2011-06-13

真綿で首が締まっていく人生

30半ば毒男首都圏実家暮らし不労所得ってやつを創り上げることに成功したので、手取り年収600万で暮らしてる。普通サラリーマンで例えるなら、額面年収800万程度。これに加えて、今後の親から相続予定を入れると、年収は5倍程度になる予定。日々の生活はのんびりしたもので、掃除洗濯したり、飯を作ったり、買い物したり、外食したり、ネット見てたりとか、暇な専業主婦みたいな生活をしてる。平均すると、一月に3万くらい遊興費で使ってると思う。

で、困ったことに、結婚及び今後の人生を考えなければならなくなった。

最近まで付き合ってた彼女とは、結婚まで話がいったけれども、結婚の条件として、相手の両親と彼女から求められたのは、この不労所得実家から相続を捨てて、婿養子に入り、一般企業再就職すること。向こうも一人っ子からからないでもないんだが、自分が創り上げたものを捨て、見知らぬ地に婿入りして、仕事も生活も一からやり直すという選択は俺にはできなかった。

親が結婚相談所に登録してたので、いわゆる婚活というのもやってたことがあるんだが、成功に漕ぎ着けたことはない。25〜35歳位までの顔写真から、7割くらいに絞り込んで、あとはランダムに50人くらい選んでるんだけど、こちらから希望は成立したことがない。3人くらいは、向こうからの申し込みもあったけど、どの人も初回〜数回でお断りされてしまった。

ここまでが現状で、あらためて今後の人生を考えてみたら、いろいろ残念な気がしてきた。

まず、今ある収入が途絶えることになった場合に、収入のあてがない。リスク分散として収入の源泉を増やそうにも、まともな就職は難しい。なにより、俺自身にそこまでの気力が既にない。安定した収入を創り上げるまでのギラギラした知識欲もなくなってしまったし、景気や法律も変わり、そのころの知識もだいぶ陳腐化してきた。再び同様の投資と成功をするのはむずかしいと思う。幸い学歴には恵まれているほうなので、MBAでも取ってみようかと思ったが、カリキュラムを読んで意欲が途絶えた。MBA収入増加に関連性を思い浮かべることができない。頭の劣化がひどいのか。

つぎに、結婚するにも相手がいない。仕事彼女のどっちをとるかで、仕事をとっちゃったくらいだから、いろいろアレなんだと思う。今まででも二人としか付き合ったことないし、彼女がいた期間よりも、いない(&それを気にしない)期間の方が圧倒的に長いし、積極的に女を探そうという気力がない。かといって、結婚相談所においてでさえゼロ勝の有様なんだから、よほど必死にならないと難しいのに。

そして、生きがいというものがない。今すぐ死んじゃうのは親や友人に申し訳ないので、これから眠って、目が覚めたら、85歳になってて、目覚めた直後に死にたい仕事趣味や妻子に生きがいを感じている人はいいが、やりがいのある仕事趣味も妻子もない人はどうしたらいいんだろうか。

世の中には、もっと大変な状況にある人もたくさんいるだろうに、こんなにのんきな問題で考え込んでしまうような貧弱メンタルが一番まずい。

  • アメリカにはこういう人が割といて、外国に旅行したときにアメリカに憧れる女性(子供も欲しいなら若いシングルマザー)をアメリカに連れてきて結婚してるらしい 日本だと労働が神...

    • 年収600万でアメリカで老後まで暮らすのは不安要素大きすぎじゃね? その場合、女性は永住権取るのが目的だろうから、別に結婚相手はアメリカ人であれば誰でもいいんだろう。 同じ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん