はてなキーワード: チェックリストとは
□それは安かった。
□それは量が多い。
□賞味期限などよりも早く、余裕をもって食べ切る未来が想像できない。
□どちらかというと少食。
□外食の頻度が多いと思う。
□買ったものが食材として利用するものの場合。自分は普段、料理をしない方だ。
□同居人など、自分以外の人のために買った場合。自分はそれを特に食べたいとは思わない。
□現在、家に何の食べ物を保存していて、それがどれだけ保存されているか把握できていない。
食べられなかったり、食べても残ってしまう可能性が非常に高いです。
これは保存方法の皆無、そしてそれをあなたが知っていた場合も変わりません。
なぜなら、あなたのような人間にとってそれはただの悪あがきにしかならないからです。
あなたがよほど裕福でないのなら、そしてそれが安くても無駄になるのなら「安物買いの銭失い」という言葉を知っておきましょう。
もしそれが頻繁に起こり、そして無駄にしてしまっていることに思うところがあるのなら、今回のチェックリストを参考にしつつ、お金の使い方にもう少しシビアになることをオススメします。
仮に食べ物が無駄になった場合、それを処分する手間もあることを忘れてはいけません(そういう意味でも無駄になっているということです)。
無駄になってしまいそうな食べ物が家にある状態で、更に食べ物を買ってきてしまうなどといった経験はありませんか?
そして、その更に買ってきた食べ物も無駄になってしまいそうだったりしませんか?
もし、あなたが料理をするのなら食材は余り、そのまま冷蔵庫の中で眠り続けることでしょう。
もし調理の必要がない食品の場合、近日に少しだけ食べてそのまま冷蔵庫で眠り続けます。
冷蔵庫はゴミ予備軍の保存場所でもありませんし、勿論ゴミ箱でもないことを忘れてはいけません。
チェックした項目によって度合いは少し変わりますが、とりあえずは大丈夫です。
□見せても恥ずかしくないゲームですか?
有り体に言えばクソゲーですし、下手したらゲームとしての形すら保てていない可能性もあります。
公開配信することなどもっての他です。
ここまでくると、「個人制作だから」とか「無料だから」とかそういう言い訳で中和できるレベルを超えます。
そのゲームに出会ってしまった人はもちろん、それを作ったあなたにとっても幸せな結果は訪れません。
もし、万が一それを売るという暴挙に出るのなら、モノを作ったり売ったりすることについて、あなたはもう少し考えるべきです。
「個人制作だから」とか「無料だから」とかが作り手や受け手にとっても言い訳としては機能するでしょう。
致命的なほど酷くはないので、何らかの尖った要素があれば評価される可能性もあります。
売る場合は、何度も自分自身との対話を繰り返して判断してください。
基本的にモノを売る前段階では、その価値を担保できるのは自分だけです。
ですから、何よりも自分がそのゲームの価値を信じた上で売らなければいけません。
例えば「1000円で売れる」と自分すら思っていないのに、それを1000円で売ってしまえば詐欺とほとんど変わりません。
自分で作ったものなのだから、その価値は真っ先に自分が判断しましょう。
内心では部下のことをロボット扱いしてるって言うとまるでヒトデナシみたいだけど、違うんだ。
「パソコンが指示した通りに動かない」とか言うと「パソコンは指示した通りにしか動かないよ」とかが、プログラマーあるあるだよね。
バグって止まる時は、もうほぼ間違いなくソースコードに間違いがあったり、仕様にバグが仕込まれてたりするわけで。
そうするとさ、「できる?」と問い合わせると「できます!」が返ってくるプロトコルなんだな、と理解すれば良いわけだよ。
これはまあ、なんというか、とりあえずACKが返ってくるという状況で「通信が成功しました」という意味でしか無いと。
同じようなことで、「間に合わない時や、困ったときは、言ってね」というのもある。
サーバーの異常監視と全く同じなんだけど、異常時にメールを飛ばすシステムってだいたい動かない。
理屈の上では動くはずなんだけど、サーバーが大変なことになると、大抵黙ってリソースを食いつぶしてる。
だから、状態監視は「定期連絡が途切れたらなんか起こった」「定期的に外側からチェックする」の2つになるんだよね。
「遅れてからしか言わない」じゃなくて「遅れる頃にしかチェックしてない」が正しい日本語。
よく忘れがちになるけど、部下がミスったり出来なかった結果は、上司が責任取るのが基本なんだよね。
責任を取るということは、その作業に責任がある。作業にミスが発生したということは、上司に問題がある。
(ミスの原因とミスの責任は別で、原因究明後再発防止策を取るのは責任者のお仕事)
プログラミングとか、チェックリスト作成とか、定期監視とか、デバッグとか、部下に丸投げできるのが上司の醍醐味なんだし。
その代わり、リソース管理は上司のお仕事になるから、振った仕事は当然リストアップして、なんかこのサーバー負荷高くね?と確認する必要はある。
というわけで、部下のことはロボットだと思うと良いんじゃないかなあ。
道具が悪いって当たり散らしてる上司って、やっぱみっともないぜ。
20代後半から使ってる
付き合う前のチェックリスト。
結局別れちゃうことはあったけど、
これ守るようにしてから
酷い目にあわなくなった。
1)既婚者チェック
妻と上手く行ってない系とか
色々あるけど、とりあえず逃げる。
話したりご飯食べたりしてると、
魅力的に見えてくる人多し。
惚れる前に距離を置く。
2)ご飯チェック
食事に行った時のセンスが
良くない人は避けてる。
奢ってくれなくて良いけど、
感性がズレてたりすると辛い。
3)我慢チェック
さくっとやるとさくっと終わることが
多かった。逆にセックスするまでの
4)キスと手マンチェック
キス下手な男は駄目だ。
舌がドリルみたいなやつ。
手マンが下手な男も駄目だ。
辛い以外の何物でもない。
このチェッククリアできたら後は、
気に入った人と付き合えばいい事にしてる。
けっこうおススメできるよ。
あてはまる 1点 よくあてはまる 2点
□ 同学年や同期の輪に自分だけ入れない
□ 3人でいると、自分だけ会話に入っていない
□ 体調不良でも、緊張しているわけでもないのに、声が出ないことがある
□ 親、仕事、業者以外から電話やメール、LINEを2〜3ヶ月間受け取らないことがある
□ スマホを使いこなしている割に、スマホで文字入力するのが遅い
□ 半年間、どの友人とも会わないことがある
□ 家族や友人、仕事関係の知り合いの他に、雑談をできる相手がいない
□ LINE(海外在住の方は、そちらで流行っているメッセージアプリ)がなくてもさほど不自由しない
□ キャバクラ嬢など、しゃべるのが仕事の相手とさえ、話が続かないことがある
□ 実際どうであるかに関わらず、異性と付き合ったことがないと思われることが多い
10点以下: きみは まだまだ だいじょうぶだよ
19点〜20点: もはや なにもこわくないでしょ
http://anond.hatelabo.jp/20150929182417
思いの外前回の記事にたくさん反応をいただきまして、皆さま本当にありがとうございます。
ブコメの「頑張ったのは引越し屋さん」が目からウロコで、これが目からウロコの自分に絶望した。なんというか、「自分のことしか考えてない」というやつを言葉でなく心で理解できた。そうだね引越し屋さんの方がよっぽど頑張ったよね。向こうにとっては仕事とは言え、本当に悪いことしてしまった。
汚部屋指数はレベル1から8までに分けられてるチェックリストからお借りしました。ウチはレベル6〜7くらいで、汚部屋指数90〜100、床可視率1ケタ%って感じ。9割以上は人間に消化できないモノで埋まっとります。食べたゴミとかはビニール袋には入れて、それをさらにでっかいビニールにまとめて、ゴミの日に出したり出し損ねたりしてます。
おかたづけ作戦として定期引越し案のご提案ありがとうございます。残念ながら、わたくし一人暮らしは10年余ですが一箇所に10年住んでたわけでなく、複数回引越しを経験しておりますが過去の例を鑑みるに策としてはこうかはいまひとつのようです。特に前回の引越しはひどかった。お察しの通り荷造りが間に合わなかったのですが引越し屋さんは梱包が済んでるもの(と冷蔵庫とかのでかい家電)しか持っていけないということで、結局別口の引越し屋さんを急遽雇い、それでもどうしようもなくなったのでその別口さんのツテで産廃引き取り業者さんも手配しました。産廃ってことにすると分別とかしなくてもモノを一気に捨てられるんだそうで、ビニール袋20袋以上のモノを捨てました。結局あの時は予算から10万はみ出て定期預金中途解約の事態に至り、「予算」の意義が問われ自己評価が落ちに落ちてしばらく抑鬱状態に陥る(病院はこの時行って片付け下手な件も含め洗いざらい吐き検査とかもしましたが結局何にもなりませんでした☆のでたぶんもう行かないス)など一人ですったもんだしたので、今回こそはゴミ帝国をやっつけてから新天地に行きたい。負けるわけにはいかないのです。
あとね、一人暮らしで訪れるものはないって書いたけどね、ツッコまれてよくよく考えたらあれ嘘だった。6本足の知り合いとか来てたわ。呼んでないのに。知ってるってだけで別に友達じゃないのに。
体長2ミリくらいの連中で果物とか食べるとお相伴たかりにきてだいたいシンママで気がつくと増えてる。クローン親子かってくらい似てる。というか実際クローンかもしれん。単性生殖してそう。
あと6本足を追ってか知らんけど8本足も来てる。3ミリから5ミリくらいの。あんまり巣とか張らないし小さくてかわいいのでいちいち窓開けて逃がしてるけど週に4日くらい見てる気がするので、もはやこれは同居かもしれない。オシャレなのは黒ベースに白のラインが入ってたりして見飽きない。2ミリどもの羽音が死ぬほど嫌いなので、8本足はみんな共闘相手ってことにしてる。踏んづけたことはないけど寝てる間に耳に入られたことがある。懐中電灯で照らしたら出てってくれた。話のわかるやつで助かった。
黒くてでかくてクビが飛んでも一週間くらい生き延びられると悪名高い6本足のやつは越してきた当日に対面した。流しの下の戸棚開けたら目が合った。すごいね彼ら。上体をわずかにこう持ち上げて、いかにもこっちを「見上げて」、触覚をゆっくり動かしてニンゲンの様子を伺ってるって感じの反応だったのが忘れられない。犬かよ。かわいこぶってもかわいくねんだよ。
こっちの出方によってはダッシュで逃げるか飛びかかってくる気なのがわかったので、その場は「あっそう。ふーん。そうなんだ」くらいのカジュアルな感じで何も見なかったかのように一旦扉を閉め、すかさず買って来といた殺虫剤をひっつかんで噴射口だけ戸棚にねじ込んで収納スペースをガス室に変えた。死骸はきっちり確認したし排水パイプの周りとか速攻目張りしたし毒エサみたいなの仕掛けたし、結局そのあとずーっと見かけなかったから忘れてたけど、まだいたらどうしよ…「Gだけは出さない部屋(引越し初日に目撃=不法入居の先住民=わたしが殖やしたわけではない)」ってことでいろいろギリギリセーフって思ってたのに…
あと何気に「頑張れ」的応援ブコメが結構あったのがすごく嬉しかったです。汚部屋国の玉座(超お気に入りのスツール。どんなに周りにモノが積み上がってもこの上にだけは本とか服とか置かない)で思わずホロリとしそうになった。
頑張る!!1わたしまだ頑張れる!!!1!頑張れるよ!!1!!ってなってます。「頑張れ」言ってくれた人はむしろここまで読んできて「前言撤回、頑張りの問題じゃねえ、病院行け」ってなりそうですが、そんな読み手を置いてきぼりに大事なことなので自分のためにもう一回書いておく。
頑張る!!!!!わたしまだ頑張れる!!!!!頑張れるよ!!1!!!1!
気持ちはそうなってるんですが状況は完全に空回り。
結局、まだ、脱せてません。
片付いてません。
手配はした。洗濯機とか捨てるために業者さんの予約取ったりした。でもそれだけ。まだ捨てれてない。
というか玄関が片付いてない。一人暮らし向けの部屋なので玄関が超広いとかはなく、むしろ洗濯機通すのには割とすれすれだっていうのに、そこにA◯azonの箱が積み上がっている。結構前から。未開封のまま。毎朝の出入りとかはそれらをうんとこしょと乗り越えて行ってる。
いや、最悪密林箱はどっかに積んどくこともできます。どっかっていうか居室スペースに。
でもそういうことじゃなくて、洗濯機はそれでいいとしてもそもそも引越しの梱包が進んでない。進捗10%もない。
週明けに引っ越すのに。もう新居の鍵もらってるのに。
何が最悪って、昨日の夜から熱出して今も伏せってるのでございます。仕事休んで。そうです真昼間にこんな長文書けるのは休み取ってて熱があるからです。発熱ってやばい。ストッパー外れてる。推敲できないからスラスラだらだらいくらでも書いてしまう。
熱自体は夜は38度超えもしたんだけど現在は微熱でちょいとクラクラして頭痛するくらいで落ち着いてるんですが、鼻水が止まらない。脱水起こしかねない(当社比)。
あとこの部屋食事事情的に瀕死。缶詰とかストック尽きてて、箱買いのソイジョイが発掘されたんでちまちま食べてるけど飽きてきた。うっすら吐き気もあって食欲わかないし当面はこれでいっかーって思ってたけどきついわ。うどんとか食べたいのに近所にうどん屋なんかないしデリバリーも検索ヒットしない。食べ物もピンチだけどそういえば地味にボックスティッシュもピンチ。ストック残1機(箱)に既に手をつけている。
とにかく、仕事休んじゃったんだからせめて引越し準備の続きを!と思って午前中はダンボール組み立ててモノ詰め込んでってやってたんですけど、こんな状態なのでびっくりするほど作業が進まない。
栄養つけなきゃ治るものも治らないまずは買い物を!とも思うんだけど最寄のスーパーまでの徒歩15分を歩く決心がつかない。寝ててもフラフラ感があるのに出歩くのがちょっとアレだし何より鼻から水がエンドレスなので鼻に栓をして外出したい。しかし鼻栓を隠すためのマスクがない。こんなにモノがある部屋なのに。
でも、頑張る。わたしまだ頑張れる。はず。
8月17日 天気:雨
きょう、A君がつくったプログラムがチェックリスト通りに仕上がっているかテストしました。
チェックリストは事前にA君に渡していて、その項目を確認してから私がもう一度確認することになっていました。
別に難しい項目ではありません。半日もあれば十分確認できる内容です。
A君からもらったチェックリストではすべてチェックOKになっていましたが、こちらで確認したところ、だいじな項目が2箇所思った通りにうごきませんでした。
チェックしてねーのかよと思いました。
自分の作業を手抜きして、その結果発生したコストを他人に押し付ける人間は地獄の業火に焼かれて灰となり
二度と輪廻転生出来ないように魂魄ごと消滅すればいいのにと思いました。
もう帰りたいです。
■要旨
人に欠点があっても、それが表面化して問題になるかは状況による
↓
でも問題になる可能性があるなら未然に防ぎたい
↓
↓
■内容
ストーリー進行上の役割だったり、作者の伝えたいメッセージだったりする。
無能な上司がいたら、上司の失敗で主人公が理不尽な状況に追い込まれたり。
噂好きだったり、メディアに踊らされやすかったり、他人への配慮が足りなかったり、
議論好きだったり、マナーを身に着けてなかったり、場の空気が読めなかったり…etc
でも、私たちの欠点は、小説みたいに、何かの役割を持って配置されているわけじゃない。
もしみんなの持っている欠点が原因で必ず問題がおきていたら、毎日大変すぎる。
だいたいの欠点は、大きな問題にならず、なぁなぁで、うまく折り合いを付けて生きるものだ。
また、割れ鍋に綴じ蓋みたいな、欠点を抱えていても、それをフォローしてくれる知り合いがいれば、
欠点を抱えても問題なく毎日を過ごせていたりする。(地図を読めなくても問題ない女性は多い)
会社に遅刻しそうになって急いでいる、みたいな状況を作るために利用されるのだと思う。
でも、現実には私の早起きが苦手な欠点は、フレックスを導入している会社に入っていることで
表面化せず、問題を起こすこともない。
もちろんそれは今だけで、会社が変わったり、休日に待ち合わせしたときなんかは問題になるかもしれない。
その人の持つ欠点が表面化するかどうかは、状況や巡り合わせによる。
私の知り合いの中には、直した方がいいと思う欠点を持っている人がいる。
でもその人たちの欠点も、表面化しなければ、きっと直すことはないのだろうなと思う。
きっと十分に枯れていて、日常生活に必要な欠点は矯正されていると思う。
欠点が表面化するのは、特別なイベントや、非日常の事態のときだと思う。
私は同じ職場のある人に対して「自分での判断力にかけていて、指示待ちしすぎる」という欠点があると思っていた。
ただ、その人は普通に仕事をこなしていて、職場的には特別問題視されていない欠点だった。
でも、大地震のが起きた日と、その後数日、その人は自分でどう対処するか判断できずに、
周りの人に「いったい自分はどう対処すればよいか」を聞いて回っていた。
(業務のことだけではなく、すごくプライベートなことまで)
それから上司による指導など紆余曲折あって、その人の指示待ちの欠点は少し改善した。
実際は表面化しない欠点のほうが多いのではないかと思う。
個人的な反省として、その人の欠点を知っていながら放置していたのを後悔した。
事前にその人の指示待ちの欠点を直せていれば、問題の発生を防げていたんじゃないか、と。
ここで個人的な命題は「どうやって他人に欠点を自覚させて、それが問題となる前に直すよう促すことができるか?」
単純な回答としては直接本人に言うという手段があると思うけど、
他人に対して「あなたはこういう欠点があるから、XXXみたい事態が起きたときに困るから直した方がいいですよ」なんて言えない。
なので個人的な回答として、
そして日頃から品行方正な態度を見せることで、周囲の人を感化する」
というのをやっていこうと思います。
①朝に弱く寝坊する
対策:毎日時間通りに起きれたか記録を付ける。寝坊したら自分にペナルティを与える。
②ゲームや実況動画みたいなくだらないことに時間を使ってしまう
対策:これもまずは記録をつける。毎日、少しずつ時間を減らそうと思う。
対策:思い浮かばない。。話すとき笑顔な人とよく話すようにしようかな。
対策:記録する。まず週1回に減らす。
対策:顔を上げて周囲を見る。アプリアンインストールする。スマホの管理アプリ入れる。
対策:相手に対する尊敬を忘れないように。。。したいな!Team Geek読み返そう。
対策:ミスした事のチェックリスト作って同じミスしないようにします。。。
自分で書いてて悲しくなってきた。寝よう。
http://anond.hatelabo.jp/20150717234407
意味を間違って使っている癖に主張自体は的のど真ん中を射抜いている。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるって奴か。
白黒をはっきりさせずぎ、ほどほどにバランスをとることができない。
何かあると反射的に反応する、または何の反応もしない。
何が正常で何が異常かわからない。
アルコールや薬物(医師からの処方薬剤も含む)の依存症になっている。
目立たないようにスーッと消える。
生真面目で他人の言うとおりにする。
いつもせかせかと衝動的に行動する。
何か起こるのではないかと常に恐れる。
何事も完璧でないと気がすまない。
顔や体に表情がない。
何かが変わることに対する恐れが大きい。
抑うつ状態に陥る。
自分の感情が鈍麻していたり、体からでるメッセージに気がつかない。
怒りが爆発したり、いつもイライラしている。
権威ある人の前に出ると過剰に萎縮する。
記憶力が鈍ったり、または反対に嫌な記憶に悩まされて胸がドキドキしたり、悪夢を見たりする。
自分はいったい誰で、どんな人生の目的を持っているかわからず、自己が確立していない。
対人恐怖があったり、ひきこもりをしている。
ネットの闇に潜んでいる狂人共に実によく当てはまりそうじゃないか。
アダルトチルドレンの最大の特徴は「自己評価の低さによって他人の評価に振り回されることだ」
自分の意見が他人から見て完璧に正しいかどうかにいつもビクビクしているのさ、自分がそれでいいと思っているからまあ多少変に思われたっていいさと割り切れないんだ。
だから自分と少し意見が違う奴を見つけると必死にマウントして誰が見ても自分の勝利に見えるようになるまでボッコボコに殴りつけて虫の息にしようとするのさ。
奴らがやるべきことはそうやって「ひたすら自分の正しさを主張し続けること」じゃなくて「心の病を認めて治すこと」なんだ。
そこに辿りつけないままひたすら出口のない迷路で無限リスポーンデスゲームを続けている訳だ。
滑稽ではあるが哀れでもある。
「自分の心の病を認めたら負け。悪。」とか「自分の性格の問題を病気のせいにするな」なんてクソったれな空気が蔓延しちまったこの時代そのものが実に哀れだぜ。
泣けるね。
それは人によるのでなんとも
でも例えばチェックリストを首から下げておくとか、やり方を工夫しなきゃダメだとは思うよ
皆が同じように出来るわけじゃないのだから、お互い補完しつつ
そうやっていかなきゃ、いわゆる普通の人以外働けなくなるしね
父親に褒められるのが嫌いだった。いや、いまでも不快に思っている。
例えば小学校の音読の宿題で、母の手があかない時は父の前で教科書を音読したが、そんな時はいつも父親は上手いなあ、すごいなあと褒めてくれた。勉強がよくできれば、ちょっとマセた利発な言い回しをして見せれば、ニヤニヤと笑って(そう、ニヤニヤと)いつも私のことを褒めてくれた。勉強だけではなく容姿もよく褒められたし、家事のお手伝いも、年の離れた弟の世話も、よく褒めてくれた。
中学でささやかないじめのようなものから一時期自傷癖のあった時期があったが、友人にも恵まれ回復し、ネームバリューのある大学に現役合格し、第一志望の企業に就職して今に至る。
アダルトチルドレン診断チェックリストというものをやってみたらものの見事に該当するようだ。親の愛が足りておらず自己肯定感が育ってないのだそうだ。冷え切った家庭、といわれても客観的に見てそんなことはない。ただしひっかかったのは、父の褒め言葉への嫌悪だった。照れでは説明のつかない、あの心が辛くなる気持ち、あのいやらしい父の笑顔。なんで私はあんなふうに、褒められて心が苦しくなったんだろう。子供の褒め方の典型的な失敗例で「努力でなく才能を褒める」というのがあるみたいだけれども、それもピンとこない。
長年、心の隅にひっかっていたのだけれど、ふとこの正体に気づいた。あの父親の私への愛情は、いわゆる「条件付きの愛情」だったのだ。あの褒め言葉は、あの成長の喜びは、「自分の希望通りのスペック・スキルを持った人間への育成に成功した」ことへの喜びだったのだ。父は、例え幼稚園児相手だろうと言うことを聞かなかったらキレて怒鳴る。帰ろう帰ろうと言われても遊び場から離れなかった私が、叱られて泣いて、泣くなと怒鳴られて、もっと泣いて、「泣くな。車に戻れ。俺は命令しているんだ。黙って命令されたことだけをやればいいんだ」と怒鳴られたのを覚えている。ほとんど忘れていたのだけれど、最近になって、周りの子持ちはそんなこと言わなさそうだなとふと思って特異性に気がついた。
例えばもし私がテストで悪い点を取ったら、門限を破ったら、どうなるだろう? 父は、私を愛娘と思ってくれるだろうか。きっととてもガッカリするだろう。父は己の私への態度を悔やむだろう。
自傷がばれたときのその意気消沈を、私は父の愛だと思った。私はこんなに大切にされているんだ、と。でもきっと、そのたくさん示してくれたあの大きな愛は、「親から子供への無償の愛」なんかじゃない。
反抗期はさせてもらえなかった。高校生になると、親の言うことに反発する気持ちは湧くようになったが、具体的に言いつけを破ったことは一度もなく、そういう時はバレないように気をつけながらただただ泣いていた。親になにかをおねだりするというのもすごく苦手で、例えば「眼鏡じゃなくて、コンタクトにしたいって思う時もないわけじゃないけどね」と言って、「うーん…」と言われたら、「別に眼鏡で困ってるとかじゃ全然ないからいいんだけど」と却下した。
そうか、これを、見捨てられ不安と呼ぶのか。
暖かい家庭で育ったはずなのに、まるで機能不全家庭で育ったような自分の認知の歪みが不思議だった。きっと過去にトラウマがあるのですと言われて何も思い浮かばずに苦しかった。確かに父は怒ると怖い人だったけれどあんなに親バカなのに。そう、何よりもあの褒められて悲しくなる自分が不思議で、不思議で、褒められるのが嫌で父を避けた自分が歪んでいるようで悲しくて。
ああ、アダルトチルドレンを克服する一歩が過去の原因を見つけることだというのなら、長い時間をかけて私はやっとそこに辿り着けたのだ。不可能だと思っていたのだけれど。
今、色んなことを私は父親のせいだと決めつけていて、そのことへの罪悪感を覚えている。だから、こんな酷い考えは誰にも言わないで隠しておこう。周りに内緒にしておこう。でも、胸のつかえがとれたって思ってしまっていて、この結果にはきちんと、客観的に言われているような原因があったんだ。
それがなんだか、嬉しくて、満たされて、泣きそうになる。
http://anond.hatelabo.jp/20150525213504
役に立てるか?どうかわからないけど、書いてみる。
まず、人事から怒られるていることを名目に、部下の仕事内容をエクセルでまとめる。
単純計算して、目標残業時間が60時間とするならば、1週間あたり15時間となる。
週ごとに、その週にやったタスクと、残業時間を「見える化」する。
見せた上で、目標残業時間を越えてしまったら、部下に改善提案をさせる。
「この目標を下回るには、どうすればいい?」と、これを毎週繰り返す。
部下が「私にしかできないのに、残業時間絞るのは、無理ゲー」ですと言ってきたら、
他の人にも分かるようにマニュアルに書いて欲しいとお願いする。
書き方をミスったりと、仕事の精度は荒そうだから、多分、駄目なモノがあがってくると思う。
そうすると、貴女が、他の人から、このマニュアルをもらったら、どう判断する?わかりづらいところとか
書き忘れが無い? 第三者の目で見てくれる?と再度依頼する。
マニュアル作っている間は、このマニュアルは最優先課題として、他の人に仕事を
割り振るか? この期間内であれば、残業させてもいい(他の週で目標を取り戻す)
マニュアルができたら、このマニュアルをつかって、実際に、他の人にやってもらう。
もし、マニュアルを見る人がわからなかったら、(プライドくすぐりながら)指導してくれとお願いする。
一連の仕事が終わった後で、質問されたってことは、「貴女の知識が他の人よりも上」という前提での
記載ってことだよね? もう少し、知識が無い人でもわかるように書き直してください。と依頼する。
これを繰り返せば、とりあえず、マニュアルは溜まる(=職場にとって良いこと)し、部下も言い訳できなくなる。
マニュアルは属人性が無いように作るように上手くもっていき、ぶっちゃけ、
その部下が居なくなっても大丈夫な作りにする。(もちろん部下にはそうは言わない)
この間も、毎週、目標残業時間のチェックは継続して行い、どうすればよいか?を自分で回答させる。
闇雲に仕事を受けているのは、自分の力量が把握できておらず、タスクが「見える化」されていないせいだと思う。
タスクが「見える化」すれば、自分の力量を再認識せざるをえないのではないかと思う。
目標残業時間と、修正再提出に関しては、彼女の口から、改善案を提出させる。
たとえば、○×の仕事は、マニュアルがあるから、他の人に振ることができます。
上司としては、部下に、君ならば1時間でできる作業、他の人はマニュアル見ながら2時間であっても
他の人ができるのならば振ってもいい。どの仕事なら、他の人に割り振れると、彼女に回答させる。
自分が回答したことは、(プライドが高いのであれば)守るはず。守れなければ、どうすれば改善できると
再度、繰り返す。
仕事の質が悪くて、何度も修正して再提出という点に関しては、マニュアルと同じノリで、
どうもスーツです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NOV1975/20150512/p1
これのはてブと元記事見て血圧上がったので、チマチマ反論するよ。
記録を軽視するな。
業績が個人について回ったら、誰も保守しないだろ。
金を生むのかそのドキュメントレビュー。リファクタリングでいくら稼げますか?
ロボットアニメの博士みたいにな、空中から予算が湧いて出たりしないんですよ。
誤解があるみたいだから言っとくが、評価には減点も加点もある。
ただ、スケジュール前倒しで予算が浮くようなシステム作ったりしてないだろ。
何故ならばスケジュールは常にキチキチで、間に合わなきゃ減点されて当たり前だ。
そこは同情する。
見積は常に過少で、調整は過小評価され、日程だけが評価軸になりがちだ。
オマエらが椅子を滑らせて隣の同僚と1分会話して実施した内容は、キサマが風邪引くと誰にも共用されない。
コードレビューした。仕様書レビューした。まあギークが言うなら内容に間違いはないんだろう。
だが、その部分は三年前に転職した同僚がやったはずです?それじゃダメなのは判るよな?
オマエ独りで完結するプロダクトをオマエがケツもって仕事するなら文句は言わないが、違うよな?
本来は「指摘事項ゼロ」「問題がないか再精査しろ」「再精査したが無い」「一筆書け」「書いたから通せ」をやるのが正しいというのは判る。
やって欲しいのか。
ギークが不要だと思ってるレビューに、さらにチェックリストが加わったり、書類が増えたりするぞ。
正しい数字で出せ。
恐らく上から順番に怒られた上にいらん書類を書かされた上に再発防止策を延々と書いた挙句、本業であるコードを書く仕事が遅延して、さらに同じことがループするが。
政治的に正しいんじゃ無いんだよ。
そうした方が、ギークの遅延が少なくなると思うから、スーツが知恵絞ってんだ。
ギークが一度遅延したが最後、遅延が無くなるまで延々と再発防止策(しかも一度着手しているのでスケジュール見積もりについて以外でだ)書かされるぞ。
その「どんなに正しくても」は、どこの誰が担保してるんだ。
ギークの勘か?
オマエが言えよ。
言えないならその立場に無いってことだ。
「常識で考えればこうする」というのは、何時の時点の誰の判断だ。
たった30年前までメインフレーム全盛だったが、常識的に今後はオープンシステムだと断言できたか?
違うだろ。
オマエの書いたソースが間違ってて、コンピュータはソース通りに正しく動くんだよ。
バッドノウハウなのは認めるが、誰も幸せにならない正しさを貫くことはギークとしての職責の一部か?
もしそう思うならそうしろ。
責任は取られてるんだよ。
はんこの数だけな。
機械学習の重み付けと同じでな、それがスーツの出世パラメータに影響してんだよ。
記録を軽視するな。
証拠を残せ。
「なんでバグが無いのが判ってるのに単体テストするんだよ」とか言って、テスターがサボったら困るのは誰だ。
ただ、監視システムにタイムレコード追加するより、カメラ範囲内に時計を置くのがハックなんだろ?
コードスニペットは溜め込むくせに、口頭で言った内容をメールで送れないのは何故だ?
ギークなら可読性を上げろコメントを残せソースを引き継げるようにしておけ。
JavaコンパイラにC++のソース突っ込んだってエラー吐くだけだ。
まあ、見通しが悪いと思うなら、オマエが新言語作ってくれても良いんだぜ?
私もいろいろと忘れっぽくて辛かったけれど、スマホを秘書代わりに使うようになってからはだいぶ楽になりましたよ。
やり方はリマインダーアプリとタスク管理アプリを連携させて使うと、指定した時間に指定したアクションを忘れずに起こせます。
いろいろと試した中でおすすめしたいのはDUEとToodledo。
さらにチェックリストアプリでチェックをつけながら行動すると、忘れ物やうっかりミスなどが劇的に改善しますよ。
参考になりそうな関連書籍は『クラウド時代のタスク管理の技術』と『ストレスフリーの整理術』。
どちらも丁寧に仕組みづくりの解説がされていていいと思います。
あとストラテラを飲んでいたことがあったけれど、私の場合はたしかにアタマがシャッキリして回転も早くなるのが感じられましたが、
副作用の立ちくらみと目眩が出るようになってからはやめました。
代わりに毎日の食事に亜麻仁油と納豆、ヨーグルト、季節のフルーツを多目に摂るようにして、運動と呼吸瞑想を少しするようにしたら昔よりはだいぶましになりましたよ。
残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。
船底の穴からの浸水を必死でかき出しながら、どうにか進んで行く。そういう航海だ。
ある穴を塞ごうと船底に板を打ち付けたら、
船の構造はあまりに複雑で、膨大な部品の間にどんな依存関係や相互作用があるのか、
誰も完全には把握していない。
それは、はるか昔に組み立てられた太古の船で、
構造把握の手掛かりは、代々伝わる不十分で不正確な古文書だけなのだ。
新任の船員は、出た水に対してとにかく手当たり次第に対処した。
どんな物でも使い、徹夜で穴を塞いで回った。
ひたすら大きな声で号令を出し、
いかに早く穴を塞ぐかが、船員の間で競われた。
何人もの船員が過労と心労で倒れ、
船員たちが経験を積むうちに、浸水するのは船室の新しく手を加えた部分だと分かり始めた。
そこで彼らは、改装作業を終えた時のチェックリストを用意する事にした。
穴を空けたままにしてしまう事は無くなるだろう。
それが船底だったら・機関室だったら・客室だったら・甲板だったら・竜骨沿いだったら・板だったら・柱だったら・ドアだったら・蝶番だったら・ドアノブだったら……。
(不思議な事だが、ドアノブを直しても浸水する事がこの船にはあった。事例が少なくて原因は良く分かっていない)
チェックリストの長さは、すぐに人が把握できる数を超えた。
複雑な船に対するチェックリストはそれ自体複雑になってしまったのだ。
船員達はやがて、修正する部品を仮組みして水槽でテストするようになった。
事前に水漏れが無いかをテストしてから実際に船に取り付ければ、
それでも、浸水はなかなか減らなかった。
水圧や比重やその他もろもろの条件が大きく違った。
また、既存の部品と新しい部品とを取り付ける境界部分そのものについては、
やはり実際に取り付けてみないと分からない部分も多かった。
それに対する事前のテストも、天候や波の高さ・潮の流れなど、
誰にも分からなかった。
ある時、水平線上に別の真新しい船が見えた。
それは黒い小ぶりの船で、いかにも俊敏で頑丈そうな船だった。
その黒船は悠々と航海を続けているように見えた。
しかし、他の船員の一団は、
あの船は小さくて目新しいから、華やかで順調そうに見えるだけで、
俺たちのような信頼と伝統のある大型船舶とは違う、ヨット遊びみたいなものだ。
と、その船の小ささを馬鹿にしてみせた。
ある船員はその船の特徴的なマストの形状を真似て、
しかし、船は俊敏にも堅牢にもならず、新たな浸水しか生まなかった。
それで結局、この船には今のやり方しか無いのだ、
その船員は、船に乗る前の学生時代から、小さなヨット作りに熱中していた。
最新の材料と設計技法を駆使した小さなヨットを自分で組み立て、海に浮かべて楽しんでいた。
自分のヨットが有名なヨット雑誌に掲載されたこともあり、それが今でも誇りだった。
そんな彼が、今では大型船舶の穴埋めに奔走していた。
ああなっていれば……こうなっていれば……そんな仮定が頭の中を何度もよぎった。
それでも彼は忠実に、言われるがまま、浸水を塞いで回った。
ある時彼は、比較的大きな船室の改修を任された。
久しぶりの新しい仕事に彼は熱中し、
「このアタッチメントはなんだ?」
それに、今後また改修があった場合、
「こんなアタッチメントなんて見たこと無い。
他と同じように作り直せ。
それにこの部分の文言はなんだ?」
「そんなの他の誰が読んでも分からないだろう。
これを見た客にも、何で今までと違うのか説明できない。
何でちゃんと今までと同じように作らないんだ?」
謙虚な彼は、ただうな垂れて、言われるがまま指示に従った。
彼は善良な人間だったので、自分のこだわりのために無闇に人と衝突するよりも、
彼はそうやって、日々の仕事とどうにか折り合いを付けて、
船員稼業を続けていった。
大きな衝突も無く、仕事も手早かったため、
他の船員達からは頼りにされた。
ただ、週に一度の飲み会や船を挙げてのパーティーでは気後れを感じ、
船の模型を作っていたくなった。
「皆さんの頑張りで今この船が航海できています。今日はこの場の皆さんに感謝を込めて、乾杯!」
船底では、今も浸水を塞いでいる船員がいるのだ。
善良な彼も、つい冷笑を浮かべてしまった。
ある時、黒船が大きく進路を変えた。
目を見張るような素早い転換だった。
「今すぐ黒船を追って進路を変えろ」
何でも、新しい大陸が見つかって、そこにたどり着ければ一攫千金だと言う。
「何が何でもすぐやれ。黒船に先を越されるぞ」
船員達は口々に、それは無理だと言った。
まず、ただでさえ浸水箇所が多くて、それを塞がないといけない。
進路を変えると負荷が掛かる部分が変わって、新しい浸水が無数に起こるだろう。
それを作って水槽でテストして長いチェックリストで確認して……とにかく無理がある。
無理な進路転換とその影響で、新しい無数の浸水が生じた。
浸水が生じるとその原因を追究してチェックリストやテストに反映する決まりになっていた。
するとチェックやテストは消化不良になり、
浸水も見落としや誤魔化しが増え、
それがまたチェックやテストを難しくするという、悪循環となった。
船員の誰もが「これは無理だ」と感じていた。
船長はただ大きな声で怒鳴っていた。
どこかで勘付いていた。
隣の船員が水葬に伏されるのを見送りながら、明日は我が身だと思った。
ある時、船室に大きな音が走った。
何かが裂ける音と、それに続く悲鳴のような音が船中に響いた。
船は船底から二つに裂けていた。
無理な進路転換のせいで、船体に大きな負荷が掛かったのだ。
もはや誰にも沈没を止められなかった。
あらかじめ確保してあった専用の救命ボートでいち早く脱出していた。
しかし、一般船員向けの救命艇は不十分で、何よりそこに行き着く道も複雑で、よく把握できなかった。
多くの船員は、船と運命を共にした。
静かな海で、上司の怒号が聞こえないのが、ひどく幸福に思えた。
海のはるか向こうでは、黒船が滑るように新大陸を目指して進んでいた。
僕はあの黒船を知っている、と彼は思った。
僕は知っている。あの船がどんな構造を持っていて、
僕はそれをずっと夢見ていたし、自分のヨット模型でも試してみたことがある。
僕はあの船のことをよく知っている。
ただ、この沈んだ船では、その知識が生かせなかった。
それは何故なんだろう。
自分と同じように海を漂っているのが見えた。
彼は、パーティーの時と同じように冷笑を浮かべた。
それは真っ当なことなんだ。
あのままボロ船が航海を続けてしまった方が、
そこで目覚しい成果を挙げるだろう。
船が好きで、船に憧れて、この職業に就いたのでは?
それは間違った事なのか? 船が好きなのに?
疑問は尽きなかったが、冷たい海水がゆっくりと彼を殺していった。
その優雅な姿をまぶたの裏に止めたまま、
船乗りの夢を見ながら、彼は死んでいった。