はてなキーワード: アイヒマンとは
記帳代行というのは、簡単に言えば紙の領収書や紙のレシートを分析して、それを帳簿につけるという仕事だ。
だいたい1枚あたり20〜60円ほどで行われる。20円はかなり安い。
これはいうならば全購入に対して20円かかっているということでもある。
個人事業主から大企業に至るまで、すべての物品購入に20円かかっている。
「20円 / 商品」はもはや税金だろ。冷静に考えてほしい。これはもう「固定消費税」みたいなもんだ。
個人事業主が確定申告のときにひぃひぃ言っているのもこれのせいだ。「固定消費税」を払いたくないから、自前で大量のレシートに対してひぃひぃ言いながら分類する。
これがめんどくさいということだ。そもそも紙はどこだなどと探すこともある。紙を管理するのがめんどいわけだ。
「めんどい」とか言っているが、固定消費税分の労働をしているわけだな。全員な。
OCRというのは、紙をスキャンして、その内容を読み取ることである。
だが冷静に考えればそのバカバカしさがわかる。そもそも領収書として紙を印刷しているわけだ。もともと電子データとして存在しているものを、レシートや領収書として出す。
もちろん手書きのこともある。手書きで領収書を出すわけだな。お釣りの計算を電卓でやっているようなところはそうだ。それはもうしょうがない。
だが、スマートレジとかを導入しているところ、そこも紙のレシートとはどういうことだ。
まずスキャンがめんどくさい。スキャナーあるいはスマホで撮るわけだ。めんどくさくないか?
紙のレシートを並べる。並べたりしてスキャナーでウィーンと動かすとか、スマホで撮影する。スマホで撮影したりスキャナーでとりこんだだけでは終わらない。
画像認識する機械学習や流行りのAIで分析し、会計ソフトに入れたりするわけだ。しかもレシートの形式もものによって違うから、画像認識が難しい。規格が統一されていない。
「電子データ→(各社頑張って印刷)→ 紙 → (各社頑張って読み取り) → 電子データ」
この流れアホだろ。しかもその紙は捨てる。何。頑張って印刷はまあ昔からの流れだからいいよ。でも頑張って読み取りしてるのマジでアホすぎる。資源の無駄遣いだろ。
紙は木を切り倒して作ってるんだぞ。
電子決済したあとスーパーアプリ化しようとしているみたいだが、そんなことよりやるべきことあるだろ。
レジと連携しろ。PayPayで払って電子レシート出てきたら革命だぞ。なぜ尽力してないのか。何してる?
POSレジは一応電子レシートを出しているところもある。だが全然流行っていない。ひっそりとやられている。
「PayPayで払ってfreeeやMoneyForwardと連携したらもう会計処理しなくていい」
もう覇権とるでしょ。なんならもう確定申告とかもやってくれるわけ。われわれ、もう買うだけでいい。何なら会社合併しろよ。まともに働いてんのか。
もうみんな電子決済使ってるじゃん。じゃあもう勝手に電子レシートにして連携しなよ。
できるでしょ。というかやってるけどしょぼいんだよ。各社が個別にやってるから。
個別にやるから各社バラバラにやってて統合めちゃくちゃじゃん。
なんで勝手にバラバラにやってんの。政府も進めているみたいだが、動きおっそ。
何?自信ないの?考え方正しいよ。みんなが乗ってくれないからって引っ込めるなよ。騒げ騒げ。ロビー活動しよう。
規格だけ作ってそれでドンッと通信すればいいよ。日付と商品名と金額と購入元だけでしょ。
既存の技術でいいよ。他の情報はなんか勝手にやっとけばいいけど、基礎レイヤーだけさっさと合意してそれで進めてもらえる????
実証実験済んでるじゃん。やりなよ。
規格考えたけど
{ "date": "YYYY/MM/DD", "item": "商品A", "tax_included_price": XXXX, "tax_excluded_price": XXXX, "source": "購入元" }
こんな感じのやつがv1でいいよ。追加したい情報は好きに追加して。これが日本中駆け巡れ。
ひっそり周り伺いながらやってるから遅々として進まないんよ。どーーーーんと堂々と進めなよ。
みんなわかってないんだって。利便性とか。みんながやってないから。
「いや俺は今まで通りとかでいいし……」とか言う感じ。他の人がやってないことやるとダセェと思ってる。ダセェのはテメェだろ。
「電子レシート便利だよ」と誰かが言っても誰も使わないって。みんな何が便利かわかってない。
そうじゃない。
消費者はアホなんだよ。何が便利かわからんわけ。自分が何を欲しがっているか理解していないわけ。
「電子レシート?よくわからないけどめんどくさそう。やり方とか覚えないといけないんでしょ?いいよ紙で慣れてるから」
そうじゃない。
「もうみんな電子レシート使ってますよ。まだ紙のレシートなんですか?遅れてるゥ!」
いいか、この流れだ。PayPayの死ぬほどのキャンペーンでQRコード決済が普通になった。
勢いでなんとかなる。別に会計ソフト使わない人もエクセルやスプレッドシートでいいって。
政府・総務省・経産省・財務省・環境省・デジタル庁で横断プロジェクトで進めたらすぐできるよ。
最悪CSVやjsonフォーマットで受け取ればいいじゃん。OSSで誰か作るって。簡単だから。
物品の購入履歴が電子化されて規格化されていくということは、レシートに留まらないわけ。
今ってPDFで請求書などを書いて送付してるけど(これも印刷されたりする。クソ)、あれも同様に効率化できるわけ。
これは基礎的な規格が存在すればいける。変に規格に余計なもんつけたら統一が遅くなる。TCP/IPのスマートさを見習って。
どっかがデファクトスタンダード作って、その上に自分たちの機能つけてよ。変な昔ながらの規格競争とかしないで。
現在の日本文明では、何がどこに行って誰の手にわたっていてどうなっているのか全然わかってない。
もちろん監視社会にすべきだというわけじゃない。プライバシーがあるので「これを買ったことは誰にもバレたくない」というのは会計処理に入れなくてもいいと思う。
(でもなんか企業はそういうことを考えずに容易に「うちのサービスの中に入れます!!」というのを堂々と言ってる。日本人の個人情報保護意識の無さが表れているよう)
いいよどうせ日本は個人情報興味ないから。どんどん進めて。EUやアメリカだとそこらへん障害あるから進まないけど日本ならいける。AIに著作権売り渡したみたいにGOGO。
それで、商品の行方がどうなっているのかわかっていないので、分析することもできない。誰が何ほしいのか、なんでほしいのか、誰が何作っているのか、何もわからない。
購入履歴がすべてわかればそれをリプレイすることで歴史を再構成できるわけだ(たとえば位置情報なども入れれば、どうやって会社が大きくなったのか見えるんだ)。
残念ながら今はそうなっていない。そんな余裕はないからだ。だって紙だから!!!!!!!!!!!!
全国には462万人の個人事業主がいるという。
ブツブツ言いながらレシートを見ているわけだ。めんどくせーなーと思っている。なんでこんなことしなきゃいけないんだと。
462万人だぞ?法人企業には平均4.6人の経理担当者がいるようだ。つまり816万人いる。1278万人か。もうちょっと少なそうだがまあいい。
まあいったん462万人で考えよう。462万人というと「静岡県の1.2倍程度」だ。みんな静岡県に行ったことはある??
静岡県のどこを歩いてもどこで人とすれ違ってもその全員がみーーーーーんなレシートを見てひぃひぃ言っていると考えてほしい。
みんな「めんどくせーなー」と思っている。なんでこんなことしなきゃいけないんだと。
熱海に行っても浜松に行っても、富士山の近くまで行っても、御殿場に行っても伊豆に行っても、そのどこに行ってもみーーーーんなレシートで潰れている、それぐらいの規模だ。
1278万人というとそれが東京都に拡大される。もはやキモい。
この1278万人がおのおの1行ずつデータを処理していると考えてほしい。1人あたり毎月200行処理するとしよう。そうすると全体で毎月25.5億行か。
コンピュータは「1億レコード/秒」で計算できるから、これは理論的には「25.5秒」で終わる。
非現実的な話だが理想はこれだ。税務署も会計士も税理士も縮小できるじゃん。やったね。なんなら勘定科目も勝手にすればいいじゃん。
結果手元にいくらあって、儲かりマシーンたる資産と、損するマシーンたる負債がどのぐらいあるのかわかることが1番重要なんだが?
端的に言うと、今日本人がひいひい言って毎月1200万人がバカみたいにだらけながらやっている作業は、最高効率化すれば「トータルで」毎月25秒、年間3分、60年分で3時間にまで圧縮可能だ。
レシートや領収書で潰れる人間は日本から消えるということ。あとついでに人手不足も解消ね。1200万人分人手増えますね。
ていうか逆に考えて。理論上コンピュータ1台で25秒で終わる作業なんだよ。
それを1200万人が毎月「あーーーーー」って顔しておのおの処理してんの。この時間何?
これがわびさびですか。この時間の間みんなで映画見た方が全然よくない?
さあ今すぐ電子レシートを進めよう。合言葉は「25秒」でお願いします。
あと電子レシートっていうけど画像で出すなよ。画像はあってもいいけど画像だけで出すなよ。
だいたい画像を出したいという思考がまず保守的。「今まで通りでいたいから……」「責任とりたくないから……」だろ。
レシートの役割理解してない。言われたからやってるだけ。アドルフ・アイヒマンかよ。
くれぐれも形だけ電子レシートにしたとかいう意味ないことするなよ。日本そういう自己中なとこあるからな。
「言われたからやりましたけど??」「言われた通りにしただけですけど。えー?なんですかー?」「やりたくないけどあなたが言ったからせっかくやったのに!」「言われたからやったのに酷い!」「はいはい自分が悪いですねー!はーい!」とかね。
最近は、淫夢ネタを出すやつは、恥ずかしいというノリになっている。
しかし、自分は、別に子供みたいなノリで好きなわけじゃないんだ。
圧倒的に厨二病なキャラが、「今日は、アドルフ・アイヒマンが逮捕された日なんですよ」とか言い出す。
このレベルの厨二病は、普通の人はどんな作品でもほぼ得られないレベルの完成度だと思う。
あとさ、淫夢で変なツッコミが大量にあるけど、例えば「かんのみほ」って謎の音声がなんなのかとか、「先輩何やってんすか、まずいですよ←なぜ他人事なんだよ」とか。
そう言うのって、フェイクドキュメンタリーとかの、考察系の系譜な訳じゃん。
つまりさ、変なエロビデオを馬鹿にしてるとかじゃなくて、文学とか考察作品として面白いってことだよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/yama_imoo/n/nefe8bc6f8884
id:mujisoshina ご冥福をお祈りします。作者と担当編集者の間でどのようなやり取りがあったのか外部からは分からないが、少なくとも集英社編集部がこれに真摯に対応せず放置するのであれば極めて不誠実だと思う。
id:ZANCLUS 暴言は立派な暴力行動。一時的に担当した編集はまともだったようなので、なぜ狂った編集をまた戻したのか、なぜ担当させ続けたのか、そのあたりも出版社はしっかりと説明してほしい。
id:quabbin 最近の編集者か…。だいぶ酷いな
id:kyasarin123 コバルト文庫(オレンジ文庫は知らない)を読んで育った世代にはとても残念なニュース。そりゃコバルト廃れてしまうわけよね!いい加減、根性論とか体育会系指導廃止したら?もう令和なんだし!ますます本が売れな
id:nicht-sein どこの業界にも一定数いる他人を低く貶め攻撃的にならないと自分を維持できない編集だったんだろうな。作者にとって担当編集がただ一人の窓口と言うのが悲劇すぎる。複数担当つける程余裕はないだろうし……
id:HiddenList 筆を折らせるどころか ひとごろししてますやん こわ
id:Reinassance id:hobbiel55 「こういう問題編集者の情報とかは作家協会みたいな組織で取りまとめてブラックリストとして共有する」賛成。こういった話が出てくるiたびに作家側の自衛・交渉手段さえ整えられてれば...とよく思う。
id:www6 こういう話が上がってる一方で「会社や学校に怒鳴り込んでくる親」がモンペと嘲笑されてたりするんだよねえ。子を死なせない、病ませないために声をあげることがどれだけ大事か、そうなってからではわからないか
id:kumao335 私も昔コバルト文庫読んでた。これ読むと下請けいじめのような印象
id:pikopikopan これ他の作家から誰か漏れないのかな・・絶対他でもやってると思うけど。/作家同士で連絡取り合ってたら、追いつめられる前に人間的にやばい人って分かったかもしれんね・・
id:yuma_0211 コバルトやオレンジでこういうの出るの本当に悲しい。選ぶ側ってどうして傲慢になりやすいんだろう
id:ht_s 集英社はこの編集をクビになんてしないと思う。ワンピースの記念イベント中にエロ漫画割ってるのがバレた編集についても謝罪と是正を発表すらせず意味不明な言い訳に終始し、なあなあにしてるような会社。
id:ni_ls 指導してあげる立場だって恥ずかしい勘違いしてるんだよな。作家がいなければ商売が成り立たない立場なのに。
id:kori3110 悲しい/編集部内にはきちんとした方もおられたようなのに、その状況が放置された理由をきちんと調査してほしいな、と思う/力関係が極端な閉鎖環境は怖い。仕組みで回避できるようにならんもんか
id:HEXAR 10代前半コバルトの少女小説を読んで過ごしたので何とも言えない悲しさがある。集英社はこれを重く受け止めて欲しい
id:tsutsumikun 集英社、本件の放置は今ジャンプ+で進めている他誌漫画家の中途採用に響くので、速やかに調査・事実関係の確認後、当該編集者の頸を刎ね、その経緯と末路を公開して晒し首とするべき。
id:KoshianX こういうのパワハラ殺人事件の容疑くらいまで言ってもいいんじゃないかねさすがに……
id:kaerudayo 痛ましい。本邦の編集者はプロデューサー的な役割まで果たすから。作品への評価やアドバイスだけではなく、タレント管理に近いことになるし。その辺教育されてないだろうに
id:repon 求む実名。こういう輩って「仕事ができるから」が組織内免罪になって、頭に乗って社会に対しても免罪求めてくるし、同じ犯罪者たちは支持するけど、要はアイヒマンなんだから、人道に対する罪として処刑が妥当では?
id:Shinwiki 妻を殺されたと読めるが、なぜ呑気にTwitterなどやってられるんだろう?ぶち殺しにいかないの?
id:n_vermillion 痛ましい話だ。俺も会社間のパワハラで会社員辞めたクチだけど、会社間のパワハラ告発は相当に難しいからな。現状、フリーランスから会社員を訴えるのは厳し過ぎる。パワーバランス滅茶苦茶なんよ。
id:hobbiel55 こういう問題編集者の情報とかは作家協会みたいな組織で取りまとめてブラックリストとして共有することは出来ないもんなのかね。
id:wktk_msum パワハラでしょこれは。箕輪厚介みたいな奴だったんやろか
id:garakuta 編集者は何らかの罪に問われてほしい。
id:Falky 『定義上パワハラではないと思うが』ですよね、これはパワハラじゃなくて「殺人」ですよね?//厚労省によるパワハラの定義では雇用関係を要件としており、確かに定義から外れる。が、それを主張して何の意味がある?
id:sirobu 取引先からの暴言も立派なパワハラでしょ。個人事業主と発注者(出版社)なんだから/追記:厚労省によるとパワハラ防止法的に是正した方が望ましいレベルだった https://jsite.mhlw.go.jp/gifu-roudoukyoku/content/contents/000607530.pdf
https://anond.hatelabo.jp/20230416090543
ジャニーはもう死んだから今さら犯人もいないから言っても仕方ない、みたいなことを言ってる奴が意味不明すぎる。
ジャニーは犯罪の中心人物だけど、犯罪を実行可能にしたのはジャニーだけじゃないだろ。
ジャニーズ事務所自体が組織として、未成年への性的虐待という犯罪を実行可能させていたわけだから、ジャニーズ事務所自体が犯罪組織としていまも存在しつづけてるわけだろ。
裁判で性的虐待発覚後もジャニーズ事務所もファンも一緒になって意図的に犯罪を放置してきた。
そして裁判で性的虐待発覚後も、ジャニーズJrの募集をしてきた。
当然ジャニーが一人でこれらをやったわけではなく、組織としてやってきたわけだ。
改めてよく考えてみてほしい。
何も知らずに応募した子が性的虐待をされていること(しかも噂からすればデビュー組は大多数が性的虐待に合っている)を裁判によって社員は既に知っていて、その状態でも募集を実行したということは、未成年を騙して性的虐待されるように組織的に動いてきたということだ。
これは未成年を性的虐待するために動いている、恐るべき犯罪組織以外の何者でもないだろ。
組織犯罪としてジャニーズ事務所を刑事告訴して、関係者全員を逮捕し厳罰に処すべきだ。
社員であっても、犯罪を知りながら募集に対応した業務をしたならば厳罰に処されるべきだ。
オレの感覚からしたらオウム真理教のように犯罪組織として組織自体を解体し、被害者にその資産すべてで賠償すべきだ。
もちろん被害者のアイドルとしての活動は否定はしないしそれは応援すれば良い。
恐ろしいのは、今になってもジャニーズ事務所で働いていた奴から何の証言も出てこないことだ。組織全部が腐りきっている証拠だ。
ナチでホロコーストに関与したアドルフ・アイヒマンは、仕事だったからと言って自分で考えることを放棄してホロコーストを実行した。
これは「凡庸な悪」としてハンナ・アーレントに断罪されている。
つまり仕事だろうがなんだろうが、まともな人間なら犯罪行為を指示されてもそれを拒否する必要があり、それができずに犯罪を実行したならば犯罪者なんだ。
同じ年齢の時に旧司法試験に合格して役人やってる単身赴任中の父親からは電話でおめでとうも言われずに「次は国総だな。気抜くなよ」とだけ言われた。
もうなんか生きる気力がない。共学行きたかったのに中高と男子校生かされて、親父と同じ大学に受かって、合格発表の次の日から予備校入って、朝からコムシーの自習室か総合図書館でシコシコ論点の写経して、合コンでお茶女におだてられながら一気飲みしてホテル行く。まじで何のために生きてるか分からん。
まあ俺の人生がつまらないのは親とか環境のせいじゃない。主体性が無くて、自分でやりたいことも考えず、少しでも反発するとすぐ大泣きする過保護な母親と「愚図が!」が口癖の父親に従ってきた自分自身のせいだ。まさにアイヒマン状態。
自殺する勇気はないけど、安楽死が法制化されたらすぐに利用したい。いや、安楽死法制化のための活動化になろうかな。でも変なことすると親父に「愚図。間抜け。役立たず」って言われるから嫌だなー。
最近中高の同級生の全然仲良くない、妙に甲高い声が特徴の工学部の奴がお茶女にいる俺の妹と一発よろしくしたらしく、「お前の妹とヤったわw」とか言われて余計嫌な気分になってるのもあるかも知れない。
ホロコーストなんて今どき、それ自体を話題にすることは少ないし、日本の歴史問題の何倍も関心度は低いだろうとは思う。近現代とは言え遥か昔の話だし、同じ枢軸国がやったと言っても日本にはほぼ無関係だ。それに、日本でホロコースト否定論が世間を多少賑わせたのは1995年、阪神淡路大震災やオウム真理教で大騒ぎだった年に、文芸春秋社の月刊誌だった『マルコポーロ』が廃刊になった記事の一件だけである。・・・あ、例のT院長の件もあったな。
欧州では昨年か一昨年にスウェーデンがホロコースト否定禁止法を立法するかどうかの話があったくらい(その後どうなったかは知らないが)、ホロコースト否定論は今も珍しい話題でもない程度には問題にされることがある。現状確か、イスラエルを入れて20カ国弱の国で否定論を公然と主張することには法的な規制がある。ホロコーストの中心地でもあったポーランドでは、否定論ではないがホロコーストについて自国の関与を主張するような言論を禁止する法律が制定されたのも数年前。またアメリカでも、憲法修正第1条で言論の自由が広く認められているせいもあり、ホロコースト否定論の主張をしてもなんらお咎めを受けることはないが、FacebookやYouTube、ツイッターなどの主要なインターネットメディアでは厳しく規制されている(が、実際には消滅したわけでもない)。
いずれにしても、欧米と日本ではホロコースト否定論について、かなりの温度差があるのは事実である。日本では義務教育でホロコーストを習うことなどほとんどないのではないかと思われるが、欧米では必須としている国や教育機関は多いそうである。それでも、関心の大きさから、ホロコースト否定の主張に賛同するような人はもちろん欧米の方が圧倒的に多いだろう。翻って日本ではそもそも関心が薄いので、否定論が目立つことはほぼない。せいぜい、ナチスの軍服を着たとか、ハーケンクロイツの旗を公共の場で掲げたとかで、問題になる程度のことだ。その程度のことで神経質にビクビクしてタブー扱いするのもどうかとは個人的には思うけれど。
何故欧米で、ホロコースト否定が法的に禁止されたり、規制されたりするのか? 最も大きな理由はあんな悲劇を二度と繰り返さないためである。ホロコースト否定はデマであり、ナチの復興を許しかねず、そしてユダヤ人差別につながる。また犠牲者遺族たちの心を酷く傷つけるものでもある。だが、否定論に賛同する人たちはそんなことどうでもいいらしい、それは日本でも同じである。ホロコースト否定に賛同することが非常に危険な行為だなんて、多分考えたことすらないのだろう。
こんなツイートが私の網に引っかかった。
https://twitter.com/masami6666/status/1563353770092003328
ツイート内の画像で示される文書は、そこに書いてある通り「国家社会主義日本労働党(NSJAP) 山田一成」によるものである。ドイツのナチスとは日本語では正式名称を「国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)」と呼ぶ。従って、山田一成が日本のネオナチであることは否定しようもない事実である。ググればわかるが、ネット上の基地はこちらである。
また、Youtubeにある「密着24時!日本のネオナチ」というタイトルの動画で山田一成が紹介されているので興味のある方はご覧いただきたい。タイトルにそうあるくらいなのだから、山田自身がネオナチであることを否定してはいないということでもある。
ネオナチなのだから、ホロコーストを否定するのは当然である。ところが実は、傾向として、欧米の主流のホロコースト否定論者、いわゆるプロの歴史修正主義者たちは、ネオナチと結びつけられるのを嫌う。何故なら、思想的にネオナチと見られると、自分達が世間から信用されなくなることを知っているからである。欧米のプロの歴史修正主義者は、ほとんどの場合、ネオナチと関係があったとしてもそれを隠す。世間から信用を失くすと、修正主義者の目的である「否定論を世間的に認めてもらうこと」が困難になると思っているからに相違ない。『ヒトラーの戦争』という歴史書で欧米では超有名なデヴィッド・アーヴィングは、彼をホロコースト否定論者だと書いた歴史学者であるリップシュタット教授を訴えた裁判で見事に負けたが、裁判ではアーヴィングはネオナチの集会に出て聴衆を扇動していたことを暴かれた。しかしアーヴィングはその事実を誤魔化そうとしたくらいだったのである。
あるいはこれもその筋では有名な否定書、1970年台中盤から後半にかけて広まった『600万人は本当に死んだのか?』というホロコースト否定の古典的パンフレットがあるのだが、著者の名前はリチャード・ハーウッドとなっている。が、そのプロフィールに該当する人物は存在せず、本当の名前をリチャード・ベラルという。リチャード・ベラルはイギリスのナショナルフロント(国民戦線)という極右組織の出版物である「スペアヘッド」の編集長だった。何故、実名と実際のプロフィールを書かないのかは、当然、世間に信用されたいからであり、ネオナチが世間に信用されない存在であることを知っているからである。そのパンフレットは欧米の国会議員などに広くばら撒かれた。
かつて、雑誌マルコポーロ廃刊騒動の時に、問題の記事を書いた西岡昌紀とタッグを組んでいた木村愛二というジャーナリストがいたのだが、彼ですらもネオナチ呼ばわりされるのを嫌った。
なのに、上のツイートに賛同的意見を述べたツイートを発した人たちには、山田一成がネオナチであることなどどうでもいいらしい。山田が思想的に偏向しているのは誰の目にも明らかなはずなのに、そんなことを気にすることもなく、ホロコーストなかった説をあっさり賛同する。私たちは普通、ネオナチとか関係なくても、ネットで広められるだけのほんとかどうかわからない主張を、そのまま信用したりはしないと思うのだが、あまりにあっさり信用の方向に流れるのだから、呆れるというかなんというか。その賛同者の多くは、いわゆる陰謀論の方に傾倒するような人たちばかりであることは言うまでもない。
日本にも、ホロコースト否定論の方に賛同する人たちが意外に多い。多いと言っても私自身の感触だけであるが、Youtubeにあるホロコースト否定論の動画チャンネルには6000人強の登録者がいる。否定論動画としてはよくで出来ているので、否定論がどんなものか知りたければ『ホロコースト論争』で検索をかけて、同じタイトルの動画をニコニコ動画でご覧になるといい。Youtubeにアップされた同チャンネルの動画は何話分か削除されてしまっているからである。見ればわかると思うが、それ相当の知識かあるいは調査能力がないと、ホロコースト否定論には簡単には反論し難い。いうまでもなく、ネオナチの怪文書のようなものにあっさり釣られて賛同するような人たちに、その嘘・誤りが見抜けるようなものでは絶対にない。
まぁ世の中、そういうあっさり釣られる人もいる、だけの話なので、別にどうでもいいようなことなのかもしれないが、はてな・増田をご利用の賢い方々には、そんなことはないだろうと思いつつも、注意していただきたいものである。今回は、私のアンチホロコースト記事などはあえて紹介しない。たくさんあるので興味があれば参考にはしてほしいが、興味がなければ特に面白いものでもなく、時間の無駄になるだけだと思う。だが、一点だけ、怪文書に反論しておきたい。
見直し学派は、ホロコースト説は何年もの間に大幅に変わったことを指摘している。
とあるが、そう思えるのは単純な話で、戦後長らく、ホロコーストの実態がよくわからなかったからである。よくわからなかったと言っても、大勢のユダヤ人たち(や、精神疾患患者、同性愛者、ロマ人、その他)がナチスドイツによって死に至らしめられたこと自体は疑いようのない事実として判明はしていた。たとえば、ユダヤ人人口が600万人弱、戦前に比べて減っていることは1945年5月の終戦よりも前にわかっていたくらいだったのだ。何故わかっていたかというと、(これはある資料からの推測であるが)ユダヤ人はユダヤ人共同体の集会所となっていたシナゴーグで名簿管理されていたからであり、各地のシナゴーグの名簿を集計すればたちどころに判明するからである。また、ニュルンベルク裁判ではあのアドルフ・アイヒマンがユダヤ人の処分数はトータルで600万人だと語っていた、とアイヒマンの関係者が証言していたりする。それ以外にも多くの情報が戦時中からすでに世界中に漏れていた。ナチスドイツが極力、ユダヤ人絶滅などの非合法殺戮を極秘に行ったにも関わらず、である。そして、この600万人説は何度も研究調査され、現代までおおむねの数値として、主流の歴史学者からの異論はない。日本人研究者の柴健介氏も自著で「600万人以上」と推計している。
が、細かい話はよくわからなかったのである。たとえばあのアウシュヴィッツで殺されたユダヤ人の実数は当初は全然わからなかった。何故ならば、アウシュヴィッツで殺されたユダヤ人の大半は、囚人登録もされておらず、ガス処刑死体は焼却処分されて、残った骨などは砕かれて近くのヴィスワ川やソラ川などに捨てられてしまったのだ。アウシュヴィッツを解放したソ連は、絶滅された総計を400万人とした報告書を提出したが、死刑に処せられたアウシュヴィッツ司令官を最も長く務めたルドルフ・ヘスはそれを否定して最終的には120万人くらいだと自己推計した(記録を取ることを許されなかったので、ヘスでさえ推計するしかなかったようである)。このヘスの値が現在判明している犠牲者数(110万人)に非常に近いことが判明するのは1980年代後半まで待たなければならない。ソ連の400万人説は、それっぽく推計したようには書いてあるが、どう考えても囚人の生存者の証言を元にしているとしか考えられない。何人もの囚人が400万人くらいだと語っているからである。が、それらは皆、生存者自身が推計値、あるいは収容所内の噂だと語っているに過ぎないもので、囚人に正確な数字が分かったはずはない。
あるいはナチスドイツが最初に作った強制収容所であるダッハウ収容所のガス室についてであるが、ダッハウ収容所は米軍が解放した時に、何千体もの死体があったのだ。これらの死体の大半は割とすぐに餓死や疫病の死体だと判明したようであるが、ダッハウにはガス室もあった。そのガス室にはダミーシャワーがあり、毒ガスの元を投入するような仕掛けまであった。そのガス室のすぐ隣には火葬炉もあった。もちろんその建築物のそばにはたくさんの死体が山積みになっていた。こんな状況で、「ガス室で大量殺戮をおこなっていた動かぬ証拠だ!」と誤解するなという方が無理である。米軍には当然、マスコミの記者たちも従軍していたので、そうしたガス室殺戮の話はすぐに広まったのである。
ところが、よくよく調べてみると、ダッハウのガス室でのガス殺処刑の証拠は、ほぼないに等しい状態だったのである。確かに、ガス処刑については、裁判での証言者はいたが、たったの一人なのである。それ以外には一通の文書証拠と、イギリス人諜報員の捕虜が語ったとされる伝聞証言程度のもので、他には何もなかった。一方でアウシュヴィッツのガス室については、証言だけでも大量に存在するし、なにより加害者側証言もかなり存在し、その最大のものとしては司令官だったルドルフ・ヘスが事細かに証言し、自叙伝にまで書いているのだ。ガス室・ガス処刑があったことを裏付ける証言以外の証拠も豊富である。(もちろん修正主義者は証言は全て嘘であると主張し、アウシュビッツのガス室を裏付ける証拠など絶対に認めない)
これらの内容は、具体的に歴史家などが調べなければわからないものばかりなのである。ダッハウのガス処刑証言が一人しかいない件だって、裁判記録を調べなければ判明しない。したがって、ダッハウなどの収容所現地にたくさんの死体があったことが原因で、誤った説が戦後長らく広まっただけの話なのだ。そうした事実を、あたかも、ディープステートのような闇の陰謀者が、初期のホロコースト説が杜撰なので、それをもっともらしい説に変えていった、かのようにネオナチは主張しているのである。つまりは、ネオナチ・修正主義者は論点先取、最初から話を陰謀論・ホロコーストは捏造と決めつけていることがわかる。
ダッハウのガス室が捏造だと主張するのであれば、何故証言者がたった一人しかおらず(陰謀実行者は偽証証言者を何故たくさん用意しなかったのか?)、文書記録やあるいは物証としての死体解剖してもガス処刑された死体としか判別できない死体がなかったのか(陰謀実行者なのだからそれらを用意して当然だと思うのだが?)、説明がつかない。その実際にいた証言者(フランツ・ブラーハ)とて、たかが数名の処刑のその後の死体を見た、と言っているだけである。ダッハウのガス室が連合国による捏造なら、そんなあやふやな頼りない、犠牲者も少ししかいない証言がたった一つだなんて、あまりにも変である。
反論はそんなところ。こんな馬鹿げた幼稚な説でも、賛同する人がいるのはしょうがないかなーとは思うけど、何が事実で真実かを知りたいのなら、もうちょっと知恵を絞って考えてみるという気は起きないの? と思ったりはする。
その割には、アウシュヴィッツで死んだユダヤ人の数は、600万人から300万人に減らされ、今はドイツ国公式見解は100万人ということになっているが、その実態は10万人である。
なぜ600万という途方もない数字が出たのか回答していただけないだろうか?
強烈に誤解されることの多いホロコーストにおけるユダヤ人虐殺数。
600万人と言う数字にどうしても目が行ってしまうため、その途方もない数字に信じ難いと言う気持ちが起きるのでしょう。ちなみに、「アウシュヴィッツで死んだユダヤ人の数は、600万人から300万人に減らされ」や、「ドイツ国公式見解(何それ?)100万人」だとか実態が「10万」なんてどこから出てきたのか知りたいところですが、まぁそれはいいでしょう。一応全部間違いです、そんなの聞いたことありません。
先に、私は研究家でもなんでもなく、本やら様々なネットの情報(海外サイトが主)を色々と調べ回っただけの知識しかないと断っておきます。
どうやって600万人と言う数字が出てきたのか。
これはまず、ナチスドイツ内でアイヒマンが語っていたとされる数字として、ニュルンベルク裁判である親衛隊将校が語りました。それによると「収容所で400万人、それ以外で200万人」という数です。これが最初に出た600万人ですが、実は別にニュルンベルク裁判では判決で触れられているだけで、別に認定などされていません。また、ニュルンベルク裁判起訴状に「570万人のユダヤ人がヨーロッパから消えそのほとんどがナチスに殺された」なる文言がありますが、これもまた別に認定などされていません。
そして、裁判以外で、1950年頃から人口統計学者によって600万人や550万人以上のユダヤ人人口が失われていると計算されるようになります。で、今度は歴史家ジェラルド・ライトリンガーの方から「反ユダヤ主義を意識して」極力最低限の数字を計算し419〜458万人という数字を弾き出します。以降、有名な『ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅』の著者であるラウル・ヒルバーグが1961年に510万人という数字を弾き出しました。
以降様々な研究者が発表してきましたが、概ねの間違いない数字としてはユダヤ人600万人説が変わったことは実際一度もありません。以上のように、例えば「ニュルンベルク裁判で勝手に決められた数字」であるとか、「イスラエルの公式数字である」とかは全然違うわけです。おそらく適当な数字は一つも無く、近年は非常に膨大な資料を用いて推計しているようです。
ではあのアウシュビッツは? というところですが、アウシュヴィッツについては最初は基本、二つの数字から始まります。何故二つあるかというと、その出所が違うのです。一つは、よく言われる400万人説です。これはソ連の0018-USSRと呼ばれる戦争犯罪調査委員会の報告書(1945年5月)です。ここに、400万人という数字が登場しますが、この数字は報告書上は火葬能力からの推計値と書かれていますが、それはあり得ないと言われています。火葬能力があり得ないのではなく、火葬能力で推計値を出すということ自体があり得ないわけです。問題は実際に殺した人数だからです。では一体どこから400万人説が実際に出てきたかというと、それはおそらく火葬場で働いていたユダヤ人ゾンダーコマンドの生存者の証言です。その中に400万人説が出てくるのです。おそらくソ連はそれを聞いて、火葬能力など何も調べずそれっぽく推定したかのように書いたのではないかと思われます。しかし、奴隷労働をしていたゾンダーコマンドが正確な数字を知るはずもなく、単に囚人同士で噂話のように推計していただけの数だと思われます。
ところが、1946年3月に、逃亡していたアウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘスが逮捕されます。ヘスはニュルンベルク裁判の証人になったときの証言で「250万人を殺害し、50万人は病死や餓死でなくなった」と証言したのです。ところがこの250万人という数字は実際にはヘスが現場で知った数字ではなく、アイヒマンに教えてもらった数字だと答えています。何故なら、犠牲者数の数を記録することを許可されていなかったのです。ただしヘスは司令官なので、それなりに犠牲者数の実感は持っていたようで、250万人は多すぎると自伝に書いています。
なので、アウシュヴィッツの犠牲者数は、最初はこの250〜400万人説からスタートしたのです。が、実際にはすぐにこれは多すぎるとわかっていました。何故ならば、研究者によると、アウシュヴィッツへの囚人移送記録が出発駅や経由駅などにたくさん残っているので、それをもとに計算すると、いくらなんでもそんなに大勢のユダヤ人が移送されたはずがないことが明らかだったそうです。それで、前述したライトリンガーなどは80〜90万人だろうとし、ヒルバーグは100万人とします。で、現在の数字は、アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館の主席研究員であったフランシスゼク・ピーパー博士による研究成果として、110万人(ユダヤ人以外も含めて150万人)の犠牲者が出たとされているのです。
以上の通りなので、例えば「以前はアウシュヴィッツの公式プレートは400万人だったのに今では110万、なのに何故トータル600万人が変わらないのか?」が誤解であることはお分かりいただけるかと思います。そもそも600万人の数字計算の中に400万人説は含まれていないからです。
それ以外の収容所の犠牲者数の細かい計算方法は存じておりませんが、最もわかりにくいのがソ連(ウクライナやバルト三国など)でのいわゆるアインザッツグルッペン、移動虐殺部隊を主体とした現地殺害による虐殺数で、広い範囲でたくさんの場所で細かな殺害が行われたため、いまだによくわかっていないそうです。概ねの数字で言えば100万人から200万人の間だろうとされてはいます。
さて、もちろんこんな数字、修正主義者達は全く否定しております。はっきりした数を言わないのが修正主義者で、ないとも言っていません。修正主義者達は、人口調査すら自分達でした気配もありません。たまに適当なことを言って「600万人などあり得ない!」と主張するに留まります。でも、大勢のユダヤ人が移送されたことは認めているのです。で、どっかに殺されずに消えたんだと。私には修正主義者が何を言っているのか意味がわかりません。修正主義者は、例えばアウシュビッツであるとか、トレブリンカ・ソビボル・ベウジェツなどのいわゆる絶滅収容所を絶滅収容所とは認めず、「通過収容所」と読んでおり、そこまで移送されたことは認めるのに、その通過収容所から先を言いません。言ったとしても「ミンスクへ1000人移送されたことはわかっているから通過収容所であることは間違いない」であるとか、その程度です。実はこのことが、修正主義者の最大の問題であり、修正主義者達はこの件の答えを常に誤魔化していますが、絶対にはっきりしたことはいいません。もちろん一般の歴史家は全員が「虐殺された」です。
ともかく、それら犠牲者数の数字は、色々な人たちが様々な資料を検討した上で推計した数字であって、別に適当な数字を言っているわけではありません。中にはよくわからない計算方法で算出している人もいるかもしれませんが、一般に言われている数字は全て研究者達が推計した数字です。ですから、別に誰も数字を盛ったりしていることもありません。
なお、最新のユダヤ人人口統計でさえも、ユダヤ人人口数は第二次世界大戦中の最大値を回復しておりません。ともあれ、戦後様々な推計結果はあったとはいえ、概ね600万人という数字は一度も変わったことはなく、最近でもそれはありません(リビジョニスト達はしょっちゅう「600万人説は既に信じられていない」だとかのデマをばら撒いていますがね)。実は、ユダヤ人人口を把握している元は、ユダヤ人の教会みたいなシナゴーグなのです。シナゴーグなしにはユダヤ教はあり得ないので、シナゴーグの管理しているユダヤ人数を集計すれば自ずとユダヤ人の数はわかるのです。もちろん近代的には国勢調査で把握される宗教別人口もありますが、昔は主にシナゴーグ集計を使っていたようです。ですから、戦前などの場合は、ユダヤ人協会に聞けばわかったので、ナチスもそれを元に殺すべき人数を知っていたわけです。
調べてみました!
ほとんど確実。何故なら、人口統計調査により、ユダヤ人の戦前戦後の人口差は550万人程度はあり、人口統計調査の誤差を踏まえれば600万人程度のユダヤ人が殺されたことはほぼ確実である。別々の研究機関や研究者によって何度も推定は繰り返されているが、めちゃくちゃ極端に低く見積もっても約450万人程度とされており、大差はないと考えて良いだろう。ちなみに、否認派向けに言っておくと確認できる限り、否認派できっちり人口統計調査をした人は存在しないようである。否認論が嘘であるとバレるからか?w 出典は、『ホロコースト大事典』(柏書房)、芝健介『ホロコースト ナチスのユダヤ人大量虐殺の全貌』など。
これは数字は概ね合っているが、明らかに死亡者数ではない。英語圏でいう「リンゴとオレンジを比較している(compare apples to oranges)」であろう。
約3世紀に及ぶ奴隷貿易で大西洋を渡ったアフリカ原住民は1500万人以上と一般には言われているが、学界では900万人-1100万人という、1969年のフィリップ・カーティンの説を基にした数字が有力である。多数の奴隷船の一次記録の調査で、輸送中の死亡率がそれまで考えられていたほど高くなかった[注釈 2]、輸出先での人口増加率が意外に高いと推定される、というのが説の根拠である。ただし、カーティンの説(彼自身は900万人強を提唱していた)には、一次記録が存在しない16世紀 - 17世紀初頭に関しての推定数が少なすぎるという批判もあるが、そうした批判を踏まえても1200万人を大きく超えることはないと考えられている[7]。
んー、これはよくわからん。以下では1000万人は正しいかのように思えるが、はっきりしない。
その犠牲者は征服前の人口はおよそ1100万人であったと推測されるが、1600年の人口調査では、先住民の人口は100万程度になっていた。スペイン人は暴虐の限りを尽くしたうえに、疫病により免疫のない先住民は短期間のうちに激減した[29]。
何故はっきりしないかというと、こんな記事を見つけたからである。
さらなる批判を浴びたのは、ラス・カサスが挙げるインディオの犠牲者数が大幅に水増しされているとの“疑惑”だ。
たとえばラス・カサスは、征服前のイスパニョーラ島(現在のハイチとドミニカ共和国)の人口を300万と記しているが、当時の複数の記録でも現代の研究者の評価でもその人口は100万を超えていない。同様にラス・カサスは、メキシコ中央部で400万、ペルー副王領でも同じく400万の生命が奪われ、1502年から42年までの40年間に2580万から2880万人のインディオが征服戦争の犠牲になったとしているが、当時の人口調査や統計では正確な数字を出すことは不可能で、「被害」の規模に確たる根拠があるとはいえない。
16世紀に新大陸で虐殺を行なったスペインが、当時もっとも「啓蒙的、人道的」だった[橘玲の世界投資見聞録] | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
何にしても一体、1000万人はどこから出てきた値なのか知識がないのでよくわからない。ここに書いてあるように、正確な統計値があるとも思えない時代の数字にどれほど信憑性があると判断すれば良いのだろうか?
んー、これも上と同じで、正確な統計があるとは思えない時代の話だし、ちょっと調べた程度ではさっぱりわからない。しかし以下のような記事を見つけた。人口がもしそうだとするなら、1000万人はあり得ない。
インカ帝国は、13~16世紀にかけて繁栄した、アンデス山脈沿いの南北4000kmに及ぶ、現在の南米ペルーを中心とした広大な大帝国であり、最盛期には人口600万を有した。有名な遺跡として、標高2500mの高地に作られたマチュピチュ都市がある。
追記;↑と思ったが、Wikipedia「インカ帝国」によると、上の記事は間違いの可能性が高いように思われる。
前身となるクスコ王国は13世紀に成立し、1438年のパチャクテク即位による国家としての再編を経て、1533年にスペイン人のコンキスタドールに滅ぼされるまで[1]約200年間続いた。最盛期には、80の民族と1,600万人の人口をかかえ
しかしこの記事でも、虐殺の話はまるで出ておらず、「伝染病が壊滅的な打撃」ともあり、「リンゴとオレンジを比較している(compare apples to oranges)」の疑いが強い印象。
英語版Wikipediaを調べた。英語版は流石にやたら詳しい。これによると、1000万人は完全な出鱈目・デマである。デマ源を突き止めたいんだけどなぁ。
2010年のアメリカ合衆国の国勢調査では、自らがアメリカインディアンまたはアラスカ先住民であると認識しているアメリカ人は293万2,248人で、アメリカ人口の約0.9%でした[50]。 2011年のカナダの国勢調査では、自らがファースト・ネーション(またはイヌイットやメティス)であると認識しているカナダ人は183万6,035人で、カナダ人口の約4.3%でした[51]。 ヨーロッパ人が到着する前にアメリカ大陸に住んでいた人の数については意見の一致を見ていませんが、広範な研究が続けられています[52][53]。 52][53]現代の推定では、ヨーロッパによる植民地化以前に北米大陸に住んでいた人々の数は210万人から1800万人とされているが[54]、アメリカ国勢調査局は1894年に、1492年の北米大陸はほとんど何もない大陸であり、インディアンの人口は「50万人をはるかに超えることはなかっただろう」と主張している[55][56]。
インディアンの数は、感染症、ヨーロッパ人との衝突、部族間の戦争、同化、カナダやメキシコへの移住、出生率の低下などにより、19世紀には50万人を下回るまでに減少したという。主な原因はヨーロッパの探検家や商人が運んできた伝染病であった[57][58] 米国国勢調査局(1894年)は1789年から1891年までの102年間の戦争による特別な死亡者の推定値を示しており、その中には「個人的な問題」で殺された8,500人のインディアンと5,000人の白人が含まれていた。
米国政府の下で行われたインディアン戦争は40回以上にも及びます。彼らは、個人的な戦闘で殺された人を含めて、約19,000人の白人男性、女性、子供の命を奪い、約30,000人のインディアンの命を奪ってきました。実際に死傷したインディアンの数は、この数字よりもはるかに多いに違いありません。5割増しというのが安全な見積もりだろう[59]。
スターリンが粛清により大量の処刑者を出したのは史実であろうが、一千万人はいくらなんでも盛り過ぎである(実際には明らかにあり得ない非現実的な無茶苦茶誇張された数字もあったくらいであるが)。これは冷戦末期以降にソ連・ロシアが情報公開をしていて、確定はしていないが、概ねの数字はわかっている。おそらく粛清で処刑されたのは90万〜120万人程度と考えられる。
ソ連政府はミハイル・ゴルバチョフの時代にNKVDの後身ソ連国家保安委員会 (KGB) が「スターリンが支配した1930年から1953年の時代に786,098人が反革命罪で処刑されたこと」を公式に認めた。さらにソ連崩壊後にはロシア連邦国立文書館 (GARF) がNKVDグラーク書記局が1953年に作成したという統計報告書を公開した。それによるとNKVDは1937年と1938年の2年間に1,575,259人の者を逮捕しており、このうち87%以上の1,372,382人に及ぶ人が反革命罪および反国家扇動罪などに問われた政治犯であった。ソ連時代の統計[16]の開示[17]や、第三者による検証[18]を経ても、粛清された人物の合計数は今もなお公式に確定していない。
ウクライナへの人工飢餓として、ジェノサイド認定をしたらしいが、ジェノサイドと言えるのかどうかは議論の余地がある。しかし、何にしても、ホロコーストのように殺戮を目的とはしておらず、これもまた「リンゴとオレンジを比較している(compare apples to oranges)」であろう。
飢餓による餓死者の総数に関しては未だ議論が続いており、飢饉の犠牲者数についても学説によって250万から1450万人までの幅がある[7][2]。
この飢餓の主たる原因は、広範な凶作が生じていたにもかかわらず、ソ連政府が工業化の推進に必要な外貨を獲得するために、国内の農産物を飢餓輸出したことにあった。その意味で大飢饉が人為的に引き起こされたものであることは否定できない。ウクライナのユシチェンコ政権は、これをもってウクライナ人に対する大量虐殺であったと主張し、国際的な同調を募った。一方、現代ロシアの歴史家を中心に、大規模で悲惨な飢饉があったという事実認識には同調するが、飢饉の被害はウクライナ人のみならずロシア人やカザフ人にも広く及んだと指摘して、これがウクライナ人に対する民族的なジェノサイドであることを否定する議論もあり、見解の相違は埋まっていない。
全然知らない話だが、以下を読む限り、「2000万人」は盛っていると思われる。しかもその大半は天然痘などの疫病であるようだ。しかし、相当規模の残虐行為を働いたのは事実であろう。
自由国政府は当初は象牙を、後には貴重な商品となっていったゴムなどの天然資源を開拓した。自由国の軍隊である公安軍(Force Publique)の支援を受け、その領土は複数の私的な採掘利権に分割された。英白インド・ゴム会社(英語版)はとりわけ、その領土から利益を得るために武力と残虐行為を用いた。コンゴにおけるその政権は強制労働をさせ、ゴム収集のノルマを満たしていないコンゴ先住民を殺害し切断した。何百万人ものコンゴ人がこの期間に犠牲となったが[4]、死者の多くはコンゴ川下流地域の人口の半数近くが死亡した天然痘を含む、ヨーロッパ人入植者との接触によってもたらされた新しい病気が原因だとも特定されている[5]。
自由国時代には過剰死によってコンゴ人口が急減したが、死者数の推定値にはかなりのばらつきがある。数字は推定値であるものの、この時期に死亡したコンゴ人は人口のおよそ5分の1にあたる1000万人にのぼるとされている[6][7][8][9]。最初の人口調査が実施されたのは1924年であるためこの期間の人口減少を数量化することは困難であり、ウィリアム・ルービンスタイン(英語版)のように、アダム・ホックシールドが引証した数値はほとんど証拠に基づかない推測であると主張する者らによって、これらの数字は議論されてきた[10]。
これは適当な解説サイトが見当たらないので、自分の知識だけで言うけど、これも飢餓でしょ。数値は知らないけど、これもまた「リンゴとオレンジを比較している(compare apples to oranges)」。
残り二つの中国のは自分で調べて。文字数制限で書けない。ともかく、人数の精度に問題あり過ぎだし、ホロコーストと同レベルで比較対象にできるものはない。ホロコーストはほんとに民族抹殺を狙った大量虐殺で、そんなものは人類史上見当たりません。かのアドルフ・アイヒマンは「欧州すべてのユダヤ人、1030万人を殺したかった」と述べたアルゼンチン逃亡中の録音記録があったりしますが、そこからもわかるようにユダヤ人絶滅は本気だったのです。