やる気なくしてるのを無視して歴史的な経緯を説明するけど、
2009年にライトノベルレーベルの最大手・電撃文庫が
「ライトノベルを一般文芸の棚に置いて売る」というアプローチを目指して創刊したのが「メディアワークス文庫」で、
これが現在「ライト文芸」と呼ばれているジャンルの本丸。
そのメディアワークス文庫の「ビブリア古書堂の事件手帖」がヒットしたことで、
後を追う富士見ファンタジア文庫やコバルト文庫などが姉妹レーベルとしてライト文芸レーベルを作りまくったのが2015年ごろ。
また、同じころに一般文芸側も「ライトノベル的な作品」をノンレーベルやサブレーベルで売りはじめた。
このあたりをまとめて「ライト文芸」と呼んでいる。
ライトノベルが一般文芸化して、一般文芸がライトノベル化して、そのあわいを「ライト文芸」と呼ぶのだから、
ライトノベルの境界が拡大した話をライト文芸抜きで語るのは不可能だよ。
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