「面白い」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 面白いとは

2024-05-04

好きなゲームから並べていったらどんどんフリーゲームが弾き出されていくよね

洞窟物語」も「ruina」も「魔王物語物語」もフリーゲームとしては最高に面白いと思うけど、じゃあ有料ゲーム比較したらってなると凄く苦しいね

作り込みがリッチかどうかなんて+10%ぐらいの加点域でしかいかけど、90点~100点までの世界でのデッドヒートでそこが切り捨てられているとかなり不利になるわね。

今の時代はもうフリーゲーム落ち目で、本気でやる時はインディーズとして有料になりやすくなったけど、そのおかげでこの壁を超えてこれる作品も増えやすくなった気がするんだよな。

0円で遊べる90点のゲームより、3000円払って95点のゲームを遊びてえんだよなあ結局よお。

anond:20240504152341

お疲れ様です

以下追加しときます

買う客だけ犯罪にしたら売る売春婦の状況が悪化したの「経済学」って感じで好き

買春犯罪化により客が減り、少なくなった客の交渉力が上がって、値下げやNG行為(ノースキンなど)の要求売春婦が抗えなくなり収入が減ってより危険になったとのこと。

フランス買春処罰法がセックスワーカー仕事生活に及ぼした影響

https://akaikasa.net/?p=999

記事ではあまり触れられていないけど、犯罪化により違法行為を避ける善良な客がいなくなり反社会的な客だけが残ったというのも大きそう。

経済学者が嬉々として教科書に書いて

「需給の法則には誰も逆らえない。良かれと思ってこの規制を導入した当局人間たちは市場でそれぞれのプレイヤーインセンティブの変化にどのように反応するのか事前によく考えるべきだった」

ドヤ顔講義しそう。

面白い記事を紹介してくれてありがとう

いつまで保つかなぁって悪趣味な目で見ている

識者様、軍師からなる指示厨軍団が大挙して押し寄せやすゲームで、

素人の私から見ても「何やってんだこいつ」と思うような、

変にこだわりがあるのにそのこだわりを全く活かしきれないプレイングをし、

結果として、大量の支持コメを呼び込んでいるんだけど、

それに対してガチギレしてヒステリックに金切り声で罵声を浴びせて、

突然配信を切るような女配信者を面白おかしく見ている。

キレ芸としてやってるなら大したものだし、ガチに切れているならあまりキチガイヒステリー珍獣じみて面白い。

一つ言うなら、とにかくなにか一つでも怪しい判断を見せると、

ベテランプレイヤーにも罵倒と連投長文指示コメが飛ぶような界隈で長く生き残ってるのは、

指示コメするような奴を全部ブロックするか、

指示厨のメンツを潰すような奇抜なプレイングで勝てる奴だけ。

指示厨に対してお気持ちを述べる奴は、

噂が噂を呼んで指示厨をますます引き寄せ、

まともなコメントは流れなくなる程に荒れる。

それでゲームどころか、配信引退した奴もそれなりに見てきた。

さて、貴女はいつまで保つかな?

Twitterで、つまらない映画損切り、というインベンターZがバズってる?けど

おそらく誰も本編読んでない

あれは話の流れとしてはおまけの余話

インストリーは何百億だか資金を元手に学校運営資金投資で稼ぐ投資部に入った主人公投資を学んで成長していくみたいな話

俺は斜め読みしたけど

初心者向け投資情報商材読まされてる感。新書扱いなら面白いんだろうが漫画としては面白くない」

という感想で途中損切りした。

anond:20240504180148

不適切にもほどがある!」も結構楽しめた。「俺の家の話」の方が出来はいいと思うが、やっぱクドカン面白いわと思った。それでもクドカン最高傑作は「いだてん〜東京オリムピック噺〜」だと思うけどね。「季節のない街」も観ているよ。

あと普通に「光る君へ」も楽しんでいる。

今期のドラマでは、「アンメット ある脳外科医の日記」が一番楽しみ。

「虎に翼」を面白いと言ってる人って他にはどういう作品がが好きなの?

「虎に翼」を評価してる人って普段どういう作品を楽しんでいるの?

好きなドラマ映画漫画ゲーム演劇、なんでもいいから教えて欲しい。

なんでかって?

「虎に翼が好き」という感覚理解したいからだ。

私は虎に翼が面白いとは全く思えない。

正々堂々とハッキリ言っておくのがフェアだろう。

私が朝ご飯リビングで食べる時間母親が毎朝見いるから一緒に見せられているが、全然面白くない。

出勤日には食堂や休憩室のテレビで同僚と一緒に見ることもあるが、全然面白くない。

なんでこんなのを見せられなきゃいけないんだろうと思ってる。

正直、朝ドラは全部苦痛だ。

まらない。

虎に翼だけは特別面白いとも思えないし、それ以前にやっていた作品と差があるようにも思えない。

そして、虎に翼は正直言って他のドラマよりもある意味レベルが低いと思っている。

扱っている題材が単なる恋愛モノに留まっていない分、出来の悪さがより如実にやすくなっているように感じるからだ。

なんでこんなこんな作品評価されているのかが知りたすぎる。



「じゃあ逆に、虎の翼が好きじゃない人はどんな作品が好きなんだろう」と感じた人もいるだろう。

それに先に応えるのがフェアだろうから回答する。

国産ドラマなら「dele」「民王」「おいしい給食」が最近(もう結構古いな・・・)だと好きだった。

海外ドラマ場合は本当につい最近配信された「フォールアウト」を推したい。

小説だとミヒャエルエンデ、劉慈欣、恒川光太郎村上春樹といったファンタジー系の作家を好んでいる。

映画ならファンタジー作品だと「チャッピー」のようなSF人間は愚か、実話系でも「イミテーション・ゲーム」のようにサスペンス寄りなものが好きだな。

全体として、手間暇をかけて世界観空気感を構築する作品を好んでいるようだ。


さて、じゃあ私は「虎に翼」に対して丁寧な世界観空気感の構築を感じていないということなのではという仮説が立つな。

うん。そうなんだと思う。

「この時代はこんなにも男女不平等だったんですよ~~~~」と視聴者に語りかける時の説明台詞っぽさは本当になんとかならないのかと感じてしまう。

説明することにばかり意識が言っていて、その中に不自然さが溢れているんだよ。

まれから今日まで当たり前のように男女不平等世界に生きてきた人々であるという感覚そもそもないとういか、突然あの時代に転生してしまった現代人が必死にあの時代人間のふりをしているかのような語り口なのはなんとかならないのか。

脚本を作っている人たちの中に、男女の生き方についての「常識」が違ったという前提がすっぽり抜け落ちているようにさえ見えてくる。

「男(女)が~~~なのは当たり前でしょ?」という感覚の当たり前感が薄っぺらい。

劇中でそれをわざわざ再度強調する時の

「女~~~~!!!女ごときが~~~~~!女め~~~~!!!

「え?女だから駄目なんですか」

やれやれとんだ差別主義者がいたものだな」

「女ごときが~~~俺が間違っているというのか~~~~~」

法律ではこのようになってますな」

「それは法律が間違っているんです」

「女~~~~まだ言うか~~~~~~!!!!」

みたいな流れも見ていていい加減うんざりするというか、アレを作劇的に意味があるものだとして監督ディレクターOKを出している、というよりも後押しをしてより安っぽい作りにしようと頑張っているんだろうなということに程度の低さを感じて目眩がしてくる。

男女平等啓発のための30分程度の教育ビデオならともかく、30時間も尺があるドラマで「物語を通して薄っすらと見えてくる現代とは違う男女観」を浮かび上がらせることを放棄して、露骨でっち上げた憎まれ役に「女ごときが~~~~」と何度も言わせているのは稚拙と言わざるを得ない。

なぜ、こんなもの評価されているのか、私には本当に不思議でならないんだよなあ。

anond:20240503141704

ハイキュー!!

映画公開の少し前、途中から見始めたらはまった。

スペシャル外伝?は除いて)ぐいぐい引き込まれテレビ分は最後まで見たよ。

最初から面白いか途中から面白くなるのか、経験からは言えないけど。

今のアニメってギャグパート入れないとダメなの?

忘却バッテリー見てる

面白いんだけど

ギャグパートがなかったら傑作野球アニメになったのにって思う

鬼滅の刃ギャグパートなかったら時代劇として完成してたと思う

なんでギャグパート入れるの?

月虹はすごいアニソン

連休を利用してからくりサーカスという漫画を読んだ。

王道少年漫画という感じで、絵柄も古い感じだし読み始めはフーンくらいの感じだったが、読み進めるうちに先の読めない展開にのめり込み、多少の矛盾無視して昼夜関係なく血眼で読みラスト号泣した。

こんなに面白い漫画があったのか!と感動してアニメも観た。

そこでED曲、BUMP OF CHICKENの月虹を聴いた。

衝撃だった。

一度でもからくりサーカスを読んだことのある人は歌詞を見て欲しい。

まりにも、作品解像度が高い。

ネタバレになってしまうのであまり深くは言えないが、この作品片想い重要テーマ

それに対してこの歌詞

たった一度だけでも頷いて欲しい

鏡のように手を伸ばして欲しい

相手が振り向いてくれない時の気持ち。"片想い"って言葉を使わずにここまで表現できるものなのか。日本語は。

もうね、歌詞があまりにもあのキャラことなんだよ。

漫画を読んだひとならわかるんだ。

まりにも感情移入できる歌詞なんだ。

いや、キャラクターとしては感情移入なんかできないすごく身勝手キャラクターなんだよ。

でも、曲を聴くと分かるんだよ。

もうとにかく本当にすごいんだ。

漫画もすごいんだけど、この曲の解像度は本当にすごいんだよ。

漫画を読んだことがあるひとはみんなこの曲を聴いて歌詞を見てくれ。

漫画を読んだことのない人は読んでから曲を聴いてみてくれ。

本当にすごいから。

anond:20240503232218

アニメ勢だけど、作品面白さ以上に評価されてしまってるような気がする。

ふつーに面白い、けどなんでここまで熱狂的になるんだろう? って感じ。

TRIGGERが好きなら観ておいたほうがいいと思うけど、増田はそんな感じでもなさそうだし、観なくていいと思うよ。

ちなみに自分17話が面白いと思ったけど、一般的には最新話の18話がいかにもコメディタッチなので評判良さそうなイメージ

anond:20240504113512

それ微妙じゃないだろ。自分で「やれたもんじゃない」と言ってるし。

ファミコンほど古いゲーム面白いとは思えないのは同感。

個人的には2DならSFC以降、3DならPS2以降ならいいかなと思う。

anond:20240504113512

思い出補正なのは否定しない。とはいえ、その思い出補正だって、偽物でもなんでもないから、本人がそう思ってるのなら、茶々を入れる必要はないな。

まあ、向こうが茶々(これ面白いからやれ、とか昔のゲームは良かったとか)を言ってきたなら、反論しても良いだろうけど。

PS2の頃に「FC時代の超名作は今やってもずっと面白い!」と言われてたけど、今やったらどれも微妙だよな

テトリスでさえ「レスポンスがクソ。落下速度に対して回転の反応がついていってない」と言われとるやん。

技術が発達しても変わらない名作って存在しないんやなあ。

SFC時代ゲームでもしょーじき今はもうやれたもんじゃないよ。

DQカービィデータ消える。

RPGレベル上げて殴るだけか、弱点あてクイズのどっちかばかり。

パズルゲームレスポンスもまだまだカス

アクションゲームでさえ容量制限ギミックレパートリーが絞られてる。

ドット絵が凄いと言っても「技術制限の中で頑張っているのが凄い」であって、やっぱ全体としては画質が低すぎる。

ぶっちゃけさ、PS2やWII時代ゲームも今やったら微妙なのばっかだよね。

ゲームとしてのデザインが大味だったりカメラコントロールカスだったり、端的に言ってグラフィックがカクカクすぎたり。

2050年に遊んで面白がれるゲームなんてほとんどないと思う。

anond:20240504091005

そら駐車場無料じゃないのは、電車で来させること前提の思想なんだからしょうがない

都市中心部から離れるごとに駐車場が安くなっていって、最終的には終日無料になるのが面白い

anond:20240503232218

漫画面白いアニメ普通にいか高視聴率であって欲しい、でもランキング順位がかなり低い、だからもっと広めて応援したくなる、というのは分かる。

でも結局すごくてエッチで分かりやすミーム的なアニメには売上げで勝てねンだわ。

トリガーがやってるとは言え作画面白く出来るような作品でもないし、結局普通に良い止まり

2024-05-03

https://twitter.com/mtknbeats/status/1785971017820852544

遠距離彼女手作り料理を大量に作り置き Xで自慢

→女さん発狂

→男は医者でした。手のひらクルクル

夜職フェミさんほんとうに分かりやすくて面白い

anond:20240503215320

プレゼントを送り合う関係が出来てるかどうかすら元増田文章じゃ分からねえんだからコンビニ菓子でいいんだよ

「わからいから最小でいい」というのは面白い思考回路だな

首都直下地震が本当に起こるのかはわからないんだから備えなんてほとんどしなくていい、みたいな

インベスターZの映画損切りの件で、カルト勧誘を思い出した話

俺は個人的にはね、邦キチは映画をサゲないのが良いと思う派なわけよ。

名作も迷作も世の中がそう勝手に言っているだけと言わんばかりの強烈な邦キチの熱量部長が適宜突っ込むという作劇が絶妙バランス映画自体を貶さないで済んでいると思うわけよ。

あと、あん清潔感のある同衾への動線ある?押し入れから枕だけ取り出してswitchと一緒にやってくるみたいな。乾いているわけではなくしっとりもしていない青春空気感俺もう怖いよ。

なんだっけ (( 閑話休題 ))、そうそうXで燃えるほどでもなく話題になってたインベスターZ(インベ)の話ね。良い宣伝だよね。WinWinだよね。

でも俺はカルト勧誘を思い出してゾッとした。

いま公式ポストで該当回読めるから読むと良い経験になると思うんだけど、これ流れがすごい怖いんだよね。

まず、ラーメンおごってもらえると思って部活の先輩についていったら、観ろって言われて「感動作、大ヒット」ってポスターに書いてある映画を"見たくもない"って自分で言っておいて、自分で金払って観始めるんだよね。

もうここが怖い。ナチュラルにその集団の中の指示に従うという刷り込みが終わってる。見ないとラーメンおごってやらないぞって言うエクスキューズ言い訳)も準備してある。

怖い怖い。映画観る金でラーメン自分で食えよ。もうそ集団の中のイベントに参加するためには身銭を切る必要があるって意識に上ることすら無くなってる。

で、まあ映画を観始めてクッソつまんねぇなあって思うこと自体はアリだと思うわけよ。ここを否定する映画好きはまずいないと思う。

ただ、インベ作中の主人公が「客をバカにしているとしか思えない!」みたいな感想に、あれ?みたいな違和感を感じると思うのよ。

で、映画館で席を立ってしまう。まあこれも個人的にはアリだと思う。トイレで席立つ人を想像しなくても、まあ、割と映画祭とかでエログロの時って席を立つ人、いるよね。

個人としてはXでの風潮とは別で、観たくもない映像押し付けられたときに見ないという選択肢を取るのは決して映画嫌いを意味しないと思ってる。

映画って体験として強烈だからトラウマが刺激されるとか全然あると思う。

感情を揺さぶる力が映画にはあると思っているし、だからこそエンタテインメントとしてこの感情の揺さぶられ方は嫌だと言って拒否するのはアリだと思ってる。

から安心してほしい。少なくとも俺は映画の途中で観るのを止める人が映画好きを公言してても別に普通のことだと思う。

ただなあ、インベの席の立ち方って「こんなもの最後まで観たらバカになる!」とか言って席を立つんだよね。

そのあと、実は何分で途中で出てくるかが、その集団投資部)恒例の賭け事の対象ってのは、まあそういう部活の謎の伝統あるよね、みたいなのは判る。

ただね、その後たぶん、ん?って思うセリフがちょくちょく作中の人から語られるのよね。

この賭け事の伝統っていつからやってるんスか?あー、映画大衆化した戦後のことだろう、とか。

映画最初の5分で面白いかツマラナイかわかる、とか。

(5分でツマラナイってわかるヤツがレコードタイム18分っていうのが、微妙リアルちょっと面白いけど。宣伝10分+本編5分+退出3分だとありそう)

まあ、時間無駄だと思った後、惰性でみるこた無いんでは?ってのは、その通りだと思うわけよ。

いやー、映画最後どんでん返しがあるかもよ?という意見があるのはわかるけどさ、ソレ、ホント有言実行してる?とも思うのよ。

あー、一本の映画とあるかもしれないけどさ、アイアンマン観てこういうアクションものは肌に合わないかなーと思ったとしてさ、いや経験になるしそこは映画好きならマーベルシネティックユニバースは全部観てから語るべきでしょ、とホントになってるかなーと。

今期1話で切ろうと思ったアニメちゃんと完走してから1話を語るようにしてますか?という。

もちろんね、エンドレスエンドレスエイトを実況板に張り付きながら見経験は一生の思い出にはなっているけどさ、それを強要できるかな、という。

うそう、で、インベの話ね。

投資部に入るものはさっさと席を立たなければならない、というあたりが、カルトっぽいのよ。

選択肢錯覚に近いんだけど、ここまでで既にインベの世界観共感する読者には刷り込みが終わってるわけよ。

大ヒットするような感動作は、観るとバカになるような映画だ、大衆化した映画なんてものは、投資家が観るようなものでは無いっていうね。

ソコを前提としたうえで、つまらないものをつまらないと思いながら最後まで観ることを何の価値もないと断ずる。

しかしたら最後面白くなるかも、とか、挽回する可能性は低い、ではなく、ハッキリ言いきる。

株価の話で損切りの話もしたうえで、金よりも時間大事と気づいたお前はテストパスしたと言う。

作劇としても大変に巧みで、「いやいやそうは言っても最後最後面白くなるかも」という反論を「それっていずれ株が上がるかもと思って塩漬けしてるのと同じじゃん」と"自分で"気が付けるようにしてある。

インベの主人公も、自分で気づいたという点を評価してもらっている。

これものすごくカルト勧誘っぽいのよ。

インベの主人公は、なんだかんだと言いながら、全て自分で行動している。

自分お金映画チケットを買い、自分映画を観て、自分映画を途中で観るのを止め、その行為を「お金より時間大事とオマエが気が付いた」と評価される。

誘導はされているけれども強要はされず、解説はされているけれども自分で気が付いたことにされており、不満点は相手が聞いたうえで断定的に回答する(「過去は忘れる」)。

ホモソーシャル部活動の体だからそこまで違和感はないけれども、これ、同様の体験大学入学時に魅力的な先輩からなされたときに、それってカルトではって気が付けるか俺には自信は無い。

しかもよ、背景にはうっすらと自分は凡人とは違うっていうエリート意識というか、投資意識みたいなものがあるわけよ。

ラーメン屋に誘うというフレンドリー関係性、映画館で途中で席を立つという"他人とは違う"体験損切りという部内で通じる単語を通じてグループ内の価値観を共有していく。

しかもこれ、漫画としても同じ構成になっていて、漫画というなじみのある媒体で、大衆の感動するような映画には流されない俺というちょっとしたアルアルを追体験させて、損切りという価値観を共有している。

ココに対して、「いやーその価値観はこれこれこういう理由で狭量だよ」と伝えても、おおむね反発を受けるか、わかってないヤツ扱いされると思う。

だってこれカルト洗脳の手順をそっくりなぞっているもの

しかも大変に良くできた作劇なので、漫画を読んでなるほどと納得した人は、映画最後まで観る派に対しては「ああ、こいつは損切り出来ない投資家に向いてないヤツなんだな」と思わせるようになっている。

俺はカルトの脱退のさせ方は詳しくないのであんまり的確なことは言えないんだけど、あの漫画に納得する人を否定したり馬鹿にしたりするだけでは、少なくとも価値観を変えることはできないだろうな、と思う。

そして、インベスターZという漫画の作劇は、少なくともあの映画損切りの回は、とても怖いと思った。

実は同じくらい、今回の件で映画最後までみる経験派も"危うい"と俺は思っている。すごく配慮したコメントしている人もいる一方、そうでない人もいるから。

映画は数あるエンタテインメントのうち一つでしか無いので、それを重視しない人生もまた、俺は尊重したいと思う。

サタンタンゴを観た人類しか得られない経験は間違いなくあるけど、それを貴重な経験だよって誘う勇気は俺には無いから。

あと、最後まで観る強硬派は、MCUのエンドゲーム以降の観る順番を教えて下さい。ワンダヴィジョンくらいからついていけてないです。お願いします。

テオ・ヤンセン展を観てきた

静岡県美術館でテオ・ヤンセン展を開催中である

ずーっと昔になんかのCM(HALだかモード学園とかだったような)で、謎の物体ガチャガチャ動いているのを見た記憶があったので、ちょっと興味が湧いて観てきた。

とは言え、「動いてナンボのもんなのに、置いてあるのを観るだけで面白いわけないだろ」とあまり期待せずに入館した。

館内に実物の、ガチャガチャ動く、謎の物体(ストランドビースト)達が展示されている。

間近で観ると、ペットボトルやらチューブやら、子汚いプラゴミの集まりしか言えない。正直、入ったことを後悔した。この時点では。

ふと脇を観ると「リ・アニメーションの予定スケジュール」が掲示されている。

リ・アニメーションとは要するにストランドビーストを実際に動かす実演ショーらしい。

まり、置いてあるだけじゃありませんでした。舐めてました。すいませんでした。そりゃそうよね。

実演ショーは1時間に1回程度で、あと10分ほど待てば開催する様子だった。

待つ間、暇なので常設のロダン館を観ていく。前にも観たことがあるので、ざっと眺めるだけにする。

地獄の門が気軽に観れるなんて、凄いぜロダン館。

実演の時間になったので、展示室に移動。

作品説明が流れ、飼育員さん(専属スタッフの人をこう呼ぶらしい)がコンプレッサービースト接続ガチャガチャやっている。

スマホのお持ちの方は撮影どうぞ」的なことを言っていたので自分スマホをかざして準備する。

で、ついに動き出すビースト。おーーー テレビで見たヤツだ。よし、それなりに満足だ。

「実際に作ってみたい方のために、ミニチュアのキットを販売中です!」と宣伝していた。しっかりしている。

拍手とともに実演が終わり、散っていく観客たち。

と思ったら、飼育員さんを捕まえて質問を浴びせている人たちがいた。「なんで飼育員さんになろうと思ったんですか?」みたいなことを聞いているようだ。

答えが気になるが、あからさまに立ち聞きもできず立ち去る。実演ショーの一部に質疑応答を組み込んでくれ。

その後、インタビュー映像とか年表とか観て回る。インタビュー映像は「フリーズしたのか?」と思えるほど、静止する時間が長かった。

テオ・ヤンセンがなんでビーストたちを作ってるのか、色々説明されていたようだが、腑に落ちなかった。

あんプラゴミを量産しといて(他にも、生産終了が決まったケーブルを50km買い占める、とかも)「SDGs共鳴するものがある」は無理があるだろう。

要するに「デカくてガチャガチャするものが風だけで動いたら面白いんじゃない?」ってことじゃないのか?認めろヤンセン

一通り観終わり、物販コーナーで件のミニチュア確認する。3000円くらいだ。まぁ妥当な値段か。

組み立て済みのものを実際に動かして遊べる(?)コーナーがあった。

ちびっ子たちに混ざって自分もウチワであおいでみる。動いた。すぐ飽きる。やっぱこれに3000円は高いな。

ミニチュアだけではなく、本物のストランドビーストのパーツも額装されて売られていた。見間違いでなければ、10万円を超えていたようだけど、売れるんだろうか。

どうでもいいけど、館内の表記はすべて「ストランドビースト」で統一されていて、「ビーチアニマル」の表記は見つからなかった。

自分は「ビーチアニマル」だと思っていたから、記憶いか?と思ったけれど、間違いではないらしい。公式には「ストランドビースト」のようだ。本当にどうでもいいけど。

まり、何が言いたいかと言うと、テオ・ヤンセン展はそれなりに楽しめるから行って損はないよ、と言う話。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん