名とシラバスでググってその学校で使われている専門書を数冊手に入れましょう。

田舎の人はamazonで買えると思います。数日都会の大型書店ジュンク堂紀伊国屋など)に入り浸ったり、その分野に関するライトな本を読むのもいいでしょう。

そしてその本を理解するのではなく、ざっと読んでテンションが上がるかどうかを確認します。微分方程式や、精密な図面を見て、こんなことを学べるんだ!と思えればいいんです

テンションが上がればその学科に進んでも後悔する確率は下がります

 専門書は高いですが、入学して後悔する事に比べたら数100分の1の損失(進学できればそのまま使用可能)で済みます

 ちなみにもし僕の子供機械電気系に行きたいと言ったら、まず製図の本を同様に読ませて、それでテンションが上がらなかったら

普通高校で様子見を進めます

 あと、シラバス通りに授業が進む可能性は低いと思います

とりあえずこのくらい。思いつくところがあったらまた書きます

7/10追記

いまだにこんな↓独りよがりレポートを課している教員がいるのか。やっぱり高専おすすめじゃないかも。

title:高専1年生です情報処理1のレポートで授業で習ってないし教科書にも載ってなくて困っています

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1366034508

2011-06-13

真綿で首が締まっていく人生

30半ば毒男首都圏実家暮らし不労所得ってやつを創り上げることに成功したので、手取り年収600万で暮らしてる。普通サラリーマンで例えるなら、額面年収800万程度。これに加えて、今後の親から相続予定を入れると、年収は5倍程度になる予定。日々の生活はのんびりしたもので、掃除洗濯したり、飯を作ったり、買い物したり、外食したり、ネット見てたりとか、暇な専業主婦みたいな生活をしてる。平均すると、一月に3万くらい遊興費で使ってると思う。

で、困ったことに、結婚及び今後の人生を考えなければならなくなった。

最近まで付き合ってた彼女とは、結婚まで話がいったけれども、結婚の条件として、相手の両親と彼女から求められたのは、この不労所得実家から相続を捨てて、婿養子に入り、一般企業再就職すること。向こうも一人っ子からからないでもないんだが、自分が創り上げたものを捨て、見知らぬ地に婿入りして、仕事も生活も一からやり直すという選択は俺にはできなかった。

親が結婚相談所に登録してたので、いわゆる婚活というのもやってたことがあるんだが、成功に漕ぎ着けたことはない。25〜35歳位までの顔写真から、7割くらいに絞り込んで、あとはランダムに50人くらい選んでるんだけど、こちらから希望は成立したことがない。3人くらいは、向こうからの申し込みもあったけど、どの人も初回〜数回でお断りされてしまった。

ここまでが現状で、あらためて今後の人生を考えてみたら、いろいろ残念な気がしてきた。

まず、今ある収入が途絶えることになった場合に、収入のあてがない。リスク分散として収入の源泉を増やそうにも、まともな就職は難しい。なにより、俺自身にそこまでの気力が既にない。安定した収入を創り上げるまでのギラギラした知識欲もなくなってしまったし、景気や法律も変わり、そのころの知識もだいぶ陳腐化してきた。再び同様の投資と成功をするのはむずかしいと思う。幸い学歴には恵まれているほうなので、MBAでも取ってみようかと思ったが、カリキュラムを読んで意欲が途絶えた。MBA収入増加に関連性を思い浮かべることができない。頭の劣化がひどいのか。

つぎに、結婚するにも相手がいない。仕事彼女のどっちをとるかで、仕事をとっちゃったくらいだから、いろいろアレなんだと思う。今まででも二人としか付き合ったことないし、彼女がいた期間よりも、いない(&それを気にしない)期間の方が圧倒的に長いし、積極的に女を探そうという気力がない。かといって、結婚相談所においてでさえゼロ勝の有様なんだから、よほど必死にならないと難しいのに。

そして、生きがいというものがない。今すぐ死んじゃうのは親や友人に申し訳ないので、これから眠って、目が覚めたら、85歳になってて、目覚めた直後に死にたい仕事趣味や妻子に生きがいを感じている人はいいが、やりがいのある仕事趣味も妻子もない人はどうしたらいいんだろうか。

世の中には、もっと大変な状況にある人もたくさんいるだろうに、こんなにのんきな問題で考え込んでしまうような貧弱メンタルが一番まずい。

2011-06-05

タイケン学園が運営するウェルネス保育園は、各専門学校の生徒が協力

◆ウェルネス保育園の特徴

ウェルネス保育園は、埼玉県朝霞と、新座志木にあります

タイケン学園が運営しており、学校法人タイケン学園グループである専門学校と協力し幼児体育や歯科衛生指導、

動物とのふれあいなど様々な体験をとおして、健やかで感性と情操豊かな子どもを育てます

毎日絵本お話、お歌を通じて「聞くちから」「話すちから」「一緒に行動するちから」を育てます

また、季節を感じる行事をとおして、自然を肌で感じる心と相手を思いやる気持ちを学びます

1.リズム体操・園外学習などの体力づくりをスポーツで体を鍛えているお兄さん・お姉さんがサポートします。

  日本ウェルネススポーツ専門学校

  〒179-0071 東京都練馬区旭町3-23-22

  TEL03-3938-2372/FAX03-3938-9435  

  お問い合わせ(フリーダイヤル)0120-037-509 資料請求

  http://www.taikenku.edu/

2.専門学校内にいるたくさんのかわいい動物達との「ふれあい保育」を実施しています。

  日本ペット&アニマル専門学校

  東京都板橋区赤塚新町3-17-17 

   http://www.petandanimal.jp

3.歯科衛生士を目指すお姉さん達による「歯磨き指導」や「歯の発育指導」を行います。

  日本ウェルネス歯科衛生専門学校

  東京都板橋区成増1-2-5 

  http://www.taiken.ac.jp/jwd

◆健やかな成長と心身の教育を第一とした環境

適切な食事、運動睡眠子どもを健やかに成長させます

保育園では、真心こめて作った手作りの食事やおやつのほか、散歩運動クラブを通じての適度な運動、そして正しい生活リズム睡眠など、お子さまの健やかな成長を第一の目的した環境を整えています。

スタッフ全員保育士

国家資格である保育士」を当保育園スタッフ全員取得しています。

保育士は、「児童福祉」「発達心理学」「小児保健」「小児栄養」などについて修得していることから、保育の専門家と言えます

また、スタッフ子育て経験者もいますので、専門知識と経験をふまえた保育をさせていただいております

◆安全な通園

子どもたちが安全に通園できるよう、保育園バスによる送迎を行なっています。

ご自宅の前までお迎えに行きますので、雨が降っていても大丈夫です

朝霞和光新座方面を巡回しています。

◆忙しいママ・パパのことを考えた開園時間

お忙しいママ・パパのことを考え、当保育園の開園時間は平日が7:30~20:00となっています (延長保育含む:土曜日は8:00~19:00)。

学校法人タイケン学園グループからできる保育園

全国に11校の専門学校高等学校がある「学校法人タイケン学園」グループですので、グループ校によるサポートもさせていただきます

日本ウェルネススポーツ専門学校

  幼児体育講師によるがリトミックリズム体操)・園外学習などの体力づくりをサポートします。

日本ペット&アニマル専門学校

 学校内にいるカワイイ動物達とのふれあい保育(子犬子猫とのふれあいやお魚鑑賞)を実施します。

日本ウェルネス歯科衛生専門学校

 「はみがき指導」「しつけ指導」「歯の発育指導と相談」を実施します。

◆保育目標

健康教育

・よりよい保育環境創造し、心身ともにたくましく健康人間性豊かな子どもの育成に努める。

24時間の生活リズムを整え、快食、快便、快眠等の基本的な生活習慣を身に付けさせる。

知育教育

・発育段階に応じた独自の知育教育カリキュラムをもとに、さまざまな体験をとおして、自然社会事象等の中で発見と感動を味わい、色々なことに興味・関心の持てる豊かな感性を育てる。

・集団生活での様々な人との関わりの中で、相手の気持ちを思いやる心、自主性、協調性を身につけさせる。

環境教育

・園内、園外において自然社会現象と親しみ、興味関心を持たせて発見と感動を共に感じる。

バス送迎

バス朝霞和光新座を巡回しており、ご自宅まで送迎いたします。

バスをご利用できるのは15ヶ月(目安)になります

運航時間は[お迎え便]07:30~09:30 [お帰り便] 17:00~19:00 です

スムーズに運行するため、発着時間に合わせてご自宅前で待機してください。

バスは自宅への送迎のほか、ペットふれあい教室、歯磨き指導、遠くの公園児童館などに行くときにも使用しますので、10:00~17:00の送迎はありません。

道路の状況により多少の時間の遅れが出る場合もあります

大幅な遅れや時間の変更の場合はご連絡いたします。

行事(入園・卒園式など)の時は、園バスをお休みいたします。

◆ウェルネス保育園 朝霞

住所

〒351-0011

埼玉県朝霞市本町2-7-34 リブ朝霞1F(朝霞市役所の斜前)

TEL 048-451-9090 / FAX 048-451-9091

ウェルネス保育園 朝霞市役所前

開園時間

 平日 07:00 - 20:00

 土曜 08:00 - 19:00

最寄駅

東武東上線朝霞駅」南口徒歩7分

朝霞駅への交通

 池袋駅より 急行準急で3駅 15分

 朝霞台駅より池袋行き 準急急行普通 5分

◆ウェルネス保育園 新座志木

住所

〒352-0001

埼玉県新座市東北1-11-2

TEL 048-485-2080 / FAX 048-485-2081

ウェルネス保育園 新座志木

開園時間

 平日 07:00 - 20:00

 土曜 08:00 - 19:00

最寄駅

東武東上線志木駅」南口徒歩4分

志木駅への交通

池袋駅より 快速急行準急通勤急行急行普通 20

ふじみ野駅より池袋行き 準急通勤急行急行普通 9分

http://www.taiken.ac.jp/hoiku/

2011-06-04

柴岡三千夫(日本少年体育協会/タイケン学園理事長)

柴岡三千夫は子供に対する教育に大変熱心であり、日本少年体育協会、タイケン学園など様々な教育機関設立している。

特に少年向けの体育に力を入れており、幼児体育指導者を育成し幼児体育指導者検定(幼体検)の認定事業を行っている。

幼児体育ゼミカンガルークラブ」が開始されます

これは、6回完結の週1日・短期集中の体操教室です。2歳~の未修園児~年長の子ども対象に行う教室です

カンガルークラブとは、地域の皆様に体操の楽しさや面白さを感じてもらうことを目的としています。

連日、受付日で定員いっぱいになり、キャンセル待ちになってしまうのですが、例年人気のあるものの1つです

親御様にも参加してもらいます。といっても協力してもらう形になります

どうしても、全国とか幼稚園とか保育園対象の大人向けの内容が多いのですが、

子ども対象のスポーツ学校やこのような教室を行うことで、親御様と子どもコミュニケーションをとり、

これを機会に身体を動かしてくれればと思います。

是非、カンガルークラブへご参加してみてください。

財団法人日本少年体育協会 (理事長:柴岡三千夫)

幼児体育指導者とは、幼児期の子どもたちに体育の面白さや素晴らしさ、からだを動かすことの楽しさを伝える指導者です

ところが、幼稚園保育園での保育活動において「運動あそび」の指導者となると、専門性に欠けることが多いのが実情です

子どもたちと直に触れ合い、会話を交わしながらそれぞれの子どもにあった指導プログラムを組み立てるのが幼児体育指導者の役割です

http://www.youtai-kyokai.com/

日本幼児体育・スポーツカレッジ理事長:柴岡三千夫)

日本幼児体育・スポーツカレッジ

社会人のための資格直結カリキュラム

「これから社会人になりたい就職直結カリキュラム

資格取得のためのカリキュラム

カバーされています。

そして、この教育活動は「日曜日開校」の特色を活かして個別対応を主体とした手厚い指導体制の中、

個々の生徒の資質能力を十分に高め、現場で強い人材として幼児体育社会貢献できる事を目標します。

皆さん幼児児童にかける体育・スポーツ指導の夢と希望をこの学校へ託してください。

あなた社会人としてその置かれた地域社会で十分に活動できるよう、私たちは応援します。

http://www.yotaisports.jp/

学校タイケン学園グループ ウェルネス保育園 朝霞市新座市志木

全国に多数の専門学校高等学校がある「学校法人タイケン学園」グループから

各校と協力し幼児体育や歯科衛生指導、動物とのふれあいなど様々な体験をとおして、

健やかで感性と情操豊かな子どもを育てます

http://www.taiken.ac.jp/hoiku/index.html

■柴岡三千夫プロフィール

日本体育大学卒業

学校法人タイケン学園グループ理事長

一般財団法人日本少年体育協会理事長

日本ウェルネススポーツ専門学校校長

日本ウェルネス高等学校校長

専門は幼児体育指導論。著書に『幼児の心理と水泳指導』(日本文化科学社)、『幼児体育指導教範』(タイケン)など多数がある。

■柴岡三千夫 関連サイト

学校法人 タイケン学園グループ

http://www.taiken.ac.jp/

理事長 柴岡三千夫

http://www.taiken.ac.jp/about.html

■柴岡三千夫 ブログ

柴岡三千夫(日本少年体育協会・理事長

http://blog.goo.ne.jp/youtai_2011/

http://d.hatena.ne.jp/youtai_2011/

■著作・監修の書籍について

幼児体育指導教範』

タイケン学園 柴岡三千夫 (2005/03 出版

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4924769347.html

『はしってのびてあそぼう』

タイケン学園 柴岡三千夫 (1990/02 出版

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4924769096.html

『とんでくぐってあそぼう』

タイケン学園 柴岡三千夫 (1991/01 出版

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4924769088.html

幼児のための体操全集

タイケン学園 柴岡三千夫 (1991/01 出版

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4924769029.html

幼児体育指導教範』

タイケン学園 柴岡三千夫 (1990/07 出版

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4924769290.html

幼児体育 〈基礎編〉 タイケンスポ-ツシリ-ズ』

タイケン学園 柴岡三千夫 (1987/12 出版

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4924769002.html

2011-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20110415233501

> あれに対して「無知から来る偏見科学的な事実を知らないから」みたいに批判するのは

> わかるけど、なんか微妙

だって、今回はたまたま大丈夫かもしれないけど、もし大丈夫じゃなかったらそういう拒絶とかいじめをしてもいいの?

科学事実」があるんだったら、「毎回同じ」で「今回はたまたまはないと思う。

「今回はたまたま」と思ってしまうところに、広島長崎後の保健か物理カリキュラムが間違ってたんだろうと感じる。

唯一の被爆国だということに寄り添いすぎて、きちんとした知識を伝承してこなかったからこんな差別が出てきたような気が。

広島長崎でも、こんな状況だったら、ご先祖さまも嘆くだろう。

科学的根拠が無いかダメで、あったらやっても良いのか?

> これが微量な被曝とかじゃなく

> 本当に伝染する病気とか遺伝する病気とかだったら、よるなさわるなって言って相手を傷つけても良いの?

まぁ、極端な話、明確に「エボラ出血熱」のような出血熱系だったら、相手が傷つこうが「こっち来んな」って言うと思う。

逆に自分感染者だったら、相手を傷つけないために、よらないし、さわらない。

感染者の心構えだけじゃなくて、感染者の心構えも、幼少から教えておくべきことだったんだろうねぇ。

2011-03-30

英語公用「後」論~日本人英語に対する8つの雑感~

はじめに

本題に入るために二三言っておきたいことがあります

まず、今回の東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々のお見舞いを心から申し上げます

次に、僕のスペックです。都内の大学に通う学生(新二年生—ちなみに一浪—)です所属学部のカリキュラムによって、ほとんどの授業を英語で行って、レポート英語でたくさん書きました。といっても、僕の英語能力はだいたいTOEIC700点前後だと思います(TOEICはうけたことがありませんが、学校で受けさせられたテストなどで換算するとこのくらいです)。700点前後なので、あまり大したことは言えた身ではないのですが、英語については昨年度かなり自分でも悩み、考えたし、また、TOEICなどのスコアだけで英語の実力のすべてが測れるとも思っていないので、僭越ながらも英語についての意見を述べさせてもらいます。(ちなみに未だ日本から出たこと無いです)

最後に、書こうと思った動機について。主に二つ。ひとつは、日本人英語熱が、去年のユニクロ楽天英語公用語方針表明から、加熱の一途を辿っていることを受けて、自分英語公用語の学部で学んでいる自分—が何か良い意見を述べることができればいいなと思ったから。あとひとつは、自分英語に関する考えを今の時点言語化して整理しておきたいという考えがあるからです

Ⅰ.「”英語”がうまくなりたい」なんて言うことなかれ

 英語学習者の多くは「英語ができるようになりたい」や「英語上達!」などと言います。が、少し待って下さい。その宣言って少し漠然としすぎではないでしょうか。ここで、試しにあなたが今思っているその「英語」に修飾語を二つ付けてみて下さい。例えば、ある会社員場合は、practicalと businessを足して、”Practical business English” (実践的ビジネス英語) となります。こうすることで、あなたが必要な英語がもっと鮮明になるでしょう。さらに対策だって立てやすくなると思います。子供語学を身に着けながら成長するときの様に、日常の様々な場面での遍く英語表現を身に着けることは大人には困難ですしかし、範囲をうまく絞れば、そこに特化して勉強することで仕事で困ることが少なくなると思います。

Ⅱ.発音、アクセント以前の問題がある,それはattitude

 僕は昨年度、英語を話す日本人を数十人ですが見てきましたが、およそ二つのグループに分けることができます。それは、日本語を話すときと同じ感覚英語を話している人と、英語を話すときは全く別の口の開け方や筋肉の動かし方、さらには呼吸法でする人たちです(帰国子女の方々は幼いころの海外経験の中でこれを自然に身に着けているように思われます)。タピオカドリンクを飲むときは、コーラを飲む時に使うストローじゃ飲めないように、英語を話すとき日本語用の発声方法を脇に置いて、英語用の発声フォーマットで話さなくてはならないのです。先に示した前者の人々はだいたい、声が小さいぼそぼそしたしゃべり方をします(もちろん発音は滅茶苦茶チョッピです)。これは、はっきりいって意識の問題だと思います。発音やアクセントの前に態度(attitude)の問題だと思います。

Ⅲ.英語で羽ばたいている者の翼を折ること無かれ

 これは上とだいぶ関連があるのですが、英語真剣に話そうとすると多かれ少なかれ「欧米人っぽさ」や、悪く言えば「ネイティブかぶれ」が現れてしまいます。だが、これらに対して嘲笑したり、からかったりしてはいけないと思うのです日本人の間で「かぶれ」に見えてしまうことも、英語話者同士では普通の事なのです。だから、間違っても日本人によるつまらない価値観から、その人の外国語に向かおうとする態度を軽蔑してはならないと思います。お互いにとってマイナスしかなりません。

Ⅳ.英語力不足で理解ができないかは本当か

英語がわからいから話が理解できない、と思ったことがある方。それは本当に英語が問題でしょうか?例えば、去年流行った「ハーバード白熱教室」。この番組iTunesYouTube無料で見ることができます。僕も、視聴していて三周目も終わろうとしている頃ですが、まだよく理解できているとは思えないです。『これからの「正義」の話をしよう』も、その原著である”Justice-what’s the right thing to do-”も持っていて一通り読みましたが、未だ理解できたという確信がありません。なるほど、「テメエがアホなんだよm9(^Д^)プギャ―」という意見もあるでしょう。しかし、サンデルの授業内容がそれなりに高度なことも事実はないでしょうか。日本語で聞いたとしてもそれなりに高度なことには変わりません。それをさらに外国語でとなると余計に理解が難しくなってしまいます。自分英語読解/聴解能力を疑う前に、言語に拘わらずそれを理解できる知的基盤が備わっているか。それをただ「英語が分からない」と悲観する前に、確認する必要があると思います。

Ⅴ.ロールモデルを見誤らない

経済評論家などを「達人」と見做している英語学習者は、いつまでたっても英語ができるようにならないと思います、失礼ながら(インタビューもそんなにあてにしちゃいけない)。そもそも、本当に英語できる人間は、日常のほぼ全てのタスク英語でこなしているような人たちではないでしょうか。論文であれ、企画書であれ、会議であれ、学術発表会であれ。そういう本当の「達人」らは、われわれ一般人指南するような立場を超越していらっしゃいます。さらに、そういう人たちはあまり表に出ない人たちです。なぜなら、一流のビジネスパーソン週刊誌英語特集に顔だすくらい給料安くないし言語学など学問分野の一流たちもそんなところに出て自分の株をさげるようなことをしないでしょうから

では誰をロールモデルにするのか。はっきりいってツールである英語ロールモデルが必要であるとは思わないのですが。強いて言うなら、『英語達人列伝』の中から探すといいと思います。これを読めば、「日本人英語ができない」といった言説が神話であると思え、すこし勇気が湧いてくると思います。

Ⅵ.発音は関係ないということなかれ。

英語学習において、発音を磨くことは何かと批判の対象になります。恐らく、それは英語学習における贅沢品と受け取られるからでしょう。目玉焼きも焼けない人間が高級イタリア料理カルパッチョソースのデミグラス和え 地中海の新鮮な貝の奏でるムースとともに」(※こんな料理はありません)を作ろうとするように捉えられてしまうのかもしれません。

しかし、僕は発音も大切だと思います。磨けるなら磨いた方がいい。じゃあ、どのくらいまで磨くか。もちろんネイティブレベルとは言いません(発音向上批判がネイティブ信仰批判と結びつけられることも多い)。が、強いて言うなら「自分の発音に自分で酔えるくらいまで」としておきます英語を話している時の自分がいつもと少し雰囲気違うな、とか仕事できそうだな、くらいに思えるくらいです。語学学習は基本的に孤独な作業であると思います。周囲に誰も人がいない部屋で黙々と音読…そんな状況で心を支えるものが、わずかながらのナルシシズムだと思うのです。ここで注意しておきたいのは、自分の発言を瞬時に考えて話す「スピーキング」と音読教材を見ながら話す「スプリクト読み」の際の発音能力は個人の中でも違いがあるということです(ここでは詳述しません)。

Ⅶ.もっといい方法があるはず…というラビリンス

NHKで「英語会話」の講師をしていた東後勝明氏はこう言っています。

「発音が大切だ」と言えば、すぐに、「本国人のような発音の必要はない。日本人なのだから日本人の発音で十分」と反論が返ってくる。「単語を覚えたほうがいい」と言えば、「単語だけを覚えても何もならない。その使い方を覚えなければ駄目」と言われてしまう。うっかり「会話ができなければ」などと言おうものならたちどころに「ただペラペラしゃべれるようになるだけではかえって人間が軽薄に見えて困る」と一蹴され、「それより、内容のあるものが読めることだ」とか「話す内容が大切」ということで会話の重要性は影をひそめてしまう。

  「文法をしっかりやりなさい」と言えば、「文法に頼る英語力には限界がある」とか「文法を教えすぎるから英語が使えなくなっている」と、これにもまた反論が出る。それでは「実際にありそうな自然な対話をそのまま暗記してみれば」と言えば、「会話はそんなに準備されたせりふ通りにはいかない。そんなものをいくら暗記しても役には立たない」と誰かが言う。…  ( 東後勝明 「聞き、覚え、使う」 現代新書編集部 『外国語をどう学んだか』 講談社 1992)

要するに、唯一絶対の方法なんてありませんよ、ということであり、たとえ少し間違った勉強法をしてしまっても、それほど差はないですよ、ということ。やりかたで戸惑って学習不安なんて愚かだと思いませんか。ネット情報収集だけに一生懸命になっている方、とりあえずブクマして満足している方。

Ⅷ.英語勉強しているのに世界を見据えないとは

世界に飛び出ていく為のツールである英語を、日本企業学校の基準に合わせてどうするのでしょうか。会社学校の要求に応えることが重要であることは言うまでもないですが、これから英語勉強して身に着けるということは必要不可欠であるということ。すなわち、グローバル化によってかつては「あった方が有利」だった英語から「ないとダメ」というように変化してしまったのです。だから、これから英語学習する人――特にビジネス面の方々――は、外国、とくに韓国中国ライバル意識を持って外国語を学ばなければならないのではないでしょうか。

おわり

英語に関することで今問題だな、(というか、もったいないな)と思うのが巷の「英語学習」と、学問としての「英語教育」との乖離です。この春休みに入ったころに、集中して現在刊行中の「英語教育学大系」シリーズ(大修館)を読んだのだが、個人的に得るところが結構あった。そういった学問分野での研究成果をうまく巷の「英語学習」に反映させればいいと思うのだけれど、実際「英語学習」者たちの間でウケてしまうのはTOEIC900点をとった人たちのアドバイス記事。もったいない

これ500B!超えたらblog再開させようかな…なんてw

最後まで読んで下さった方、有難うごいました

訂正

3/31,19:12

帰国子女の方々は生まれつき後者姿勢が備わっているきがします→帰国子女の方々は幼いころの海外経験の中でこれを自然に身に着けているように思われます

↑生まれつき備わっているというのは誤りでしたので訂正しました。 

2011-02-20

大学理想現実

そんなにレベルの高くない大学で非常勤してたことあるけど本当なら中学高校からやり直した方がいい、

あるいはそこからやり直せばついてこれるのにって子は毎年いる。

でも現状そういう人を受け入れることができるのは絶滅寸前の夜間中学とか

受験料と授業料を出せば事実上入れるFラン大くらいしかない

高校やり直すと言ったって20過ぎて制服を着て他の子と一緒に通うとか現実的には難しい

そんなことして許されるのは大仁田厚Qさまくらいだろう(宮崎美子さんの制服姿ハァハァ

だいたい社会で面倒見る気もないくせに大学を叩く感覚が理解できない

まぁ大学が受け入れているのは経営上の問題が主だろうからそんなに威張れることを

してるわけじゃないが何とかまっとうに社会に出たいから頑張ってるんじゃないのか

(もちろん大学行かなくても頑張ってるって人もいるが社会に出るための道の太さが全然違うってのは事実だろう)

まぁ現実はそんなに甘くはな

くだんの学校の状況を詳しく知るわけではないがおそらく少なから学生

あのカリキュラムでもついてこれずに脱落しているだろうと思う

ランク大に限ったことではないかもしれないがあいさつとか時間を守るとか

社会に出るための最低限の資質に欠ける奴も多い

試験0点で単位下さいとか平気で言ってくる

何かあるとすぐ来なくなる

事務の人や担任が家に電話をかけたり保護者面談したりしていた

最初働いたときは高校みたいだと思った

というかそういう大学が高校の代わりをしてるんだと思う

まぁそういうカリキュラムが許されるようになったってのは規制緩和のおかげではある

私はここの人みたいに「アルファベット何が悪い」とまでは言い切る自信はな

分野は違うがこれが大学で教えることなのかといつも考えていた

でもあのカリキュラムを笑う人にイラッと感があったのも事実

私の授業を取った子は無事卒業しただろうか、就職して頑張ってるだろうか

もう顔もほとんど覚えてないがたまにそんなことを考えたりする

http://anond.hatelabo.jp/20110220183706

2011-02-12

歴史教育に関する提案

日本教科書第二次世界大戦記述が少ないって中韓は言うけれど、そもそも歴史の授業って中学も高校も、世界史日本史も、古代史でちんたらしすぎて一番理解が困難で時間をかけるべき、かつ現代社会常識ともいえる近代史現代史について割く時間が少なすぎる。

高校生歴史知識、社会科知識はムバラクムシャラフを混同するくらいのレベル

ナセルもサダトも知らない人が多い。

中東戦争が第何次まであるかもわかってないと思う。

から高校進学率が95%を超えていて義務教育化しつつあったけど、無償化したこの際、中高で一貫したカリキュラムにしよう。

現在カリキュラムだと、中学校中学校古代からやって中世近代で力尽きる。

高校は高校で世界史日本史古代からやって近代手前で力尽きる。

それをやめて、中学校世界史日本史でもいいけど)、高校は日本史ってふうにして、とにかく現代史までは世界史から日本史からかどちらか一方からでもいいから通して触れるようにしたほうがいいと思うんだ。

2010-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20101206003653

元増田です

他の人が答えてるように、高専を3年で辞める場合中退になるよ。

転校、転入する場合もうちの高専では中退扱い。

大検受けたのと同じだね。

でも、カリキュラムが全く違うからセンターとかでは圧倒的に不利。

世界史とか化学とかのレベル全然違うから。

裸で戦争行くようなもんだって、先生が言ってた。

卒業まで頑張るわ。

増田さん、ありがとうございました

2010-11-29

沖縄への本土ブサヨ侵略への沖縄県民の勝利の知事選

本土のブサヨはよく聞け。沖縄へ侵略してきた本土のバカな奴らは、本土のブサヨのことだ。今回の仲井真当選は、本土のブサヨ侵略からの奪還を沖縄県民が示したものだ。沖縄には本土の新左翼過激派が来てブサヨ運動をしているのは、新左翼過激派サイトでも報告している。沖縄県民はこういう本土ブサヨに本当に困ってきた。

今回は、民主党が県外を主張して寝た子を起こし、それでまた県内主張に戻し沖縄県民を愚弄してきたこと、幸福実現党からの立候補者、そして本土から大量のブサヨ運動をしてきていたことなど、伊波に都合よく有利に働く条件が揃っているとブサヨは思っていた。しかし、結果は、そのブサヨに好都合な状況を覆しての仲井真当選だ。ブサヨ敗北の象徴的な選挙だ。

米国は脅威だが中国北朝鮮は脅威でない!

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/aca1a0ad582815c6c7d0dd482cd2d00c

伊波は海外特派員協会での記者会見外国人記者から「北朝鮮中国は脅威」について、質問された。伊波は、「脅威ではない。脅威なのは米軍中国とは何千年もの経済文化の交流がある」と答えた。伊波の非武装中立思考は、沖縄に属する尖閣諸島での中国侵略が問題になっても、中国に対して話し合い路線なることを言っている。

正論杏林大学名誉教授田久保忠衛 脅威迫る中、また「米軍帰れ」か

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101126/plc1011260218001-n1.htm

「仲井真候補は日米同盟を認めているが、伊波候補は「軍事同盟である日米安保条約をなくす」(11月14日付琉球新報)と明言している」とあるが、日米安保をなくすのならば、自主防衛をするべきだが、伊波はそんなことは言わない。ただ出て行けというだけだ。

こんな伊波が知事にでもなったら、沖縄反米闘争のブサヨの島と勘違いされるが、沖縄県民は本土のブサヨ侵略から沖縄を守った。もうブサヨ沖縄でも流行らないんだよ、ブサヨはもう日本から出て行けよ。大量の本土ブサヨを動員して、沖縄スーパーとかでさえも伊波応援チラシを配ってブサヨ運動をしても、仲井真当選をするのが今の時代だ。ブサヨは時代が読めていない。赤い大地と言われた北海道でも状況は変わっている。ブサヨなんか内ゲバ人殺ししまくりの人権なんか何も考えていない阿呆の集まりなんだから。

沖縄トンデモ反米の島というのは本土ブサヨが煽ってきたから印象付けられただけだ。ブサヨネットに引きこもって見えない敵と戦ってばかりで、現実沖縄県民を知らない。ブサヨは、本土ブサヨに辟易してきた沖縄県民と話したこともない。アメリカに物を言うなら、中国にも物を言え。中国にもアメリカにも北朝鮮にも韓国にもロシアにも物を言う、これが正義だ。伊波とかブサヨのように反米だけの阿呆は、時代から取り残されて淘汰されるんだよ。

米軍自衛隊存在は、平和への「脅威」である

女性の産・官・学界をはじめ、あらゆる分野での主要ポストへの登用を促進

日米安保条約の早期撤廃

無防備地域宣言をし、軍隊によらない東アジアを構築し、新たな「沖縄州」(仮称)を創る。

学力テスト不参加 独自教科書カリキュラム

http://www.okinawashadai.com/seisaku.html

伊波は、こんな↑沖縄社会大衆党から支持されている。ブサヨは知らないが、沖縄には本土ブサヨに侵略されて普段は言えない保守派がかなりいる。ネットで今までサヨクに支配されてきたとか言ってるのがいるが、それは沖縄に一番当てはまることだ。ネットの言論が一番影響を受けるのは、沖縄だ。沖縄タイムス琉球新報の二紙を見れば分かる。特に、沖縄タイムス中国新聞かと思うくらいだ。

ネット言論の覚醒という意味では、沖縄にいる静かな沖縄県民保守派の炎が覚醒してきていることは、もう隠しようがない。本土ブサヨ観念しろ。沖縄ネット回線を遮断するとかのトンデモ外道をしない限りは、ネット言論の浸透は沖縄県民ますます拡散していく。本土ブサヨの都合のいい人形に操れる沖縄県民は、ますます少なくなり、やがて天然記念物のようになる。ネット言論の覚醒は沖縄に最も強力に働く。沖縄メディアの状況があまりに酷いからだ。沖縄県民は覚醒していく。

今回の知事選挙の投票率が高ければ、ますます伊波は盛大に負けていた。ネット電子投票ができるようになった時が、沖縄への本土ブサヨ侵略が本当に終わる時だ。今回選挙に行かなかった沖縄県民まで含めると、沖縄では伊波のトンデモ主張を批判することなど、普通に言われていることだ。

沖縄を侵略してきたのは、本土サヨクの本土ブサヨである。本土ブサヨ侵略者は、沖縄から去れ。サヨクブサヨは侵略者である

2010-11-21

大森荘蔵 「教養について」

大森荘蔵の「教養について」

戦後半世紀、日本社会は「教養」という概念意味創造することができなかった。この文化的空隙に乗じて、教養とは専門のための準備であり、予備であるという間に合わせのその場しのぎの解釈流通して、大学カリキュラム予算の基本となり、時には人事にまで影響を及ぼした。しかし、このいかにも官僚的事務的な解釈はもう廃棄すべきであろう。それに代わって、教養と専門との関係を知識と意見という観点から眺めてみてはどうだろうか。つまり、専門的知識の探究が専門的研究仕事であるのに対して、意見の形成や鍛錬が教養意味だと考えるのである。もちろん、意見の形成や鍛錬にはその主題について十分な知識が必要であり、その知識は専門知識のストックから供給され修得される他はない。・・・そうだとすると専門と教養の関係は従来の解釈場合と逆転する。教養が専門への準備なのではなく、専門知識が教養のための準備なのである。(略)。

 ・・・

 その[教養]の訓練とは第一に、できるだけ多くの意見に接してそれを理解し、批判し、比較する力を養うことであり、第2には、できるだけ多くの主題について自分自身の意見を形成し、それを明確な言葉で述べることである。教養とは物知りになることではなく、優れた意見を持つことなのである。そのような訓練はかつてレトリク(修辞学)と呼ばれて中世西欧学校では全人的教科とされていたと聞いている。実際現代でも、自然について、歴史について、人間について、科学について、宗教について、税法について、脳死についてと人生全般についてバランスのとれた意見を持つことこそ全人的な教養意味ではなかろうか。その意見を単に漠然としたフィーリングであるのではなく、自分の胸の底から言葉で述べることができ、討論することができ、あわよくば説得することができる意見でなければならない。つまり、意見とは実は「思想」であり、言語こそその思想の中核なのである。」

参照Url

http://members3.jcom.home.ne.jp/hist_science/jpnhidden.html

2010-11-14

3*5、5*3騒動についての所感

意見を言っている人はみな小学校で掛け算を習った人たちだろうから聞いてみたい

  • 掛け算の文章題ではどう教わったか?
  • 教わったことに不満はあったか?
    • 不満があったとして、それを尋ねたか?
      • そのとき教諭はどう答えたか?
    • そのとき不満がなかったとして、今はどう思う?
  • カリキュラムについてはどう思う?
    • 不満があるなら、どうすべき?
    • 不満がないなら、何が問題?

2010-11-02

自分現在業界とは全く違う業種から中途入社して4年目に技術系の

インストラクターに抜擢。しかし、自分能力経験スキルを大幅に

超え過ぎていた。新規研修の立ち上げ、カリキュラムテキスト作成

講義etc.自分1人にのしかかってきた。

1年目をどうにかクリアしたと思っていたら、2年目の冬に重度の鬱状態の診断。

しかし、来年度の異動(親会社への出向)がほぼ決まっていたため休職できず。

出向先での3年間もかなりハードだった。自社に異動した途端、会社意識不明→休職に。

しかし・・・仕事自体は好きなんだよね、因果な事に。早く復帰したいよ。

2010-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20101011013722

横だが、文系もいらんぞ。

論文なんてパラグラフ構造の取り方と専門語彙さえしっかりしてれば問題ない。

ネイティブのガキよりは、英語ド下手糞な俺の書く論文の方が100%良い。

論文には論文の形式があるし、それを知らんとかけないから。

逆に言えば、それさえ知ってれば他はそんな問題にならん。

どーも、この話題になってる増田の話は色々おかしいんでないか。

専門的にやってる人間が「英語ネイティブより良い論文を書ける」なんて当たり前だぞ。

そうでなければ全く意味がない。英語ってのは所詮ツールで、論文やシゴトで使うにはその程度でいい。

むしろ「英語で何をするか」が大問題。

国際教養大学学生って、きちんとした研究には全く携われないと思うんだよな。カリキュラム的に。

英語なんざ通じりゃいい、何をするかが問題。

大学選びのコツについて。

http://anond.hatelabo.jp/20101010195957

を読んで考えたことをつらつらと。

この増田はそもそも大学選びに失敗してる気がする。

俺が思うに、大学には二種類ある。もちろんこれは超テキトーな分類で全般に通じるかはわからないが。

俺は某旧帝の教育学部中退して早稲田に入りなおしたんだけど、この二つの間にはモノスゴイ違いがあった。

前者は、カリキュラムが入学時点でほぼ確定してる。何の免許を取るか、くらいしか多様性がない。ある意味職能的な大学だった。

俺はそれが非常にクソつまらなく感じてあっという間に中退してしまったんだけど。

逆に言えば、こういう大学はブレがない。卒業生はある程度の能力キッチリ叩き込まれる。

その上国立教育学部場合実習がほぼ強制で入ってくる。(私立の場合は任意のところが多いはず)だからその部分に関しては手抜きが出来ない。授業の選択肢もぶっちゃ言って「第二言語を何にするか」くらいしか選択肢がない。まぁ、教育学部なんだから当然なんだが。自然、全員の持つ大学学問への意識が統一される。元増田はこういう環境に身をおくべきだったんだろう。

その点、マンモス私大というのは超フリーダムだ。

ほとんど何の縛りもない。早稲田場合(除く理工)四年間超適当単位を取ってクソみたいな卒論を書いても卒業は出来る。

学内で同じ専攻でもやってることは全く違ったりもする。学部レベルではやってることに全く統一感がない。

授業は本当に何をとってもいい。だから楽勝授業ばっかり選んでると自分が何をしてるのかあっという間に見失う。

ある意味モラトリアムダメ人間育成所と言ってもいい。意識が低いと自然にそうなる。

だから、早稲田名物ダメ学生が大量発生する。「日大と大差ない」というのは嘘でもなんでもなく、ホントに大差ない。

入学時の学力なんか大学三年目でドロドロに腐っている。推薦組もアホほどいるし。

だから、ダメ学生の群れの中で自分のやりたいことを探して実行していける自信があるヤツはマンモス大学に行けばいい。

その逆はカリキュラムのカッチリ固まった大学に行けばいい。

元増田は前者がダメ後者が良いと言う。俺は全く逆で、後者絶望して退学してる。

この二つをしっかり見極めて選ぶことは、実は物凄く大事なんじゃないかとふと考えた。自分職能を持った人間になりたいのか、それとも良い環境の中で学問をやりたいのか。この二つはホントにしっかり見極めないと入学金をムダにする。俺はムダにした。

あともう一つ。

小さめの大学意識が周囲と違うっていうのはマジでやばい。小さい大学の小さいコミュニティマジで多様性を許容しない。

逆に、大きい大学の大きいコミュニティは多様性の塊で、自分を見失うヤツが後を絶たない。とことん腐っていくやつが多い。

この二つのメリットデメリットをしっかり見極めて大学に入ったほうがいいと真剣に思う。マジで

http://anond.hatelabo.jp/20101010195957

これを読んで思ったんだが、

「おまえは何をそんなに大学に期待してたんだ?」と心底思った。

大体、大学に来る奴なんて色々に決まってる。底抜けのアホもコミュ障もDQNもいるに決まってる。

むしろ、その自由とカオスの中で何を選び取っていくかを問われるところだと俺は個人的に思っている。

カリキュラムがしっかり固められて、それにしたがっていく大学生なんて心底気持ち悪い。

もちろん、それはそれで一つのありようでこれは偏見なんだろうけどさ。

俺は早稲田の出で日大には極めて親近感を抱くんだよね。似た感じだと思う。

それの何が悪いのかさっぱり理解出来ない。日大芸術系すごくいいじゃない。

自由で楽しく自己責任英語やりたきゃ英語やれ、文学やりたきゃ文学やれ、やりたくないなら何もするな。

全てアリなのが大学だろう。少なくとも慶応にも早稲田にも、いい教授がいていい環境があるじゃない。

自分で選び取れば与えられるよ、少なくともこの二つでは。

国際教養大学は、俺にはブロイラーを育成するところに見える。与えられたエサを食ってる感というか。

もちろん、専門技能を持った人材の育成って意味ではとてもいいんだろうけど。大学というよりは専門学校というか。

適度なカオスと自由がないとこなんか大学じゃねーよ、と思っちゃうな。

そういう意味で、国際教養大学よりは日大の方が「大学」と呼ぶにふさわしい気がする。

2010-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20101010202315

国際教養大、実際に見にいったことあるんだよ。

とても雰囲気がいい大学。すれちがった学生自然挨拶してくるの。

少人数教育・全寮制だからね。コミュニティーがきちんと機能していて、

学生自身はどう思ってるかしらないが、企業には好印象だろう。

あの大学は、普通日本人学生を、卒業後に英語環境仕事が出来るよう

四年で育て上げることを第一の目的としている。講義も生活も、百パー英語

そうしたら、大体想像つくだろうけれど、そんなに難しいこと、できるわけない。

平たく言えば、教育内容は、海外の高校とか短大レベル

世界地図みてディスカッションしましょうとか。

それだって、留学経験もない普通高校生には大変キツい。

相当勉強しなくちゃ、ついていけない。そういう意味では、人間ができるかもしれない。

ぱっと見、男子学生はいまひとつだったけれど、

女の子達は真面目にがんばってるタイプが多い印象だった。

企業側からしたら、とりあえず英語もできるし、

教育内容の専門性はともかく、目標に向かって努力ができる学生は、欲しいんじゃないか?

喧伝されているほど、一流企業採用が多いとは思えないけれど。

でね「貧弱なカリキュラム」で、被害を被ってるのは、日本人学生じゃないんだよ。

国際教養大は、英語環境を充実するために、たくさん外国人留学生を呼んできてる。

彼ら向きの講義も、それなりにあるみたいだけれど、

何かの都合で日本人向けのクラスを履修したら、目も当てられないことになるわけだ。

われわれでいうと、わざわざアメリカ留学して、日本語学校いくようなもんだ。

下手な英語半年聞き続けるというのは苦しいぞ。自分も下手なら仕方ないけど、そうじゃないんだから。

俺が見た留学生は、目が死んでて可哀想だった。

せっかく日本留学するなら、素直に東京京都大学にいった方がいい。

職員の方の話だと、留学生の評価はかなりいい、クチコミで人が集まる、とのことだから、

ほかによいところはたくさんあるんだろうが、ちょっとどうかねと思った。

ただ、それでも、国際教養大学は素晴らしいと、俺は思う。

英語教育にそこまで特化してるという点に、まず価値がある。

どうしても海外出たいとか、翻訳通訳にたずさわりたいとか、

そういう学生には、まさにうってつけ。

さらに、それを公立でやっているということ。

金があるなら、慶応でも早稲田でも行って、一年か二年留学したら、

同じくらい英語ができるようになるかもしれない。

将来のコネとか就職考えたら、まだたぶんそっちが有利だろう。

でも、四年間の学費と会わせたら、相当の負担になる。

中流以下なら、かなりきびしい。

そんな意味で、あとふたつかみっつくらいは、国際教養大みたいなのがあっても

いいんじゃないかと思うんだ。それ以上は、供給過多になるかもしれないが、、

http://anond.hatelabo.jp/20101010195957

本気でそう思ってるわけ?

国際教養大のカリキュラムってこれだが、余りにも貧弱だと思わないか?

http://www.aiu.ac.jp/japanese/education/subject/pdf/course_offer/Courses_to_be_offered_in_AY_2010_%282008Curriculum%29.pdf

まさに就職予備校企業で営業とかやってる分にはこれだけで十分なのかもしれないが、「大学」と呼ぶには余りにもお粗末だ。これを日本語でやるなら短大とか専門学校レベルの内容でしかないぜ。

たとえば神奈川県立外語短期大学カリキュラム

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0273/karikyu.html

国際教養大といかに類似していることかよくわかるだろ。とてもこれに加えて2年分の価値があるとは思えない。

おまけに国際教養大にはゼミ卒論がない。日本大学価値の半分以上はゼミ卒論にあるので、これは致命的な欠陥と言わざるを得ない。

SFCとかはどうだか知らんが、慶応ってのはそれなりの研究大学で、特に経済には定評があるはずだぜ。君らはもうちょっと「学問」らしきことをやってるはずだ。その辺もうちょっと誇りと気概を持って欲しいものだが。

2010-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20101009232416

元増田です。

スポーツにおける走り込みや筋トレだって、そのスポーツをやるにあたって「なぜそうするのか」という理論を理解してこそ意味があるのであって、そこを理解せずただ走りこみや筋トレをさせたって、やらなくなったら筋肉はあっという間に落ちるだけ。

まさにわが意を得たり!のたとえ話。

本来「詰め込む」というのはそういうのをわかってやることのはずなんだが、

詰め込んだだけの知識もそれと同じで、詰め込んでいる期間だけは非常によく「できる」けど、所詮底が浅いから、やらなくなったらあっという間に忘れて、将来ほとんど役に立たない。

というものだと思われてるんだよね。情けないことに。

「わかる」ことと「できる」ことは違うんだが、日本教育は「できる」人間を育てることに特化していて、その実「わかる」人間を育てていないと思う。

ただ、これは難しいところだと思う。とりあえず「できる」ようになってから概念いじくり回してる間に「わかる」ようになるという面もあるし、「できる」ようになる前に「わかる」ことに集中するのはかなり辛くて効率もなかなか上がらない。そのあたりのバランスは個人差もあるから難しいところなんだけど。

遠山啓なんかの功績もあって初等教育ではかなり工夫もなされているんだけれど、それでも

でも、なぜ分母と分子をひっくり返して掛ければ分数の割り算をしたことになるのか、そもそも分数の割り算とはどういうことなのか、それがわかっている人間って、実は少ないんじゃないのか?

というのが現実だからねえ。

まして、カリキュラムが欠陥だらけの中等教育となれば目も当てられないことになる。

こういう教育方法が、模範回答ばかりを求めて、自分で試行錯誤して考えられない人間を育てているんじゃないかと思う。模範回答を出すことが得意な「優等生」は、大学入試までは順調な人生を歩めるが、その後の人生で躓くことになる。

それはどうかな。むしろマニュアルを覚え込むことに従順な奴の方がリア充になりやすいと思うけどね。世間の流行にとりあえず乗っておけば大けがはしないよ。

あと、あなた引用したnext49氏の日記はちょっと別の問題じゃないかと個人的には思ってる。むしろ「空気を読め」という風潮がそういう学生を作っているのだと言いたい。俺の体感で言うと、「自分の考えがあってもタブーに触れることを恐れる余り、それを口にすることを無意識に禁じている」ような人は結構多いし、実際のところ自分と違う意見を言われるとキレる人間は世の中に多いからそれは正常な適応だと思うんだ。大学の(まともな)研究室というのは忌憚なく議論ができる数少ない場(ということになっている)なんだが、臆病な卒論生にはなかなかそれを実感できないことは多いよ。

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