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2018-08-01

anond:20180801145023

からある「ヤングアダルト(少年少女向け)」の流れにあるのがラノベ

出版社がこれがラノベです、と出したレーベルかどうかによる。

それと文章の上手い下手は関係がないが、ラノベは下手な人がアイデア勝負で賞に応募しやすい。

ジャンル形成

ジャンル形成される場合にまず必要なのが意志である

そのジャンル足らしめようとする意志である

ここではそれぞれのジャンル本質的意味においての差異を持っているかを論じることはしない

ジャンル形成過程とそれにおいて生まれる状況というのを語ってみたい

まず第一にある一定の傾向を持つと認識される作品群が意識されそれを求めるもの、好むもの達が生じる

ここに需要が生じ供給が生まれるこの時点でこのジャンル過去に対してのそのジャンル類型の再発見ではなく二次的にジャンルのものを扱ったを作品を創出するという過程に至る

またそのジャンルという認識確立が様々な媒体社会に間接的に直接的に影響を与え、様々な領域へと拡散、浸透していくこうしてそのジャンル一定数以上の知名度を得、また一定以上領域拡散するとそこに社会文脈が生まれ

そしてそのジャンルに対しての評価が下される

このジャンルに対しての評価に大きな役割を担うのは二次的にジャンルのものを扱い創出された作品であると考えられる

それらがそのジャンル体現した存在と見られるから

そしてこの時にくだされた評価によりそのジャンル肯定する意志否定する意志が生まれ

この辺りからそのジャンルに対しての本格的な定義付け議論が生まれ

容認される領域容認されない領域の間で少しずつそのジャンル存在可能範囲が確定するようになる

少しこの部分について実例を交えて説明してみよう


例えばラノベというジャンルがあるがこれは軽薄であまり稚拙であるという評価から様々な分野から攻撃を受けており

最も厳密と思える定義の仕方で言えばレーベルという出版社から出版されているもの極めて限定的範囲に押し込められる結果となっている

それどころかラノベ小説文学にさえ含まれないと言った論調すら生まれている

このラノベに対する定義付けは一定解決を見るには至っていないそれは私見ではあるがその共通項がラノベが持つ構造により見出されたものではなく読み手側の持つ感覚により見出されたものからだと思う


次に純文学を見てみよう

こちらに対してはあまり詳しく知らないため多くを語ることはできないが語ってみる

純文学拡散を自ずのうちにやめてしまったように思える

ジャンル差別化を図り自らを自らの内に神格化したように感じる

その結果、彼らは過去に縛られ新しい作品を作る術を失ったようだ


次に私の好きなSF

SFは当初、低俗大衆文学であるとされていたようだが現在地位が向上し特に否定されるような作品ではなくなった

最近ではSF作品自体の勢いは衰えているように感じるがこれは人類に対して未知の部分の多くが失われたからだろうか?

まあ何にせよこのような全盛に比べれば少し停滞気味の状況とSFの持つ2つの特性から面白い状況が生まれ

1つ目の特性は極めてその定義けが難しいこと2つ目の特性は多くの作品に対してSF要素を見つけやすいということだ

こうしてSFを広めたいもの商業的にSFを盛り上がらさなければいけない者達は多くの他ジャンル作品群にSF的要素を見出しこれをSFだと吹聴して回るのだ例えばガルパンまどか☆マギカなどがそれに当たる私としてはアイロニーを感じてとても良いと思うが

ハードSFこそがSFだと標榜する輩にとっては不快のようだ


話を戻そうこういった様々な場所や形においてそのジャンル肯定しようとする意志とそのジャンル否定しようとする意志が衝突する

先ほどの例でも見たようにこの肯定否定には様々なレベルベクトル存在する

こうした中で生まれてくる本格的定義議論とその様々な結論によって更にこれらのジャンルは影響を受けそのジャンル本質とされる部分がクローズアップされその点が更に深められた作品群が生まれ

このような過程においてはレーベルから出版されたものラノベであるという解釈は単に便宜上そのように定めた事実を表すに過ぎず意味を持たない

この時にその作品群は本質的とされる意味の深化とともに無駄な要素が削ぎ落とされる、この過程を繰り返し最終的にそのジャンルは別の分野やジャンル侵犯する能力を失う

有り難いことにSFはこの過程が未だ生じておらず縦横無尽傍若無人にに他人の畑を荒らすことが出来るのだ

このような過程を経てジャンル一定の恒常状態に入る

この後は内的思索が主たる課題となりこの地点からの逸脱は亜型と処理される

そしてそのジャンルから失われた何にか、新しい何かを望むものはまた新しいジャンルを見出す旅に出なければならない

2018-07-26

anond:20180720024344

読みました。

つのコンテンツとして世に発表された以上は、いろんな意見があって当然だと思います

また、作り手が意図しなかった方向へ解釈されることだって仕方がないことです。

しかし今回のエントリーを読んだジャンル外の方々やフェミニズムに詳しい方々が、エントリーから得たあらすじと偏った知識のみでコンテンツ批判しているのを見かけました。非常に悲しく思いました。

ファンとして該当エントリーに対して感じた違和感を述べていこうと思います

体制側に女性を置き、打倒すべき相手として設定することで、今の社会なら「クソ女」と言えば差別蔑称になるのを、不満や怒りの発露、当然の悪口のようにしてしまう。

ここまでの説明だとヒプノシスマイクを知らない人は登場キャラクター全員が「女性」に対するヘイトを抱え、ミソジニー発言を頻発しているのだと勘違いしてしまうのではないでしょうか。

そもそも「クソ女」という言葉を使ったのは12人いるキャラクターのうち、ヨコハマディビジョンのリーダー左馬刻ひとりです。

彼は「クソ女どもが支配するこの世界を力でねじ伏せる」「俺様理想とする世界強制的に作り変える」とドラマCD内で発言しています

一方でその発言に対しヨコハマディビジョンのリーダー一郎は「強制された世界に何の意味がある。今のこの状況と何も変わらねえじゃねえかよ」と返します。

実はこの二人は過去に左馬刻が女尊男卑から男尊女卑世界を作り上げようとしていることに反発して、一郎が過去に袂を別ったという経緯があります

左馬刻がミソジニー発言を行なっていることについて触れながらも、ジェンダフリーの考えを持つ一郎が存在することについて触れられてはいないことに対して、違和感を感じます

オトメイトレーベル女性向けなのもあって女性キャラクターほとんど出てこない。そこに正当な理由があるんですよ、としたいがための設定に過ぎないんだと思う。それを元に作り込むような丁寧な世界構成とは言い難い。

言い訳にしては、女尊男卑世界観はあまりにメインターゲットに失礼ではないか

>本当に女尊男卑が貫かれているならいい。税金10倍、手取りも悪くて、がんばってもマトモな仕事につけない。女性からは常に舐められる。正社員なのにお茶汲み、ものを頼めば「ほんと生意気、やっぱ男だから仕方ないか(笑)」と言われる、そういう世界観なら確かにキャラクターに肩入れして「このクソみたいな世界を変えてくれ!」に素直になれる。

H法案制定以前の男性主体政治戦争が勃発したため、女性政権を握るようになっただけの世界だと私は解釈しています

あくまでも「中王区の女」が政治を行なっており、そこに男性は参入することができないというのが現時点で公式から発表されている情報です。

中王区外の女性男性にも差があるというような設定は最初から出ていません。

作り込まれ世界観が一体何を指しているのかはわかりませんが、勝手に完全な女尊男卑世界だと解釈し、肩透かしを食らっただけではないでしょうか。

>こういう時、「あなた皮肉られているかもしれないんだよ!」とファンに言っても無駄だ。

自分たち男性を消費する悪趣味さを皮肉られる、そういったブラックさに惹かれる人間気持ち理解できないのでしょうか?

そういった部分を面白く感じる層を公式ターゲットにしているわけで、そこに違和感を感じた時点でそれは公式お客様としている層ではなかったというだけです。

それをわざわざ誰もが見える場所で発信し、ヘイトスピーチを行う必要はなかったのではないでしょうか。

また、「公式バカにされていることに気づいていないバカ女性啓蒙して差し上げている」というような考えが透けて見えて非常に不快です。

ヒプノシスマイク女性権力を握る社会への単なる下克上ストーリーではなく、ジェンダー立場が縛られる価値観への一石になることを願ってやまない。

ヒプノシスマイクは弱い男性たちが社会への下克上を行うストーリーではありません。

メインがラップバトルによる領地争い。そしてその目的は「世界を変える」ことです。

世界を変える」の真意はまだ明かされていません。

全員が女性政権を打破しようとしている、というような設定はありません。

また、前述した通りイケブクロリーダーは「ジェンダー立場が縛られる価値観への一石」を投じようとしています

それを最後まで伏せ、このように結んだ時点でしっかりドラマを聴いていない方なのか、もしくは”元”ファンの方なのではないかと感じました。

2018-07-22

anond:20171103235927

私が知っている北沢志保事務所ゴリ押し活躍してるんじゃない、

もしやただの新人声優ゴリ押し売名コンテンツになるのか?

最後に、言いたかたことを2つおまけに:

一つ、雨宮天歌唱の実力やSSR級の美人顔面であることを認める。だがその無個性な声じゃ声優に向いてない。もう声優を辞めて、ミューからまともの事務所レーベル移籍してアーティスト活動に専念しろ

独自研究検証可能根拠の示されない誹謗中傷名誉棄損。

こういう奴が望む世界になる方が世界堕落からアイマスは最高だって事でいい。本当にそう思う。

2018-07-21

anond:20180719103918

アニメあずまんが大王最終回

いつもなら次回予告してた部分で唐突

「僕も読んでますあずまんが大王!」と香田晋が出てきて

原作漫画だったかDVDだったかの全巻セットを抽選で○名様にプレゼント…とか言うのがあって

視聴者は突然の香田晋に戸惑ったが

以後あずまんが大王キャラ人気投票みたいなのがあれば必ず香田晋が挙がるというネタができた

なぜ香田晋なのか…

あずまんが音楽レーベル香田晋レーベルと同じで

たまたま事務所に来ていた香田晋にお願いしたとかだろうか

2002年当時はまだあずまんが大王のような美少女漫画犯罪者予備軍のヤベーやつが読むものって偏見が色濃く残ってた時代

仮にも「中学時代歌舞伎町風俗全制覇したのに飽きたらずヤクザの女に手を出したのがバレて監禁暴行された」という、そんな中学生こえーよとしか言い様のない武勇伝をお持ちの方が間違ってもそんなオタク偏見時代あずまんが大王など知ってるはずもないのだ

ちなみに今の若いオタク幼稚園の頃とかのアニメになるので

あずまんが大王なんか知るはずもないし

香田晋だってとっくに芸能界引退してるので知らないだろうなと。

でも原作漫画の連載開始から20年以上経つの

未だに影響を受けた漫画が次々出てくるってのはすげえなー。

美少女日常4コマ」という一大ジャンルを作ってしまった。

2018-07-20

ヒプノシスマイク怖い話

ヒプノシスマイクというジャンルを知っているだろうか。

H歴。武力による戦争は根絶された。

勿論、そこには多大という言葉ではくくれない程の犠牲を払ったのだ。

野蛮な男に変わり、女性覇権を握ることになる。

中王区と呼ばれる、男性を完全に排除した区画で政は行われるようになった。

そこで新たな法が制定された。その名もH法案。人を殺傷するすべての武器製造禁止、及び既存武器の廃棄。しかし、それだけでは愚かな男性の争いは根絶されない。

なので、争いは銃ではなく人の精神干渉する特殊な【ヒプノシスマイク】にとって変わった。

言葉が力を持つことになったのだ。

そして争いに親和性のあるラップを使い、優劣を決する世界になった。

男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロディビジョン、ヨコハマディビジョン等の区画生活をすることになる。

ディビジョン代表MCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。

これは、兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で紡がれる男たちの威信をかけた領土バトルなのだ

公式サイトより引用

有名なライターダイツイート新譜の影響で今かなり注目されている新進気鋭のジャンルだ。要はいわゆるオトメイトありがちなキャラクター個性の強いイケメンたちの話なのだが、今までになかった「オタク向け×ラップバトル」という所が独特である

現在アニメ小説ではなく、オーディオドラマキャラクターラップの収録されたCD主体コンテンツになっていて、このラップパートにかなり力が入っている。藤森慎吾サイプレス上野新譜にはラッパ我リヤやAvecAvecが参加していて、どれも中毒性の高い曲に仕上がっている。

正直、結構ハマっている。新譜更新された日も、日付が変わってすぐに聴きに行った。前述の通り曲もかっこいいしかわいいし、ドラマパートも思いもよらない掛け合いや、思いもよる掛け合い、オタクなら妄想した展開が起きたりしていて、5年前の自分なら「マジ公式が最大手wwww病気www」と呟いていたと思う。

だけど一方で、このジャンル、かなり危険なんじゃないか、とも思っている。完全に馬鹿にされて乗せられているんじゃないかと感じてしまう。

女尊男卑のH歴では男は女の10倍の税を貸されていて、中王区を囲む高い壁と厳重な門は税金で作られている。男と男のディビジョンを巡るラップバトルの際は許可を得てその門をくぐって中王区に入り、そのバトルは恐らく放映なり中継なりされて、女性の巨大エンターテインメントになっているらしい。しかもかなり人気があるようで、次の日に初バトルが控えているキャラクター女性に追い回される、という展開もあった。

この「女性に消費されるエンタメとしての男」という在り方は完全に女性向けジャンルの在り方と一致している。イケメンが出てきて、カッコイーだの顔がいいーだの個性強すぎだの言って話題にする。物語の中でもラップバトルの勝敗女性が付けるようだけど、CD投票券が付いているので、これはリンクというより完全に重なり合っている。

これが例えば「女性アイドル露出過激サービス男性に消費されていることへのアンチテーゼ」とか「流行り廃りの早い女性向けジャンルの在り方へのジョークで笑い所」ならかなりブラックだとは思うがまだいいのだ。けれど、設定の基幹、何度も繰り返し強調される部分で行われている。

体制側に女性を置き、打倒すべき相手として設定することで、今の社会なら「クソ女」と言えば差別蔑称になるのを、不満や怒りの発露、当然の悪口のようにしてしまう。逆に「所詮お前も男ということか」というセリフが出てくるが、これは侮蔑として受け取れるし、そう発する女性に対してキャラクターたちは唇を噛む訳だ。

私にはこの置き換えがホモソーシャルにおいて女性排除する事への正当化しか思えない。

オトメイトレーベル女性向けなのもあって女性キャラクターほとんど出てこない。そこに正当な理由があるんですよ、としたいがための設定に過ぎないんだと思う。それを元に作り込むような丁寧な世界構成とは言い難い。

言い訳にしては、女尊男卑世界観はあまりにメインターゲットに失礼ではないか

本当に女尊男卑が貫かれているならいい。税金10倍、手取りも悪くて、がんばってもマトモな仕事につけない。女性からは常に舐められる。正社員なのにお茶汲み、ものを頼めば「ほんと生意気、やっぱ男だから仕方ないか(笑)」と言われる、そういう世界観なら確かにキャラクターに肩入れして「このクソみたいな世界を変えてくれ!」に素直になれる。

しかヒプノシスマイク世界観はそういう訳でもない。

ホストはもてはやされ、お客の女の子を「子猫ちゃん」と呼ぶ。別に上から目線営業、という訳ではなく、むしろ紳士的な営業タイプだ。

サラリーマンと同じ職場には女性もいるし、その友達(ホスト)が職場に来た時にナンパしまくった、という描写から、少なくとも声を掛けられるような関係だとわかる。

警察官という官職にも、医者にも男はなれる。それがとても恵まれ特別なことというような描写はないし、そういう仕事権力の弱い男に押し付けるということでもないようだ。

ヤクザは「権力・金・女に酒」と歌っているから、少なくとも世の女がほとんど皆男に対して高圧的で支配的な訳ではなく、むしろ逆の立場女性もいるということがはっきりわかる。

別にこれらだけを抜き出せば女性差別すぎるという訳でもない。現代と変わらないレベルだと思う。

あるいは女性だけのクラス壁の中だけ異常に差別が強いのか、と思えば、レストラン店員女性生意気な口を訊いても追い出されるわけでもなし、道で女に声を掛けても「キャー!」と黄色い声を上げるだけで、デリカシーのない発言は返されない。

そのような実状の描写がありながら、ストーリーの旨みのために「覇権を女ばかり握る間違った世の中」としてしまって、巨大な壁を描写して、わかりやすい敵として女性全体を想定することはおかしいのではないかと思うのだ。それならもっと徹底すればいいし、あるいは燃えやすジェンダーへのdisは避けるのだって定石だ。

しかも元々ラップヒップホップというのはかなりミソジニー文化である。FSDではラッパー女性に「おまえもいつか妻になる 妻になり母になり、そのあと『なんでお母さんあんなことしていたの』っていわれないように」と向けられたほど、女性スタンス地元、これまでのバトルよりもジェンダーdisに上げられてしまう。

それが問題視され始め、ジェンダーフリーなヒップホップをと少しずつ声が上がり始めたまさにその今、こういう性差別コンテンツが出て来た意味は、偶然というには出来すぎている。単に商業的にいいフィールドだったとしても悪趣味だ。

ヒプノシスマイクというジャンルが怖いところは、ポップでキャッチーキャラクターや、「ラップ回復精神干渉・防御する」というコメディチックでバカバカしい、笑ってしまうような楽しいジャンルとしてパッケージングされているところだ。twitter検索をかけても、ヒプノシスマイクミソジニーを指摘している人はいるにはいるがそう多くない。みんな楽しんで考察二次創作をして盛り上っている。

こういう時、「あなた皮肉られているかもしれないんだよ!」とファンに言っても無駄だ。女性向けジャンルソシャゲトレス疑惑が騒がれた時、ファンは指摘する側を非難して意見を潰そうとした。ましてやはっきりいけないことという訳でもない思想の話、騒ぐ方が野暮だといえば黙って頷かざるを得ない。

けれどここで不快ジャンル無視しよう、になれないのは、私もまたファンの1人だからだ。好きなキャラクターもいるし、新曲はかっこよかった。投票結果がどうなるのかも楽しみにしてしまっている。ここでとりあえず文字にすることで、あるいは盛り上がりの中心まで届くんじゃないかと思うのだ。

創作物現実はもちろん違う。しかし、創作物行間においてこそ現実常識意識が反映される。行間を埋める努力が足りないままセンシティブ問題をただ面白みとして利用するのは軽率だ。純粋ファンにしてみればうるさいだけだとしても、世に出した以上、世間の流れと切り離すことは不可能だ。

先程書いたように、ヒップホップジェンダーフリーを目指すべきだ、という転換期に来ている。勿論、ヒップホップ以外も世間全体が性別に囚われない個人評価時代になってきている。ヒプノシスマイク女性権力を握る社会への単なる下克上ストーリーではなく、ジェンダー立場が縛られる価値観への一石になることを願ってやまない。

2018-07-14

10巻以上単行本刊行された週刊少年ジャンプ連載作品の年譜

少年ジャンプが創刊50年(週刊として49年)と聞いたので何か調べてみようと思った。人気がなければ10打ち切りも珍しくないジャンプでおよそ2年以上の連載,単行本にして10巻を越えればそこそこのヒットと呼べよう。2018年7月14日現在において単行本10巻を越えた作品数は,年代別には次のとおりであった。

年代ヒット作数/連載開始数102030巻40巻50巻
1960年代3/2621000
1970年代25/159157102
1980年代29/152157421
1990年代28128127612
2000年代29/1151111322
2010年代15/10294200
年代129/68264371657

ヒット率60年代11.5%,70年代…15.7%,80年代…19.1%,90年代…21.8%,00年代…25.2%,10年代…14.7%(20102016…18.3%),と確定していない10年代を除いて右肩上がりに伸び,連載開始数は右肩下がりになっている。粗製乱造から脱却し,狙ってヒットを打てるようになったことがうかがえる。

10巻以上30巻未満の作品数は70年代から順に 22, 22, 19, 22,(13),と極めて安定している。30巻以上の作品数は70年代から順に 3, 7, 9, 7,(0),となっている。最近マンガは巻数が長大化しているという声をしばしば耳にするが,少なくともジャンプ作品については適当批判ではないように思われる。

年別の詳細は以下に記す
作者名等は割愛
※「父の魂」「はだしのゲン」「べしゃり暮らし」のように途中から週刊少年ジャンプ以外で完結した作品があるが,他レーベル単行本の巻数についてもそのまま取り扱う

連載開始年ヒット作数/連載開始数102030巻40巻50巻内訳
19683/721000ハレンチ学園…13,父の魂…17若木書房)(JCでは14巻),男一匹ガキ大将20
19690/1900000 
19703/3311100あらし!三匹…16,ど根性ガエル…27,トイレット博士…30
19712/2020000荒野少年イサム…12,侍ジャイアンツ…16
19722/1511000ぼくの動物園日記10,アストロ球団20
19734/1331000はだしのゲン10汐文社),大ぼら一代…11,包丁人味平12,プレイボール…22
19740/900000 
19753/10120001・2のアッホ!!…10,サーキットの狼…27,ドーベルマン刑事…29
19763/1611001東大一直線…13,悪たれ巨人…22,こちら葛飾区亀有公園前派出所200
19774/1531000太郎伝…11,すすめ!!パイレーツ11,ホールインワン…13,リングにかけろ…25
19782/1220000さわやか万太郎10,コブラ…18
19792/1610001テニスボーイ…14,キン肉マン…63*
19802/2020000激!!極虎一家12,Dr.スランプ…18
19813/1911100キャッツ・アイ…18,ブラックエンジェルズ…20,キャプテン翼…37
19824/1931000風魔の小次郎10,キックオフ12,よろしくメカドック12,ハイスクール!奇面組20
19834/1431000ウイングマン…13,シェイプアップ乱…14,銀牙 -流れ星 銀-…18,北斗の拳…27
19842/1110010きまぐれオレンジ☆ロード…18,ドラゴンボール…42
19853/1310200ついでにとんちんかん…18,魁!!男塾…34,シティーハンター…35
19862/1402000立海高校野球部員山下たろーくん…21,聖闘士星矢28
19873/1320001THE MOMOTAROH…10,燃える!お兄さん…19,ジョジョの奇妙な冒険…63
19884/1612010神様サウスポー12,まじかる☆タルるートくん…21,BASTARD!!…27,ろくでなしBLUES…42
19892/1310100電影少女…15,DRAGON QUEST -ダイの大冒険-…37
19904/1421100花の慶次…18,幽☆遊☆白書…19,新ジャングルの王者ターちゃん20,SLAM DUNK31
19912/1020000ペナントレース やまだたいちの奇蹟…14,アウターゾーン…15
19922/1410100ボンボン高校演劇部12,B0Y -ボーイ-…33
19932/1010100とっても!ラッキーマン…16,地獄先生ぬ~べ~31
19943/1721000みどりのマキバオー…16,キャプテン翼 ワールドユース編…18,るろうに剣心28
19951/1310000陣内流柔術武闘真島クンすっとばす!!…15
19963/1211100WILD HALF17,封神演義23,遊☆戯☆王…38
19975/1431001明稜帝 梧桐勢十郎…10,I"s…15,花さか天使テンテンくん17,世紀末リーダー伝たけし!…24,ONE PIECE…89*
19985/1112200ライジングインパクト17,ROOKIES24,ホイッスル!…24,シャーマンキング…32,HUNTER×HUNTER…35*
19993/1301011ヒカルの碁23,テニスの王子様…42,NARUTO -ナルト-…72
20003/1312000ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン17,BLACK CAT20,ピューと吹く!ジャガー20
20013/1102001ボボボーボ・ボーボボ…21,Mr.FULLSWING24,BLEACH…74
20022/1010100いちご100%…19,アイシールド21…37
20031/1110000武装錬金10
20046/1222011DEATH NOTE12,ムヒョとロージーの魔法律相談事務所…18,スティール・ボール・ラン24,D.Gray-man…25,家庭教師ヒットマンREBORN!…42,銀魂…73*
20052/911000べしゃり暮らし…19(YJC),魔人探偵脳噛ネウロ23
20062/1120000エム×ゼロ10,To LOVEる -とらぶる-…18
20071/1000100SKET DANCE…32
20085/1422010いぬまるだしっ11,PSYREN -サイレン-…16,バクマン。20,ぬらりひょんの孫…25,トリコ…42
20094/1412100保健室の死神10,めだかボックス…22,べるぜバブ28,黒子のバスケ…30
20100/800000 
20111/1001000ニセコイ…25
20124/1302200暗殺教室…21,斉木楠雄のΨ難…25*,食戟のソーマ…30*,ハイキュー!!…32*
20133/1130000SOUL CATCHER(S)11,磯部磯兵衛物語…16,ワールドトリガー…18*
20142/1611000僕のヒーローアカデミア…19*,火ノ丸相撲20*
20153/1330000背すじをピン!と10,左門くんはサモナー10,ブラッククローバー…16*
20162/1120000ゆらぎ荘の幽奈さん11*,鬼滅の刃11*
20170/1100000 
20180/900000 

2018-06-17

anond:20180617205541

日本ロックでも海外レーベルから出して認められてるのあるから邦楽はすばらしいんだ!

と君はいいたいわけ?

anond:20180617205232

日本ロックでも海外レーベルから出して認められてるのあるけどね

君はつまらないポップスばかり聞いてるからしょうがないとは思う

2018-05-26

anond:20180525221229

tomadってmaltineの?

imoutoidとかtofubeatsとか抱えてた頃にmaltine recordsに軽くはまってたけど

tomadってvaporwaveっぽいことやってたんだ。なんか納得

良いこと教えてくれてありがとう増田

追記

調べたらパソコン音楽クラブはmaltineのレーベルメイトでtomadはメンバーじゃないらしいな

プロデューサー?なのか

vaporとかfuture funkなんだけど、どことなシティポップっぽいというか今どきのバンドっぽいところがあって面白いね、かっこいい

2018-04-25

魔法使いの嫁がどうしても受け付けなかった件について

まほよめ、が受け付けなかった。

すごくいい作品だと思ったのに。見てるうちに受け付けなくなってしまって、どんどんいやになっていってしまった。何故なんだ。

なんでなのか考えたくなったので、そしてそこにはきちんとした根拠があるような気がしたので書き散らす。

①チサはただの典型的依存駄目女で、エリアスはただのDV男=境界性人格障害者なんじゃねえのか

 まず見てて思ったけど、テンプレが古いような気がした。今の時代にこれじゃ共感・好感を得るのも難しくないか

 「男尊女卑世界で虐げられてきて友達からいじめられてきた悲壮過去を持つ日本女」が「心を取り戻したいイギリス風味の冷血漢」と結ばれる話は腐るほどある。

 日本女がイギリス男に惹かれるのはジェームズボンドやイーサンハントの時代からずっとそうだった。

 でも今の時代マッチするテンプレだとは思えない。

 何故って今はもうインターネットネイティブ時代なので、デフォルトグローバルなのは当たり前なのだ

 そんな時代イギリス男というレーベルが殊更価値のあるキーワードになり得るのか?イーサンハントやジェームズボンドに価値があるのは別に彼らがイギリス人だからじゃないぞ。

 いや別にそういう組み合わせを持ってきたって別にいいんだけど、属性として押しすぎるとむしろ作者の古臭さを感じる。あんたの男性像は古臭い

 昔みたいに個人村社会の中で圧力の中で生きているという時代とはややうってかわって日本個人主義に移行しつつある成熟社会になっているわけで

 客層としての女子アイデンティティはむしろリーダーシップ主体性個人価値の把握、強く生きるために戦う女性像の方へと向いているんじゃないか

 女の子は今も昔もシンデレラになりたがっているかもしれないが、昔のシンデレラと違って今のシンデレラもっと歌うし踊るし必要ならマネージャーと枕だってやる。

 まほよめの主人公と似た境遇なら、クレイモアがそれと近い様に思う。そしてクレイモアクレアと同じ系譜にはFF13のライトニングさんが該当すると思う。

 でもこの二人は守ってもらうようなか弱い女じゃなかった。むしろ積極的前線に出てくる戦士だ。でも女じゃないのかというとそういうことはまったくない、クーデレ系の不器用さがむしろ魅力の立派なヒロインだ。

 まほよめの彼女には、こういう意思の強さが感じられない。そのくせクーデレを気取っているだけの、ただのヘタレ女だ。

 いまの時代に求められているキャラクター像をチセが満たしているとは思えない。

 むしろチセはたぶん千と千尋の神隠し千尋だ。だが千尋が作中で見せた成長をチセが作中で見せているとも感じられない。

 中途半端に影を背負い、そのくせ魔法に関する得意体質という名前血統書をつけた、実は自意識過剰をこじらせて周りと上手くやれなかった自己肯定感の低い女でしかない。

 次に、まほよめの魔法使いエリアス男性像が設定としてそもそも矛盾を抱えていて、ここにどちらかというとむしろサイコパスを感じる。

 具体的にはまほよめの魔法使いが異形のイギリス風味男の冷血漢でありながら、同時に精神的にとてつもなく未熟な少年という設定に大いに無理を感じる。設定の使い方が下手だ。

 イギリス紳士老年男に魅力を感じるのはそこにダンディズムがあり精神的な成熟性があるからだ。枯れていく美、ワビサビをそこに見出すことが可能であり、独特の和がそこにあるからだ。

 既に一度女を味わった男が持つ深み、人生を知っているからこそ出る言葉の軽薄さの裏側に隠された渋さ。ここに人間的な魅力が凝縮されているのに

 まほよめの魔法使いは長命でありながら未だに「ボクは人間感情というものが分からない。欠落しているんだ」だのと言っている。

 また作中もしょっちゅう師匠という立場でありながら自分を見失い、何度もチサを殺しかけている。

 この手の男性像でよく見られるのはビジュアル系バンドダメ男パターンである

 見た目はダークで神秘的だけど、中身は未熟なので容易に女に手が出る上に見捨てられ不安の強いただの駄目男である

 人間的に未成熟なので、せっかくのイギリス属性紳士属性をつけたのにその属性が持っている一番の魅力である渋みを出せずにいる。

 最悪なのは18話で、要するにこいつはよくある境界性人格障害なのである

 エリアスは単に自分の外見と雰囲気を取り繕うことで上位に立っていると錯覚したいだけで、その実添い寝をしてもらいたいただのガキだということだ。

 ここに、狂気と闇を感じる。それをコメディタッチにしてしまう作者と、そしてそこに自分存在意義見出ししまチセのよくある駄目女パターンに。

 病みすぎだろ、こいつら。

②チサが執拗自虐的かつ卑屈過ぎる上に主体性がなさ過ぎてうざさを感じる

 意思の件についてはもっと深く語るべきだと思う。

 過去に何かいろいろあって死にたがったり自分価値を感じられない弱い女が、王子様に買われてやさしいお兄さんも手に入れる話によくある女の主体性のなさ。

 だけどはっきり言うが、女の主体性のなさは単なる「責任回避」だからな。そして今の男子は女の主体性のなさに対して可愛げを感じるようなピュアさは既にして無い。

 男になんでも決めてほしいのは単に女の身勝手だとほとんどの男が気づいているぞ。

 あれこれ主人公過去理由をつけて女から主体性を取り除いてみたようだが、はっきりいって主人公の魅力減だ。

 自分主体性のなさを自分で指摘して内省している様子も含めて、なんとも言えないうざさを感じる。主体性がないことを恥じるなら、即座に反省して主体的な行動をすればいいのだ。

 時折この主人公が口走る「私はわがままだよ」の台詞も鬱陶しさに拍車をかける

 

 ちなみに話し方がまんま「綾波」でこれまたテンプレ感を感じる。

 というより「とりあえず綾波っぽくしゃべらせとけ」っていう雑な感じを受ける。

 今の女の子もっとアクティブだし、男の方も女の本音にずっと敏感になった。こんな時代にひねりもなく古臭いテンプレ通用すると考えるのは浅はかだ。

 ちなみにこの手の勘違いとしてよくあるようなのできつく言っておくと、綾波は「私の代わりはいくらでもいる」から「私の体で好きにして」というタイプの女であり、彼女ヘタレではない上に処女でもない。

 何故なら、チセが服をひん剥かれて身体を洗われるときに抵抗したようなことをたぶん彼女はしないからだ。

コメディ寒いのにラブまで寒い

 この手のシンデレラ系によくあるコメディってくっそつまらんと思うのは俺だけか。

 笑いのほとんどが古臭い。「あれ?メガネがないぞ」「メガネなら頭の上にちゃんとあるじゃない」「あ!ほんとだ!あはははは」レベルの会話が延々となされている感じだ。

 予定調和という単語がこれほど似合うコメディもない。

 笑いをとるならしっかり取れ。シリアスコメディを両立させたいならシリアスコメディをやれ。中途半端コメディ

 その上でさらに言いたい。描かれるラブに情念・情感が無い。なんつーか、処女臭い童貞臭い。いや処女臭さや童貞臭さは別にあっていいのだ。良い意味での開き直り突破感がない。

 日本ラブコメつったらToLoveるみたいなのが普通にあふれてるこの時代に、地味な赤毛女の子キスイギリス気取った実は童貞男のぎくしゃくくらいでラブコメが作れると思うこと自体間違ってる。

 この作品にはメインとなるカップル以外にも魔術師ストリートチルドレンカップリングもあるんだが、、、なんつーか、雑。

 コメディによるなら徹底的にコメディによった方がむしろ潔い。

 それから人格障害者とのラブでよくあることだけど、愛情双方向性がないから、チセエリアスにとってのペットになったり母親になったり、そうかと思えば娘のように扱われる描写もある。

 あるがままのその人を愛するのではなく、無意識エリアスチセを抑圧していることから起こる現象であり、はっきり言ってチセ幸せじゃないと思う。

 チセエリアスの不気味さや不思議さに振り回されまくってるけど、コメディたっちだからそう見えるだけで実はあれは境界性人格障害の男に振り回される女によくあるパターンだ。

<長くなってきたので、結論

 ほかにもいろいろ、細かく分析するといろいろ病みを指摘できる箇所があるが、長くなってきたのでここまでとする

 なんというか、作品に出てくる登場人物の行動ひとつひとつ病みを見てしまい、その向こう側にある作者の病み垣間見しまうのだ。

 

 この手の作品主人公格が常に死の影をまとっている理由はとても単純で、それはこの作品主人公登場人物たちが幸せではない願望の塊だからだ。

 はっきり言うとチセエリアスと一緒にいる限り幸せになれない。

 幸せになれないのは、エリアス魔物であり人外存在からというわけではない。エリアスがただのDV男=境界性人格障害者であり、チサはそれに引っかかるただの典型的依存駄目女であり

 (※同じ人外存在であったとしても、人間的に成熟して魅力的なキャラクターは多数いる)

 そして作品を通して、一貫してこの二人はまったくといっていいほど成長しないからだ。

2018-04-16

anond:20180416170353

このあい講談社ラノベ文庫編集者が「ラノベ定義なんてできねーよ」って言ってたよ。レーベル創刊でイキってただけでしょ。

anond:20180416125347

やる気なくしてるのを無視して歴史的な経緯を説明するけど、

2009年ライトノベルレーベルの最大手電撃文庫

ライトノベル一般文芸の棚に置いて売る」というアプローチを目指して創刊したのが「メディアワークス文庫」で、

これが現在ライト文芸」と呼ばれているジャンル本丸

そのメディアワークス文庫の「ビブリア古書堂の事件手帖」がヒットしたことで、

後を追う富士見ファンタジア文庫コバルト文庫などが姉妹レーベルとしてライト文芸レーベルを作りまくったのが2015年ごろ。

また、同じころに一般文芸側も「ライトノベル的な作品」をノンレーベルサブレベルで売りはじめた。

このあたりをまとめて「ライト文芸」と呼んでいる。

ライトノベル一般文芸化して、一般文芸ライトノベル化して、そのあわいを「ライト文芸」と呼ぶのだから

ライトノベル境界が拡大した話をライト文芸抜きで語るのは不可能だよ。

桜庭一樹冲方丁有川浩らが活動の場を広げて「越境」と呼ばれ、またいわゆる「ラノベレーベル」以外でもラノベ的と言われるようなブックデザインが顕著に増えてきたのが2005年ごろ。

いわゆる「ライト文芸」の嚆矢としてメディアワークス文庫が生まれ、またラノベ作家が「ラノベレーベル」とそれ以外とを行き来することがすっかり当たり前になったのが2010年ごろ。

ライト文芸」が急拡大し、もはや一般文芸ライトノベルとを区別することができない、あるいはその必要もないくらいに境界が薄れてきたのが2015年ごろ。

いまさら一般小説の表紙がどんどんラノベ化していってる」ではてなが盛り上がるのが2018年

2018-04-10

anond:20180410143330

ラノベってすると定義がすんごく広がりそうだと思ったから、とりあえずレーベルで縛ろうかなと

anond:20180410120821

ラノベではじめて」じゃなく「ラノベレーベルではじめて」なのか?

ラノベレーベルではじめて読んだのは?

俺はブギーポップの歪曲王

2018-03-23

anond:20180322222255

最近の「本屋で手に取る気にさせられる本」というのは見た目と内容が比例してない、というのはホントその通りだと思う。

ネットの遠慮ない書評とか「全く本屋の思惑とは関係なしに自分がほしいと思ってただそれを見に行った場合」で買った本以外、最近リアル書店で購入した本は心底くだらないものが多かった。かつてはそれなりに信頼できたレーベルであっても、というか、信頼できたレーベルほど状況がひどいというか。「○○社のこのシリーズで、この見た目、この売り文句で、一応まともに見える著者で、こんなスカスカの本出すなんて!?」と驚く。自分情弱なだけかも知らないけど、なんかもう信頼に値する出版社ほとんどない。

出版社の苦境も本屋の都合も一応わかるんだが、こういう自社ブランド価値毀損し「ネット書評しか信用ならない」状況にしたことは、本当に問題だと思う。かつては、「ネットあんな本やこんな本みたけど、現物見ないとだし、ついでに気に入りのブランドおもしろい本も買えたらいいしな」ってリアル書店に足を運んでいたわけだけど、その「ついで」の「おもしろそう」な本がことごとく糞、ネット書評の方はおおむね信用できる(というか良くも悪くも期待どおり)であることが増えると、これもうそのままネット書店で買うのが一番相性がいい、ってなる。これリアル書店にとったら自殺。なのでマジで先がないと思う。

リアル書店はとても好きなので、時間お金の許す限りゆっくり回りたいんだ。でも、現状ではちょっと

2018-03-20

anond:20180314202635

大分前の増田だな、と思いつつ

ハーレクインというレーベルの元々の傾向が「非日常的なドラマチックな恋愛」であって

平凡な男と平凡な恋愛をしたんじゃそうならない、ってだけ。

男のスペック以外でドラマチックな演出ができる設定(例えばパラノーマルと言われる、超常現象が起きたりするタイプ作品)の場合

男のスペックは平凡である場合もある。

2018-03-16

anond:20180316000039

女向けも18禁相当のもの18禁しろと言われてるし、

しなければ有害図書指定されるし、

18禁でなくても差別的だったりするような人を選ぶ表現ゾーニングしよう、と言う雰囲気女性の間でもあるんだけど。

表現規制反対!とか言ってる男性のように、18禁やそうでなくても人を選ぶ表現

堂々と公的な場に陳列したい、子供にも見せつけたい、それが許されないのは表現規制、

と言ってる女性がいたらむしろ女性から叩かれるんだけど。

男性向け成人誌を取り扱っていない一般大型書店が、性交渉を描いたBL誌やTL誌を区分陳列もせず販売しているのは特に珍しくないのですが、

性交渉を描いていても18禁指定ではなく区分陳列もされていない男性向け書籍は山ほどあるし、

そういうBLやTLはそれと同程度の描写しかない、というだけ。

そうではないのなら有害指定されている。

18禁指定BLやTLもあるし、そういうものと全年齢のもの描写が違うよ。

読んだ事ないから、全部一緒かつ男性向け成人誌と同程度の過激描写のものしかない、と思ってるんだろうけど。

追記

図書館の件は、さほど性描写が濃くないレーベルばかりだったか問題になったはず。

そういう「BL小説=全部官能小説並みのドエロ認識が間違ってるんだっつーの。

描写がある小説は世の中沢山あるし、勿論図書館にも沢山おいていて何の問題にもなっていない。

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