はてなキーワード: 賢明とは
私は子ども好きじゃなかった。どう接したらいいかわからないし、体力についていけないし、一緒に過ごしてて退屈だし、あまり興味もなかった。結婚しても子どもはまだいいよね、授かり物だからね、みたいな話を夫として、そのままセックスレスになった。
でも高齢出産と言われる35歳にいよいよ近づいてきて、このまま子どもができない人生かなあと思いつつ、なんとなくこの日が排卵日かな、という日に合わせてセックスしたら、できた。
それから無事産んで、いろいろ調べて、あれ、今の日本って子ども育てるのに向いてないじゃんとなった。
みんな子どもに冷たいし、興味もない。個人的な話だけでなくて、社会的に。議員の人が子ども産めっていう割には安心して産める社会になってない。お金がなくちゃ子どもは育てられない。子どもに対して受けられる助成金だって雀の涙。
コスパが悪いから子ども作らないという皆さんは賢明だな。産む前から調べた上でコスパ悪い、と判断できるだなんて。私は子どもができるまでよく調べもしなかったよ。なんとかなるだろうみたいな。当然ひとり目でいっぱいいっぱいだから二人目はないだろう。
実際産んでみたら子どもはめちゃくちゃかわいい(顔は人並みだけど)し、子どもが好きになったけど、こんな時代に産んでごめんね、とふと思ったりする。あとは自分で生きていく力が持てるように育てていくことしかおかあさんにはできない。
会議名をちゃんと書けば良いと思うんだけど、やっぱりコミュニティが狭いから大変なんだろうな。
"ソフトウェア工学"は "工学"って名前に入ってるし、工学のフリをしているけど、成り立ちは社会学に近い。
その上で、議論しているので厳密な話なんて出来るはずもなく...
とりあえず適当に学問の特徴的な所を述べておく。社会学だなぁと思っていただければ。
他にもいろいろあるけど、長くなるのでいったんこれで留めとく。
昔のプロセス管理(図と人の管理)時代からの習慣として、再現性が無くても真実っぽい考察のある知見ならOKってのがある。
プロセス管理は方法論が社会学由来なので、ソフトウェア工学ではベースになっている。
プロセスを完全に再現なんて、どうやってもやりようがないのだから。
これは実践的ソフトウェア工学なんて名前を付けても変わってない。
汎用的な提案をして、評価対象だけに特殊化したりしても問題ない。
評価のための実装ですと書いていた場合、評価対象毎にチューニングしてても良いのだ。
コンピュータを使う研究者なのであって、プログラミングが出来る必要がない。
学問自体には、現代的なプログラムを書く/ソフトウェア開発をするモチベーションが無い。
某エントリのようなソフトウェア関連の研究してるのに oo が使えないなんて...ってはなしになる。
システマティックレビューやサーベイは検証ではなく現状追認にしかならない。検証しようがないのだから。
理工学の延長線上として見るからダメなのであって、社会学としてみれば問題はない。
実際とかけ離れてて、役に立たちにくいのは社会学だからでいい。
電車やホテルで中国人を見かける機会が非常に増えてるが、彼らは非常に騒がしい、と感じる。
が、ただの印象論の可能性が大だし、これを主張したところで賢明なはてな諸君に「主語がでかい」「レイシスト」と馬鹿にされるのがオチだ。
印象論か実際にそうなのか検証する材料として、いくつかの仮説を立ててみた。
我々は個別事象を一般化する傾向があるが、これが誤った認識を生むことがある。中国人は別にうるさくないのに、たまたまうるさかった中国人を一般化して捉えてしまっている可能性がある。これを「母集団バイアス」と呼ぶことにする(他に適切な用語があったら教えてくれ)。
同じように騒がしい日本人や外国人がいたとしてもあまり気にしない一方、中国人のみ気にしてしまっている可能性がある。これを「レイシズムバイアス」と名付ける。
ウ)実は中国人ではない
アジア系の外国人を「中国人」と捉えてしまっている可能性もあるだろう。中国語とと韓国語の区別はつくつもりだが、他の言語となると自信はない。そもそも「中国人」「中国語」の定義とは何か、から議論を始める必要があるかもしれない。
訪日してる中国人がウェイ系で騒がしいだけかもしれないし、家族連れが多ければ会話も多くなるだろうから騒がしくなるのは必然かもしれない。このあたりは訪日中国人の数や属性のデータを当たることから始めるべきか。
二か国語の間に発音や語数、語感の差がある場合、不愉快に感じやすい、ということもあるかもしれない。これを便宜的に「言語ギャップ」としよう。日本語と中国語の間に言語ギャップが多いために「騒がしい」と感じる、という説も考えられる。
…というわけで具体的なデータや先行研究を調べずにざっと仮説を並べてみた。
賢明で聡明で思慮深いはてな諸君なら有意義なデータや先行研究、反論を提示してくれるだろう。あいにく私は昼寝の時間なのでね、この辺りで失礼するよ。
私はフルメタはアニメ1期の時に惚れて、それまでラノベは一切読まなかったにも関わらず原作にハマったタイプの人間です。
ふもっふ(アニメ2期)やTSR(アニメ3期)も楽しく拝見していたが、その後アニメの音沙汰がなくアニメ新作に期待しながら余生を過ごしていました。
そんな中、TSRが放送された2005年の10年後、の2015年に新作アニメが発表され胸を踊らせていました。
翌年には製作スタッフが発表され、京アニじゃないのかーというのが率直な感想。まあ、近年の京アニの傾向と違うのかなーと。
それでも名の知れたスタッフによる気合の入った制作陣の発表に期待していました。
有名原作が故にクオリティのハードルが高くて、さらなるクオリティの向上を目的として延期したのかなーと、プラスに考えていました。
そして半年後、2018年の春についに待ちに待ったアニメ放映!
おなじみの声優陣。
それまでのフルメタは日常と非日常が交差した話だったけど、フルメタIVからの話はその日常が破壊され、絶望の中で足掻いて希望を求めていく話。
原作を読んでいた時は「えー!」とか「このあとどうなるんだろう!」というドキドキした気持ちだったことを思い出しました。
アニメの序盤はそれまでの期待もあり、とても楽しみながら拝見していました。
そして突然の別れ。
よくある展開ではあるが、リアルな描写と演出により胸が熱くなります。
更に追い打ちをかけるのが、宗介の所属している軍隊ミスリルが襲撃されて解体。
隊員が散れ散れになるという絶望的な展開。
そして、突然の総集編。
一度放映延期したにも関わらず総集編?
よくわからなかったです。
プラスに考えると、それまでの展開が複雑で説明が必要だと考えたのかな・・・という気持ちもなくはない。
その次の話は個人的にすごく好きな話。
それまでは超ハイスペックな最新鋭AS、アーバレストに乗って強敵と戦っていた宗介だが、
ASは精巧な3DCGによって描かれているので、きれいでかっこいいけど渋い感じはない。
このときの舞台はハードボイルドな世界観なので、うーん・・・といった感じでした。
そしてちょっと期待はずれだったのがこの後の展開、闇バトル。
大好きだったので期待が大きすぎたのかもしれないです。
強敵を倒しながらゴールを目指していく展開。
宗介の操縦テクニックはかなりのものだけど、次世代のASとの戦闘では一筋縄ではいかない。
ASはマッスルパッケージと呼ばれる、伸縮するワイヤー?を束ねた筋肉のようなもので体を動かしています。
敵ASの攻撃による被害や、想定を超えた無茶な操縦によりマッスルパッケージが一本、また一本と引きちぎれていく。
装甲も破壊されてボロボロになりながらもなんとか敵ASを殲滅することに成功するが、その時にはサベージのマッスルパッケージは完全に引きちぎれて動かなくなってしまう。
ともに戦った愛機が満身創痍になりながらも最後まで活躍する、いい話です。
アニメでは (個人的に重要だと思っていた) マッスルパッケージに関する描写はありません。
3DCGを使うと完全な状態の表現は得意だけど、徐々に破壊されていく、という表現をするのは難しかったんだと想います。
原作の賀東さんは無念だったんじゃないでしょうか。
1クールで2回も総集編をする作品は他にあったんでしょうか・・・。
その後は物語も佳境に。
と思ったらテレビ放映終了。
4クールくらいやると思ってたので衝撃。
呆気にとられました。
その後、製作が遅れたことで放映できなかった残りの2話を特番で放映したけど、
続きはまた今度。
うーん、最初の期待が大きかったからか尻すぼみで期待感が薄れていきました。
でもおもしろかったですよ!
発表時点では鳴り物入りで作られることになったという印象だったので、少し残念でした。
元々フルメタは円盤やグッズが売れない作品として有名だったので、資金調達ができなくなってこういう結果になったんですかねー。
人気があるだけじゃ商売は成り立たないんですね、勉強になりました。
引き続き、続きに期待します。
今年はじめに、車で30分弱のところに「いきなりステーキ」が開店したという話を聞いた。
新しいものがほとんど入ってこないこんな田舎にどうして、と思ったが、
この話に心を踊らせて、休日に車を飛ばし、開店してまもない店で食べたリブロースステーキの味を今も明瞭に覚えている。
私は東京で学生時代を過ごし、地元に帰って仕事をしている社会人2年目の男だ。
大学3年のころ、借りていたアパートの近くにできた「いきなりステーキ」に週一度は通っていた。
比較的時間のある文系の大学生だったので、よくランチタイムに匂いがついてもいいような半部屋着を着て、ワイルドステーキを喰らっていた。
が、色々あって田舎にUターン就職をすることになり、いきなりステーキから足が遠のいてしまった。
インドアな趣味で、出張などない仕事をしていたので、働き始めて1年近く「いきなりステーキ」に行かない日々を過ごした。
そんななか喰ったステーキは、最高の味だった。
それから、毎週のように通いはじめた。
毎週同じ時間に同じメニューを頼む人として、店員に顔を覚えられ、私と同じような動機で店に毎週通う肉食女子と友達になった。
家族を連れて行ったとき、普段は寡黙な親父がハイテンションになったのもいい思い出だ。
「いきなりステーキ」に行くことは、週に一度の楽しみだったのだ。
西日本豪雨だ。
店舗があった場所が水没しやすい場所だったため、大雨で氾濫した川の水に店舗は浸かってしまった。
一帯の店舗は同様に水に浸かり、一時的な閉店を余儀なくされた。
そして、1ヶ月と少し経った今でも、多くの店はいまだに閉店したままであり、
地元住民の間では、今回水没した多くの店は今後再オープンしないのではないかと噂されている。
それは、仕方のないことなのかもしれない。
今後人口は増えないと言われているまちだし、この地域に大雨や地震という災害は確実に起こり大きな被害を受けると言われている。
企業側からすればこの機に撤退することは、賢明な判断なのかもしれない。
だが、そうなったら、とても悲しい。
と
を書いた増田です。すいません、この2つですが、書いたのは実は同じ増田です。
どのくらい反響があるかを前の増田の影響がない状態で見てみたかったので、2つめはあえて文体を変えて書いてみました。
ばれるかなと思ってドキドキしていたので、今のところ同一人物じゃないかという指摘がなくて良かったです。
今回、東京医大の事件によって、医療界が抱えている大きな歪みが一般の人の前にも明るみに出たので、いい機会だと思って普段なんとなく考えていることを文章化してみました。
読み返してみると2つとも無駄に長いですね。
現代の医者の性かもしれませんが、できるだけ状況を丁寧に説明して相手に選択してもらうような考えが染みついてしまっているので、ぐずぐずまとまりのない文章になってしまいました。
まぁ、もともとまどろっこしい性格なのですが。
こんな長い文章なのに、多くの人に読んでブックマークしてもらってうれしかったです。
あんなにたくさんの増田がある中で拾われるなんて、増田ウォッチャーの方は本当にすごいですね。
たくさんいただいたブックマークのコメントを読んで感じたのは、やはり医療現場の外にいる人に医療現場のことをわかってもらうのは難しいということです。
別にすべての人にわかって欲しくて書いた訳ではないですが、中にいる人間としては、そんなに単純な話ではないんですと思うコメントもたくさんありました。単純に私の伝える力がヘボいだけかもしれませんが。
その現場の中にいる人にしかわからない空気感があるというのはどの分野でもある程度同じだとは思いますが、病院はどうしても病気の人と病気を治す人という特殊かつ閉じられた環境になってしまうので難しいです。
風通しを良くするために、他力本願で大変申し訳ないですが、こうすればいいという考えを持たれている、他の分野、特にはてなユーザーに多数いらっしゃるであろうITエンジニアの皆様におかれましては、ぜひ病院という環境に飛び込んで、自分の分野を活かした医療環境の改善プランを提案していただきたいものです。
ニーズは非常に高いので、ビジネスチャンスはたくさん転がっていると思いますし、なにより実際に環境が改善されれば現場の人間に非常に喜ばれると思います。
さらに、現場の環境の改善はそのまま患者さんに提供する医療の質の向上につながります。
みんな大喜びです。
可能であれば医師側から何か提案したいところなのですが、医師、特にマネージメントに関わるような立場にある医師は、結局その技術で何ができるのかと言うことまでキャッチアップできていないことが多いので、そもそも活用法を思いつきません。「IT活用して何とかして」とか言われたらみんな困るでしょう。
医療者がAIも含めたITリテラシーを高めるのと合わせて、IT側もビジネスチャンスと考えて積極的に医療に関わり、その高い技術力を活かしてもらいたいものです。
偉そうなこと言ってないでお前も何とかしろよと言われそうですが、卒後10年弱で中堅に入りかかった程度の小児科医としては、増田を書いて少しでも理解の裾野を広げることと、自分の周りの環境を何とか良くする程度しかできることがないのがつらいところです。
最後に、前2つの記事ではできるだけフラットな立場で読んで欲しかったので、自分の考えをあまり書きませんでしたが、「結局増田は解決法についてどう考えるの?」というコメントをいくつかいただいていましたので、自分の考えを書いておきます。
前もって断っておきますが、例のごとく非常に長いです。すいません。
今回の事件に限らず医学部入試に黒い噂がつきものなのは、大学の医学部医学科に入学した人のほとんどが医者になるという現状が原因で、これが諸悪の根源です。
つまり、入試不正をなくすためには、ほぼ入学ゴールという現状を変えなければいけません。
すなわち、医学部入学者を増やして医師教育の入り口である医学部入学の門戸を広げて、代わりに国家試験という出口で医師の数を調整する、という方法です。
大学医学部に入れたところで医師になれるかどうかはその後の自分次第なので、不正をしてまで入学するメリットは大幅に減ります。
出口を国家試験にしてしまえば試験による不正は基本的には起こらないはずです。(このご時世なので何があるかはわかりませんが)
現行のペーパーテストのみの国家試験をより実践的なものに変更する改革と合わせれば、現場に出る医師のレベルもある程度保証できるはずです。
国家試験が受験者の大多数が合格できる試験でなくなり、さらにより実践的なものになれば、各大学間で合格率に大きな差が出ることになると思いますし、大学間での競争も活性化されて問題のある大学は淘汰されていく流れになるかもしれません。学生も競争にさらされてしっかり勉強するようになるでしょう。
さらに、医学教育の出口で医師の人数を調整することにより、入り口で調整している現在より速いスピードで医師の需要の増減に対応できるようになります。
問題点としては、医師になる教育を受けたのに医師になれない人が多く発生することです。タイミングによっては、氷河期みたいな現象が起きてしまうかもしれません。
医学生にとっては、大学に入ってしまえばほぼ医者になれる現状に比べてかなり厳しい状況ですが、世の大学生や大学院生たちは、就職においてかなり熾烈な競争を行っているようですので、現状が甘やかされすぎです。
ただ、医師になれなかった学生の受け皿は必要です。医師に準ずる知識や技術を持った非医療職というのはある程度の需要があるとは思いますが、どこまで一般の企業などがそういった人材を、しかも国家試験に落ちてしまった人材を欲してくれるかは疑問です。
準医師みたいな資格を作って病院で働くというのも一つかもしれませんが、どういった制度設計にするかは十分な議論が必要です。
とにかく、国家試験に落ちてしまってもすべて自己責任としてしまうのは今の日本ではちょっと受け入れ難いと思いますし、この辺りは検討の余地が多数残っています。
他の問題点としては、やはり大学の負担が増えることでしょうか。
大学時代によく言われたことですが、医者を一人育てるのにはお金を含めた莫大なコストがかかっているそうです。
国公立大学は言わずもがなで多大な税金が投入されていますし、私立大学でもある程度は学生の授業料でまかなわれているものの、少なくない税金が投入されています。
その税金を、医師教育として医者にならない(なれない)人のために払うべきなのかというのは議論が分かれるところだと思います。
国公立大学でも学生の負担を増やすのは一案だと思いますが、結局お金持ちしか医師になれなくなっては本末転倒ですし、アメリカのように借金してでも大学に入ったのはいいものの、最終的に医者になれなかったのでは救いのかけらもありません。
現状では大学の教員は診療・教育・研究を一手に引き受けており、学会活動なども含めて多忙を極めています。
ただでさえ手薄な教育なのに、これ以上にリソースを割けと言われると行き着く先は地獄です。
解決策は大学教員を増員して診療・教育・研究のうち得意な分野に専念させることですが、そんなことができるお金のある大学は日本には存在しないでしょう。
やっぱり先立つものは金です。
最初の増田に書いたように、医師の労働環境改善は女性だけの問題でなく、今後は男性医師にとっても重要な問題となってきます。
特別に女性が働きやすい環境を作る必要はなく、性別関係なく医師が働きやすい環境を作れば、その結果として女性もあまり無理なく働ける環境になると私は考えています。
そのためには、賢明なるはてなユーザー諸氏と同様に、医師の数を増やし、医師の業務を他の職種に移譲できるものは移譲し、病棟業務については複数主治医制にすることが基本的には必要だと思っています。
この3つのうち根本的かつ最も強力な改善策は医師の増員だと思うのですが、いかんせん現在の制度では増やそうと思ってもどうしても10年近いタイムラグが生じてしまいます。
軍隊みたいに予備役みたいな制度があればいいんですが、医師に関してそんなバッファーを用意できるほどこの世の中に余裕はありません。
増えた頃にはAIの進歩によって劇的に医師の業務はスリム化されていて、既に多くの医師が用なしになっているという未来も想定しておかなければいけないことを考えると、現実的には、今から医師を増やすよりはAIの進歩を待つ方が良いのではないかと個人的には思います。非常に悩ましいところです。
また、医師を増員する場合は、増員した医師の診療科と勤務先が偏ってしまうと増やす意味がないので、国家試験の成績など何らかの形でそれらを制限する仕組みが必須です。
むしろ医師を増やさない場合でも、今後の医療においてこの仕組みは必須になってくる可能性が高いでしょう。
これから医師を目指す学生諸君にとってはこれも厳しい話ですが、医者が好きなように診療科と勤務地を選べる時代は終わったと諦めるしかありません。
業務量の減少に合わせて個々の医師の給与は減ることになると思いますが、総量規制で「人数を倍にしてやるから給料半分な」というのはさすがに厳しいですし、それなりの人件費の増加は免れないでしょう。
また、上にも書いたように医師を増やすことで大学の育成のコストも増加します。
やっぱり先立つものは金です。
私の給料が減ることについては生活に困らない程度までは我慢しますので、国民の皆さんにも納得していただいて、増税のうえ健康保険料の値上げと医療費の自己負担割合を上げさせてもらうしかありません。
医師の業務を他の職種に移譲することについては、現在も徐々に進んできていると思いますが、現在既に忙しく働いている医療者に業務を移譲しても仕方ないので、やはり追加の人員を確保することが問題となります。
医師を雇うよりは人件費は抑えられると思いますが、日本全体で考えれば結構な人件費の増加になるでしょう。
また、処置にせよ事務仕事にせよ、医師の負担を減らせる程度までの業務を移譲するためには、相手にもそれ相応の医療知識や技術が必要です。
その教育や育成にも金銭的・人的コストがかかります。やはり先立つものは金ですね。
カネカネ言い過ぎて、賢明なるはてなユーザー諸氏に「医療現場の問題は放っておこう」と思われないか心配になってきました。
とは言え、退院サマリを書けるくらいの医療知識と高い事務能力を備えた人材がいれば、病院においては引く手数多だと思うので、そういった人材を育成して派遣する会社を作れば儲かりそうです。実はビジネスチャンスなのかもしれません。
複数主治医制についても基本的に賛成です。医師がある程度安心して病院を離れるためには必要な制度だと思います。
「主治医団のメンバーすべてが同様の能力を持っている訳ではないこと」、「チームのメンバーのうちA医師にはできることがB医師やC医師にはできないこともあること」、「緊急時を始めとして常に望む相手の診療が受けられるわけではないこと」。
理性的なはてなユーザーの皆様には理解しがたいことかもしれませんが、この当たり前とも思えることを納得して受け入れてもらうことすら難しいのが医療現場の現状です。
2つめの増田に書いたシチュエーションはほぼ実話で、同じようなことは重症度は違えど年に数回は起こります。複数主治医制での別の主治医とではなく、当直医との間においてですが。
もちろん、実際の状況はあんなに単純ではないので、自分が主治医側の場合もあれば当直医側のこともあります。
私は小児科医なので、実際に起こっていると言うことは、あの場で急変しているのは子どもです。生後1ヶ月に満たない赤ちゃんのこともありますし、中学生のこともあります。
いずれにせよ、急変した我が子を見て、このまま我が子が死んでしまうかもしれないと言う状況で「これも運だから仕方ない」と冷静でいられる人はいません。A医師を呼んで状況が改善する可能性があるのだったら「A先生を呼んで!」と言わない親は現実にはいません。そんな親はみたことがありません。
別にそれが悪いと言っている訳ではありません。自分がその親の立場だったら言ってしまうと思います。
ただ、その希望が常に叶えられるものではないことくらいは理解して受け入れてもらうのが、複数主治医制が根付くために必要な前提条件だと思っています。
簡単そうに思えるかもしれませんが、現場においては本当に難しいことです。
患者さんやその家族が、多くのはてなユーザーの皆さんのように、正しさのためならC先生で我慢するか、と思える方ばかりならいいのですが。
この前提条件が成り立たない状態で複数主治医制を実施すると、前の増田に書いたようなことになって、優秀な医師が病院を離れられない空気感ができあがりA医師が疲弊するだけです。
また、複数主治医制を機能させるためには、どうしても1つの医療機関にそれなりの数の医師を集めなければいけません。
上にも書いたように、医師の増員にはどうしても時間がかかるので、さし当たっては医療機関の集約化を行うしかありません。
中規模の病院を中心に統廃合が行われた結果、中規模以上の医療機関へのアクセスが悪化し、患者さん側にはご負担をおかけすることになると思います。
医師の労働環境改善のための患者さん側の理解という点では、医師の時間外の仕事を増やさないように協力していただくことも重要です。
夜間・休日の不要不急の受診を控える、平日の日中以外に病状説明を求めない、この2点で小児科医の労働環境は結構改善すると思います。
子どもの医療費の自己負担額は多くの自治体でただ同然なので、その受診で人件費を含めてどれくらいのコストがかかっているか無頓着な方が少なからずおられます。
金銭的・時間的にアクセスが容易だから夜間・休日でもとりあえず受診しておこうという姿勢は、上に書いたように医療費の高騰や医療機関の集約化を通してその容易なアクセスを崩壊させ、結果的に自らの首を絞めます。
もちろんどうしようか非常に迷った上で受診して、ひどく申し訳なさそうに診察室に入ってこられる保護者の方もたくさんいますし、小児科に関しては子どものことなので、もちろん心配であれば夜間でも日曜でも受診してもらったらいいのですけどね。
<AIについて>
AIは将来的に医療の様々な分野において医師の業務を助けてくれる存在になると思います。しかもAIの素晴らしいところは、いったん開発してしまえば計算機に電気さえ食べさせていれば文句を言わずに働いてくれるところです。もちろんメンテナンスは必要ですが。
上に何度も書いたように、先立つものは金というこの世知辛い世の中において、人件費がネックにならないのは非常にありがたい存在です。
咽頭の画像を撮影して、その画像からインフルエンザかどうかを診断するAIを作っているベンチャーの記事をどこかで読んだ気がしますが、そういった特定の疾患かどうかを診断するようなAIは実現が間近のようです。
一方で、多くの人がAI診療と言われて思い浮かべるような、患者情報をインプットすることで自動的に診断や治療法などをアウトプットしてくれる夢のようなAIはまだまだ実現は遠そうです。
そういったAIを実現するための最大の課題は、我々医師が診察の現場において収集している情報のうち数値化や言語化が難しい情報を、どのように計算機に Permalink | 記事への反応(10) | 23:00
傍から見たらクズみたいな男ほど、不思議と女に切れ目がなくて30手前で結婚したりする
一方で、そこそこの大学を出て、そこそこの企業で、そこそこの給料を貰ってるのに10年も彼女がいない奴もいる
これには、ちゃんと理由がある。根拠のない自信の有無、これが大きい。
幼い頃から欲しい物があれば万引きを繰り返していて、それを武勇伝として自慢話にしているし
タバコ代を使いたくないから、周囲に対して500円の寸借詐欺を繰り返し続けている事を、こんな風に自慢する
「初めのうちは3,4回程度借りたら、1回にまとめて1000円程度を返すんだ。そして段々と返す間隔を広げるんだよ。
そうしたら馬鹿な連中は、器のでかい自分を見せたいのか、幾ら貸してるか覚えてもないのか、相変わらず金をくれる。
そういう馬鹿が何人かいれば、たばこ代には困らないw子供だからと万引きを見逃す馬鹿と同じだw」
とまぁ、クズの極みだ
ゴミの分別なんてしないし、ゴミの日も守らないで適当に出すが、出せばいい方で出さずに家中ゴミ袋だらけにしてる時もある
夜中に大騒ぎする事も日常的だから周辺住民とのトラブルだって絶えない
真っ当な教育なんぞ受けてないから、仕事は出来ないし、信用もされてないから簡単な仕事しか出来ない
金はパチンコに消えてなくなって貯金なんぞないどころか、資産運用なんて単語すら記憶にない
モテる為に見た目には気を使って、手間をかけているからってのは当然としてだが
他人を見た時に常に自分よりも劣る所だけを見るし、自分は正しいという確信に満ち満ちているし
どんな大きな夢も目標も、それが嘘だとバレる事に引け目なんてないから、自信満々に語れるから
一見すると横柄に見えるその態度も自信の表れに見えるし
クズだから、抱きたい女がいれば、どんな強引な手も躊躇いなく選んでしまえる
一部の、そして大半の女ってのは、こういうのに弱い
1流の大学を出て、それなりに知られた企業に勤めている奴は、自分よりも優秀だったり優れた能力を持った人間を見ている
だから自分の程度を知っていて控えめだし、同時に自分に足りないものを自覚して学ぼうとする
謙虚で、そして賢明な姿ではあっても、控えめな自己評価は自信のなさに見えたりする
同時に女性に対しても、あくまで控えめに謙虚に相手を尊重した態度を取って「いい人」だと言われてしまう訳だ
周囲の連中を圧する事が出来る能力を持った一部のエリートと同じような強い自己肯定感をクズは持っている
そして同じように押出が強く、有り余った性欲で女を押し倒していく訳だ。だからモテる。
周囲を圧倒する能力のある真の自信に溢れた人間になる事は難しいだろうが、クズ要素を身に付けて偽の自信に身を包むのは簡単だ
謎の自己肯定感に溢れているサイバーエージェント系男子を目指そう
スタートアップベンチャーでウェーイって感じを出せばいいw 高い技術力、優れた専門知識なんて求めるな
サイバーエージェント系男子にそんなものは要らない
マルチで人を騙しても自己嫌悪を欠片も持たない、マルチ商品販売パーティーを開いては
自信満々に自分がどんなに素晴らしいかを自我礼賛しては、騙して高額商品を売りつける一方で女を抱くクズになれ
女はゴミクズに苦労しながらも付き従うのが好きで、苦労させられることもないが特別に凄くもない半端に賢い奴には惹かれる事はない
昨今の高齢ドライバーの運転動画を見るに、本当に高齢者の運転はモンスターとしか言いようがないほどで、テロリストと有害性は何も変わらないのでは?と思います。
実際、高齢者が逆走して対向車の乗員もろとも死傷するケースが後を絶たないですし、コンビニなどの店舗に突入したり歩道につっこんでテロのような大量死傷惨事を起こしても居る。
以前、新聞記事で読んだのですが、統計を見ると高齢者は他の世代より2倍以上死亡事故を起こす(高齢ドライバー自身が死亡するケース含めて)率が高いそうです。
高齢者は1秒でも早く免許返納すべきですし、行政は高齢者の免許を剥奪するべきですですね。
自動車乗車中の年間死者数は1200人以上!
別に全文読まずに批判してもいいんじゃないかな。的外れで若干アホに見られるけど。
もちろん、はてなーの賢明なみなさんは少なくともこの部分は読んでいるはずですよね。
リベラルなメディアは「生きづらさ」を社会制度のせいにして、その解消をうたいますが、そもそも世の中は生きづらく、理不尽なものです。それを自分の力で乗り越える力をつけさせることが教育の目的のはず。「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。
例えば、子育て支援や子供ができなカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。
ただ、はてなーの中には次のような才能をお持ちの方がいらっしゃるようです。
そんな豊かな才能をお持ちのはてなーのみなさんがコチラになります。
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/yumi_suginami/status/1023061159501426688
だからこそ痛くもない腹を探られているような居心地の悪さを感じる。
あと店にもよるでしょ。高級フレンチでソムリエ相手に「おい、赤」っていうんは変だし辞めてくださいって思うのわかるけど生380円の居酒屋って雰囲気だいたい想像つくけどそこでおっちゃんが座敷からカウンターに向かって「おーい生一つ!」とか言ってんのそんなに店員不快?「はいよ生一丁!」とかって小気味よく返してくれるところしか想像つかない。
「おい生」っていうおっさんもいざ店員が席までビール持って来たら「はいどーも!」って礼いうしさ。たぶん。
あとブコメでもちらほらでてたけどペナルティ制にしたらそれさえ払えばじゃあ言ってもいいのかって話になると倫理的にこれまた気持ち悪いよ。
マキアヴェッリと私
ある人物が、賢明で思慮に富む人物であることを実証する材料の一つは、たとえ言葉だけであっても他者を強迫したり侮辱したりしないことであると言って良い。
ある人物が、賢明で思慮に富む人物であることを実証する材料の一つは、
たとえ言葉だけであっても他者を脅迫したり侮辱したりしないことであると言ってよい。
なぜならこの二つの行為とも、相手に害を与えるのに何の役にも立たないからである。
脅迫は、相手の要心を目覚めさせるだけだし、 相手はそれまでは考えもしなかった強い執念をもって、
古代ローマ人は、このことを熟知していた。彼らは、
この二つの誤りを犯すことほど
相手の胸中に憎悪の念をかき立てることはないとわかっていたのである。
タキトゥスも書いている。
https://anond.hatelabo.jp/20180624222908
https://anond.hatelabo.jp/20180625054635