はてなキーワード: SIerとは
どうすれば優秀なエンジニアに振り向いてもらえるかみたいな話になった
それで「サイ◯ウズとかクッ◯パッドとか好きですよね。はてブとかでもよくバズるし」
みたいに言ったんだけど良かったんだろうか
「はてブを見るとエンジニアが何を気にしてるかわかるよ」は流石に言い過ぎだと思うけど
はてブのテクノロジーカテゴリってそこそこいい感じにバランス取れてると思うんだ
大体偏る
てかQiitaもはてブに上がるし、アジャイルコーチもはてブに上がるし、SIerの話もはてブに上がるし
やっぱはてブでいいよね?
というわけで採用する非エンジニアの人はとりあえずはてブ見ましょう!
いや、やっぱなんかダメな気がしてきた
大手SIerに特定派遣でいっていたとき、仕事はプログラム、科学技術、数学の諸々の知識が必要な仕事だった。客とその客は僕一人の作業について一ヶ月百数十万円の金額で契約していた。そして自分の会社と派遣先はその半分くらいだった。そして僕の給与の額面は19万5千円だった。アホらしくなって転職した。
転職先はベンチャー企業で新しいプロダクトの開発に携わって欲しいとのことだった。入社直前になってやっぱり派遣で外に出てと言われた。あとで自称ベンチャーと言う名の零細企業だとわかった。派遣先は製造業系の会社のIT部門だった。運良く新しい生産管理システムの、ほぼ全ての設計と実装に関われた。そのシステムで桁違いの純利益が産まれ、派遣先のリーダーはボーナスの桁が上がったと喜んでいた。でも僕が自社の上司から言われたのは「自社の業績が悪いからボーナスと残業代カットね」だった。自社と派遣先の契約は月60万円以下だったし、派遣先の売上が上がっても契約金額が上がるわけじゃない。無理もない。結局その会社は能力がある人は片っ端から派遣に出し、能力が無い人は派遣に出せないので自社で受託開発を行っていた。能力が無い連中だから受託開発で赤字を垂れ流し、その赤字を派遣で稼いだお金で埋め合わすようになっていた。そして肝心の新しいプロダクトの開発は能力のある人が派遣で外に出ているからできるわけもない。
次に転職したとき、その会社には業界で有名な人がたくさん在籍しているのを知っていたので、凄い人達と仕事ができると楽しみにしていた。入社数日後に派遣で出てくれと言われた。聞くとその有名な人もほぼ全てが派遣で外に出ており、一緒に仕事をしているわけではないらしい。マネージャー層は「エンジニアは派遣に出て当然」といった。ものづくり大国とかいってるけど、この国は商人の国だとわかった。エンジニアは使いっ走りでしか無い。まあそれでも、この会社のいる間にできた沢山の知り合いは掛け替えのないものになった。
今は自社サービスを持つ会社で働いている。自分のやったことが売上に直結し、マネージャー層はそれをどうやって社員に還元するかを試行錯誤してくれる。タスク量がちょっと多いこと以外は不満は無い。
○朝食:ヨーグルト
○昼食:トンカツ定食(ご飯、トンカツ、お味噌汁、サラダ、ポテトサラダ、漬け物、魚の南蛮漬け)
○夕食:天一(なんで今日なんだよ! というツッコミを思いつく方もいるかもですが、明日は僕の誕生日なので僕なりにお祝いをしたいため、天一を食べる気分じゃないからです)
○調子
新人さんの面倒を見る人がいないので、仕方なく指示を出したり成果物をチェックしたりした。
当然、誰しも何んでも始めてはあることなので、それを笑ったりあきれたりするのはよくないんだけど、
新人さん「どうしたらいいですか?」
僕「条件なしのCount(*)でいいですよ」
それなりに大きい企業の正社員さんなんだから、研修とかしてると思うけどなあ。
まあ将来立派なSIerさんになるためには集計関数なんて知らなくてもよいのかもしれないですね。
180円も使っちゃったよ。
……改めて思うけど、健全だなこのゲーム、180円で超楽しめるや。
○バッジとれ〜るセンターの未解禁悪ポケ(2016年9月30日)
とあるブログに今までのポケモンバッジの全てがまとめてあったので、コレクションと照らし合わせて、もうすでに解禁済の悪ポケは全て持っていることがわかったりました。
というわけで、未解禁の一覧を作ります。
○カントー
○ジョウト
○ホウエン
・ポチエナ
・グラエナ
・ヤミラミ
・キバニア
・アブソル
○シンオウ
○イッシュ
全解禁
○カロス
・サトシゲッコウガ(※悪ポケかどうか不明、ポケカ、ピクロス、ポケとる、では水タイプだが、これらは複合タイプは再現されないため悪タイプでないとは言い切れない、本編ゲーム以外で現在進行形のゲームで複合タイプを表現できるゲーム…… コマスターでの実装が待たれるな)(ごめん、ポケカではデュアルタイプで複合タイプを表現することもあるね、ちょっと表現間違えた)
・フーパ(いましめられし)(ドットは有、悪ポケではないがフォルムチェンジが悪ポケ)
・フーパ(はなたれし)
……そうやあ、SMでジムリーダーが本当に廃止だと、悪タイプジムリーダーはまたお預けなのか。
○ポケとる
なんかメチャクチャ苦戦した。
ログボのみ。
自分はWebサービスを自社開発するような会社でしか働いたことがないのだが、たまに、SIer出身のエンジニアに会ってびっくりする。
技術力がヤバ過ぎるの一言に尽きるのだが、そもそも思想が全く違う。
これは今までの経験上SIer出身エンジニアの100%そうだった。パフォーマンスをまったく気にしない。クエリーをループ内で発行しまくってたり、事もあろうにレビューで指摘され、こう書いたほうが見やすいなんてわけのわからんことを言われた。
他にも必要ない処理を大量に入れて、今後何か改修が入った時に、手直ししなくていいからって、パフォーマンス犠牲にしてまでやらなくてもいいことをやる必要ないだろ?まさにSIer思想!!
やつらはWEBアプリケーションを業務系アプリケーションでも開発しているつもりなのか??
仮に大規模の高負荷案件の経験があったとしてもサーバー数台でさばけるような処理も無駄にサーバーボコボコ立てて回避してたんだろうか?おまえらの技術力が低すぎて運用コストが無駄に高く付くわ。
自分が面接官だったら採用時に高負荷のサービス開発経験と手法を絶対問う。
ほんと、これ何なん?おまえの自信はどこからきてるの?
WEBならパフォーマンスだけでなく、セキュリティーだって、自動化に伴う生産性向上だってプログラマーだって知っておかなくてはいけない情報は多岐に渡るんだ。
インフラの知識もないといろんなところで弊害が起きる。なぜなら単調なシステムしか設計できないからな。
それお前の趣味やんってことが多すぎ。つうかパフォーマンスも考慮できないド底辺エンジニアのお前がレビューするな。
説明不要。その技術が何を目的として存在しているかわかっていない。使うだけで満足している。いやいや、そういう使い方するものじゃないし、成果もあがってないよね?って何度思ったことか。SIer人間はそもそもエンジニアとしての資質とか、論理思考が欠落している。新しい技術を使うことが目的になっている奴って多いよなー。
面接官が糞すぎるから。面接官がSIer出身だともう最悪。面接する奴が糞だから糞して寄ってこない。その会社には。
どれだけ優秀な人材に逃げられたことか。。。
別に本がなければ勉強できないわけじゃないよ。増田は考えるのが苦手なタイプと見た。
現に、文章が読みづらく、頭にとっさに思い浮かんだことを数珠繋ぎで書いているもんな。
悪く言ってるわけじゃない。そういうタイプは知識を蓄えるよりも、実際に手を動かしたほうが身につく。
paiza.ioってサイトがある。そこで自分の学びたい言語を選択したら問題が色々あるから、それを解いていけば結構そのモヤモヤは解消されるとおもう。
そんな頻繁にすることじゃないから、新卒で入社したら先輩にある程度確認してもらって構築できるから。
恐らく一番簡単な言語だから。Webサイト開発に使う言語なので、就職先のバリエーションも広い。
なんか時々Javaとか言ってるけど、それ学校で教えてるだけであって、お前が将来したい仕事とリンクしているわけじゃないだろ?
俺は業界未経験でWeb業界に入ったけど、この業界は大概の場合、デスマーチとは無縁だから(ないとは言っていない)、SIerとかソフトハウスとかそういう地獄よりはまだ生ぬるいぞ。
ソフトだってeclipseがどうのって言ってるけどそんなの要らない。terapadとかsakuraeditorみたいなただのテキストエディタでいい。
東京都内で、一般派遣のPGとして何年か働いてきました。時給は2600円前後の案件が多かったです。(個人的にはもっと上げたいところですが、なかなか叶っていません)
SIer系(社内SE含む)は総じてクソだという印象を抱いていますので、バイアスがあるかもしれません。
どんな職種や就業形態であれ、何年かやっていると誰でも、「この条件を満たす就業先はアウトだから、ここで働いてはいけないな」という判断基準が自分の中で確立されてくるものだと思います。
自分のそのような判断基準を整理する意味合いも含めて、「就業先(派遣先)との面談の際、これを聞けば良いな」と思う質問項目を書き出してみようと思います。
typoはご容赦ください。
(1)作業に使うPCのメモリ容量とディスプレイの画素数と枚数を教えてください。
メモリ8GB未満→論外。「我々は、たかだか数千円の費用をケチって従業員の作業効率や快適性を下げているバカの集団です」と言っているも同然。
フルHD未満→論外。「我々は、たかだか1〜2万円の日用をケチって(同上)」
フルHD以上のディスプレイが1枚→可もなく不可もなく。ノートPCと外部ディスプレイ(フルHD以上)ならまあ可か。
(2)設計やコーディングや試験項目のレビューを行う体制が整っていますか? 「レビューをしてください」とお願いしたらしてくれるのではなく、組織としてレビューを行うように決まっていますか?
NO→論外。開発をする一個人が判断ミスや作業ミスをしたり、たまたま疲れていて良い判断ができなかったりした場合、責任が開発者個人に降りかかってきます。時給3倍くれるならともかく、2600程度でそんな責任を負いたくありません。
YES→OK
(3)開発用の仮想環境・試験用の仮想環境・本番の環境の3つは少なくとも用意されていますか? また、それらを構築するためのマニュアルが整備されていたり、スクリプト等で自動的に構築されるようにしていますか?
全てNO→アウト。開発環境を整備する能力もやる気も無い企業ということです。
条件つきYES→まあまあ良い。
完全にYES→すばらしい。
(4)派遣社員・契約社員・正社員を問わず、定期的に不満や改善してほしい点を吸い上げるためのミーティングの場を設けていますか?
NO→企業としての体を成していないので、行くべきではない。
(5)開発用のPCは、OSがWindows/Mac/Linuxなど選べるかどうか?キーボードがJISかUSか選べるかどうか?
NO→特定のOSでないと作業ができない程度の体制でしかないということなので、行くべきではない。
(6)職場にウォーターサーバーはあるか? コーヒーやお茶などは無料か? また、椅子は1万円以下のものではなく、少なくとも数万円以上のものを貸与しているか? パーティションはあるか?
NO→開発者にとって快適な環境を整えようという気が無い。行くべきではない。
全てYES→作業しやすい環境を整えようと言う意思は感じられる。好ましい。
(7)スーツや、ワイシャツ&スラックス着用が必須か? また、男性従業員のみがそうであって、女性従業員は比較的自由な服装か?
両方ともYES→わざわざ窮屈でダサい格好を男性社員のみに強いている上、公然と男女差別を行っている反社会的企業。決して行くべきではない。社会悪。
両方NO→合格
(8)言語のバージョンは、最新のメジャーバージョンに比べてせめて1世代前程度か?(例えばJavaなら7以上、PHPなら5.6以上か?)
NO→新しいバージョンにキャッチアップする能力が組織として備わっていない。注意を要する。
——
たぶん上手くまとめきれないし特に主張したいこともないし既に多くの人によって吐き出されている内容だろうけど、私もどこかにただただ吐き出したかったのでここに書くことにしました。
SIerってタイトルに含めたのですが、SIerだからアレだったのかその会社特有のアレだったのかはよくわかりません。
体力と気力を絞り出しながら過ごした日々から開放されて、やりたいと思っていたことを仕事にできて、子供と夕食を共にすることができる毎日が幸せです。
NとかIとかHとかFとかそこまで大きくないけれどそこそこの規模の会社でした。
NとかIとかHとかFとか程ではないってことで少し小さめのアルファベットで仮にD社とします。会社の頭文字ではないです。
(昔友人が頭文字Dの単行本を手にとって「これ、面白いよね、"あたまもじでぃー"」とドヤ顔で言っていた思い出もついでにここに置いておきますね。)
ブラックということはなく残業代も働いたら働いただけ出たし福利厚生も充実しているし客観的に見ると良い会社です。
何と言っても窓際の人たちを何十人も抱え続けられる体力はとても魅力です。万が一自分に何かあって戦力外になっても恐らく定年まで働けたんじゃないでしょうか。
そんなD社で私は既存システムの保守と新規案件のプロジェクトに携わり6年間ほど働きました。
辛いことの方が多かった気がしますが、喉元過ぎれば何とやら、思い出補正がかかって感慨深さでいっぱいです。でも、戻れと言われたら全力でNO!って言います。
やっぱ辛いものは辛い。
何が辛かったかな〜
プロジェクトが長期化したり些細なことでも問題が起きると上の上のそのまた上の人たちがいろいろ報告を求めるんですね。上の上の人が報告しないといけないから上の人たちがその資料を作ってその材料を平社員に報告させて、その材料かき集めてたら夕方になって「あ〜、今日のタスク終わらせるどころか始まってすらないよ〜。」ってな状況になったりします。
あとは社内でのリスケの交渉のために計画の見直しをするけど規模が大きすぎて見積もりに時間とられ本来の仕事ができなかったり、交渉しているうちに1か月過ぎて再見積もり、再々見積もりで
みたく見積もりしかしてない時期があったり、しかも実は当初決まった工数から増やせないという制約つきで結局ただの数字遊びに過ぎなかったりします。
「計画を見直せ。ただし人も増えない。納期も延びない。納期に間に合うように線を引くんだ!」ってどうやるんですか。
なんかよくわからないタイミングで作りかけのシステムの社内レビューみたいなのが開催されるときがあります。納期はまだまだ先です。
「スケジュールによるとX機能とY機能とZ機能はできているはずだから他の部署にも見てもらいなさい。」と。
だいたいそういう時はX機能しかできてなくて上の人に相談しても「もうXYZを見せると言ってしまったのでどうにもできない。」という展開になります。
そして突貫工事で作ったYとZは見た目は動いているけれどハリボテで、見せるためだけに書いたコードは捨てて作り直すことになります。
「タスクAもタスクBも今日中にやらないといけない。ちなみに今発生したタスクCは今日の午前までだから。」
「物理的に無理です。どれが一番優先度高いんですか?」
「全部優先度高いから。全部。今日中とは明日の午前9時までってことだから大丈夫。」
という具合に小鳥のさえずりを幾度となく聞きました。大丈夫じゃないです。
JavaのOptionalクラスを使っていて軽く説明したら「OptionalってわかりにくいからCheckNullみたいなクラス名にしてよ。」って言われました。
辛く無駄が多くどうしようもないのに個々の人と話すとその状況を何とか打破したいって言っている人が多いんですよ。
でも集団になると途端に変な方向に歩き出しちゃうんですよね。まるでコックリさんやってるみたいな感じ。
個人じゃどうにもできないから、最終的には辞めるっていう選択肢しかありませんでした。
とはいえ、上のようなことは転職を考えるきっかけになっただけで転職する決断をしたのは次の会社なら自分がやりたいことができると思ったからです。
その決断もかなり慎重にしました。D社にも夢と希望を持って入社した結果がこれなので。
辛いから辞めることを優先して行き先を妥協しても結局後悔するだけです。
おわり
マイナンバーのシステム障害、富士通に賠償請求へ:朝日新聞デジタル
www.asahi.com/articles/ASJ8Y541HJ8YULFA01K.html
このニュースを聞いて、安定のSIerクオリティだと思ったので少々調べてみた。情報管理にはやたら煩いSIerのことだから一般に手に入る資料の範囲であるが、それでもお粗末な実態が垣間見えてくる。
https://www.j-lis.go.jp/data/open/cnt/3/2064/1/j-lispress160427_2.pdf
"処理を実行するためのメモリ容量に比して大量の通信を処理しなければならなくなり、処 理時間が多くかかるようになったため、カード管理業務サーバにおけるメモリ割り当て量を
はあ〜ぁ?
512MB??
ここ重要
国民の大事な個人番号を預かるシステムはスマホ以下のボロコンピューターで運用されています。
参考
たまに調べ物をしていると引っかかるIT Proというサイトに、さらにたまに表示される「芦屋広太のプロマネ歌留多」というものがある。これがまたどうしようもなくダサい。あまりにもダサすぎて他を読むためにググってしまったくらいだ。
せっかくなので、目についたものから選りすぐりにダサいものを挙げてみる。
なんかもう、字面をみただけで技術に疎い「IT系」のおじさんの顔が浮かぶ。こんな人種がまだ呼吸をしているようだからSIerはウォーターフォールで時代遅れの言語を使い、価値の低い仕事しかできないのだろう。これらの加留多は5年以上前に書かれたもののようなので、現代ではもう少しマシになっていることを願う。
ちなみに下記も古い記事だが、やはり作者の芦屋広太氏自身どうしようもないパワハラおじさんだということがわかる。
今更、芦屋広太氏の話。
http://blog.goo.ne.jp/njomoparo/e/18e68f93e56ec9c58c2d6704f26ce144
その中でこんな部署に配属になったら自分のエンジニア人生が終わってしまう(テクニカルロックイン及び生涯収入的に)ので、会社を辞めるか別部署への再配属願いを出す。規模的には部署が 10 人以下ぐらいで。
この辺に当てはまるものがある部署はもうそれはエンジニア部署じゃなく、ただの SIer 上がりの口だけで何にもできない人間達だから近づかないほうが幸せだと思っている。
悩みの大半はさっさと行動すれば解決する話です。
■気がついたら得意分野がなかった
早い話が、流れに身を任せていたら得意分野がなくて詰みかけてるという話です。
基幹業務パッケージのカスタマイズおよびアドオン開発をやってきました。
開発、運用、保守フェーズのすべてを経験していますが、要件定義をはじめとして、お客様と調整、折衝した経験が一度もありません。
様々なプロジェクトで仕事をしてきましたが、「何が得意なの?」と聞かれると閉口してしまいます。
■気がついたら何も身についてなかった
WEBの世界に憧れてITの世界に入りましたが、プログラミング経験のなかった自分が配属されたのは統合業務パッケージのチーム。
続けていれば何かが変わると信じて、目の前の仕事に打ち込みました。
SEの自慢話の常套句にあるように、熱が出ても点滴を打ち、心が壊れそうになっても吐きながら通いました。
配置転換で担当するシステムの業務が何度か変わっても、1から勉強してなんとかついていきました。
有名コンサルティングファームやSIerと一緒に仕事をしていて愕然としました。
自分が5〜10年かけて習得したパッケージの知識は、新人教育とOJTによって数ヶ月で習得するものだったのです。
結局知識はお金で買える。パッケージ導入という狭い世界では、知っているのが当たり前。知らない奴は入ってくるながルールなのです。
■信じてやってきた10年間
結局は自業自得です。自分のキャリアを見つめ直す機会は沢山ありました。業務外でスキルアップをする機会もあったでしょう。
それでもなお、目の前の仕事を一生懸命にこなしていれば、後から良かったと思えるときがくるだろうと、自分を信じ込ませてきたのです。
年齢が上がっても上流を経験する機会がなかなかなく、常に頭を下げながら、「経験はありませんがやらせてください」と頼み込むのが常です。
結局、アサイン先で経験させてもらえることはなく、今に至ります。
私には武器がありません。コミュニケーション能力が高くてセッションが得意なの同僚や、手を動かすのが早くて技術もある同僚と比べると、私には特筆すべき能力がありません。
彼らが早く帰っても「そういうやつだから」と認められますが、私にはバリューを出せるようなスキルがないので、結局のところ量(つまり残業)で年齢にみあった貢献をしようとしてしまいます。
これからどうすれば良いのか。
一応、肩書きはSEだったりコンサルだったりしますが、パッケージ外のこととなれば完全な門外漢。
キャリアをチェンジすることも難しいです。持っている知識もニッチで浅くてバラバラです。
自分の存在価値が日に日に値減りしていく恐怖感で押しつぶされそうです。
私は何と戦えば良いのか。何を乗り越えれば良いのか。
IPAのやってるやつだけじゃなくて、ベンダーのやってる言語とかDBとかああいうのも。
PHPのプロジェクトはPHPの認定試験に受かってる奴しか使わないとか、MySQLの資格もってないとテーブル設計もやらせないしSQLも書かせないみたいな。
認定試験なんて実力とは関係ないって言う人いるけど、SIerではびこってる「経験年数=技術力」って基準より数段マシになると思うわ。
Javaの入門書も読んだこと無いレベルの人が、コードを書くどころかレビュワーをやっていて、しかも「経験年数=技術力」って世界観だから、自分は実力あるとナチュラルに信じこんでるし。
VBから来たベテランが「エラーハンドラを全サブルーチンで書くべし」みたいなルールをJavaに持ち込んで「全メソッドでcatch(Exception e)するべきだろ」とか自信たっぷりに言ってる世界。
ダメな技術者が、年をとってるってだけで評価されて上にたってダメな技術者を育成するって負のループに入り込んでるから、一定の客観的な基準で評価する仕組みをもちこんで負のループを断ち切るべき。
上から目線でドヤ顔って、みずほに関しては「俺なら簡単にできる」「Sierに技術がないから炎上してる」みたいなのは皆無だと思うけど
「顧客の意思決定がグダグダな案件なんて炎上が目に見えてる、関わるのがアホ」ってのが主流でしょ
それに反論できるの?
web系エンジニアはSIerのやっている大規模システム開発について、上から目線でドヤ顔しながら意見しないほうがいいよ。
とくに若くてweb開発しかしたことない人ね。注意したほうがいいよ。
web系企業でつくるアプリってSIerの作る大規模システムと比較すると単純すぎるのよ。
web系のアプリってドメイン(システム化対象領域)が単純だから、まず複雑なデータフローが発生しない。サブシステム分割も考えなくていい。
それに誰もが理解しやすいドメインだから、だれでも各工程のレビューで問題点を指摘できる。
でもドメインが相当専門的に勉強しなきゃいけないような領域では、ただ世渡りがうまいだけの人や、流行技術に群がるファンボーイでは問題を発見することも把握することもできないでしょ。
web系を開発するのと同じような態度でいたら、実装する機能の意味を理解できないかもしれないよ。
web系はドメインが単純だから、変にビジネス志向だったり、流行技術志向だったり、SE職を軽んじてたり、総合テストといいながら個別に画面をポチポチさわるだけだったりする。
だけどエンプラ系はもちっと難しいのよ。
エンプラ系開発プロジェクトは大抵クソだけど、クソを取り除いたらチンカスしか残らない気もするけど、そこんところは認めてやってよね。
江戸時代の日本は米・金・銀という三種類の通貨システムを平行して扱っていた。徳川幕府と諸侯領(明治時代以降藩と呼ばれるようになるやつ)が入り乱れた連合国家であった。諸侯領間における政治経済システムの違いは大きかった(要するに戦国の遺風を引きずった藩とそうでない藩があった)。上記のような事情があった結果金融業の発達は著しく、幕末には多くの諸侯がこうした金融業者の支配下に置かれるありさまだった。
などといった問題に対処するために、新貨条例および国立銀行条例が制定した。これらの制度は
というなにがなんだか分からない制度になっていた。しかしこれは当時の国際情勢を考えると仕方がない話で
といった状態で、日本は近代的金融システムを構築するにあたって模範とすべき制度はまだなかった。結果アメリカを真似して兌換券の分権的発行を主軸とする制度が作られた。このため各地に割拠していた金融資本は国立銀行への転換が進んでいった。
しかし殖産興業の進展、西南戦争による莫大な戦費などといった問題に対処するために、不換紙幣の発行を国立銀行に認めるに至った。
結果インフレなど金融システムの混乱が見られたため、ここにアメリカ型分権型金融システムには限界があることが明らかになり、日銀法と旧銀行法が導入されイギリス式の中央銀行制度が導入されることになった。これが 1882 年。
このような経緯があったため、金融資本の再編といった事態にまでは話が進まず、そのまま第一次世界大戦→関東大震災 に突入する。戦争景気による企業の無理な業容拡大と戦後の景気後退に震災によって銀行には不良債権が蓄積された。
上記のように各地に雑多に存在する金融資本は江戸時代のそれを引きずっていたため近代的銀行としては規模が小さく、これによって金融不安が高まり昭和金融恐慌に至った。これが 1927 年(1929 年や 1930 年ではない)。
その状態でさらに 1929 年 10 月 24 日はやってきた。 1930 年にはその影響が日本にも及ぶに至った。
かかる状況の中で昭和二年旧銀行法改正により 1927 年から中小銀行の整理が進められていたが、 1936 年馬場鍈一大蔵大臣により「一県一行主義」が掲げられた。馬場は大蔵大臣としては失格者で財界との対立の結果大蔵大臣から放逐され憤死することになるのだが、翌 1937 年に日中戦争が開戦、日米開戦もほぼ既定路線となるなかで一県一行主義は継続され日米開戦のころには中小銀行の整理は完了した。
こうした集権的かつ計画的な経済運営にあたったのはいわゆる革新官僚たちで、その親玉は吉田茂だった。彼らは社会主義的な経済思想と国家主義的な政治思想を併せ持っており、戦中戦後の日本の内政を主導した。
全然関係ない話だが、社会主義、国家主義、反自由主義という思想セットは革新官僚のリーダーの一人である岸信介の孫の安倍晋三にも受け継がれていることはよく指摘される。
戦後岸が政界に進出したこともあり、結果として一県一行主義体制および統制的な銀行体制はほぼそのまま戦後に引き継がれることになった。もちろん建前上は一県一行主義は廃止され、戦後の資金流通の円滑化のために戦後地銀がいくらか設立されたが大勢に大きな影響をあたえることはなかったのだった。
このような情勢のなかで、戦後日本の金融当局==大蔵省は銀行に対して
を求めて各種の行政指導や各種許認可を縦横にもちいて銀行群をコントロールした。これをいつしか護送船団方式と呼ぶようになっていた。
これは実際うまくいっていた。バブル崩壊までは。バブル崩壊の余波は大きく、護送船団方式では銀行を守り切れないことは明らかになっていた。 1995 年には木津信用組合と兵庫銀行が倒産するに至った。
また長らくの護送船団によって日本の金融システムの陳腐化は著しく国際社会において東京が金融都市としてまったく影響力が無い点も問題とされた。
これらの問題に対処するためとして金融ビッグバンと称し護送船団は解体されてしまった。銀行はここに自由なサービスや投資を行えるようになった。
ところで足元の経済情勢を見るに 1993 年から 1996 年にかけて経済成長率は 2-3% を維持しており、ここに橋本総理大臣はバブル崩壊による不景気は終了したという判断をするに至った。また 1995 年には武村正義大蔵大臣により「財政危機宣言」が出されており財政再建を開始すべきという機運が高まっていた。
そこで橋本内閣は 1997 年、消費税増税などを含んだ超緊縮予算を成立させる。これが大失敗であった。緊縮財政により景気は悪化、金融システム不安は再発し北海道拓殖銀行、山一證券が破綻、翌 98 年には橋本内閣は総辞職、現在まで続く長い長い不景気が始まった。
しかしここに至って護送船団方式の再開は難しく、銀行はノーガードで野に放り出されてしまった。かかる状況のなかでは銀行の経営効率を上昇させるような積極投資は難しいことは明らかで、銀行は合併による規模の拡大によって身を守るという手段をとらざるを得なかった。
結果生まれたのが三大メガバンクである。このような事情によって、消極的な理由で成立した合併であるから当事者たちは乗り気であるはずもなく、旧来の自己の立場の防衛のために果てしない内紛が始まることは、それはもう仕方のないことだったと言えるのではないか。
そのような事情の中で銀行システムの開発にあたる SIer や技術者は内紛の道具の一つとなり疲弊を重ねている。
僕が言いたいことは何か。誰か頭が悪い人が一人いたからこのような状況になっているという訳ではないということ。むしろ一人ひとりができることを着実にやった結果がこうなのだということ。つまり、逆に言えばこの状況を解決する手段など無いということ。みずほの現場で苦しむエンジニアにできることは、逃げることだけだということだ。