はてなキーワード: タイムリープとは
https://anond.hatelabo.jp/20170827163748
〉行動を変えれば、運命は変えられる
〉凝り固まった考え方では運命は変えられない。花火は平面の場合もあれば、丸い場合もある。
〉のような、能動的なメッセージを伝えようとしているあたりが違うところですね。
本作品では、遡りを繰り返すたびに世界が変形し(変化ではなく)、事実が歪められていっている。
その状況を、しかも決して肯定的に描いているように見えなかった。
(口にすれば陳腐だが、儚い夢を経て現実に帰る物語のように見える)
そのことからして、「行動を変えれば運命は変えられる」なんて強権的なポジティブさよりも、むしろ「人生、どんな状況であれ選んだ場所が真実。腹を決めてその状況を生きろ」という明るい諦念を自分は読み取った。
ロスジェネが壮年を、バブル世代が中年をもがきながら手探りで生きているなかで、過ぎていく人生の夏を惜しむ気配も感じた。
そのあたりは、製作者自身の感情も反映しているのではと想像するし、作品選びからして、壮年・中年の心の琴線に触れたいという意思を感じた。
だから、ブコメの「キモくて金の無いおっさん向け」というコメントは、案外良い筋だと思っている。
まあ見方は人それぞれ。どれが正しいとかは無いのだけれど。
(追記)
whkrさん
誤読すまない、お恥ずかしい限り。
主人公の女子高生が、ある日目が覚めると数十年後の自分と精神が入れ替わってるって話で
急にババアになってるし自分の父親くらいのおっさんが旦那だって言うし自分と同い年の娘がいるしでパニックになりつつ
周囲の助けを借りながら出勤したり家事したり日々を過ごしていくんだが
読み進めても元の世界に戻るみたいな話が出てこなくて
あれ?あれ?不思議な水晶が出てきてそれを使うと夜の間だけ女子高生の体を得たおばさんの自分と交信できるとか
この違いなんだよなぁ。
結局はここが絶対的な違いなんだよ。
オタクの作品を一般人向けにしたり、一般人向けの作品をオタク向けにすると、このギャップが超えられずに作品のエッセンスが谷間にボトボト落ちていって意味不明な何かになるのよ。
何でこんな違いが生まれるのかって言うと、一般人は結局のところそれぞれの人生を受け入れられる程度には人生が充実してるのよ。
でもオタクはアニメの見すぎで求める人生のハードルが高まりすぎて、そのハードル越えるの諦めきって腐った人生送った結果自分の人生に不満プンプンな訳。
だからオタクは自分のありのままの人生なんて受け入れらないから、トラックに轢かれて異世界でチートし放題とか妄想しちゃう。
そういうメンタルがループ物とぶつかると、トレードオフになる可能性の向う側にある第三の答えを求めだすんだよオタクは。
女か虎かとオタクに問えば、①ハンサムな主人公は突如逆転のアイディアが閃く②奇跡が起きて王女と結ばれる、みたいな事抜かすのがオタク。
なにそれ?
お前ら何が言いたいのってなるわけ。
だからオタク向け作品を一般人向けにしたり、一般人向けをオタク向けにしたりすると、不幸と踊って横転事故の大惨事になるって事よ。
オーケー?
酷評されていますね!「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。
これだけの製作陣が集まって、何よりあの伝説の映画のアニメ化ということで、どこをどうするとこんなに酷いレビューになるのかと興味を持って観に行きました。
この記事のスタンスとしては、この映画は誰にでも勧められるわけではないけど、ここまで酷評されていると「観に行くべき人」が行かなくなるのは可哀想だなあ、、という曖昧な感じで書いています。
観る前「どうせ脚本の大根仁氏がわかりやすく書きすぎて、薄っぺらい映画になったに違いない」
↓ ↓ ↓
観た後「なんだこれは、、、微妙なところ付いてきたな。。。」
でした。
(ちなみに、それらを踏まえた上での「正しい見方」は後半にあります。)
映画レビューサイトなどは匿名ということもあり責任が無いため極端なレビューや部分的なレビューが多い感じがしました。
そこでYoutuberの皆様による参考レビューを見てみたところ、年代やレビュアーの特徴も出ていて面白かったので、まとめました。
映画の良し悪しに関わらず、どういう種類の人が、どういうことを言っているのか、というのは参考になりました!
https://www.youtube.com/watch?v=ImsZEy_5Q0U
・レビュアーについて
・絵について
・声優について
・その他
・総評
https://www.youtube.com/watch?v=h_TvQse51E4
・レビュアーについて
・絵について
・声優について
・ストーリーについて
https://www.youtube.com/watch?v=8L3zGz5O7-E
・レビュアーについて
・総評
・絵について
・音楽について
・ストーリーなど
・声優について
さて、、、、
そんなわけで「正しい見方」、、、
少し長いです、、、
を求めている人はいないわけです。
さて、原作とこのアニメ映画の関係ですが、意外にも大根仁氏は原作をベースにしながら独自の解釈で、魅力を増幅させようと脚本を書いたようです。
結果的に、
という作品となりました。
タイムリープの展開をより哲学的な形にまとめあげたりしています。
そんなわけで、岩井俊二の世界観が理解できない、好きではない人にとっては、
単なる「よく分からない話」で終わるのかもしれません。
プロモーションが「君の名は」を想像させたんでしょうねえ、、、
という前向きに捉える人ももちろんいるでしょう。
それにしても大衆向けという意味では「打ち上げ花火〜」はちょっと難しすぎたのかもしれません。
そんなわけでプロモーションの失敗ということは確実に言えそうです。
原作ではタイムリープは1回でした。あのとき違う行動をしていたら未来は変わっていた、という2つのストーリーを描いた映画です。
このアニメではタイムリープは何回も行われます(4回だったかな?)。タイムリープするための石という新たなアイテムも出てきます。
石のアイテムの効果で、現実感を薄くさせてしまって想像の世界という感じがもちろん強くなりました。
そのため、原作が好きな人にとってはちょっと不満はあるでしょう。
ただ、これによってアニメが好きな層にアプローチできると思って新たなストーリーを作ったのでしょう。
結果的にはそれでも良く分からなかったということで、アニメ好き層には響かなかったような感じがします。
原作では、完全に2つの世界があって、それらは別々でした。ただ、観客はその2つの世界を客観的に見ることによって、ノスタルジーや非現実感を感じて楽しむのが「打ち上げ花火〜」の醍醐味です。
のような、能動的なメッセージを伝えようとしているあたりが違うところですね。
(この辺りが、若年層には全く伝わっていないっぽい、、、、)
詳しくないのでわかりません。
ただ、声優は別に違和感は無いです(あまり期待していないというのもある)
詳しくないのでわかりません。
あと「君の名は」もそうですし、横田守細田守氏、ジブリ系のものと比べても書き込まれていない部分が目立つのはその通りと思います。
→岩井俊二氏が描きたかった人間を全然理解できていないというか、世代の違いなんでしょうか、、、
人って素直になれない時は変なこと言っちゃうっていう、そいいうことが理解されない時代になったんでしょうか、、、
→ある程度、知見を持った人が映画作ってるわけなんで、理解しようという視点も必要なんじゃないかなんて老婆心的に思います、、、
→この映画は恋愛は真ん中に置いてあるけど主題では無くて、子供の頃の気持ちとかノスタルジーが主題なんだと思うんですが、、、
「原作が好きな人が、原作をすっぽり忘れて観に行くと、爽やかな夏の午後のような気持ちになれる」
(どっちやねん!)
大衆的ヒットが得意な大根仁氏を擁立しながら、なぜこうなった、という話について少し言及を。
https://www.youtube.com/watch?v=4TeLnGkyCL0
この中で、原作・脚本・監督を一貫して行う理由を聞かれた岩井俊二氏は、こんなことを語っています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4041056039
この本のあとがきで、岩井俊二氏自身がこんなことを書いています。
こういうことを踏まえると、大根仁氏は依頼が来た時に単純なリメイクや大衆受けする脚本ではなく、
そこに新しい世界を作りつつ原作を超える、新しい作品となるような脚本を作ること目指したのではないかと思われます。
(完全な推測)
小学生の典道と祐介は仲の良い友達だが、実は2人とも同級生のなずなの事が好きだった。しかしなずなの両親が離婚し、彼女が母親に引き取られて2学期から転校することになっているとは、2人には知るよしもなかった。親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようとひそかに賭けをする。勝ったのは祐介か? 典道か? 勝負のあとから、異なる2つの物語が展開する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/打ち上げ花火、下から見るか%3F_横から見るか%3F
https://www.amazon.co.jp/dp/4041056039
(未確認)
○夕食:どん兵衛
○間食:たけのこの里
○調子
はややー。
大逆転裁判2の余韻がすごくて、ゲームは避けて小説と映画を楽しんだ。
タイムリープもののコメディという設定聞いただけで楽しくなってくる感じの作品。
いい感じにドタバタしていい感じにそれっぽく感動的な締めで、すごくいい出来だった。
こう、100点とかオールタイムベストって感じではないけど、数年に一回見返したくなる、優しい味な感じ。
水族館と図書館を積んでるので、はずみをつけるためにシリーズ一作目から読み返して見た。
あー、これこれ、これです。
これが僕の中の100点を取るための小説です。
いや、実際にこれが100点かどうかは、まだよくわかんないけど、見た目、いや小説だから見た目とかあんまりないけど、
見た目は100点です。
こういう良い意味でも、悪い意味でも「新本格」って感じのこの絶妙なノリ、これなんですよ。
水族館を読みながら寝ようと思うけど、きっと面白すぎて読み終わるまで寝れなさそう。
●3DS
○ポケとる
詐欺のような仕事をしていた。厳密に言うと詐欺ではないし、法的責任は一切生じない。ただ、価値の無いものを価値があると言って高額で販売し、サポートしますといってサポートしない、つまり、お客さんを裏切るだけだ。契約は適正であり、その説明も適正に行っており、信じたお客さんの注意が足りなかったと言えなくもない。英会話の教材とか情報商材とかそういうのではない。VCや立派な上場企業から資金調達もしているイケてる()ベンチャー企業で、価値の無いものを売っていた。
退職して一番最初にやったのは仕事で使っていた個人用携帯を解約したことだ。とにかくその仕事で築いてしまった人間関係から可能な限り距離を取りたかった。逃げたかった。
転職し、今は詐欺とは程遠い、価値のあるものを売っている。100%お客さんのためだと思える商品を売れるということは幸せだ。今の仕事に何の不満もない。これからも頑張っていきたいと思っている。
さきほどスマホでYoutubeを見たら「共有」というタブが増えていた。何気なくタップをすると、俺と関係ありそうな人のアカウントが表示され、その人に動画とかチャンネルを簡単に共有できるような機能だとわかった。その関係ありそうな人の中に、詐欺のような仕事の被害者も含まれていた。瞬間、思い出したのは、契約書に記載したあとのその人の言葉だ。「増田さんじゃなかったら契約してないと思うので、よろしくお願いします」。困った人特有の「これでなんとかなる」的な安堵感からこぼれた言葉だった。
自分を擁護する気もなければ、できる気もしない。ただ、口約束で交わしたことを愚直に守ろうとしたら、俺は過労死していたことは間違いなく、当時を悔やんでいる今の自分がタイムリープしたとしても、同じ対応を取るだろう。
何が言いたいかというとタイトル通りである。詐欺のような仕事からは早めに逃げた方がいい。逃げるまでの時間が長ければ長いほど、当時を思い出す確率は上がり、その瞬間、罪悪感にかられ、息をすることすら辛くなるから。
○朝食:ヨーグルト
○夕食:ご飯、減塩野菜たっぷり味噌汁(フリーズドライ)、納豆二つ、チキン南蛮、4種の香味野菜と大根のサラダ
○調子
はややー。
とある状態を意味する数値が本来は「4」なのに「0」と勘違いしてしまっていた。
ただ、確かに僕も間違えたけど、レビューした人も、会話聞いてた人も、全員間違えてたんだから、僕はそんなに悪くない。
悪くないが、それでもちょっと落ち込む。
とはいえ、お客さんの手元に届く前には気づけたので良しとしよう、こういうのを見つけてこそテストなわけだし。
○SINE MORA
横シューティング。
横や縦を問わず、シューティングは苦手なジャンルなので、大苦戦。
このゲームは被弾のシステムが独特なので3面のマップギミックでつまづくまではノーコンテニュで進めれたんだけど、
4面からが本番なのか、もうめちゃくちゃ難しい。
被弾するとすぐ死ぬわけじゃなくて、制限時間が減るという仕組みみたいで、最低難易度の序盤ならかなりゴリ押しできる感じ。
だったんだけど、4面からはどうもそうはいかなくて、敵は強いし、自分の武器は強化できないし、
なにより背景が綺麗すぎる。
背景が綺麗すぎるせいで、避けなきゃいけない敵なのか、ただの背景なのかが、瞬間的によくわからない。
スチームパンク+獣人って世界観でどうもタイムリープ的なストーリーが展開されるのが非常に気になる。
気になるんだけど、今やってる最低難易度でも悲鳴をあげるぐらい難しくて、真のエンディングはもう一つ上の難易度じゃないと解放されないらしい。
うーむ、気になる、気になるが苦難の道のような気がして来たぜ。
●3DS
○ポケとる
とイベントをこなした。
ログボのみ。
今回はガンガンオンライン
このテーマでまだやるのか。
基本的に女子主体のイベントとはいえ、今回は相互に女子っていうね。
「なんで世話になった奴にクソ型のチョコなんだよ!!」っていうのは最もではある。
とはいえ、もこっちがあの形のチョコをあげたのって、弟だとか比較的仲のよいクラスメートで、他は普通の形のチョコや解体したりして提供しているんだよね。
多少の信頼感があるからこそのおふざけなんだけれども、基本はコミュ障故にアプローチや相互理解がズレているというわけだなあ。
で、解体したチョコを貰った子は、何だかおかしい精神状態になっていないか、これ。
もはや何をやってももこっちへの印象を「キモい」で一貫させているのもそうだけど、不可解に思っているにも関わらず矛盾した行動するし。
何だろう、怖い怖い言いながらホラー映画見たり、辛い辛いと言いながらカレー食ってる人みたいなものなのだろうか。
と思ったけれど、例えとしてはアレか、それこそウンコが臭いと分かっててあえて嗅ぎたくなる人間みたいなものか。
テーマと話の総括、後はネタばらしって感じ(というほどの展開もないけれども)
「各々の理想のために必要なことは、何よりもまず自分が行動すること」ってあたりがテーマの総括だろうか。
まあ、下手に複雑なこと語られても咀嚼が大変だから、ジュブナイルものはこれくらいシンプルな結論と言語化でいいのかもしれないなあ。
この手のタイムリープもので、過去を変えたときの帳尻合わせってゾンザイに省略されることがありがちだけれども、そこはもう気にしすぎたら負けだというのを最近やっと学んだ。
あと、舞台設定だとかの問題もあるけれども、そのために紡がれる話が作劇としては全体的に盛り上がりに欠けていた印象はあるかも。
タイムリープをするっていう壮大だけれども今日び手垢まみれの舞台装置に対して、世界観の都合とはいえ小じんまりとしているというか。
この手のジャンルの課題というか、どうしても登場人物たちの内面の話を重点的に描いていくけど、プロット自体の魅力はセカイ系ほど振り切れない印象があるんだよね。
両親(40代後半)のうろ覚えタイトルを挙げるので、何のアニメか当ててください。
父は、自分(男子高校生)や妹(小学生)が観ているのを横から観るのがほとんどだけど、ロボットやヒーローものは好きで積極的に観ているようです。
母も、アニメは横から観ていることが多いですが、どちらかというとマンガの方が好きで子どもの頃から集めたマンガをたくさん持っています。今はスマートフォンで読んでいるようです。
難易度★ (すぐに分かった)
1. 『けも耳フレンド』(母)
2. 『自衛隊のやつ』(父)
3. 『前前前世』(母)
4. 『チェインバー』(父)
5. 『ゾンビのやつ』(父)
難易度★★ (内容を聴いて分かった)
1. 『戦艦のやつ』(父)
2. 『アドレナリン?』(母)
1. 『プリキュア』(父母)
2. 『死んだら過去に戻るやつ』(父)
3. 『ラブライブ』(母)
★
1.『けものフレンズ』
これは長いから仕方がないかなとは思います。国会答弁のシーンが好きで何度も見直していました。
3.『君の名は』
正解のほうが短くて覚えやすいと思うのだが間違えていました。今はもう正しく言えます。
4.『翠星のガルガンティア』
『鉄腕アトム』『機動戦士ガンダム』みたいに、メインのロボットがタイトルじゃないと気がすまないようです。
5.『がっこうぐらし』
当時ゾンビといえばこれしかなかったので分かったようなものです。
★★
1.『ハイスクールフリート』
とても気に入って毎週見ていたのに。名前だけ知っている『艦隊これくしょん』と区別がついていないようです。
2.『アルドノア・ゼロ』
父は大好きで毎週見ていました。正しく言えていました。
母は歌が好きで、よくスマホで聴いていました。
★★★
1. プリキュアシリーズ全て または その他。女子中高生グループが変身して戦うものは全部、プリキュアらしいです。
2. 『僕だけがいない街』または『Re:ゼロから始める異世界生活』のどちらか
『僕だけが~』は死ななくても戻る、と何度説明しても間違えます。
タイムリープものでは『シュタインズ・ゲート』は正しく言えます。
3. 『響け!ユーフォニアム』
高校生が音楽やっていれば、『ラブライブ』なのかもしれません。『ラブライブ』は観たことないはずです。
思い出したらまた書きます。
http://anond.hatelabo.jp/20170202144732
元増田があんまりオススメするから読んだよ、『ソシャゲライタークオリアちゃん』。
これ、普通につまんなくて出来悪くて、普通につまんなくて出来の悪いラノベってなんなの、ということを考えるのにすごくいい素材になってしまっているように感じた。
「ラノベなんてみんな同じだろw」というような声がどこからともなく(というか元増田のブコメあたりから)聞こえてくるんだけど、そんなことはない、『クオリアちゃん』はかなり出来が悪いよ、ということをしっかり言っておきたいな、と思って、エントリを起こす。
小説としての出来云々じゃない部分、ソシャゲシナリオライターとしての主人公たちの生き方については
http://hishamaru.hatenablog.com/entry/2017/02/09/003000
http://anond.hatelabo.jp/20170203190941
この批判が当たっていると思う。
とりあえず俺はクララ先輩には機を見て空売りを仕掛けていくことをオススメしたい。
さて。
漠然と出来が悪い、と言ってもわかんないと思うので、サンプルを用意する。
と言っても、ここで新城カズマとか古橋秀之とか秋山瑞人とか石川博品とか出してもそういうのは例外と流されるだけだと思うので、もっと、普通っぽい奴を見繕いたいところ。
例えば、商業性があると評価された実績のある人が書いた作品、すなわち「アニメ化作家の新作」と、ラノベ業界の作品を送り出す人たちが評価して世に出した「新人賞受賞作」……と考えて本屋でラノベ棚を見てたら『勇者のセガレ』((アニメ化作品『はたらく魔王さま!』の和ヶ原聡司の新作))というやつと『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』((第29回ファンタジア大賞大賞受賞作))というやつが目に入ったので、買ってきた。増田のために『クオリアちゃん』と合わせて2000円くらい課金した計算である。
http://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-631161-8
http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892615-7/
http://fantasiataisho-sp.com/winners/mother/
三作品とも試し読みがあるので読み比べてみてほしい。冒頭だけだけど、それでも出来の良さの違いが見て取れるから。
一見して『勇者のセガレ』のレベルがとびきり高く、『お母さん』がその次、『クオリアちゃん』は論外、と俺は思うけれど、そう思わない人もいるだろう。
説明する。
小説には、概ね、お話が付き物だ。もちろん、お話で引っ張る小説は低級、みたいな話もあるんだけど、一般的なエンタメ小説(多くのライトノベルは一般的なエンタメ小説である)においては、そういう議論はあまり考える必要はない。一般的なエンタメ小説じゃないラノベに出くわす可能性はいつでもあるので頭のすみっこにはおいておいたほうがいいけれど、でも、今回の三作品は全部一般的なエンタメ小説志向なので大丈夫。
『勇者のセガレ』なら、父親に異世界を救った勇者の過去がある、と知ってしまった少年が、異世界での魔王復活を巡る騒動に巻き込まれるお話。『お母さん』なら母親と一緒にMMORPGの世界にダイブして冒険しながら親子関係を見つめなおす話。『クオリアちゃん』なら平凡な男が惚れた先輩に巻き込まれる形でソシャゲシナリオライターになる話。
んで、さっき示した試し読みで、そういう話だ、とわかるまでにかかる文字数は大体どれも同じ、5ページくらいなんだけど、その最初のとっかかりまでに与えられる情報の無駄のなさを見てほしい。
『勇者のセガレ』は単刀直入にお話の全体像(テーマ、というやつだ)を提示し、そのテーマについての主人公の開始時点での認識を提示し、そして、それが揺るがされる場面が、いい意味で突然始まる。
『お母さん』はそれに比べれば随分もたつく印象だが、それでも母親と息子の関係の物語だ、ということは十分手早く、一直線に提示されている、と言っていい。
『クオリアちゃん』は無駄だらけだ。同級生に平がからかわれる話とか、いらない。
そもそも主人公の平凡さに何故ここまで言葉を費やすのか。クララ先輩にソシャゲシナリオライターの道に誘われる場面から入っていい。主人公が平凡さを脱して何者かになるお話なんだからスタート地点を明示しなければいけないのでは、というのは罠だ。平凡だ、とは、平凡という特徴がある、ということではない。非凡な特徴がない、ということだ。ならば、クララにソシャゲシナリオの道に誘われるまで、何らかの特徴があるかのような描かれ方をしてはいけない。この主人公、狙ってか事故でか、かなり平凡ではないキャラなのだが、それもまあ、いいのだ。普通の男子高校生と言って始まった話で主人公がとんでもない過去を思い出す、すげえ設定が明らかになるなんてのはよくある話だ。語り出す位置に変な癖をつけないことで間口を広められることだけが平凡な主人公という設定の美点で、それをこなしたらあとはどんどこヘンな奴にしていっていい。逆に、ヘンな設定をあとから盛りやすくするためにも、平凡さを積極的に描くのは悪手だ。
ここには多分、ライトノベルがキャラクター小説である、という誤解がある。
商業性を認められたアニメ化作家も、送り手に評価された新人賞作家も、テーマや登場人物の関係性を提示するところから小説を書きだしている。主人公の人物像に無駄に筆を費やしたりしていない。主人公の人物像を描いてはいけない、のではない。主人公の人物像は、この際テーマや関係性よりも後回しにすべきだ、という話だ。
ライトノベルはキャラクター小説だと早合点していると、主人公のキャラクター性を提示するのが大事だ、と思い込んで、本筋のお話よりも先に名前をからかわれるエピソードを入れ込んだりしてしまうのではないか、と思う。
そうした結果、ソシャゲシナリオライターの手伝いを頼まれるという展開の驚きが盛れなくなる。驚きのない掴みは最悪だ。
そもそも、ソシャゲシナリオの仕事を手伝うことになるって普通に考えて驚くような話なのか、という問題はある。
ソシャゲシナリオの仕事の手伝いを頼まれて驚くのは、ソシャゲシナリオに関わることをまったく想定していなかった場合だ。主人公は脚本科の学生なんだから、ゲームであれシナリオの仕事を頼まれるのは、そんなに違和感のある話ではない。先輩に手伝ってと頼まれた、なんてのは、ライターデビューの王道と言ってもいい。
どうすればソシャゲシナリオライターデビューで驚きを演出できるのか。主人公がソシャゲを嫌いだ、という設定にしたらどうだろう……と王我は作者にささやいてはくれなかったのだろうか。
これも、関係性やテーマを後回しにしたことで生じた問題だ。ソシャゲと主人公の関係をちゃんと設定していないから、こうなる。
ソシャゲマニアが制作現場に関わることで現実を知る、でもよし、ソシャゲ嫌いが制作現場に関わることでソシャゲを認められるようになる、でもいい。ソシャゲどころか物書きとさえ無関係な主人公なら(脚本科に在籍し、名作の名台詞を書きぬいてノートを作っている主人公はどう考えても無関係ではない)ソシャゲというものに触れる、というだけでも驚きがあるだろう。
半端にクリエイター志望でソシャゲに特に何も思うところがない主人公、というのは、掴みのインパクトを出すには最悪だ。
テーマ、関係性、お話というあたりにあまり気を回さず、四姉弟の設定とかでインパクトを出そうとしている((『涼宮ハルヒの憂鬱』の構造をいただいているつもりなのかなって思いついて、ちょっと戦慄した。あれはハルヒについての話をあの三人がしてくれる構造であって、異能者が三人ただ自分の異能を見せてくれるという構造ではないのだ。))んだけれど、そりゃ読者にも驚く理由がないよね、としか言いようがない。『ハルヒ』は、読者と視点を共有しているキョンにハルヒは普通の少女だと信じる理由があって、だからこそ、超常的な存在なのだ、と語る長門たちの言葉に驚かされることができる。本作では、クララがタイムリープしない、オーガが異世界転移しないと信じる理由がどこにもない。だから、平がどれだけ驚いても読者は( ´_ゝ`)フーンとしか思わない。
あとがきにラノベ200作品を勉強した、って書いてあって、それは感心なんだけれど、でも、勉強する方向を間違えてはいなかったか、そこは疑問。
ライトノベルはキャラクター小説だ、とか、男オタク向けの作品は関係性萌えじゃなくて属性萌えだとか、そういう俗説を真に受けて、バイアスをかけた勉強をしてしまったんじゃないだろうか。
結果、普通につまんなくて出来の悪いラノベになってしまったんじゃないだろうか。
なお、ソシャゲ周りの設定について付言しておけば、作中作『初恋メモリーズ』のシステムは、『プリンセスコネクト』に似ている、らしい。まあ伝聞なので確言はできないんだけど、だとすれば、元増田が言うほどソシャゲとは違うものの話をしているわけではない。とはいえ、『チェインクロニクル』のライターが書いた本で『プリンセスコネクト』の創作秘話を読まされることをみんなが望んでいたかどうかは不明だけれども。
今回はガンガンオンライン
樹側のテーマが新たな視点による気づきに対し、遥側のテーマは行動することの重要性ってのは一貫していて、今回もそうだったね。
ただ、まあ時間軸が同じこともあって、わざわざ別の話として描くよりは、平行して描けばいいんじゃないかなあとも思わなくはないが。
確かに伏線はあったから考察する余地はあったんだけれども、このタイムリープは兄弟にとって重要な意味を持つと思っていたから、そういう可能性は無意識に追いやってた。
夜の学校とかもそうだけれども、今回みたいないつもと違う状況で過ごす学校の、独特の雰囲気って楽しいよね。
それが間接的に繋がって、他人の話題で主人公の名前とか挙がっていると不思議な気持ちになる。
その普段ではありえない特別な空気がそうさせるのか、もこっちが苦手なタイプの人間の言葉で思わず笑うシーンとかが象徴的に見えた。
なんかいいなあ、こういうの。
毒っ気というか悲愴感が恋しくはあるけれども。
あと、大したことじゃないんだけれども、登校時にマスク着けている生徒と着けていない生徒がいて、その微妙な違いが無駄に気になった。
ちょっと驚いた。
人が持つ感情には表面的には同じであっても様々な側面がある。
「好き」ってのは、その側面が特にクローズアップされやすいよね。
昴は自身が他人の持つ側面がないのに、その側面に自分が引きこまれたような感覚が嫌だったわけだ。
ざっくり言えば、他人の物差しで人格を測られるのが嫌だってことなのかもしれない。
恭介はその感情を一般化しようと試みるんだけれども昴はピンとこなくて、そもそも無意義だともとれる。
このあたりを踏まえると、「他人による人格の形成、安易なカテゴライズの拒否」だと私は解釈した。
まあ、確かに多くの人が自分自身でもよく分かっていない側面というものは大なり小なり存在していて、どうしてもそれを明瞭にする必要があるかといわれれば何とも言えないのだけれども、その状態では少なくとも他人にそれを決められたくないだろうね。
このあたりの人格に明確な言語化や是非を決めないっていうのは、複雑な思いが錯綜する本作を読み込む上で、かなり重要なテーマかもしれないなあ。
ただ、そこをフワフワさせた状態のまま話を進められることが、物語をスムーズに消化したい人にとってはヤキモキする要因にもなりそうだけれども。
後日談をエトナまで進めてたせいか、4000くらいのギグとデスコがいて★0でちょうどいいくらいのバランスで、結構きつかった
結局ラストは変えられないっつーか変えたら将来がいろいろ変わっちゃうだろとか思ったけどそこらへんのパラドックスには全然触れられてなかった
でもまーぶっちゃけ本編中に語られてたことを、半ばリアルタイムみたいに見せられても今更って感じで正直微妙・・・
本編でアルティナと吸血鬼の出会いが語られてなかったんならわかるけど、ちゃんと語られてたしなー
暴君編みたいに本編で語られてなかったことの後日談やってほしかったなー
んで今はフーカデスコ編始めた
3-1でダメ6割で投げつかわんといかんところでめんどくなって中断
まあまたゆっくりがんばるか
朝10じに食ってその後夜まで何もたべなkったら夜ちょっと多く食べるだけで胃が痛くなってしまった
時間おいたらなおったけど
やっぱり昼すぎにも何かおなかにいれたほうがよかったな
http://anond.hatelabo.jp/20161111202449
この世界は、変えられない。因果律が何らかの原因で収束するように「仕組まれて」いる。
今現在の、一般的なオタクに分かりやすいように説明すると、「鹿目まどかのような存在」とでも言った方が良いのかな。
具体的にそれが何か、は分からない。分かっていたら対処も出来るが、分からないから対処もできない。
俺から言えることはそれだけだ。
日本で日々大統領選の報道を見ている限りでは、とても勝ちそうになかったのに
ついこの間、黒人初の大統領が誕生した国で、まるで揺り戻しみたいに、
選挙期間中あんなに威勢の良かったトランプが、当選確定の瞬間や
いや、ただ単に私が知り得なかっただけでトランプには強い支持者が大勢いて、
なるべくして勝利したのだろうけど
年末にはSMAP解散するし、本当にどこかでパラレルワールドの分岐点から、
ありえない世界に足を踏み入れたような気がして、漠然と不安な気持ちでいる
1ヶ月前まで予想だにしなかったことだけれど
私の知ってる世界は、女性初の大統領が誕生して、年末の紅白でSMAPがトリして、
新しい命を夫と楽しみに迎えることだった
今はただ先が見えない
1ヶ月先、3ヶ月先、半年先…来年の今頃はどうなってるのだろう
この世界線は、どこをゴールにしてどのように進むのだろう