会議名をちゃんと書けば良いと思うんだけど、やっぱりコミュニティが狭いから大変なんだろうな。
"ソフトウェア工学"は "工学"って名前に入ってるし、工学のフリをしているけど、成り立ちは社会学に近い。
その上で、議論しているので厳密な話なんて出来るはずもなく...
とりあえず適当に学問の特徴的な所を述べておく。社会学だなぁと思っていただければ。
他にもいろいろあるけど、長くなるのでいったんこれで留めとく。
昔のプロセス管理(図と人の管理)時代からの習慣として、再現性が無くても真実っぽい考察のある知見ならOKってのがある。
プロセス管理は方法論が社会学由来なので、ソフトウェア工学ではベースになっている。
プロセスを完全に再現なんて、どうやってもやりようがないのだから。
これは実践的ソフトウェア工学なんて名前を付けても変わってない。
汎用的な提案をして、評価対象だけに特殊化したりしても問題ない。
評価のための実装ですと書いていた場合、評価対象毎にチューニングしてても良いのだ。
コンピュータを使う研究者なのであって、プログラミングが出来る必要がない。
学問自体には、現代的なプログラムを書く/ソフトウェア開発をするモチベーションが無い。
某エントリのようなソフトウェア関連の研究してるのに oo が使えないなんて...ってはなしになる。
システマティックレビューやサーベイは検証ではなく現状追認にしかならない。検証しようがないのだから。
理工学の延長線上として見るからダメなのであって、社会学としてみれば問題はない。
実際とかけ離れてて、役に立たちにくいのは社会学だからでいい。