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2022-04-15

皐月賞予想

お久しぶり

競馬増田だよ

高松宮記念のショックが大きくて増田書く気になれなかったよ

大阪杯桜花賞は、荒れたのは荒れたけど、取る手掛かりはしっかりあったので、意味不明なのは高松宮記念だけなんだよなあ、とは思っているけど、結果取れてないなら何も言えないよね

さあ牡馬伝統クラシックが始まるよ

皐月賞傾向

3歳馬で成長過程レース慣れもしていなければ初顔合わせも多い時期なので、力関係の把握はとても難しいよ

過去の傾向を見ても、過去10年の1番人気の複勝率が50%、2番人気の複勝率も50%なので、1,2番人気でも半分が馬券にならないよ

実際、過去10年のうち、どちらも馬券に絡まなかったのは2回あるよ

3番人気の複勝率も60%なので、これも半々って感じだね

まり、みんなはなんとなく、「この3人の範囲の誰かが強いんだよ」というのはわかっているんだけど、ハッキリ誰が一番強いかはわかってないレースと言えるよ

いつもに比べると、何番人気、というのはほとんど気にしてはいけないレースだね

さらに、8番人気までは結構馬券に絡んでくるし、9番人気が勝ったり12番人気が馬券に絡んだりもあるよ

これはもう、馬券難易度は、5段階で言えば4から5くらいかなって感じだね!

まりこのレースも、あんまり人の予想とか、人の言うことを信じてはいけないよ

もちろんこの増田もあてにならないよ

他人のいうことや人気を気にせず、強いと思う馬を買いたいね

アンカツさんの言う有力馬

このレースで勝つかどうか?ではなくて、現時点での馬の実力の評価としては、アンカツさんの言うことを結構信頼しているよ

彼が言うには、キラーアビリティダノンベルーガが並んでトップで、次いでイクイノックスが強いけど正直未知な感じ、そして次が器用さや安定感でドウデュースでしょう、って感じみたい

へえ、そうなんだね

あと、この前、スペシャルウィーク秘話でも出ていたんだけど、皐月賞前に使いすぎるとダービーで戦えなくなるし、かと言って皐月賞出ないわけにはいかないし、ということで、皐月賞で余裕を持たせる、つまりダービーを本気で戦うためにあえて皐月賞は仕上げない、という考え方もあるみたい

各厩舎の談話ダービーでは頑張るから、みたいな言い方がちらほら出てくるけど、ああいう厩舎で前走近かったら、ちょっと疑ったほうがいいかもね

キラーアビリティ

キラーアビリティホープフル覇者G1馬だから間違いないんだけど、1週間前追い切りが良くなかったらしくて、力は間違いなくトップクラスなんだけど、今週走るかはわからんね、って雰囲気がよく言われている

エフフォーリアが1週間前がダメで、最終追い切りで持ち直したけど大阪杯惨敗たから、このパターンちょっとセンシティブになっている人も多いよ

でも輸送が初で、変な調整したエフと違って、キラー小倉も行っているし大丈夫と思いたい

鞍上横山武史君が不安、という声も聞かれるけど、武史君は元々阪神中京ではほとんど勝ててなくて、中山東京で勝ちを稼いでいる関東専用騎手なので、今回に関しては全く不安視する必要ないとは思ってるよ

メンタルひよって変なことしないよう祈るのみで、自信もって乗って欲しいよ

この馬も、陣営ダービーの話をしていたし、仕上げてないのは明白なので、能力のみでどこまでできるか?という感じがする

ダノンベルーガ

ダノンベルーガはまだ2レースしか走ってなくて、さらに強かった共同通信杯東京1800で、中山2000と全く適性が違うから、強いのは強いんだろうけど、なんとなく周りが誉めるほど今回勝ちそうか?というとピンと来ない増田です

アンカツさんも、今回はわからんけどダービーじゃ勝ち負け、みたいに言っているし、昔脚に怪我したせいで右回り不安視もされていたみたい

川田右回り避ける理由なんてない大丈夫クオリティ高いって言ったか皐月賞もきたみたいだけど、正直東京向きなのかな、という雰囲気はある

でも、東京向きでも中山勝てないわけではないかわからん

正直この馬も皐月賞は叩きっぽい雰囲気

イクイノック

イクイノックスは5か月ぶりのレースブランクが空きすぎてて、さらに今回の有力メンバーとはほぼ一緒に走ってないか比較が難しい

ルメールG1勝てる馬だよ、って言っているけど、肝心のルメールさんの調子が上がってないし、大外引いてしまたかちょっと悩ましい

でも調教はかなりよかったみたい

ドウデュース

ドウデュース朝日チャンピオンだし、器用さ、安定感抜群の最優秀2歳馬だよ

正直、今回も最有力だと思うんだけど、そういう馬がころっと負けるのが皐月賞でもあるから、そんなにしっかり軸にしていいかは何とも言えないよ

不安視されてるのは弥生賞で2着に負けたからだけど、弥生賞勝ったアスクビクターモアははっきり強い馬だし、心配することはないと思うどころか、中山の適性をちゃんと見せてくれたと思うよ

ちなみに調教、追い切りはトップクラスに良かったみたいだよ

枠も真ん中ちょい外目の偶数で、そんなに悪くないし、いいと思うよ

そのほかの気になる馬

単勝人気順はあてにならないのだけど、ひとつだけ信じていいようなデータがあるよ

関係の把握は難しいんだけど、本当に力がある馬はやっぱり前から強い、ということで、前走成績が大事だと思うんだ

過去10年で馬券内になった30頭のうち、前走1着は20頭、前走2着は5頭、前走3着は2頭、4着も2頭、5着が1頭で、これで全部だよ

はっきり言えば、よほどの理由がない限り、前走5着以下は全部切っていいと思う

トーセンヴァンノ、グランドラインラーグルフ、マテンロウレオの4頭が切れるよ

逆に言うと残りの14頭すべてに馬券内の可能性はありそうだね

前走3着以下を評価するなら、弥生賞には敬意を表して、弥生賞の3着4着のボーンディスウェイとジャスティロックは残るけど、スプリングステークス3着のサトノヘリオスちょっと厳しいかなって思う

ボーンディスウェイは追い切りもよかったらしいよ

あと、中山専門職って感じが強いので、中山実績を重視するならホープフル、弥生賞を重視する価値はあるよ

ホープフルで2頭だけ強かったキラーアビリティジャスティパレス評価できると思うし

弥生賞でドウデュースに勝ったアスクビクターモアは勿論評価しなきゃいけない

ジャスティパレスアスクビクターモアの2頭の追い切りは抜群によかったそうな

あとは最近はやりの出世レース共同通信杯2着のジオグリフも有力だと思う

ジオグリフも追い切りはまあまあよかったみたい


買い方は?

とりあえず、ドウデュースアスクビクターモア、キラーアビリティジャスティパレスダノンベルーガジオグリフ、イクイノックスまでの7頭は軽視禁物

あと、オニャンコポン、デシエルト、ビーアストニッシドボーンディスウェイまでは十分絡んでくるかも

正直、当てようと思って当たらないレースなので、5番人気くらいまでの中で1頭だけを見極めて複勝1点買い、とかが最も勝てる見込みがあるよ

買い方はまた考えておきます

決めたら追記するよ

2022-04-14

「車なんて必要ないタクシーで十分その方が安い」というクラシックなエアプ

これで不便を感じず満足できるのか、実際やってみてから言えやっていつも思う

自分を騙して自民に入れ続けてるような、怠惰で頭が悪く豊かさを知らず不幸で不運で不誠実な人らなんだろうな

2022-04-09

受動音楽ディグ、すなわちラジオNHK-FM聞き逃しサービスでダラ聞き

少し前に音楽ディグどうしてる?との話題増田で盛り上がり大いに参考にさせていただいた。

増田ネットでは主にSoundcloudを使わせてもらっているが、精度が良すぎて似た感じの曲ばかり集まってしまう。

それはそれで嬉しいが、自分では聞かないような意外な曲を聞いてみたい。そこでラジオのすすめ。

NHKFMだと音楽メインの番組が多く、CMが無いのでストレス少ない。

更に最近は聞き逃しサービス提供している番組が増え、番組終了後一週間はいつでも何度でもネットで聞ける。聞き逃し対応番組おすすめしてみる。

https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/

世界の快適音楽セレクション土曜日 09:00〜10:50)

ゴンチチの案内する「ちょっと変わった切り口で色んなタイプ音楽がかかる」番組。毎回テーマを決めてゴンチチのお二人と選曲担当者が選んだ変な曲が色々かかるので、自分からでは絶対聞かないタイプの曲が毎回かかり、たすかる。この番組きっかけで聞くようになったミュージシャンもいる。今朝は「ハニーの音楽」というテーマハニー・ナイツの「サスケ」がかかっていた。途中のセリフ迫真演技力面白かった。

音楽遊覧飛行 (月〜木 9:2010:00)

4人のパーソナリティが週替りで出演。

エキゾチッククルーズ」(サラーム海上

映画音楽ワールドツアー」(紺野美沙子

ふるさとのうた 心の旅」(榊原広子)

ミュージックエクスプレス」(向谷実

個人的にはサラーム海上氏の週がおすすめ世界の最新ワールドミュージックが色々聞けて楽しい

紺野美沙子氏の週は映画サントラ榊原広子氏(ダ・カーポ)の週は懐かしポップス童謡合唱曲等、向谷氏の週は電車にまつわる曲色々、ジャズ歌謡曲がよくかかる。

クラシックカフェ (月~木 14:00〜15:50 再放送 火~金 7:25〜9:15)

今年4月から聞き逃し対応になった。たすかる。クラシックダラ聞きに。その日のテーマに沿って色々クラシックがかかる。交響曲まるごと一曲とかもかかる。曲の合間に豆知識教えてくれたりもする。たすかる。

鍵盤のつばさ (月一回土曜日放送 20:15〜21:00)

月一回しか放送してない幻の番組「鍵盤のつばさ」。なぜ月一なのかというと、NHK交響楽団演奏会の中継が入る日のみの放送なので。聞き逃し対応になったのでうっかり聞き逃しても大丈夫なのだ普段はこの時間、あの曲者番組クラシック迷宮」を放送しているので多分迷宮ファンなら聞き逃さない。

作曲家ピアニスト加藤昌則氏がテーマに沿って鍵盤曲の魅力を語る番組で、軽妙な語り口が楽しい

現代の音楽 (日 8:00〜9:00)

4月から聞き逃し対応になった現代音楽番組現代音楽の新作をばんばん流してくれる太っ腹番組NHKはこういう番組は残していってくれないと。日本の貴重な音楽歴史を記録し後世に残していくために。

番組の進行は作曲家西村朗氏、いつも番組冒頭で「作曲西村朗です」と仰る。「作曲の」ってのがなんかいい。

以前はてブホッテントリ入りしてたオモコロ現代アート記事https://omocoro.jp/kiji/152982/

三杉レンジ氏が「アート業界では作品言語化は前提として必要不可欠なもの」と仰っていたが、西村先生はこの言語化がとても巧い。増田のような素人にもスッと音楽が入ってくる。

更に西村先生は話がめちゃ面白く、ゲストが来る回は大体爆笑トークになるのでもう絶対聞く。

クラシック好きなのでついクラシック番組ばかりになった。

聞き逃し対応ではないが「クラシック迷宮」(土 19:20〜21:00)も面白い。これ絶対はてなー好きなやつ。政治学者でクラヲタ片山杜秀氏の番組。かなりの曲者番組で、片山氏は旧東側音楽日本現代作曲家に詳しいのでそっち系の曲が割とよくかかる。日本現代作曲家がやっていた劇伴もよくかかる。特撮とか。先週もニーチェの話からウルトラマンウルトラセブンかかってた。

あと片山氏、子供の頃からテレビの音を録音するのが趣味だったそうで、NHKも持ってないような貴重な音源持ってたりするそうな。

ここまでおすすめしておいて何だが、NHKFMには少し怒っている。

朝6時といえば60年前から古楽番組をやっていたのに、数年後のAM一波停止の煽りか朝6時台を英語番組に取られて朝5時台に追いやられてしまったのだ。予算削減だから当たり前だろ番組なくなってないんだからいいだろーが、と言われるとつらいが、こちらも数十年は朝6時の古楽聞いてきた身であるAM波停波はまだ数年後だが、今後語学以外にも芸人バラエティ番組等も次々引っ越してきてFM音楽番組中心のラジオではなくなっていき、おそらくクラシック番組から削られていくのだろう。クラシックジャンルの中でも聞く人の少ない古楽現代音楽から削られるのではないか懸念している。金にならん文化なんか消えるべき、という考え方が増えてるのもわかる。役に立たない音楽より明日の食い扶持、というくらい国民生活は逼迫しているし。でも消えてほしくないんだよ日本現代音楽は………歴史は記録しないと消えてしまうんだ。

2022-04-08

anond:20220407192206

コメント見て流石に気付いたと思うけど、黙ってプレゼントして喜ばれるのはハリー・ウィンストンくらいだよ。

クラシックでも買っておけば一生で一番嬉しい出来事になっただろうに。

馬鹿だなあ…。

2022-03-29

anond:20220328131655

アルアインが勝って以降あまり間置かずにクラシックで結果出したディープ産駒たちが古馬GI勝ちだしてるのは地味に面白い

2022-03-28

牡馬クラシック勝利したうえで古馬になってGIを勝った馬

ディープ産駒で牡馬クラシックを勝った馬は古馬になってGIを勝てない」というジンクスについて検証する。

というか「牡馬クラシック勝利古馬になってGI勝利」という例がどれだけ少ないかを見ていく。

「3歳時にJC有馬などの古馬GIを勝った例」は除外。

2000年以降のみ(追記1990年代を追加した)。

2021世代古馬になったばっかりだし除外。

皐月賞日本ダービー菊花賞
2020年コントレイルコントレイルコントレイル
2019年×サートゥルナーリア×ロジャーバローワールドプレミア
2018年×エポカドーロ×ワグネリアン○フィエールマン
2017年アルアインレイデオロ×キセキ
2016年×ディーマジェスティ×マカヒキ×サトノダイヤモンド
2015年×ドゥラメンテ×ドゥラメンテキタサンブラック
2014年×イスラボニータ×ワンアンドオンリー×トーホウジャッカル
2013年ロゴタイプ×キズナエピファネイア
2012年ゴールドシップ×ディープブリランテゴールドシップ
2011年オルフェーヴルオルフェーヴルオルフェーヴル
2010年ヴィクトワールピサエイシンフラッシュ×ビッグウィーク
2009年×アンライバルド×ロジユニヴァース×スリーロールス
2008年×キャプテントゥーレ×ディープスカイ×オウケンブルースリ
2007年×ヴィクトリーウオッカ×アサクサキングス
2006年メイショウサムソンメイショウサムソン×ソングオブウインド
2005年ディープインパクトディープインパクトディープインパクト
2004年ダイワメジャー×キングカメハメハデルタブルース
2003年×ネオユニヴァース×ネオユニヴァース×ザッツザプレンティ
2002年×ノーリーズン×タニノギムレットヒシミラクル
2001年×アグネスタキオン×ジャングルポケットマンハッタンカフェ
2000年×エアシャカール×アグネスフライト×エアシャカール
1999年テイエムオペラオー×アドマイヤベガ×ナリタトップロード
1998年×セイウンスカイスペシャルウィーク×セイウンスカイ
1997年×サニーブライアン×サニーブライアン×マチカネフクキタル
1996年×イシノサンデー×フサイチコンコルド×ダンスインザダーク
1995年ジェニュイン×タヤスツヨシマヤノトップガン
1994年×ナリタブライアン×ナリタブライアン×ナリタブライアン
1993年×ナリタタイシン×ウイニングチケットビワハヤヒデ
1992年×ミホノブルボン×ミホノブルボンライスシャワー
1991年トウカイテイオートウカイテイオー×レオダーバン
1990年×ハクタイセイ×アイネスフウジンメジロマックイーン

2000年から2020年までで「牡馬クラシック勝利したうえで古馬になってGIを勝った馬」は52頭中19頭。

追記1990年代24頭中7頭)

特にダービー馬は、三冠馬たちとメイショウサムソンウオッカエイシンフラッシュの6頭のみ。

追記レイデオロ秋天勝ってるのを失念していた。合計7頭だ)

追記1990年代トウカイテイオースペシャルウィークのみ)

早熟でなければクラシックは勝てず、早熟であれば伸び悩むことも多い、ということだろう。

しろアルアイン・フィエールマンワールドプレミアコントレイルと、

条件に当てはまる馬を4頭も輩出しているディープはよくやっていると言える。

ちなみにサンデーは5頭(ジェニュイン・スペ・マンカフェダメジャ・ディープである

そもそもなぜ「牡馬クラシック勝利したうえで古馬になってGIを勝った馬」なんて奇妙な条件が設定されたかというと、

ディープ産駒はGIを勝てない→リアルインパクト勝利

ディープ産駒はGIを2勝できない→ジェンティルドンナGI 7勝

ディープ産駒の牡馬GIを2勝できない→ミッキーアイルNHKマイルマイルCSを勝利

ディープ産駒の牡馬王道距離GIを2勝できない→サトノダイヤモンド菊花賞を勝ってから3歳で有馬記念を勝利

ディープ産駒の牡馬クラシックGIを勝った馬は古馬になってからGIを勝てない→アルアイン皐月賞大阪杯勝利

ディープ産駒の牡馬クラシックGIを勝った馬は古馬になってから王道GIを2勝できない→フィエールマン菊花賞を勝ってから天皇賞春を連覇

ディープ産駒の牡馬ダービーを勝った馬は古馬になってからGIを勝てない→コントレイル三冠達成してからジャパンカップ勝利

こうしてディープ産駒に何とかケチをつけようとして条件を複雑化していったためで、こんなもの最初からイチャモンにすぎないのである

2022-03-24

anond:20220323024346

競馬では、牝馬牡馬が同レースで出られるように牝馬に斤量減の有利が与えられているのだけど、日本ダービーウオッカが64年ぶりに牝馬制覇して以来、アーモンドアイのように牝馬優位が続いているのね。牝馬クラッシック三冠桜花賞オークス秋華賞)には牡馬は出られないのだけど、牡馬クラシック三冠皐月賞日本ダービー菊花賞)には牝馬は出られるのね。で、ジャパンカップ有馬記念とかでも、牝馬が勝つことが結構増えてきた。これは牝馬育成方法確立などのせいと言われている。有馬記念はこの10年の内、3頭も牝馬が優勝しているし(ジェンティルドンナリスグラシュークロノジェネシス)、ジャパンカップ牝馬勝率が50%(ブエナビスタジェンティルドンナ2回、アーモンドアイ2回)。

高松宮記念予想

トラバ追記しました

お久しぶり

競馬増田だよ

ホープフルステークス以来だね

ウマ娘解説も懐かしいこのごろです

そろそろG1シーズンがまた始まるのでちょろちょろっと書いていくよ

高松宮記念傾向

過去10年に3着以内に入ったのべ30頭のうち、最も人気が低かったのが17番人気

そして、この30頭のうち、10番人気以下だったのが4頭

8番人気以下だったのが6頭

逆に、5番人気以内で決着したのは、10年のうち4年

これをまとめるとつまり、「堅い決着となる年もそこそこあるけど、荒れる年は10番人気以下からも絡んでくる」のが傾向としてあると言える

この傾向が何を表すか?というと、これはそのまま馬券を当てる難易度と言える

みんなが思った通りの年も半分近くはあるけど、誰も考えてない馬が絡む年も半分くらいあるよ、ということ

当てやすさの難易度を5段階で表すと、3.5から4くらいと言ったところ

こういうレースの予想は、この増田も含め、誰の予想も話半分に聞くといいよ、というのがまずは言いたいこと

今年は荒れるの?荒れないの?

これはもう誰にもわからない

天候が荒れやすい季節だけあって、ここ10年で良馬場は5年だけ。稍重や重馬場、不良の年もあった

じゃあ馬場が荒れた日に結果も荒れるの?というとそういうわけでもなく、12番人気、17番人気が絡んだ2019年は良馬場

今年も雨は降りそうなので、馬場パンパンの良馬場、ということはなさそうだけど、それが結果を荒らすかは何とも言えない

しかし、荒れた結果を予想しきるのは難しいので、ひとまずは、荒れない、と仮定して考えて、最後に、荒れたとしても買う価値があるか?を考えるほうがよさそう

有力馬解説

まず、今現役で最も強い馬は誰か?というと、ピクシーナイト名前があがると思う

昨年の春のスプリントG1高松宮記念に勝ったダノンスマッシュ、今年の高松宮記念で最も有力となるレシステンシアなどが出走する秋のスプリントG1スプリンターズステークスで3歳ながら勝利している

しかし、年末香港で、前の馬が転倒し、それに巻き込まれる形で骨折しており、現在治療である

本当に一番いい時期を走れず過ごすのはもったいないと思う

システンシア

いない馬を嘆いても仕方ない

2歳G1阪神JFを制したG1馬で、3歳からクラシックでも桜花賞では無敗の牝馬3冠馬デアリングタクトの2着、NHKマイルカップでも2着とマイルで結果を残す

4歳となった昨年の高松宮記念は僅差で敗れるも勝ちに等しいダノンスマッシュの2着

秋は前哨戦セントウルステークスを完勝し、勝つと思われたG1スプリンターズステークスではピクシーナイトの成長の前に屈し2着

あれ?G1でも勝ちに等しい内容と、G1でも抜群の安定感を見せているわりにシルバーコレクター

しかし、今回はダノンスマッシュピクシーナイトのような馬はいない(と思う)ので、えええー!ってのがなければ勝てる(と思う)

メイケイエール

ご存じ、真面目に走り過ぎちゃうじゃじゃ馬、メイケイエールちゃん

武豊横山典弘制御できず、危険なほど真面目に走りすぎたメイケイエールちゃんは気性難で有名

しかし、2歳で重賞2連勝し、G1阪神JFでも4着と好走

その後はチューリップ賞勝利はあるものの、桜花賞以降はなかなか最後まで力が持たず好走できなかったが、走る能力のもの疑問符をつけれないほどすごい

そしてついに、癖馬を得意とする池添騎手を迎え、厩舎も馬具を試行錯誤した結果、秋のG1スプリンターズステークスで4着と好走を見せる

お、これはついに変わってきたか?という空気が漂い始める

そして年明け、今回の高松宮記念と同じ中京1200のG3シルクロードステークスで、待望の古馬重賞勝利

それほど強い相手は出ていなかったとは言え、年齢や性別制限がない重賞を初勝利し、ここまで重賞4勝は立派の一言

システンシアにまさか勝利をあげられるとしたら、覚醒したメイケイエールちゃんが最有力なのは間違いない

しかし、何やらかすかわからない、という意識はなかなか捨てられないのが難しいところ

レナディアガーズ

2歳G1朝日杯FSを制したG1馬で、早々にクラシックには行かずマイル路線に進むと表明

マイル路線で圧倒的存在感を示すと思いきや、前哨戦ファルコンステークスで2着、本番のNHKマイルカップで3着と飛んだため、信頼感をぐっと落とす

G1マイルチャンピオンシップでは4番人気に推されながら13着

しか年末1400mと距離を短縮したG2阪神カップ勝利

ここから距離シフトしてきたのが今回の高松宮記念

素質は勿論あるのだけどいまいちマイルで結果を出し切れなかったこの馬が短距離で才能を開花させられるのか?というのが注目ポイント

ダイトニック

マイルから距離で結果を残してきた7歳馬

大崩れはせずコンスタントに3着以内に入り続けるも、重賞勝利は4歳秋のG2スワンステークスと遅咲き

5歳になった2年前のG1高松宮記念では不利を受けながらも3着に粘りこむ

重賞で勝つ力、G1でも馬券内に入れる力ははっきりあることを証明している

しかし5歳夏から調子を崩し骨折

昨年復帰するも調子が戻らず大敗し、その1戦のみ

ここ1年半はほとんどまともに走れなかったが、今年年明け初の重賞を4着、続くG3阪急杯勝利と、復活したと見ていいだろう

力はある、力が出せるかが気になる

レイハリア

3歳で初勝利をあげると、そこから重賞2連勝を含む4連勝

キーンランドカップは51kgと軽斤量だったのはかなり有利であはったが、メンバーは揃っていた中で見事な抜け出し勝ちだったし、じゃあ軽斤量なら誰でも重賞2連勝できるんですか?というとそういうことはないので、間違いなく力はある

しかし直近のレース京阪杯で16着しんがり負けだったのがちょっと気になる

が、スタートまらなくて競りかけられて萎えての負けなので、気性的な危うさは見えたものの、うーんどうかなという感じ

馬券内入っても驚かないけど、G1ってそんな甘くないよね、というのは俺の冷静な部分が言っている

その他

10番人気以下の穴をあけてくる馬を読み切ることなんてできないけど、穴をあけ得る馬はある程度絞れるかもしれない

人気薄でも穴をあけた馬、というのは、これまでにしっかり短距離重賞を勝ち切っている馬がほとんど

最近は振るわないけど、元々力としてはあったよね、という裏付けがある馬しか3着には入ってこない

そうなると、その裏付けがない馬、キルロードサンライズオネストダイメイフジ、トゥラヴェスーラナランフレグあたりは消していいのではないかと思う

逆に言うと、それ以外の馬は3着に入り得る

そうなったら諦めよう

買い方は?

傾向から言うと3連を当てるのは至難だろう、と思う

ヒモに1頭は予想外が絡みやすいうえに、軸になり得る馬が3頭いる

軸を決めて、軸がしっかり結果を出してくれるなら大きな失敗にはならないだろうけども、軸が飛ぶ可能性はそこそこある

いちばん安心できる軸はレシステンシアしかいないので、レシステンシア軸で馬連、またはワイドを買う、というのが最も取りやすいのではないか、というのが今のもやっとした考え

しかし、メイケイエールやグレナディアガーズがレシステンシアを上回り、ヒモ荒れみたいなことが起きた場合、レシステンシア4着はそんなにあり得ない話でもない

でもまあ、4着以内には入るよね

これ以上は枠が出てから追記しま

2022-03-23

ボートレースの最低体重制限は不当な差別である

2022年3月21日、第57回ボートレースクラシック鳳凰賞競走、総理大臣杯)にて、ボートレース史上初の女子選手によるSG競走優勝という歴史的偉業が達成された。

個人は素直に遠藤エミ選手の優勝を認め祝福している。

しかし、こうした偉業には必ずケチをつける人間存在する。

最低体重制限問題だ。

2022年3月21日時点で選手の最低体重制限は、男子が52.0kg女子が47.0kgとなっており、体重の軽い方が有利なボートレースにおいては、女子選手はハンデをもらっている状態(だからズルい、凄くない)というのが女子選手活躍に対してつけられるお決まりケチである

特に今回は2020年11月男子の最低体重制限が51.0kgから52.0kgへ引き上げられて男女の体重差が4.0kgから5.0kgと広がって間もない(と言っても1年数ヶ月経っているが)タイミングでの偉業達成だったこともケチをつけられる要因となっている。

この文章を書こうと思ったのは、そうしたケチ、つまり

『最低体重制限の男女差により女子選手はハンデをもらっている』

というのは果たして本当だろうか?と問題提起したかたかである

それどころか私はむしろ

『最低体重制限の男女差によってハンデをもらっているのは男子の方である

とさえ思っている。

その理由を書いていく。

(細かい部分で知識間違い等があるかもしれないが大筋の主張は変わらないはず)

まず、大前提として押さえておかなければならないのは、「最低体重制限は男女のハンデのために(女子を有利にするために)存在しているわけではない」という点だ。

まるでハンデのために最低体重制限があるかのように書いてあるブログニュース記事が当たり前のようにあって驚く。

それでは女子選手活躍ケチをつける人がいるのも仕方ないのかもしれない。

1988年以前、ボートレース(当時は競艇名称一般的だったがボートレース統一する)に最低体重制限はなかった。

最低体重制限がなければ勝ちにこだわる選手たちは当然少しでも有利になるように限界まで減量する。

1987年SG笹川賞で優勝した野中和夫選手は過度な減量でふらふらの状態だったそうで、それが最低体重制限導入のきっかけだと言われており、

1988年男子は50.0kg女子は45.0kgという最低体重制限が設けられた(本格運用1989年から?)。

要するに最低体重制限は、過度な減量から選手健康を守ること、ふらふらの状態で起こしてしま事故から選手を守ることが主目的で、女子を有利にするために存在しているわけではない。

女子選手の方が最低体重が軽いのは単に女子選手の方が元々の適正体重が軽いからだ。

まりに当たり前のことである

日本人の成人男女の平均体重を見ても5kgの差はむしろ小さいと言えるかもしれない。

ここまで「最低体重制限は男女のハンデのために存在しているわけではない」と書いてきたが、正確には「男女のハンデを考慮した最低体重制限の変更」は行われている。

2001年寺田千恵選手SG競走の1つ、グランドチャンピオン決定戦女子選手初の優勝戦進出、結果は5着に終わったものの、寺田千恵選手活躍きっかけで女子の最低体重制限が見直され、2003年女子の最低体重制限が45.0kgから47.0kgへと引き上げられた。

そう、つまり、「男女のハンデを考慮した最低体重制限の変更」は、本当は女子にとってはもっと軽い体重でも問題ないのにそれだと男子が不利になってしまうからという理由で行われたということだ。

これを『最低体重制限の男女差によってハンデをもらっているのは男子の方である』と言わずしてなんと言おうか。

女子がその体重の軽さという特性を活かして活躍するのは卑怯」で、

男子がその筋力の強さという特性を活かして活躍するのは卑怯じゃない」

というのはどういう理屈なのだろうか?

その後、男子選手の最低体重制限

2015年に50.0kgから51.0kg

2020年に51.0kgから52.0kg

引き上げられたが、これらは男子選手の平均体重厚生労働省統計データにおける平均体重との差を是正し、且つ選手健康維持並びに身体能力の発揮による事故防止を目的に行われたものだ。

簡単に言えば男子選手が大型化したか基準も変えたということで、女子選手を有利にする目的ではない。

男子は2回も引き上げているのに女子は引き上げないのかという意見もあろうが、それは減量なしの通常体重が最低体重を割っていて逆に増量に苦しんでいる選手割合を男女で比較すれば、引き上げる必要がないことはわかるはずだ。

そもそも47.0kgの最低体重制限引き上げが不当な差別であったのだから、むしろ差が5kgに戻ってようやくまともになった(あるいはもっと差があってもいいのかもしれない)と言える。

ボートレースクラシックの優勝戦に乗った6人の体重は、遠藤エミ選手が44.0kgで他5人の男子選手は52.0kgか51.0kgとなっている。

おそらくこの5人の男子選手の中に体重が軽すぎて増量に苦しんでいる選手はいないと思われる(いたらごめんなさい)。

遠藤エミ選手意図的に最低体重以下まで減量した上で調整重量を積んでいるらしいので軽すぎて苦しんでいるタイプではないようだが、少なくとも最低体重を割ってまで無理な減量はしていないはずだ。

そう考えると、遠藤エミ選手健康に支障をきたさな範囲でもまだまだ減量できる余地があるということになる。

他の5選手も(最低体重制限導入のきっかけとなった野中和夫選手レベルの過度な減量をするならともかく)健康に支障をきたさな範囲の減量となると可能なのはあと数kg程度なのではなかろうか。

遠藤エミ選手と他の5選手健康に支障をきたさな範囲ギリギリまで減量した場合に、その差が5kgを超えるのならば、最低体重制限恩恵にあずかっているのは男子選手の方ということになる。

この問題で考えなければならないのは男女差だけではない。

同じ性別間でも身長差があるのに一律で最低体重が決められていてよいのかというのは議論されるべきだ。

身長の低い男子選手であればもっと減量可能なのに、身長の高い男子選手が過度な減量とならないように最低体重制限されているため減量できない状態ということだ。

男子の最低体重制限が52.0kgに引き上げられたことにより、今村豊選手が逆に増量がきつくなるという理由引退したのは記憶に新しい。

同じ性別間の身長差と最低体重制限問題女子選手においても同様である

最低体重制限の公正さを重視すればボートレーサー養成所の受験資格において、身長の上限を低くするのが本来は手っ取り早い。

ボートレーサーを志した理由には、低身長が有利なことに魅力を感じたからというものがかなり多い。

漫画モンキーターン』の主人公も低身長故に野球の道を諦めボートレーサーになった。

個人的には時代を巻き戻せるのならば、ボートレーサーは低身長の星として、受験資格男子身長165cm以下、女子身長155cm以下くらいにしておけば少なくとも同じ性別感の身長差と最低体重制限問題大分解消できたのにと思わないでもない。

しかし、実際には身長制限は段階的に緩和されており、過去基準であれば受験資格を得ていなかった身長170cm以上の選手現在活躍している(艇界No.1の実力を持つ峰竜太選手身長は173cm だ)ことを考えると、今更受験資格を狭めるわけにもいくまい。

また、ボートレース競技であると同時に興行でもあり、また公営競技なので公共性という意味でも、先鋭化するより門戸を広く開いて多くのファン選手志望者を獲得することが大事であるから受験資格緩和路線否定することはできない。

落とし所は男子身長160cmなら何kg、165cmなら……170cmなら……

女子身長150cmなら何kg

155cmなら……160cmなら……

という具合に男女別で身長によって最低体重を変えることかと思う。

話が逸れたが、この文章で1番言いたかったのは、遠藤エミ選手女子選手活躍に対して最低体重制限の男女差を理由ケチをつける人たちは間違っているということだ。

逆に女子選手は最低体重制限によって不当な差別を受けている。

体重の軽い女子選手はハンデをもらってて有利だからズルい、勝てて当然などと言われる筋合いはない。

遠藤エミ選手SG優勝は本当に称賛されるべき偉業である

最後あらためて、遠藤エミ選手優勝おめでとう!!

2022-03-22

anond:20220322162621

出力が十分でも体重がわからいから山で勝てるわけじゃない。グランツールは怪しいかも知れない。アシストとしては優秀だけど。

TTスペシャリストと言っても8時間不要だしなぁ。

クラシックレースと言っても、、、適正高いのはパリルーベかな。

2022-03-21

古さを感じさせない昭和メソッド

平均年齢高めのはてな諸兄なら、なんとなく覚えている人も結構いると思うが、今ほどシンセサイザーが発達する前の昭和歌番組は、伴奏ジングルのためにお抱えのミュージシャンが多数出演するという、現在では考えられないほど贅沢な造りだった。

なおかつ演奏者の調達の都合(まとめて声掛けできる)からか、それが歌番独特のサウンドを生んでいた。

そのサウンド自分の耳で聴いた感じや、当時の関係者が昔どこかのサイトに書き残していた情報によると、どうやら楽器編成は以下の通りのようである

さて、「自分の耳で」と書いたが、これは別にyoutubeに上がっている昭和歌番組アーカイブけが頼りではない。

というのも、このサウンド平成を通じて令和の現在に至るまで、着実にアップデートしつつ受け継がれているからだ。

個人的には主にアニメゲームとかの2次元コンテンツ関係で見る機会が多いので、以下全てそっち系から、古い順に曲紹介である

昔と違って予算関係もあるのか、曲によっては弦やリズムセクションが打ち込みだったり、更にはブラス隊まで打ち込みになってそうなのもあるにはある。

ただ最近シンセ音源はかなり高品質なようで、そこそこ「生っぽい」感じ。

ともかく、いずれの曲も華やかなトランペット、印象的な旋律を奏でるヴァイオリンがとても魅力で、上手いアレンジだとピアノの立体感サックスの艶、トロンボーンの直線的で力強い咆哮、ヴィオラチェロの全体を包み込むような響きも楽しめる。

聴き慣れてくると癖になるサウンドだし、何よりバンドユニット以上に「プロミュージシャンが集まって奏でている」迫力がひしひし伝わってくるのも良い。

なので、今は色々厳しい話も多いと思うけど、細々でもいいから無くなってほしくないサウンドだ。

あと、個人的に当時の昭和の歌番のサウンドが途方もなかったと思うのは、予算や人の都合からか、レコード(CDすらない時代)の原曲と同じかそれに近い楽器編成を実現できない場合でも、番組ではレコードと同じに聞こえた点。

少なくとも素人視聴者には違和感ない程度に一緒に聞こえるというのは、個々のミュージシャンちゃん歌手個性とか歌の性質理解し、音に仕上げていたことを意味するわけで、これこそプロの技だよなあと感心してしまう。

自分の音だけでなく、他人のための音を作るって、まさに仕事しているというか。

2022-03-08

anond:20220307111508

競馬タイキシャトルとかサイレンススズカのころからちょこちょこ見てたけど、クラシック競走とか知ったのはウマ娘からだったわ

じゃじゃ馬グルーミンとか読んでて、なんか有馬記念っていいよなあ、と思ってちょこちょこ有馬記念だけ買ってたくらい

三冠競争があって、馬それぞれに人生というか馬生とかいうか、ドラマがあるなんて目で競馬たことなかったか

ウマ娘感謝やわ

キタサンブラックが三歳の時の有馬記念も買ってたけど、次の年は買ってないから、サトノダイヤモンドは知らんかったなあ

2022-03-07

2016年の3歳牡馬戦線こそが史上最高のクラシックレースだった

今日ウマ娘サトノダイヤモンド実装されるけど、

その3歳時の熱戦、真のライバルたちとの激闘はどうやっても描かれそうにないから、ここに書いておく。

まず最初頭角を現したのはシュウジだった。

デビュー2戦目の中京2歳ステークスを3馬身差で勝つと、

小倉2歳ステークスも2馬身半差で勝利して無傷で重賞制覇。

「この馬は強い」「GI級だ」と誰もが思った。

そのシュウジデイリー杯2歳ステークスで一蹴したのが、

かつての秋華賞エアメサイアの息子・エアスピネルだった。

シュウジ一騎打ち様相を呈したレースでなんと3馬身半差の快勝。

きっと来年クラシックはこの馬を中心に回っていくに違いないと思われた。

しかエアスピネルが満を持して挑んだ年末の2歳GI朝日杯フューチュリティステークス

最後から大外一気の豪脚でエアスピネル差し切ったのがリオンディーズだった。

エアメサイアと同世代オークス馬・シーザリオの仔、すなわちGI2勝馬エピファネイアの半弟という超良血。

シーザリオ産駒からまたも大物が出現した」と皆が色めき立った。

年が明けて2016年リオンディーズ始動戦に選んだ弥生賞

直線で早め先頭に立ったリオンディーズだったが、

なんとディープインパクト産駒・マカヒキ差し切られてしまう。

マカヒキはこれで無敗での3連勝。

しかも、このときの3着はまたもやエアスピネル

まりリオンディーズが実力を発揮できなかったわけではない。

ただエアスピネルよりも、リオンディーズよりも、マカヒキが強いだけなのだ

そしてさらに、まだマカヒキともリオンディーズとも対戦していない無敗馬がいた。

サトノダイヤモンドである

2億3000万円という高額で落札されたことが話題となったディープインパクト産駒。

うっとりするような馬体に優等生の走りでデビューから危なげなく3連勝。

「実はこの馬がいちばんいかもしれない」とまことしやかに囁かれていた。

迎えた皐月賞

ハイレベル世代」「黄金世代」「史上最強世代

競馬ファンたちは異口同音に期待を高めていた。

巻き返しを期すエアスピネル

雪辱に燃えるリオンディーズ

その2頭を倒して未だ無敗のマカヒキ

路線から迫る、こちらも無敗のサトノダイヤモンド

例年ならば確実に1番人気だったであろう実力馬が並んでいた。

しかし、勝ったのはそのいずれでもなかった。

他馬が止まって見えるような驚愕の末脚で抜け出したのはディーマジェスティ

年明けの共同通信杯から直行してきた人気薄のディープインパクト産駒であった。

しかも、である

2着はマカヒキ。3着はサトノダイヤモンド

4着はリオンディーズが入線して5着に降着

代わって4着に入ったのはエアスピネルだった。

人気馬たちがすんなりと上位に来ているのである

決して荒れたレースだったわけではない。

これはディーマジェスティの実力を示しているように思われた。

そして世代の頂点を決める日本ダービー

ギリギリの接戦を勝利したのはマカヒキだった。

ハナ差の2着はサトノダイヤモンド。3着はディーマジェスティ

4着はようやくリオンディーズに先着できたエアスピネル

そして5着にリオンディーズ

やはり実力どおりに決着したレースだった。

他の年ならマカヒキサトノダイヤモンドも無敗のままだったに違いない。

いやリオンディーズエアスピネルだって例年なら間違いなくGI馬だろう。

「今年は三冠馬が三頭いた」と誰かが言った。

間違いなくこの世代は強い。まさに最強世代だ――。


……と、ここまでが花の2016世代栄光物語

結局のところ、2016世代古馬になって活躍することはなかった。

シュウジは結局マイル以上ではいいところなしだったが、古馬スプリント路線でも善戦マンで終わった。

昨年引退して、なんとか種牡馬入りしている。

エアスピネルはいまだに現役で走り続けている。

重賞ときおり好走するもGIは勝てず、ダート転向したがそれでも勝てていない。

リオンディーズは、3歳秋に屈腱炎・屈腱断裂を患い、早々に引退してしまった。いまは種牡馬となっている。

ディーマジェスティは3歳で挑戦したジャパンカップ惨敗古馬になって2戦するもいいところなく、電撃引退して種牡馬となった。

マカヒキリオンディーズもいない菊花賞を制したサトノダイヤモンドが、

年末有馬記念で当時の現役最強馬キタサンブラックを下してひとり気を吐いたが、

古馬になってからフランス遠征して凱旋門賞惨敗帰国後もなかなか振るわず引退した。

そしてマカヒキは9歳となった今年も走り続けている。

3歳で凱旋門賞に挑戦して惨敗したことで心が折れてしまったのか。

古馬になって勝利したのは昨年の京都大賞典での奇跡の復活のみ。

栄えあるダービー馬が勝てないまま引退すらさせてもらえないのは哀れですらある。

「最強世代」だったはずの2016年世代は、いまや「最弱世代」とさえ言われるようになった。

それでも、あのときの楽しさは、次々と有力馬が出てくるワクワク感は、決して錯覚ではなかったと思うのだ。

「最強」ではなかったが「最高」のクラシックだった。

競馬ファンはそのことを語り継いでいかねばならないと思う。

2022-03-03

anond:20220302171738

話の前提としてその指揮者の話持ち出すのが間違っているから、記事全体が成り立たない。

指揮者ゲルギエフプーチンと親交があった、程度の話ではない。プーチン政策支持を公言し、支援コンサートを開き、選挙キャンペーンに協力しテレビCMにも出演した。クリミア半島併合の際には賛同署名もした。

(但しのちのインタビュー自分署名はしてないが、勝手署名したことになっていたと語っている。しかし取り下げの要求などはしていない)

ゲルギエフゴリゴリプーチン宣伝員なのである。以前からその点はクラシック界でも何度も取り上げられているし、プーチンから暗殺されかけた反プーチン活動家からも名指しで「彼を(ドイツに)入国禁止にすべき」と言われるくらいの人だった。

からゲルギエフプーチン支持するか聞くのならサッカー選手にも聞けよ」というのからしてもう全然話が違うのである

プーチン政権人間プーチン支持なんだからロシア人一人ひとりにも聞けよ、くらいの話を元増田はしているのだ。

そんな話で「そうだよねー」とか言ってるブコメもアホである

2022-02-26

anond:20220225075625

私はクラシックを芋づる式に聞いて色々好きになった人間であるが、

・とりあえず有名な曲を聞く

ウィーン・フィルニューイヤーコンサートとか聞く

CMとかでも使われるような曲を聞く

・とりあえずボックスで、誰かしらの作曲家CD(作品全集とか交響曲/ピアノ曲全集的なの)を買って聞く(今はあんまり輸入物のCDボックス置いてるような店もないよなあ)

youtubeでなんか聞く、関連するようなのを色々聞いていく

ミュージカル系の映画等を見て、挿入曲等を聞く

あたりでいいんじゃないだろうか

無理に自分に合わないジャンル音楽を聞く必要はないと思う

世の中とは合わないが別に私は気にしていない

2022-02-25

anond:20220211232649

若いクラシック音楽ファン結構いるんだけどな。大きな大学にはたいてい学生オーケストラがあるし、クラシック楽器をやってる人は若い人が多いし。俺も小学校高学年くらいかクラシックが好きになって中学高校楽器に没頭して大学ではオーケストラに入っていたよ。

anond:20220224213111

楽器単品で魅力を広げるのは厳しいんでない?曲とセットじゃないと。クラシックだって、沢山作曲されてその中から名曲が生まれ世界中演奏されるようになったから今の地位があるわけで。尺八の曲でパッと思い浮かぶ曲なんて春の海くらいしか無いもん。

2022-02-24

ゲーム配信1周年を迎えたウマ娘に、今後新規参戦しそうなキャラ妄想する

2022年2月24日ゲーム配信1周年を迎えたウマ娘

先日、一挙5キャラ新規参戦発表には驚いたが、

世代の穴を埋める追加ばかりで、競馬ファン自分としてはかなり満足している。


今後も新規参戦は続々と増えるだろうと考えると、膨らむ妄想が抑えきれなくなったので、

参戦可能性がある程度ありそうで、実際参戦したら主に俺が喜ぶウマたちを、

モデル馬のプロフィールと合わせて紹介しようと思う。


キョウエイマーチ

1994年4月19日まれ

メジロドーベルシーキングザパールサイレンススズカタイキシャトルマチカネフクキタルと同期で、

キングヘイローと同じ、ダンシングブレーヴ産駒の快速牝馬

5戦4勝で迎えた桜花賞で、前年の2歳王者メジロドーベルをぶっちぎって優勝。

オークスでも1番人気になるが、距離が長すぎたのかメジロドーベル惨敗

秋は始動戦で2000Mを克服するも、秋華賞では再びメジロドーベルに敗北。

次走は牝馬限定戦のエリザベス女王杯ではなく、距離を縮めて牡馬合戦マイルCS選択

サイレンススズカを制し超ハイペースで逃げて粘るも、

タイキシャトルにかわされ2着に敗れた。

以降、短距離ダートを中心に使われGIII勝ちやGIでの好走もあったが、

2度目のGI制覇は最後までかなわなかった。

当時、ヴィクトリアマイルがあれば……


ウマ娘としては、快速馬のイメージからバクシンオーみたいな猪突猛進型のキャラになるかも。

対戦の多かったメジロドーベルシーキングザパールタイキシャトルや、

ダンシングブレーヴのつながりで、キングヘイローカワカミプリンセスとの絡みはぜひ見てみたい。


タニノギムレット

1999年5月4日まれ

2002年の第69回日本ダービー馬。ウオッカの父として有名(馬主も同じ)

皐月賞NHKマイルC日本ダービーという、

中2週で行われる春の3歳GI3戦全て出走してすべて1番人気に支持されている。

(現状、一流馬はまず選択しないローテーション)

勝ったのはダービーだけだったが、皐月賞は、主戦の武豊が負傷で乗れず差し遅れて3着、

NHKマイルCは直線で勝ち馬の斜行で致命的な不利を受けての3着と、

歯車がかみ合っていれば春3冠を成しえる強さは間違いなくあった。

ダービーの後も飛躍が期待されたが、

シーズン始動前に不治の病と言える浅屈腱炎発症し、引退することとなった。

大変残念ではあったが、4歳まで現役を続けていたら初年度産駒であるウオッカは生まれず、

父娘ダービー制覇も達成しなかったことになるので、なんとも複雑な話である


ウマ娘としては、ギムレットの由来から軍医っぽい雰囲気キャラ勝負服になりそう。

ウオッカとの絆はもちろん、

父が同じナリタブライアンマヤノトップガンとの絡みも期待できる。

シナリオでは、春3冠達成の隠し要素、3歳秋、4歳のローテーションなど、

IF要素を多く盛り込めそう。


シンボリクリスエス

1999年1月21日まれ

ダービーではタニノギムレットの2着。

秋の天皇賞有馬記念を3,4歳時に連覇し、2年連続年度代表馬に輝いており、

種牡馬としてエピファネイア(その産駒に昨年の年度代表馬エフフォーリア、ルヴァンスレーヴといった芝ダートそれぞれで大物を生んでいる。

3歳秋の天皇賞では、ナリタトップロードを下し、

有馬記念は1番人気のファインモーションらを下して制するなど、

ウマ娘参戦済のキャラとも縁が深い。


ウマ娘としては、大型かつ漆黒の馬体、やや体質が弱い、アメリカまれのシンボリ系ということでキャラを立てやすそう。

同厩舎の後輩ゼンノロブロイや、後述タップダンスシチーとの関係も描きやすい。

ダービー制覇、2年連続3着だったJCを制覇しての秋3冠などのIFシナリオも考えられる。


タップダンスシチー

1997年3月16日まれ

5歳に覚醒した「晩成」の外国産牡馬

特に佐藤哲三騎手出会ってからの逃げ・先行戦法でファンを魅了した。

この馬をメジャーにしたのは、5歳時の有馬記念

実績不足で全く人気がなかったものの、

1番人気だったファインモーショントラウマを植え付けるようなレースぶりで、

終盤までレース支配

最後シンボリクリスエスに差されて2着に敗れたが、

強さの片りんを見せつけるものだった。

6歳時には、金鯱賞1着、宝塚記念3着と前年有馬記念フロックでないことを示し、

京都大賞典1着を経て挑んだジャパンカップでは、

2着を9馬身突き放す圧勝劇でGI初制覇を飾った。

次走の有馬記念ではハイペースに巻き込まれ失速し、

シンボリクリスエス引退花道を飾られてしまうが、

7歳時の宝塚記念GI2勝目と強いレースぶりを再び発揮。

同秋には凱旋門賞に挑むも遠征までのトラブルもあって惨敗

失意の中出走した有馬記念では、秋3冠を達成したゼンノロブロイの2着に入り力を見せている。


ウマ娘では、職人肌だった鞍上の印象からナカヤマフェスタみたいな無頼系、

エアシャカールみたいな気性の荒い理論キャラになりそう。

ジャパンカップへの思いの強さもシナリオで強調されるかもしれない。

また、シンボリクリスエスとのライバル関係(4回戦って2勝2敗)、

ファインモーション敵役ゼンノロブロイにとっての最後の壁など、

複数キャラとの絡みが展開できるはず。


ヒシミラクル

1999年3月31日まれ

タニノギムレットシンボリクリスエスと同期の牡馬

菊花賞春の天皇賞宝塚記念をそれぞれ10番人気、7番人気、6番人気で勝利したミラクルホース

宝塚記念時に出現したヒシミラクルおじさんの存在(同馬の単勝を1222万円分購入し、約2億円を獲得したといわれている)で、

競馬ファン以外に名が知れたこともある。

勝ち上がりはダービーと同日の未勝利戦と遅かったものの、

以降勝ち星を重ね、抽選滑り込み出走した菊花賞で1度目のミラクル勝利

なおこの年の菊花賞は、タニノギムレットシンボリクリスエスが参加しなかったこと、

断然1番人気の皐月賞ノーリーズンスタート直後に落馬して競走を中止したこと

16番人気のファストタテヤマが2着に突っ込んできたことなど、

あらゆる意味で大荒れのレースだった。

その後、余勢をかって出走した有馬記念でいいところなし。

翌年阪神大賞典大阪杯GIIを連戦するも、ここでもいいところなし。

結果、菊花賞勝利フロック視され始めたが、

叩き3戦目で挑んだ春の天皇賞で、菊花賞再現するかのような2度目のミラクル勝利

続戦となった宝塚記念では、

前年の年度代表馬シンボリクリスエス、同年クラシック2冠馬のネオユニヴァースをはじめ、

安田記念で復活勝利を遂げた2刀流アグネスデジタル有馬記念2着後2連勝中のタップダンスシチー

といった超豪華メンバーが参戦。

勝ったGI2つの評価が芳しくなく、戦前の注目は低かったが、

先述のおじさんによって単勝オッズが急激に下がり、前日の時点ではなんと1番人気(最終的には6番人気まで落ち着いた)

一躍注目の存在になったことで気分を良くしたのか、

おじさんの期待に応えるレースぶりで3度目のミラクル勝利を飾った。

(タップダンスシチー3着、ネオユニヴァース4着、シンボリクリスエス5着、アグネスデジタル13着)

この勝利で秋の飛躍も期待されたが、

メジロマックイーン引退に追い込んだ繋靭帯炎発症

長期休養を経て復帰するも精彩を欠き、再び繋靭帯炎発症したため引退した。


ウマ娘としては、「ミラクル」を推しつつ、

勝ってもなかなか評価が上がらなかったこから

明るいが影のあるキャライメージできる。

馬主ヒシアケボノとの絡み(ステイヤースプリンター凸凹コンビ感ある)

父が同じで菊花賞馬という共通点もあるナリタトップロードとの絡みも面白そう。


ツルマルボーイ

1998年3月5日まれ

アグネスタキオンマンハッタンカフェと同期。

お母さんがツルマルガール(母父サッカーボーイ)で息子がツルマルボーイ

安易というなかれ。

4歳時に頭角を現し、中長距離GIで互角の勝負を続けたが、2着3回と中々勝ちきれなかった。

(この中にはヒシミラクル宝塚記念シンボリクリスエスが連覇を果たした秋の天皇賞がある)

悲願を達成したのは、2年半ぶりのマイル戦となった6歳時の安田記念

元々左回りコースで強かったことや、スタミナを要する馬場になったことに加え、

コンビとなった安藤勝己騎手の「マジック」があったのかもしれない。


ウマ娘としては、女の子で「ボーイ」ということもあり、

そのままボーイッシュな見た目になる予感。

同じく女の子で「キング」なキングヘイローともいい関係を築けそう。

中々GIを勝てずに6歳時に悲願を達成したというところも共通しているので。

サッカーボーイつながりで、ナリタトップロードらとも絡んでほしい。


テイエムオーシャン

1998年4月9日まれ

ツルマルと同じくアグネスタキオンマンハッタンカフェと同期の牝馬

父はキングヘイローの父と同じダンシングブレーヴ

母父はナリタタイシンの父と同じリヴリア

母母父はミホノブルボンの父と同じマグニテュード

2000年阪神ジュベナイルフィリーズ(当時阪神3歳牝馬S)を制し、

翌年桜花賞秋華賞牝馬2冠を達成。

2冠目のオークスも断然1番人気だったが、3着に敗れている。

牝馬劣勢の時代牡馬にも果敢に挑戦し、

4歳時、エアグルーヴも勝った札幌記念勝利(しかも前走比+38kgで)したことで、

秋の天皇賞では1番人気に推された。

(13着敗退。1着シンボリクリスエス、2着ナリタトップロード)

マイルで強かった印象もあり、中距離路線に行かなければ…と今でも思わされる存在

キョウエイマーチ同様、当時ヴィクトリアマイルがなかったことが悔やまれる。

デビュー2戦は1200Mで連勝しており、ひょっとしたら短距離でも強かった可能性がある。

なお、JRAでは2001年から年齢表記が数えから満年齢に変更となったため、

JRA賞の「最優秀3歳牝馬」を2年連続で受賞するという珍記録を持っている。


ウマ娘としては、同馬主テイエムオペラオーとの絡みが面白くなりそう。

(繁殖牝馬としても5年連続で配合されている)

他には先述した血統的に縁のある3人や、

厩舎・主戦騎手が同じで、キングヘイローの血を引くカワカミプリンセスとの掛け合いも見てみたい。




まだまだ書き足りないけどキリがないのでここまでにする。

anond:20220224165852

以下wikipediaより抜粋

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

性格

自身が率いるクラシックユニット12人のヴァイオリニスト」のメンバーに、「泣いたらクビ」と言っている。

昼食のメニュー自身の好みでオーダーしており、肉が多いメニューメンバー野菜も食べたいと伝えると「その辺の草食っとけ」と返した。

子供時代あだ名は「悪魔」、「Devil」[13]。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2022-02-22

嗜好品ファン』と向き合わず嗜好品』と向き合いたいと思った話

賑やかな場で賑やかな人たちがショットで煽るアルコール

私はテキーラにそのようなイメージを持っていた。

2年ほど前、近年のウイスキー高騰についていけず、自宅で様々な蒸留酒を試し始めた。

その中で少しお高いテキーラ(一本3.5k〜10kくらい)に手を出し、イメージを改めるに至った。

一口テキーラといえど多種多様であり、奥が深く、ウイスキーブランデーと同じゆっくり飲める味わい深い蒸留酒だと知った。

それから定期的にボトルを買い自宅で飲むようになった。

職場人間に「どのような酒を好んで飲む?」と聞かれ、テキーラ名前自然と挙げた時は、自分はこのお酒のことを好きになったのだなと感じた。

***

いつものように通販で買ったテキーラが届いた。段ボールを開くと折り込みチラシが入っていた。

通販で使っている酒屋がテキーライベントに協賛しているそうだ。

イベント名前マルガリータの日

ググってみると、下記のようなことが書かれていた。

テキーラの上質なイメージを、文化的場所から発信しま

マルガリータ」は世界で最も愛されているクラシックカクテルの一つであり、メキシコが誇る世界的なお酒テキーラ使用する代表的カクテルでもあります

そのマルガリータを皆で楽しみ、祝うべく特別な日として、アメリカで毎年2月22日National Margaritadayとして定められ、2018年より日本でも同日を「マルガリータの日」に制定しました。

運営しているのはJUASTという会社だった。

これまたググる

日本におけるテキーラを中心としたメキシカスピリッツの「正しい知識の普及」や「業界の発展」を目指すプロモーションユニット

家の外には私がかつて持っていたテキーライメージ払拭しようと奮闘して団体があることをここで知った。

こんなご時世だ。イベントへの参加はかなり悩んだが、感染対策を徹底していると書かれていたのでチケットを購入することにした。

イベントは14時スタートだった。

開幕直後だと混雑も考えられたので、少し時間をズラして15時前に到着した。

会場はわが目を疑うほど混雑していた。

満員電車とまでは言わないが、年末デパ地下コミケ3日目くらい混んでいた。

そこではマスクを外し、手渡された酒を一気に煽る人々が散見された。

一瞬呆気に取られたあと、ここには居たくないなと考え、踵を返した。

一杯も飲むことはなかったが、チケット代5000円を惜しむ余裕はなかった。

良し悪しで語れる話ではないのでそこをどうこういうつもりはない。繁盛していて何よりだ。

ただ、普及や発展を目指す団体が開催したイベントで、苦手意識を抱いていた絵図を目の当たりにしてしまたことがショックだった。

これが目指す姿なのであれば、今後近づくことは決してない。

私はこれからテキーラを飲み続けるだろう。

しかイベントに参加することも、人から好きな酒を聞かれ「テキーラ」と答えることも、きっともうない。

***

悲しい出来事だったが、テキーラは素晴らしいお酒だと思います

ブルーアガベ100%使用したテキーラストレートで何種類か飲んでいただければ、一人で飲む酒も好きなタイプの酒飲みのQOLが少し上がるのではないでしょうか。

私と、私の好きな嗜好品だけで完結するので、過度に周りを気にせず楽しんでいきたいものです。

嗜好品ファンと向き合うな、嗜好品と向き合え。

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