はてなキーワード: チャイムとは
本日も晴天なり。学校のチャイムが聞こえる。小学生が列になって歩いていく。黄色の旗を持った保護者がその末尾から、彼らの安全を祈る従者のように歩いていく。僕は彼らをガラス越しに眺めている。コーヒーが冷めないうちに飲もうとしている。
足元の湯たんぽはもう冷めきっている。これはレンジで何度でも温められる優れものだが、不精な自分は冷めたままのそれに足の裏を乗せたままにして、寒いなあと思っている。煙草も切れそうだが、外に出るにはまだ寒すぎる。朝のニュースも見た後だと、とくにすることもなくこうして思いつくままに言葉にしてみる。やることが山積みだから、to-do-listを作る。会う人がいるので、会う場所と時間を確認する。書類に不備がないか念入りに確認する。自分の今日の意味を確認するためだ。今日のわたしの意味は、これであったと、明日の自分が確認するためだ。昨日の自分には、あまり意味がなかったので、今日の自分に期待している。
アパートの隣から一日中「ナースのお仕事」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
フジパン本仕込みをくわえたまま出てきて、
「観月ありさじゃなくて、松下由樹のファンかよ!」と思いました。
アパートの隣から未だに一日中「いいとも」の再放送が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
ダウンタウンの松本みたいな人と、とんねるずの石橋みたいな人が出てきて、
アパートの隣から一日中「ビーマイベイベー」と「ルビーの指環」の音が交互に聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
右手にチョコモナカジャンボ、左手にパルムを持ったまま出てきて、
「吉川晃司も寺尾聰も同じぐらい好きなんだね!」と思いました。
アパートの隣から一日中「よくわからない洋楽」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
「本当に洗脳してたんだ!」と思いました。
アパートの隣から一日中「月姫のアニメ版」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
スパゲッティ食べながら出てきて、
「カレー!」と思いました。
アパートの隣から一日中「東映版KANONのOP『florescence』」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
すごい顎がとんがった人が出てきて、
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
プリズムを落としてて、
「プリズムを通して!」と思いました。
アパートの隣から一日中「恋愛サーキュレーション」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
「でもそんなんじゃダイラー」と言いながら城平京も出てきました。
(麻枝准はリライトの篝が花澤香菜で、城平京は絶園のテンペストの不破愛花が花澤香菜なので、このネタは成立している! ギリ成立しているのだ! 成立してるよね? え? リライトはだーまえじゃない? 知るか! 田中ロミオの正体かもしれんやろが!!!!)
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
大張正己が出てきて、
「え? この流れでダンクーガノヴァだったの? AIRじゃなく? あっほんとだ、詩じゃなく歌だ!」と思いました。
アパートの隣から一日中「カープの応援歌」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
大張正己が出てきて、
「前の奥さんのことまだ好きなのかな?」と思いました。
アパートの隣から一日中「エヴァの旧劇場版」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
及川眠子が出てきて、
「やっぱ見てるやん! あと、残酷な天使のテーゼの頃はともかく、魂のルフランのときにはエヴァ見とけや!」と思いました。
アパートの隣から一日中「島本和彦の根性戦隊ガッツマンを音読する」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
庵野秀明が出てきて、
「お前かて声を当ててもらたんやから、羨ましがるな!」と思いました。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
「三人は今も仲良しなんだ!」と思いました。
アパートの隣から一日中「You get to burning 」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
大月俊倫が出てきて、
「ZMAPの頃が忘れられないのかな? そして、ここ沖縄なの? 俺は沖縄の人なの?」と思いました。
アパートの隣から一日中「亜麻色の髪の乙女」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
「すぎやまこういちの曲を聴いて演技を考えるなら、素直にドラクエの曲聞けや!」と思いました。
アパートの隣から一日中「サイレント・ヴォイス」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
サーカスの子供達が「僕たちは寂しくなんかないぞ!」と言いながら出てきて、
「せやな」と思いました。
アパートの隣から一日中「負けない愛がきっとある」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
仲間由紀恵 with ダウンローズのダウンローズさんが出てきて、
「誰だよ」と思いました。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
平野綾が出てきて、
アパートの隣から一日中「サクライロノキセツ」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
nekoraさんが出てきて、
「ねこらったの同人誌はDLsiteで絶賛配信中!」と思いました。
アパートの隣から一日中「True my heart」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
きしめん食べながらさっきの空耳アワーのジャンパーの人が出てきて、
「まあ、ダウタウンの松本さんやって、ツイッターで毎日ちくしょーを見ている可能性はあるかもやしな!」と思いました。
アパートの隣から一日中「ToHeartアニメ版のED『ACCESS』」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
川澄綾子が出てきて、
「自分が歌った方聞けや!」と思いました。
アパートの隣から一日中「ドラマCD版スパイラル推理の絆」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
川澄綾子が出てきて、
「.hack//Radio 綾子・真澄のすみすみナイト」と思いました。
アパートの隣から一日中「まじかるアンティークのED『歩み』」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
下川直哉が「高橋、やめないでくれよお。まひるうかぶ頼りない月が目について消えない、迷子のあたしが行く未来を不安げに照らす風のようにあなたはさよならを、残し通り過ぎたのかよお、今思えば懐かしくて胸が痛むよお」と言いながら出てきて、
「作詞お前じゃないけどな」と思いました。
アパートの隣から一日中「こみっくパーティーのOP『As time goes by』」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
下川直哉が「気分は上昇なんて素敵なの、ほんと素敵だったなあ」と言いながら出てきて、
「作詞お前じゃないけどな、今回は作曲も違うし」と思いました。
アパートの隣から一日中「ToHeart2アニメ版のED『トモシビ』」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
「そうなんだー」と思いました。
アパートの隣から一日中「Shining Days」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
P/CECに入れたままにしていたはずのHMX-12Bマルチが出てきて、
「俺の他に君に似合う人がいるはずだよ、いきなり切れた携帯はもう鳴らなかった。
叶わない恋をした、心の全部で、ずるい人と思い込んで忘れようとした
だけど、あなたのことをなにも知らなかった」と思いました。
アパートの隣から一日中「あなたを想いたい」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
永田和久がポテトとオレンジジュースとハンバーガーを食べながら出てきて、
「本当にそれで栄養が全部とれると未だに思ってるんだなあ」と思いました。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
超先生が出てきて、
「大丈夫、本当に百円だったわけないから、大丈夫、大丈夫、ほんとうもう大丈夫だよ」と思いました。
アパートの隣から一日中「心(SORA)」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
超先生が「でも星新一さんまだ怒ってるかも」と言いながら出てきて、
「それはそうとちゃう?」と思いました。
アパートの隣から一日中「アビスボードのプレイ」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
やっぱり超先生が出てきそうだったので、
「ファンクラブ会員じゃないしチャイム押さなくていいや」と思いました。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
秋月律子が「すいません、映画やるんで演技の練習してたんです!」と言いながら出てきて、
「え? なんで急に声優本人じゃなくて二次元のキャラが出てきたの、しかも別作品じゃん!? ネタが混線している!」と思いました。
アパートの隣から一日中「Life is like a Melody」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
死神が出てきて、
「あっ! そうえば、死ぬときこの曲流してって頼んでおいたんだ! 一個前のネタがぐちゃぐちゃなのは死ぬ予兆だったのかあ、よし! さあ、死ぬか!」と思いました。
天国のアパートの隣から一日中「筋肉少女帯の『蜘蛛の糸』」の音が聞こえてくる。
ちょっと耐えきれなくなって文句を言いに行こうと隣のチャイムを押したら、
カンダタが出てきて、
8:00 AM - 目覚まし時計がなる。今日は8:30にオフィスにつく予定なので、そろそろ準備しないといけない。妻は昨日は出張だったため、今日は別々の部屋で寝ていた。部屋のドアを開けてバスルームに入り、シャワーを浴びる。
8:15 AM - バスルームから出る。部屋のドアを開けてクローゼットルームに入り、出勤用にスーツに着替える。今日着るシャツはちゃんとクリーニングしてくれている。
8:30 AM - チャイムが鳴る。ドアを開けると目の前はオフィスである。オフィスに入って仕事を始める。しばらくすると、同僚たちが続々とドアを開けて出勤してきた。
5:30 PM - 今日は家族でディナーに出かけるため、通常より早目に業務終了して退勤。オフィスのドアを開け、自分の部屋に入る。しばらくソファに腰掛けて雑誌を読む
6:00 PM - チャイムが鳴ったので部屋のドアを開けてリビングルームに入る。妻も子供たちもすでにリビングルームでソファに腰掛けてくつろいでいた。リビングの窓から夕日が海に沈むのを眺めている
6:30 PM: 再びチャイムが鳴ったので、リビングのドアを開けて、レストランに入る。今日はイタリアンを予約していた。
9:00 PM: ディナーが終わり、再びリビングルームに戻り、子供の遊び相手をしてやる
9:15 PM: しばらくしてチャイムが鳴った。そういえば、今日は少しゆったりとバスタブに浸かりたいとおもっていたところだった。リビングのドアを開けて脱衣所に入り、お風呂場に向かう。広い湯船にヒノキのいい香りが充満している
10:00 PM: リビングルームに戻る。明日は朝から部活動の練習試合があるため、子供たちはすでに自分の部屋に戻ったようだ。しばらくリビングルームでTVを見ながら妻とくつろぐ。
11:00 PM: 明日は妻の両親と温泉旅行に向かう予定なので、早目に寝室に向かう。今日は2人用の寝室で妻とゆっくり過ごせる。
翌 9:00 AM: チャイムの音で目覚める。少し寝過ごしたようだ。慌てて着替えて両親の居室に入ると、すでに妻の両親が朝食を終えて紅茶を入れていた。窓から木漏れ日が差し込み、渓流の流れる音が聞こえる。子どもたちのことを聞かれたため、今日は朝から部活動で午後から合流すると伝える
10:00 AM: 再びチャイムの音がなる。どうやら宿に到着したようだ。ドアを開けて、宿のエントランスに入る。すでに何台もの部屋がエントランスにつながっており、出発客を迎えに来ている。今週末はこの宿で過ごし、月曜の朝は宿から直接出勤になるだろう。
こんな夢をみた
私が昔住んでいた大きな家でスウェット姿で眠気眼を擦っていると、母が「皆さんいらっしゃるわよ」と言い、なんの話だと思っているとチャイムがなる
「久しぶり。なんか雰囲気変わってんな」などといいながら家に上がり込む
私も「すっぴんなんでー」と返し、とりあえず客間に案内する
母にひそひそと「どういうこと?」と聞くと「皆さんお呼びしたから」などといい、そこからひっきりなしに知り合いがくる
保育園のときの友達、小学校のころの友達、大学のサークル仲間、すごい人数が家に来る
終いには私の知らない人、自称母の友人や、撮影クルーまできて、私は「あー、化粧しとくべきだったな」とか「顔すら洗ってねえ」とか気にしながら、ホストとして場を和ませようと冗談を言っている
皆、私と遊びたくて仕方がない様子で、そこからは皆でショッピングモールに行ったり、田舎道で追いかけっこをしたりする
私はというと、私の脚を映そうとした撮影クルーのカメラをおさえ、「脚はやめてください」などと言っている
「なんで」と聞く撮影クルーに「事務所NGなんで」というとその場にいる知り合いたちがどっと笑う
「増田はむかしからイケメンだよね。うちのガッコウのイケメン3位には入るね」などと女子からは褒められ(注:増田は女です)、「あざーす」などと調子にのっている
皆どんちゃん騒ぎで、やれ増田の写真がみたいだの、一緒に遊ぼうだの大盛り上がりし、曖昧に夢は終わる
目がさめた私はトイレのなかでふと、皆なんのために集まっていたのだと考える
誕生日?
そして、次の瞬間、これは葬式なのではと思った
ホストは私
私の葬式?
そう思った瞬間顔から血の気がひいた
びびった私は朝起きて不安を掻き消すかのごとく母に話す
母も気味悪がり、私はいまだびびったままでこうしてここに文をつづっている
仕事から疲れ切って帰ってきて、風呂にでも入るか…と服を脱ぎかけた午後10時55分。チャイムが鳴った。
こんな時間に誰だ?とちょっと警戒しつつ、インターホンを出ると、Amazonからの宅配物だという。
午後11時にはなってない。5分前。でも、その時間にチャイムを鳴らすのって、非常識かどうか、わりとギリギリのラインだと思う。
特にお急ぎ便でもなく、そもそも注文時の配達予定日も、今日ではなく、今日もしくは翌日となっている。
ドアを開ければ、疲れて帰ってきた俺よりももっと疲れた顔のおじさんがAmazonの箱を持って疲弊しきった様子で立っていた。
それゃこんな時間まで働いてたら疲れるよな…と思いながらも、こちらとしても、まあ、多少はイラッとしてる。こんな時間に、って。
シフト制ならいいけれど、朝から働きづめでのこの時間だとさすがに相当に辛いはずだ。
それをわかっていながらも、「こんな時間に非常識じゃないですか」ってつい口にしてしまった。
俺って最低だ。
おじさんが帰ったあと、メチャクチャ後悔した。申し訳ない気分になった。自己嫌悪。
何故、「おつかれさまです、ありがとう」の言葉のひとつもかけられなかったのか。
おじさん、ごめんなさい。
届いた中身は伊坂幸太郎の新刊と山口滉の画集、あと、射精管理モノの痴女AV。
せっかくだから、オナニーしようと試みたけど、なんか勃たなかった。
それにしても、なんでもないただの宅配物を夜の11時に届けなければならない世の中っていったいなんなのか。
なんだか哀しい。
参考になるか分からないけど、これまでにやった倉庫作業(派遣で出向)を簡単に書くね。
【①】
パレットに載っている束になっている書籍をローラーにただ単純に
載せる仕事で、体力的に辛かった。
たばこは昼と15時位に吸えた。
リーダー的な人の支持に従ってただひたすら動いた。
これは日雇いだったので1日のみ。
金がなくてやりたいこと失敗して人生どうしようも無い時で、
この時は辛かったなぁ……。
【②】
電話出たり、エクセル使ったり、ダンボール組み立てたり、出荷の作業したり、
とにかくなんでもやった。
この時にVBAを覚え、その後の就職活動にとても役に立った。
煙草は一人で吸う時もあるし、顔見知りがいれば喋ったりという感じだった。
グループはなく、基本的に1人でこなしていた。勿論指示はもらうよ。
という感じかな!
派遣であれば完全に運だと思う。
社員で働くとなると……凄い大変だと思われる。
今日、貸してもらった本を返す。
だけで返せたらいいなと思う。
年下の友人が先週貸してくれた。それはもう、ありきたりなぐらいにありきたりな軽い小説で、映画化されて流行っているからという、おそらくただそれだけの理由で彼女はそれを読んでいた。本をあまり読まない人が持っているのを見たこともあるぐらいだから、乱読気味の彼女が読んでいて、それで、「面白いから読んでみ」と貸してくれたのは、まったく不自然じゃない。
けれど、本を貸すのはむずかしい。彼女はまだそれを知らない。知らないままにしておいてあげるほうがいいのかなと思う。まだそれでいい。
なぜなら、読書は人の心をかき乱す。たとえそれが安っぽいお涙頂戴式の小説であっても、思いもかけないところで心の平安に波風をたてる。
「貸して欲しい」と言われて貸す本ならかまわない。本屋で手に取っていくのと同じで、いくら取り乱そうが、それは借りていった者の責任だ。そこで完結する。しかし、「ぜひ読んで」と貸した場合、ダメージを受けた側はやはり相手に責任を求めたくなる。それを求めることをまた、求められているのではないかと思う。つまりは、なにか気の利いた感想でも言わねばならないような気になる。
だが、いかにも仕組まれたクライマックスでボロボロ涙を流した者にとって、気の利いた感想などいえるはずがない。こんなご都合主義で泣くなんて、恥以外の何物でもない。その恥を否定するために、あえてその物語をくさすのか。不治難病モノは定期的に流行するキッシュだと、知ったかぶりの韜晦に逃げこむのか。それとも、涙もろい自分を素直に認めてしまうのか。だが、それはとてつもなくややこしい。
なぜなら、年下のきみが感動した理由と、もう長いこと生きてきたぼくがやられてしまった理由は、たぶんちがうからだ。ぼくにとっては、舞台設定そのものが痛かった。その感覚は、きみにはわかるまい。
きみは信じないだろうが、こんなぼくにだって高校生だったときはあった。きみはよく「青春」なんて言葉を口にしてぼくを笑わせるけれど(たぶん意識してカギカッコ付きで使っているんだというのはわかるけど)、どんな意味においてさえ、ぼくにとって高校時代は青春なんかじゃなかった。ひたすらしんどい時代だった。そして、この小説の舞台設定は、まさにその果てしなくしんどい時代を思い出させる。
美化してしまえば、ぼくにだって「青春の思い出」みたいなものがないわけじゃない。だけど、時間のレタッチと自己正当化を取っ払ってしまったら、そこに残るのはただただめんどくさくておもしろみのない屈辱の日々だ。
典型的な場面を思い出す。それは、昼休み、グラウンドに面した廊下、ぼくはグラウンドを見て退屈している。なぜ退屈する場所にそこを選ぶのかというと、グラウンドの木陰はリア充たちが(「リア充」なんて言葉はその時代にはもちろんなかったのだけれど)占拠しているし、教室内にはまだ弁当を食っている人や早速にお勉強をしている優秀な生徒たちがいる。そういう人たちの邪魔はしたくないし、だいたい教室内の席なんて飽きるほど座っている。友だちの少ない、話題の乏しいぼくにとって、いられる場所は限られていた。そして、人の邪魔にならないわずかな隙間のようないくつかの場所の中でも、グラウンドの見える廊下は特等席だった。なぜなら、そこからはクラスでいちばんのお気に入りの女の子と、クラスでいちばんの美人と評判の女の子が眺められたからだ。親友である二人は、たいていつもグラウンドの向こうの特別教室の日陰でおしゃべりをしている。もちろんぼくは、ただ鑑賞するだけ。それだけ遠いと見ていることもあんまりわからないだろうから、まあ人畜無害な楽しみだ。
そうやってしばらくすると、ぼくと同じぐらい冴えない女子が弁当を食い終わって廊下に出てくる。いつも凄まじい寝癖のついた髪をしている。彼女もまた、昼休みにどこに行くアテもないのだろう。ぼくと彼女は少し言葉をかわす。話題のないぼくと同じくらい、彼女も話題がない。だから食い物のことばかりしゃべっている。カレーの玉ねぎは具であるべきなのか、ペーストの一部であるべきなのかみたいなことを、特に目的もなくしゃべっている。
そうこうするうちに、学級委員長が廊下に出てくる。いや、彼は正確には学級委員長ではない。彼がその役にいたのは一年生のときだから、「元」をつけるべきなんだろう。彼はぼくの数少ない友だちの一人で、というよりもぼくにとってはその高校で唯一の友だちで、だからぼくは少しホッとする。ただ、彼が加わってからの話はちょっとぎこちなくなる。彼にとっては食い物のことは重要ではない。いや、ぼくにとってもそうだよ。だけど、他に話すこともない。彼はちがう。なにか、他に話すべきことがある。けれど、ぼくにはそれが見えない。そのうちにチャイムが鳴って、ぼくらは教室に戻る。
そういうことを思い出してしまう。だから、ぼくは泣いてしまう。
なぜなら、シチューをご飯にかけるのは有りか無しか、ナポリタンスパゲッティの麺は柔らかいほうがいいのかどうかなんてどうでもいい話をする過程で、ぼくはとんでもなく人を傷つけていたからだ。
後になって、ぼくはその寝癖の女の子から聞いた。学級委員長と彼女はそのとき付き合っていた。だというのに、彼女はぼくとばかり話しているものだから、最後に学級委員長は傷ついて、そして、結局別れ話につながった。そういう展開が愉快な人はいないだろう。親友の失恋を喜ぶような奴はいないし、自分がその原因だったら焼きそばノドにつめて死んでしまったほうがマシだと思っても仕方ないんじゃないだろうか。
だから、ぼくはもう、そこから先の筋書きがどうであれ、泣く準備はできていた。そして、ヒロインが死ぬところでやっぱり泣いてしまった。
それでもあのとき、おにぎりノドにつめて死ななくてよかったなあと、いま、そんなふうに思う。
なぜなら、いま、こうやって気軽に本を貸してくれる友人がここにいる。それを感じることができる。そして、ぼくはいま、ちくわに詰めるのはキュウリがいいのかチーズがいいのか、ナスは田楽と揚げびたしのどちらを奨めるのか、寿司屋で卵焼きを食べるべきなのか否か、そんなことを熱くもなく語ることができることの嬉しさを知っている。
だからぼくは、うっかりと誰かを傷つけてしまうようなことをしたくない。気づかないうちに自分の力を超えることをしてしまいたくない。
そんなわけで、ぼくは何も感想とかいわずに、この本を返そうと思う。こんなことを喋らないために、ちょっとだけ皮肉っぽい表情も見せるかもしれない。
みたいな内容で上司にメールした。電車内だからメールで失礼しますっていう文言もくっつけた。
御察しの通り仮病である。
言い訳をすると過去に実際にめまい、動悸、過呼吸で仕事に行けなくなった事が何度かあり、その時と似た精神状態だなと思ったので、めまいが起きたことにしたのだ。信憑性が無いのは知ってる。
今回は短期の仕事に就いた。過去半年以上同じ職場で働けたことが皆無で、長期予定で雇用されても結局半年働けないなら最初から短期で働けばええやんかと、自分なりに閃いて職を探し、仕事をもらった。
2年以上引きこもっていたため例え短期でも週5フルタイムは無理だと思い、できる限り短時間勤務ができるところを探していたはずなのだが、うっかり週3、1日7時間の仕事を1ヶ月することになってしまった。
正社員とかフルタイムでバリバリ働いている人にとっては十分短いのだろうが、週1、1日4時間ぐらいがいいなと思っていた自分には長時間すぎた。
決まった時点では「まあ12、3日間ぐらいなら7時間でもなんとかなるだろ」と深く考えなかった。考えないようにしていた。
今日が4日目の勤務日だった。初日は問題なかったのだが、2日目に聞いていた内容と全く違う業務をすることになった。非常に体力と気力を使い2年引きこもってた体は業務に追いつかずボロボロ。
以前の自分ならこの時点で「もう無理…死にたい…ODしてやる…」と過激にブッチかましてたところだが、多少成長したので「今回の業務は体力が持たないので続けられません」と申し出て、変えてもらうことができた。すごいぜ俺、ダメになる前に申し出ができたぜ、変わったなあ!
問題は3日目だった。
結局あまり変わらない内容の業務に就いて、まあこんなもんか…と思いつつ必死に体も頭も動かして働いた。頑張った。めっちゃ頑張ってた。
「ねえ、この程度ならもっと他のことも同時にやれるでしょう?やって?頑張ってよ、頑張って?頑張れるよね?」
「その手順は知りませんでした」とか「まだ難しいです」とか言えるわけもなく、ただ「はい」としか言えなかった。
この程度よくあることでしょ〜?と自分でも思わないわけじゃ無いんだ。ただ。
その後手を止めるわけにもいかずとにかく言われた通りに必死こいてたら、同じく必死こいてる別の新人さんに対して「頑張って」とベテランおばちゃん達が声をかけていた。
さっきのリーダーがその様子を見て「頑張ってる人に頑張ってって言ったって仕方ないでしょう!」と言ったのだ。
そうか俺、側から見たら頑張ってないのか、そうか〜。
とりあえずその日は最後までやりきった。
リーダーが近くに来ると体がこわばってミスをし、また注意された。過去の仕事や毒親のトラウマが蘇り発狂するかと思った。
そして4日目の今日。
前の晩から弁当を用意し、緊張して眠れないので筋トレとストレッチをして無理やり眠りにつき、6時に起きてバスで最寄り駅に行って電車を待っていた。
リーダーが身につけていたピンクのネームストラップが脳裏にチラつく。
頑張れるよね?の声が何度もなんども再生される。
今から来る電車に乗ってXX駅で降りて会社まで歩いてロッカーで着替えてチャイムが鳴ると業務が始まる。リーダーもやって来る。リーダーがいる空間で作業をする。リーダーが他の人と何かを話している。リーダーがこちらまで来て何か言って来るかもしれない。どれだけ頑張ってもまた頑張れと注意されるかもしれない。またミスをするかもしれない。今日は前よりずっと怒られるかもしれない。リーダーの目を気にしている自分がいる。頑張らなければならない。注意されてはならない。失敗してはならない。認められなければならない。ずっとずっと頑張らなければならない。今から夕方家に帰るまでずっと、いや残りの10日間ずっと、リーダーのいる空間で…
もうダメだった。冒頭に挙げたメールを送った。めっちゃ怖い顔をしていたと思う。浅く呼吸しながら改札を出てバスに飛び乗った。家に着いて冷蔵庫に弁当を投げ入れた。飼い猫が寄って来て何か訴えていた気がしたが無視して寝室のベッドに潜った。
これが今日の午前中の出来事だ。あれからメールの返事も電話も来てない。弁当はレンジで温めて昼に食べた。美味かった。
なんでこんなクズ増田を書いたかというと、誰かに聞いてもらって自己肯定して安心したかったからだと思う。「カウンセリング 今すぐ」とかグーグル先生にめっちゃ聞いたりした。良さそうなところは施術料10万とかしてあきらめた。
2年以上引きこもってる間、環境がずいぶん変わり、自分や他人との向き合い方も少し上手くなったかなと感じて、また仕事を始めたいと思った。
しかし結局自分は変わらず社会に馴染めないクズ野郎だった。さすがにもう昔のように「俺は悪く無い!社会が悪い!親が悪い!」なんて拗ねたりしないが、拗ねなくなっただけで、社会に適合できる人間になったわけではなかった。たった3日で辛抱たまらなくなる社会不適合者のままだった。自分のキャパを正しく測れず、結局追いつかなくなり周りに迷惑をかけるんだ。俺って想像以上に自意識過剰でデクノボウなんだな。
こんなクズでもなんとかなる仕事を見つけるか、対人、対社会への耐性の無さを根本的に改善するか。精神科も心療内科ももう行きたく無いよ。
さて、残りの10日間、どうするかなあ……
前々から思ってたいたけれど、郵便とゆうパックの区別がついてない人が多すぎる。
同じ郵便局内でも郵便は集配営業部、ゆうパックはゆうパック集配営業部と完全に独立していて全くの別物だということくらいは知っておいてほしい。
郵便は赤バイク、ゆうパックは赤の軽ワゴンと配達している人が全く違うのでよく見ている人は分かるはずだ。
ゆうパックならヤマトや佐川と同じ宅配便だから、再配達依頼がなくても3回配達するし、不在票にドライバー電話番号が書いてあって直接電話できるようになっている。
一方郵便物なら連絡がないなら再配達はしないし、配達員に電話なんかされても困るから不在票に電話番号なんか書いてない。宅配便ではないのだからこれは当たり前のことだ。
本来、集配営業部の仕事は、担当区域内の普通郵便物を郵便受けに入れるだけなのであって、郵便受けに入らずチャイムを押して呼び出す(更に不在なら不在票を入れる)というのはイレギュラーな行為だからである。
サービスが悪いと思われるかもしれないが、それだけ安いのだから仕方がない。対面配達が義務で、ハンコをもらわないといけない宅配便とは別物なのだ。
イメージとしては、赤バイクの郵便屋さんがハガキや封書、DMなどと一緒にアマゾンを持ってきてるという感じである。
なので、郵便受けに入るサイズなら当然チャイムなんか押さずに郵便受けに入れるし、受取人もわざわざハンコを押さなくていいから、この点に便利を感じている人は多いと思う。
あと書くの忘れてたけど、狭い担当区域を一日に何度もまわる宅配便と違って、広い担当区域を1巡するだけだから、電話されても再配達になんか行けないし、そもそも行くことが想定されてない。
そういうわけなので、文句を言うなら郵便局ではなく、配送料をケチったアマゾンに言うのが筋だろう。
最近は自分で荷物を受け取るばかりで送るということをしたことがない人が増えているのかもしれない。
参考までに書いておくと、同じ本を送るにしても、郵便は安価なレターパックやゆうメールなら300~400円だが、宅配便なら安くても600円程度で、通常は800円以上が相場となっている。2倍近く違うのである。
朝、早く目が覚めたので、
娘や嫁が起きないうちに朝食を作る。
「お母さんを呼んでおいで」
友だちと買い物だという娘と、
昨日は結婚式の打ち合わせの後、
お酒を飲んでそのまま帰ったと聞いている。
まだ寝ているかな、と
彼女はもう起きていた。
片手で鍵を閉めながら、
空いた片手で彼女の腰を抱き寄せる。
9月にはこの部屋を引き払って、
あと数回で終わるのかな。
「もうすぐ結婚なのに、いいの?」
そう尋ねると、彼女は「いいの」と
甘えた声で顔を胸に埋めてくる。
ゴールラインが設定されたことで、
またじっくり堪能するようになった。
ひとしきりイチャイチャした後、
昼過ぎまでうたた寝。
軽くメイクを整えただけでも、
やっぱり彼女は美しいなと思いながら、
ビールを飲む。
16時過ぎに向こうの家を出た。
家に着くと嫁も娘も帰ってきていた。
嫁に「おかえり。どこ行ってたの?」と聞かれ、
と答える。
食後は、娘が買ってきた服を
次々に着替えて見せてくれた。
同じように躍った嫁の姿が、
次に、打ち合わせでウェディングドレスを
試着しているであろう、
彼女の美しく晴れ晴れしい姿が重なった。
その後、2年ほど疎遠になっている大学時代の友人に
メールを1通送り、
布団の中で読みかけの本をめくって
1時過ぎに寝た。
仕事は休みだし、昼過ぎまで寝る所存だったけれども、目はパッチリだった。
そうだそうだ、お散歩ついでに買い物しちゃおう!
と思いついたのはいいけど、いつものローカルスーパーは9時から。さすがに朝の5時からやってるとこは、24h営業してる西友しかないので、恐る恐るデビューした。
なんで西友にいかなかったかっていうと、ちょっと遠い。歩いて10分か、20分かの違いが、結構大きい。(田舎住みです、、)ウォーキングに勤しむ老夫婦に挨拶しながら、車の少ない道を歩いた。結構疲れた。
やっとこついた。人がいない!当然?とりあえずいつも買ってるものをぽいぽいカゴに入れて、いつものスーパーじゃ見かけない輸入菓子にロマンを感じた。二回迷って…ぽいっと入れた。
広くていろんなものがあるスーパーは、あれこれ迷って疲れるのでいかないようにしていたけれど、たまに行くとこんなに楽しいんだ。浮かれた気分でカゴに色々入れてしまうのも怖いので早めに会計に向かった。
時間も時間なので、品出しで店員さんが出払っていて、レジには誰もいない。どうしよーと思ってキョロキョロ。レジの方をよく見るとチャイムが置いてある。品出し邪魔するのやだな でもまあ客だしね!と思いながら、ピンポーン。店員さんが走って来た。そんなそんな、急いでないし歩いて来ていいよ!
そんなこんなで会計を終えて、お釣りとレシートを受け取る。なんと!幅が広い!
でかい!
また、早起きしたら行ってみよう!
こんなことだけでご機嫌の一人暮らし1年目であった…。
アプリを開発するからには、自分も他社アプリを使いこまなければ、
いいアプリというのは開発できないと考えている。
本題に入る。
まず、バックグラウンドを書いておこう。
私は男である。
おもしろおかしく書こうと思えば、いくらだって書けるんだろうけど、
それは絶対にしたくない。
この先、ゲイの方やその他の方にとって、失礼な気分になる記載があるかも知れないが、
自分のブログで書いても良かったんだけど、アドセンスに弾かれるのは目に見えているので、
これまで、フェラチオをお願いしたことは多々あり、
端的に言って、フェラチオをされることは大好きだった。
この前、ふと気がついたのだ。
こんなひどい話はあるだろうか?
自分の快楽のためだけに、自分がどのように行うのか分からない行為をお願いするのは。
竿あり・なし、玉あり・なしの嬢がいて、
竿あり・玉なしの嬢をお願いした。
待っていると部屋のチャイムがなり、すらっとした美女が立っていた。
道ですれ違ったとしても、綺麗な女性だと思うだろう嬢であった。
あと、すごい良い匂いがした。
まず、嬢には
・もしこのようなお願いが失礼だと感じたら、お金は払うから帰ってもいいということ
・人生の幅を広げたいので、今回、お願いしたということ
を伝えた。
もし、失礼だと思ったら、帰って良いというと、
「別に気にしない」という回答だった。
そうか、嬢にとっては客の1人でしかなくて、
どう考えているとか、なぜここに来たとかどうでもいいよなと笑ってしまった。
「してほしくないことは絶対にしないから、言ってくれ」と伝えると、
「分かった」と高い声で返してくれた。
裏側を玉と接している部分とする。
そうか、男が息子の表側だと思ってた部分(上側)は、
女性にとっては裏の方とも取られかねないなと思った。
裏の方を重点的にお願いしますと言っても、
表側を責められてしまい、なに考えてんだと思っていたが、
その理由が分かった。
フェラチオをする側にとって、見えている部分は裏側であることが多いのだ。
あ、そうか、そういうことか。と思った。
体験してみて、本当に良かった。
すごく綺麗な嬢であったため、全く問題なかった。
魅力的な女性に息子が付いている感じだ。
一番、気になっていた部分であった。
してもらったことは多々あるため、うまくできると思っていた。
しかし、全く違った。
歯を立てないようにするのが、本当に難しかった。
顎、首、口の負担が異常すぎる。日常生活で味わったことがない疲労感だ。
おばあさんの真似(上下のくちびるで歯を隠す)のようにしなければ、歯を隠すことができない。
ずっと口を不自然な形で大きく開けながら、顔を動かす。
また、フェラチオをしながら興奮する女性もいると思っていたが、
ほとんどいないと思う。だって辛すぎる。こんなこと、2分もしていられない。
私はこんな苦行を、当たり前だと思ってお願いしていたのだ。
嬢とはシャワーを浴びて、消毒液で一緒にうがいをしたのちに別れた。
「ありがとう」と伝えると、「こちらこそありがとう」と返してくれた。
思春期から女性ホルモンを打っていて(これ高いと思っていたが、1回1000円くらいだそうだ)、
悩んだ時期もあったが、去勢をして(玉を取って)、今は都会に出て、
女性として生きて行くことができて、嬉しいと言っていた。
そして、今まで私にフェラチオをしてくれた人にも幸せになってもらいたい。
これからフェラチオをしてもらったら、せめてその5倍くらいはお返ししたい。
初めて、フェラチオをしてくれたことへの心からの感謝ができるようになったのだ。
そして、フェラチオを当たり前の女性からの行為だと思っていて、
先月、彼女からのバレンタインチョコが郵便(ゆうパック)で送られてきた。
一応最速だと14日に到着予定の一番遅い時間指定にしてもらって、
14日は無理やり早めに仕事を切り上げて家で待機してたけど21時過ぎまで待っていても届かなかった。
Webで確認できる配送状況的にいけそうかと思ったけど今日は来なかったなー、
今日早く帰らせてもらったからもう家では受け取れないし、また郵便局まで行くよ、みたいなことを彼女とSkypeで話していたら、
23時過ぎにチャイムが鳴って「遅くなってすみませんでした」と言いながら配達おじさんがチョコを届けてくれた。
正直今日はもう来ないと思ってたので驚いたし、それでなくても23時にチャイム鳴らすのもそれはそれでどうかと思うけど、
完全に疲れ切って死んだ目をしている配達おじさんを見ると、いえありがとうございます、ご苦労様ですと軽く声をかけることしかできなかった。
品名のところにお菓子・チョコと書いてあったので、バレンタインの品っぽさが出ていたから、
だいぶ無理して(普段なら一度持ち出されてもしれっと局に持ち帰られたりしている)配達してくれたんだろうかと思うと大変ありがたいと思ったのだけれど、
お菓子を頂きながら、彼女ではなく配達おじさんの疲れた顔や他の配達はもう終わっただろうかという心配ばかりがチラチラ浮かんでちょっと困ってしまった。
もう、35歳になるからな。
そろそろ大人になりたいと思って。
ガンガン声をかけられるということだったけど、
「お兄ちゃん、ええ娘おるよー!」
「どうぞー、いらっしゃい、お兄ちゃん、近くまで来て見てみいなー」
「デビューしたての新人のかわいい娘やでー、お兄ちゃん来て来て!」
次から次へオバちゃんたちの呼込みの声が飛んできて
右も左もかわいい子ばかりで
めっちゃ迷ったけど、最終的には
「来てくれてありがとう、お二階へどうぞ。」
とオイラを案内してくれて、
すでに明かりは落とされて薄暗くなってて、
有線のJ–POPが流れてた。
「飛田来るの初めてやねん」
と関西弁で言ってみたら、
「そうなんだ~!じゃ、最初に詳しく案内しといた方がいいよね?」
と言って丁寧に料金システムを教えてくれて、
「はじめての飛田だし、なんか緊張してしまってるから早いかも。」
料金を渡して云々の事務的なことを終えた後、
服を脱いでいよいよプレイ開始!
Aちゃんはチューと指入れがダメなんだとか。
それだけでオイラの股間はビンビンに。
股間をビンビンにさせたまま布団の上に横になると、
丁寧に清めていく。そしてスキンを装着。
ただ、スキンがきつかったんだよな。
つけてるだけで刺激になってたしね。
まぁでもなんとかなるでしょって思ってたんだけど、
ならなかった!。
で、もうひとつ誤算だったのが、
どっちが言い出したかは忘れたけど、
クレヨンしんちゃんの話してる間、
ずっとしごかれてたもんだから、
けっこうオイラのナニは刺激され続けて
スキンもきつかったしな。
だから、
「じゃ、そろそろいれよっか」
そのまま出ちゃいましたとさ。。。
童貞捨てるつもりだったのに
手コキでイッてしまったなんて最悪じゃん!
って凹んでると、
そっとAちゃんがハグして慰めてくれた。
惚れていまいそうやないか!
20分16000円。
童貞捨てれたら安かったんだけど、
でも、飛田新地へはまた行きたい!