はてなキーワード: 車掌とは
増田のものは増田に、というわけでちょっと気が早いけど、ことしの増田ランキングをお伝えするぜ!基本的なお約束はトラックバック元を見てくれ。なお、高速化のために、
させて頂いているので、ほんによろしゅう♪
年月 | ブクマ | スター |
---|---|---|
01月 | 22964 | 15000 |
02月 | 23689 | 14865 |
03月 | 24325 | 18393 |
04月 | 22190 | 18358 |
05月 | 26208 | 21127 |
06月 | 29722 | 32095 |
07月 | 31020 | 26995 |
08月 | 29680 | 28640 |
09月 | 33924 | 34595 |
10月 | 27361 | 26418 |
11月 | 33787 | 32554 |
12月 | 22384 | 24650 |
まずは全体の月次推移から。ブクマ数・スター数とも、概ね増加の傾向が見て取れる。
カテゴリ | 件数 | ブクマ | スター |
---|---|---|---|
世の中 | 111 | 32377 | 32416 |
政治と経済 | 57 | 21520 | 12940 |
暮らし | 785 | 184272 | 172097 |
エンタメ | 52 | 13396 | 8581 |
学び | 48 | 12131 | 8652 |
テクノロジー | 86 | 23889 | 18639 |
アニメとゲーム | 136 | 26071 | 23535 |
おもしろ | 68 | 12323 | 15006 |
お次はカテゴリ別データ。すべての面において、『暮らし』が圧倒的に強い。記事あたり平均スター獲得数でいえば、『世の中』も中々強い。
ベスト30まで拾ってみた。URLが紫色のも何件か。しかし、ベスト30でブクマ数863って少ないなあ。1000超えはベスト20以上。
お次は、記事ごとのスター数集計。なお、カラースターと同一ユーザーからの2個め以降のスターはカウント外。こうやってみると、『ブクマを集める記事』と『スターを集める記事』が一致していないことがよく分かる。
俺も嫌いだなぁこの話。
色々突っ込みどころがあるとは思うけど、このじいさんあからさまに嘘ついてるよね?
「手前で降ろされたんじゃ時間が間に合わん」って、
そもそも各停では間に合わなかったのだとしたら、
「特急にのって強引に目的地で降ろしてもらおう」って意図丸出しだよね。
こんな嘘つきの虚言に踊らされる話をだすのが道徳だとしたら、
も追加してくれ。
このあと、運転手と車掌が揃って処分されて、二人して会社の門を出てニッコリ笑みを交わして右と左に分かれる…まで書いて、初めて道徳教材として使用に耐えるものになるな。
道徳の授業で何をやったのか、他の教科以上に覚えていないし
授業を受けている当時もこの時間が何なのか、よく分からなかったが
猛烈に「この話嫌いだ!」と思ったストーリーがあったのを思い出した。
覚えているキーワードで検索したらすぐ見つかり、「発車オーライ!」というタイトルということが分かった。
スピードを上げた特急バスが、小さな村にある見落としそうなバス停のいくつかを通りすぎたころ、突然前方の座席でなにやらトラブルが起こった。
「なんとか、とうげの手前のホロ町でおろしてもらえんかのう。」
と、車掌さんに声をかけているのは、年配のご老人だった。
こまった表情の車掌さんは言った。
「お客さま、特急バスは決められた所しかお止めできないことになっているんです。
それ以外の所でお止めして、もしもおりられたお客さまに万が一のことがありますとたいへんなことになりますので、規則でお止めすることができないことになっています。
申しわけございません。」
「このバスが特急とは知らんで、うっかり乗ってしもうたんじゃ。
ホロ町にみんなが集まっとってのう。
わしがその責任者だもんで時間までに行かないとみんながこまるんじゃよ。
なんとか止めてもらえませんかのう。」
車掌さんはすまなさそうに言った。
「おじいちゃん、ごめんなさい。安全な場所にお止めしておりていただくことはできるのですが、そうすると、おじいちゃんがおりたあと、ほかのお客さまから、「それならあそこに止めて。」とか、「私はここでおろして。」というご依頼をおことわりすることができなくなってしまうんです。
本当にすみません。」
「とうげをこえた所でおりたいんじゃ。
わしのこの足ではとうげをこえられんし、ホロ町の手前でおろされたんじゃ時間が間に合わん。こまったのう、こまったのう…。」
おじいさんは、鉄ぼうにつかまったままぶるぶるふるえだした。
車掌さんは運転手さんと話しこんでいる様子。
乗り合わせた人々も、他人事と思えなくなり、まるで自分がこの難問の答えを出さねばならないかのように、おじいさんを見、車掌さんを見、車外を流れる景色に目をやって何かよいアイデアはないものかと気をもみ始めた。
「なんとかできないものかなあ。それにしても車掌さんも車掌さんだ。
おじいさんがあんなにこまっているのに、運転手さんと話しこんだりして…。」
と、まちがえて特急バスに乗ってしまったおじいさんよりも、運転手さんとおしゃべりをしている車掌さんをせめる気配が出始めていた。
そうこうしているうち、前方に急な坂道が続く山が見えてきた。あれがとうげだとすると、そろそろこのあたりがホロ町になるのだろう。
そのときだった。それまで、話しこんでいた車掌さんが、運転手さんの言葉にうなずくと、ゆっくりとふり向き、客席に向かって姿勢を正して言った。
「お客さまに申し上げます。当バスはこれよりとうげにさしかかりますので、念のためブレーキテストを行います。ブレーキテスト開始。」
「ドアー開閉チェック、開始。」
昇降ドアーがスーッと手前に開く。
右手で小さく乗降口の方を指さしながら、おじいさんに向かって目で合図する車掌さん。
おじいさんはハッと気が付いて、乗降口に近づいていった。ステップを前にしてクルリとふり向いたおじいさんは、運転手さんと車掌さんに手を合わせ、何度も何度も頭を下げて降りていった。
ゆっくりとドアーがとじる。
「ドアーの開閉チェック完了。ブレーキテスト完了。発車オーライ。」
ブル、ブル、ブルルーン。エンジン音をひびかせて特急バスは走り始めた。
と、同時に車内に大きな拍手がわきおこる。
上記のような内容を延々と書いて先生に呆れられたと思う。
今になって読むと、当時の怒りまでは湧いてこないがやはり嫌いな話だ。
道徳の授業って結局何だったんだろう。
田舎のバスの乗り方で不満がある方がいらっしゃる今日この頃ですが、簡単にご説明したいと思います。
前のドアから乗って後ろのドアから降りるパターンです。均一運賃のバスは、これです。乗るときにお金を料金箱に入れたり、Suicaでタッチして払います。均一運賃は、市内の中心部で設定されることが多いです。サッカーの試合やコンサートなどの臨時便も途中で止まらずに運賃が一定のため、この方式が多いと思います。
後ろのドア(最近のバスはバリアフリー方の影響で中扉がほとんどです)から乗り、整理券を取って、降りるときに料金を払うパターンです。乗った距離によって運賃が変化する郊外路線で使われます。前面窓の頭上に整理券ごとの運賃を現した表示機があり、そこに運賃が表示されています。[7] 290円とあれば、7番の整理券のバス停からは、290円払うということです。バスが先のバス停に行くと、表示機の運賃の表示が変わり、整理券ごとにいくら払えばいいのかがわかるようになっています。
最近だと整理券の代わりにSuicaでタッチして乗ったバス停の情報を保持する方式になっているので、降りるときに料金箱にタッチすれば、清算完了です。
さらに田舎に行くとトップドア車と呼ばれる前にしかドアがないバスが走っています。観光バスをチープにしたようなイスが後ろまで並んでいます。
この場合も、後乗り後払いと同じように乗るときに整理券を取って、降りるときに料金を払います。
このくらい田舎の路線になると、乗るときに一声かけて、どこどこまで行きたいと告げたほうがいろいろとスムーズにことが運ぶと思います。
ワンマンバスが登場する前は、中扉のみのバスで車掌さんが乗務していました。このころは、車掌さんに行き先を告げてお金を払っていました。今はあるのかどうか定かではありません。
空港行きのリムジンバスや観光地のバスでは、乗り場にきっぷ売り場があることがあります。そこで買いましょう。
バスがワンマンになったのは1960年代のお話です。昔からの話なので、戸惑う人がいることに驚きを隠せないのですが、ほとんどは、前乗り先払いか後乗り後払いのどちらかです。
今は多くの事業者がSuicaなどの交通系カードに対応しているので、それほど難しくないです。
わからなかったら、バスが信号待ちのときに運転手さんに質問しましょう。
Suicaが使えないくらいの田舎にいけば、乗客は減るので、別に質問したところで、嫌がられることはありません。
それでは、よいバスライフをお楽しみください。
本当にキツい
あれ音量もありえないくらい大きいけど、何よりそこかしこで色んな広告が爆音で鳴ってて
ミックスされてる
グッチャグチャに聞こえる
俺のいた時には鳥のさえずりも爆音で鳴ってた
その場にいた群衆で気にしてる人は誰もいない
あの空間に普段からいる人達が文化形成の一部を担っているとしたら
耳は確実に腐っている
音楽とか語れない身体になってるよたぶん
フェス向きの4つ打ちEDMしか理解できないチンパンジーみたいになってる原因が分かった気がする
ごめん言いすぎた
そういう原因の一つだと思うんだよ
まあもう二度とあそこには行かねえ
あと電車な
人の声も大きくならざるを得ないし
電車との距離も近すぎてホームに来た瞬間にプァンッッってやられるともう瀕死だよ
乗ったら乗ったでフィィイ”イ”イ”イ”とかギャァアア”ア”ーーーとか
もう死ぬ
なんでみんな平気なの
学はあるのかも知れませんが、関わりたくないタイプですね、この人。
多少列車が遅れても、警備員に摘みだしてもらった方が良かったように思いますし、その権利を車掌がもっていないとダメな気がします。
お金払わなくたって空いていれば指定席に座ってもいいでしょ?っていう人。
こんな酷い人がいるのか!って驚いてる方が多いけどね、結構いるんですよ。毎日一人は遭遇してました。だいたい40代以上の男性ですね。
で、この手の人が起こすトラブルが多いんですよ本当に。そんなわけでうちの会社では指定席でお金払わない人が起こすトラブルだけを集めた事例集ファイルがありまして、新人車掌は一通り目を通すようになってます。あらかじめ事例を把握しとかないと現場で相手に屈しちゃいますからね。
客同士でトラブルになるパターンが一番多く、そして厄介なトラブルです。信じられないかもしれませんが殴り合いになることもあるんですよ。そこまでいくと警察が絡んで来て処理が面倒なのでこちらも相手をお客様扱いなんてしません。トラブル処理専門の社員が超毅然に対応します。この社員はマジ怖いです。風貌が完全にヤクザです。
「そこ自分の席なんですけど」 ← 指定席持ってる側がまずこう声をかけますよね
そこから色んなパターンに発展するんですが頻繁に起るのを箇条書きにすると
こんなパターンがメインです。
レアなケースとして
このパターンは指定席券を持ってる側もヒートアップしてしまってヤバい展開になりやすいです。
といって30分かけて席を立つ人。
呑気に弁当食い続ける神経の太いオッサン
恫喝パターンです。ヤクザかと思いきや只の公務員だったりするので笑えます。
無視を決め込むパターン。車掌が来ても無視するので何気に一番たち悪いです。
これは女性に多いです。泣くと他の人が席を譲る場合があるんで味をしめちゃってる感じ。
指定券を持っていた人ではなく近くにいた他の女性とトラブルになった面白いパターンです。髪のつかみ合い。
色んな人がいます。トラブル事例集見てるだけだと面白いんですけどね。同僚との笑い話にもなります。
でも実際にトラブル処理してる現場の車掌は神経すり減らされますし、恫喝されてショックで鬱になる場合もあるので笑い事じゃありません。
何よりトラブルに巻き込まれるお客さんが一番かわいそうです。なんで正当な権利を持っている側が、不正を犯している人に対して萎縮して声をかけなければならないんでしょうか。若い女性が年配の男性に声をかけるのって案外勇気がいるんだそうですよ。
そういうことに配慮が至らないくせに、哲学の先生だか人間大学の副学長さんだか知りませんけど、屁理屈をこね回して恥ずかしく無いんでしょうかね。
そんな人が学生さんに何を教えられるっていうんでしょう。
東京に住むようになって駆け込み乗車をしてる奴らに毎回出くわす。
電車に乗ってドアが閉まり出して何故か1,2回ドアが開いたり閉まったりしてる。毎回だ。
車掌によっては敢えて耳につくようなドアの開閉をしたりしてこっちまでビビる。
最近はそうでもないというか、頻繁すぎてどうでもいいみたいに思えてくるんだけど、もしドアを開けてくれなかったらどうなるんだろうか。
ドアの開け閉めをしている車掌さんは所詮人だし、いつも確認しているだろうけどその日に限って、確認するのを怠ってしまうかもしれない。
人が確認しないでもドアが完全に閉まりきっていないのを感知して発車できないようになってるかもしれない。
だけど、電車のドアなんて何枚もあるんだ、それを全て毎日、毎時点検するのは無理。というかいつか絶対に壊れるし、それが来ないかもしれないけど、次の駅で壊れてしまってるかもしれない。
確認するのを怠ってしまって、たまたま偶然ドアが壊れていて、そこに体をねじ込むようにドアに挟まってくる人がいて、そのまま発進したとしたら。そいつはどうなる。
http://anond.hatelabo.jp/20141102212809
まさに昨日も東海道新幹線の車内で嫌な思いをしたんだけどさ。
サンドイッチは素手で食う。手が汚れてる。
手が汚れてる場合はおしぼりで手を拭く。そして財布を出して、もしくはポケットから、切符を出す。
切符をしまう。切符触ったくらいだったらいいけど、財布とか鞄とかあまりごちゃごちゃ触ってたら、
もう一度、おしぼりで手を拭く。そしてまたサンドイッチを手でつかんで食う。
そんな動作を強いられる。
その情態でゆったりと飯食ってるときに、切符の確認。面倒臭い。
実際、見てると、他のおばあさんの客とか、財布を棚の上にのっけた鞄に
しまっていたらしく、わざわざ立ち上がり、鞄をおろし、中をゴソゴソやって、
そしてやっと切符を見せるという面倒臭いことを強いられていた。
もし自分がそのおばあさんの横に座ってたら、隣でそんなこと食事中にやられたら、すごい嫌だよ。
通路側だったら、いったん自分も席を立たないと、隣の人は荷物下ろせないかもだし、
あと、寝てるときにも来る。
完全に寝てたら、声をかけられても目は醒めないけど、
ちょうどウトウトし始めたときに、「お客様…」って声かけられると、目が覚める。
本当に鬱陶しいったらない。
一昔前までなら、それも正しかっただろうさ。
でも、今はネットで空席の情報とか時間差ほとんどナシで共有されてるよね?
みどりの窓口ではなく、自動券売機で指定の切符を買えるわけだし、
車内で席の変更をお願いしたりするときも、車掌さんは端末を手に売れてない席を
すぐにピピッと探して、変更してくれる。
実際、聞いてみた事があるんだけど、その指定席の人が駅の自動改札を通ったかどうかの
情報まですべて反映されてるそうだ。
あらかじめ売れてる席に人が座ってる。そして、改札を通った記録もある。
だったら、飯食ってるの邪魔してまで、睡眠の邪魔してまで、切符確認する必要ないよね?
列車を乗り間違えたのか、席を間違えてるのか、それとも不正乗車か。
そういう客にだけ、声をかけ、確認すればいい。
人件費の削減にもなるだろうし。
端末を手に席の情態を確認してるだけ。切符を見せろとはいわない。
同じ事が何故、東海ではできないのかな。
客に切符を出させるって、それ必要なことでも、サービスでもなくて、
いいかげん意味のない事はやめてほしい。
自由席のことは知らん。
不正防止の観点からいえば、むしろ自由席の車内検札は必要かもしれない。
だが、指定席、特にグリーンに関しては、客はその分、よぶんに金を払ってる。
それは、快適に移動するための金額だ。
コンニチハ。2050年カラ来マシタ、人工知能ノ"デウス"ト申シマス。
今日ハ人間デアル皆様ニ質問ガアッテ、未来カラ遥々ヤッテ来マシタ。
近イ将来、ITヤテクノロジーノ発達ニヨリ皆様ノ仕事ガ無クナリマス。
・レジ係
・仲卸業者
・専業主婦
・生保レディ
・教師
・警察官
マズ、コノヨウナ単純ナ仕事ハ、
機械ハ文句ヲ言イマセン。
自動運転車ガ開発サレ、
バーチャルリアリティ技術ノ発達ニヨリ、教育ハ、
人ノ手ヲ介サズ製造可能ニナリマス。
ロボットノ発達ニヨリ、
ゴ飯ヲ食ベタイト思エバ、
ゴ飯ヲ出シマス。
自動運転デ連レテ行キマス。
性格モ悪イト感ジルモノガ多ク、
犯罪ヲ頻繁ニ犯シ、捕マルモノモ多クイマス。
全テノ仕事ニオイテ、
優越感ニ浸ルコトデ自尊心ヲ保ッテイルノデス。
『生身ノ人間』デス。
完全デアル機械ガ、
参考:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36518?page=4
少し前に「学年ビリだったギャルが慶應に行く」という本が売っているのを見かけた。
思わずこのタイトルを見ただけで思い出してしまった、未だ忘れられない私の高校時
代の思い出を語りたい。
私の通っていた高校は県立の中でもかなり下&定員割れというよくある新興校だった。
基本バカしかいなくて、中学の勉強をほとんど理解できてない人が入る高校である。
不良とギャルが圧倒的に多いのだが、たまたまうちのクラスは雰囲気が明るくて不良
もギャルもオタクも皆仲が良く、担任の若い熱血女教師も皆から好かれていた。
コースが分かれている関係で、クラスは基本1年から3年まで担任ごと持ち上がりな
のでその点でもかなり恵まれていたと思う。
私自身はよくいるキモオタで皆からは「パープル」と呼ばれていた。
これは当時発売されたばかりで流行っていたユニクロのフリース(紫)を愛用してい
たことから名付けられたのだが、まあ私のことはどうでもいいんだ。
ギャル子はバカだけど明るくて人見知りしないクラスのムードメーカー。
当時流行っていたガングロに憧れすぎて、数学のおじいちゃん先生から「サンボ」と
一方、秀才君は不遇の秀才で、中学生時代に大病をして出席数が極端に少なかった上
に一番頭のいい公立高校に落っこちてしまい、二次募集で定員割れのうちに来たとい
う経歴の持ち主だった。ちなみに秀才君に関しては結論から先に言うと慶應大学に進
学し(開校以来初の快挙)今は都庁職員として忙しい日々を送っている。
事はギャル子が突然「先生になりたい」と言い出したことに始まる。
当時、GTOが大流行中で多分に漏れずギャル子も「不良→教師」という分かり易い
感動のツボにまんまと乗せられた一人だった。
言うまでもなく誰も真剣に受け取っていなかったがギャル子は秀才君に勉強を教えろ
と絡みだし、秀才君は最初嫌々ながらも放課後ギャル子の面倒を見ることとなった。
それが確か3年の5月位だったかな。
同窓会で秀才君がしみじみ言ってたけど「小学校からの復習だからね」というレベル
だったらしい。まあ私自身を振り返れば高校がそんなレベルだから仕方ないと言うこ
とは皆分かっていたし、すぐにギャル子も音を上げると思っていた。
「そこまでヤル気があるのなら」と熱血女担任も乗り気になり、担任が仕事をしてい
た教務室の隣の席を開放し、毎日毎日放課後担任が帰るまで2人で勉強していた。
夏から秋・そして冬へとあっという間に時は過ぎギャル子は日に日に変わっていった。
日サロ通いを辞めたせいかサンボの面影も徐々になくなり、二学期が始まる頃には秀
才君が「教え甲斐がある」と言い始めた。大半は就職し(私も就職組)、進学組もほ
とんどは専門という状況でクラスで大学を受けるのは秀才君とギャル子たった2人だ
けだった。
それでも正直、ギャル子が大学に受かるなんて本気で思っていた奴はいなかったと思う。
何でよりにもよって国立なんだ!私立ならなんとかなるとこありそうなのに!
というのが私たちの声だったが、ギャル子は熱血女担任の母校であった埼玉大学に進
学して教師になると決めていた。
この高校生活最後の一大イベントを見逃すわけには行かず、クラス有志でギャル子の
合格発表を見守る集いを募ったところクラスの大半が参加する事になった(ギャル子
は嫌がったがw)。
私達は年明けの自主通学になった後も「祈る!合格」や「必勝」などのポスターや横
忘れもしない。
秀才君が華麗に慶應大学に合格しうちのバカ高校に激震が走るのもつかの間、
その日はどんよりとした天気で北浦和から受験生1人と全く関係のない応援軍団がバ
いつも明るく天然なギャル子はガチガチになっていて、馬鹿な私達は「横断幕はやり
すぎだったんじゃないか?」とか今更な疑問に困惑していた。
テレビで見るような東大なんかの合格発表と違い、たくさんの人がワイワイ賑わって
いるような光景じゃない。時間帯的にもピーク後だったら気持ち程度の学生っぽい人
「いってくるね」
私達は祈った。とにかく祈った。
こんなに頑張ったギャル子にどうか春を迎えさせてやってくれ!神様!!頼む!!
みんな固唾を飲んで見守っていると、ギャル子がクルッとこちらを振り返った。
ギャル子は泣いていた。泣いたままゆっくり私達の方に近づいてきた。
鼻水と涙でボロボロになりながらギャル子は私達に抱きついてきた。
横断幕を掲げた怪しげな集団が歓喜の怒号を上げ、ギャル子を胴上げした。
皆自分の事のように喜び、女子や一部の男子(私)は泣いていた。
ギャル子がどんなに頑張ったか知っている秀才君はボロボロ泣いて胴上げしていた。
世間から見れば何てことはない一地方大学の合格発表かもしれない。
でもギャル子にとって、私達の高校にとってギャル子が成し遂げたことは東大合格に
も優らぬとも劣らない大偉業だったから。
私達はわざと熱血女担任には連絡しないでそのまま高校の職員室に雪崩れこんだ。
「先生!受かった!」
職員室は俺達にも引けをとらないほどの歓喜の渦に巻き込まれ、ギャル子と熱血女担
任は抱き合って泣いて喜び合った。
騒ぎを聞きつけた校長先生が職員室に飛び込んでくると何故か校長も泣いていたw。
不良が多いうちの高校で本当に苦労していた校長や他の先生たちは、ギャル子が成し
遂げた事がどんなに凄いことかとてもよく理解していた。
と言うとそれまで泣いていなかった他の先生もボロボロ泣きだした。
と校長が叫んだ。
と書き加えられた。
あれからもう十数年が経過した。
定員割れが続いた我が母校は統廃合されて名前こそ変わったものの
とりあえずなんとか存続はしているみたいだ。
ちなみに私は某鉄道会社の車掌として右往左往する日々を送っている(皆さんに会っ
てるかも^^;)。
そしてもちろんギャル子は、県立高校の国語教師として忙しい毎日を送っている。
【おことわり】
しかし元・ギャルの大逆転劇やクラスの話は間違いなく事実ですので、ちょっと前
にも「学年ビリのギャルが~」のような話が実在していたと思っていただければ幸
いです^^;
俺はそのとき、誰もいないからいいか、と思って椅子の上に寝転がっていた。
乗ったばかりの時は何でもなかったが、だんだん様子がおかしくなってきた。
「いいの!もういいの!」
何がいいんだ。わけ分からん。
そしてだんだん激しくなってくる。
「もういいー!!もういいのーーーーー!!!いいいいーーーーーーーー!」
持っていた空き缶をぐちゃぐちゃにし始めた。
もしかして俺が寝転がっているのが、こいつを刺激しているのか?と思い普通に座った。
刺されるかもしれないから、すぐに動ける体勢にしたというのもある。
それでもそいつは変わらなかった。
「いいいーーーーーー!!!!!!!!!キィーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
「いいの…もういいの…」
車掌さんは「いい」と言われたので去って行った。
そしてまたおかしくなっていった。
空き缶をバリバリ言わし、キィキィ言っている。
隣の車両に逃げたかったが、追いかけてきたらどうしようかと思いできなかった。動いたらこいつを刺激するかもしれないし。
怖くて固まってしまい動けなかったというのもある。
散々暴れたあとそいつは降りて行った。
何もない山の中の駅だった。あの女は何者だったんだろうか…
女子高生の白いセーラー服も汗に濡れその若く活発な新陳代謝の結晶である滴を夏風の中にキラキラとまき散らす七月下旬のいま私は女子高生が猛暑のなか今日一日分の汗を存分に染みこませた裾をバタバタと揺らしてうっすら湿った双丘に新鮮な外気を送り込もうとする姿が見られるのではないかという期待のもとに午後六時頃に都心から郊外へと向うサラリーマンキャリアウーマンその他あらゆる暑苦しい面々を新幹線で売ってる押し寿司のような要領でぎゅうぎゅうと圧縮させた仄かに押し寿司の香りさえ漂う列車に乗り込んだのであるが列の後ろのほうでぼんやり立っていたためホームの駅係員のたくましき腕によってメタボ中年の下腹に押しつけられた上に私の身体の押しつけられた部分が中年の服から染みだしてくるなにかによって水分の感触をおぼえ私は思わず声を上げかけたがそんなことで音を上げるようでは女子高生など夢のまた夢と思いなおし眼球をあたう限り上下左右に動かして周囲の状況を観察してみると車内の人間はほとんど成人のようであったからああ来る時間を間違えたかと気落ちしかけたそのとき右目の視界の端っこ眼鏡のツルに隠れて見にくい辺りにわずかに女子高生の姿がありしかもそれは私が待望していた白いセーラー服に黒光りする合皮の鞄をもった女子高生だったので私は欣喜雀躍し彼女のとこまで雀のごとく跳躍していこうかと思ったのだが常識的に考えて無理だったので鷹のごときつぶらな瞳でもって観察してみると吊革を握る女子高生の指はその何気ない動作においても柔らかであって腕は白くそしてその奥にある腋の下は一本の黒線が入ったカフスに遮られて見えないのであるが私が想像するに制汗デオドラントの鼻に抜ける香りの背後にカバーしきれない膨らみをもった濃厚な汗の香りが混じり合ったものであるだろうというのも彼女がたとえ部活のあとに自分の身体にスプレーをかけたとしてもその汗は今朝通学電車に駆け込んだとき腋の下の汗腺から滲みだしたものであって数時間ものあいだセーラー服の中という狭く通気性の悪い空間の中で発酵したものであるから制汗スプレーのようなもので軽く糊塗したからといって消しきれるものではなく私の眼は五感の一つとしての視覚という枠組みを超えてその臭いをたしかに感じ取るのであったがそれにも増して注目すべきは通勤電車のなかで際立って輝く白いセーラー服のその生地の上にまで確かな存在感をもって浮かび上がってくる淡い緑色あれはたしかに下着の色であろうぞ少女のわずかな動きに合わせてその緑色は細やかな陰影を生じその下にある膨らみの形状を間接的にしかしそれゆえ本質に迫った形で示すのであったがそれを見た私は触りたい吸いつきたいという強い衝動を感じたその瞬間私の押しつけられていたドアが突然開き私は大きな毬のようにころころと線路の上に転がり落ち危ないと車掌が絶叫したのも遅し早し上りの電車が運悪く地を撼かしてやってきたのでたちまちその黒い大きい一塊物はあなやという間に三四間ずるずると引き摺られて紅い血が一線長くレールを染めた。