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はてなキーワード: 創作物とは

2014-11-28

黒岩裕美氏Twitterアカウント炎上について

見出しの件について、下記の通り当方見解を記します。ただし、あくまでも個人的見解であることをご了承ください。

本件概要

 コミュニケーションSNSであるTwitterにおいて、アニメ制作会社Production I.Gから作業委託を受けていたアニメーター黒岩裕美氏(Twitterアカウント黒岩裕美@kuroiwayumi 他別名義アカウント有)が自身の関わるアニメーション作品についての不適切発言及び不適切イラスト等の投稿、企画を行ったため炎上した。

なお、黒岩氏が関わった作品についての「愚痴」や特定キャラクター等についての黒岩氏の嗜好等の発言が、該当作品のファンの目に入ったことにより炎上が加速したと考える。

そのため、本件の原因として「自身の関わった作品仕事)の愚痴ツイートしたため炎上した」という認識が多くみられるが、本件はそのような一つの原因によるための炎上ではなく、以下の三点が原因であると考える。

黒岩氏のTwitterアカウント炎上の原因として考えられる三点

 1、契約会社が一目で分かる及びクレジットへ記載される氏名のアカウントにおいて、アニメーション制作の際に、原作コミック出版している出版会社(このとき原作者出版社についても二次利用について契約が締結されていると考えられる)より二次利用等の契約を当該会社が行っているにもかかわらず、会社を通さず、契約範囲外の場所会社資産であるイラスト作品を、不特定多数ユーザーが見ることができる状態で無償にて公開した。また有償頒布を行おうとした。この場合資産漏えい・持ち出しに該当し、会社においては作成したイラストについて二次利用契約を他玩具及びメディア媒体企業との締結を行い販売するといった、会社として利益を得る機会を損なった可能性があると考えられるため。

 2、1と同様のアカウントにおいて、原作において存在しない場面等を会社資産であるイラストを用いて表現し、不特定多数ユーザーが見ることができる状態で、無償にて公開した。また、有償頒布を行おうとした。この場合原作及びアニメーションにおいて当該の場面が存在すると閲覧者が思い込む可能性があり、会社資産である該当作品において視聴者へ誤解を招く可能性があると考えられる。そのため、所属会社原作出版社の信頼を損なった可能性があると考えられるため。

 3、所属会社が一目で分かる及びクレジットへ記載される氏名のアカウントにおいて、所属会社作成している作品について不適切発言を行った。この場合所属会社情報漏えい及び所属会社の一員である黒岩氏の発言によって、世間から所属会社への信頼を損なう可能性があると考えるため。

 上記三点については、原作コミックの読者及びアニメ視聴者の誤解を招く可能性が多くあり、また、企業としての社会的な信頼や利益を損なうといった当該職種に関わらず、すべての産業において極めて基本的でありまた、もっと重要視すべきコンプライアンス違反した行為であると考えられる。

前提条件

 所属及び自身業務委託契約を締結している会社や氏名を公開している、また特定が可能なアカウントにおいて、会社内情や自身が関わっている作品情報を公開することは、勤務時間中に取得した情報漏えい及び資産漏えいとなり、コンプライアンス違反となると考えられる。また、会社の一員として特定作品に対しての不適切発言を行うことや、会社資産であるイラストにおいて個人的思想等を表現することは、会社思想であると閲覧者が誤解をする可能性が大きいと考えられ、会社の信頼を損なうものであると考える。

 アニメーターである黒岩氏のイラストは、勤務時間外に作成されたものについては、基本的アニメ制作会社資産ではないと考えるが、黒岩氏が別名義でイラスト投稿していたアカウントの説明を引用すると“アニメーターです。仕事をサボってかいた らくがきを こっそりあげてく垢”(注:垢…アカウントの意)となっているため、勤務時間ととれる時間内に作成したイラストと考えられ、同様のイラスト黒岩氏の本名であるアカウントにも投稿していることから、同様の条件で作成されたイラストである判断する。この場合、勤務時間中に個人的作成したイラストではあるが、会社資産を使用して作成されたイラストと考えられるため、当該イラスト会社資産といえると考える。

また、個人的に勤務時間外に作成されたイラストであったとしても、自身公式制作に関わっていることがわかる名義のアカウントから投稿することは、投稿者肩書等も大きく影響し、また、筆致や着色、構成等において公式として作成されたものと閲覧者が誤解する可能性が大きいイラストであると考える。これについて、会社アニメイラストを使用した商品について企画へ展開する機会や実際に商品を展開した際に、似通ったイラストが既に無償不特定多数ユーザーが閲覧できる状態で制作会社関係しているユーザーによって投稿されていた場合、新商品情報漏えいしていると判断される可能性が大きく、商品展開できないと判断される。

それに加え、実際には行われなかったが、公式として作成されたイラストと誤解を招く状態のイラストを使用した物品を有償頒布を行った場合企業利益を得る機会を奪うという、模造品や海賊版といったものと同様のもの作成しようとしたと考えられる。

 前項のような海賊版ともとれる物品をアニメ制作会社から作業委託を受けているアニメーター作成しようとし、企業利益を損なおうとしているという状態であることが、まず企業としてそのような作業員放置しているということで、信頼を損なう可能性があると考える。また、勤務内容に関する不満等を自身公式制作に関わっていることがわかる名義のアカウントから投稿することは、企業マイナスイメージを外部の閲覧者に与えることとなり、企業の今後の展開において、アニメーション制作という技術必要職種であることから、当該制作会社へ同様の職種として就職業務委託を受けようとする人員の確保などについてマイナスの影響が発生する可能性があると考える。その他にも、勤務内容について不満がある者や企業情報漏えいしている者が関わっている会社へ、他企業が業務を委託、また契約を行う際にマイナス情報として企業判断することとなる。

 企業相手でなくても、原作にない場面の描写自身公式制作に関わっていることがわかる名義のアカウントから投稿することは、企業としてそのような描写を推奨しているまたそのような関係企業としてえがこうとしていると、アニメ視聴者原作コミックのファンなどへ誤解を与える可能性が多くあり、その描写に対して不快感を覚えた視聴者から、そのイラスト作成した黒岩氏に対してだけでなく、黒岩氏が作業委託を受け、クレジットが同様にアニメーション作品において記載されるアニメ制作会社に対して不快感や不信感を覚えることとなると考える。このことから企業として今後展開していく際に、マーケティングターゲットである視聴者から期待している反応を得ることができない可能性が大きくあると考える。

以上のことから、今回の黒岩氏の行動について、アニメ制作会社企業利益を得る機会を奪うとともに、企業としての信頼を損なった可能性があると考える。

【参考】

文化審議会 著作権分科会(第23回)議事録・配付資料資料6] 3 3.コミック文部科学省(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/010/07101103/006/005.htm)

文化審議会 著作権分科会(第23回)議事録・配付資料資料6] 3 9.商品化文部科学省(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/010/07101103/006/011.htm)

パテント2008年8月号目次|日本弁理士会 (論考)アニメ著作権(https://www.jpaa.or.jp/activity/publication/patent/patent-library/patent-lib/200808/jpaapatent200808_011-047.pdf)

原作使用契約書 | 著作権契約作成なら藤枝法務事務所(http://it-chizai.sakura.ne.jp/format/gensaku.html)

パテント2009年10月号目次|日本弁理士会 (3)「商品化許諾契約」の解説及びその留意点(https://www.jpaa.or.jp/activity/publication/patent/patent-library/patent-lib/200910/jpaapatent200910_080-087.pdf)

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以下は、前述の内容と比較すると極めて個人的な考えとなることをご了承ください。

個人的な考えを書きます

まず、アニメーターという職業に関わらず「創作」という行為が主となる職種クールジャパンと称されるような事象と関わりが深いと考えられるもの)については、個性というものが大きく影響するものだと思っています

絵を描く能力であったり、を書く能力であったり、効果的な構図や、印象に残る色彩、音響、またパフォーマンスなど、それぞれについて必ず創作者の個性が元のエネルギーとしてできており、そのせいで誰もが好意的に感じるものはないと思います。ただ、全員が好きだと感じなくても誰かが好きだと感じることが必ずあるものだと思っています。すべての誰かに嫌われることも、すべての誰かに好まれることと同様にほぼ不可能なことだと思っています

創作という行為から精製される創作物に対して個性というものは、誰かに好かれるために不可欠なものであり、また、誰かに嫌われないために不要であるものと言えると思います

職業として、創作行為に関わった場合にも、ある企業の名のもとに公開された一つの作品であっても、その作品に関わった多くの創作者の個性がいたるところから我々は感じることができ、それによって好きな作品が生まれていくのだと思います

前にも書きましたが、個性を出すことはプラスであり、マイナスであります。そして、個性を出すことは自身にとってプレッシャーでもあり、強みでもあると思っています

今回の件で、「愚痴を言うくらいいいじゃん、仕事してたらみんな言うでしょ?」のような意見を目にすることが多くありましたが、確かに愚痴は言いたくなります。言います仕事をしているのは私という一個人ですから

それでもその私という個人は、会社の一員であり、社会の一員であります

会社の一員であるということは、会社不利益になるようなことは言ってはいけないと思っています。そして、社会の一員であるということは、それぞれの会社同士がぶつかり合うことなく、適正なルールにのっとり、社会問題なく生きていくことができるようにしていかなくてはいけないものだと思っています

個人としては愚痴を言います。言いたいです。でも会社人間として会社愚痴は言いません。だって会社不利益につながるからです。だから身分を伏せて、あるいはどこかの誰かとしてポイントだけで愚痴を言います

その愚痴ポイント会社特定できるものになってしまうなら、他の誰かに聞こえるような全公開の場で言うべきではないと思います。それこそ内輪で愚痴を言っても聞き流してくれる相手にする方が良いと思います。難しいかもしれません。

今回のような「創作」に関する職業場合個性必要である職業の為、愚痴を言うのも言わないのも難しいのかもしれません。

また、仕事としてでなくても「創作」を行っている人は沢山います、その人たちは自分作品についてや、作品を生み出すことについて沢山愚痴を言っています。だから愚痴を言ったことがある創作者は、会社の一員である創作者の愚痴もあるものだと思っています。だから聞かなかったことにしています。聞いて共感もしています。これは内輪だから許されているのだと思います

でも、同じ創作者でない人であったり、創作者であったとしてもその愚痴を言っている人が会社の一員であるという認識をしてしまう人からすると、聞き流すことができません。同じ立場に立って考え、感じることが難しいからです。

仕事に対して不誠実である、と受け取られてしまい、自身評価も下がりますし、会社評価も下がります

愚痴を言うのって難しいな、と今回の件で私は改めて思いました。

今回の件について、どのような話の決着がつくのか、あるいはアニメ制作会社Production I.G様のご対応で今回の件については完了なのかは、私にはわかりません。

ただ、ネット上で見られる「論点どこよ」という意見に触発され、このような日記を書いています

私個人の偏った意見になってしまっているかとは思いますが、とりとめもなくなってまいりましたのでこの辺りで失礼いたします。ありがとうございました。

2014-11-25

底辺youtuberを叩いてるのは底辺オタククリエイター

底辺youtuberが叩かれている。

では叩いてる奴は誰なのか。

それはTwitterアニメアイコンである

アニメアイコンには基本的彼女がいない。

彼女がいないから承認欲求も満たされない。

承認欲求が満たされないから捜索活動に走る。

アニメアイコンは、底辺イラストレーター底辺漫画家だったりする。

もっとも、RTされるようなツイート積極的にする、といったネット承認活動を行っているだけの場合も多い。

底辺youtuberを叩いているのは、自分創作物だけでは食っていけないような底辺オタククリエイターまたはクリエイター未満の奴なのだ

食っていけるような作品を創りたい。

しかし、創れない。

そんな中、自身と同じようにもがいている底辺youtuberの姿を見ると、どうしても彼らの心は揺さぶられてしまう。

自身創作と異なるジャンルであるがゆえに、それが同族嫌悪だということに気づかずに、叩いてしまう。

自身を叩いているのと同義であるのにも関わらず、叩いてしまうのだ。

2014-11-03

創作物では、登場人物のそこでの人生物語であり、それが面白く感じる。

でも自分人生はというとそんな綺麗なものではない。

こうやって創作物から他人人生物語性を摂取して、

それを心の中で反芻してみて満足して、

自分のほうの人生はまぁ、過去も将来も深く考えずやってくのがいいんだろうか。

というのも、自分人生はこういう物語から、こういう物語にしていくつもりだから

ということで次の行為決断していくと、そのうち痛い目を見る気がする。

2014-11-01

anond:20141101082502

それは交通医療など命に関わる問題普遍的存在する現場での話

創作物規制したり内心表現の自由を束縛する社会的圧力肯定するに足る理由にはならない

anond:20141101082631

あなた以外の第三者あなたと同じ認識とは限らない

創作物の楽しみ方なんて人それぞれです

強者弱者搾取する差別的性格であると言う認識で一括りにするのも差別的感情ですよ

anond:20141101080548

創作物で満足している範囲なら、逆に殺すまで行くレベルであっても許容されるべき

あなた書き込み特定方向の頂点部分に全ての意識を集約させて感情的判断を促している

anond:20141101064537

猟奇殺人趣味創作物だって世の中にある

見たくない人の目に触れなければ問題はない

世間の悪感情を焚きつけて遊ぶあなた行為の方がよっぽど猟奇的と言える

2014-10-17

私の創作は遊びの創作 あなた創作仕事創作

 趣味小説を書いている。エロ小説である

私には本業がある。本業では給料分それなりに働く。

趣味から書いてる内容に責任負わない。書いてて自分楽しいことだけ書く。

拍手をもらえばうれしいし、もらえなければそりゃ勝手に書いてるだけだからしょうがねー。

 友人も創作をやっている。フリーター創作をやっている。

彼にとっての創作は遊びなんだろうか、仕事なんだろうか。

彼らは休みの日なんか他の友人たちと一日中遊んでいる。僕も誘われていた。

取材旅行が大好き。実際の製作は嫌い。

 ん、何か変だな?

本当だったら「俺には遊んでるヒマなんか無いぜ。俺の創作活動をやらなきゃいけねえんだからな。」というのがスジでしょ。

しろ僕の方が友人を誘って、友人が「迷惑だけど、しょうがないから付き合うか」ということが一般的ありがちな交友でしょ。

 いや、フリーターも立派な職業です。僕も会社クビになって無職だったこともあるし、職業的なことで非難したいわけじゃない。

でも、あなたは将来的にクリエイターとして食っていくために創作をやってるんでしょ。

だったら何で「友達と遊ぶ時間もったいない」ってならないんだろう。

いや、そりゃ平日働いて休日創作やるのは過酷ですよ。そりゃ友達と遊びたいよ。

でも何で楽しくないこと一生懸命やってるの。

多分設定考えるのは楽しいんだろうけど、実際に作っていくのは辛いんだと思うね。僕もおぼえがある。

 別に好きなことやればいいと思うよ。アルバイト創作活動の2足のワラジは大変だろうと思う。

だけどさ。

クリエイター顔すんのやめろや。

 自分創作物だけで食えるようになるか、アマチュアをつらぬくか。そのどっちかの立ち位置から話せや。

クリエイター目指すって言ってんのに、毎週毎週友達と遊んでんじゃねえよ。旅行行ってんじゃねえよ。

 俺はエロ小説以上に仕事とか健康管理とか自分の楽しみの方が大事

その中の楽しみのひとつとして小説を書いている。

お前らは創作活動をやるために、自分仕事とか健康とかを犠牲にする人生を選んだろ。

じゃあ休日友達と遊ぶのやめろや。

自分人生を棒に振るつもりなのか?

 もう一回聞きたいんだけど、お前らの創作活動。遊びなの?仕事なの?

遊びだったらもっと熱心に楽しんでやるでしょ。

仕事だったらもっと真面目に責任感を持ってやるでしょ。

多分どっちでもないんでしょうね。

2014-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20140924152126

小学生低学年くらいの子が著名な創作物登場人物自分を擬えるのは珍しい話ではない。というかそんなことをして喜ぶことができる最後年代とも言える。

一方で架空世界に浸りきりになって過ごしたせいで精神年齢幼稚園で停止しているゲーヲタはその話を真に受けて、「ぴ、ぴ、ぴ、ピーチ姫実在したんだな、ぼ、ぼ、ボキタンというマリオクッパ城から助けだしてあげるんだな、そ、そ、そして楽しくえっちして過ごすんだな、こ、こ、これでボキタンも童貞脱出なんだな、ウふフいひヒヒケケケ!!!!!」と発狂拉致に至る。

そしてその子現実をつきつけられ、発狂して殺害したもの推定される。

2014-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20140917011156

イケメン釣り合うタイプの顔ではない」とはあるけれど、「顔は良くない」とはどこにも書いてないと思う。

主観によるからからないけれど、美人でも綺麗でも可愛くもなくても普通の顔立ちかもしれない。

応対や接客の態度がそれなりに良かったら、好感を持たれるくらいだったら良くあるんじゃないかとも思う。

ただし、あくまでも好感であって恋愛対象としての好意とは限らないし、元増田場合も「告白もされてない」と書いているから、言い寄られてはいないでしょう。

そもそも増田特有創作物かもしれない事を意識して読むようにするといいかも。

2014-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20140905211810

パクリ!と言われても、第三者が見て「パクリ」と思わなければ無視したらいいんじゃない

いくらなんでも、小さいレベルまで、パクリとは避難されないよ。

だけど、知財収入を得て、それで稼いでいる人の創作物(金になる知財)は第三者が見てもパクリだと思うよ。

そういう奴は、開発費(金額と労力)を投資してるからね。

これをパクったらやばい

2014-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20140901090714

著作権者にも生活がある。

その人が今後も良質な創作物提供するためには、良質な創作環境を周りが作り上げていく必要がある。

そんなときファンに出来るのは、正当な手段創作物を手に入れ、正当な利益を作者に還元すること。

正当な利益創作者にとって生きる糧であると同時に、創作原動力にもなります

創作者がモノを作る→ファンがそれを買う→そのお金でまた創作者は次の作品を作る

この循環があってこそ、創作者は良い作品を世に出し続けることが出来るんです。

その流れを壊すのが、パクリ違法コピーという行為存在です。

ファンが創作者の生活を支える手助けをすべきなのに、それらの存在はそれを妨げる。

一時期まではそれでも良い部分はあった。

なぜなら違法コピーされたものを手に入れることは、ファンにとっては許されざる行為だったから。

ファンであればお金を出して買うもの、それ以外はファンじゃない。

そういう一種の矜持みたいなものがありました。

ですが今は違う。

違法に手に入れたもの作品を楽しんでファンを自称し、剰えそれを作者本人に「○○で見た。落として読んだ」と、平然と伝える人達がいる。

ナンセンスです。世も末とはまさにこのこと。

パクリが黙認……いや、問題視すらされてない新しい世代創作者は、いったい何を糧に創作を続けていくのか気になります

2014-08-22

NAVERまとめ文章をパクられた上に1000円払うことになった

サイト記事本文をNAVERまとめコピペ引用要件を満たさないやり方で)されたので、NAVERまとめ権利侵害を報告したら、こんなメールが返ってきました。

メールの要点

以下、メール本文より引用

弊社サービス内に掲載されている内容の削除要請などにつきましては、

プロバイダ責任制限法特定電気通信役務提供者の損害賠償責任制限

及び発信者情報の開示に関する法律)に則り、対応を行わせて

いただいております

大変お手数ではございますが、以下《返信用URL》より、必要項目の記載

ならびに必要書類を添付しご連絡くださいますよう、お願い申し上げます

----------------------------------------

□お知らせいただきたい内容□

下記サイト内の書式:侵害情報の通知書 兼 送信防止措置依頼書

にあります必要項目をお知らせください。

http://www.isplaw.jp/p_form.pdf

1)申告者の氏名、住所、連絡先

2)掲載されている場所(まとめURL、まとめ投稿詳細URL

3)掲載されている情報

4)侵害されたとする権利名誉毀損誹謗中傷プライバシー侵害など)

5)権利侵害されたとする理由

6)発信者に対し、お客さまの氏名を開示しても差し支えないか否か

※2~5につきましては、掲載者への意見照会の際、

 そのまま通知することに同意の上、ご連絡ください。

----------------------------------------

□添付いただきたい書類□

本人確認書類

1)申告者が権利侵害されているご本人(個人)である場合

 下記よりいずれか2点

 ・印鑑証明書原本)、運転免許証住民基本台帳カード住民票原本)、

  パスポート

2)申告者が権利侵害されているご本人(法人である場合

 下記の2点いずれも

 ・貴社の印鑑証明書登記事項証明書

3)申告者が代理人その他の第三者場合

 1または2の書類に加え、下記1点

 ・ご本人から貴殿への委任状

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弊社では、上記書類を受領し、お客さまよりお寄せいただいた本件対象情報

確認できた段階で、プロバイダ責任制限法第3条第2項第2号に基づき、

送信防止措置を講ずることに同意するか、発信者意見照会を行います

文章をパクられた上、金銭的・時間的負担まで強いられるってさ……

このメールによると、法人場合、盗用記事を削除してもらうには、登記事項証明書印鑑証明書を提出しなければなりません。双方の発行にはあわせて1000円くらいかかる。こちらはパクられた被害者なのに、なぜ修正してもらうためにここまでしなきゃならないのだろう。個人でも、パスポートがない人は、住 基カード住民票を取り寄せなきゃならない。役所に取りに行くにせよ、取り寄せるにせよ、なかなかの手間がかかるよね。

サイト記事権利確認なら、記事本文に指定のコードを貼る等の簡単なやり方で対応できるはず。実際、以前は問い合わせフォーム必要情報入力すれば、すぐに記事を削除してくれたんだ。 (例 http://kazu8.net/546.html  )

なぜパクられた被害者に金銭的・時間的負担がかかる仕様にしたんだろう。しかも、これだけやっても削除には相手の同意必要ってさ…

文章をパクられて被害を受けた上に、被害回復のためにも金銭的・時間的負担を強いられるって…なにこのセカンドレイプ。いや、1000円が惜しいんじゃなくてさ…なんだろう、財布をすった奴に「お前がそんなに言うなら財布は返すよ!でも、返してほしかったら1000円ちょうだい」って言われたみたいな気分。

こんなの絶対おかしいよ!

追記

なお、パクリ記事URLはこれです。http://matome.naver.jp/odai/2138302024536241901

私のサイトは、このひたすらコピペされているサイトの中の一つです。( 特定はされたくないので、この内のどれかは勘弁。申し訳ありません)リンク先を見ればわかるように、ただひたすら文章コピペしただけでオリジナルな部分が皆無です 。著作権法上の引用要件を明らかに満たしていません(もちろん、その旨も最初のメールで指摘しました)

こんなあからさまな著作権侵害でも対応してくれないんだなぁ…

追記2 NAVERまとめは「引用」にあたるんじゃないの?という意見について

NAVERまとめは、引用マーク出展URLを書いているから、著作権法的に認められる「引用」じゃないの?と感じる人もいるかもしれません。

でも、NAVERまとめ引用は、著作権法で認められた「引用」には当たりません。著作権法で認められた「引用」の条件を満たしていないからです。

文化庁は、著作物例外的な無断利用ができる「引用」は、以下の要件を満たす必要があると回答しています

ア 既に公表されている著作物であること

イ 「公正な慣行」に合致すること

報道批評研究などの引用目的上「正当な範囲内」であること

引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること

カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること

引用を行う「必然性」があること

キ 「出所の明示」が必要コピー以外はその慣行があるとき

文化庁 (2010, §8. 著作物等の「例外的な無断利用」ができる場合 ⑧ ア、「引用」(第32条第1項))

確かにNAVERまとめは「出展の明示」「引用範囲を明確にする」は確かに満たしています。が、

ウ…主従関係が明確であること 

もともとの著者が書いた部分が「主」、引用している部分が、質的にも量的にも「従」にならなければいけません。NAVERまとめ場合、単なる切り貼りなので、「主」の部分がないため、この主従関係要件を満たしていないのですね。

サイトからコピペ部分が「主」なのだ、と思う人もいるかもしれませんが、それがOKなら、他人著作物切り貼りして、自分の本だと言いはることも可能になりますよね。だから、やはりNAVERまとめは、この主従関係要件を満たしていないと考えるべきでしょう。

また、金銭を得る目的作成されたコピペまとめが『ウ 報道批評研究などの引用目的上「正当な範囲であること』かどうかも疑問です。

さらに、「カ 引用を行う必然性があること」も、そもそもの保護すべき「主」になる創作物がないため、その「主」を補足・例証するための「引用必然性」が生まれるとも思えないのですよね。

ということで、NAVERまとめ著作権法で認められた「引用」にはあたらないと思います

2014-08-21

ホラービビ

ホラーというジャンル創作物は他のジャンルに比べて圧倒的にバッドエンドの比率が高く、

そのバッドエンドも受け手にあれこれ推察させるものであることが多いため、それなりに嗜むのだが、

直後に寝れなかったり、夜道を歩けなかったりと、生活一時的な支障をきたす場合がある。

別に幽霊怪奇現象を信じている訳ではない。霊感があるなどとほざくメンヘラとは縁を切ってきたし、科学証明できない物はないと信じている。

ただ、ホラー作品を楽しんだ後は想像力が掻き立てられてしまい、自分の行動がうまいこと死に直結してしまうのではないかと意味のない妄想をしてしまう。

夜道を歩いていれば強盗に会うのではないか、眠っている間に土砂崩れでも起きるのではないか、という具合だ、

Anotherという作品を知っている方なら現象自分に降りかかるのではないか、と言えば分かり易いだろう。

からと言って明るい時間では雰囲気が出ないので困り物だ。

さて、眠気が中々訪れないのだが、どうしよう。

2014-08-13

昔の漫画小説って下品だよな

最近アニメラノベエロ漫画みたいな内容になってきてる事がよく槍玉にあげられるけど、

昔の作品意味不明下品さと比べれば「他人の性欲を刺激して売上につなげる」って方向性がある分まだマシに思う。

一昔前の作品は「大人の世界」を演出するためなのかシモネタ混ぜとけば面白くなるって発想なのか、

何のコンセプトも方向性もない下品描写がいくつもあった。

たとえば障子をチンコで突き破る小説だったり、20年ぐらい前のビッグコミック連載作品だったり。

あの時代創作物には目も覆いたくなるような「無軌道下品さ」があった。

コロコロコミック漫画意味もなくウンココマに書き込むような、そんな極めて「中身の無い下品さ」が。

最近作品も確かに品のない作品結構あるがそういうのは減ってきていると思う。

自分は古い作品ありがちな下品主人公下品な悪役の組み合わせが嫌いなので、そういう方面で垢抜けてくれた作品が増えたのは嬉しく思う。

創作物に関する議論で「描写意図」をことさら掘り返す論法をよく見るけど、作品は作者の意図を運ぶ入れ物じゃなくて、ぬいぐるみと似ていて自己投影のための媒介なんじゃないかと最近思う。

2014-08-12

主にラノベについての空想と思弁だが。

作者がしばしば自分創作物を(腹を痛めて生んだ)子供にたとえることから女性立場にあるとして、

それと対比するなら、編集男性立場にあるのかも。

少数精鋭ですべて成功するとしても、

十分に面倒見きれないほどの子供を抱えたほうが、結果的に反応のよいものが少数精鋭よりも多く出るなら、

たくさん種まいてから結果的に反応のよいものに労力を集中したほうがより成功度は大きいとか。

2014-08-08

オタクの基礎教養 男性向け漫画


オタクとはメインストリームを外れた物を好む者であるけれど、サブカルチャーの中なりに共通認識として知っておいた方がいい作品もある。

オタク間ではキャラクター名が説明不要の知名度であれば、いちいち話を止めて説明を求めるわけにもいかんでしょう。

通読はせずとも概要くらいは知っておいた方がいろんな作品を楽しめる漫画を並べる。

ドラゴンボール』……言わずと知れたアクションアドベンチャー漫画金字塔日本で生まれ育てば自然にふれあうと思う。

ジョジョの奇妙な冒険』……特徴的な絵柄と頭脳戦で多大なインパクトを残している。現在創作物の中ではネタとしてのジョジョパロディが盛り込まれることも多い。最新シリーズ現在も連載中。

ベルセルク』……ダークファンタジーの基本にして決定版。断続的に現在も連載中。

スラムダンク』……スポーツ漫画の大傑作。監督に泣き崩れてバスケをしたいというシーンは有名。

『バキ』……格闘漫画の大作。迫力がある表現、独特な絵柄。ジョジョと同じくパロディ対象となりやすい。連載中。

とりあえずこんなもんか。

読まなくてもいいけど、漫画を乱読するならこれらを押さえておいた方がパロディネタとか理解できておもしろいよ。

2014-08-04

小林源文作品中村というキャラクター

中村だ。

小林源文のファンならみんな知っている、中村

彼のキャラクターがたまらなく好きだ。あらゆる創作物の中でも上位に入る。

彼は卑近であり、完璧とは無縁で、はっきり言って小物である

だけど、強い。

投降してきたソ連兵を射殺した時も、仲間が戦死したときも、無抵抗民間人を射殺したときも、彼は悩むこともなかった。

「死にたくない」「金が欲しい」中村が欲するのはその程度のことで、あとはせいぜい複数いる恋人の事くらい。

彼は卑近な凡人であるが、卑近さ故に戦場に著しい適応を見せているのだ。

敵兵を暇だから狙撃したり、拷問に掛けた捕虜を次々に殺したり、一般的道徳は卑近な人間ブレーキを掛けたりしない。

2014-08-03

文化は栄えているか

平成8年生まれの高校生だけど、文化の衰退が進んでいるような気がする ※追記あり

http://anond.hatelabo.jp/20140729181717

これって

冷凍したご飯を温めて食べる人って、よくあんなので満足できるな

http://anond.hatelabo.jp/20140714212823



これのつもりで書いたんじゃないかなあと、初めて読んだときに思った。

まり煽っておいて面白いもの教えてもらおう、という意図なのかなと。

でも誰もそういう指摘してないし、追記で書いているにも関わらずコメントでもそんなにいまの栄えてる文化薦めてない。

末法思想の奴はどんな時代でも一定数いて、大体はその考え方自体おかしいので、そこばっかりたたかれるのはしょうがない。(たぶん2chとかでやったほうがまし)

でもあえて、自分面白いと思っている「今」めちゃくちゃ面白いことを挙げてみようと思う。

別に共感が欲しいというわけでもなく(たとえば例の高校生lain面白いとか言っていたが、ほとんどの人は共感しないと断言する。でも面白い)今だってめちゃくちゃ面白いものがあると思っている人は一定数いるはずで、そういう人が表面化すれば文化活性化する、とか大層なことを考えてるわけでもないが、ただいるんだよ! と主張したい。

面白いことはある、人生は砂っ原じゃない的な。


創作


文化は「物」じゃなくて「事」。個別の作品の質だけじゃなくて作品周辺のコミュニティー作品同士のつながりだ影響力だとかなんかよくわからん空気だとか、が文化であり、物である作品文化の一側面でしかない。

「いま創作おもしろい」と聞いたら、「ニコ動ようつべも質の低い素人動画ばっかりだし、なろうは異世界に行くクソ話ばっかりwwww」とかみんな言うだろうけどそれは文化が「物」だと思い込んでいるから。

普通の人が創作物をすごい勢いで作りまくってそれが容易に全世界供給されている現状は異常で非常に面白い状況だと思う。

この文化を最高に楽しむたった一つの方法は、間違いなく作る側に行くことである

ついでに言うと、この範疇増田を含むはてなのサービスも入る。

高校生自分増田に書きなぐった記事にブクマがつきまくったときには、わけのわからん高揚を感じたはずだ。

それ、ひどくなると気が狂う人もいるから気をつけよう。

ライブ


俺も昔はラモーンズライブに行きたかったなあ、もうちょっと早く生まれていれば……なんて考えていたけど、CDなどのパッケージが死につつある今こそライブである

最近はたとえサブカルオタクでも、家にこもってパッケージを楽しむだけでなく、実際にライブで本物を目の当たりにしてその場の空気を楽しむほうが面白いということが、露見している。

一体いつの時代アニソン歌手ドームライブなんてやってたか

この夏もライブイベントやら沢山あるので少しでも興味を持てて行けるなら行くと良い。

行ったことないが、DJイベントやらもおもしろそう。(個人的にはエレクトロニカクラブ系のライブは盛り上げるのがうまくて非常に楽しい。あとライブにはたまに初めて名前を聞くようなバンドなのに一音、一フレーズで会場全体を盛り上げてしまバンドがいる)

あと、ライブ空気感をそのまま作品にするという意味で、石ダテコー太郎が始めたラジオアニメを融合させる試みが非常に興味深い。

"今やってるの"は正直そんなだし(まだどうなるかわからないけど)、将来的にどう評価されるのか一時的流行りですぐすたれるのかわからないけど、とにかく挑戦的でどうかしているのは間違いない。

その他


正直アニメとかも、ピンポンとかスペダンとか面白すぎて全然衰退している気がしない。今の高校生中学生SAOなんかに夢中になっていてもおかしくないと思うし、なんか妖怪ウォッチやばいらしいと聞く。

素直な気持ちで自分面白いと思うものを追求し続けていれば、いまの面白いものにもキャッチアップできるはずで、文化繁栄とかどうでもよくなるので良いと思う。

2014-07-12

東日本大震災を振り返って

先日、クリエーター系の友人と東日本大震災が与えた影響について話した。影響と言っても創作界隈に関する話に限ってだ。

一応、立場を明かしておくと僕ら二人はどちらも震災による被害(計画停電を含め)は全く受けない地域にいた日本人だ。

友人曰く「311」がクリエーター精神に与えた影響は凄く大きくて、震災前、震災後で明らかに作風が変わってくるであろうし、時代を分けるべきだ、とまで言っていた。

友人の言うところによると、震災津波原発事故はまさしく震災前に想像された世界の終わりであって、SF作品が書いてきたものだった。しかし、現実には世界は終わらなかったし、被災地以外では何一つ変わらない日常が続けられていた。そのことでSF作家というのは衝撃を受け、あの程度で世界は終わらない、と彼らが描く未来というのは決定的に変化してしまった……、まあそのようなことを言っていた。

その友人は震災というのを大きく受け取っていて、震災の当日や原発爆発の映像、連日の報道は「世界の終わり」に感じられたそうだ。津波動画を見て涙を流した、と言っていた。

僕はまったく逆で、震災を小さく受け取っていた。友人の前ではそれに同調するように悲しいことだったよね、怖かったよね、と僕は言っていたけれど、内心は違った。僕はあの大震災ドラマを見ていた。僕にとって震災エンターテイメントだった。最高に楽しく、ドキドキとわくわくの非日常提供してくれる見世物にすぎなかった。世界の終わりなんて微塵も感じなかった。次の日も普通に日常が続いてたからね。動画を見て涙を流すという感覚が分からなかった。当事者以外にとっては対岸の火事だろうと思った。まぁ、こういうのはサッカーの日本代表が負けて泣いちゃう感覚と似ているんだろうと思う。僕の友人はそういうスポーツとかに感情移入するタイプだったから。僕にはスポーツを見てるだけの面白さがわからないので、津波動画で涙する感覚もわからなかったけど。

初日津波が全てを洗い流したところに言い知れない高揚を覚え、原発が爆発している動画を見て思わず破顔した、これからこの国がどうなっていくのだろう、という期待感があった。ネットお祭り騒ぎで、日本中がニュースにかじりついて浮き立っていた。その雰囲気を楽しみながら僕は極めて健全コンテンツを消費していた。それには、どうせ僕には関係ないという、あくまで観客としての視点があった。僕と友人は被災地はいなかったという環境は同じにも関わらず、こうも受け取るものが違っていた。友人はどこまでも日本人としての当事者意識があったのかもしれない。僕には日本の遠い一地域であった非日常な、それも歴史的にも珍しい10単位しか見れないだろうというようなビッグイベントとして見ていた。

その後は日本人政府による茶番劇が始まって、この国はもう根本的なところで駄目になっているんだなとせせら笑って、楽しんでいた。そしてこのつまらない日常が帰ってきた。残ったのは日本という国に対する絶望だけだった。そういう意味で、震災は確かに影響があったかもしれない。直接的な影響なんてせいぜいFPS水浸しステージが増えたぐらいにしか感じられなかった。

震災エンタメだったなんて言えば、人格を疑われるだろうからきっと言えないし、おそらくこのような考えを描いた創作物というのは10年経っても出てこないだろう。僕も自分作品の中でこんな話はおそらく持ち出さないだろう。クリエーターの端くれとして、この感情創作に取り入れたい、面白いとは思っているけれど、絶対に世に出せないだろうし、出しても正義感の強い方たちに袋叩きにされてひどい目に遭うだろう。それどころか、少なくとも2011年から5年ぐらいは震災を『ネタ』((題材、あるいはインスピレーション元ネタ、設定の一部としての利用、様々な意味で))にしたエンタメ作品ルポや感動の復興物語!以外の作品)というのは不謹慎だというので作られないだろう。だから、友人にはそのようなことは一切言えなかった。僕は情の深いふりをして、この場面に僕も胸が引き裂かれるようだったと言った。

創作に携わっていた人間なら、あるいはもっと広く、コンテンツ提供している人間であれば誰しもが、あの震災ネタになると確信したに違いない。現にどこかのアフィサイト管理人だかが上手いこと震災お金儲けしていたし、投資家会社員だって、あの震災を利用しておいしい思いをした人は多いはずだ。とあるポンプ会社社員は、震災復興需要で業績もいいよと嬉しそうに僕に語ってくれた。あの一大イベントに皆が興奮していた。メディア関係者視聴率ニコニコして、震災報道するとき歴史に残るような大きな出来事に携わり、自分業界に入った理由を思い出しながら、使命感と臨場感、そしてちょっぴりゲスな気持ちでわくわくしていたはずだ。東北を救おうと盛り上がっていた皆が、日本の団結するときだと、あの雰囲気に、非日常に酔っていたに違いない。不謹慎ネタネットに書き込み、他方でニコ生電気をつけてる配信者電気消せ、pc消せ不謹慎だろ、と書き込んでみたり、そうやって楽しんでいたはずだ。

僕はあの震災で絆だ、不謹慎だなどと喚き散らしたこの国の人々にもう何の愛着も沸いていない。元からそんなものはなかった。愛国心愛郷心なんて一度も持ったことはなかった。これは僕だけじゃないはずだ。

さあ、もう一度、来てくれ。今度はこの国を吹き飛ばすぐらいに大きな地震を僕は待っている。

滅ぼそうぜ、世界

ブコメ返しとかしたことないので勝手がよくわからないんですが、いくつか返事しておきます

  • マジギレしてる人

あなた正義感の強い人で、僕は確かに間違っているかもしれませんが、死ねとか言ったり人格否定するのはやめてください。上でも書きましたが人前では常識的対応をしてます事件現場写メとかとりません。たぶん、この人たちと僕は理解しあえないんだなぁと思いました。

この国が吹き飛ぶぐらいの地震が来たら僕も喜んで巻き込まれますよ。もちろん、被害に遭ったときは泣き叫ぶかもしれないし、恐怖に震えるかもしれません、でもそれは僕が自殺願望を持っていたとしても、殴られれば泣いてしまうし、ナイフで脅されれば怖くて動けなくなるのと同じことなんです。実際に遭遇したときの反応と、願望は全く別のところにあると思います。夢を見すぎているかもしれませんが、全てが崩壊した退廃的な光景というのを生で見てみたい、この国なり、世界が滅びる瞬間が見たいっていうのは、現実的かどうかは置いておいて、多少願ってる人もいるんじゃないかなぁ、と思っていたんですけど、世界滅ぼそうという賛同全然得られなかったのでした。

僕一人じゃなくてよかったーと思いました。

今後の参考にさせていただきます。皆様のクリエイティブ人生を心よりお祈りしております

911に触れてる方、鋭いです。残響のテロルを見終えた後、911ネタにするなとマジギレしてる人を見て、創作に使って何が悪いと思ったのが、この記事の発端です。阪神淡路大震災エンタメ創作物でたまに見かけるのに、東日本大震災ネタになってはいけないのはなぜか、とか事件はいからネタにされてよいのか、東京マグニチュード震災後、自粛され扱いが変わったこと、ピングドラムモチーフサリン酒鬼薔薇なんかを使っているが好意的に受け止められていたことなどを友人と話しているうちに3.11創作に与えた影響という話に辿り着きました。

ほんとは個別で拾ってみたいブコメもあったのですが、慣れてない上に長くなりそうだったのでこのへんで。

2014-07-09

価値が計測できないからそのうち二次創作死ぬ

一次創作者が法的な権利を持っている以上、二次創作者は一次創作者を説得しなくてはならない立場にいる。

二次創作者が一次創作者に対価を払わず創作活動を続けるには対価以上の価値一次創作者に支払わねばならない。

そこで二次創作者が一次創作者に対して提示するのは「一次創作作品の周辺環境の盛り上げ」が殆どだと思う。

「周辺環境の盛り上げ」によって「一次創作作品の消費を促し」その結果「一次創作者の収益増」に繋がるというもの

これ自体は間違ったことじゃないと思う、実際二次創作の盛り上がりによって息を吹き返した作品も幾つかあるはず。

ただし、どの二次創作一次創作者の収益増にどの程度寄与たかというのは現状では計測方法がないと思う。

つまるところ、今のままだと一次創作者は二次創作者の提供するメリットを無条件で信頼しなければならない。

ただし一次創作者と二次創作者の間にそのような信頼関係は今やほぼ存在しないと言ってもいい状態だ。

一次創作者には二次創作を許容するべき積極的な理由は存在しない状態だ。

そのような状態にあるとした上で、二次創作一次創作にとってデメリットがある可能性があるという条件を追加する。

すると、当然ながら一次創作者はリスクを減らす方向に動くので二次創作制限する方向に進んでゆく。

これが現状起きていることだと思う。(メリット何となくある、と思ってるから完全に制限はしない)

からこのまま行くと商業規模の二次創作全般的に死んでゆく。具体的に言えばコミケとか縮小する。

二次創作が生き残る方法があるとしたら、

くらいだけど、実際問題どれも全然うまくいっていないから多分このままいけば二次創作は地下に潜るんだろうな。

ここに対して http://anond.hatelabo.jp/20140708235507 とかは何も回答を出していなくて、

お金を払ってもらえる創作物を作る権利を無条件にくれ!としか言っていない状態だから説得力が無い

個人的には商業規模の二次創作保護したほうが最終的には一次創作にとって良いと考えているので、

誰かうまくメリット計測の方法とかモデルとか作らないかなあと思ってる、でも厳しいだろうなあ。

赤松先生信頼関係を築く方面で戦ってるけど、二次創作側が一枚岩じゃない以上勝ち目は薄い気がしてる。

組合みたいなのを作れば多少なんとかなるのかな?

実に残念です。

一番現実的なのは無償二次創作をするのを早々に諦めて、二次創作を簡単かつ低コスト公式プロジェクト化する、

まりロイヤリティで解決できるようにする方法を準備してもらうよう一次側に嘆願する流れを作ることだと思う。

それこそウェブサイトフォームエントリすると登録されるようなレベルで。

2014-06-19

創作クラスタって何だ?

最近Twitterで「創作クラスタです」ってよくみる。

疑問なのが、「創作クラスタです」じゃなきゃだめなの?

ただ「オリジナルイラストかいます」じゃだめなの?

漫画かくなり小説かくなりで本編をかいてる人達は堂々と「創作クラスタです」っていえばいい。

それより、本編かかずにキャラの設定や過去だけ羅列してキャラ立ち絵イラストだけ投げて「創作クラスタです!」って言ってる人達はなんなんだ?

「#創作クラスタでつながりたい」タグで「かっこいいイラストだなーキャラかわいい!どんな話なんだろう?」って飛んでみたら「このキャラはこういうトラウマがあって」「こういう性格で」「こういう装飾の服をきてて」って数十行のキャラ設定文章よまされた挙げ句まともな本編掲載してないなんてザラ。

そこまで詳細きまってるなら本編かいたらいいのに。そんなぐちゃぐちゃ設定よまされたって刺激されないよ。

キャラ設定だけTLに垂れ流したり「うちのこ描いて下さい!」って乞食してる暇あったらネームひとつでもきればいい。

オリキャラ考えて設定つける厨二行動なんて昔から大学ノートでやってることじゃん。なのになんで「創作クラスタです」ってさも誇らし気にいってるんだろう。

創作活動スタートとしてはいいとおもう。そういうのをきっかけに漫画かいたり小説かいたりすればいい。

キャラ設定考えただけで満足して自称創作クラスタ同士でなれ合ってるだけなのに創作クラスタ名乗るなよ。

もっといえば「創作」なんて誰でもやってることなんだよ。なーんかTwitter絵描きの独特の文化として「創作クラスタ」ってくくりが出来てる気がする。

創作クラスタ」ってわざわざbioにかくんなら、それ相応の創作物だせ。作品かけ。

きっと今やってるぐだぐだの馴れ合いより成長できるし楽しいはずだよ。

何かしらの創作物において、肉体的戦闘後出し勝利をするのはい

しか頭脳戦闘後出し勝利は絶対にするな

肉体や体力的な優位は一瞬で覆る事はない。それが視聴者理解しているからこそ後出し勝利が許される

あるいは、一瞬で覆るからこそきっかけの特異さが際立ち、強烈なエピソードになる

しかし叡智やひらめきは無から生み出される。あるいは無から生み出される出任せやハッタリと区別がつかない

結果と作者の決めた設定が、詐欺師天才を分ける

まり、その結果までの過程で読者を上回る頭脳をしつこい程描写しなければ、読者には詐欺師区別がつかないのだ

今やっているアニメに居る天才は全員、詐欺師区別がつかない

2014-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20140616005514

釣 乙です。

個人的には逆ですね、男が創作したものは手の内が見えるというかキャラに血が通っていない気がする。

荒川弘の才能は圧倒的だし、二ノ宮知子の語りの上手さは男には真似が出来ない。

古いところでは山岸涼子川原泉(全盛期のみ)の作品は神懸かっている。

二次元創作世界では女性のほうがハッキリと上だとさえ思っている。

男の作る創作物キャラの向こうに作者の顔が透けて見える

個人的にはこれがうざく感じることが多い。

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