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はてなキーワード: 大卒とは

2013-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20130903091227

実務知識はつくけど、就職では大卒に競り負けるってつまるところ良いとこなしに思えるんだけれど。

実務知識がどれだけあっても就職出来なきゃ無意味なわけでしょ?

大学って、就職予備校化してるところも多いだろうけど、本質的には学びたい人が学びに行くところなわけで。

それに引き替え専門学校って職業技能を専門的につけるところなわけでしょう?

それで、就職大卒に競り負けてるって存在意義あるのかマジわけがわかんねえ。

そもそもの機能が違うのに、肝心の就職機能でも負けてるって

絶望じゃん。

2013-08-29

ドワンゴラジオ体操婚活も兼ねているのではないか

昭和時代では社内で大卒男子高卒女子が知り合って結婚という伝統があったが、現在ではそんなものはごく一部の企業しかない。某大手企業社員の嫁要員として派遣で事務社員を雇っているみたいな話も聞くが、ドワンゴ技術チームにはそんな人材不要である

経営者から見れば、男子社員はさっさと結婚してくれたほうが安定するし生活も規則正しくなるしで好ましいのであるしかし、タダでさえIT企業の開発チームは男子ばかりだ。そのうえ、ドワンゴ社員と言えば国内IT企業のなかでも激しくオタク系・内気男子が多いことでも知られている(要出典)。社内に一般女子が多少いるくらいでは、なかなか化学反応を起こすのは難しい。だが、ラジオ体操強制的コミュニケーションの機会が生まれれば、多少はなにかが起こる可能性がある。

ラジオ体操」での女子マネージャ導入は、このような裏の意図があるのではないだろうか?

2013-08-26

新卒採用ではなぜ減点主義がまかり通るのか

10年間、大企業で人事の仕事していました」

http://anond.hatelabo.jp/20110824143747

そもそも大企業における人事部の仕事とは何か。それは「人事ポートフォリオ管理」です。

企業が大きくなればなるほど、現場単位での採用というのは非効率を伴います欧米のようにジョブ単位での管理がしっかりなされていれば、それでも「ここの課でこの仕事をする人が1人足りない」という形で標準化でき、HumanResourceはそれを機械的にアナウンスするだけ(そして労働市場もそれを前提に回る)ですが、新卒採用が中心でジョブ職業能力関係標準化されておらず、メンバーシップからの調達が難しい日本では「この仕事のためにこの能力を持つ人がほしい」となったときにわざわざそれをひとつずつ探すのは大変な手間がかかりますもっと最近ネット転職サイトなどのおかげでそのための環境も少しずつ整備されてきていますが)。

よって大企業における人事部には、長期的な視点のもと計画的に人員を育成し、いつどこで欠員や人員需要の変化が発生してもある程度は組織弾力性が吸収してくれる体制を逆算して作り上げる責任があります。これが“日本における”人事ポートフォリオ管理であり、その逆算の起点こそが新卒採用になるわけです。

このような視点から新卒採用というものを見ると、理想新卒とは「どのような職場にも適応でき、あらゆる技能を吸収できる」ような人間ということになります。もちろん現実にはそのような人間はいませんから、そこを「コミュニケーション能力」なり「人間力」なり、あるいは元エントリのような減点主義なりで繕ってみるわけですが、もちろんそれが欺瞞であることはおわかりでしょう。そしてこの欺瞞で自分自身までも騙してしまった結果、上記エントリのような無能人事部員が出来上がるというわけです。

(「リーダーシップ」なら、長期的な視点から見ても新卒採用おいて求めうる要素かなぁと多少は思います現在システムでそれを適切に評価できるかどうかは別として)

このような「人事部中心主義」が「組織官僚化」以外にどのような帰結を生むかについては、まぁhamachan先生の本でも読んでください。(というか基本的にこのエントリここまでhamachan本の丸写しだし……)

http://anond.hatelabo.jp/20130826033127

こういうベンチャー企業場合、人事ポートフォリオという概念がそもそも存在しません。そもそもの企業規模が小さいので弾力性を持たせようがないうえに、必要となる職業能力がコアすぎて新卒採用からゆっくりとやっていては倒産マチガイナシです。ゆえにこの方の感覚は非常に正しいと思います。ただ、企業の規模が今の100倍になったときに同じ感覚はいられないでしょうね。

http://anond.hatelabo.jp/20130826163155

中小企業大卒が増えている」理由は、大卒率の増加だけでなく大企業側のメンバーシップ枠が縮小していることも原因です。このエントリで書いたような原理を理解せずとりあえず大企業新卒システムを形だけパクってみました、というところが実に多い。少なくとも減点主義は中小企業では明確にアウトです。規模がないのに新卒を採ると結局長期的な育成ができず使い潰すか腐らせるかの2択になりがち(→「すぐ辞める最近の若者」orブラック企業化)です。ただ、上記ベンチャーほど必要となる職業能力がコアでない(=「人間力」で回ってしまう)というところも中小ほど多いのは事実なので、トンデモブラック以外はなんとかなっているのでしょう。

http://anond.hatelabo.jp/20130826180812

何を行っているのかしら無いけど、松下幸之助さんの入社時の学歴は 小学校中退。 最終学歴大卒じゃない。

本田宗一郎さんもたしか 小学校卒だった気がする。

対する東京通信工業株式会社の創立者は大卒だった気がする。

 

すくなくとも、時代背景が色々あったとはいえ、大学レベルの知識が起業発明には必要ない。という実例としては十分だと思う。

 

対して、現代を見るとどうだろうか? 高学歴化はされたが・・・それが社会の役に立っているかというと、実際、そうでもないよね。

大学アシスタントをしてテストの採点をしやたやつならわかるだろうけど、コピペレポート書いて卒業してるだけ(授業の内容なんて今覚えてるかどうか)なんて奴ザラにいるだろ。

 

高学歴でもいい人は沢山いるし、低学歴でもいいやつはいる。 逆に高学歴でも低学歴でも、コピペレポートは沢山いるし、おとなになっても他人の手柄を奪うだけのやつなんてザラだろ。

学歴じゃ人はわからない。

 

少なくとも、コピペレポート大学で認められているうちは、学歴意味があるかどうか怪しい。

※多くの、ちゃんとレポートを書いている学生には迷惑な話だろうが。

2013-08-25

5年間、大企業の人事の仕事を横で見ていました

[基本的にはまず学歴大卒であればどうでもいい]

留年浪人どうでもいい。Fランほとんど営業に回されるが、そこでエース級の活躍する奴もままいる。早慶でも早々にメンタルリタイヤしてしまう奴もいる。結果としては、学歴よりも配属部署とそこの上長次第なので、最低限大学さえ出てればOK。

 ただし、出世するなら別。Fランでなれるのは本社なら課長まで。地方なら部長まで。

[出来る人よりも失点のない人を]

・これはその通り。試験がペーパー→面接(人事によるもの、各部署から集めた課長によるもの、各部署から集めた部長によるもの、幹部によるものっていう4段階)と何度もある限りどうしても失点が少ない人が残る。

 大学での突出した実績や、ペーパーでのダントツの成績、面接での突飛な答えによる一発逆転は、試験の仕組み上起こりにくい。

[コネは案外きく]

・きく。特に社内より他社(資本関係や取引関係のある会社からコネはきく。「コネひとつ能力だ」という理屈から。ただし、コネ入社した人間コネを生かせない部署に配属されるのがお決まり(客からコネ入社した人間は、その客に関連する部署には配属されない)。

 そこは非常に納得がいかない。「コネという能力」を生かせないと思うんだけど。なんか理由があるのだろうか。

 コネが非常に効くのは第二新卒中途採用。なぜなら、新卒採用よりプロセスが簡略化されてるから、上に書いた「試験の仕組み」に穴があるカタチになるため。

[単身世帯かどうかそもそも聞いてはいけない]

・人事の面接官も、人事以外の部署面接官も「コンプライアンス上聞いてはいけないこと」の箇条書きが回ってくる。家族関係宗教関係政治関係は絶対聞いてはいけない。

 今はブラック面接ネットですぐにバレる。その時責任をとるのは人事なので、人事もピリピリしてる。

[意外と顔は重要]

・顔がいい必要はないが、不快ルックスのやつは落ちる。つまりブサメンでも短髪でおでこ出してジャストサイズスーツを着てれば問題ない。清潔感大変重要

 当社では顔がいい女子は6割が本社管理部門に配属されて、2割が本社地方わず営業に回され、あとの2割が開発。男子ほとんど営業。

 したがって、地方管理部門の残りカス具合が半端ない地方管理部門イケメンはたいてい営業から異動になってきたやつ)。

 あと、30代以下の男性営業のイケメン率が高い。営業のオッサン連中が野武士みたいな連中なのは20年前くらいを境にして方針が変わったんだと思う。

育児とか結婚制度も整ってるが、全然活用されないので、面接で聞いたら大歓迎で対応されるし、マイナスされることもない。聞き方は重要だけどね。

 職場でも育児結婚を悪く言うのはタブーになってる(飲み会独身男性社員が「こんな時期に妊娠するなよなー」みたいなこと言っても必ず誰かがたしなめる

 結婚育児制度が利用されないのは「女の敵は女だから」というのがもっぱらの説。


[資格技能はあくまでプラスアルファ]

・これはその通り。ただし、履歴書にどんな資格を書いたかは、配属後かなりの期間上長認識しており、業務もまずはそれに応じたものが振られることが多い。

 新人に振りたい業務はたくさんあって、現場としては順番に振っていって当たるまで本人の適性を試したいと思ってる。まずどれを振るか、という選択の参考にされるわけだ。

[社交性は重要なはずなのに]

・たまーになんか障害があるのかレベルコミュ障コネ無しで入ってくる。すげー声が小さいとか。あと、ここに並べるのも変だけど、吃音新入社員もいるよ。盲目もいるし。

[ビジネス書古典関係ない]

だって面接する側にそれを図れる教養がないからね。読書アピールなら冊数とか速度とか教養がない面接官にもわかる指標が必要

[AKB48メンバーを3人言えるかどうか]

・うん、これはあると思う。雑談みたいな質問結構重要

[尊敬する人=親、でも問題ない]

・親でも織田信長でも孫悟空でもルフィでもOK。理由による。あ、いま当社の営業課長の間ではワンピース流行ってます

就活戦士のみなさまの何かのお役にたてればいんですが、兎にも角にも就活業界よりも会社によるし、入社後は会社よりも部署(とそこの上長)によるというのが転職経験ありのオイラの結論です。

2013-08-22

田都専業主婦は、旦那に「痛勤」させることを希望している!

http://anond.hatelabo.jp/20130822113352

因みに郊外評論家三浦展氏の著書によると、

三浦氏首都圏民に住まいアンケート実施したところ、

首都圏痛勤ナンバーワン路線で、かつ高年収ゾーンでもある田都沿線住民が、

 職住近接に否定的」という皮肉な結果が出ている。

田都住民は、

年収的には、都心タワーマンションを買える経済力があるにもかかわらず、

 『敢えて』痛勤路線である田都沿線を選んでいる」という人種で、

「勤務先が丸の内港区から二子玉川ライズとかに近づくことを、有りがたがらない」人種らしい。

また、三浦展氏は

田都沿線学歴大卒以上の男性比率首都圏一」だが、

女性大卒比率はかなり低い(=短大卒、高卒専業主婦が多い)」として

ジェンダー論者が嫌がる街」と分析している。

(因みに、男女ともに大卒者が多いのは武蔵野市

なので、田都沿線は、

ダンナ丸の内港区などの「ブランドエリア」に勤務していることをステイタスに感じていて、

 勤務先が「二子玉川ライズ」なんかに「都落ち」して欲しくない

ダンナが「痛勤」していることについては、「大変ね」とも思ってない、

 むしろダンナの『家族への自己犠牲』を確認できるモノサシ、象徴」とすら感じている

 都心居住でダンナが楽になってしまうことには「家族への奉仕心を確かめられない」から反対。

という「サディスト専業主婦マゾヒスト旦那」の街になっている。

2013-08-19

ごめんね「低学歴」が発狂トリガーになるなんて思いもよらなかった

「Fラン」「大卒よりもその期間仕事してきた高卒の方が」

かいってはしゃいでいるから「低学歴」と書かれても自分に自信を持って生きてきた人ならビクともしないと思ってた

進学校の授業内容ですらろくに勉強もせず「Fラン」の入試受けても合格点取れるの?

そもそもFランに合格できるレベル学力すら17才から18歳の時あったっけ?

ぐらいは口には出さないけど思っていた

ココロノタネを発芽させちゃってごめんね 

2013-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20130818042934

余裕ってさ、精神的な余裕だよ

取り乱してヒステリックにならないような、な

生まれ、学歴、職歴、言い出したらきりが無いだろ

他人の評価にいちいち動揺してるやつに惹かれるか?

何いってんの?先の増田は、高卒正社員より、フリーターでもいいか大卒のが良いって言ってんだぞ?

それを意味わからんって言ったわけ。本人は、経済的な物は自分カバーするから、良くて、

高卒より大卒のが話が合うから良いんだと。

で、そんなことを言い切っちゃう奴が、精神的に余裕があるとは思わんが?

なんで高卒ヒステリックで取り乱してるやるってなるんだ?

しろ世間体なんてきにしないし、そんな取り乱すことないと思うけどな、高卒でちゃんと働いてる様なやつのが。

よっぽど、大卒でまともに働いてない奴のがヒステリックなるだろ、俺は運が無いんだ-とか言って。

他人の評価なんてどうでもいいなら、むしろ高卒で良いだろ。学歴の条件がどうでもいいなら、経済的に安定してたほうが良いのは絶対だ。

それは世間体関係なしに自分たちの問題として。

何いってんの、ほんと。

http://anond.hatelabo.jp/20130818032224

余裕があるならそれこそ高卒でまともに仕事してる人のほうが良い

まともに仕事してるなら高卒大卒も同じ、学歴関係ないとは言わないんだ


経済的な余裕ばかり考えてないか

余裕ってさ、精神的な余裕だよ

取り乱してヒステリックにならないような、な

生まれ、学歴、職歴、言い出したらきりが無いだろ

他人の評価にいちいち動揺してるやつに惹かれるか?


何か仕事してるんだろ?

自分仕事にもう少し自信持っていいと思うぜ

http://anond.hatelabo.jp/20130818031009

余裕があるならそれこそ高卒でまともに仕事してる人のほうが良いと思うけどね?

要するに、家柄とか、育ち、っていう世間体の部分が大きいのか?

例えフリーターでも、家柄良くて大学まで出てれば、夢を探してる(笑)とか、運が悪かった(笑)とか、

専業主夫から(笑)とかでいくらでもごまかせるからか?

世間体なんだな、さすが高学歴増田

ま、俺大卒の男だけどな。

http://anond.hatelabo.jp/20130818030229

別に正社員でなくてもこっちが稼げばいいからあまり相手が正社員である事は興味がなかった。

ただ、高卒の友人に比べて大卒の友人の方が圧倒的に話が合う場合が多かったから、私は大卒という条件が大きかった。

ニートはさすがに困るけど、別にフリーターでも派遣でも元気で話が合う人ならいいから気にしないだけ。

そりゃあ正社員の人の方が良いけど、そこまでこだわってないって話。

高卒でも話が合う人なら気にしないんだけど、経験上かなり少なかったか自然と重視するようになった。

そういう気持ちで書いた。

http://anond.hatelabo.jp/20130818021543

カーストにおける生贄は人間だけでなく、地球上の生物は皆平等存在しているから諦めるしかいねえ。

ただ、大卒資格を持っていて、正社員で、健康で30歳にまだ届いていないというのは、日本人男性の中ではかなり有利な位置にいると思う。

私は結婚するなら顔や運動神経はどうでもいいし、正社員じゃなくてもいいけど、高学歴の人で健康な人がいいと思っている。

高学歴の人は受験勉強を頑張ったという事実がかっこいいし、高校で習った知識が通じないとがっかりしてしまうから

こちらの自分語りが少し入ってしまったが、こういう女もいるので恋愛心配しないでほしい。

あと、運動神経20代後半以降で使うタイミングはあまりないので気にしなくていいと思う。

2013-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20130817010004

アメリカ人イギリス人は圧倒的に語学について感覚違うと思うよ。

ヨーロッパだと、イギリス人以外は殆が複数語喋れる。

まあ、それは、ちょっと移動したら違う言葉話す人居るし、

フランス語イタリア語方言みたいなもんらしいけど。(だから、ちゃんと教育受けなくてもなんとなく分かるらしい。)

教育としては、大学まで行くような人なら、英語を第一外国語としては勿論、第ニ外国語まで普通に喋れる人が多い。"喋れる"ね。日本大学英語とは意味が違う。

それは大学まで行ってる様な人ならほぼ全てのが人がそういうレベル

それに加え、大学まで行ってなくても近隣の国の言葉はなんとなく喋れる人も多いし、英語なんかは日本大卒よりはよっぽど喋れる人は多いと思う。

(なんだかんだで外国人に触れる機会は圧倒的に多いので、物おじしないってのも大きい。それに結局必要なのはすごい簡単な言葉であることが多いから。)



一方、アメリカ人イギリス人は、大卒でも英語以外一切喋れない人は多い。

勿論、外国語を学ぶ余裕はあるわけで、他の言葉を喋れる人がいないわけではないし、日本人英語喋れる人よりは外国語を喋れるアメリカ人の方が割合が大きいかもしれないけど

それに加え、ゲルマン語系なら方言感覚でも行けるし、フランス語の影響も大きいし、学んでなくても分かる部分が大きすぎるのもあるので、

文法を全く知らなくてもなんとなく理解できてしまう、っていう部分もやはりある

まあでも、アメリカ人イギリス人は、英語を喋れない民族を見下している事実はあるよね。

自分たちは他の言語喋れないくせに、英語で少し間違った様な言い回しすると馬鹿にするし。


逆に日本人だと、まず英語を喋れないとどうしようもない部分があって、英語圏じゃなくても、取り敢えず、英語喋れますか?って聞く必要があるし。

日本語喋れますか?なんて、は?っで終わってしまう。。。

そういう意味で、日本語喋れますか?感覚で彼らは英語喋れますか?って聞いてるんだろうから世界が違いすぎるだろうね。

日本人がそこで英語しゃべる感覚で、英語喋れないッて言われた時に頑張ってしゃべる、程度の感覚なんだろうから人生イージーすぎる。

2013-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20130815184115

そもそも、高学歴が欲しいなら、希望要件に大卒以上だとか難関大学尚良しとか書いてるもんだぞ。

横だけど、実質、中で大学選考が行われてるのは当たり前としても、

選考基準として、"旧帝大以上限定"とかって書いちゃうのは言うのはOKなの?

"大卒"は1つの資格から問題無いと思うけど、大学別になると差別になるかと(実際選考の際にされてるんだから明らかにしとけよ、ってのはまた別の話として)。

そういうのって書いてある公募って実際あるの?

http://anond.hatelabo.jp/20130815161228

低学歴なのにコミュ力スキルもない?じゃあ採用面接受けに来るなよ。

から仕事したくて受けるんじゃないのか?

何も持ってなかったら仕事しちゃ駄目なのか。

こういう事が言える奴は、実際に求職した事ない低レベルの奴しかいねえよ。

そもそも、高学歴が欲しいなら、希望要件に大卒以上だとか難関大学尚良しとか書いてるもんだぞ。

どうせ学歴:不問とかにしてて、且つ経験資格も不問とかしてるんだろうが、それで低学歴ばかり来るって嘆いてるんじゃ

お前だけじゃなく会社のものレベルが知れてる。

また、その人を見下したような書き方だが、第三者が見たらどう思うか、考えてないだろ

端的に言えば、他者への配慮がないかレベルが低いって言ってんの。

言ってる事は概ね同意なんだが、書き方がとにかく人を見下してる。そんな会社高学歴でも敬遠するわ。

とりあえず、喧嘩腰で突っかかるなよ(特に最後)。

増田は初めてか?肩の力抜けよ

2013-08-14

高学歴社会から落ちこぼれた話

http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/07/221155

話題になっているので読んでみたが、いろいろと衝撃だった。

http://anond.hatelabo.jp/20130813213536

それからこれを読んで、ああ、なんか近いなと思った。

この手の話題は、こどもを持った今、ますます考えさせられる。自分がこどもに与えている環境は、一体どういったものなのか。

家庭で話題になること、親のすること、家にあるもの、すべてがこどもに対する環境である。こどもの世界はとても狭く、そこから受ける影響は計り知れない。それを気にしているかいないか、というのはとても重要なことだと、今本当に思う。

私 自身は、超とは言わないがまぁ高学歴一家に産まれた。いつからか知らないが、医者家系だ。父の兄弟はみんな医者もしくは医者の妻であり、妻たちはたいて い薬剤師だ。母も大卒高校教員だった(結婚するまでの数年だけ)。父方のいとこたちは当然、みんな医者で、女であれば医者との見合い話が転がり込んでく る。医者にならず医者の妻にもならなかったのは私と兄だけだ。

母方のいとこたちは医者プレッシャー特にないが、大学を出て一流企業に勤めたり公務員になったりする人から引きこもりまで様々だが、親の世代はみんな女でも大卒だ。当時にしたら高学歴ファミリーだと思う。

こんな家系に産まれたので、当然私と兄にも医者になれプレッシャーはあった。プレッシャーというより、医者以外の職業ほとんど知らなかった。だから『なり たい』という気持ち以前に「大きくなったらお医者さんになるんだろう」くらいに思っていた。親戚のおじさんおばさんにも「何科がいいのかな? 皮膚科なん て楽って言うわよ」とか「お医者さんの奥さんになるのね」とか、もうそれ以外の選択肢は全くみんな頭の中になかった。

私の産まれた街は田舎 なので、私がこどもだった30年くらい前には自営業以外はほとんどいなかった。そもそも、いまでいうサラリーマン的な人が働く職場はなかった(と思う。少 なくとも当時の私には見えていなかった)。何屋さんのなんとかちゃん、みたいな感じで、家業とその家の人が結びついていた。街中の友人の実家はみんな何か 家業をしているし、ちょっと離れたところはみんな農家だ。たまにお父さんが外国にいて帰ってこない家があったが、それが「商社駐在員」である、というと は、これっぽっちも知らなかったし、知っていたとしてもきっと「しょうしゃのちゅうざいいん」のしごとが具体的にはわからなかっただろうと思う。お父さんがテキ屋さんで「こようそしんじゅうたく」に住んでいる友達もいたが、その子と遊ぶなと言われる意味が分からなかった(のでもうしょっちゅう遊んでいた)。

今 大人といわれる年齢になって、いろんな人と出会い、ようやく世界はいろんな仕事があり、いろんなルートでそうなれる、ということがわかってきたが、こど もの頃の私には「医学部にいって医者になる」「法学部へいって弁護士になる」「薬学部へいって薬剤師になる」「家を継いで○○屋になる」ほかは、あまりピ ンと来なかった。それ以外の世界との接点があまりにも少なかった。

今話題の「低学歴世界」と同じく、おそらくは「高学歴世界」の住人だったが、それ以外の世界について知る機会もなければ教えてくれる人もいなかった。

人 生の転機は小学校とき。父が死んだ。父は開業医だった。残された母は、親業も家事もとことん 苦手だった。家の掃除も出来ないので、父の死後もずっとお手伝いさんがいた。私の世話もお手伝いさん仕事だった。ゴミの分別も出来ないので、全部まとめ てゴミ袋にいれ、ずっと自宅に清掃業者がゴミをとりにきていた(有料)。道ばたにあるゴミ収集所が無料で使える市のサービスだと知ったのは高校生くらいの ことじゃないかと思う。

それでも私は自分の家は超貧乏だと思っていた。なぜならお金を稼いでくる人が死んでしまったのに、母が無職のままだ からだ。公立の学校お金がかかっていると思っていた。保険金とか、遺族年金とか、寡婦年金とか、全然知らなかった。学校ではうちが母子家庭だと知った先生に「生活保護を受けたらどうか」と言われて(そのあと「お父さんはなにしてたの」「医者です」「あ、それは失礼した」というやり取りがあった。)そ れを母に言うと、うちは生活保護は受けられない、と言われた。中学から新聞配達バイトをしようと、新聞屋を回ったが、何処もやらせてくれなかった。高校 に入ってすぐバイトをはじめた。いつも飲食店で働き、食費を浮かせた。そして、父の残したわずかばかりのお金を食い尽くすだけのニート母にものすごい嫌悪 感を抱いていた。あるいは借金もあるかもしれないと思ってびくびくしていたし。家族旅行は父が生きていた頃もお正月に近場の温泉に一泊するくらいだったし(開業医だったので学会などの出張時に代理先生が頼めるときしかから離れられなかったらしい)、父が死んでからはそんなことはしたことがない。仲の良い友人たちから家族旅行の話を聞いたり、留学した友人たちを見て、いいなぁ、お金がある家は、と思っていた。

私自身は、高校田舎なりの公立の進学校に進学したものの(田舎なので公立のほうがレベルが高く、私立は滑り止めという扱 いだった)、大学には行かなかった。家は超貧乏だと信じ込んでいたので、国公立で年間80万円くらい、4年で300万円以上の学費、それに生活費。そんな お金なんてひねり出せないと思っていた。当時は、今だって毎日バイトしたって月に数万円しか稼げないのに、学費生活費を全部自分で稼ぐのは到底無理だと思ってい た。今となればなんと視野が狭かったんだろう、自分リミットを決めてもったいない、と思うが、当時はそういう風には考えられなかった。母には「医者か弁 護士になるなら投資するがそうでないなら大学へ行く必要はない」と言われた。投資する気はない、と。「あんたはどうせ医者にはなれない」。母はよくそう いっていた。

投資ととらえるととてももっとなのだが、当事者かつ思春期の娘としては、これはとてもやる気を削がれた。彼女はこどもを投資物件ととらえており、さら医者弁護士以外は価値のない人間だと言っている。そして娘は投資対象として適切ではない、つまり価値がない。

こ どもが育つ上で一番大切なのは無償の愛』を感じられるということらしいが、そういえば私に注がれる愛情はいつも有償だったなと、今になって思う。プロセ スをほめられることはなく、絵画で賞をもらっても、賞をもらった絵ではなく賞状をあがめられた。賞状だけ集めていれるファイルはあったが、その肝腎の絵を とっておく仕組みがなかった。学校の成績で上位何番以内に入るといくら、というのもあった。勉強お金をもらう為のものだった。

こういうのも、環境の一部だ。

私はこういう環境から自分価値がない、というメッセージを受け取り続けてきたのだろうと思う。これは自分のこどもには絶対にしたくない。

と、話はずれてきたけれど。

まぁ、そんなわけで、私は高学歴一家の中の落ちこぼれである。ただ、落ちこぼれたと言っても、やはり「低学歴世界」の話をブログで読むと衝撃だったけど。落ちこぼれたおかげでかどうか、いろんな人たちに会い、いろんな世界を知り、選択肢は沢山あるのだなぁ、というのを今になって感じで来た。高学歴世界の住人たちとも付き合いがあるけれど、最初から高学歴世界の住人だったひともいれば、そうでないひともいる。全くの低学歴ででも、高学歴世界にすっとなじんでいる人もいる。本当にいろんな世界で育って、いろんなルートで、今そうなっている人がたくさんいる。

あのままあの世界にいたら、親戚友人知人は医者だらけで、自分医者になっていたか医者結婚していたのだろうと思う。そちらがよかったかどうかと言うと、どうもそうとは思えない。それは高学歴世界が嫌だというのではなく、あまりにも選択肢が狭いためだ。

こ どもの頃は世界が本当に狭かった。職業医者弁護士以外にも選択肢がたくさんあったし、医者弁護士になれないからと言って人生終わったわけで はない。高校は基本学区内で一番偏差値の高いところに行かないと行けないと思っていたし、学校の成績で平均値をとると馬鹿だと思っていた。大学はあんな親にお金を出してもらっていくなんて胸くそ悪すぎ る、そもそもそんなお金ないし、と思っていた。でも、本当は高校なんていくらでもあるし、世界には大学まで無料で行ける国も沢山あるんだ。世界は広く、選 択肢はとても多い。

選択肢が沢山あるのだということを、こどものうちにもっと知っていたかったと思う。本当に。高学歴世界の住人たちのなかにもほかにもきっと他の選択肢現実的に受け止められなくて、自分世界適応できずに苦しんでいる人もいるに違いない。私みたいに落ちこぼれしまえばあきらめもつくけれど、そう出来ないと自分で命を落としたりする。

高学歴であれ低学歴であれ、選択肢があることを知っているか否かは大きいと思う。こどもにとっては親とその親の作り出す環境がすべてなんだ。私は高学歴世界の住人じゃなくなっちゃったけど、いろんな選択肢があることは伝えたい。そういうことも含めて、大人たちはもっとその環境に気を配るべきなんだろうな、自戒を込めて。

http://anond.hatelabo.jp/20130814020718

そりゃ生涯所得はだれだろうと約束されたものじゃないが

間違いなく大卒はてな社員より高いだろ

 

だいいち競争してないんだから公務員妥当賃金なんてあるわけがない。

生きていくのに必要最低限ぐらいでいいんだよ。

2013-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20130813112754

一応大卒だが、今で言うFランク的な大学なので、大した勉強もしてないです。

ただ、日本で一番とされるいい大学出てても、いくら専門分野は勉強してても、人間性を疑うような妄言や、目を覆いたくなるような罵倒を書く人は、はてなにも幾らでもいるので、そういうもんなんだな…と思うようにいています

ネット炎上家は学歴関係いから。

2013-08-12

低学歴」とは

昨今の事件をきっかけに「低学歴云々」というのをよく目にするようになった。で、それに対して「中卒高卒でもこういう人がいる」とか「一流大卒でもこういう人がいる」ということで、「低学歴」というくくりを批判している人もいるのだが。

低学歴」って「低知性」をオブラートに包んだ表現じゃ無かったの?そりゃ、高卒でもちゃんとした人はいるし、一流大でもとんでもない人はいるけど、そんなの当たり前じゃん。

低学歴」を文字通りの意味に取る人が増えてくるようだと、オブラートに包まずに「低知性」と言った方が良いのでは?(「低知力」の方が良いかな?)

低学歴世界」とは何か

「うちら」の世界http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/08/06/155425

私のいる世界http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/07/221155

低学歴」って言うな。— http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130810/1376143977

SNS炎上と"低学歴世界"の構造分析。 — http://togetter.com/li/545991

 ここ最近、「低学歴世界」というワードを目にする機会が増えました。発端となったブログの内容と、自分の周りで議論されている内容、そして自分が考えていることは方向性が違うのですが、その「低学歴世界」のあり方や「高学歴世界」との関係、溝、そしてネーミングそのものが議論の対象になっているので、自分も思うところを書いてみようと思います

 上の4つの記事を参考にすると「低学歴世界」の人々は、

インターネットをはじめとする技術に対する無理解

世間一般の常識とはかけ離れた独自の常識

教養の低さ

低学歴(中〜高卒まで)

ローカル

という特徴を持っているとされています。前提として、このような特徴を持ったコミュニティ世界現実にあるのだということは、このノートを読んでくださる人々に認識していただきたいと思っています。程度の差はありますが、上記5つの記事に書かれている内容でおおむね合っています

ネーミングについて

 僕自身もその「低学歴世界」に、身を置いていたとは言わないまでも、通りを挟んで向かい側くらいまで近付いたことがあります。そこで感じたのは、そういう世界に身を置くかどうかは、(親をはじめとする周囲の)学歴という要素はとても大きい、ということです。分かりやすレッテルを貼っているだけだ、とか、学歴で切り分けるな、とか、上から目線だ、という批判もありますが、現実にそういった世界のぞき込んでみると、決して外れてはいないな、というのが思うところです。(また、全く次元の違う話ですが、これが例えば「下層の世界」というネーミングだったら、ここまで話題にならなかっただろうと思います。この話題をここまでバズらせてくれたという意味でも、この名前には功績がある、と思うのです。)

低学歴世界」とは何か

 「低学歴」という呼び名では、単に「学歴が低い人々の集まり」くらいにしか聞こえないので、本質をとらえきれていない、という批判があります。上記の記事や自分なりの体験をもとに、この「低学歴世界」の特徴を考えてみたいと思います

究極のローカル

 この「低学歴世界」の最大の特徴は、小中学時代に形成された地縁社会がほぼ一生続く、という究極のローカル性です。

低学歴世界って何と無くわかるんだよ、高卒とか地元の専門、地元Fラン卒業して、中学の時の奴らとつるみ続けて、世界を知らない、それでも彼らは幸せなんですよ。

法律経済に無関心、それで生きていけるからITにも無関心それで生きていけるから、大切なもの地元友達だけ、地元最高みたいな人が。

本来ならば"低学歴世界"の人々は親や先生との対立によって自らを止揚させて行き、大人になるが親や先生能力が低いと止揚ではなく社会からの逃避によって解決を図る。

お互いに逃避した友人と遊び、逃避した同士自らをさらけ出し、自らの文化(culture)を養成していき、自らの常識を育んで行きます

テレビ世界は全く違う世界の出来事を映す、代官山のお洒落カフェ原宿のお洒落洋服屋さん、六本木の華やかなクラブ、それは"低学歴世界"から見たら全くの虚像なのです。

彼らが持っている世界小学校のころから使っていたコンビニ最近出来たバイク20分のトウキョウのシミュラークルとしてのイオンモール、それと国道沿いのチェーン店出身中学高校くらいなものです。

なぜなら決して地元から離れる事が出来ないから(考えすらしない)、"低学歴世界"の交遊関係は幼少のころから続いており新しい環境に行くことが出来ない、疎外されるからです。

SNS炎上と"低学歴世界"の構造分析。 」

 この記述は、その特徴を痛々しいほど正確に切り出していると思います。"彼ら"はとても世界が狭い。このような世界で、子供達は学区制に従って地元の小中に通い、テストの点数に従って近場の高校に通い、多くはそこで卒業して就職し、一部は地元専門学校大学に通い、一部が進学や就職コミュニティを離れ「外の世界」に出て行く。これらの区分けのうち3つ目と2つ目の一部だけが低学歴世界」を(一時的に)脱出し、多数派の1つ目、2つ目の一部が「低学歴世界」を構成する次世代となります

低学歴

 ネーミングにも表れている「低学歴(※字義通り)」という特徴は、確かに当たっている、と言えます。彼らは多くが高卒、または地元専門学校卒で、大卒者は少ない(大卒者は大学に依ったコミュニティを作ってしまうので、関わりが薄い)。それはローカル性と一体のものです。大学入学にはもちろん学力の問題もありますが、そもそも「低学歴世界」の人は大学に進学することを考慮していない人が多いのです(理由は後述)。地元を出て高い金を払って進学しようと思わない、かといって就職のために県外に出るのも、という人が、地元で職を見つけて大人になっても地元に留まります必然的に、構成メンバーが「低学歴」寄りになるのです。

 しかし注意しなければならないのは、その「低学歴(※)」というのはどちらかといえば「低学歴世界」が作り出した結果に近いものであって、その世界を成り立たせている要因ではない、ということです。「低学歴世界」が「高学歴世界」と断絶してしまっている最大の要因は、その世界の子供が、親世代から低学歴世界」を脱出できるような教育を受けられず、「低学歴世界」が再生産されていく力が強い、ということです。

低学歴世界」が持続する理由

 つまり僕が「低学歴世界」の大きな要素として挙げたいのは、先程のローカル性に起因することですが、「自分の慣れ親しんだ世界の外に出て行く、子供を送り出す」という意識が、「低学歴世界」に欠けていることです。だからこそ、自分が通ったことがない「大学」に子供を通わせようとも思わないし、海外旅行する必要も、就職のために大都会に送り出す必要も感じない。インターネットをはじめとするツールは「世界」の仲間と交流するためだけに使えばいいから、きちんと学ぶ必要はない。

 そこから生じる一つの帰結として、「子供教育教養をつけさせる」という意識子育てをする家庭や地域に欠落していることも、この世界が持続する要因となります自分がかつてそうだったのと同じように、また周囲と同じように、小中学校での教育に関心を払わない(払えない)、大学進学の必要を感じない。この意識の欠落によって、次世代低学歴(※)を受け継ぐばかりか、「低学歴世界」そのものが次世代にも再生産されていきます

 自分暮らしている世界で事足りるのだから子供もそれで十分だろうと思う、その意識が「低学歴世界」という閉じたコミュニティ再生産していきます

 ここまできてやっと、学歴のもの本質的な要因でないことが分かります。たとえば、中/高卒芸能人なんか山ほどいますが、彼らの多くが「高学歴世界」の住人である...とは言えないまでも、上記にあるような「低学歴世界」の住人ではなさそうだ、ということは、感じられるでしょう(彼らの中には「低学歴世界出身の人も多いはずですが、容姿や芸能のセンス武器にその世界を出たのだ、と言えます)。これを読んでいる「高学歴世界」の皆さんは、将来自分の子供ができたとき勉強が不得意で、東大医学部どころか大学進学もおぼつかないくらいだとしたら、どうしますか。それでも必死教育するでしょうし、学歴は身につけられなくても教養は教え込もうとするのではないでしょうか。「教育を受け(させ)教養をつけ(させ)る」「自分の慣れ親しんだローカル世界の外に出(させ)る」という態度の有無が本質なのです。

世代経験子供に「遺伝」する

 こうした「子供教育する」「子供を外の世界へ送り出す」意識は、もちろん親の学歴経済力で生まれる面もあるし、土地人間関係にも左右されるが、親世代の「『低学歴世界』の外を見た体験」の有無、これが決定的な差を生みます。たとえ親世代学歴教養がなく、「低学歴世界」に身を置いていても、外の世界を知って子供を送り出そうと思えば、経済大国であり、不十分ながらも支援システムがある日本でなら、可能だからです。「子供を外の世界に送り出す」というプロセス成功すれば、その家庭はそこで「低学歴世界から離脱することになります

 しかし、ここに最大の隔たりがあります。「『低学歴世界』の外を見た体験」というのは、基本的には学生時代を終えてからは体験することができず(もともと「低学歴世界」にいる人間は、そのままで大人になっても低学歴世界」に身を置いてしまます)、非常にチャンスが少ないものです。さらに、「低学歴世界」に身を置く人間が何らかの要因で「高学歴世界」との接触しても、次世代ではその世界から脱出してしまますから、そのコミュニティ全体に影響を与えることはありません。「低学歴世界」にはその世界しか見えない人だけが残っていきます。こうして、「低学歴世界」というものが強固な形で生き残っていくのだと考えています

再度、ネーミングについて

 そのような「低学歴世界」は、上記の「私のいる世界」にあるように、学歴以前の段階であるはずの中学高校ですでに生まれています。「低学歴(※)」が「低学歴世界」を作るのではなく、「低学歴世界」が「低学歴(※)」を作るのですから、本当の意味で適切な命名ではありません。「超ローカル世界」とでも言い表した方が本質を捉えていると思いますが、これでは意味が容易にわからないので、まだ「低学歴世界」の方が分かりやすい、ということでしょう。

何が問題なのか

 で、問題点ですが、そんなもの存在せず、彼らは自分たちの世界で満足してやっていきます自分たちの世界に閉じこもっていれば快適、というのは学歴社会関係なく、どこにでもあることです。そもそも、こういった「超ローカル世界」はそれこそ士農工商時代から存在したわけで、むしろ人間地縁に従って一生を終えるのがスタンダード時代もあったわけですから、問題などもとから存在しないのです。

 では、なぜ今このように話題になっているかというと、社会全体の形が変化したために、「低学歴世界」を脱して「中/高学歴世界」に移り、そこで「カルチャーショック」を受ける人がいる、ということが要因として挙げられるでしょう。もちろんこんな現象は100年前からあったはずですが、そういった「低学歴世界から脱出した人の体験談」みたいなものインターネットにどっと表出してきて、話題になっているという側面があるのでしょう。ネットでは「同窓会コピペ」なんてもの流行ったりしていますが、地方で育って高学歴を得た人の視点から見る「同窓会」というのは、まさに「低学歴世界の再発見」と呼んでいいだろう、と思うのです。

 もうひとつの原因は、やはりインターネット技術によって、そういった世界を外から垣間見ることのできる人が増えてきた、ということです。彼らが冷蔵庫に入ったり、商品の肉を咥えたりするなんて現象は、たぶん昔からあったはずです。彼ら「低学歴世界」の文化ではそういうことは普通であって、問題ないわけですが、それが「外の世界」の常識合致しないものですから、何て連中だ、と言われて「炎上」する。ただ、上の記事にもありますが、彼らは外の世界に対して無関心ですから、「ちょっとふざけたらバレて怒られた」としか思いません。実際、地元に帰れば「この前○○が商品の肉をかっぱらって食ってたらバレてクビになったらしい」くらいの話は地元同級生から聞くことができると思います。このように、本来は閉ざされた存在であった「低学歴世界」が、主に情報通信技術存在で外に姿を現すようになって驚かれている、というのが昨今の現状ではないか、と思うのです。

どうやって解決(?)するか

 先に書いたように、この「世界」はそれ自体問題なく機能しているのですから果たして何らかの手段をとる必要があるのか、ということから考えなければなりません。こちらから見ておかしいからといって、自分たちが正しいと思う世界観を押しつけるのはただの傲慢でしょう。しかし、そういった「低学歴世界」もとい「超ローカル世界」が巨大な世界として存在することが、社会全体にとって不利益であり、その世界を縮小していくことが当人達にとっても全体にとっても有益だと感じられるならば、ゆるやかに解決を目指す必要がありまますしかし、これは新しい問題ではなく昔から連綿と続いてきた社会形態ひとつに過ぎないので、「低学歴世界」がなくなる、なんてことはまずありえないでしょう。

 どうやって対処するか、ということを考え出すと、まだまだ長くなってしまいそうなので、この辺で終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。

まとめ

・「低学歴世界」は、小中高時代共同体で一生を過ごす人の集まり、「超ローカル世界である

・その世界の住人には、「外の世界に出て行こうという意識」と「教育に対する関心」が不足している

・いま問題になっているのは、それ自体ではなく外の世界との交流が原因

・彼ら自身は問題を抱えておらず、「低学歴世界」は健全に運営されている

低学歴地域で思い出したこと。

 http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/08/12/004216を読んで思い出したことがある。

 

 思い出したから書いているだけで、それ以上でもそれ以下でもないことを先に述べておく。

 1950年代生まれの女性がいる。叔母ではないが、記載が面倒なのでここでは叔母ということにしておく。

 叔母はそこそこの中学を出て、慶応女子高に行った。当然、高校を出たら慶応大学に行くつもりで。

 当時は1学年3クラス150人弱、半分くらいが中等部からの持ち上がりで残り半分が高校受験して入る。いずれにせよ、東京とその近隣から通う女の子ばかりだ。

 受験して入ってきた下町クラスメイトが2年になったときに驚いた

「え! このクラスって全員、大学に行くつもりなの?」

 彼女以外の全員がびっくりした。

 このクラス、じゃないよ。

 この学校に来る人は全員大学に行くつもりだよ。

 だが彼女の住む地域ではそうではなかったのだ。

 たまたま勉強ができたので、中学担任が異様な熱意を持って彼女とその両親に慶応女子高の入試を薦めた。

 なので、彼女慶応女子高を受けた。通学もそんなに時間がかからないし、悪くないと思ったからだ。

 でもそれ以上のことは考えていなかったらしい。

 大学なんて、本当に一部の特別な人が行くところで、中学勉強ができたからといってみんながみんな行く場所ではない・・・彼女の頭の中では、世界はそうなっていたのだ。

 叔母の時代ころも既に、学歴社会であった。だがそれでも、

「だからなに?」

という地域東京にもポコンポコンと何箇所かあった。

 彼女は女だったから、大学卒業後、就職先で結婚相手を見つけて家を出た。その地域を出た。高学歴の人がたくさん住む地域に、移っていった。

 けれど男だったらどうなったのだろう。

 就職しても転勤が無ければ、親元から会社に通っていたのだろうか。

 近所の飲み屋で幼馴染と顔を合わせたときに、仕事とは別によぉよぉと話をうまく合わせられたのだろうか。

 結婚相手は幼馴染から選べたのだろうか。それとも大卒就職した大企業仕事ぶりに合わせた相手を選んだのだろうか。

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 もう一人、私の友達のことも書いてみる。

 こちらは1970年代半ば生まれの男性だ。

 関西生まれで、彼はトップクラス国立大学工学部から大学院に進み、研究所勤めをしている。

 彼の両親は中卒で、兄3人も高校中退。彼だけが勉強の人だった。

 仕事関係東京暮らしていたけれど、めったに関西に帰らなかった。

 なぜ帰らないのかと尋ねた。

「帰ってもだれとも話が合わないから」

 もう中学の頃からどんどん話が合わなくなった。

 勉強する環境っていうものを親も理解していなかったから、両親が自分のためにテレビを着けるかつけないかでけんかするのがテレビ以上にうるさかった。

 兄たちの宿題小学校のころから全部自分がやっていた。面白いと思うものがあっても、兄弟とも近所の男の子たちとも共有できなかった。

 兄たちは好きだ。でも、兄も両親も「会社で働く」ということが分からない。だから最近どうしてるの」といわれて、返事をしてもまったく会話にならない。

 高校の途中くらいから「会話の通じなさ」が加速していった。

 好きだけれど、会話が成り立たないんだ。だから帰りたくないんだ。

 彼は、私も知っているキャリア系の女性結婚した。気が利いていて、古い言い方をするとおきゃんな子だ。

 下町育ちだけれど、兄弟は有名大学を出ている。

 彼は彼女やこどもと一緒に実家帰省しているんだろうか。毎年夏になるとそんなことをぼんやりと考える。

http://anond.hatelabo.jp/20130812094650

全然違うでしょ。高学歴なのに出来ないのは明らかに本人の努力が足りないか人格が狂ってるだけでしょ。

低学歴でできないのは仕方が無い面があるよ。運に恵まれなかったわけだからね。

なんで高学歴は"運"に恵まれてるの?

家が金持ち高学歴過程なら高学歴に行けるから、って話?

貧乏な家から高学歴になったら低学歴の人と運は関係ないよね?

低学歴っても別に運が悪かったわけではないよね?

(現首相みたいに(一応大卒だけどあれこそ金さえあれば行ける誰でも範囲)超家柄良くても低学歴ってのが居るが?)

大卒大卒高卒大卒

姉と兄は、自分と3歳差ぐらい、妹は5歳年下。

で、妹が大学卒業した。キリもいいので、ここらへんで何故このような状況になったか振り返ってみたい。

まず、僕達の親は、どちらも大卒であり、子どもに対する教育も当然のことながら熱心であった。

姉と兄と妹は大学進学を選択し、僕は就職(とはいっても僕は浪人してからから既卒就職)の道を選んだ。

姉は、国立理学部だった。両親はとても喜んだ。

そして一人暮らしのために、最初に家から出て行った。姉の顔は、希望に満ちていた

兄も、国立。とても優秀だった。確か、工業系の学部だった気がします。

しかも、宮廷だったから。両親は、本当に嬉しそうだった。

からおもちゃを分解して壊すのが好きなひとだった。だから当然とも言える。

姉と同じように、巣立っていった。笑顔だった。


さて僕の番だ。僕は一応姉や兄よりも高いレベル高校にいた。

99%の人は大学に行く、15名ほどが東大に行く、そんな高校

一度目は落ちてしまった。国立経営学部だった。経済的な問題で、私立には行く気がなかった。

すると両親は浪人を勧めた。僕も当時はそのとおりだと思った。浪人した。

1浪で、どっかの国公立でも、と思っていた。成績は悪くなかった。

それでも、何故か落ちてしまった。高望みしたわけでもなかった。けど落ちた。

両親は、私立を勧めた。僕は嫌がった。

で、「就職します」とある日告げた。

そりゃ、めっぽう怒られた。特に親父から

大卒者ですら厳しいのに、何で就職なんだ。もう一回浪人しろ

とは言われても、当時の自分には辛くて仕方なかった。

確かに、そこそこ進学校だし、「大学いけ」というのは間違っていなかったと思う。

それでも、受験勉強は辛くてしょうがなかった。

両親はほとほとに諦めて、頷いた。

それで、一人暮らしのために家を出た。涙目だった。

上京して、せっせと働いた。スーパーコンビニパチンコ、衛生設備など色んな所で働いた。

プライドなんてかなぐり捨てて働いた。(※それでも飲食店バイトはしなかった)

22ぐらいの時に、「経理」というモノに興味を持った。

簿記勉強は楽しかった、2級も、1級も取れた。

そこで、「経理事務」の仕事を探すことにした。

もちろん、税理士とか公認会計士とかも興味はあったけど無理だと思ったのでやめた。

「経理事務」の正社員は意外と早く見つかった。実務なんて全くなかったのに、運が良かったと今でも思う。

このとき22、3ぐらいだった。


同じ時期、上2人の方は卒業していた。正確には、姉の方は1年留年して、卒業した。

兄の方はもうとっくの昔に内定が決まっていた。しかし姉は少し就職に困っている様子だった。

4年の半ばが来ても就職できてなくて、よく知らんがこれはまずいらしい。

姉は、「就職浪人」なるものを選択することに決めた。


兄は、大手企業に勤めだした。

姉は、大学でもう1年職探し。

僕は、相も変わらず「経理事務」の仕事を続けていた。性に合っていた。

妹は、大学合格した。私立の経営学部だった。


姉は、1年我慢しても希望の職に就けなかったらしい。いったん、実家に帰った。

両親は愕然としていた。それでも、励ました。そして、大学院に進むことを決めた。

兄は、順調だった。でもいつものような笑顔は無かった。

受動的なコトが嫌いなのは、よく知っていた。兄は、今にも仕事を辞めそうに見えた。

僕は、働きながら転職を考えていた。「企画」の仕事につきたいと考えたからだ。

もちろん「経理事務」も性にあっていたが、チャレンジがしたくなったのと面白そうだと思ったのが理由だ。

多くの面接で落とされ…なんてこともなく、これまたすんなりと転職できた。しかもそこそこ大手。平社員だけど。

妹は、家族の不穏な空気を感じつつも、地元大学に通い出した。





この辺で、僕は25ぐらいになっていた。

姉は、院に進んでもまた就職に困っていた。

結局、中小企業正社員になった。(※僕はそれでも十分だと思うんだけれども)

兄は、会社にしがみついているようだった。僕の推測なので、はっきりそうとは断言できないけれど。

頻繁に電話するのは、兄ぐらいなもの何だか辛そうだった。

それでも、給料はいいし賞与も沢山出るし、兄は満足していたかもしれない。

僕は、「企画」の仕事を楽しんでいた。

はいっても、営業のようなこともしなくちゃいけないし、大変な部分、嫌な部分もあった。

けど、「経理」の経験も活かせて楽しくできていた。

妹は、3人分を見てきているので、就職に余念がない様子だった。大学3年だった。





現在、僕は27になった。

姉は、正社員生活わず半年で辞めて実家に帰ったらしい。

今は、非正規雇用仕事をしていると両親から聞いた。

兄は、入社した大手会社で今でもずっと働いている。立派だ。

どっかの部署の「室長」になって、新人指導もしているらしい。

今は楽しそうだ。

僕は、今も「企画」の仕事を続けている。

課長」とかではないけど、少し平社員からランクアップした。給料も上がった。

しかもそれなりに仕事楽しい

妹は、卒業して、地方公務員になった。実に堅実な妹だ。

多分兄弟の中で一番堅実だ。

初任給の時は、お祝いの電話が何故か僕にかかってきた。

というのも、大学行かずに就職した自分の事件が価値観を変えたそうで。

良かったのか悪かったのか、よく分かりませんが。



最後になりますが、

このご時世就職というのは、もはや運のような気がします。

2013-08-11

階層から落ちる作用と、それを戻す作用について。

http://anond.hatelabo.jp/20130809115823

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20130809/p1

上記のエントリなど、最近学歴の高低や階層に関して語る人が多い。

旬が過ぎないうちに、俺も自分と姉のことを書きたい。

 

俺と姉が育ったのはとある地方大都市の近郊。

当時は県全体が公立王国と称され、出来のよい者は上位公立高から旧帝大早慶に進学することができた。

上澄みのそのまた上澄みは中学から近県の一貫校へ進み、難関医学部などを狙っていた。

 

我が家があったのは高度成長に合わせてベッドタウン化が進み、会社員家庭が多い地域

坊ちゃんお嬢ちゃんはいかないまでも、比較的余裕のある生活をしていた家が多かった。

公立小・中と進学したが、学級崩壊とは無縁だったし、非行いじめもごく稀だった。

二つ三つ隣の町には不良が多いらしい、なんて話が聞こえてくる程度だった。

 

そういった土地にあって、うちはちょっとだけ目立つ家だった。父は地元旧帝の大学教員、母は専業主婦だった。

一族には一流企業役員や上級公務員が多く、研究者医師弁護士などの専門職も散見される。

子どもながらに自分たちは上の下か、まあ中の上くらいには居るのだろう、との自覚があった。

俺も特に苦労なく、公立トップから父の働く旧帝大入学した。従兄弟たちもそれぞれに優秀だった。

 

そんな中、姉一人だけが違っていた。学年の中でも土地からは珍しいDQN連中と付き合い、勉強の出来も悪かった。

高校あたりから素行の悪さがさらに目立ち、髪を染め、彼氏を頻繁に取り替えては深夜に帰宅する日が続いた。

隣室からは、姉と父が怒鳴りあう声がしょっちゅう聞こえたものだった。

 

両親いわく、姉弟で育て方を変えた覚えはないと。

付き合う友人が悪かったのか、本人のもてる性か、姉はとにかくそのように育った。

 

それでも親の強い勧めもあり、一族の水準からはずっと落ちるレベルだが、

唯一の得意科目を生かした一芸入試で姉は地元私大に滑り込んだ。

大学の間も姉の奔放な生活は続いた。この時期両親は、なんとかあいつが

就職して大卒の男でも捕まえてくれれば、という話を頻繁にしていた。

 

そんな3年目、姉の妊娠が発覚した。当時付き合って間もない、左官の子だ。姉は産みたいと言ったそうだ。

なんのために大学にやったのか、なんてバカな子だ、あのような家と親戚付き合いなどできるものか、

と母がさめざめと泣いていた姿が忘れられない。この頃になると父も叱ることをやめ、

終始むすっとした顔で黙って過ごすことが多く、家の空気物心ついてから最悪だった。

 

この出来事以降、俺は全てのデキ婚が許せない。

物事の順番を無視し、家族の気持ちを踏みにじる最低の行為だ。スラム文化だ。

下層を象徴する行為我が家で目の当たりにし、俺は恥と怒りを覚えるほかなかった。

 

話が少々逸れた。結局姉は式も挙げないまま、追い出されるように家を出て行った。

これで子どももろとも下層行きか、気の毒に、愚かな女だ、と思った。それきり姉とは連絡を取らなくなった。

 

数年後俺は大学院卒業して、ある大企業研究部門の職を得た。

ある日久しぶりに帰省してみると、実家には母の姿がなく、父が言うには「姉の家へ手伝いに行ってる」と。

 

勘当したんじゃなかったのか、と驚いて父に尋ねると、どうやら母が孫の姿を見て思い直したようで、

頻繁に姉のところを訪ねては買い物や料理の仕方から家事全般、保険選びから習い事小学校区選びの

助言までしているらしい。口を出す代わりに援助もしているよ、あそこは安月給だからね、と父は言った。

不思議と、高校以来初めて姉と両親が良好な関係に見えた。

 

の子はというと、お利口に育っているとのことだった。

俺も結婚し、実家で姉とお互いの子を見る機会が一度あったが、ごく普通の子だった。

甥っ子を見て、よかったな、お前は助かったのかもしれないよ、と思った。

うちは子(姉)の教育には失敗したが、孫の世代では間に合ったということか。

 

基本的には高階層・低階層世界は違っており、固定化しがちだとの論もある。

だが上の階層に生まれたものが、すんなり育って階層を維持するのではない。姉のように下へ落ちようとするものもいる。

そうした場合でも、うちのように階層を戻す力が働きうる、という事例を知って欲しい。

 

今はただ、自分の子が道を踏み外さないように願うばかりである

2013-08-10

親の老後に備えて

お盆シーズンなので年老いていく親にからめてちょいと書かせてもらう。

自分スペック独身20代後半、年収は350万(手取り230万)程度、地方田舎住み。

二人兄弟長男

ニート経験者で24歳まで職歴なし。

非正規雇用をへて、社員登用から正社員になったのが2年前といった状況である

中小企業ではないが、中途採用さらには大卒ではないので将来的な大きな年収増は見込めない。

家族構成は父、母、祖母。遠方に独身20代前半の弟がいる。

父は今年還暦、母は50代後半。両親ともに健康

祖母は90代前半、足腰弱って外を出歩くことはないが認知症もない。週に1度デイサービスを利用している。

ここ数年、自分の悩みの種は親の老後についてである

現在問題があるというわけではないが10年後、20年後にはやってくる問題だ。

生まれたときから祖母と同居しているのもあり、年寄りとの付き合い方というのにまったく慣れがないわけではないが

それは祖母がつきっきりの介護必要としなかった幸運しかない。

祖母は耳が遠いので、同じことを4回ほど大声で言って話が通じるか通じないかという程度の苦労はある。

なぜ、まだ訪れていない問題に焦燥感をもっているのかというと学生時代研究で老人の福祉関係を少し齧っていたかである

特に老老介護認知症自分の親を介護しなければならないという状況に陥った場合結構厳しい。

育ててもらった恩やニートときに親に世話になったので無下にはしたくはない。

しかし、介護必要であろう労力やストレスは嫌なのである

結婚の予定はない(する気もない)が、嫁を当てにするやり方も不誠実だと思うし。(父は祖母の世話を母に任せて自分ノータッチな人だったので猶更。)

別居すればいいじゃないかと思う人もいるだろうが、経済状況から実家暮らしをしてる。

そんな自分が至った結論は介護外注化。将来は介護サービスを利用して乗り切ろうってことだ。

介護には想像以上に金がかかる。ここ3年ほど毎年100万ずつ貯め、現在貯金が300万ほど。

普通な結婚資金辺りになるんだろうけどこれは介護資金。介護したくないもの

親のことは俺が引き受けたから、結婚とか孫とかは弟よまかせたってのがここ数年の心境なのだ

いざそのときが来たらお金がありませんってのはやっぱりきついと思う。

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