「芸術的」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 芸術的とは

2024-01-07

人間としての価値格差

人間としての価値っていろんな尺度があると思います

資産だったり血筋だったり、

ルックスだったり運動能力だったり、

頭の良さや性格の良さ、

芸術的教養や人脈的なものなど。

それらひとつが秀でてる人間よりも総合的に優れている人間の方が更に価値が高くて人気をより集められる。もてる。

そしてそれらは遺伝だったり相続だったり恵まれ環境によだて獲得されるものです。

世代を重ねるごとに、受け継ぐ資産は増えて、ルックスの優れたもの身体能力が高いもの同士が結婚して、子孫たちの価値は高まっていきます

かたや、それらを手に入れられなかった人間たちとの格差は広がっていきます

やがて別の人種になっていくのです。

シャム踊り子

ショーが始まる。

今まで踊っていたダンサーたちが降壇し、そして6人の踊り子が黒い衣装を身に纏いスタンバイした。6本あるポールの内、アイスは僕から見て右前のポールに立っている。先程まで見せていた無邪気で明るい笑顔とは違い、どこかこちらを挑発的に伺う様なそんな顔だ。そして世界的に有名な洋楽ダンスミュージックアレンジにしたものが流される。

6人の踊り子はそれぞれ目の前の客と、意中の客に目線を向けてポールを回り踊る。ふとすると他の踊り子視線に被さってくるがアイスのしなやかな踊りだけに集中する。

隣の席で2人の女性を侍らせた老人が何かを叫びつつ盛り上がっている。他の席でもそれぞれが思い思いにステージの踊りを見続ける。アイスはそのまま踊り続けた。彼女の夢の為、この瞬間の為、そしてつい都合良く僕の為という言葉が頭をよぎるがおそらく彼女家族の為に彼女は踊り続ける。彼女視線笑顔の半分はその他の客に向けられている。しかし、もう半分は僕だけに向けてくれている。心のうちまで奪おうと思わず、この贅沢な瞬間を享受すべきだ。ダンスは続くが曲の合間に彼女に1人の男性から声がかかったらしく、店の従業員彼女に耳打ちをする。しか彼女は首を横に振って断り、従業員怪訝な顔をする。後で聞いたがこんなに早い段階で声がかかる日は稀とのことで不思議がっていた。しかし、その日の彼女の踊りには魅力があり、また人を惹きつける力があったのだと僕は不思議に思わなかった。曲が変わる。

とあるファン狂気に陥り独善的犯罪に身を任せて悲しい結末を迎える曲だ。踊り子たちはただでさえ露出度の高い衣装の上のパーツを外し、上半身をあらわにする。しかし、その姿は決して欲情を誘うだけではなく心を惑わす芸術的な力を持っている。

また1人の男性から彼女に声がかかり、ダンスが終わったら隣に来て一緒に話したいと申し出があった。しかし、彼女はそれを再び断りダンスは続く。ポールに対して体を預けた踊り子たちは思い思いの方法で目の前の客の心を奪う為に踊り続ける。2時間前に彼女の近況と夢の話を聞いた。

彼女に会うのはこれで2回目だが、会っていない間にも定期的に連絡を取っていた。彼女実家のこと、彼女家族のこと、彼女の体調のことを教えてくれたが、夢の話を聞いたのは今日が初めてだった。ちょうど年末彼女帰省し、彼女田舎に買った土地を見に行っていた。彼女田舎シャムの中でも貧しいイサーン地方にあり、近代化が進んでいるこのバンコクとの貧富の差は激しい。実家に大きな財産も頼れる稼ぎ手もいない中で彼女選択したのが、ここで踊り子になることだ。そして彼女はその夢を叶えつつある。僕は彼女にとっていく人かいる客の1人であるし、それ以上に進む覚悟資格も無い。それでも彼女の夢を応援し、そしてこの時を共有する。それだけで良い。ショーも終盤に差し掛かり、踊り子たちは全ての衣装をはだけて曲に合わせて踊り続ける。アイスのしなやかな肢体がポール上下し、時折こちらに微笑む。この贅沢な時間は何にも代え難い。フェミニズムもLGBTQも今は邪魔をしないで欲しい、そこに確かにある美しさを思想思考で誤魔化したくない。もちろん彼女家族の置かれた苦境には社会的課題や、改善すべき問題があるし彼女を"可哀想"と謗ることもできる。しかし、それとは別に彼女は確かに美しく、人の心に感動を与えているのだ。今この時、そんな彼女のことを尊敬こそすれ蔑む必要が無い。

ショーが終わり、アイスにまた1人の男性から声がかかる。彼女笑顔従業員に断りを入れると、僕の方を指差し説明している様だ。そしてアイスゆっくりと僕のソファの後ろに周り、着替えたら戻るねと囁く。僕はソファを後にして飲み物の代金を支払い、彼女を待った。途中他の女性から一緒に飲まないかと誘いがあったが先約があるのでと断り、離れた。

しばらくして彼女が黒い妖精の様にフワフワした衣服で現れた。そして腕を組むと2人で階段を降りてバーを出た。

2024-01-06

anond:20240105202152

ジャニーの件もそうだけど被害者だと告発してた人もジャニー指南本出してたりジャニー葬式に顔出したりしてるんだよね

そいでそれを叩かれたりしてたけど被害を受けたことと加害者を許しているかのようなムーブをしてしまたことは別に両立するというか、お礼を言ってたか合意だろとかそんな話ではないと思うんだけど、被害者は常に一貫して被害を訴えろそうでなければ認めないぞというのはセクハラに限らずパワハラモラハラなんかに関しても被害者に厳しすぎるなとは思う

あとジェラールドパルデューを全面擁護フランス映画界みたいに、ある芸術的才能や功績があったからこの人は無罪みたいなのは全く理解できない(これに関して言うとフランス映画界のセクハラに対する閾値世間に比べるとめちゃくちゃなのかもしれないが)

2024-01-03

めちゃくちゃ不謹慎なんだけど

輪島市土砂崩れで家が流される映像良すぎて何回も見てる

人間の営みが大自然の猛威で完全粉砕されるの、あまり芸術的

2024-01-01

anond:20231231195856

芸術的な美しさであれば敵わないよ

その証拠絵画に描かれているのは女性ばかり。

曲線は直線より美しいのだ。

から顔面偏差値が同じだとしても男性より女性の方が美しく見える

2023-12-09

anond:20231209012703

お前……俺のことはいいが、自身センスまで腐すんじゃあねーよ

もっと自信持っていこうぜ

これからネット芸術的ゴミを増やしていくんだぜ

それだけが俺たちの生きた証……だろ?

2023-12-08

anond:20231208024211

特に少年漫画原作の続き物なんかはもう間がシステマティックに決められてて映像的な良さが失われがちだよね

本当に総合芸術的ものを求めたらやっぱアニメオリジナルやろね

まあ中々当たらないからね

2023-12-07

今日12位は、ごめんなさ~い、たし🦀座のあなた

人生の目的を見失ってくじけそうになるかも。他人との距離を置き、アート音楽などの芸術的活動に没頭すると良いでしょう。

ラッキーアイテム国語辞典

ラッキーカラー:アイボリーパンツ

2023-12-06

この世界の片隅に

アニメ映画も、最近はすぐに政治の分断に使われて、普通の論評ができないのが馬鹿馬鹿しい。

自身リベラルで、かつ、この映画評価しない。けど、それは別に政治的な主張が良い悪いという理由じゃない。

単に、あまりにも記号的な書き方が芸術として評価できないだけだ。

 

流石にもう「ネタバレ」とは言われないだろうけど、終盤主人公空爆で腕を失くす。

それがあまりにも痛くなさそうで、しかあんな状況なのに処置が綺麗で、虫も沸かない血も滲まない。

エンディングに腐乱死体が出てくるけど、いしいひさいちあたりが描くギャグ漫画ゾンビ描写みたい。

すべての表現が徹底的に記号化されて、戦争空気感が「無痛化」「無臭化」されている。

これで「日常リアルを描いた」って、もうそれだけで表現としては噴飯ものしかない。

右も左も関係ない。芸術的な濃度を求める感性があれば、こんな病人食のようなもの評価できるわけがない。

 

そういうリアリティのなさが単純にすべて馬鹿馬鹿しくて、政治的に良い悪いの問題じゃない。

強いて言えば、そういう政治的な問題意識が、「はだしのゲンレベルでも耐えられない精神なお子様向けのものであることが問題っていうあたり。

こんな幼稚園児向けの絵本レベルに誤摩化さないと、日本大人って、戦争の痛みが受け止められないの? って。

 

そういう根本的な表現幼児性にまったく引っかからずに、ただ作家監督政治思想が云々って語るのに何の意味がある?

それ自体ごっこ遊び政治評論モドキとしか言いようがない。

幼稚なネットユーザー政治ごっこ劣化し続ける日本言論文化にはもうまっぴら。

2023-11-29

人間パラメータレーダーチャートを作るなら

まず人としての能力を六つの項目で六角形のチャートにするとして、

から時計回り

 

①知能:人間人間たる要素として最重要知識ではなく知能。論理的思考力。IQ左脳の強さ。

感覚:いわゆる芸術的センス音楽でも美術でも、人と違うオリジナル感覚を持っているほど高い。右脳の強さ。

容姿:顔、身長スタイルなどあらゆる容姿

運動:単純に運動能力基本的に鍛えれば伸びるが、加齢による衰えも大きい。

健康生物として最重要の要素。病気の有無の他、脳以外の内臓機能の強さ。

精神:折れない心。誘惑への耐性。感情コントロールし、失敗を恐れず、目的遂行するメンタルの強さ。

 

上記の六項目の総合でだいたい人間としての強さが測れると思う。

いわゆる経済力収入はこれらの能力相関関係にあるが、人間力を正確に計る数値としては適さない。

あとはメガテンみたいにLAW-CHAOS能力とは別軸の属性としてあるだろう。

 

ちなみに、俺の自己評価10段階で

①6(MARCH卒)

②2(芸術センスマジでなし。人並み以下)

③3(顔フツメンだが低身長

④3(スポーツ経験0ではないが人並み以下)

⑤5(そんなに病気もしないし酒・タバコもやらんし人並みかな)

⑥6(ポジティブ思考で鬱々とすることがないので、平均よりはストレス耐性高いかなと思っている)

くらいかなと思っている。

2023-11-23

anond:20231123193141

引っ越し趣味部屋作って好きな物を買い入れる

実用性はない芸術的家具、多少興味のある油絵画材楽器入れたい

2023-11-21

anond:20161218031848

おうこら、読んで損したよ。時間返せよハゲ

結局、お前さんの立ったステージとやらは何だ?芸術的ないしアーティスト活動で一時夢を追ったけど、敗れた人間ってだけじゃないのか?ステージの規模は地下芸人地下アイドルレベル学園祭レベル地方の小さいハコ、地方ドーム東京ドームとか武道館レベルと、立ってたハコによって説得力は天と地ほど差が出るぞ。

ネットでご高説垂れないとやってけないくらい残念な人生をお送りしとるのかもしらんが、それこそネットに溢れてるとある残念おじさんのエピソードの1つに過ぎないんじゃないか

なんか、成功できなかった人間が、現状成功できてない人間マウント取るのって、滑稽を通り越して痛いから、顔の見えないネット世界でもやめた方がええと思うよ。逆に自分が惨めにならん?

2023-10-29

な・ん・で・よ・っ

スペースマリア「…昨日の昼過ぎに『字下げ』さん真似して書こうとしてノートPCからログインしたのよ」

増田なのじゃー「ああ…スマからだと全角あけても半角あけても反映されんかったからじゃな」

スペースマリア「よくよく考えたらPCからログインして書き込みしたの初めてだった」

増田なのじゃー「そしたらスマホと見え方だいぶ違っとったなー」

スペースマリア「ホッテントリの表示数も上のやつ三行ぶんしかなくなかった?」

増田なのじゃー「あとは書き込み画面も登録直前の注意事項が長ったらしく表示されよる」

スペースマリア「ところで『字下げ』さんの日記をコピってPCテキストアプリで開けたら、」

増田なのじゃー「…一行が左右均等空けの中央揃えだったんじゃよなー」

スペースマリア「そんな芸術的センス()を発揮なさってるとは」

増田なのじゃー「スマホ表示では絶対にわからんよな(哀)」

スペースマリア「で、そうなるようにテキストサイトで設定してさ、」

増田なのじゃー「登録したらPCの画面表示ではちゃんと書かれておったんじゃが、」

スペースマリア「…いつものスマホに戻って開けてみたら、」

増田なのじゃー「一字も下がっとらんかった…」

2023-10-24

三大知ってるってバレるとタダで使える便利屋扱いされるから黙っておいたほうがいいPCまわり知識

1.エクセルVBA

2.Web会議接続トラブルシューティング

3.ぐちゃぐちゃの電源ケーブルLANケーブル芸術的に束ねあげる能力

2023-10-14

anond:20231013162728

ざっくりとした印象としていわゆる質アニメみたいな方向性好きな人なのかなと思った

練られたストーリーと一貫したテーマ、それらを卓越した表現方法によって芸術的映像作品として仕上げてるって感じのアニメ

そういうアニメの中でさら表現してる内容に対する好みが合致してるものが好きって感じ

逆に少年漫画原作アニメとか萌えアニメとかはあんまり好きなものとして挙がってこない印象

これらは基本的にかっこいい/かわいいキャラを動かしてビジュアル的に魅せようってのが主眼だから方向性が違う

これは予想だけど萌えアニメなんかはそもそも候補から外してそうだから逆に一度味見してみるのがいいかも(既に見てたらごめん)

自分も昔は萌えアニメなんてってバカにしてたけどけいおん見て少し考え方変わった

実力のあるアニメ制作会社が「可愛い女の子を描く」ってことだけに技術の粋を尽くすってこういうことなんだなーと

2023-09-14

アークナイツ

今年に入ってからアークナイツを初めた。始めたきっかけはリクエストアークナイツキャラを描いたこと。その時にキャラ設定などを見てなんとなく気になっていた。よくあるスマホゲーかーで始めたら良い意味で裏切られたので、色々書いてみたいと思う。

ソシャゲじゃない、これはゲーム

純粋ゲームなのである。何言ってるんだという感じだが、そうとしか言いようがない。

タワーディフェンスとは何かを知った今では当たり前なのだが、始めた当初はタワーディフェンスという言葉も知らなかったので、まずここに驚いた。

ゲームメインコンテンツであり、ゲームとして非常に実直で真摯なのだ

最近ゲームとしてはグラフィックは控えめで、初めてみた時には「ん?」となったが、このゲームとしての実直さを知れば型落ちのスマホでも電池に優しく処理落ちしないからアリだしそんなことどうでもよくなってくる。

まともに難度が高い

ゲーマーのやるゲームとしては普通だろうが、一般的スマホゲーの感覚だとハードノーマルくらいの感じだ。

聞いた話では、タワーディフェンスというのは何度もリトライしつつ一手一手を詰めて攻略していくものらしい。タワーディフェンス界の人には当たり前なのだろうが、スマホゲーと思ってやり始めた俺は驚いた。

一手一手。まさしくその通りで、考えて詰める過程面白さがある。失敗する→こうすればいけるか?→試す→いけた! このループがクセになる。それが成立する為には初見では余裕で死ぬくらいじゃないとなので、まぁ当然難しくなるよねいうかこれがアークナイツノーマルなんだね的な。

ストーリー進めてアークナイツみが本気出してきたのに育成も半端でプレイヤーが追いついてない中盤あたりが一番やり直ししてた。

何回も失敗してやり直すのが当たり前だから、理性(AP的なもの)もやり直しでは1しか減らないし、その1でさえなしで試せる手段もある。もっと言えば、やり込み系コンテンツは理性無しで遊べるものばかりだ。

プレイヤー文化自分にとって居心地よい

これは民度どうこうではなく、ゲーム設計から必然的にそうなってる。

まず、強キャラ課金額などでマウントを取る人を見ない。(別に課金額でマウント取られて嫌なわけではないが、何の参考にもならないので好きでもない)

引けば引くほど排出率が上がる為天井が低く、大金をかけてキャラを出す設計ではない。それに加えてガチャキャラを交換入手する手段もある。持ってるだけですごいみたいなキャラ存在しない。

(代わりに育成時短コストがかかる設計なので、ガチャよりも育成急ぎたい人から金がつぎ込まれているのではないかと思う)

加えて、強キャラマウントとるなんて「私はアークナイツ下手です」というのと似たようなものだ。ちなみに「強キャラ楽!きもぢいい!」は普通に言うし、そういう動画も沢山ある。あくまで持ってる持ってないがマウント理由にならないってこと。

アークナイツ攻略動画って大体

があって、普通ソシャゲとかだと芸術性の高いプレイってあくまネタ的な位置なのに対して、アクナイの場合これを重く見るプレイヤー文化に感じた。

こうしたプレイヤー自ら縛りや芸術性を上げる工夫をしてプレイングの限界を詰めるためのコミュニティ海外にはあるらしい。少人数やリレーの記録がまとまってるところとか。

そもそも公式で定期的に開催される危機契約というやり込み系イベントがまさしく「プレイヤー自ら縛りや条件をつけて、限界を詰める」設計になっている。そして、即物的報酬は大しておいしくはない。

じゃなんでプレイヤーがそれをやるのかと言えば、敢えて意地の悪い言い方をすればそれこそがアクナイでマウントを取って気持ちよくなるポイントからだ。かっこよく言えば、自分プレイヤースキルを鍛えたという証明や、頑張って考えたぞという証拠や、名誉という自己満足のためにやっている。

危機契約の時期になると様々なやり込み系動画があがるし、Twitterにはリザルト画面のスクショ流れる。悪意ある取り方をすればそうしてマウントをとることで気持ち良くなるわけだが、ぶっちゃけこのような方向性だと「どうぞどうぞマウント取ってください!っていうか自慢できて当然ですよ!そんなやり方思いつくなんて!公開ありがとうございます!!」なるしそうして人の工夫を見ているだけで面白くて時間溶けるので全然嫌にならないのだ。

動画みないでオリチャーでここまで頑張りました」もあれば「くやじいけど動画見ちゃった。ああああ!こんなやり方あったなんて」とかある。

どっちにしろ楽しんだ人が大勝利なので(自分観測範囲では)オリチャーできない人をバカにするとかそういうノリもみたことないし、逆に一人で詰まってる人に効率がどうとか言う人もいない。

初見クリアは難しいくらいがアクナイ風味の当たり前なので、クリアできないコンテンツがあると文句を言う層は初めからふるいにかけられているから、某ソシャゲでうるさいそういう声が一切ないのも居心地がよい。

女性キャラ露出度安易に高くないしイケメンイケオジも沢山いる

露出度が高くない理由には世界設定の関係もある。なんでも脱がせばいいんだろ?!が嫌な人にとっては大変よろしい。初期で入手できるキャラ女性に偏っているのでやり始めは「俺はギャルゲーをやりに来たのではないのだが?」なったが、進めていくと普通イケメンイケオジも増える。

絵柄も良い。いろんなイラストレーターが書いている割には雰囲気にアクナイ風味があり、恐らく発注の仕方やマネージメントが上手いんだろう。自分所謂アニメ絵に魅力を感じないたちなので、アクナイ風味の絵はツボにハマった。

好きなキャラを使いたい?どうぞどうぞ

こういう雰囲気からキャラが好きでやる勢にも実は相性がいい。

攻略面で工夫の必要があるということは、様々なキャラを使ってプレイヤーのうまさでカバーできるということだ。

工夫の余地のないゲーム性では、特定の強キャラを使った攻略けが話題になりがちだが、アクナイなら低レア攻略も盛り上がる。

一部キャラ代用が効きにくい特定ステージもあるが、山があるなら登るアクナイプレイヤー気質からしてそういうのがあれば攻略勢が必死芸術的な◯◯無しクリアや低レアクリアを目指してくれる。

プレイヤーによるwikiが充実しており、企業攻略サイトが死んでいる

古き良きwikiが非常に活発に更新されている。wiki雑談掲示板質問掲示板雰囲気も大変良い。なんつーかまろやかなのだ

リセララキングや最強キャラランキングみたいので内容を稼げるゲーム性ではないせいか企業系は殆ど更新放棄されている。

フレーバーテキストの類いが良い

キャラ信頼度を上げたりすると解放されてゆくテキスト、細々したアイテムフレーバーテキスト。そうした端々に広く深い世界垣間見えて、破片を繋ぎ合わせてそれを想像する心地よさがある。

逆に言うとストレートなわかりやすさには乏しい。そのへんはフロムゲーの世界の表し方にも似てるかも。

キャラテキストはぐっと引き込まれショートショートのようなもの、極秘資料のようなものなど様々。

リーディングレベル要求してくるストーリーテキスト

これはゲーム難易度以上に人を選ぶ所だと思う。特にインストリーの序盤は単純に翻訳?がこなれてない感もあって難解に感じるかもしれない。

だが、進めていくとこの一見難解で暗喩の多い文章や、洋画のような洒落キャラの掛け合いの味がわかってくる。

深く暗く広い、単純な正義も悪もない複雑な世界に馴染んでいて、なんかそういうところからしか摂取できない養分もあるなってなってきた。

まとめ

文章しろゲームしろ世界観や雰囲気を重視したUIしろ

プレイヤー能力を信用して、本当に表現したいことを伝える」

感じがある。

難しい=面白くないでは当然ないし、難しい=ユーザーフレンドリーではないでも当然ない。アクナイはその辺が良くわかってると思う。

2023-09-12

バカにつける薬なし

真っ当なミュージシャンは誰もジャニーズみたいなもの目指してない

でもバカを利用すれば売れるから、莫大な金になるから楽曲提供してるだけ

ジャニーズが素晴らしいのはギリ健のバカを金蔓にできると言う点のみ

芸術的に素晴らしいわけじゃない

バカどもはこんな当たり前すらわからいから、

ビートルズだって不良の文化とか言ってる

ビートルズの振る舞いはカウンターカルチャーと呼ばれ、階級社会に対するカウンターから価値がある

上流の妾、ホスト、男娼は何の権力に対するカウンターなんだい?

えっ児童虐待は国によって制限されてるから国家へのカウンターとでも?

弱者を金蔓にしたり虐待するのはカウンターとは呼ばないぞ?

いくら君たちがギリ健でもそれくらいは理解するよな?

2023-09-09

anond:20230909142244

日本ガチガイジ界隈が軒並みジャニーズ擁護に大集結してるの芸術的ですらある

あいつらの感性が健常者のそれと乖離しまくってる事がまた証明されてしまった

2023-08-28

anond:20230828225020

技術的には到達できる上限というのがあるから

芸術的にはないが

2023-08-15

食べたいものウナギにしたのだけど

ネコチャン🐈は寿司🇯🇵繊細で感受性豊か。察しが良くて傷付きやすい人。芸術的センスに長けてる反面、精神病みやすタイプ

#あなた日本食に例えると https://4ndan.com/app/1139/r/1

🍣お寿司ですって。🐈豪華!!ワーイ💕

2023-08-13

首を切断したら猟奇殺人なのか?

殺してから斬首するのと、斬首によって殺すのとでは全然違うと思うのだが。

殺してからだと、その後は斬首しようと金バットを何度も叩きつけようと芸術的に飾り付けようと痛くも痒くもないわけで。

恐怖と絶望にまみれた顔を見ながら、断末魔を聞きながら斬首して殺す方が猟奇的といえるはず。

2023-08-11

anond:20230811110535

あーそれはいるかもしれないけど

最近エンジンから本当に線形代数芸術的コーディングとかしてんのかなあ🤨

あと給料ガチGAFAの1/10とかやん

あれはあれでどうなっとるんや

2023-07-22

君生き感想宮崎監督、『名作』をありがとう!~

自分宮崎駿監督に対する身勝手な期待とか甘えを供養するために書く。今作品は期待半分、不安半分という気持ちだった。宣伝なしということだったし、宮崎駿監督作品を事前情報一切なしで視聴できる機会というのはおそらく最初最後であろうと思ったので、早バレ等も避けるために数日SNS断ちして初日に見に行った。ただ映画館に向かう足取りの中で最後感じていたのは恐怖感だった。子供のころにもののけ姫を見たときの衝撃を再び与えられて、おっさんになった今再度、人生観を揺るがされるかもしれないと―。

さて、いざ蓋を開けてみると、途中まではリアル物なのかファンタジーのどっちなの?というドキドキや不安感。方向性が確定したとき期待感MAXとなったが、それ以上膨らむことはなくしぼんでいった―。

総論

美術アニメーションの美しさは申し分ないが、ストーリー感情移入できない半端な作りと言ったところで、結局、いつもの宮崎監督後期作品という他ない。今、振り返ってみると監督キャリアハイとしての作品千と千尋の神隠しあたりになるのだろうが、その千と千尋も後半から、この半端さの片鱗がある。例えば終盤、千尋は豚の中に両親がいないことを見抜くが劇中にその説明はない。しかしながら説明不足ではあっても、千尋とハクとの心のふれあいみたいなものが十二分に描かれているから、感情的に押しきれている。手を離すシーンとか思い出しただけで泣けるわ。

しかしながら、君生きはストーリーっぽいもの感情の揺らぎみたいな表現はあるものの、説得力というか、それ自体根拠がはっきりと提示されないから、大抵の観客は感情移入できずに戸惑いを覚えると思う。例えば劇中で主人公自傷行為や継母の拒絶が描かれるが、その感情の根っこが分からないので観客は困る。自傷もっと構ってもらいたかったのかな?とか拒絶はやっぱり連れ子がうざかったのかな?とか想像はできるけど見てる側はそれを確定させる要素がないから、多分こうだろうとか理由を補完して見ていくしかない。つまり作品に気を遣う状態になるわけで、それは相当きつい。忖度要求されるが、圧倒的な感情の「分からせ」がない(※)。監督が一人で突っ走ってる。観客は置いてけぼり。かつて宮崎監督は、見終わったあとに2階から出てくる感覚になるような映画がいいとか言っていたような気がするが(ソース探したが見つからず)、君生きは観客が一生懸命2階への階段必死に探すものの見つけられないまま塔の中で迷子になり、最後パヤオけが悠然と2階から出てくるという感じだろうか(画・浜岡賢次想像してもらいたい)。

あとはヒロイン?3人は多すぎる。実母に継母に婆さんでしょ?詰め込み過ぎて破綻する典型。正直、継母は全部削除して、序盤で実母エピソード増やして、実母を探しに塔に行く形にして、最後、実母ときれいに別れてで多少は形になったろうにね。もっとシナリオ段階で練ればいいのに…もったいない

もう一つ、主人公が大叔父と話した後に、急にインコに囚われてるシーンになるが謎過ぎる。壁につながれた手が映ってからの下にパンしたときに、実母でも継母でもなくお前かーいってなったのが一番面白かったかもわからない。宮崎監督過去インディジョーンズの潜水艦移動を批判していたが( https://ei-gataro.hatenablog.jp/entry/20131030/p1 )、それと似たり寄ったりだろう。いくら異世界?だからといってワープしすぎである

※ 宮崎監督とも対談したことのある養老孟司は「バカの壁」において強制了解という語をつかった(p.41)。例えば数学においては前提と論理を共有しているのであれば同じ結論に達せざるを得ない。ある定理証明を正しく説明されたのであれば、その正しさを了解せざるを得ない。そういった強制力を強制了解と呼んだ。そうした強制力は感情においても成立する。例えば電車子供が騒いでるのをぼけっと放置している父親がいたとして、普通はそれを理解できないが、もし父親が「実は母親病院で亡くなって帰る所で、これからどうしていこうかと悩んでいたところなんです」と説明されれば、事情理解できるだろう。事情が分かれば感情了解できる。それは物語を受容する過程でも同じことが言えると思う。

なお、この流れで養老他人気持ち理解できることを重視すると同時に、「個性」信奉を批判する。そんなに個性大事かと。存分に「個性」を発揮している人は病院にいるという。白い壁に毎日、大便で名前を書く患者がいるらしい。芸術的にみればすごいかもわからないが、現実的には大変迷惑でたまらないだろうとのこと。奇しくも本作においては継母の美しい顔が鳥糞まみれになる描写があるのでそういう個性的なスカトロジー芸術理解を示す人はいるかもしれない。

自分映画

こうした一見てんでバラバラに見えるような物語の断片も、もしかしたら宮崎監督だけには分かるのかもしれない。スピルバーグだか有名監督が誰にも分らない映画つくるのはホームムービー撮ってるのと同じだ的なことを言っていた気がするが、もしかしたら本当に宮崎監督ホームムービーを撮ってしまったのかもしれない。自分けがわかる映画作品を作れるとしたら、映画監督としては最高の贅沢だろう。自分用の映画私小説と言われたらなるほどという気もする。今回、宣伝がなかったという点でも符号する。これはもはや天才にだけ許された所業なのかもしれない(現実に実行可能という意味で)。

ナウシカだったと思うが、興行的に大失敗とはならなかったこから次の作品を作るチケットを手に入れたみたいな監督インタビューがあった気がする。ジブリブランド確立するまではコケたら次はない状態であったろうから興行面は大変重視されたことだろう。つまり天才大衆に合わせてくれていたわけであるしかブランド確立された今となっては、大衆を気にすることなく好きな作品を作れるというわけであるジブリ体制を維持できなかった点には目をつむるとして)。だから今もしかしたら「天才が本当にやりたかたこと」を我々は目にしているのかもしれない。

過去パヤオ感性としてはもっとアニメーション表現に全振りしたかったのだろうが、それじゃあ興行的に成立しないから、ストーリーもしっかりさせていたというのが過去の名作への向き合い方だったのだろうか。我々、一般大衆天才現実的妥協のお陰で、(大衆的には)名作となる過去珠玉を見せてもらえていたということなのだろうか。凡人が天才ちょっと付き合ってもらったという感じ。天才ちょっと退屈していたのかもしれない。大衆は今の退屈を嘆くのではなく、昔、天才に付き合ってもらっていたということを感謝すべきなのかもしれない。

この作品のそういった諸々の分からなさに対してなんとか理解しようとする感想や、なんとか説明しようとする解説記事などが上がっているのを見かけるが、なんとも物悲しい。めっちゃ面白作品を骨までしゃぶりつくしたい!という渇望からまれてくる文章はいい。例えばもののけ姫においては「『もののけ姫』を描く、語る 」というムック本があったのだが、それには一ファンから文筆家まで様々な人々の作品に対するとてつもない熱量で溢れている。でも味のしない作品をなんとかして食えるようにしたいという動機から解説を書いたり、それに群がることの虚しさよ。宮崎監督から面白いはずなんてことはない。権威主義的だし、もうそれは諦めて次に行こうよ。これを知っていれば、本当は面白いんだよって本気で思っている人もいるかも知れない。でもそういう解説必要とすればするほど、その面白さが作品内で素直に伝わってないことの裏返しである野球大谷いくらいからって彼の(打者としての)ファールや三振をありがたがったりしないでしょ?今回の打席は残念だったねでいいじゃんね。(もちろん宮崎監督場合、次があるかは分らんが)

「問い」として捉える

さて、作品表題に立ち返ってみると、これは疑問形である作品としては名作とはとても言い難い。しかし聴衆に対する問いであると捉えたらどうであろうか。物語がてんで成立していないのに問いかけを見出すことができるのか?うーん正直、自分には無理。味がしないんだから問われたとも感じない。

しかし確かに思ったことがある。それは、大叔父のようなお爺さんに期待するんじゃなくて、自分が見たい作品があるのなら、他にそれを提供してくれる別の人を見つけるか、もしくは自分で作るべきだということ。初めから品質保証なんてものはなかった。自分勝手に期待して、勝手失望しているだけのことである

すでに名作はあるのに、なぜおかわりを望むのか

最後に話がそれるが、しかしながらなぜ我々大衆は次々と名作を望むのであろうか。新作を批判すると「じゃあ、過去の名作繰り返し見とけや!」って言われるかもしれない。そう言われるとちょっと答えに窮する。何度も見ればストーリーも覚え、感動も薄れてくる。やっぱり初見の衝撃に叶うものはないということだろうか。それを再び味わいたくて次の名作を追い求めているのかもしれない。キリがないし、わがままだなって思われるかもしれないが、正直人としての性としか言いようがなくないか?そこを内省しだしたら仙人になるしかない気がする。

あとは現実がつらいからね。時には金払ってちょっといい気分になりたい!ぐらい許してほしい。こっちは作者の高尚な構想にがんばってついていく苦行やマラソンじゃなくて、自動で楽しませてくれるジェットコースターに乗りたいの!

で、初見という点で最近思っていることは「私の体験」を大事にすることが重要なんじゃないかと思っている。ゲームでもなんでもあまりレビューを見ずに体験するように心がけている。あらかじめレビューを見て他の人が面白い!星4以上!と言っている作品なら、安定して面白いかもしれないが、半分ネタバレのようなものではないか

若い人にはタイパを優先しすぎて自己の視聴体験プレイ体験を損なっていないかと問いたい。面白さの保険料として自身体験・感動を売っていないか?と。おじさんおばさんは子供のころに自分図書館で本を表紙で選んで借りた体験とか、ネットもない時代ゲーム屋で「クソゲーかも知れんがままよ!」と覚悟してゲーム買った記憶とかを思い出してほしい。そういう多少、損するかもと思ってもクソ作品を引く勇気をもって、一対一で作品と向き合う、ぶつかってみるということを時々でもした方がいい気がする。だから、今回、作品に対しては残念だったが後悔はない。純度100%の自分感想を持てた。展覧会的な感じでいろんなアニメーションを見せてもらったという感触では数千円も損したという気もしない。今後もどんどん色んな作品に触れていきたいと思っている。例えばポノックの次作品ちょっと子供向けだろうけど、子供と一緒に見に行こうかなと思ってる。

各論

ゲド戦記を思い出した

視聴しながら、ぼんやり宮崎監督ゲド戦記作るとしたらこんな感じだろうなと思った。影との戦いでゲドは船で移動するし、ところどころの魔法感や大叔父大賢者になったゲドのイメージだなと感じた。大叔父のイケオジ度は過去最高かも分らんので一見価値はあると思う。

東映アニメ長靴をはいた猫』を思い出した

インコ大王を追いかける時に螺旋階段を落とされるシーンがあったが、長靴をはいた猫での魔王主人公たちとの大立ち回りを彷彿させた。この作品監督宮崎ではないが、そのクライマックス部分は大塚康生との二人で原画担当した箇所であり、とにかく面白い( https://www.ghibli.jp/shuppan/old/pickup/nagagutsu/ )。1969年作品なので絵のきれいさはどうしても現代作品には見劣りするがアニメーション面白さは今でも通用する。未見の人はぜひ見て欲しい。君生きよりよっぽど面白いと思う。で、君生きでは大王ラスボスっぽくでてくるが大した戦いもなく終わってしまうのであっけない。長靴をはいた猫でのアクションを思い出しただけに、「あ、これだけなのか・・・」という虚しさが半端なかった。念入りに階段落とさせたり、序盤で主人公の着替え丁寧に描写するぐらいならもっと面白カット増やした方が良かったろうにって思っちゃう

音楽

使いまわし多いし、特に盛り上がる曲もなし。3日で作りましたと言われても信じるレベル久石譲も「これぐらいの作品ならこれでいいや」って感じだったと思う。絶対名曲ストック持ってるだろうと思うが、映像側がそれを引き出せなかったというのは至極残念に思う。米津曲も悪くはないけど、作為ちょっと鼻についたかな。いつも何度でもみたいな作品とのマッチ感は正直ない。と言っても作品の味がしないのでどうしようもない気もする。そういう意味では米津もかわいそう。

2023-07-17

anond:20230717090015

作品からメッセージ読み通ろうとして感心がってる、お前が殴りたがってるレビューが、たぶん的外れなの同意なんだけどさ。

 

なんか有意義なもんとか素晴らしいストーリーとかを読み取ろうとして、それができなから駄作です、ではお前も同じ穴の狢なんじゃないかな。

「だからなんだ」「既出だ」。新しい芸術的な何かが出されてないとダメか?

作品としての体勢が整ってることと、面白いことは同じかい

 

好きな宮崎駿の話がされたし、知ってる画面がたくさんオマージュされたので、よくわからんけど悪くなかったです。みたいな、雑な感想にこそ、辿り着かないといけないんじゃないか

お前が叩きたいものと違う立場に立ちたいならさ。

スーパーマリオ映画批評家と、同じことになりがちな映画だと思うんだよな俺は。なんか読み取ろうとして失敗作だと批判したら、実は失敗成功判断ミスってるのは自分でしたみたいな

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん