はてなキーワード: タイムリープとは
『君の名は。』を観てきた。
まず瀧と三葉の身体が入れ替わって、瀧が真っ先にしたことは何か?
そして、この「オッパイ揉み」は、瀧と三葉が入れ替わるたびの恒例行事となる。
「1日だけ女の子になって、女の子の身体にあんなことやこんなことをしてみたい」――これは健全な性欲を持った男の子には、非常によくある願望なのである。男の子の願望が至る所で丸出しになっている映画、それが『君の名は。』だ。
次に、「口噛み酒」だ。シナリオによれば、巫女が米を口に含み、それに唾液を含ませまた吐き出して発酵させるという「日本最古の酒造方法」らしい。
好きな女の子の唾液を飲みたい――それもまた、健全な性欲を持った男子によくある願望なのだ。
そして、黒寺先輩とのデートだ。
男子はこんな願望も持っているはずだ。
女性を口説き落とす面倒な手間を全部省いておいしいところ(=デート)だけをすることはできないか――と。
それを実現してくれるのが三葉なのだ。
女性の心を熟知した三葉が(そりゃそうだ、女の子なんだから)黒寺先輩といい関係を作ってくれる。
そしていざデート当日、三葉と瀧の身体はなぜか入れ替わらず、瀧は瀧のままでデートに行くのだ。
タイムリープしたり世界線がふたつ存在したり、良くできた演出にはなっているが、あの「隕石が落ちてくる糸守町の住民を助ける」というのは、瀧が「女の子の命を救いたい」という願望を叶えるためのシナリオなのだ。
そもそも、なぜ瀧と三葉は惹かれあうのか?
ストーリーの設定によれば、突如して「入れ替わり」が起こるまではふたりは赤の他人だったはずである。
ただ「身体が入れ替わった」というだけで、あそこまで熱烈な恋愛感情を持つものだろうか?
女の子の身体に生で手を触れたり(しかも合法的に)、部屋を覗いたりしている内に、好きになってしまう、というのも男の子の行動パターンだ。
そして、自分が好きになった相手もまた、自分を好きになってくれる――これがエロゲでなくてなんだろうか?
そこで、ふたりは重要な情報交換をほとんどせずに、なぜか他愛もない雑談を始める。
そしてお互いの手のひらにマジックで名前を書こうとした瞬間、時間切れになって、お互いがお互いの目の前から消えてしまう。
今後のことを考えるならば、何を差し置いても作戦会議と名前の交換をするべきではないだろうか?
瀧は三葉の手のひらにマジックで文字を書くことに成功するのだが、そこに書かれたのは名前ではなく「すきだ」の告白の文字。
「男は理屈でものを言う、女は感情でものを言う」とか言ったのは誰ですか?
重要なシーンで理屈ではなく感情で行動を取ったのは瀧のほうではないですか?
しかし、お互いがお互いの名前を忘れるからこそ、最後のシーンが成立するのである。
「君の名は。」
君の名は。観てきた。広島の小規模イオンでも客席は7割以上埋まっていた。
鑑賞後感は「すげえ」。泣きはしなかったが鳥肌が立った。シン・ゴジラも「すげえ」って感じだったがこちらも負けず劣らず。
しかし冷静に考えてみると内容は深夜アニメでよくあるセカイ系とかループものものとかいわれるものである。まあ実際は3年間の行き来しかしないのでループものというかは微妙だが(タイムリープもの?)、その系統ということで。ループものは観客に手軽に「なんとなく壮大な印象」を与えるには抜群の素材であるが、ちょっと映画やらアニメやら齧ってる層にとっては「またこれかよ…」と食傷気味の反応をされ兼ねない諸刃の剣でもある。
にも関わらず僕は「すげえもん観た…」と思った。既視感もシラけもなく新鮮な気持ちで熱中できた。僕がなぜそう感じたかをちょっと書く。
まずこの作品の構成要素をざっくりいうと次の3つになると思う。
・恋愛
・入れ替わり
・ループ
僕が「すげえ」と感じるのは「内容が予想を超えてきたとき」だ。だからこの作品をループものだと先入観があった上で観ていたらきっとマイチキンスキンはスタンドしなかっただろう。予想の範疇なんだから。
この点、「君の名は。」は予告の段階では「恋愛」と「入れ替わり」のとこだけをプッシュしていた。実際、僕はこの作品を入れ替わりものだと思って観たし、大多数の観客がそうだったと思う。そして途中で初めて気づく。これはループものだと。ここで僕の中で「内容が予想を超えてくる」わけである。「知ってた」と「気づいた」とでは受ける心理的効果が大違いで、「気づき」は観客に鳥肌を与えるし、急に目の前にループものを持ってこられたことでこっちは先入観なしでノーガードなわけなので「またこれかよ…」とならない。結果、ループものの効果が最大限素直に入ってくるので「俺今ものすごく壮大な物語を観ちゃってる…!」となる。
要するにこの作品はループものだが観客にループものという先入観を抱かせなかったのが上手いと思う。
この点、シンゴジラも予想を超えてきたのがよかった。最初に出てくるどう見てもゴジラじゃない生物によって観客は劇中の公務員と同じ視点になれるのだ。「一体このでっかい魚はなんなんや…!」と。
観客に悟られないように先入観を忍ばせて、それをドガーンと破る。これむちゃくちゃ効果的だなあと。僕もこの手法で小説でも書いてみようか。
SMAP解散という衝撃のニュース。だが、多くの人は今年の初めに流れたニュースを思い出して、ある疑問を抱いているのではないだろうか?
SMAP解散を回避するため、木村拓哉がタイムリープを繰り返している――いくつもの動かしがたい証拠とともに提示された、木村拓哉が時空を超えているという説。木村は今も解散を止めるため、タイムリープを重ねているのではないか? SMAPは結局解散を避けられるのではないか?
結論から言おう。木村拓哉はもうタイムリープを行うわけにはいかない。我々の時空の物理法則は、彼が自在に時を駆け巡ることを許していない。彼の幾たびものタイムリープは、すでに我々の時空間に大きなゆがみをもたらしている。いくつもの並行宇宙が混じり合う事態が、すでに起きている。
そのことを指し示す記事を、いくつか適当にピックアップしてみた。
1.は、我々とは異なる世界線で書かれた記事であろう。数多のトラブルと問題が山積みだと噂されるみずほ銀行のシステム開発。それが予定通りに進んでいる――これが異次元でなくて何であろうか。
2.も同様。これは文字通り、鳥越氏が大健闘した世界の記事である。記事には得票順位が明示されていないが、もしかしたら鳥越氏が増田氏を制して次点に食い込んだ世界かもしれない。共産党がつねづね主張しているように、彼らの認知が歪んでいるのではない――彼らを取り巻く世界が歪んでいるのだ。
3.もかなり衝撃的な記事である。ここに紹介されている写真を見てほしい。被写体をとりまく空間が奇妙な歪曲を起こしていることがうかがえる。我々の宇宙そのものが危機に瀕しているのだ。
4.の記事が暗示する事態は深刻だ。我々のなじみ深いキャラクターが、若干異なるデザインと設定のものになっている。そんな異世界の住人が、この世界に迷い込んでいることを示している。
こうした事実を踏まえて、SMAP解散に関する木村拓哉のコメントをもう一度読み返してみよう。
「正直なところ本当に無念です」
……これは他のメンバーを責める言葉と解釈されて、木村が非難される一因となっているが、もちろんそのような心情によるものではない。幾たびもタイムリープを重ねながらSMAP解散を阻止できなかった、そして図らずもこの宇宙に危機をもたらしてしまった、自身の無力さを吐露しているのだ。
http://anond.hatelabo.jp/20160609011058
やぁ、増田諸君ご機嫌よう。
おじさんの趣旨を汲んでくれて、罵倒してくれたトラバ諸君には感謝の気持ちでいっぱいだ。
変な書き方をしたが、おじさん的には、うみねこの死体蹴りをしつつも、ファンタジー及びSFベースのミステリを教えて欲しかっただけだったりする。
ブギーポップは笑わないしか読んだことないんだよね、この作者。肌に合わなかったから、避けていたが、頑張って手に入れて読んでみます。
チョーモンインは全部読んでいるが、それ以外は知らないので、是非とも読んでみたいと思う。
すまん、既プレイなんだ。許してくれ。ダンガンロンパ面白いよね。個人的に、2の展開はかなり気に入っている。
うむ。西澤保彦はほぼ全部読んでしまったのだよ。お陰でもっと別の作者を知りたかったんだ。騙してしまってすまない。
ここは全部抑えているんだな、これが。短編集含めアシモフは最高のSFミステリ作家だとおじさんは思っているよ。
トラバでもあったし、優先的に読みたいと思う。
このお二人の作品にはいくつか目を通しているのだが、挙げてもらった作品は読んだことがないので、読んでみるよ。ありがとう。
虚構推理は読んでみたいね。清涼院流水は済まない、全部読んでいるのだ。コズミックとジョーカーを縛って作者の頭を殴りに行きたいよ、おじさんは。
おお、初めて聞くタイトルだ。探してみて読んで見るよ、ありがとう。
あれは非常に良い作品だった。おじさんも大好きな本の一つだね。もちろん、今回書いた異種ルールミステリに当てはまるとおじさんは思っているよ。
アヤツジストなおじさんは Anotherも Another エピソードSも両方読んでいるよ。アヤツジのあのドロドロした雰囲気はミステリというより、幻想小説に近いので、おじさんはかなり好きだよ。
これにはやられたよ、おじさんも。こんなのありかって初めて叫んだ作品だね。殊能作品は全部読んだけれども、作者の早世が惜しまれるよ。
いわゆる叙述トリックで、天才筒井康隆の作品だから面白いよね。でも、おじさんはこの作品では騙されなかったんだ。本当に申し訳ない。
これは知らない作品だから、目を通したいと思う。どんな落ちでもおじさんは喜んで読むと思うよ。
ほう、乙一氏の作品はおじさんの友人がかなりお薦めしてるので、優先的に読みたいと思うよ。
未読なので、読みたいね。あと、うみねこの死体蹴りはおじさん楽しくて仕方がないんだ。許して欲しい。
麻耶雄嵩もほぼ全部読んでいる。神様シリーズも面白いよね。麻耶作品は大体頭のネジが2本くらい捻れてぶっ刺さっているから、おじさんは毎回毎回楽しみに読んでいるよ。
すまない、乾くるみも初期作品は大体読んでいるのだ。イニシエーション・ラブやセカンド・ラブが有名だけれども、Jの神話や匣の中といった若さあふれた初期乾作品独特の雰囲気はおじさん好みだねぇ。
インシテミルは既読だね。あれ、人狼が元ネタだよねぇ。まあ、それは除いても結構面白かったよ。その可能性は~は今積読の中にあるので、後で読んでみるよ。扉は閉ざされたままは探してきて読んでみるね。
逆転裁判は全く手を付けていないので、今度やってみるね。2以降がお薦めって事は、1はそこまで謎解き要素が無いということなのかな?そういえば、最近6が発売されたようなので、ちょっと買ってみて遊んでみるとするよ。
非常に惹かれる設定と内容だね。この作者さんの作品は全く読んでいないので、おじさんワクワクしちゃうよ。
空の境界と虐殺器官は既に読んでしまっているので、高井信作品を読んでみることにするよ。ファンタジーには疎いおじさんなので、名前を挙げてもらえると本当にありがたい。
田中啓文先生のネタはめちゃくちゃ面白いよね。クスっとくるネタが多いので、おじさんが好きな作家さんの一人だよ。
ぎくっ。おじさんの振りをしているのを読み解くとか中々の強者だね。でも、残念ながらおじさんはおじさんなんだよ、つい最近おじさんのラインにいったおじさんなんだよ。京極堂以外は読んだことないので、読んでみることにするねぇ。
死神が出てくるのかい。それはとても面白そうだ。伊坂幸太郎作品は、オーデュボンの祈り以外ゴミという評価だったので、読んでいないんだけれど、ちょっと先入観を捨てて読んでみることにするよ。
カーの名作だねぇ。懐かしいねぇ。おじさんは、こういう古典作品は全て読み漁っているから、名前が挙がっただけで感動だよ。この作品の結末は、ミステリっぽくなくて、おじさんは凄く好きだなぁ。
これも聞いたことがないタイトルだね。深見真作というのが興味深いね。手に入れて読んでみることにするよ。
ラノベには本当に弱いなとおじさん感じるよ。ちょっと電撃文庫揃えるようにするね。
貴志祐介作品はどちらかと言うとホラー依りだけれど、おじさんホラーも構わずに読んじゃってるんだよね。どちらの2作もまだ読んでいないから読んでみることにするね。
それでも町は廻っているはおじさん連載当初から追いかけている作品だよ。でも、それ以外は読んでいないから、絶対読むよ。
君は1番つまらないコメントだね。罵倒するならば、もっと上手に罵倒した方がおじさんも顔を真っ赤にできたんだけれどねぇ。
舞城王太郎のトリビュート作品の九十九十九でかなりお腹いっぱいになったところで、 「ディスコ探偵水曜日」はおじさんには堪えたよ。まあ、でも確かに破天荒なミステリなので、名前が挙がってもおかしくはないねぇ。
十二国記と、屍鬼しか読んだことが無いので、読んでみることにするね。
谷川流作品か……。ハルヒしか読んだことが無いので、読んでみようかなぁ。
アシモフは殆ど全部読んでいるよ。黒後家蜘蛛の会は、ミステリ好きでもウヒャウヒャと読める名作だよねぇ。名前が挙がっておじさん嬉しいよ。
これは全く知らない作者なので、是非とも探しだして読んでみることにするよ。ありがとう。
ソウヤーの名前は他の人も挙げているね。きっと凄い作家さんなんだろうね。おじさん、恥ずかしながら知らなかったので、読み漁ることに決めたよ。
魔術師が多すぎるはトラバにも挙がっていたね。はだかの太陽は名作だよね。おじさん大好きだよ。
後味の悪さとタイトルの爽やかさのギャップがたまらない作品だよね。これも非常に好きな作品の一つだよ。名前が挙がっていておじさん、嬉しいよ。
意外な作品タイトルでおじさんびっくりしたよ。第何巻なのか書いてくれると嬉しいなぁ。
アヤツジストだから、どんどん橋も既読なんだ。本当に済まない。
まどマギもシュタゲもキズナイーバーも全部好きだよ、おじさんは。
ミステリっぽくはあるけれど、あれは荒木飛呂彦ワールドだから、おじさんが求めているのとは違うかなぁ。でも、荒木先生は天才だっておじさんは思うよ。台詞回しが初期の頃か抜群に上手いからね。
西尾維新作品は、人間シリーズと戯言シリーズしか読んでいないから、りすかには手を出していないなぁ。いい加減重い腰を上げて読んでみることにするよ(積読の山から目を背けつつ)
これまた思わぬ所からの打撃でおじさん衝撃だよ。パタリロは未読なので、挑戦してみるけれど、ギャグ漫画だよね、アレ。
こらこら、未読の人がいるんだから、はてブでネタバレしちゃ駄目だよ。でも、クリスティのアクロイド殺しは有名だから、大丈夫かなぁ。
おお、これはどちらも知らない作品だ。ありがとう。ありがとう。
ファンタジー系のミステリなのかな。おじさんワクワクしちゃうなぁ。
泡坂妻夫は偉大だねぇ。他の作品も非常に興味深いので、参考にしたいと思います。
まだ出ていないね。おじさんも知らない作家なので、読んでみるよ。
Anotherのアヤツジ展開はおじさんの好物の一つだよ。いい作品だよねぇ。
六とんシリーズは、かの島荘作品からインスパイアされて生み出された作品群だけれども、あれはパズルちっくで、おじさんは楽しんで読んでいるよ。
済まないねぇ、京極堂シリーズは全部読んでいるんだ。邪魅の雫の次が待ち遠しくてしかたがないよ。
>>「数学的にありえない」
初めて聞くタイトルだね。おじさんの今度読む本リスト入り決定だ。とても興味深いタイトルだ。
柄刀作品もいくつかつまみ読みしてるよ。彼の作品も独特で、おじさん好きだなぁ。ただ、柄刀作品はおじさんが求めているような独自なルールはなるべく避けるように心がけている気がするよ。
気になる作家さんがまた一人増えたよ、ありがとう。
所々端折ったりしたけれど、これで全部かな。
読みたい本がいっぱい増えておじさん、大満足だよ。
最近は、1クール前のアニメの事後評判を調べて良さそうなやつを幾つかピックアップして一気に見る視聴スタイルがマイブームだ。
僕だけがいない街は、前期のアニメの中では一番評判が良さそうで纏まった時間がやっととれたので見れた。
久しぶりにいいモノ見せてもらいました。物語を一言で言えば「時間ループの過去改変で、殺人鬼からクラスメイトを救え、そして真犯人を暴きだせ」というストーリー。最終的には、ややハッピーエンドだったのだが視聴後の爽快感とか清涼感というものはなくどことなく哀しい気分になった。このアニメを見た感想は大きく分けて2つ。「サスペンス」と「ノスタルジー」だ。
サスペンスの部分はいろいろな人の感想で書かれていので、割愛。加代が救われるかどうかは割と終盤前半でわかってしまうので、その後の展開をどう見るべきなのかが若干分からなかった。。時間ループからの過去改変モノというとシュタゲを思い出すよね。シュタゲも手に汗握りながら見ていたけど、あっちは「みんなHAPPYになるように過去を変えろ」という明確なゴールが設定されていて物語のピークもわかりやすかった。ぼく街の場合は真犯人を追い詰めることを主眼としているのか、その真犯人の心理にせまることを前に出したいのか、後半はどう楽しんでよいのか分からなかった。詳しい人、教えてください。
ノスタルジーについては、あまり他の感想に言及が内容な気がするけど意外と小学生時代の体験を懐かしがったりしないのだろうか。学校、学級という限られた人間関係、子どもという親に依存した弱い立場でありながらそれを乗り越えて願いを成就させたいと奔走する様はとてもノスタルジックな気分になった。不全感をかかえつつも、日々を全力で駆け抜けた子供時代の雰囲気が細部から伝わってくるという気がする。この物語は、タイムリープする先が小学生であっても、中学生でも高校生でも成立する話だと思う。だから作者はタイムリープ先を小学生としたことに、なんらかの意味をもたせているんじゃないかと思うんだけどこれもしっくり来ないなあ。
その他に気づいたこととしては、作中では主人公を含めて片親の家庭が多いのは作者の育った環境によるのだろうか。
物語の最後で主人公と加代がくっつかないのは主人公が加代近づいたのは「加代を救うため」だったわけで、加代が子供を連れてきたときの主人公の涙を「救済が成就された嬉し泣き」と見るのか、「言葉の上では喜んでいるが心は悲しんでいる」と見るのか視聴者が試されていると思った。自分は前者なのだと思いたい。ヒーローとは自分のためではなく、代償も求めず、困った人を救う者なのだから。
http://anond.hatelabo.jp/20090420200017
http://anond.hatelabo.jp/20081013161154
http://anond.hatelabo.jp/20080626095456
http://anond.hatelabo.jp/20080626105833
http://anond.hatelabo.jp/20070924024609
http://anond.hatelabo.jp/20070917012058
http://anond.hatelabo.jp/20081204131324
謎い。
完全なる首長竜の日を読んだ。ちょっぴり幻想的な雰囲気があって、なおかつミステリアスな内容になっていて、なんというか神秘的な読書感というか、不思議な感覚が味わえた。
深刻なことには深刻なんだけど、表立って深刻ですよ―ってアピールしない深刻さが清々しいというか、おどろおどろしくないケイゾクを見ている感じ。
スラスラ読める文体も相まって良い読書時間を得られました。ごちそうさま。
重大なエッセンスとしてタイムリープや繰り返し系を扱う物語が多い中、程よく、と言うより基礎となる味わいとして据えた作品を手に取るのは久々だったので新鮮な気がした。
考えてみると、筒井康隆の時をかける少女もそんなに深刻にタイムリープを扱っていないのかもしれない。
細田守び時をかける少女はそこら辺ちょっと違ってて、タイムリープを物語の核として扱ってる気がする。筒井康隆は土台なのだ。その上に物語が出来上がっている。まあ雰囲気だけしか分析できないんだけど。
気を見て森を語るようだけど、昨今の物語は核を中心に物語を広げていくスタンスが多い気がする。基礎や土台の上に築く物語とは違った味わいがあるから上下を決めるつもりはないけれど、個人的に今現在は基礎や土台の上に築く物語のほうが面白いかなあって思う気がする。
まあ、完全なる首長竜の日を面白く読んで、それが基礎や土台の上に築いた物語だと勝手に解釈しているからなんですけども。
バイロケーションでは哲学的ゾンビが、紫色のクオリアではタイトル通りクオリアが描かれてたけど、意識のハードプロブレムって創作意欲を掻き立てるキーワードなのね。シュレディンガーさんなんて漫画とかラノベでも大活躍な感じするし。ミステリーでも扱われるんだなあ。まあ不思議だから当然か。
今度は奇書に挑むぞ―
最初に言っておくとこの作品ではタイムリープは起きてない。よくタイムリープものだとカテゴライズしてる人いるけどそれは間違い。
そこがこの作品のうまい所であり、大多数の人が騙されてるところ。
つまりリバイバルは時間を巻き戻してるわけじゃないんだよ。そこに気がついてる人はどれくらいいるかな?
この謎をとく鍵は悟が植物状態になったこと。この物語を植物状態になる前と後で分けて考えるとわかりやすい。
物語を順番に読んでいくと、リバイバルして何回も小学生に戻って、殺人犯を追い詰めるけど、逆襲されて殺されかけて植物状態になった、こういうふうに受け取りがち。
でもこれが間違い。作者がそういうふうに誘導しているのもあるから仕方ないけどね。
何度も言うけど鍵は植物状態の前と後。
つまりどういうことか?ぶっちゃけるとリバイバルは昏睡状態の悟がみた夢のなかでの出来事です。
現実に起きたことを時系列順に並べ直すと、小学生の悟は一発で八代を追い詰めけど逆襲される→植物状態になる(この間に長い夢を見る)→目が覚める→八代の犯罪を暴く。
現実世界の酒の席、及びユニーク名SNS方面では、逆張り野郎のそしりを受けるのを怖れ一切話題にしなかったが、やはりキムタクの判断は正しいのではないかと思う。
そこらへんの世論のシーソー的に、キムタクの立場の正当性もそのうち語られるだろうと思っていたが、どうにもタイムリープ説など明後日の方角に話が進んでしまったので、匿名の場に吐き出したいと思う。
これは確かに重要で、恩人への裏切りなど人非人と言われても仕方がない。
しかしながら、その個人への恩義と、SMAPという巨大なプロジェクトを支えた人々への恩義
女性マネージャーへの事務所による不遇と、SMAPが終わる、もしくは変質することから発生する、より多くの人々の不遇
それらを天秤にかけるだけでも、女性マネージャーへの忠義立ては難しいのではないかと想像する。
ジャニーズ事務所のダーティーなイメージから、悪徳芸能事務所vs孤高の敏腕マネージャーというような対立構図をイメージしがちだが、当然、社会人の経済活動から生まれた軋轢というものに、どちらかが絶対的な正義などというものはありえない。
私の実家は自営で小商いをやっており、もし彼女のような社員が入社し良い成績を収めたなら、それはとても有り難い事なのだろうが、彼女が勝手にキャンペーンを張ったりセールを組んだりしたならば、それはかなり困る事になる。
さらには彼女の派閥が伸長してしまうと、母屋を乗っ取られる恐怖から、「太客いくつかあげるから、独立してくれよ」と迫ることは間違いない。
これは実家の3チャン経営陣の無能が故ではあるが、きちんとした企業であれば彼女を使いこなせるかというと、それも少し怪しいと思う。
多くの会社員は、会議などの生産性の無い社内ネゴシエーションに多大な手間と時間を割かれ、そこでようやく合意を得て、役職に応じた権限を得て、それからはじめて業務に勤しむ。
会社の仕来りを打ち破る社員が大いに活躍できたのは、人を見るに優れたリーダーが、フリーハンドを与えたからではないだろうか。
そんな彼女が失脚したのは、その派閥によって会社に強い危機感を抱かせたか、リーダーが力を失ったか、もしくは会社がワンマン経営から合議制へと育ったか、いずれか、もしくは複合的理由からではないだろうか。
無論ジャニーズ事務所の内部事情など知らず、ゴシップ記事を元にした想像にすぎないが、いずれにせよ会社として、社に従順でよく稼ぐ社員なら、切ることはしない。絶対に。
移籍先やみそぎ期間など業界の慣習も障害だろうが、そのへんをクリアしたところで、5人のうち何人が芸能界に残れるのだろう。
彼等が干されたところで生活費に困ることは無いだろうが、今後も満足できる仕事が得られるかとなると、かなり不透明だ。
さらには今までの仕事の成果物、音楽、映像などの権利関係がどこに帰属するかの問題があり、ひいては彼等の集大成であるSMAPという名前自体、消滅の恐れがある。
兎にも角にも、商売に客が居なければ成立しないように、アイドル業にはファンが居なければ何もできない。
私を含む、ゴシップ記事をニヤニヤ、乃至憤慨して見ている多くのネットイナゴ達は、SMAPに対して何ら物理的金銭的なアクションをしない。
ファン達は何を望んだのか、ものずごい人数が色んな意見を交わしており、何か合意があるわけではないだろうが、SMAPの作品を買うという大きなうねりが発生した。
それがジャニーズ事務所のSMAPで居続けてくれと願っているのか、他事務所に移籍してSMAPをやってくれと思っているのか、4人のSMAPを見たいのか、それは定かではないが、少なくともSMAPの作品を今後も欲しているという意思表示であったことは間違いない。
「SMAP会見で言わされているような中でアイドルさらしさをのこそうとした一面」があると考え、それを出してみる。もちろん、それは事務所などの思惑の可能性も否定出来ないけれども、あえて紹介してみる。また、そこから考えたことについて考える。
私は、この件に関しては詳しくは追ってはいないけれどね。
草薙剛:皆さんの言葉で気づいたこともたくさんありました。本当に感謝しています。
今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今ぼくらはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています
「木村くん」って言葉だよね。ものすごい苦しい状況であったとしても、やはり、「アイドル」として発言しているって言うことには変わりがないという感じ。かなり「公式な謝罪のはず」なので、「木村さん」と表現されるはずで、「木村くん」と表現する(セリフを言う)のは事務所的には問題にはならいけれども。もちろん、別の問題が大きいからそんなに事務所に不都合なセリフ以外は自体問題にされないだけともいえなくはない。もしかしたら、台本では違ったのかもしれないけれど、「SMAP」としての発言だったのだろうな。と思わせる一瞬だった。
花を売っているのは花屋っていう言い回しは昔からあって、「SMAPタブー」とかで知っていたのだと思う。これなら「前を見て進みたい」という言葉なら発信しても大丈夫というセリフを、役者経験などから導き出したんじゃないかと思う。「世界に一つだけの花」などの歌詞と自身がアイドルであることを自覚しての発言だったと考えている。((もちろん、そう思いたい。というのもあるというのは否定しない))
SMAPのタイムリープネタが受けるのって、「変えられない運命」的なものがあって、それに対して行動できるような人(たち)、行動してきた人たち、だからじゃないかとも思える。例えば、タイムリープネタ「運命を変えるために、何度も繰り返した」というフレーズは、練習や試練などの繰り返して変えてきた強さにも使えてカッコを入れると、「運命を変えるために、何度も(練習や試練を乗り越えるようなことを)繰り返し(いままでして)た」というところで、他のSFものよりもしっくり来るんじゃないかと思う。
少し話がそれてしまったのだけれども、この運命もどうやってか乗り越えようという考えのもと、行動して、ゴシップ紙に「裏切り」などと書かれたのだし、「前を見て」っていうのは、もしかしたら、事務所に対する反逆の一つだったのかもしれない。それは草薙が「ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて」といっているから。事務所的に問題なく、社会的に物議を醸し出す発言になり得るのは、理解していたのだろうと思う。経営者論が昭和時代と変わっているのは、わかっているはずだし、学ぶことはアイドル(役者)としてのの勉強と言えば、特に止められることもないだろうし。経営者とTVなどで話す機会も実際にあるだろうし。もちろん、経験で培ったところもあるだろう。この放送は修羅場であり、逆に言うとチャンスでもあるかもしれないのだし。起死回生をかけた可能性は、否定出来ない。
「前を見て」って状況の中で言わされているのか、それとも自分で考えた言葉なのだろうか。
事務所的には、日付を言うくらいは問題にならなくて、でも、「あえて言った」というところは、何を意味するんだろう。というのは分からない。希望的観測から「記録されるべき日」にする事を目指したんじゃないだろうかと。考えている。「今日は2016年1月18日」これを聞いた時、『パイレーツオブ・カリビアン』の「今日という日を忘れるな、キャプテン・ジャック・スパロウを捕り逃がした日だ」というのを思い出した。『パイレーツオブ・カリビアン』の作中ではエリザベスに彼にまつわる話のどれだけが真実なのか質問するのだけれども、けれども、真実などない。ような答えを返している。現在のSMAPの取り上げ方、「真実などない」は話(や物語)が一人歩きするということがわかっていてやったのかもしれない。とも思える。
真実がどうあろうとも、もしかしたら、あの放送で、昭和の怪物の一部分が一つ壊れたのかもしれない。というより、あらわになった。それにたいして、「前を向いて」私たちは何ができるのだろうか。ということを考えている。
あの放送は、ものすごい違和感があったのだけれども、錯綜はあって「散ってでも、一矢報いたい」ようなものは、あったはずだと思っている。
SMAPの歩んできた過去も、俺たちが知っているのとは違ったはずだ。
そして、過去を変えることでSMAP解散を阻止できる可能性を告げられるんだよ。
福島県へと移動する車の中で、この5年、政府とTOKIOが極秘裏にタイムリープマシンを開発していたことが告げられる。
大規模な立ち入り禁止区域を用意されているおかげで、DASH村の地下にはLHCが作られたんだよな。
もちろん原発はひそかに稼動していて、そこからエネルギー供給がなされている。
除染作業の名目を使えば、身元不明になっても差し支えないような作業員をいくらでも用意できる。
だから、誰もタイムリープマシンの存在に気づかなかったんだよな。
しかし木村がSMAP解散を阻止するためにはいくつかの事件を発生させなければいけない。
具体的には、
香取慎吾に女装をさせ、ミリオンヒットシングルを歌わせる。おはスタだけのネタであった「オッハー」を、流行語大賞に入れる。
草なぎ剛を泥酔させ、全裸で暴れさせる。公然猥褻で逮捕させる。
SMAPが解散を免れるには最低限これだけ実現させなければならない。
国民的アイドルとしてSMAPが成立するには、これだけの紆余曲折と社会の目に晒されなければならないのだ。
そして木村はタイムリープし、実際に事件を誘発することで過去を換えることに成功する。
木村が安堵しているところに、マネージャーと中居による独立騒動が発生する。
これでは何も変わらないではないか。俺が何度も何度も失敗してきた、あの過去は、そしてメンバーの騒動はなんだったのか。
過去を繰り返してきた木村にははっきりとわかる。この世界線での解散騒動に自分は初めて挑むのだ。
意を決して木村は社長に直談判する。しかしそこで屈辱的な条件を突き出される。