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はてなキーワード: it系とは

2016-03-19

デブ子会社就職するといい

前にも書いた気がするが僕が勤めるIT系企業にはものすごくデブが多い。新入社員が入ってきてますますデブが増えた。僕はこの会社の体質とか業務特殊さとかでデブが多いと踏んでいたんだけど、最初からデブっている。しかデブりかたがハンパじゃない。動くのもやっとみたいな血色の悪いデブがいっぱいいていつも二郎の話とかしてる。

ふと僕は会社にいるデブの面々を思い巡らせ、1つのことに気がついた。デブって全員正社員だ。うちの会社は半分くらい派遣。でも派遣デブはいない。なぜだ。

ある日、突然に会社退職したデブがいた。円満退職という話だったが退職理由は何も言わなかった。

ある日、別のデブ会社に来なくなった。最初体調不良とのことだったがうやむやのうちに机がなくなっていた。

そういえば

うちの会社に45歳を超えるデブは一人もいない。管理職はほぼ親会社から出向されている。

2016-03-18

プログラマってさ

できるやつって50人に一人くらいかな。

あとは知ったか文句しか言わないコミュ障ほとんど。

だいたい文句言い訳が先にきて、仕事を投げだしてゲームとかネット時間つぶしてる。

IT系企業採用担当者さん。

技術者を欲っしている会社は多いかもしれませんが、通常応募で来る中途のほとんどはゴミですから気を付けてね。

見抜くコツは、面接中に相手から「忙しくて」「職場雰囲気がわるくて」「経営不安で」「火消役でした」みたいなワードがでたら、深堀しましょう。

2016-03-14

今の就活を見て、自分がいかに運が良かったか思い知っている。

自分は今修士2年で、この春、某web企業入社予定である

卒業は確定しているし、心の余裕と持て余した時間から、さっそく始まった17卒の就活事情Twitterなんかでリアルタイムに見ている。

16卒 (つまり自分と同じ) が後輩にしているアドバイスツイートなんかも見て、感心している。

それで自分が如何に就活をナメていて、運良く内定を得たかを実感した。

例えば、「就活カバン」という概念を今知った。

カバンなんて、普段使ってるのでいいと思っていたし、わざわざ就活用に別途、買うなんて発想がなかった。

リクルートスーツに似合ったカバンを使え、という趣旨のようだが、そういえば自分は、スーツを着ても無かった。

これはIT系web系にありがちの特徴なのだろうけど。

内定式私服だった。

地方学生と話す機会があった。

彼らは就活のために東京に出てくる。大変な出費だという。

何ヶ月も掛けて、いくつもの会社に臨んだという。

自分は2社だけ受けて内定を決めたし、就活らしい就活に割いた日数は、一週間もないと思う。

間に何もしない日を入れれば、最初エントリーしてから内定承諾するまで、一ヶ月くらいか。

これは運が良かったとしか思えない。

どんな学生だろうが、どんな会社だろうが、一定数は採用されるのだから、こんなのくじ引きしかない。

2016-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20160312234338

これが大体あってるというのだから困る。

IT系に限った話じゃないという事に気づき更に困る。

うーんくまったくまった。

2016-03-06

日本ネットIT系雑談をしたいと思っても場所がない

スタックオーバーフロー原文ママ)は雑談したら即自治厨に小言言われて潰されるし。

Qiitaはただの書き殴り場所だし。

Twitterエロい人に見つけてもらわなきゃ雑談にすらならないし。

2chノイズが多すぎて論外だし。

他は知名度なさすぎて2ch以上に論外だし。

英語圏だとredditのtechnorogyとかprogrammingとかで聞けば良いんだろうなあ。

あーもっと平和エロい人もいっぱいいる雑談場所が欲しい。

っていうか日本語版redditが欲しい。

日本人の作ったredditはいらない。

黒船植民されたい。

2016-02-29

はてな株が全市場で値下がり率1位ぶっちぎり達成!

はてなマザーズ上場して、ストップ高になって凄い凄いさすがはてなとか言って、アホだなぁと思ってた。

絶対にこのはてな株は極端に落ちるだろ。実力以上すぎるよなと思ってたら、

本日の値下がり率が、「全市場」で断トツ一位おめでとうございます

-21.09%の値下がり率(笑)

20%を超えてるのは、「全市場」ではてなだけ。

マザーズ以外も全部含めて。

マザーズだけでも全市場でも、ぶっちぎりの断トツ一位の値下がり率おめでとうございます


まぁ、はてな上場直前になって、はてな匿名ダイアリー保育園ホンダラ文で

テレビ必死ステマしてたが、それが逆効果になっておめでとうございます

もうね、はてな株はクソ株やら、こんだけ損したやら色々言われて、何だこの酷いはてなってのはとかさ(笑)

wikiを見てみると、このはてなって、

はてブボタンに仕込んだのはスパイウェアと同じであるとか書かれてて、そんな酷いことしてたんだ。

そんな屑だからマザーズ直前で露骨ステマとかしてたのか。


しかし、はてなストップ高になったてのは必死記事にしてたIT系サイトって、

そのはてなが、三日坊主で終わってしまった命のことを何で記事にしないんだろ。

はてなって、IT系サイトマイナスのことは書かないようにとでも口止めしているのか。


まぁ、この値下がり率が全市場で一位になった三日坊主はてなに対しては、

投資家たちからさんざんな言われようだから

今まで、これははてな絶対伸びるからいけいけ言ってたのが、

ここはダメだなとか180度転回してたのとかみると、爆笑してしまった。

2016-02-28

SEの人、ちょっと教えてほしい

バリバリ文系自分4月からシステムエンジニアやることになった。ちなみに今24歳。

研修はわりとちゃんとしてる会社っぽいのでその辺はとりあえずいいとして、

例えば35歳とか40歳とか、もう徹夜とかデスマーチとかムリってなってきた時にみんなどうしてるの?

IT系に興味はあるから2~3年は頑張るつもりだけど、その先のアドバイスを何かもらえると快眠できそうなのでお願いします。

クラウドワークスが人を幸せにしなかった記事を見て

思うところが多かったので増田に書く。

労働マッチングが今のところ使うべきじゃないのは元記事で嫌って程わかることだからそれについては話さない。

それ以外に、内容がソーシャルワーク以外にも、

IT系仕事共通して言えることが多いと思い、自分も感じたところまとめる。

■「余計なもの

これが本当に罪深い。

私が知っている範囲だと、よく「ディレクターはいらない…なんて話が飛ぶ。

こまごました詳細が分からない人にとって、「交渉」というのは「駄々をこねる作業」にしか見えないので、

それに労働力を割くのが理解できない…ということなのだろう。

でもその認識は大いに間違っている。

たとえば家を作るとして、リテラシーの無い人間

大工電化製品相談をする。電力は何Aが良いか?とか…

大工にとっては全く畑違いの話なので「よくわかりません」と答える。

すると依頼者は「それでもプロか!」と激怒する。

こういう不幸を防ぐために、ディレクターのような調整役が要る。

大工いくら積んだところで素晴らしい電化製品の調度は不可能だ。

効率コスパ最悪な上に、欲しいものはあがらない。

効率的に、安くて素晴らしいものをつくるために、

調整役は必要なのだ

世の中のクライアントに、ディレクターの本当の仕事を知ってほしい。

世の中では、おそらく

ディレクターが何をしているのか、分かる人は少ない。

それは仕方のない事だが、

せめて発注する側のクライアントになる人にだけは、それを理解しておいてくれたら

もっと皆がしあわせになれる道があるんじゃないかと思った。

「余計なもの」が一体どんな役目をしているのか。

まりディレクター(調整役)の仕事効用が周知されたら、少しだけ世の中の仕事がよくなるのではないかと思った。

クライアント(発注者)のITリテラシーが低い”

クライアント(発注者)の人間のクズ率が高い”

これも、クラウドアウトソーシング以外で、零細~中規模くらいの会社だと、

社内でも普通にある。

IT業界だと、他業種を割とがっつりやっていた人が

ベンチャーで一発あてよう!といったノリで参入してきた人が割と多い。

(本当に多様で、国の機関にいた人や、銀行SEをやっていた人など様々だ。)

他業種ながら、パワフルでパンチのある経歴で、

実際にIT仕事をしても、持ち前の活力で乗り越えていく。

会社評価も上がり、黎明期からもう10年以上経った今では、彼らがコントロール側(偉い人枠)に就いていることが多い。

だが、いかんせん、ITプロではないのだ。

からIT関連のリテラシーについては非常に薄い。

だが、その人たちが大事な決定権を持ち、ことを牛耳っているのが

今のIT業界なのだ

そしてその彼らが、さも全て知っているような顔で

「それ必要なの?」とかをさらっと言う。

社内では、偉い人になっているので、「(あれ?変なこと言ってるぞ…?)」と思われても、あまりツッコみが入らない。

そうやって、そのままの形で仕事が次のフローへ流されていく。




誰かが、その偉い人達に口添えできる仕組みがあれば、

またその偉い人達が、「自分だけでは、ことを十分に把握できるリテラシーはない」と自覚できていて、わかる人間意見をきちんと仰げれば

これもまた、少し世界が優しくなるのではないかと思った。

(※世の中には、その辺ができている偉い人も大勢ます。ですが、歴史の流れでできていない方もまだまだ多い…という意味です。)

一番不幸なパターンは、

その偉い人が、自分リテラシーが足りてないことを認めず、

知ったかぶりをして、丸投げするパターン

政治的にはあってるんだろうけど、その下には無数の屍が転がるので、その責任を持つ覚悟は忘れないでいてほしいと祈るばかりです。


例え、政治的必然性があって結果的に行動は変えられないとしても、

自分が行っている事に自覚を持っていて、できる限りの努力をしようとするのか、

無意識で、無関心に気にしないで進むのかでは、

だいぶ、状況が変わってくるのではないかと思う。

悲鳴を上げている下流の作業者に愛の手を

そうやって、いろいろ施策を考えても、

やはり始まってみないとわからない穴はたくさんある。

そして、作業者は見えないところで、地獄へ続く穴へドコドコと進んでいく。

それをどうにかするには、

見通しのいいところからちょっとしたアドバイスを与えることだと思う。

(手伝いはしなくても)

方向を少し変えられるかもしれない。




下流の作業をしている人間というのは、

見習い期間などで、経験が浅い人間が多い。

その人たちにとっては、「当たり前」がなんなのかわからない。

なので、妙な上流の指示も

甘んじて受けてしまい、

更に地獄の扉を開いていってしまう。

そこに、ちょっとした

経験者の見解があれば、

ツッコみを覚えられるし、

道はずいぶんと変わるものだと思う。

まとめ

つらつら思う事を書いたが、構造を変えるにはどうしたらいいのか、

最近は本当によく考える。

できることは少ないけれど、

こういった記事投稿することで、少しでも、何かを変える一手になれば幸いに思う。

ノイローゼになりにくい仕事教えろ

もうIT系無理なんだが。

だけど他の仕事も結局鬱になりそうなんだが。

2016-02-27

http://anond.hatelabo.jp/20160227134106

IT別に上場しなくていいと思う

元々そこまで大規模な投資必要としない企業が多くて、上場すると制約やら面倒事が増える

DMMみたいに非上場でやっていくのが賢いと思うよ

でも最近IT系バリエーションが狂ってたり、初期からVC資金入れてアホみたいに貪られてるから上場ゴールが目先のゴールになってる

自分のとこの事業経営自身があるなら外部資金を入れない。少なくとも創業初期の資金調達をしないってやり方で非上場でやるのが賢い

2016-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20160225233355

自称プログラマーみたいだけどプログラマーとかIT系仕事ってメンタルやられたけど治ったり投薬しながら仕事してる人いっぱいいますよ。

から増田に書いたんだろうけど

2016-02-25

ソシャゲ大手大手じゃないところの違い

ソシャゲ大手とそうじゃないところの両方に居たので描く。冷静に比較して、大手じゃないところに正直居たいとは思わなくなりましたとさ。

もうね、何か何まで恵まれてたし効率的だったのよ、大手は。大手に入ると、そうじゃないところではどうあがいてもさっぱり勝てる気がしませんでしたとさ。人一倍やる気に溢れる若造は、さっさと大手に来ないと、やっぱり人生損するよ?と思うのだけどどうなんだろう...?きっと当たり前過ぎて話題にもならないのかな...こんなこと。

2016-02-20

はてな上場前のメディア露出が怪しすぎ

はてなトップ情報操作が判明 はてブホッテントリの件

http://anond.hatelabo.jp/20160220232638

この記事が全くはてなトップ掲載されなかったけど、はてなは明らかにホッテントリ操作してるな。価格批判できる資格なんかない。


「zions ニュースに取り上げられたのは保活であって、増田じゃない。当該ニュースにははてなのはの字も出てない。2016/02/20

↑こんなのがはてブスターを集めてたが、これはデマ

保育園落ちた日本死ね!!!ネット上で激論

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2705801.html

これが、TBSニュース23ソース。「はてな匿名ダイアリー」としっかりと表記してあるよな。よく見ろ。

増田大手メディア看板ニュース番組名前をしっかり出て、特集されてるんだよ。


しかも、街で全文載せたのを聞きまわることまでしてるよな。

こういうことまでやってるから大手メディアから放置されてきたはてなが、上場前に怪しすぎるよなってことで、

はてブでは、いきなり上場前にこんなことを、今まで大手メディア放置されてきた他ITがやったら、

些細なことでも何でも突っかかってきてるだろ。


しかし、お前ソースはとか言ってるが、全くソースなしのデマ確定がはてなスターを集めるとは、

はてブこそデマ拡散機だよなぁ。



浮かれている中で、都合悪いことを言うけど

(消されるかな、これって?)

はてな上場前の動きが怪しすぎる。


保育園落ちた日本死ね!!!

http://anond.hatelabo.jp/20160215171759


これが、TBSニュースにも取り上げられて、NHKにも取り上げられている。


News Up “保活”への怒り その背景は NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010415541000.html


ブコメは、増田万歳はてな万歳とかで、気持ち悪すぎる。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010415541000.html


はてブでは、他のサイトがここまでタイミングよく、大手メディアで注目され続けると、

怪しいとか、何か裏があるとか批判しているよね。

これは、ステマだとか、はてブ互助会とか、

appbankとか、価格コムのことも言ってるが、その前にはニコニコも、アメブロも、

ラインも何もかも、IT系を叩いてきたのがはてブだろ。


それで、上場前に大手メディア露出しまくってるのは、このタイミング

はてながしていることが露骨すぎるとか思わないわけ?

普段はてブ批判している姿勢は一体どこに行った?


まりに、タイミングよく、メディア露出をするものだね?


はてなは、はてブマルウェアトラッキングを埋め込んだり、

はてなキーワードでは、空ページにアフィリを貼りまくってるワードサラダとか

しまくってきたところだから、信用できないんだよね。


しかし、はてブって、他のIT執拗些細なことでも叩くが、

はてブ万歳はてな万歳なら、ここって、間違いなく腐ってくな。


上場前のこのタイミングに、今まで、大手メディアから放置されてきた

はてながここまで露出するとは、どんなことしてるんだろうねぇ?

マルウェアはてブまでしたはてなのことだからねぇ?


はてブホッテントリなんか、内輪で影響力なんかないからって、

無理やり拡散して、大手メディアまでに出ることまでするかね。


2chのこと言ってるのがいるけど、

確かに、2chでは2ch批判をしている2ちゃんねら日常茶飯事で、

これが、はてなとは全く違うところ。

しかし、はてブがここまで、自画自賛だらけになるとはなぁ。

ますますはてブってダメになっていってるな。


上場関連で言えば、はてなニュースが終わってた。

はてなニュースヤフー配信終了の件」

http://anond.hatelabo.jp/20160123051453

ヤフー記事とかでも、はてブではステマとか批判してたけど、

自分ところのはてなニュース配信が終わったこととか、何で問題にしないで、

自画自賛ばかりなのか。


後、もうはてブで、ゴリ押し批判するのはなしな。

この増田保育園落ちた日本死ねほど、無理やりすぎるゴリ押しをしておいて、

他のITサイトには、はてブからゴリ押しするなとかマヌケすぎるからな。

2016-02-17

anond:20160216183619

昔と違って今は酒を無理矢理飲ませるのはモラハラからキッパリ断るのが正解、別に飲み会行ってもノンアルとかにしてもらえば良いんだし。

海外だと、ってニューヨーク出張した際には昼間からビール出てきてビックリしたわ。IT系の展示会なのにビールワイン無料で振る舞ってたし。

2016-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20160211165359

共感を呼ぶ系(短いものベスト)は結構つくよ。勝手ブクマの方で情報足して、大喜利し始めるから

オタク系はつきやすいけど、細かく好みがあるので過去についてたやつを分析した方がいいと思う。

うんこ最近はあまりついてない印象。(飽きたんじゃないかな)

ここんところは一般的ネタ方が上がってると思うけど、潮目で変わるから

後は、時事ネタもうまく加工すればつくね。ITネタもつやすい。(IT系もに関わる人が多いから

創作系は自分もまだまだ研究中。つくものもあれば、自分ではダメだなと思ったのでも外す時も多いし。

ミソジニとかは一般的ネタはだいぶ消費されちゃってるから、切り口変えたほうがいいかもね。

後は、人が多い時に出したほうがつきやすいのもお約束

2016-02-04

手芸屋さんで洗脳されそうになった話。

結論から言うと、布屋で2メートル5600円の布を断れずに購入し、「あ、私マルチ商法とか笑えないな」と気付いただけの話です。

=====

変な宗教勧誘されそうになったり、所謂自己批判」をしかけられた分けではなく、相手はただ布を売ろうとしてきただけなのですが、それすら断れなかったことにショックを受けたので文字にすることで冷静になりたかったのと、

買いたくない布を買うに至るまでのプロセステレビネットで読む「洗脳」のプロセスによく似ていると感じたので、同じような状況に立ったときに思い出して貰えればと思い、初めての増田投稿しました。


ちなみに2メートル5600円は、布の値段としてはちょっと高いぐらい。

上を見ればキリが無いが、主婦結構奮発して買うぐらいの物だろう。

自体は悪い物では無いけれど高級品と言う分けでも無く、老夫婦趣味でやっているようなお店なので、友達相手商売ならまあそんなものかなって言う商品


ただ私はその時その店で何かを買うつもりは無かったし、

お財布事情もその店の想定する顧客では無いと自覚したうえで、もしかしたら掘り出し物が見つかるかもって軽い気持ちで入った。


何度か入ったことがあるお店で、私を囲って最終的に布をレジまで持って行った店主のマダムも悪い人では無いのだと思う。


そう、相手は腰の曲がったお婆さんだった。


ピンクツイードジャケット千鳥格子スカートで、喋り方もちょっとハイカラなお婆さん。

店員も客もマダムも合わせて四人しか居なかった。みーんなお婆さん。

対して二十代の私が物理的に逃げることは簡単だった。

それなのに、2メートルの白い布を手にちょっと茫然としながら「自分洗脳される側の人間かも」と恐怖した理由もそこにある。



  • 順を追って話してみる。

私はメートル千円未満の安い布を探していた。

火急の用では無く、購入する店にも目星を付けていた。一週間後にはその店の近くを通るので、その時に買えば良いや、ぐらいの気楽さ。

ToDoリストにも書かないようなレベル


件の店はタイトルでは「手芸屋」と書いたが細かいことを言うと布専門店で、最初は寄る予定も無かった。

私が用があったのは、同じ複合店内の百円均一だ。

刺繍用の下書きシートが欲しかった。

と言うか、そもそも買い物をする予定もなかった。

100円均一だって図書館に行ったら、休館日だったので、手持ち無沙汰になってしまい無理矢理作った用事だった。


ともかく入ってしまった複合店の中で、二店は同じフロアにあり、エレベーターを上って最初に目に入るのが例の布屋なのだ

高級な布を見るのは楽しいし、時々端切れを買ったりして少し好きなお店だった。


そう言えば白い布探してたんだよな、もしかしてちょっと良いのが安くなってないかな。

ちらっと覗くと、白い布に「1000」の値札がついている。「2800」に打消し線が入っている上に、だ。

お得じゃん!

早速近づいて手にとってみて、がっかりした。

ベルベット素材だったのだ。

しかったのは麻か綿。全然違う。

でもベルベットが千円なんてちょっとすごいな、冬だからかな、なんて触っていたら、見たことのある─一度レジで話をしたこともある─店主のお婆さんが話しかけてきた。


「良い布でしょう、ベルベットって言ってね、宝石名前もついてるくらいで、良い布なのよ」

(ちなみに宝石名前、がどこから来ているのかネットで軽く検索しただけでは分からなかった)


元々店員さんと話すのは苦手では無い。

手触りが気持ちいいですね、なんて言いながら、買うつもりが無いことを、次のように伝えた。


「でも私、スカートを作りたいんです。白い麻とか綿とか…これじゃちょっと違うかな。」


しかしこれぐらいで店員さんが引かないのは当然だ。


スカート!良いじゃない。

あなた若いから、これ(青いビロード)でも可愛いわよね。

タックを入れてこう…(手でストンと落とす)いうのも良いでしょう?」


今思えばマダムあんまり話を聞いてくれなかった。

耳が遠い分けでは無いのだが、お年寄り若者それぞれにあるゾーンみたいなもの時間軸がちょっと違う。

年寄りだけじゃなく、若いやつにもゾーンはある。

その時その時の自分世代が正常だと思ってしまうが、今は分かる、十代もちょっとおかしい。

二十代なんて全然若いと思っていたが、いざ突入してみると十代が怖い。

世代の違う人との会話を二人三脚に例えるなら、予期しないタイミングブレーキをかけたりダッシュしたり、とにかく息が合わないことが多い。

勿論、他の世代からすれば私は「鈍くさい奴」「足の踏込が甘い」とか、いろいろあると思うけれど……


……脱線した。



とにかく、ちょっと話を聞いてもらえないことが分かったけれど、その時はまだ何とかなると思っていた。

勿論千円を超える布を買う気も無かった。


もう一度ビロードが想定と全く異なることを伝えると、マダムは違うコーナーに私を連れて行った。

黒い壁や間接照明とならんで布が飾られている、明らかに高額商品のコーナーだ。

白い綿や麻、混合を探していて、千円のビロード予算に沿わないと伝えているのに、マダムが手に取るのは四千円五千円の柄物の布ばかり。


「これなんて派手だけどあなた若いから、似合うわよ」


あれこれ話を広げていくマダムに、ちょっとやばいぞ、と気付き始める。

挙句に六千円の織物を手に取り、一万五千円が六千円になっている、これが一番お買い得だ、ちょっとそこ(鏡の前)に行って当ててみたらどう?とか言い出す。

もっと高い布もそのお店にはあるのだが、それまでマダムが手に取ったり指さしたりした中で一番高い布を「お買い得」と言って勧めてきた所に、マダムの狙いは親切では無く何かを買わせることにあったと思えてならない。

その後も再三「予算に合わない」と繰り返して、何とかその場を移動しても、相変わらず四千円五千円のコーナーをうろうろするマダムと、私。

この時私はへらへらしていて(癖なのだ)、

会話も


「綺麗ですねえ、見てると欲しくなるけど、高いなあ」


などと肯定から入っていたので、端から見たら購買に積極的な客に見えたかもしれない。

自分のこの態度にも、最終的に断りきれずに買ってしまった要因があると思う。


その後も「どこかの学生さん?」と聞いておいて、別段安いものを見せてくれるわけでもなく、こちらの予算無視でとにかく買わせようとする。

何度か逃れられた、と思って安い生地のコーナー(一応キルトとか子供向けの柄物とかも置いてあった)(とは言え、そこに置いてある生地セールになっていることは滅多にない。本当に、冷やかしと同然でとりあえず入ってみただけだった)に行こうとすると、一度は離れる。

けれどすぐに声をかけてきて、「これなんかどう?」と、また良いお値段のコーナーに引き戻され、結局安いコーナーには一歩も入れなかった。


マダム言葉選びは、いっそ見習いたいところがたくさんあった。

「気安い布も見させて」と苦笑いする私に、三色並んだ布を指して「これなんかもねえ、お値打ちよ。」と百八十度違う言葉をかけてくる。


「へ?ええ、ああ、でもちょっと予算がね。」驚きつつも、なんとか会話を続けようとするのを遮って、


あなたあなただったらこ三色でどれ選ぶ?」

「ええっと、カーキかな。でもちょっと素材が…」

「ねえ、良い色よね。」


と、とにかく相手に選ばせるのだ。

選んだらそれを褒め、自分が手に取った商品は良いですね、と言わせるのだ。

こう言うときに「そのヒラヒラ下品で好きじゃないわ」なんて言おうものなら、「若い子にはそうかもね。じゃあ、こっちはどう?ツイードで大人っぽいわよ」と他の布を出したことだろう。それとも、フリルのついた他の布を持ってきたかもしれない。

実際、最後まで私の希望─白色、麻や綿、千円未満─に一つでも沿っているものを持ってくることは無かった。

そうして私が指差したカーキ色の布を手にすると、マダムはおもむろに言った。



「これにする?」


唐突なその言葉に、ちょっと血の気が引いた感覚が、この記事を打っている今も残っている。

散々「他の布も見るね」と言っては頷かれ引き戻され、一度も自分のみたい物を見ていない。

まだ私は物色すらしていないのに、しかもその布を聞かれたから褒めこそすれ、明確にあることを伝えている計画に照らし合わせる前から、何故、いきなり購入になるのか。

私がどんなスカートを作りたいかおばあさんは聞いてもいない。

しかも散々伝えている「どんな布が買いたいか」に、その布はかすってもいない。

上品なカーキがテカるシャンブレーを片手にレジに持っていこうとするおばあさんにそこはかとなく恐怖した。


この時「この人話が通じないんだ」と恐怖したのが、第一段階だと思う。

洗脳の段階だ。


はっきりノーと言ってその場を去れば良いじゃないか、と思う人もいるだろう。

出来なかったのか?と呆れられれば、私はその人の前では自分を恥じてしまうだろう。


実際、出来たと思う。

自分より弱いおばあさんだったから強く断れなかったのかもしれないし、

へらへらするのが身に付いていて、愛想の悪い態度をして誰彼構わず嫌われたくないと思ってしまうのが、私の悪い癖でもある。

それに、5600円だ。

数十万じゃない。

ハッキリ払えないと言うのが嫌だと言う、妙な虚栄心もあったと思う。

私は普段からまめに洋裁なんかをする人間では無く、知識も低いのに知ったかぶりをしてしまう所があって、この時もなんと言うか見栄を張ろうとしていた。なんとか取り繕って逃げようとしていた。


色々な要素が混ざり合って、最終的に、「向こう見てきますね」と言って逃げようとした私におばあさんが別の布を手にして


「もう、これにしましょうか」


に負けてしまった。

本当にこの時は怖かった。

今も、思い出すと怖い。

しゃがみこんで、泣きそうになりながら、それでもなんでか笑って、なんとか逃げようとあれこれ言ってみるけれど、「何メートル必要なの?」「二メートルです」と答えてしまい、二メートルだと言ったそばから「それならシャツもね、作りたくなるのよ。三メートルあれば足りるかな…ちょっと計算しましょうか」と言われ、「あの、スカートに二メートル必要なんです。シャツには足りませんよね」と言う声が震えそうになったのを抑えてしまった。

結局おばあさんはレジに立っていた店員さんに「三メートルね」と言うので「二メートル!二メートルでお願いします」と訂正しなければならず、最後まで話を聞いてくれなかった。(「これにしましょうか」と言って手にした布もグレーで、他に四色ある中からどれが良い?と言いながら、なぜか頑なにグレーを持っていこうとしていた。もしかしたらグレーが高かったのかもしれない。私は「自分で」白を選んだ。)

この時私は切られた布に申し訳なさすら感じて、一割引に「ありがとうございます」、それなのに(店側がカード会社に売り上げからパーセント手数料を支払わなければいけない)クレジットカードで支払ってしまってすいませんとまで言った。

これも、私の癖だ。

レジでも毎回「ありがとうございます」と言い、車の前を通るときは例え相手が無理に横断歩道に乗り込んでいても反射的に頭を下げてしまい後で一人で勝手に悔しくなったりする。

悪いことではないと言ってくれる人もいるだろう。

けれど、今回ばかりはそうは思えなかった。

この癖も、悪徳商法などの洗脳にかかりやすくなる要素の一つだと自覚たからだ。



  • 手芸屋さんでの体験は、以上で終わりです。

ここからは、どうして自分が「洗脳されやす人間」だと自覚したのか、書いていきます


1.まず一つに、最後まで─そして今でも─私は「断ろうと思えば断れた」と思っていること。

これは、「断ろうと思えば断れた」のに断らず、「自分で選択した」のだから決断した「自分が悪い」と言う結論を引っ張ってきます

低下した自己評価洗脳の温床です。

なぜなら、自分判断を信じることが出来なくなるからです。

自己評価が最低になり、何もかも自分が悪いと思い込むと、「被害を受けた」という判断も下せなくなってしまます


今回、私の相手は腰の曲がったおばあさんでした。

先にも書いた通り、逃げようと思えば方法はいくらでもあったのです。

それに、5600円も「被害」と言うには大げさな額に感じられます

何より、私には支払い能力があったのです。これで生活がおろそかになるわけではありません。

これぐらいなら「仕方ないか」と思える「被害」と、「自分が決めたこと」は自分責任を負わなければならないと言う負い目から来る「自分が悪い」という自己否定

この二つのせいで、私は(こんな記事を書いておいて何ですが)おばあさんを悪役に出来なくなります


「買いたくないものを買ったと嘆いているけれど、相手はおばあさんだったんでしょう?無理やり拘束されたり脅迫された分けでもないのに、大げさだよ。人のせいにしてるだけでしょ」

「本当に買いたくないなら、走って逃げればよかったんだ」

「他にも買わないために出来ることはいくらでもある」

「結局、本気で嫌だったわけじゃないんだよ」

誰かに言われる前に、自分でここまで考えてしまます


今回は布で済みましたが、これが悪徳商法だったらどうでしょう

相手は物腰柔らかに、しかし強引に話を進めていきます

額もそんなに高くありません。

商品も鍋とか包丁とか、日用品かもしれません。

あなたが参加した企業家のためのセミナーIT系によくある「仕事効率よくこなすための三つのフロー要点」のような、ネット有名人講演会で、パソコンを使った遠隔講義に誘われるかもしれません。

日用品なら、高くても数万、遠隔講義なら物理的に囲いこまれるわけでもなく、いつでも逃げられる。

契約しなきゃ帰ってくれそうに無くて怖いし、よく聞く何百万の詐欺事件よりはマシかな、と契約してしまうかもしれません。


けれど、一度契約してしまえば最後自分を責める後悔が始まります

今回のことで痛感したのは、「詐欺金額ではない」と言うことです。(詐欺とまで言ってごめんね、マダム。もう二度と行かないから許してほしい)

あんなにテレビネット詐欺洗脳ニュースを見聞きしていながら、「騙された」ことが辛いのです。

マルチ商法は、買わせた相手のこの気持ちの隙間につけ入り、「元が取れるよ」と売る側に回して「被害者」を「加害者」に変える悪徳商法です。

傷付いた自尊心を補おうためにしたことが、加害者になることでさらに傷付き、負の連鎖を引き起こすことになってしまうのです。


中には、「加害者である自覚もない人がいるでしょう。


話は戻りますが、先に書いたように、「恐怖」が洗脳の第一段階ではないでしょうか。

相手に話が通じない、もしくは暴力の可能性を示唆されることで、自分が無力だと感じる。

そうなると、なるべく穏便に逃げたいと考えるようになります。まだ逃げたい・この場には居たくないと考えます

そして、ひとまず相手要求を飲んでしまう。

しかし、拒否できなかった自己嫌悪から自分を責めることになり、自信を無くしてしまう。


2.次に、結局「ノー」と言えなかったことだ。


これに尽きるけれど、こんなにショックを受ける程買いたく無い物に、「ノー」と言えなかった奴が是が非でも自分たちの住む沼に引きずり込もうとしているマルチ商法洗脳拒否できる分けねーべ。

これは一日経った今もちょっと泣きそうなぐらいショックだった。


まず、店員さんに押し切られて買うと言う経験が無かった。ファースト。奪われた。

それまで店員さんって言うのはひたすら褒めてくれるのをスルーすれば着合わせを一緒に考えてくれたりするちょっと気分良くしてくれる人だと言う認識で、お仕事から失礼なこともしないし、怖いなんて思ったことも無かった。

ちょっと考えてみます」と言えばすうっと引いてくれた。

けれどマダムは違ったのだ。

考える隙を与えずにガンガン来られたら、そりゃパニックにもなる。


ちょっと考えてみます

「ごゆっくりどうぞ~」


は、あくま相手気遣いで、彼等が売るのは商品のものでは無くて「豊かな生活」「楽しい買い物の時間」でもあったりするからだ。

お店で気分を害して買い物をしても、悪評が広まれば客も減り、商品も売れなくなる。そんな方法を取ってまで売る物では無く、「ちょっと考えてみます」と言った客は接客を止めるラインでもあったりするからだ。

けれど悪徳商法にはそんなこと関係無い。

洗脳集団にはそんなこと関係無い。

あの手この手私たち思考能力を奪い、言いなりにすることが目的から


そこに来て店員さんや通りすがりの人の前ですら「物分りの良い振り」をしたがる私の性格

「卒なくこなしている」ように見られたい見栄があって、無愛想な態度を取ったりして働く人に敬意を払っていないとかマナーを知らないとか、軽蔑されたくないと思ってしまうのだ。

マダムは私の話を一切聞いてくれなかったのに、いちいち声に振り返り、返事をし、話を聞いてくれない人の話を聞いて何とか会話しようとする私は、そりゃ良い鴨だ。

向こうはこちらの話など聞いていない。

こちらは相手の話を聞くしか無い。

考える時間も与えられず、パニックになり情報遮断されて追い込まれた中で、頷くしか選択肢が無いと思い込んでしまう。


以上の体験で、自信がぽっきり折れてしまった。


マダムは悪い人では無いと思う。

半分は天然で、半分は故意だっただろうけれど、それも悪意からでは無く、引き際を知らない人だったのだと思う。

比べるのは嫌だけれど、私の祖母も私の話を聞かない。

一緒に料理店に行くと、いくら私が要らない、食べられないと泣きそうになりながら断っても、自分子供時代のひもじい思いをした辛さから良かれとどんどん料理を注文し、挙句自分が食べられなかった分を私に「食べれるでしょう」と差し出す。

今はもう必死に粘ることを覚えたが、中学生のころはガチ泣きをしながらご飯を食べたことも、何度かある。祖母は私が泣いていても、見えていないのか全く悪気が無く「食べれるって」と言う。

あっ、こりゃダメだ…。


また脱線した…。

もういい、なんだか書けば書く程自信が無くなって行く…強く生きていきたい…。


…えっと、それで、結局「マダムも悪い人じゃない」と思っている時点で、私は相手を完全に否定して切り離すことが出来ていない。

こんな記事を書いて「洗脳」とまで言っているのに、だ。

これが信用していた友人だったらどうだろう。

もう立ち直れない…。


長々と書いておいて、とりとめもなく終わってしま申し訳ないです。

失ったのはたかだか五千円ですが、受けたショックは一日引きずって消えませんでした。

このショック和らげるため、自分のために一気に書いたので、矛盾やほつれがいくつかあるかもしれません。すいません。


タイトルで「洗脳」とまで書いたのに、結局洗脳された分けでも無く、マルチ商法に怯える妄想に始終し「洗脳」って何ぞや、と思った方もいるかもしれません。

私も簡単に「洗脳」について引用を載せた方がこの記事も書きやすいかな、と洗脳の手順とかを検索してみたのですが、「洗脳はこうしてできる!」「洗脳は簡単に見破れる!」みたいなあんまり仰々しく強気記事が多くて「どっこいどっこいだな…」と疲れてしまいました。

おススメはテレビ番組しくじり先生」の辺見マリさん回です。あれ分かりやすかったよね。


この記事を読んでちょっとでも感じた恐怖を追体験し、「もしかしたら私もそういう所あるかも」等と自衛一助になれば幸いです。

それでは。

2016-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20160127102900

紙系のデザインをやっている人に似た傾向がある気がする。

メール文章がわかりにくくで、コミュニケーションツールという認識ながいように感じる。

ウェブIT系の人は、メール意図を正しく伝えようとしている人が

多かったように感じるけど、紙系の人は、口頭指示が多く、仕様を決めない。

プログラミングコーディング無駄が多く、バグバグと呼んでいいがわからないが客先がそう呼んでいる)が増え疲労が増す。

2016-01-25

将来やりたいことがない

当方地方大学情報科2年次

スマホとかタブレット興味あるし、これからプログラミング時代来るっしょ!みたいな感じで情報科を選んだ

実際2年間在籍してみて、僕はあまり情報系に興味がないのだと分かった

プログラミングの演習をしても大して面白いとも思わないし、プログラムを書いてハードウェアを動かす実験もそんなに面白くない

別にまらないという訳ではないが、このために年間約60万かかっているというのは釈然としない

そして、これからもこのようなことを最低でもあと2年、修士まで行けばあと4年、IT系就職したらあと40年も続けていけるのだろうか

不安しかない

僕は一体何に興味があって、何を仕事にしたいんだろう

いや、このままそんなに興味のない情報科に在籍し続け、IT企業就職し、当たり前の生活を勝ち取ろうとするのが正解なのだろうか

2016-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20160120105530

エンジニアが作った会社なんじゃないの?

IT系は多いよね

メーカー系でSEやってた時はラインって呼ばれたなー

2016-01-19

就活

2016卒、文系学部4年(卒業見込み)

昨年3月から11月まで紹介会社3社を使い80社、自力20IT系を中心に受けるも全く受から

11月から親のごり押しで市の学生内定就職セミナー(1ヶ月)及び職業体験(3週間)に参加

市の製造工業社を紹介され、職場体験に伺い、内定を獲得

しか労働条件が頗る悪く、月給17万(天引き前)のみ

残業代ボーナス昇給もないというブラック企業

殆どパート正社員新卒)の採用が当セミナーを通じて2年目ということで、全く教育環境人員が整っておらず、何でも押し付けられるもよう

職業体験の合間に、内定を急ぐ僕は路線バス会社の運転職受験

最終試験となる健康診断の結果待ちの状態

給料天引き前で月給30万円程度(残業代及び手当て等込み)、残業時間は月60~80時間2chスレより)、5勤1休が主で月1回連休あり

大型二種免許取得費用は全額会社持ち(5年間の勤務で返済義務消滅

両親はセミナーで紹介された製造工業会社待遇が悪いため、路線バス会社から内定をいただければそちらにしろ12月から言っていたので、すっかりそちらの気持ちになっていた

しか最近高速バス死亡事故太平洋側の降雪を気に態度が一変

バスの運転をすると思うと怖くて眠れない、製造工業社での経験転職の際に活かせる、などと今まで言ってもいなかったことを連発

あなた就活生だったら、どちらを選びますか?

http://anond.hatelabo.jp/20160118235505

40代半ばだった、流行りのIT系

俺はITの末端だよ

マジメにコツコツ頑張る高学歴女子という自尊心はズタズタだよ

なんだよその法外な給料

2016-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20160118231938

結構面白かったよ。ただ、クリエーターじゃなくてクリエイターなのでは?とは思った。

あと一応IT系会社のみんなのパシリ部署にいるんですが(営業SEPG、全てのパシリ)確かにSEの人はプログラマーの人馬鹿にしてる感ありますね。

プログラミングを抑えた上で更に明確な作りたいものが見つかるといいですね。

でも今は学校勉強しろ。2年でセンター問題フリーズするのはやばい

2016-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20160117012721

文体まとめサイトそっくりなんだよ…

わかるんだよ…

そもそも増田に出入りするならリアルIT系の知り合いくらいいるだろうがあほ

2016-01-16

スタートアップ社長仕事

ここ数年、起業ブームだ。過去に何度か起業経験がある身として、起業に興味がある人や実際に起業をした人向けに、IT系社長仕事を紹介したいと思う。

金を集める

社長の一番大切な仕事は「会社を潰さないこと」だと思っている。それにダイレクトに繋がるのが資金。金を集めるのは社長の大切な仕事だ。昔、自分はこれを他人任せにしていたせいで、会社危機的な状況になっても全然気づいていなかった。

金の集め方は色々ある。一番わかりやすいのは、別の企業相手に仕事をしてその対価を得るやり方で、受託開発に向いている。仕事をすれば金をもらえる、というスタイルサラリーマン出身の人にはわかりやすいし、学生にもイメージやすいと思う。フリーランスみたいな起業をする人はたいていこのやり方だ。デメリットとしては、常に営業を続け、決して仕事を切らしてはいけない。仕事がなくなり蓄えがなくなれば倒産だ。このような会社場合技術力もさることながら、営業力(個人の場合コミュ力)が大切になる。比較起業やす形態だろう。

にわかやすいのはサービス提供し、そのサービス上で売上をたてるやり方だ。最近流行の、スマホアプリWebサービス起業考える人は大体これだろう。ユーザーから直接金を取ってもいいし、広告アフィリエイトを貼ってもいいし、別の企業提携して売上を立ててもいい。サービスさえ上手く回れば色々な方法がある。自分たちサービスから売上を立てるのは夢があるが、この場合ユーザーを集める」というのが一番むずかしい。普通サラリーマン経験しただけだと、広告の打ち方一つ取っても慣れていない人がほとんどだろう。サービスを立ち上げるだけなら技術者なら簡単だが、継続して上手く運営するには技術力よりマーケティング広報などの経験や才能が大切になることが多い。サービスベースとした起業は難しいが、上手く行っているかどうかを数字判断やすいのがメリットではある。

どのようなやり方でも継続的利益があがればいいのだが、そうはいかない時もある。一切収入がなかったとしても、社員給料事務所代など、いわゆる固定費と呼ばれる支出容赦なく襲ってくる。そういう時にも会社を回すお金を集めるのが社長仕事である。そういう時は融資、いわゆる借金を考えよう。銀行が貸してくれるならそれでよし、ダメ場合でも政府系の支援プログラムなどを頼ることが出来るかもしれない。将来返済が辛くない条件にこだわるにこしたことはないが、目の前の危機を乗り越える方が大切だ。一番気をつけなければいけないのは、融資にはそこそこ時間がかかるので、調達中に資金ショートしないようにしなければいけない。本当にヤバくなる前に検討を始めるのが良いだろう。

最後に、投資を受けるやり方も一応説明しておきたい。融資とは違って、(一般的には)株を渡すことによってお金を得るやり方だ。このやり方は、投資家が将来的にその株が出資金の何十倍もの高値で売れることを期待してお金を入れるやり方になる。投資を受ける判断をした以上、必ず投資家にその株を現金化させるチャンス(一般的exitと呼ばれる)を用意しなければいけない縛りが出るのがポイントだ。これで数千万円の資金調達して、しばらく収入なしでサービスを作る、というのが最近流行りの起業のやり方である投資については色々な話があるが、投資を受けて成功する会社は5%にも満たない(多分1%にも満たない)という事実と、投資を受けて運営する会社は当然投資家株主に入るので、経営に口出しされることを覚悟しなければいけない、という2点だけはしっかり認識しておく必要がある。個人的に、社長が一番大変な起業がこれだと思う。自分は1社きちんとexitまで持っていったが、正直他人にはおすすめしない。

人を集める

社長の次に大切な仕事は、人を集めることだ。一人で会社起業することも出来るが、それは一般的はいわゆるフリーランスという分類になり、あまり起業はいわない。社長は人を集めないといけない。

やはり知り合いと起業するのがいいだろう。できればある程度長い付き合いのある知り合いがいい。考え方が似通っていて、自分に隠し事をしない、できれば自分とは全然違うメンタリティを持っている、そういうパートナーがいればベストだろう。共同経営者として迎え入れるのが望ましいと思う。あまり付き合いの長くない人と起業をするのはおすすめしないが、自分技術素養がない場合、どうしても技術者必要だろうから、そういう場合は仕方ないかもしれない。個人的には、そういう状況になるなら起業しないほうがいいと思うが。

起業パートナーで一つだけ重要ポイントを挙げておくと、会社が失敗した時に友情が将来にわたって破壊される可能性を認識しておくほうがいい。相手の全く想像もしていなかった側面を見ることになるかもしれないし、ぶっちゃけた話、金のトラブル友情はおろか血縁ですらあっという間に破壊する。会社が失敗すれば絶対友情が壊れる、ということは全然ないのだが、その可能性があるということだけは知っておいたほうがいい。

ある程度会社が回ってきたら、従業員を雇って会社を拡大するのも社長重要な務めだ。初期はやはり知り合いを頼るのがいい。技術者なら特に知り合いを頼るべきだ。人数が少ない会社無能が入ってくると大惨事になる。人数が少ない会社無能が入ってくると大惨事になる(2回目)。特に30人以下の会社では、その人間即戦力か、今の会社必要としているか、将来的に成長のポテンシャルがあるか、自社の雰囲気に合うか、などの採用基準すべてに合致した人のみを採用すべきだ。採用の失敗は本当にでかいダメージになる。自分会社規模が10人以下の時に信頼していた共同経営者に何人かの採用を任せたところ、結果的に大失敗で、たくさんの人が傷ついた。採用には、必ず自分が最終的な判断をし、責任を持つようにしよう。少し大げさな言い方だけれど、社長は今までの社員と新しい社員、その両方の人生責任を持つことになるのだから

トラブル防波堤になる

社長は辛い。トラブルは常にやってくる。仕事が入ってこない、重要な人が辞める、仕事約束通りに達成出来ない、先方からの入金が遅れる、取引先が倒産する、よくわからない訴訟を受ける、社員同士で大きなトラブルが起こる、などなど、予想もしない悪い出来事が次々に起こる。胃に穴をあけてはじめて本物の社長だ、と投資家に言われたことがあるけど、あながち間違っていないと思う。そんなときに、決してトラブルを顔に出してはいけない。会社が順調な時もダメときも、いつもにこやかに笑っていよう。

社長が「辛い」ということを漏らしてプラスになることはほとんどない。社長が辛そうだと、社員に動揺が走る。社内に動揺が走るのがプラスになることはまずない。社長が笑っているだけでそれが回避できるなら、それはもう社長仕事だ。社員は、社長仕事をしていなくてもそんなに気にしないが、社長経営に詰まっているのは敏感に察知する。どんなに辛くても、それは会社の中に持ち込まないようにし、いつも「大丈夫だ問題ない」という態度を取るようにしよう。社長ツイッターで「辛い」「忙しい」とほざくのは論外だ。

もちろん社長が本気で大丈夫だと思ってはいけない。トラブル回避しないといけない。社長トラブル対処に失敗すると会社に深刻なダメージを与える。危機に目をつぶるのではなく、しっかりと対処しないといけない。そして、あらゆるトラブルは最終的に自分が引き受ける覚悟を持とう。社員から「こいつはいつも働いてないから、困ったら仕事を投げつけてやれ」と思われれば最高だろう。

必要ときには社員相談しなければいけない。自分で何でも出来るならずっとソロでやるべきだが、実際は自分ひとりで出来ることには限度がある。社員に頼るのもとても大切なことだ。最終的に自分が全部処理するという大前提を忘れてはいけないが、社員無駄不安にさせず、最終的に社長がなんとかするだろう、という安心感は与えなければいけない。トラブルヒステリックになるなんて論外だ。

もっとも、リストラなど、本当にどうしようもなく社員に痛みを与えなければいけないタイミングというのは存在する。リストラをするのは涙がでるほど辛いが、すべては自分が蒔いた種だ。「株主社員を切れと言われたから」などの言い訳は、たとえ事実であっても絶対にしてはいけない。社員に痛みを強いると決めた以上、最後まで責任をもって断行し、その責任かぶり、その後により良い未来を持ってくるために全力を尽くすようにしよう。

仕事をしない

会社がうまく行っている時、社長仕事をしないくらいがちょうどいい。営業したり、コードを書いたり、勉強会に行ったり、人と会ったり、そういう活動はもちろん良いと思うが、例えば社長が一番仕事をしているエンジニアであるとか、社長が一番営業案件を取ってくるとか、そのような状況はあまりよろしくない。今まで書いたように、何かトラブルがあれば社長には一気に重たく辛い仕事が降ってくる。そうなると社長コードを書けないし、営業にも行けない。社長能力に頼る会社ますますマズい状況になってしまう。なので、社長仕事をしないくらいがちょうどいい。会社がうまく回っているなら、普段は毎日六本木に飲みに行って騒いでいても一向に構わない。「俺はこんなに大変なんだ」と社員に漏らす社長は、色々な意味でろくでもない。会社を安定させ、成長させ、何かあった時にすぐに会社に戻り、全力でトラブルを排する、それが社長仕事である

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