はてなキーワード: イレギュラーとは
内田樹が村上春樹の小説に出てくる雪かきのような仕事をする人が現代には必要だと言っていた。
誰かがしなくてはいけないが、責任者が明確でない作業を遂行する人のことだ。
会社だと給湯器の補給とかコピー用紙の補充とかFAXを担当部署に持っていくとかシュレッダー袋の交換とか2コールでも誰も取らない電話を取るとか運送業者荷物を取りにくとかだろう。
市場原理的にはこれはイレギュラーで、引き受ける人は損な役割だと思う。
ここまで書いて筆が止まったのでAIに続きを書いてもらった↓
だけど「みんながやりたがらない仕事」を引き受ける人が日本には足りないらしい。
「みんながやりたがらない仕事」を引き受ける人は確かに損をすると思う。
でもその分、大きなリターンもあるのだ。
村上春樹はそのことをよくわかっている。
「ノルウェイの森」も直子が直美のアパートのドアを開けて入って来たところで終わっている。あの後、直美と直子がどうなったのかはわからないが、おそらく二人は再び出会うことないだろう。しかし二人の間に何があったかはわかる。それが「ノルウェイの森」の結末である。
「ノルウェイの森」を書いた時、村上春樹は「この小説は終わりませんよ」と言ったそうだ。つまり二人の物語は終わらない。二人が再会しないからと言って、それは終わりではない。これからも直子は直子として生きていくし、直美だってそうである。そして直美のことを好きだった和司や裕也たちもまたそれぞれの人生を歩んでいく。
「ノルウェイの森」は「終わる世界」の物語だが、「終わる世界」はまだ終わらない。直子たちはその後も生きていかなくてはならない。
直子たちが生きることが、すなわち直子たちの物語の終わりなのだ。直子たち自身が直子たちの物語を終わらせる。
「ノルウェイの森」にはそういう側面があるように思える。
「ノルウェイの森」は直子の物語であり、直子の物語の先に他の登場人物たちの未来がつながっている。「ノルウェイの森」は直子の人生の物語であると同時に、直子以外の人々の人生の物語でもある。直子と直子を取り巻く人々は、彼らの人生を生きている。直子自身も彼らと同じように自分の人生を歩む。直子は直子として直子の人生を生きる。直子は直子なりに、彼らと一緒に生きる。彼らは直子と共に生きている。
直子の夫であり、直美の父親であるレイジは、直子と共に直子の人生を生きている。直子の家族であるタカシやリョウコは直子と共に直子の人生を生きている。直子の友人であり、直子の恋人であったミドリは直子と共に直子の人生を生きている。直子の仕事仲間であり、直子の元恋人であったワタナベさんは直子と共に直子の人生を生きている。
ずっと中小企業でしか働いてこなかったのが、晴れて上場企業に転職した。
大学中退フリーターから中途採用で社会人始めて、キャリアアップのための転職を順当に重ねること4社目。
はてブの有能な人たちみたいに700万とか800万もらってるわけではないけど、自分の年齢の中央値よりちょっと上ぐらいにはもらえるようになった。
給与水準の低い業界なので、業界内で見たらそれなりに給与が良いほうのはず。鼻くそから人間になれた。
前職まではタスク量が自分のキャパの150%ぐらいの分量あって、残業に次ぐ残業でなんとかこなしていた。
現職では降ってくる業務は自分のキャパの80%ぐらいの分量なので、その分ルーチン業務を改善するための施策だとか、今後への投資みたいに勤務時間を使えるようになった。Excelで便利ツール編み出したり。
曜日の関係ない業界だが、前職では管理職でもないのに自分の公休日に私用携帯が鳴りまくっていた。今は全くない。何かイレギュラーが起きてもそのとき出勤している同僚が申し送りをもとに自力で解決してくれてる。
かなり体系立った評価制度が存在していて、どんなスキルや業務を身に着けたら次のステージが見えてくるのかが明確になっている。また、それを誰がいつどうやって評価するのかがはっきりしているのでモチベーションが維持しやすい。
前職ではいつ昇給・昇格のチャンスがあるのか、どうしたらそうなれるのかが曖昧だった。たいていは上の役職者が潰れて退職して繰り上がるケースが多かった。
はてブではえらく評判の悪いツールだが、前職まではPC版LINE(もちろん私用携帯のアカウント)で上司とコミュニケーションを取っていたので、これも感動した。確かに便利。
世の中、VPNぐらいはどこの会社でも当たり前に導入されてるのは知識では知っていた。
現職では、外部ストレージは一切使用不可、VPN接続しないとそもそもエクスプローラーが使えない、Googleのログインは一切できない(会社のツールはMicrosoft系で統一されてるっぽい)など。
当然勝手に便利なフリーソフトをインストールしたりできない。私物のG pro wirelessを使っているのでGHUBインストールさせてほしいなあ。あとサクラエディタも使いたいんだけど……
外部ドメインへのメールは保留にされて自分でダブルチェックのうえ承認しないと送信されないのはまあ有効性を感じられたが、自動PPAPは実際目の当たりにするとまじで意味不明だった。恥ずかしいからやめてほしい。
プリンタのローカルIPがわからないときとか、VPN周りが正しく使えないときなんかはここに泣きつくとなんとかしてくれる。なにもしてないのにパソコン壊れても大丈夫!
中小企業あるあるで、業務内容が口伝で秘伝のタレみたいになってる環境しか知らなかったので、ほとんどの業務内容にマニュアルが存在していて感動した(teachmeなるサービスを初めて知った)
sharepointで優秀社員が表彰されていたり、新入社員のストーリーみたいな特集が載ってたりする。俺は絶対に載りたくないけど、読むのは面白い。
オレオレFCは相田満博監督と野牧憲広ヘッドコーチを双方合意の末に解任し、先月1日付で作戦担当コーチに就任していた阿野燿大氏の監督就任を発表した。1日の京都戦に敗れ、18試合未勝利。J1昇格プレーオフ圏の18位に転落したことで、クラブは監督交代を決断した。この日の夕方、会見に臨んだ中津真吾社長は「残り4試合となり、現実的に目標が残留となったため、このタイミングで阿野新監督へ交代する決断をいたしました」と説明した。
【写真】1日の京都戦に敗れ、厳しい表情で引き上げる相田満博監督
前半戦は10試合負けなし。暫定4位まで引き上げたオレオレFCは6月18日の清水エスパルス戦に敗れて以降、8分け10敗と大きく失速。特に8月31日の湘南戦からの残留争い直接対決3連戦は1分2敗。最下位の磐田にも敗れるなど、後半戦は残留争いの直接対決で1勝も挙げられず4分4敗と惨憺たる結果となった。
今季得点数は41得点と昨年並み(昨年46得点)ながら、課題だった失点数は53でリーグワースト。勝負どころで失点するケースもあり、チームとしての積み上げの乏しさが露わになった。閉塞感が漂っていたことは否めない。
相田監督の最近の采配にも迷いが見て取れた。守備を重視し、5バック気味で試合に入ったり、ボランチが本職のMF宮城をサイドバックで起用したりと、築いてきた戦術への揺らぎが現れていた。更に最近は主力選手ばかりに気を配って対話するシーンが目立ち、控え選手から不満の声も出始め、一体感は薄れていた。最後の指揮となった1日の京都戦後の会見では、明らかに生気を失っていた。ベンチ外となったある選手は「起用も去ることながら、この1年、戦術がブレブレで、スタイルが見えない」と不信感を口にしていた。
チームは18位。現時点ではJ2の3~6位によるJ1参入プレーオフ進出争いに回る。しかし、19位G大阪との勝ち点差は僅か1で、現状の成績が続けば、J2降格圏転落は秒読み段階。リーグ戦残り4試合での交代劇は、残留圏での残留のみならず、最悪の場合プレーオフによる残留まで見据えたカンフル剤投入のタイミングとしてはぎりぎりだ。
中津社長は「(クラブワーストの10試合未勝利となった)神戸戦後の8月15日にサポーター、選手との会談で相田監督の続投と同時に、なんとか相田監督で長期政権を作るつもりでしたが、18試合未勝利に加え、内容も改善が出来ていないということを重く見ました。フロント職員も毎日、ハードワークしてくれた中、このような結果になったことは、私も含めて責任を持つ立場にある。この時期に及んで、何故交代するのかという声もありますが、まだ諦めてはいないし、何も終わっていない。残りの試合を戦っていこうと伝えました」と説明した。
阿野氏は中林元監督時代の20年にヘッドコーチを努めた実績がある。攻守の連動性を確立し、新型コロナウイルスが蔓延したイレギュラーなシーズンをJ1では最高の14位と結果を出した。明るい性格で主力、控え関係なく接する姿勢は、クラブにとって重要な要素の一つだろう。契約は今季までとし、来季の監督は白紙だという。中津社長は今後の監督選びの過程で、より厳しい審査がクラブとして必要だという認識を示した。
「昨年に続いて、2年連続で、J1に昇格してから、ほぼ毎回のように成績不振で監督を交代してしまう。『オレオレFCのサッカーって何?』と言われたら、答えられない。これは現場だけでなく、選定する我々フロントが壮絶に反省しないといけない。目指すサッカーをフロントが、まず契約する前にもっと相手と話をしてしっかり、我々はこういうサッカーがしたい、それが構築できますか?と投げかけて、そこの話をこれからお願いする方には、しっかりやっていく必要がある」とし、中津社長自身の去就についても「ダメなら辞めなければならない。私もプロの一人ですから」と話し、今季限りでの辞任も示唆した。
今シーズンも窮地に追い込まれた。だが、J1残留に向け最後のカードは切った。さっそく明日から8日のホーム鹿島アントラーズ戦から阿野新体制がスタートする。決断を信じて、新監督の手腕に、残留の望みを託すしかない。
って問い合わせは、だいたいダメ。
というか聞いてくる時点で自分でも薄々分かってるんやろ。そのうえで「良いって言われた」って正当化したいだけやろ。
規約に書いてないからやっていいですか?もだいたいダメ。そんなことする人を想定してないから書いてないだけ。
そもそもなんの場所か考えようよ。レストランはご飯を食べる場所、映画館は映画を見る場所、テーマパークはアトラクションを楽しむ場所、駅は電車に乗る場所。想定されていない行為で、普通に楽しんでいた人が嫌な思いをしたり、イレギュラー対応させられるスタッフがしんどい思いさせられるのは理不尽だ。
ぬいぐるみに食事させたいならお家でやって。コスプレしたいならスタジオでやって。踊りたいならカラオケでも行って。電車の撮影は邪魔にならないようにして。
料金は通常の使用方法をする人を想定して設定されている。プラスで金払うわけでもないのに、イレギュラーな振る舞いをして他の客やスタッフにコストをかけさせるな。
まぁ、地元走ってる場合は絶対出先で充電する必要はないからイオンとかは一部だけ充電器つければ良いと思う
近場の場合、基本は家で充電して、イレギュラーな問題があった時だけ外の充電器を使う運用
高速は地面にコイル埋め込んで走りながら充電足りない車にだけ無線充電するようにする
とカッコいい
F-ZEROみたいで
そんなことしたら、相手はいろんな意味で失望し次には繋がらない
基本的には
以下例
突然の大雨
皆考えることは同じだ
満席だったため相席することになった
ナンパなんてしたことがない僕は声をかけることなど出来ず、店員を呼びカルボナーラを注文した
すると向こうから、
意を決して僕は彼女に連絡先を聞いた
良いですよ、と微笑む彼女
…
あの時の連絡先の聞き方、ちょっと横暴でしたよ。笑
ああいう時は、ハンカチを洗って返すので連絡先教えてくれませんか?と聞くのがスマートです。
なんて。笑
しかし、
高校の同級生との自然恋愛、友人からの恋愛、その他特殊なパターン、
洗濯物を畳むのをわすれた。些細なイレギュラーが発生して後回しにして、そのままになったまま寝る直前になっていた。
発見した妻が激怒した。俺に対して、一体家で一日中何をしてたんだと問い詰められた(自分はリモートワーク、妻は出勤している)普段通りだが、些細なイレギュラーがあって後回しになっていたと伝えた。怒りは収まらず、洗濯物を投げつけられ、もう勉強なんてやめてしまえ!と怒鳴られた。勉強というのは、自分が公認会計士になるためにやっている勉強のことであるが……
女性に、特に既婚の女性増田に聞きたい。これは家庭内暴力にしか思えないが、なぜ妻はこんな行動に出たのか。ちなみに家事はこの日以外は問題なくこなしてる。子なし。自分がリモワなので家事負担はほぼ自分。妻がヒステリー起こすポイントがわからない。わからないまま過ごすのは不安なので、このままだと離婚せざるをえない。
昨今、テレビやネットで「宗教」が悪い意味でクローズアップされることが多いので、
多少なりとりも宗教に関わっている人間として思っていることをとりとめもなく書いてみる。
このエントリは「宗教を信じろ」とか言うつもりは無いし、何か提言をするわけでもない。
目的はなんだ、と聞かれたら愚痴や相談に近いのかもしれないし、
ブクマをもらって、ただ承認欲求を満たしたいだけなのかもしれない。
そして自分は俗にいう「寺の後継ぎ」であった。
〇〇平和連合とか××学会とかでは無く、大手宗派のフツーの田舎寺の生まれで、社会人を経てから東北のとある寺を継いでいる。
真面目にやっているつもりではいるが、カツカツ状態でお寺を運営している一応の「宗教の運営サイド」である。
僧侶として不適切な表現があるかも知れないが思うことをリアルに書いてみようと思う。
こういうネット論調に対して、別に否定はしない。実際にそういう人は目立つし、まぁ多いんだろうな、と思う。
たぶんお金のある環境で何不自由なく育ち、社会にも揉まれずに、資格だけ取って親の跡を継いでるのだから。
悪く言ってしまえば、中小企業の無能ボンボン2世社長みたいなイメージなんだろうか。(もちろん厳しい修行は経ている)
一方で、もちろん真面目なお坊さんもいるし、先代住職の後をきちんと継ごうと頑張っている若い子もいる。聖者かよ、ってレベルの住職もいる。
特に、小さいお寺で住職だけじゃ食べていけない比較的若めな人ほど、副業をやりながら、
きちんと社会と関わりを持っているからマトモな感覚を持っていると個人的には感じる。
やはり前者の「クズ」とネットで呼ばれる方はでかい寺のボンボンドラ息子が多いんじゃないかな。
センス悪い真っ赤なBMW乗り回して、キャバクラ行ってるような生臭坊主。そんなネット上で揶揄されるイメージとそこまでかけ離れて無いと思う。
ただ宗教法人の本部側、もしくはお檀家さん側から見て、1番ヤバいのはこういうタイプがやっている寺ではないと思う。
彼らにはまだ、人とコミニュケーションを取れる、という立派な能力があるからだ。
結論から言えば、前述のようなテンプレ的なクソ坊主(以下テク坊とする)よりヤバいのは、
発達障害の方が継いでいる寺なんじゃないかと個人的に思っている。
※発達障害の方自体をどうこう言うつもりは全くないし、彼らに社会のケアは必要だと思うし、本題から逸れるので置いておく。
そもそも「寺の跡を継ぐ」だいたいのパターンとして寺生まれの子が高校卒業後に専門の大学に入って資格を取り、寺に戻るルートが多い。
しかし彼らは陽キャなテク坊とは違う。大学時代にテク坊が親の金でクラブで遊び呆けている一方で、
人とマトモなコミュニケーショが取れない、文字がすらすら読めない、簡単なことが覚えられない、優先順位がつけられない、何度同じことを注意されてもできない、大学に来なくなりがち等、
見ているとこんな子がいるのかとびっくりしてしまう程だ。
発達障害のエピソードなんかは他のエントリでも言及されている通り。
別に彼らを馬鹿にしたりとか、彼らのやばいエピソードを列挙・紹介したりとか、そういう目的では無いので詳細は省く。
そして、もちろん彼らは悪い子ではない。
高校を出たての18歳で、地方から単身、大学のある都市に出てきて彼らなりに努力しているのだと思う。
本来なら「彼らにもできること」を職業として、何かしらのケアや気遣いを受けながら生きていくのだと思う。
しかし彼らは(親の意思であれ)お坊さんになる道を選んでしまったのである。
お坊さんという仕事は、言ってみればイチ法人の社長みたいなものだ。
お檀家さんや地域の方とコミュニケーションは必須だし、当然一定のタスク処理能力もいる。
人の生き死ににも関わる仕事なのでイレギュラーな対応も多々起きる、体力のいる仕事だ。
テク坊は生臭坊主かもしれないけど、寺が回っているなら一応やることはやっているはずなのだ。
また、ひと昔はお坊さんになるのにも、一定の選別は行われていたのではないか、と思う。
しかし今は少子化も進み、在家から出家する人も減ったろうし、そもそも職業として倍率が減っている。
なので、どんな子であろうと、なんとかして跡を継いでもらわないと、田舎なんかだと寺自体が潰れてしまうかもしれないのだ。
宗教法人の本部側からしてもそれは避けたいし、何より坊さんを養成する大学側も継いでくれる彼らを見捨てるわけにはいかない。
昔と比べて志望者は減り、入試の倍率はほぼ1倍に近い、いわゆるFランで、入学後も彼らを(大学とは思えないほどに)サポートする。
優しく、とても優しくお坊さんになるまで見守ってあげるのだ。
そうして見事生き残ってしまうのである。(もちろん修行から逃げてしまう子もいる)
もう一度言うが、発達障害の彼らをどうこう言う気は無い。
ただ彼らの能力的におそらく無理であろう、さらに寺の住職という少し特殊な職業に就いてしまう、就かされてしまうそんな構造がヤバいと思う。
想像してみてほしい。自分の家族や親戚が亡くなった時に来たお坊さんが、ほぼコミュニケーションが取れず、小さな声でボソボソと下手くそなお経を読んでいる光景を。
いや、そもそも予定を覚えられず来ないかもしれない。彼らにとっても、ご遺族にとっても最悪だと思う。
言い過ぎだろうと思う人もいるかもしれないが、彼らを見ると本当にあり得ると思う。
一般的な仕事であれば、当然そんな人に需要はなくなるし、潰れて当然だろう。
だから冒頭のネットの論調のように、坊主が嫌われてるのも分かるし、自分が在家の生まれだったら不要と思うかもしれない。
でも自分は寺の生まれで、亡くなった先代に反抗してた時期はありつつも、結局継ぐことを選んでしまった。
これからの宗教法人の行く末を不安に思っているだけで無力な一僧侶だ。
あえて言いたいことがあるとすれば、
住職としゃべってみてやばいと思ったら菩提寺を変えてみた方がいいかもしれない。
虐待防止や権利擁護、アンガーマネジメントの研修なんかを散々やってきたが、
結局のところ「こちらの感情のイレギュラー」への対抗策は「我慢しましょう」一択しかない。
どこまで我慢できるか、というのは、個人の価値観と大きく結びついていると思うので、
自分の価値観を曲げられなかったり、うまく仮面を被る事ができない職員ほど我慢ができず、虐待に至る。
そして現状の報酬制度では職員を高給取りにすることは非常に困難であるため、
給料釣り上げによるフィルタリングでメンタルが良質な人材を確保するという事も難しい。
価値観や自己コントロールに柔軟性がある「介護・福祉分野に適性がある」人材は、
「他の業種にはもっと適性があり、条件的にそちらを選ぶ」というパラドックスを解消できない限り、
虐待は無くならない。
大別して、炊事・洗濯・掃除・買物・家計の5つかなって思うので、それで進める。育児・介護に関しては別枠とする。
感覚としては前3つの炊事・洗濯・掃除が上がりやすいような気がする。
その場合、自分がメインでやりたいというかコントロールしたいと私は思っているので、夫が云々にはあんまり共感できない。
まず、炊事だが。
キッチンは私の城なので夫に荒らされたくない。お湯沸かすくらいは許可する。
食器や調味料の位置を変えられる方が嫌だし、使ったあとビチャビチャにされたシンクや床を拭いたり洗い残しのある鍋を洗い直したり、コンロに拭きこぼしたシミを落とすのは私なので「やってやった」感だされると殴りたくなる。
実際は殴ったりしないけど指差し確認でダメな所を指摘する姑のごとくチクチクやってしまうので、料理めっちゃ好きですっていう男で無い限り妻の城には手を出さない方が平和じゃない?と思ってしまう。
シンク周りは掃除までして料理です、と言ったところで、普段から料理しない人間は細かい所まで気が付かないし手際も悪い。
私は料理が好きだし、毎食フルコースや懐石を出せと言われたら殴るだろうし腕もないが、家庭料理であれば楽しいし、ちょっとした焼き菓子なら作るのも楽しいので苦ではない。
出したものを文句言わずに食べてくれる方が夫として優良だと思っている。
美味しいと言ってくれたら最高だ。
あと冷蔵庫の中身は予定を立てて買い物しているので、勝手に何かされると材料足りなくなったりして予定が狂うのでイラつく。
でもメニューのリクエストは嬉しい、スケジュールが狂うにしても「じゃあ買い出しだ!」で出かけて行くならイレギュラーを楽しめるので、それなりに歓迎。
体調不良の時まで炊事を強要する男は論外なので此処では語らない。
というか、「家事しない夫」=「妻が病気でも家事をさせる男」だとしたら、それは家事しないとか言ってる場合じゃなく、その男の考え方が正常じゃないと思う。
社会人だったら会社を病欠する人間が居て当たり前だとか思わないブラック企業の社畜なので、現代では考え方を改めた方がいい、公に争ったら負けるから。まあ勝ったとして労力に見合う金銭を得られないので転職するのが大半だろうけど。
ようするに夫に炊事してほしい妻は、よほど疲れているか料理がそんなに好きではないんだと思う。主婦向いてない。
夫も、妻が不調の時くらい、ちょっとお高い惣菜屋で普段食べないものを自分で買ってきて楽しむとか、外食するとかすればいい。妻の病状によっては、そのちょっとお高い惣菜を一緒に食べればいい。
一分一秒でも付きっきりで看病しないと死ぬなら入院した方がいいし、所謂風邪程度なら居られても邪魔だし感染るから消えろと思う。救急車呼ぶかどうかの見極めは重要だけど、その程度の様子見は最低限の気遣いとして。
おかゆなんか作れなくてもレトルトでいいし、普段料理しないなら病人食なんか作れるわけないんだから、素直にレトルトにしとけと思う。ちょっとお高いレトルトなら、まあ美味しいよ。
ペットボトルの水や市販のゼリーやプリンを妻の枕元に運ぶくらいは、夫婦になった以上は気遣いの助け合いで当たり前の行為だと思う。これが出来ない男は、家庭を持つのに向いてない。
つまり、家事の括りで買い物も私が取り仕切りたいので自主的に夫が買い物しなくても別に構わない。
車出して重いもの運んでくれたら嬉しいけど、歳取ると男でもギックリ腰とか心配になるし。生協の配達は昔からあったし、最近はネットスーパーとか、日用品なら他にも玄関まで配達してくれるサービスも増えたから困らない。
散歩ついでに二人で軽いものや嗜好品なんか、すぐに買わなくても困らないものを買い物に行く方が心安らか。
「ついでにアレ買ってこようか」って類いのやり取りはコミュニケーションとして有るものと思うので、こういうのは人間同士の交流としては有り難いから「しなくていい」には含まないけど。
ガチガチにマニュアル化するのが現実的でない以上、このへんは各家庭のさじ加減だと思う。
こぼしたとか割ったとか突発であれば自分で拭くなり助けを求めるなりして欲しい、というか大人なら出来るでしょう、それくらいというラインなので置くとして。
細かい手順や拘りが、やっぱり有るので自分でやるほうが早いしストレスに成らない。
掃除や洗濯が好きな夫で、夫なりの拘りがあるなら、そこは譲り合いで夫がやればいいと思う。
普段やらない人間に教えながらやらせるのって、家事に限らず会社でも返って面倒だわって思ってしまう。仕事を引き継がなきゃいけないとか、メインで出来るように育てるとかは別だけど、スポットでアシスタントをという事なら、説明する間に自分で手を動かした方が早い。継続的にアシスタントをしてくれるわけでも無いんだし。
それ以外に「ちょっと手を貸して貰う」レベルなら共同生活を送る上でお互い様に譲り合うものだろうし。
そう思うのは、やっぱり育った環境も影響してるかな。
父方の祖母と母との同居家庭で育ったので、キッチンに私の縄張りが無かったから、実家を出て手に入れた領地であるキッチンに思い入れもひとしお。
母と祖母は嫁姑戦争をキッチンでしていて、調理器具や調味料もとより、冷蔵庫も電子レンジもトースターもホットプレートも食器棚も別だった。なんなら洗濯機も二台あった。つまり二世帯分あった。
なんで二世帯住宅にしなかったんだろう、同居し始めて新築したくせに。
ようは、キッチンに私の陣地をつくる隙間が無かった。
世帯的には母の鍋で料理するのが娘としては自然だが、母と祖母はお互いのアラ探しに余念が無かったので、お互いの鍋や食器を誰かが使った形跡があると目ざとく見つけてお互いを攻撃し始める。すまん、使ったの娘の私だわって落ちがつくけど、大変気まずい。
シンクにも水垢一つない程に拭き上げておかないと、やっぱりお互いの攻撃材料になる。
そんな戦場に単騎で挑む度胸が私には無かった。
中学生で弁当持参になった時、嫌々ながら陣地を主張して母のそれに間借りしたが、たいへん肩身が狭かった。
包丁やフライパンに拘りのある母に貸せとは言えないので、誕プレ前借りで最低限揃えてもらって、小さなワゴンに詰め込んだけど、料理するたびに出し入れが面倒でストレスだった。
これで祖母に母に私、3人分のマイ調理器具が詰め込まれたキッチンの出来上がりだ、たいへん遣り難い。
弁当は早朝だったから良かったけど、普段の朝昼晩は祖母と母が時間で区切ってお互いに顔合わせないように使ってたから、娘の私の捩じ込めるスキが無かった。
二世帯住宅じゃなくてコンロもシンクも一つしか無いんだから、そうなるわ。
本当になんでキッチン二つ作らなかったんだろう。
だってさ、普段の食事は母の領分だったので縄張り争いに参入する必要もなく困らなかったけど、自分で火を使える年齢になったら、自分でも作りたくなるもので。
弁当は部活の時間も早かったので協議の結果、自分で作ることに成ったわけだが。
普段はお手伝いというか下働きのごとく野菜の下拵えなんかを料理長である母の指示でやるだけなので、
自分がメインで弁当作るのは楽しいんだけど。弁当用の買い物も、生協の注文を母とするのも楽しかったんだけど。キッチンの使い方だけは気を使うし窮屈で窮屈でたまらなかった。
夫に荒らされるの、ほんと嫌。
自分のついでに洗濯してやるだけだし、一つの洗濯機を共同で使う方が時間割とか面倒。使いたい時に夫が使ってる方が嫌。
掃除だって自分が暮らしてるんだから、満足できるようにキレイにしておきたいだけだし。普通に使う以上に夫が汚すなら、それはハプニングというか、生活習慣の違いというか、話し合う余地のある所だと思うので摺合せで着地させてルーチンにしとくべきかなって。
お湯は沸かせるしお菓子も自分で出せるんだから、その辺は夫が自分でやったり、私に出してきたりするわけだし。
冷蔵庫の作り置きを食べたい時は声をかけるしレンチンは自分で出来るから別に困らない。
夫に家事やってほしい勢は、なんで夫にやって欲しいんだろう。
わいも聞きたい。みんなのところはどうなんだろう。
2022-07-25
原本保存が必要なので、クリアファイルに入れる。結局これがあるからペーパーレスのメリットがない
下請けがFAXで受信したものをPDFで送ってくる時がある。すげぇ見にくい。
これは完全に会社が悪いが、イレギュラーなものは案件管理システムで登録出来ない。
そんなにみんなペーパーレス出来てる?
2022-07-25
うちは一部ペーパーレスやけど、無理に完全ペーパーレスするのはアホやと思うで。
あと、結局長く使えば使うほどバックアップが必須になるのがな。
うちの会社、このハードディスクぶっ飛んだら仕事にならなくなるんだがどうなんや、と思いながらやってるわ。結局、電子より物理のほうが持ちはいい。狭い自宅なら兎も角、そこらの会社なら何冊も紙ファイルいれる本棚のほうがバックアップサーバーより安い。
ペーパーレスのいいところは、検索ですぐに資料が出てくるところやね。
それが必要なら是非したほうがいいわ。便利に使ってる。