はてなキーワード: もしもしとは
トンテキのテキってなんだろう?
もしくは、
トンテキの敵ってなんだろう?って思いながら
テキはステーキのテキらしく
トンテキの敵はそれに匹敵する美味しいご飯が抜群に合うおかずって未だ発見されていないわ。
でさ、
今日の日替わり今月一番大当たり!って思ってお店の軒先に掲げて発表されてある今日の日替わり情報の写真をノールックで今日は何かな?って見ないつもりで飛び込み前転しながら入店しようと思ったけれど、
正確には指と指の間から見ちゃった!って言う方が健全で全うかも知れないんだけれども、
なんか思っていた期待した豚味もさることながらこれ調味料の味でのみで食べてるんじゃない?ってトンの肉自体の旨味を感じる前に、
ニュースで言うたまに出てくるバールのようなものでとここではそのステーキソースのようなものにまぶしまみれた感じの定食の仕上がりに
かつての宮崎美子さんばりにテカテカにピカピカに光った光沢の豚肉がその全てのシズル感で迫り来る迫力のが当たりだと思わせといて一番のハズレなのかも知れない!?って
それでちょっと今日のはガッカリかも知れない残念な日替わり定食と思った矢先だったのよ。
素材もとよりソースの濃い味付けだけを頼りにして食べさせてない?的なこのご飯の進み具合よ。
この無駄な宮崎美子さん級のシズル感でテカテカにピカピカに迫ってくる迫力。
酢豚形式の軽く素揚げした豚にどう見てもステーキソースを絡めていただけの感じがして私の口の中が酢豚の故郷を遠く感じさせるように馳せ参じて酢豚の気持ちになったぐらいだわ。
酢豚を食べさせたくなる迫りくる迫力の宮崎美子さん級のテカテカのピカピカなシズル感としては美事成功しているわよね。
で、じゃあさじゃあさ、
ビフテキのビフってなに?って思ったのよ。
ビフって幻の動物がいるのかしら?
ビフってそう思ったら謎じゃない?
レジェンド女ピン芸人の研ナオコさんがセロテープで鼻をあげて留めて変な顔で面白く見せる様子を私も人差し指でテープこそは貼らないものの指で鼻をあげて
そこで
ビフビフ!って
言わないわよ!!!
ってぐらいビフビフのビフって何の動物なのかしらって知らないまま食べていた今までの思い出を返して欲しいわ!
言ったセリフのその後に輪唱のように続いてセリフを言う感じに、
かと言って、
チキンのそれは
チキテキとは言わないじゃない、
そう言う時はちゃんとチキンステーキしかも皮パリパリバージョン!って
もしに仮にももし
テキのテキってなに?って
前半のテキか後半のテキか?どっちのテキのことを聞いているのか一瞬分からないかも知れないのでややこしい話しよね。
でも
テキサスで食べる本場テキテキ定食!ってそそられると思わない?
へいらっしゃい!
お客さんなかなか通だね!だけどそんなのないよ!
ヘイお待ち!
おやっさん!テキテキ定食のじゅうじゅう音がしてなっている熱々の鉄板の器の縁に親指かかってる!
ラーメンどんぶりにインしている親指のラーメン屋さんの大将じゃないんだから!もー!って
そして、
そのじゅうじゅうの鳴って音がしている熱々の鉄板の上にないと言っていたのにある塩コンブわさびトロロ山芋ソースをかけてじゅうじゅう言わせるの!
ハイコンテクストな内容のハイコントラストテキストで書かれたメニューは読みにくいったらありゃしないわ。
テキテキ専門店のハイコンテクストな内容のハイコントラストテキストで書かれたメニュー表のテクスメクス料理のテキテキ定食は的確に美味しい的な!
的な!!!
今ここに新しい早口言葉が誕生しました!って勢いで言いたいぐらいよ。
爆誕しないだけましよ!
って莫山先生が言ってました!
爆誕したって言っていいのは莫山先生か本格焼酎よかいちぐらいよね!そのぐらい私だって知っているわ!
間違っても大分むぎ焼酎二階堂ではないから!鍛高譚でもないし!
ゴールデンボンバーさんの女々しくての歌い出しの歌詞が分からなかったら、
たんたかたん、たんたかたん、たんたかたん、辛いよ〜って誤魔化せられるし。
私が知りたいのは
テキテキのテキが何のテキなのかってことと
ビフテキのビフが何のビフなのかってこと。
ってなるとさーてなると、
テキサスのテキ!
テキサスのサス!
ってそれぞれ何よ?って思うわ。
即席で使えるからその瀬川瑛子さんのモノマネ急場を凌ぐには便利だからオススメよ!
って思っていたら、
ビフアンドトンアンドチキの組み合わせの妙だとそれは王様の食べ物の食事だし。
あと厚焼き玉子焼きがあれば宴よ!宴!
そんな思いをしながら、
シズル感だけは抜群なハズレを引いたソースの味はバッチリ決まっているトンテキ定食を、
トンとテキとビフの謎が結局今日は解けないまま食べ終えて店を後にしたわ。
人は時として、
呼んでいる~胸のどこか奥で~
いつも心踊る夢を見たい~
っつてね!
うふふ。
こちらは多分大赤字タマゴ不足にもかかわらず厚さは厚く思わず胸も熱くなる変わらぬ美味さの味で
朝のタマゴは元気の源の元のよしつねだわ。
だんだん暖かくなってきたので、
温活もシーズン終わるまでにせっせと緑茶ホッツを消費しているワケなのよね。
お茶っ葉またなくなったら新たに買ってきてシーズン変わったら水出し緑茶ウォーラーにも出来るしね!
まあそんなところかしら。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
自分「いや、ちょっと自分の誹謗中傷みたいな投稿をネットで見つけたんですけど、Bさんが普段社内で使う単語にそっくりなんすよね...」
リンクを教える
上司「うーん、俺が見てもBさんの可能性があるなって思った。でもさ、Bさんだとしても今回は見逃してよ。」
自分「なんでですか?」
上司「君は知らないだろうけど、実は誰かが裁判沙汰とかそういうことを起こすなら会社を畳むってことになってるんだ」
自分「ブラックっすね、まあ僕はスキルがあるから転職なんて余裕っすけど」
上司「君が良くても他の人たちが困るだろ。頼む、Bさんだったとかどうとか追求しないでよ。」
自分「わかりました。」
いや、キャンセルじゃないです。
以前、ホテルの予約をキャンセルしたんですが、やっぱり気が変わって。
できない?
できないけど部屋は空いてるので予約はできる?
意味がわかりません。
キャンセルのキャンセルができないと、泊まれないじゃないですか!
えっ、泊まれる?
部屋は空いてるので予約できる?
一度キャンセルするとキャンセルのキャンセルはできないが、予約はできる?
意味がわかりません。
あっ分かりました。
違う?
意味わかんないですけど。
もう頭にきた。
警察呼びましょうか?
できるんですか?
なーんだ、できるんじゃないですか!
じゃあキャンセルのキャンセルで、1週間後、シングルの部屋お願いしますね。
あっ、もしもし、すみません、さっきキャンセルのキャンセルしたんですけど、用事ができたんで、キャンセルのキャンセルのキャンセルをしたいんですが。
あ、電話切れた。
つづき
○月○日 自宅に帰った。色々考えた結果里帰り出産は中止して自宅近くで分娩予約をとる。
それに加えて会話が謎すぎる。
しかしディズニーランドのカレンダーみて派遣社員が「カワイイカワイイ!!」っていうから,
ディズニー好きなんですか?,ときくと,「いや,別に…」と言われた。どういうことだよ。
分彼女も無理に若い女が好きそうな話題をふるものの,私がまるで食いついてこないので混乱しているんだと思う。すまない。
最近はえづくものの吐いていない。おなかもだいぶ出てきて,胎動がもにょもにょする。
年賀状も出し終えて今の書き物もあとわずか。自分で自分をほめてあげたい。
夫もだいぶ色々やってくれるようになった。妻の不在がいろいろと身に染みたらしい。少し可哀想。
夫が素晴らしいクリスマスケーキを買ってきてくれた。
タレントパティシエの作るベジタリアン仕様の低糖質ケーキを間違って買ってしまったようで
,ホールケーキと言っていいのかどうか分からないぐらい小さく,そして物理的にも味的にも薄い。
何なんだこれは?持病のある人なんかは良いのかもしれない。
値段は怖くて聞けない。夫も蓋を開けてガッカリしたようだった。
私は「美味しいよ」と言って食べた。
でも次から絶対に夫にはクリスマスケーキを買わせないことに決めた。
○月○日 最近頭痛が頻繁に起きる。ストレス性の前頭葉の痛み。新しい派遣のせいだろうか。
あいつは私の知らないところで謎の模様替えをするので,何がどこにあるのかわからなくなる。勘弁してほしい。
○月○日 大晦日 夫は友達と早朝から遊びに行った。早く帰ってくるというので,
おなかが重いけどシンクの掃除,トイレ掃除,食器洗い,洗濯などたまった家事を片付け,
軽めの大掃除する。なますと黒豆,お雑煮を作った。よく作れたもんだと思う。
夕方八時九時過ぎても夫は帰ってこない。空腹になるとまたゲロ吐くかもしれないので早く年越しうどんを食べたい。
しょうがないので一人でてんぷらを揚げて,乾麺を茹でて食べた。
年越しうどんを一人で食べたのは生まれて初めてかもしれない。惨めな気分だ。大掃除の無理が祟ったのか,夕方お腹が張ってしまう。
怖い。切迫入院だけはしたくないし,そもそも病院はやってない。何もかも嫌になって先に風呂に入って寝る。23時前に夫がやっと帰ってくる。
これが夫のいう早く帰ってくる,というやつなのだろうか。理解不能。生のうどんを買って来たらしい。一人で食べて下さい。
○月○日 元旦 夫は起きてこない。頭にきて出かける支度をする。
夫が起きてくる。夫いわく友人とはしごして飲んでたというので,
「父親の自覚足りてんのか,おせち作ったから一人で食ってろ」と言って家を飛び出す。
夜明け前で誰もいない。夜勤明けか始発帰りの人がぽつぽついるだけである。
歩きながら,「誰も私以上にお腹にいる子のことを考えてはくれない,だから私がこの子のことを守ろう」と決心し,
ご来光が見たいと思い検索するが,どこも遠い。電車で数駅先の都市まで出る。
しかし店がどこもやってない。コンビニでジュースを買って飲む。寒い。お腹が張ってるような気がして怖いので,
帰ることにした。怒りがおさまり冷静になれたので夫にメールする。
家に帰ると夫はいない。私の実家の最寄り駅まで行ってしまったらしい。
この男は私が怒って家を出る度,なぜか私が実家に帰ったものと勘違いするようだが,
二時間かけて帰って来た夫に,一応怒って出てったことを謝った。
そして昨日どんな気持ちで何をしていたか至極冷静・簡潔に説明し,
(しんどいけど仕事で忙しい夫に遠慮して自分ばかり家事してること,つわりのこと,遊びたくても遊びに行けないこと,
遊びに行ける夫が羨ましいこと,おなかが張って怖かったことetc)
今まで別々に暮らしていたし,国や地域によって常識なんていくらでも変わるけれど,
お互い9時過ぎて帰る時ぐらい連絡を入れるようにする約束をし,仲直りしようと言って握手した。
ケンカというより私が一方的に怒って出てって二時間ふらついて帰って来て冷静に今後について話すだけの小規模家出だった。
今思うとそこまで怒る事じゃなかったかもしれない。多分ストレスがたまっていたんだ。
○月○日 正月の家出依頼夫が随分親切になり,家事もよくやってくれるようになった。
珍しいのでびっくりしていると,もっと私にいろいろやってあげればよかったなどと,まるで私が死んだかのようなことを言う。
多分最近夫は友人と遊ぶことが多かったので,何か罪悪感を感じているらしい。
正月のショックと合わせて今になって発散しているのだろう。
やりすぎたと思って可哀そうになり,一応適当になぐさめておいた。
○月○日 頭が痛い。だるい。熱っぽい。柔軟剤ババアの匂いが弱まったかと思いきや、弱体化したのは私の嗅覚のようだった。
鼻風邪が治らない。
具合が悪いのにエジプトで捕まったことのある失言おじさんが「今日は顔色いいですね」みたいなとんちんかんなことを言ってくる。殺すぞ。
柔軟剤のババアもわざわざ救急車で妊婦がたらいまわしにされたありがたい話をしてくる。
本当にいちいちありがたい野郎だ。体調も悪いし気圧も変わるし、仕事も忙しくてかなりイライラしている。
新年会は絶対参加しないことに決める。用意はしても絶対参加しない。
飲みたい奴が飲んで最後まで片付ければいいのだ。なぜ皆気のすむまで適当に片付けに参加するものの,
ある程度やったら切り上げてしまうんだろう?細々とした片付けはなぜか手を出さない。
コンロを仕舞ったり,机を拭いたり,ゴミを外に出したり…誰がやると思ってるのか本当に不明。
○月○日 週末ずっと家にいた。朝ぜんぜん起きられない。寝てたい。何をしてもあまり面白く感じない。
必要最低限の家事を夫とやって終了。夫も疲れているが,よくやってくれている。ここまでお腹が大きくなってきて,やっと何かの自覚が芽生えたようだ。
○月○日 股関節を痛めて歩けないほど痛い。柔軟剤ババアの攻撃は私の鼻炎が良くなると襲ってくる。
つらい。集中できない。出来るだけ避けて行動する。私のデスクからどんどん物がなくなる。
こうならないように色々なものに私の名前を書いておいたのに,なぜそれを勝手に棚へ仕舞う?理解不能。
休みながら足を引きずってどうにか帰るも明日果たして歩いて出勤できるのか不明。
もう知るかよ。こんな事態に備えて今週中にやっておかなければいけない他の人に関わる作業は先に終わらせてある。大丈夫だ。
○月○日 なんとか出勤。柔軟剤がずっと席にいるので自分のデスクに帰れない。
科長に柔軟剤ババアの異臭についてこぼすも,彼女はあまり鼻がよくないらしく無関心である。
そもそも彼女は人の話を聞くような人ではない。私がインタビュアーになったつもりでインタビュー形式話さないと会話が成立しない。
私の話や考えについていうと,途端に反応が悪くなる。
股関節は寝たら多少良くなった。出来るだけ左足を庇いながら仕事する。
こんな時に限ってしょうもない雑用を頼んでくる奴ら。クソ重い備品を倉庫にしまう程度の仕事妊婦に頼むな。
かがむのが辛いって言ってんだろ。殺すぞ。
手紙を読むと,「防寒具を送ります。お互い元気な赤ちゃんを産もうね。
気軽に相談してね」と実の姉からも言われたことのない優しい言葉が書かれていて,涙が出てきた。だいぶ弱ってる。
○月○日 オフィスに誰もいないので仕事に集中できる喜び。しかし電話がバカみたいにかかってくる。
電話にでると,だいたい他人のミスのしりぬぐいをするはめになる。
「もしもしえ~と,あれ,なんだっけ・・・・?」という電話が一番困る。
「○○の事ですか?」と訪ねると「そう,それそれ」合ってたらしい。
それにしても「あれなんだっけ?」のみの情報に返事できるって私すごいな。
まさかあの上司が柔軟剤に直接香害についてクレームを入れたらしい。
まさか本人に言ってしまうとは思っていなかったので非常に気まずい。
しかし彼女は絶好調で,私が「右の棚にあるものを左の棚に移動させて下さい」と丁寧に頼んだら,倉庫へ運んで行ってしまった。
疲れている。多分彼女は何か疾患がある。先輩に面と向かって顔がふっくらしたと言われてかなり傷ついた。
最近ウォーキングを始めてから家事をかなり頑張れるようになってきたし,夫とも仲良く暮らしているが,職場ではかなりストレスが溜まっている。
この元気はおそらくストレスによるもの。怒りの力で動いているだけだ。
恐ろしいのはこれだけ激怒しているにも関わらず,表面上私はにこにことご機嫌に働いているし,頼まれごとは断らないし,だれも私の怒りに気づいていないようだ。なんでこんな性格になった??でも妊娠したのは自分の責任なので,いったい何にやつあたりできるというんだ?
階段も使うようになったがかなりしんどい。少しは体力がつくだろうか。
○月○日 出張から帰って来てからというものの,体調がすこぶる悪い。倦怠感がひどく,胃液がすぐ逆流してくる。
常にイライラしていて,悪夢で目が覚める。今日は知人男性に激昂するもまるで聞く耳を持たれない夢を見て,朝起きて泣いた。
毎日7時に自然と目が覚める。夜はお腹が張るのが怖くてあまりよく眠れない。眠い。階段には少し慣れてきた。
体重は以前変わらない。このまま維持すればいいことにした。
昨日,エジプトの失言おじさんが「柔軟剤ババアと話がかみ合わなくなってきた」と言って来たので爆笑した。
むしろ最初はかみ合っていたんだろうか。あの失言おじさんが苦労しているのを聞くと笑えてくる。もっとやってくれ。
○月○日 夫が私の手作り弁当にケチをつけてきて,その上乱暴な運転で事故を起こす夢をみた。
午前中から夫を連れて祖母の弔問。あわててお花を買うことを想いつく。夜全然眠れなかった ひどい憂鬱 産後復帰したくなくなってきた。
例の仕事,まるで想像できないし向いてないことは確実。しかし皆向いてない職業についていることも確かである。
私には絶対向いてない。頑張ってみようと言う気持ちが起きてこない。一生洞窟にこもって暮らしたい。ダウナーすぎる
○月○日 朝から最悪の気分 体が重い とにかく仕事をやっつけた。
○月○日 朝から寒い 風邪じゃなかろうか 最近風邪っぽいが日をまたいで症状が継続しないので,おそらく片頭痛とかそんなもんだと思われる。
1日2回ぐらい便通がある。しかし太った気がする。いつも中肉中背なので,こんなに体重が増えたことがない。
元に戻れるのか不安。 腹と乳がくっついてしまう 子宮がせりあがったせいと信じたい。胸のすぐ下で胎動がある。
座っている時の姿勢が悪すぎるのだと思う。仕事はまあまあ進む。
○月○日 玄関から一歩出てぎっくり腰になる。そのまま一週間休んだ。
5日は歩けずに寝たきり状態,6日目に初めて外出が可能に(よろよろ,腰は痛い)7日目には痛みはあるものの,とりあえず歩けるようになった。
8日目には出勤。死にかけつつもどうにかやり遂げた。
○月○日 8か月 検診 体重があまり増えなかったので褒められた。しかし運動不足は否めない。
下半身,特に尻腹ふとももの肉がすごい。今がかつてない重量感。今まで何しても別に太も痩せもしない中肉中背だったので初の経験。
一時間に1回ぐらいお腹が張るのが怖くて一度病院に電話したが,だいじょうぶとのことだったのでそっとしておく。出血,痛みはなく,すぐ張りがおさまるようなら大丈夫のようだ。
○月○日 午前中は昨日の疲れと一週間の腰痛出勤の疲れでぶっ倒れていた。昼食べすぎた。
反省。午後は買い物へいく。赤ちゃん用の綿棒と,ガーゼハンカチを買った。
○月○日 腰痛もだいぶマシに。歩き始めが痛いが,座っていられる時間が増えた。
体力づくりのため階段を使い始め,電車で座るのもやめた。不安も残るが,切迫の兆候もないためしばらく続けてみることにする。
スメルババアの存在が暗くのしかかってくる。妖怪のようだ。見ると暗い気持ちになる。
失言おじさんが,ババアの手が空いてるから何か頼んでいいと言ったが,「じゃあ何かあったらお願いします^^」と言っておいた。間違っても頼まねぇよ。
間食が増えた気がする。よくない。デスクの整理をしていると,以前47kgだった時の健康診断結果が出てきてびびる。
結婚当初の時のだ。いずれそんな体系に戻れるのだろうか…もう10kgぐらい+ということか…しんどい 水のもう。
○月○日 朝から腰痛。少し悪くなった気がする。変に体操したりしない方がいいのだろうか。
ドサクサに紛れて休職期間と育休同時に申請しようとしたら,休職と育休分けて申請しろと言われた。
○月○日 朝起きた時の腰痛がひどい 多分布団が重いせいだと思う。
多分。明日は布団を交換してもらおう。
スメルババアがいないので快適。昨日蒟蒻ゼリー2つ食べたら快便だった。
今日は1つだけ食べたけど,特に何も出ない。明日出たら上々。期待しておく。
昼間すごくお腹がへる。間食とりすぎて良くない。蒟蒻ゼリーを2つ持ってくるべきだった。
今度ボトルガムを買う事にする。ずっとガムかんでよ…
パワハラですり減ってる知人へお菓子を送った。元気が出ますように。 こんにゃくゼリー忘れてつらい。うんこ出ない。
○月○日 昨日のひどい腰痛が少し良くなった気がする。昨日は歩くのもつらかったが,今日は少しつらいぐらい。
帰ってから無理に家事しなかったこと,湯舟につかったことと,こたつで寝たので布団が重くなく眠りが浅かったせいだろうか。
昨日今日と便通があって嬉しい。夫の買ってくれたコルセットに変えてみた。やはり前の腰痛バンドがキツすぎたのかもしれない。
ぎっくり腰の予後がよくないが,もし接骨院に行っても電気流して湿布で3000円ぐらいとられるかと思うと
お腹は相変わらず大きい。大きくなったと毎回言われる。放っておいてほしい。
失言おじさんの前でカレー食べてると,「黄色い子が生まれてきちゃいますよ~」という新たな失言をゲットした。
こいつがとんでもないクズ野郎だということは紛れもない真実だ。
どうやったらそう定期的に失言が飛び出すのか。上の階のおばちゃんにマジで嫌われてる理由もすごくよく分かる。この人の奥さんは本当に可哀そうだ。私はこの人とは一緒に暮らせない。
スメババアのスメルは相変わらずひどい。柔軟剤に関する注意を受けたらしいが何を注意したのか本当に不明。仕事が忙しくないので早く帰りたい。
○月○日 朝腰がまた痛くなった。しかし日中はぼちぼち。カイロを貼ったのが効いているのかもしれない。
天気の影響か?晴天。しかし倦怠感がひどい。もう何もしたくない。寝てたい。帰りたいと言いながら支度して出勤。
スメルババアが老眼で小さいの文字が読めないのでルーペが欲しいらしい。経費で買うつもりなのか…?自分で買え。
○月○日 帰り道歩くと股が痛い 恥骨痛? 腰痛が治らない これはもうあきらめた方がいいかも 夫は昨日会社に泊まった。年度末は忙しい。
以降具合が悪すぎて産休に入った。
「だが、私は違う!」
「……」
「確かにお前たちは強い! だが、この私の方がもっと強い! なぜなら、私は偉大なる古代の魔術書を読み解き、古代魔術師になった男だからだ!」
「そうだ! そして、私が編み出した究極の魔術こそ『無限牢獄』なのだ! あらゆるものを封じ込める最強の封印術を、あのお方から授かったのだ!」
「病院行け」
俺は思わずそう呟いた。
すると、イバンの顔つきが変わる。
「黙れ! 貴様のような雑魚には理解できないだろうが、私の『無限牢獄』があれば世界を手に入れることなど容易いのだぞ? それなのに……それを貴様らは邪魔をした……絶対に許さん! 今ここで死ねぇえええええええええ!!」
絶叫すると同時に、イバンの手のひらで魔力が集まっていく。
その膨大なエネルギー量は、さすがはAランクといったところか。
しかし、そんなことはどうでもよかった。なぜなら、実際はすべてこいつが脳内妄想でイキっているだけだから。
だからこいつが優秀な魔法使いなどではないことは誰もが知っていた。
「まあ、それはいいや。とりあえず、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す」
俺は大きく息を吸い込み、右手を大きく引いた。
イバンが驚愕の声を上げる中、俺は全身全霊を込めて叫んだ。「―――『魔拳・爆裂波!』」
刹那、凄まじい衝撃音が鳴り響き、衝撃波によってイバンの体が吹き飛んだ。
さらに、その衝撃波はイバンの背後にあった壁にまで到達し、壁を破壊して外へと飛び出していく。
「…………ん?……あれ?」
気がつくと、俺は真っ白な空間にいた。
何もない、ただ白いだけの空間だ。
ここがどこなのか全くわからない。
(ここはいったい?)
戸惑う俺に声がかけられた。
「ようこそ、佐藤一。ワシは情報理論のスペシャリスト、つまり神じゃ。以後よろしく頼むぞよ」
振り返ると、そこには幼女がいた。
身長120センチほどの小柄な体に、頭の上にちょこんと乗った王冠。
彼女は胸元が大きく開いたフリルのついたピンクのドレスを着て、正直えろえろロリっ子萌えー!って感じだったが、なぜかまったく興奮しなかった。
まあ、それはともかく、彼女の自己紹介によると、ここは神界という場所らしい。
「あ~……それで、どうして俺はここにいるんですかね。俺はうっかり宇宙を破壊しちゃっただけなんすけど……」
「ふむ、そういえば君は魔法を使うときに、いつもよりちょっとだけ本気を出してたんじゃなかったかな?」
「あっ……そう言われればそうかも……。もしかして、それでここに呼ばれたとか?」
「そういうことじゃ。実は君たち地球人には少し特殊な力が備わっていてのう。普通は、異世界で冒険したりしてレベルアップした時に得られるものなんじゃが……君の場合、それが魔法を使った時に出たようなんじゃ」
「あの、地球ってなんすか?俺地球人じゃないんですけど。嘘つくのやめてもらっていいすか?」
「…………そ、それより君の力について説明しようかの。地球の人間は魔力を使えないが、その代わりに体内に膨大な量のエネルギーを持っておる。その力はレベルが上がることで爆発的に上昇する。その力を魔法として使うとき、通常よりも多くの魔力を消費してしまうのじゃ。そして今回、君は全力を出したせいで、普段以上のエネルギーを出してしまったわけじゃ」
「全力なんて出してないんですけど。俺が全力出したら、単一の宇宙だけじゃなくてこの神界もぶっ壊してますよ。
だって、この前なんか宇宙のエネルギー総量100兆倍くらい出ましたからね」
「そ、そうなのか……?まあ、とにかくそういう事情があって、この度君は『無限牢獄』を破ったということで、特別に『神域』への転移権を与えようということになったわけじゃ」
「そんなのどうでもいいっすね。
俺自身がすでに君以上のパワーを持ってるし、自分の好きな世界を自由に作れるんで」
「そう言わずに受け取っとくべきじゃよ! これはもう決定事項じゃから!」
「チッ……しゃーねえなぁ」
「舌打ちするでないわ! あと、ついでにもう一つプレゼントがあるから受け取るがよい」
「いらないです。今すぐ返品したい気分なんで」
「まあまあ、そんなことを言わず受け取ってくれ」
そう言うと、幼女は指をパチンと鳴らした。すると俺の足元に魔法陣が出現する。
「おっ、これってもしかして宣戦布告ですか。じゃあ俺も君にとっておきの究極魔法を見せてやろう。いでよ、
俺は右手を前に突き出し、呪文を唱えた。刹那、俺の背後に巨大なブラックホールが現れる。
「なっ!?」
幼女は一瞬にして俺の作り出した暗黒物質の中に飲み込まれていった。
「ふぅ……これでよし」
「よくねぇよ!!何やってんだお前は!?」
「いや、あまりにもウザかったんでつい」
「ついって……ワシをこんなところに呼び出しといて、その上殺すとか……あんまりじゃないか!?」
「いや、だってあなた神様だし。それにほら、一応ちゃんと生き返らせたじゃないですか」
「確かに肉体的には死んどらんが、精神的には死んだぞ! っていうか、ワシは神様なんじゃぞ!敬え!」
「はいはい、わかりました。それでは俺は帰りますね。さようなら」
「待てぃ! まだ話は終わっとらんぞよ!」
「ああ、そうだ。言い忘れてたんですけど、もし今後また俺の邪魔をするなら今度は本当に殺しちゃうかもしれませんよ?」
俺は満面の笑みを浮かべながら言った。
「ひっ……ひいっ! こ、殺さないでぇ……」
幼女はガタガタと震えだす。
俺は満足げに微笑む。
「ま、待つんじゃ! せめて魔法だけでも教えてくれんかのう?」
「えー……めんどい……」
「そこをなんとか頼む。お礼に、君が望むものをなんでもあげよう。お金でも地位でも名誉でも何でもいいぞ。だからお願いじゃ。魔法を教えてくだされ~」
「ふむ……そこまで言うなら仕方がないですね。ただし、僕も忙しいので少しだけですからね」
俺は渋々承諾した。
その魔法とは、俺とイチャイチャするしかすることがなくなる自己洗脳魔法だ。
「……って感じですかね。分かりましたか?」
「うん! わかったのじゃ! ありがとなのじゃ、佐藤くん!好き!ちゅーしてあげる!」
「なんかもう飽きたな。バイバイ」
「えっ?ちょ、ちょっとまっt……グハッ!!」
俺は幼女の頭を掴んで地面に叩きつけた。そして、そのまま何度も踏みつける。その度に地面が割れていき、クレーターが出来ていく。やがて幼女の姿が見えなくなった。
「ふう……。じゃあ、今度こそ帰るかな」
「あ、おかえりなさいませご主人様っ♡」
俺が家に帰ると、
誰だか知らんけど、
「誰だお前?」
「あっ、申し遅れました!私、この家のメイドをしている『山田』と言います。よろしくお願いします!」
「へーそうなんだ。ところでなんでメイドさんが俺が創生した世界の俺の家に居るの? 」
「それは、私がご主人様によって創られた存在だからです。私はご主人様のためだけに存在しています。これから末永く宜しくお願い致しますね!」
「ま、要するにお前は湧いて出てきたダニみたいなもんだな。ダニは殺虫!究極魔法、ザ・メイドスラッシャー!」
俺はそう言うと、目の前のメイドを斬り刻んだ。しかし、斬った瞬間に再生し、元通りになる。
「無駄ですよご主人様。いくら殺したって、何回でも蘇りますから」
「チッ……うぜぇなぁ。じゃあこうするか」
俺はあらゆる平行世界の全ての宇宙のエネルギーを一つに集中させ、破壊魔法を唱える。すると次の瞬間、世界は消滅した。
「ふぅ……これでよし」
俺は安堵の息を吐いた。
「いやいやよくないよ!? なんで世界を滅ぼせるほどの力を持ってて、それをメイド一人を殺すために使っちゃうわけ!?」
「あれ? あなたはさっき僕に殺されたはずじゃ……?」
「いや、確かに死んだぞ。だが、君の魔法のおかげでワシは魂だけの存在となって復活できたのじゃ。本当に助かったぞ、佐藤一よ」
「なんだよ、生きてたのかよ。つまんねぇの」
「ほっとけ!!……まあいい。とにかく、お礼と言ってはなんだが、君を最強の魔法使いにしてあげよう」
「最強? いや、別にいいですけど……」
「遠慮はいらんぞ!ワシにドーンと任せておくがよい!」
幼女は自信満々に胸を張る。
「ま、せっかくだし頼んでみますか。それじゃあ、お願いしますね」
「うむ、分かったのじゃ。では早速始めるとするかのう」
幼女は、俺に手を向ける。
「なにをするんですか?」
「君の中に眠っている魔力を呼び覚ますんじゃ」
幼女がそう言った直後、俺の身体の中から膨大な量のエネルギーが流れ出す。
「ぐああああああああ!!!」
俺は絶叫する。
「ほれ、頑張るんじゃぞ」
「...というのは芝居です。茶番をしてしまいました。申し訳ないです。その魔法、俺には鶏肉を食べたぐらいの効果しかないっすね」
「え? ちょ、ちょっと待ってよ!そんなこと急に言われても困r……」
「話を聞いてよぉ~!佐藤一くん!」
「……っていう夢を見たんだけど、どう思う?」
「だよなーw」
俺は友達と談笑していた。俺の名前は佐藤一。ごく普通の高校生だ。ちなみに今は昼休みである。
「そう言えば、昨日の『魔法少女リリカ』見た? 俺めっちゃハマっててさー」
「オッケー。じゃあ放課後に一緒に帰ろうぜ」
「おう、了解」
――そして放課後。
「ああ、また明日」
俺は友人と別れ、帰路についた。すると、突然俺の足元が光りだした。
「うおっ!なんだこれ?」
光が収まると、そこには可愛らしい服を着た幼女がいた。年齢は12歳くらいだろうか?
「君は誰だい?」
「神じゃ。おぼえとらんかの?」
「いや、間違いなくお主じゃ。あの時魔法をかけたのはワシなんじゃからな」
「魔法? 何言ってんだお前」
「なに、細かいことは気にするでない。それよりお主に頼みがある。どうか、ワシをお主の家に住まわせてほしいのじゃ」
「そこをなんとか頼む。このままだと、ワシは死んでしまうのじゃ」
「知らねえよ。じゃあな」
「うむ……仕方がないのう。ならばワシの力を見せてやるとしよう」
「なにしてんだ?」
「よく見るんじゃ」
幼女の掌から魔法陣が出現する。その魔法陣は俺に向かって高速で移動してきた。俺はただの高校生だっつーのに、なんで幻覚を見るような人生になったんだ。クソが。
俺は心の中で悪態をつく。
「死ね」
幼女はボソッと呟く。次の瞬間、魔法陣は俺の心臓を貫いていた。
「なっ……なんで……?」
俺はその場に倒れ込む。
「ふむ、やはりまだ未完成だったようじゃのう」
幼女が近づいてくる。
「待ってくれ....俺が一体何をしたというんだ...」
俺は必死に訴えかける。
「ワシの力がわかったじゃろ。
「ふざけんな……」
「大丈夫じゃ!お腹いっぱいご飯を食べさせてあげるぞよ!お風呂にも毎日入れてあげよう!あと、夜伽とかしてあげちゃうし!」
「断る……」
「え~、どうして~?」
「だってお前ロリじゃん……」「そんなこと言わずにさ~。ね~?お願い~」
「うるせぇ!
俺は大声で叫んだ。すると、幼女は俯きながら小刻みに震えだす。
「うぅ……ひっく……うえーん!パパとママに会えないよー!寂しいよー!」
「高校人生、色々あるものだ。こんなどうでもいいことに時間を割いていたら、受験戦争には勝てない」
翌朝。
ピンポーン♪ インターホンの音が鳴る。ドアを開けると、そこにはメイドが立っていた。
「おはようございます。ご主人様♡」
「誰だお前?」
俺は冷たく言い放つ。「メイドです。朝ごはんができましたので、起こしに来ました」
「知らない人間がそういうことを言うときは詐欺だってお母さんに教育されているので」
俺はメイドの脇をすり抜けて家を出る。
「ちょっと待ちなさいよ!」
「ついて来るなって」
「知るかボケ」
「お願い……私を捨てないで……!」
メイドは俺の腕にしがみついてくる。鬱陶しかったので、殴って気絶させた後、近くの公園のゴミ箱に捨てた。
それから数週間が経ったある日のこと。
メイドは俺にまとわりついてくる。
俺はメイドを引き剥がす。
「そんなこと言わないでくださいよ~。私達、相思相愛じゃないですかぁ~!」
すると、なにやら声がする。
「おーい、そこにおったか。ワシと一緒に暮らす件は考えてくれたかの?」例の幼女がいた。「なんだよ、お前か。俺はもう二度とお前なんかと関わりたくないんだよ。どっかいけ」
俺は幼女を追い払おうとする。
「待てぃ!! お主がどうしてもというなら、ワシが魔法を教えてやらんこともないぞい」
「ご主人様、誰ですこのいやらしい幼女は?」メイドは怒りっぽく言った。
「おい、幼女とは失礼じゃぞ!ワシはこれでも立派な大人なんじゃぞ!」
幼女は自分のことを指差す。しかし、どこからどう見ても幼女にしか見えない。これが大人の対応ってヤツか……。俺は感心した。
「よう!久しぶり!元気にしてたk……って、その子たち誰?売春か!?」
「違うわ!こいつは俺が創生した世界の住人だ。...てあれ、俺の記憶が戻ったっぽいな。」
「創生?なんだそりゃ?」
「こやつらは異世界からやって来たのじゃ。それでたかしくん、お主が友達だと思っているそいつがこの世界を作ったのじゃ。平和な世界っぽいし、ワシも住まわせてもらおうと思ったわけじゃ」幼女は得意げに語る。俺はイラっとしたので、幼女にデコピンを食らわせた。
「痛っ!なにをするんじゃ!」
「俺が創った世界を勝手に侵略するんじゃねぇよ!俺の異世界ライフが台無しだろうが!!」
「そんなこと言われても、しょうがないじゃろうが!」
たかしが棒立ちしているのは言うまでもない。
幼女と口論していると、突然、視界の端に文字が現れた。『緊急クエスト発生!』と書いてあった。そこにはこう書かれていた。
【魔王軍の侵攻により、異世界が滅亡の危機に陥っています。至急、防衛を行ってください】
「何いってんだ?魔王軍とかクエストとか、ゴキブリみてーな設定を俺は造ってねーから。」
そういうと、うるさいクエストを発生させているその異世界を滅ぼす呪文を唱える。「ごあげけがおがおうぇがピュイー!」
俺は異世界を滅ぼした。
「さて、これでよしと。さあ、邪魔者はいなくなった。俺の生活を再開しようじゃないか」
「なあ、さっきから何言ってるのか全くわかんないんだけど」
実は人格に問題があるストーカーなんだ。だから警察に通報しよう」
俺は警察を呼んだ。
「あ、ワシじゃ。ワシを逮捕してくれ」
「あ、すみません間違えました」
俺は電話を切る。
「なあ、佐藤一くん。こっちの世界で生きるのは大変だと思うから、一度死んだ方がいいんじゃないか?」
「そうですよ!私達の世界に帰りましょう!」
俺はあることを思いついた。
「世界と世界が干渉してしまう理由は、暗号強度が弱いからだ。こいつら2人を追い出したあと、どんな存在にも破れない暗号でこの世界を隔離して平和を保証しよう。」
そういって俺は魔法を唱える。「ピーヤピーヤゴーヤハウマイ!」
「さあな、それより俺んちで新作のドラクエやろうぜ」
「これが無限牢獄だ、思い知ったか」イバンは勝ち誇ったように言った。
女子フリーターアルバイトさんが遂にクビになった。彼女がクビになるほどの何をしたのかというと、今年の5月頃に急に沢山稼ぎたいと言い出してシフトを極限まで詰め込んでおいてその殆んどをドタキャンし、オーナーと揉めて今度は週に1回しかシフトに入りたくないと言い出したがそれをまたドタキャンし、8月頃にコロナにかかったと言ってドタキャンして以降音信不通になったくらい。
コロナにかかって以来、女子フリーターアルバイトさんから一切オーナーに連絡を取らなかったという点は微妙だなあ。そこだけはオーナーが悪いような気がする。従業員が全然連絡してこなかったら、シフトの確認にLINEくらいしない? でもまあ、オーナーはそれを機に女子フリーターアルバイトさんを切り捨てたかっただけなのだろう。去年の暮れくらいからずっと、女子フリーターアルバイトさんがシフトに入っている日は予備の人材が用意できるかどうか気が気ではないとぼやいていたし。
オーナーのいない夜に当店に私物を引き取りがてらお買い物に来た女子フリーターアルバイトさんは、かなり怒っていた。「普通クビって言うなら1ヶ月前だろ!!」と。私に言われても困るー。オーナーは、9月14日にいきなりこんなLINEを送って来たという。
『仕事をする意思がないと見なしましたので、15日付で退職の手続きをさせていただきます。』
触法LINE送るオーナーもすごいな……。勝手我が儘なシフトの入れ方をした女子フリーターアルバイトさんもヤバいけど。
女子フリーターアルバイトさんだけでなく、彼女の母親もまた当店の早朝に勤務し、かなりやらかしていたと聞く。辞める間際はオーナーのLINEを既読無視しまくり電話にも出なくて、娘経由で「辞めます」とやっと言ってきたらしい。
女子フリーターアルバイトさんが急にシフトを減らしたいと言い出したりわざとドタキャンしたのは、「オーナーがお母さんをいじめた」と思い込んだからっていうのも理由の一つとしてあったらしい、と、女子フリーターアルバイトさんと仲のいいDさんがAさんに言って、それを私はAさんから聞かされた。女子フリーターアルバイトさんは自分と母親こそが被害者という意識があるからオーナーに対して敵対的な姿勢で些細なことで反抗した。オーナーは何で女子フリーターアルバイトさんがそんなに怒っているのか分からなかったので(なにしろ女子フリーターアルバイトさんは自分が何で怒っているのかDさん以外には説明しなかったのだ)反抗される都度に頭に来て言い返していた。
なんというか、まぁ……。
コンビニのバイトで最低限やらなきゃいけないのはみだりにシフトに穴を開けないってことなので、ドタキャンのしまくりは論外だから。
女子フリーターアルバイトさんは仕事はすごく出来るし、お客様達からの人気もすごくて看板娘的な存在だったのだけど、それでオーナーに頼りにされた途端に図に乗ってしまったので仕方ない。若い女性アルバイトあるあるだ。ちなみに、若い男性アルバイトの場合はドタキャンもするけどそれよりは、遅刻ばかりするのと他人に仕事を押し付けて自分は働かずに長々と事務所に居座るとか、接客態度が最悪で客とトラブルを起こしまくることが多い。
女子フリーターアルバイトさんは辞める前にシフトリーダーに会いたいのだが、いつならばオーナーと鉢合わせずにシフトリーダーに会えるか? というので、木曜の夕方なら大抵シフトリーダーが居るし、オーナーの出現率も低いと教えてやった。
一昨日、出勤したらシフトリーダーがいたので、女子フリーターアルバイトさんがクビになったこととシフトリーダーに会いたいと言っていたという事を話した。シフトリーダーは実は女子フリーターアルバイトさんのLINEを知っていて、連絡しようと思えばいつでも連絡出来るのだがしなかったのだと言った。
「え、なんでー? 彼女、シフトリーダーさんにめちゃめちゃ懐いてるじゃないですかー?」
「だって、求められてもいないのにLINEなんかして、うっせーなこの糞ババアって思われたらやだもん。若い頃のあたしなら絶対そう思ったし、今でもそう思うし」
そ、そうなのか……。まあでも、女子フリーターアルバイトさんがオーナーに食ってかかる所を一度でも目の当たりにしたら、そう思うのかな。私などは職場の人とLINEを交換するという発想自体がまずないので、わからないけど……(てっきりもっと仲良いのかなと。
夕勤が減ったぶんの人材確保が難航しているようだが、取り敢えずメール一本で来てくれるタイプの派遣会社から助っ人が補給出来ているので、オーナーが夕方イライラしながら働いている日は少なくて済んでいる。ただ、派遣の人達は激しくピンキリで、コンビニのプロな人も入れば実はコンビニ労働初めてでしかもやる気も何もないひとまで、色んな人がいる。仕事している時間帯的に派遣の人と組まされがちなシフトリーダーとAさんと私は若干疲れているが、オーナーがめちゃめちゃ頭下げて来るので、まあ頑張るか……となけなしの義侠心を発動させて働いている。あまりいいことじゃないな。
すごく有能な派遣の人と組んだが、夕方は暇だったのに19時過ぎからやたら混んだので雑用が捗らず、派遣の人の上がり時間後までカフェマシン掃除の仕事を積み残した。そこへ高専五年生が出勤してきたから堪らない。
高専五年生は夕勤がカフェマシン掃除を始めるとそれにかかりきりになってしまい、じぶんがレジ接客を一人任されるのがかなり不満らしい。だから彼が出勤した時にまだカフェマシン掃除が終わっていない場合、何も言わないがあからさまに品出し作業をひとに押し付けて来る。おにぎりとサンドイッチが納品されると自分の作業の手を止めてただじっとレジに居るのだ。客がいてもいなくても。
それが元で高専五年生は夕勤の高校生男子からとても軽蔑されているのだが、本人はどこ吹く風といった感じだ。高校生男子に品出しを押し付けて22時過ぎまで残業をさせてしまった時には、さすがに私も注意したが「ほんの15分ほどの事でそんなに長くじゃない」と言い訳して反省の色もなく、改めたかどうかも怪しい。未成年を22時過ぎまで働かせるのは条例違反で、本人は補導されるし店には警察から指導が入ると言ったけど、高専五年生はへらへら笑うのみだ。
21時過ぎに当店に電話がかかって来た。その時私は丁度手が空いていなくて、高専五年生が電話を取ったのだが、
「はーい、もしもしー?」
なんて言ってるので冷や汗が出た。レジ接客を終えて急いで高専五年生の元に走ったが、高専五年生は電話の相手とずっとダルそうなタメ語で話しているので、イタ電の類いの相手をしているのかと思いきや、
「なんか、○○(フランチャイズ名)のどっか別の店のオーナーだとか言ってんですけど、スプーンないから貸してくれってとか、そんなことやっちゃっていいんすかね?」
「ではオーナーに確認してから折り返し電話しますと言って、電話番号をお聞きしてください」
と指示したら、
「えー、そんなの聞く必要なくないですか? このままほっといてオーナーに電話すりゃいいじゃないですか?」
と言い返して来たので、私が電話機奪って先方と話した方が良かったかもしれないが、そしたらコイツ電話が掛かって来たら全部私に対応させりゃいいと思いそうだなと思いつつ、
「当店は電話が一つしかないし、子機と親機で同時に別の番号にかける事は出来ないので。だからまずは先方に店名とお名前と電話番号を聞いてから一旦電話を終えてください。そしたらすぐオーナーに電話してください。オーナーには短縮1で繋がるので」
と指示してその通りやらせた。幸い、オーナーはまだ起きていたらしくすぐに電話に出てくれたが、高専五年生は電話が繋がると藪から棒に
「あーあの、他の店の人がスプーン貸せとか言って来たんですけど」
なんて切り出した。電話が終わった後、
「オーナー相手でもまずは『夜分遅くにすみません』くらい言お」
と高専五年生に言ったら、「なんで?」と言い返されて、なんかもう嫌になったが「まあ一応、礼儀として……」と答えた。
で、オーナーが在庫があるならどうぞ貸してやってと言ったそうなので、折り返しの電話も高専五年生に掛けさせて先方に伝えてにらったところ、22時過ぎに取りに来るという事だったので、急いで在庫を確認。カトラリーの仕舞ってある棚を確認したら、半分消費されたのが一袋と、未開封が一袋あった。レジ下の引き出しの補充もしてあるし、一袋なら貸せる。ちょうど共配が着いたところなので、納品の中にも何袋かあればもう一袋貸しても大丈夫かも。すると横で見てた高専五年生は、
「この空いてるやつ貸せばいいっしょ」
と言うので、
「だめです。こっちの未開封のものを貸してください。丁度今共配さんが来て納品中だから、荷物の中にスプーンが入ってるかどうか確認してきてください」
「え? 俺が?」
「もう10時回りましたから……ここからは夜勤の領分なんでやってください、お願いします……」
共配さんが、納品完了したら取りに来るからお願いねと言って伝票を置いていった。別に誰がサインしてもいいんだが、私はもう本来なら上がってる時間だし、高専五年生も伝票の受け取りやった事がないというので、伝票にサインしてもらう。「何で俺が!?」って言われたけど、「もう10時過ぎてます。夜勤の仕事です。」と言って押し付けた。そんな押し問答をしているうちに他店のオーナー来店。当たり前だが制服ではなく私服で来店なされた……ので、高専五年生があからさま舐めくさった態度で応対しに行ったので流石によこから割って入り、スプーンを一袋渡した。
「もしよかったら、もう一袋貸していただけたりとか……」
と他店オーナーが切り出して来た時、高専五年生が要らんこと言い出す気配がしたので、
「申し訳ございません。ちょうど今、当店も持ち合わせがなく」
とお断りした。納品の中にスプーンが一袋しかなかったので仕方ない。二袋だったらもう一袋貸しても大丈夫だったんだけど。
他店オーナーが帰った直後、共配さんが伝票を取りに来て、
「今回は立ち会い納品なんだ。くじなんだけど。いつもは違うんだけどこれは特別なんで、ちょっと見て貰っていいかな?」
と言う。高専五年生は自分の仕事に戻ってしまいこっちには目もくれないので、まあいいか面倒くさくなってきちゃったし……と思い、納品に立ち合うことにした。いつもの一番くじではないくじで、全部で九箱で1セットになっていた。それが全部揃っているか、共配さんと確認して、伝票にチェックをつけるだけの簡単なお仕事だった。
「立ち合い納品って私、初めてしました」
「そーね、滅多にないからね」
と会話して終了。滅多にないなら高専五年生に教えなくてもいいか。もし次の機会があって、高専五年生が「嫌です俺今忙しいから
番重の片付けをしてから、高専五年生に電話応対のしかたを教えた。
「電話を取る時はメモの用意をして、取ったらまず『お電話ありがとうございます。○○(フランチャイズ名)××町店、▲▲がお受けします』って名乗りましょう」
高専五年生は「何で?」と言ってへらへら笑っている。どうしてコンビニバイトごときでそんな糞真面目に電話を取らなきゃいけないのか?w と言いたいらしいが、
「こっちはただのバイト風情のつもりでも、相手は社会人です。丁重に対応しましょう」
と釘を刺し、一通り教えた。高専五年生はメモを取る訳でもなく、あーはいはいと聞き流すばかりだ。
「今覚えきれなかったら、電話応対のしかたはYouTubeとかで検索すれば出て来るので、それ見ておうちで練習してみてください。会社によりそれぞれ決まったカタはあるかもしれませんが、どこでも基本は同じです。学生のうちに覚えておいても損はしませんから」
とも言い添えておく。
それから、オーナー同士の横の繋がりについても話した。少なくとも同一エリア内の同一フランチャイズ他店同士は建前上はライバル関係ではなく仲間であり、オーナー同士が会議などで交流する機会があり、お互い様で助け合っている。今回みたいに消耗品の貸し借りというのはしばしばあり、勿論当店のオーナーが借りに行くことだってある。だから、他店のオーナーが何か貸してくれと頼んで来たら小馬鹿にするような態度であしらったりしないように。具体的には在庫を確認してすぐ折り返し電話すると伝えて一旦電話を切り、在庫を数えてから当店オーナーに電話して許可を貰ってから他店オーナーに電話で貸せるか貸せないか伝える。当店のオーナー付き合いのある人相手なのだから、くれぐれも失礼のないように。
あと、オーナー達同士は情報の共有もよくしているけど、その中には従業員のことも含まれているので注意。悪事を働いたり極端に使えない奴でエリア内の店舗を転々と渡り歩いてるようなのはバレている。働く側はコンビニなんてどこでも一緒だろw と思ってるけど、同系列で同一エリアの店をあちこち渡り歩くのは、オーナー達にとても嫌がられるので難しい。
そう話したところ、高専五年生は最後の部分だけは真面目に聞いていたらしく、「へぇ、まじか!」と言った。こんな風に書くと読んだ人は高専五年生の見た目をチンピラかホストみたいなチャラッチャラにチャラい奴を想像するかも知れないが逆だ。非常に真面目そうに見える。そう見えるだけだった。
オーナーは高専五年生の仕事ぶりが今はこうだなんて知らなくて、トレーニング期間中の真面目に装っていた頃しか見ていないから、今でも彼の能力を高く買っている。まさか人生なめプをもはや私や高校生男子バイトの前では隠しもしないなど、思いもよらないだろう。
オーナーが期待していたバイトのあてが外れた時の豹変ぶりはかなり恐い。でも、高専五年生は、
「あなたはオーナーからかなり期待されているからちゃんとした方がいいよ」
と私が迂闊に言ったことの前半だけ聞いて図に乗ったっぽい。地味に後悔してるんだけど、調子に乗ると後が恐いぞという事は敢えて言わないでおく。どうせ旗色が悪くなったらオーナーのLINEブロックしてとんずらこくんだろうし、その方が一緒に働かなきゃいけない私などにしてみれば楽。