はてなキーワード: 球技とは
多感で世間知らずで、バカも利口もいて、将来があったりなかったり、お金があったりなかったり。
そういう高校生たちが野球という最低なスポーツの餌食になっているのが不憫で仕方がない。
自分で選んだ未来だからといっても、野球はあまりに裾野が広い地雷だ。上下関係や野球道具の高さなんかは序の口。一番つらいのは学校単位での優劣があること。自身の運動神経は、チームというグズの中で埋もれてしまう。
球技というもののなかでも野球は特にアンバランスだ。野手なんかは誰も気にしない。全てはバッターと投手だけの世界。そんな世界でちょっと足が速いとかジャンプ力がいいだけでは全く注目されることはなく、才能を枯渇させる。
本来その人に適したスポーツや学問や芸術が合っても、野球の中では全てが意味をなさない。野球に特化させられ、野球以外は全部無駄と教えられる。それが高校野球の真価。
彼らは頭を丸めさせられ、20年前の指導しかできない大人からの恫喝を受け、親は出費に苦しみ、甲子園に出れなければグズと言われ、チームの誰かが痴漢すれば活動は停止。
甲子園が全ての世界。そして甲子園にいったら土を集めなければならない。ブラスバンドは野球部の付属品となり、ビールまみれのオヤジたちが野次を飛ばす。あまりに理不尽だ。
高校卒業までは携帯電話を持っていなかった。大学入学から今まではイエデンワ(PHS)で過ごしてきたが、PHSがなくなるということで先日スマホを契約した。
割とごちうさ好きだし、スマホを持ったら『きららファンタジア』ってゲームをやりたいなと前々から漫然と思っていた。
で、意気揚々と『きららファンタジア』を始めた。親切にチュートリアルもついている。ついているのだが…
説明を読んでも、実際に説明通りやっても、チュートリアルをプレイしてもゲームのルールが一切理解できなかった。
理解できなかったので『きららファンタジア』を起動することもなくなった。
ソシャゲってよく「バカ御用達」みたいな扱いを受けるけど、それすら理解できない自分の頭ってなんなんだよと思う。
ついでにトランプや遊戯王、MTGのようなカードゲームのルールも理解できない。野球など球技のルールも一切理解できない。何度説明聞いても意味すらわからない。
そういえば高校の頃国語と数学と英語と化学の成績は学年最下位をうろついていたし、やっぱり底抜けのバカなんだろうなとは思う。知能テストでIQ70切ってたし。
とはいえそうなると地理と公民の模試で全国偏差値70~80をうろついていたことや社会学で修士号とったこと、政策系シンクタンクに勤めていたこととの整合性がつかなくなる。
まあ地理と公民は常識問題の占める割合が著しく高いし、社会学の世界も魑魅魍魎としか言いようがないので、やっぱり自分が底抜けのバカなだけなんだろう。
特にバスケやサッカーなどをさせる。陸上や水泳など一匹狼系の種目と違って、バスケやサッカーなどができるほかの子と友情を育み、逆にできない子に対して優位なマウントをとることができる。
(もちろん、持久力も重要で、体力テストなどでマウントは取れるが、バスケやサッカーをしていれば自然とつくのでコスパが良い)
小さいころから子どもと遊ぼう。ただし、親のどちらかができなければ、大した効果は得られないので、きちんと結婚相手を考えるべきだった。
最低限の喧嘩に対して防御の意味でつける。殴られても落ちなければ、いじめられてもそのうちいじめられなくなるだろう。
喧嘩になった場合に備えて、喧嘩のしかたを学ばせる。相手に重篤なけがをさせない範囲で、歯向かう気をなくす程度の強さを習得させる。空手、柔道、ボクシング、合気道は有効。
これは生まれてからはどうにもできないが、高いほうがよく、まずは結婚する人から考えるべきだった。
勉強でマウントをとることもできるが、まずはスポーツを優先すべきだ。スポーツでマウントがとれており、勉強が極度にできないのでなければやる必要はない。
逆に、上位5%程度をキープできれば、いじめなどに合う確率は低くなるが、「がり勉」とされて体育系でマウントをとっている人たちの輪に入るのは難しい。
幼少期からきちんと自分で考えさせる教育をすべきだろう。また、結婚相手を考えるべきだった。
子どもが給食のデザートを入手したりするのに有用。逆に、防御にもなる。
バカにされても逆に笑いをとったりすることができる。逆にダメージを返すこともできる。
発表などの際、内容が伴っていなくてもごまかすことができる。
声の小ささはいじめに直結するので、声は太く大きく発声できるようにボイストレーニングする。
マナーはスクールカーストには全く無関係で、むしろ逆の相関すらあるので、教えなくてよい。
とくに口のきき方は悪いほうが良い。
ゴシップなどは話のタネになるので、積極的に週刊誌などを読ませる。
子ども自身ではないが、ほかの子や親に対してマウントを取る意味では高級なほど良い。
家は広さと庭が重要。ほかの子を呼んだときに、噂を通じてマウントをとることが可能。
団地は論外。アパートよりはマンション、マンションよりは一軒家が良い。
外車とまではいかなくてよいが、最低でも3000ccクラスの高級ラインから選ぶこと。
毎週洗車すること。
ヒビが入ったらすぐに修理すること。
最低限妊娠する・されると困るので、その程度の知識はつけておく。
経験は早いほうが良いことを教えておく。後々中学・高校でのマウントがとりやすくなる。
子どもは取り入れた知識をひけらかすので、できるだけ子どもたちにとってインパクトのある表現や、事例を取り入れて話の輪の中央に位置できるようにネタを提供する。
10月も最終週を迎え、ラグビーW杯も3試合を残すのみとなった。
準々決勝で日本が大会を去り、バラエティ番組などでは「大会お疲れ様」という雰囲気も流れているが、四年後の話をするにはまだ早い。
ウェブ・エリス・カップを巡って決勝を戦うチームは今夜決まるのだ。
日本代表がいない大会でも、まだみんながラグビーを楽しんでいてくれて嬉しい。
増田ももうすこしだけ試合をレビューしてみんなの力になりたいと思う。
------
さて、ラグビーの母国イングランドが黒衣の王者ニュージランドを下した昨日の対戦を「事実上の決勝戦」と表現する声もあったが、そう言われては今日戦う2チームは立つ瀬がない。
今夜行われる対戦は、2度のW杯チャンピオンに輝いた南アフリカと、直近の欧州王者ウェールズだ。
------
日本と因縁浅からぬ南アフリカは、その圧倒的なフィジカルを利して日本を封殺しただけでなく、予選プールでもニュージランドに敗れた1試合以外は30点差以上の点差をつけて危なげなく勝ちあがってきた。
ただ、予選で1敗でもしたチームがW杯で優勝したことはなく、準決勝に臨んで得点源の一人である「ポケットロケット」チェスリン・コルピを怪我で欠くのも気がかりだ。
------
対するウェールズはここまで薄氷の勝利を積み上げてきたものの、ツーブロックに長いドレッドのFLジョシュ・ナビディ、多くのチャンスを演出してきたFBリーアム・ウィリアムスを失い満身創痍だ。
激しい戦いのせいか怪我に悩まされるウェールズ代表は、今回だけでなく前回W杯でも大会前から予選プールにかけて大量の離脱者を出し、ベスト8に終わった。
その時に敗れた相手が南アフリカで、こうなってくるとラグビーの神様が赤いドラゴンに試練を与えているのではないかと疑いたくなる。
------
ただ、そういった方面の話には朗報もあって、昨日、神様の中でも黒い服を着たやつを、そういう事あんまり気にしないパワハラおじさんがお仕置きしてくれたので、これ以上のイタズラは心配しなくても良いかもしれない。
全力をもって今夜の戦いに臨むだけだ。
------
南アフリカは圧倒的なフィジカルと勤勉さを盾にした鉄壁のディフェンスとハイパント、これまた強力なフィジカルで圧力をかけてからの展開や、キックで得点を狙うチームだ。
対するウェールズも、赤い壁と表現されるディフェンスと、一撃必殺のセットプレー、アタッキングキックを用いた奇襲、突如繰り出すドロップゴールなどで対抗する。
------
お互いぶつ切りの展開になれば自分たちのラグビーに持ち込めるが、それは相手も同じで、強みにフォーカスすると相手の強みも誘発してしまいかねない。
がっぷり四つの対戦になるだろうか、相手の強みを消しにいくだろうか。
ウェールズのウォーレン・ガッドランドHCは「世界一美しい試合というわけにはいかない」とキックの多いゲームを示唆したが、そのキックにつながる地上の密集戦がどちらのものになるかが重要で、これを制圧した方がゲームをより優位に進めるのではないだろうか。
------
17:45、フィールドに屈強な男たちが降り立ち、黙祷に続く国歌の斉唱。
代表チームのキャンプ入りの際、地元の子供の合唱という形で歓迎を受けたウェールズ国歌、「ランドオブ・マイファーザー」は今夜も場内の多くのファンが声を合わせた。
「神よ、アフリカに祝福を・南アフリカの呼び声」も同様で、それは美しい光景だった。
国にかかわらず皆が声を合わせ、会場に響き渡る国歌、これはこのW杯で日本がホストとして成し遂げた成果かもしれない。
------
いよいよ試合開始、前半、南アフリカのキックオフは、蹴り返されて自分たちに戻ったボールをいきなりハイパントし、そのキックが展開を予想させるものとなった。
------
開始早々、ウェールズがボールを持てば南アが力任せに抱え上げて立往生を食らわせ、南アボールの密集になればウェールズのLOアラン・ウィン・ジョーンズが地上戦でボールを引っこ抜いて攻守交代。
双方フィジカルで一歩も引かず、硬いディフェンスのうえ、どちらも攻撃の展開にも複雑なオプションがない。
------
簡単に突破できないのでキックに活路を見出し、2分に1回はどちらかがハイパントをあげてはスクラム、という展開のなか、その流れで南アが獲得したマイボールスクラムに組み勝って2度のペナルティーゴールを獲得。
しかし、ウェールズもランから進入してやり返し、これまたペナルティゴールを獲得する。
------
異様に回数が増え、序盤の鍵を握る事になったハイパントは、横浜国際総合競技場上空に強い風が吹いているためボールの行方が安定しない。
徐々にランに切り替える南アだが、地上戦では度々攻守の交代を食らわされ、ウェールズがジワジワと前進してくる。
後退の原因は起点となる地上の密集戦を制圧しきれないことだ。
30分を過ぎ、南アにとって息苦しいような時間帯になっていく。
------
強みを見つけて流れをつかみかけたウェールズだが、やはり神様はしつこいようで、35分、突進してくる南ア・フェルミューレンにいった単純なタックルでPRトマス・フランシスが肩を痛め、その直後にWTBジョージ・ノースがハムストリングに悲鳴をあげて交代、ここにきて負傷者が相次いでしまう。
------
キック合戦でゲームが動かないまま40分が過ぎ、6-3のスコアで前半は終了したが、ウェールズはまたも襲ってきたこの試練を乗り越え、後半の40分を自分たちのものにすることができるだろうか。
そして大方有利とみなされながらも赤い壁に阻まれウェールズを引き離すことができなかった南アは、流れを引き寄せるプランを立てられるだろうか。
------
ウェールズのキックオフから始まった後半も、火を吹くようなフィジカルのぶつかり合いとなり、小柄なデクラークもエキサイトして自分よりはるか大柄な選手に摑みかかる。
------
そのデクラークのミスに乗じた敵陣でのセットプレーから、ウェールズはペナルティーゴールを得て9-9。
スコアは振り出しに戻り、試合は点数の上でも一進一退の攻防となる。
------
ここで南アはゲームを動かすべくマルコム・マークスを投入し、制圧していると言い難いスクラムで優位を作ることも目論む。
南アはこのゲームでまだ相対的な強みを見つけられていなかったのだ。
------
すると53分、そのテコ入れしたスクラムで組み勝ち、続くセットプレーでCTBデアリエンティが膠着を破るトライ!
ついに南アは均衡したゲームに決定的な差を生み出す事に成功した。
------
しかし、まだ試合は終わらない、今度は地上戦でボールを引っ抜いたウェールズがペナルティーキックで南アインゴール間際まで前進。
21フェイズに及ぶ力押しでペナルティを得て、なんと選択は先ほど組み負けたスクラム。
位置的に中央なので有利とはいえ、明らかにスクラムは南ア有利なのに、相手の強みであってもぶつかっていって勝負の流れを引き寄せにかかる。
------
64分、ここからの必殺のセットプレーでWTBジョッシュ・アダムズがインゴールに飛び込みトライ!
コンバージョンも決めて16-16。
お互いの限界を試すような勝負、これでその行方は全く分からなくなった。
------
ゲームは終盤、1ゴールを争うような展開のなか、ドロップゴールをチラつかせながらFWでフェイズを重ね前進するウェールズ。
攻める方も守る方も我慢比べ、70分を過ぎてどちらのフィジカルとメンタルが破綻するかという場面だ。
しかし、ここで南アが機械の歯車に噛むようなジャッカルで決定的な攻守交代!
勝ちを大きく引き寄せるペナルティーゴール得て、スコアを19-16とする。
------
だがウェールズは何度もこんな場面で勝ちを手繰り寄せてきた。
------
終了間際の78分、自陣深くから一瞬の勝機にかけるウェールズボールのラインアウト、しかし弧を描いたボールは南アLOモスタートの長い手に触れた。
ボールは南アのものとなり、最後のスクラムに組み勝った南アが息詰まるシーソーゲームを制した。
------
相手の強みを徹底的に封じ込めたニュージーランド×イングランド戦と打って変わって、お互いの強みを正面からぶつけ合い、見ているもの心と身体を熱くさせるような展開となったこの試合。
他球技に比べ実力が結果に反映されやすいとはいえ、プランがはまって相手を翻弄できれば一方的に封殺もできるラグビーにあって、今夜は最後まで勝敗の行方が分からず、どちらが勝ってもおかしくはなかった。
ただ、連戦で積み上げた身体的負担、気候、その他フィールドのプレーよりも大きな数々のファクターが命運となって一戦を左右した。
------
タイトロープを歩きながらここまで勝ち上がって、南アフリカを追い詰めたウェールズはこれで3位決定戦に回るが、今夜の敗戦を笑うものはいないだろう。
彼らは胸を張って1週間後に備えるのがふさわしい。
------
そして、頂への三度目の挑戦権を得た南アフリカ。
俺、昔は某球技の某チーム本スレ常駐民だったんだよ。でも、色々あって今はFacebookとかTwitterとかSNSメインになって5ちゃんとか年に数回しか見なくなった。
今日になって、リーグももう終わるし、本スレどんな雰囲気かなーとふと思って久々に見に行ったのね。そしたらまあ荒らしがいるわけよ。なんだこいつらと。
SNSだとブロック機能あるから荒らしとかすぐブロックして視界から消すじゃん。
5ちゃんだと掲示板の書き込み自体は原則消えないから、荒らしがどうも目に入ってうざかったわけよ。
そこで、あーそういえば専ブラで見てないってことに気付いて(それまではパソコンのネットブラウザで見ていた)、専ブラ立ち上げてもう一回本スレ見に行って。
荒らしをばんばん非表示にしたらまあ快適。そういや常駐してた時でもこんな感じでガンガン非表示にしてたわと。
思ったんだけど、5ちゃんって誰かに非表示にされても書き込みは消えないじゃん。
5ちゃんにまだ生息する荒らしってひょっとして書き込み消えないことで自分がある程度その場で肯定されてると認識してんじゃねーかな。
いや全然そんなことねえよ。普通に多分ガンガン非表示にされてるよっていう話で。
FacebookとかTwitterでブロックされてすげえ怒り出す人とかいるけど、2ちゃん・5ちゃんで非表示にされてる自覚が無い系の人らなんやろなと。
日曜に行われたアイルランド×スコットランドのレビューも望外のブクマ数をいただいて嬉しい。
W杯が開催された最初の3連休で増田が書いたレビューが多くの人に読まれ、ラグビーを楽しもうとするみんなの時間に少しでも価値を付け加えることができたのは、増田にとっていい休暇だった。
--------
そんな3連休最後の夜、豊田スタジアムでウェールズ×ジョージア戦が行われた。
随分と放送時間を割いてくれたNHKと日テレだが、現段階で日本と関わりの薄い両国の対戦は、さすがに地上波放送されず、ラグビー中継の楽しさに華を添えたい増田としてもレビューで価値を提供できるのか迷った。
しかし増田が個人的に両国に思い入れがあり注目しているのと、地上波放送がある29日のウェールズ×オーストラリア戦が当日の所用でおそらくリアルタイム観戦できないので、それならば「プレビューがあれば」との声に応えて、この試合を解説して今大会のウェールズがどうなのかという視点から29日のプレビューのような役割を果たしたいと思う。
また、異様に個性的な対戦国のジョージアが今大会どういったラグビーをするのかも観戦して確かめたい。
--------
ところで、前レビューで、おそらくより北半球事情に詳しいブクマカがアイルランド×スコットランドの通算対戦成績に関して教えてくれたが、増田は通常、南半球のラグビーを中心に追っており、北半球に関しての知識は主に近年のテストマッチから得ている。
TOP14などのクラブレベルでの情報はますます少なく、大型移籍くらいしか語れない。
なので、通年追っていれば、そういった素養として当然染み付いてくるはずの知識の分厚さが心もとない。
せっかく褒めもてくれたのだから、もっと知識があれば北半球の魅力を伝えられたのになぁと思う。
オールブラックス×スプリングボクス戦でモウンガの切なさについて語ったのに、22日のレビューでは選手でなく豪出身レフェリーのニック・ベリーさんの筋肉を取り上げたのはそのためだ。
--------
今日の出場する選手でも小ネタを知っているのは、前回W杯に第1スタンドオフの怪我で第2スタンドオフから繰り上がり、今回もまた怪我のガレス・アンスコムの繰り上がりで第1スタンドオフになったウェールズのW杯男ダン・ビガーと、増田が仕事の情報収拾でウェブサイトを見ていたらワイルドなイケメンとしてスーツの宣伝キャラクターに起用されていたダン・ビガーと、プレースキックの前に文字で表現するのが難しい独特のプレ・パフォーマンス・ルーティンを行うダン・ビガー位だ。
誰か、北半球について追っている人がいれば、みんなでより楽しくW杯を見られるのになあと思う。
--------
さて今日の話題、大相撲の力士、栃ノ心の出身国という以外、日本ではあまり馴染みのないコーカサスの国ジョージアだが、ジョージアの男は伝統的に体が強く、相撲だけでなくラグビー、レスリングなど取っ組み合いを伴う競技やパワーが決する競技を得意としている。
かつてはその異常なパワーを最大限に生かしてひたすら縦に前進する「幅5mでやるラグビー」などど言われていたが、近年はそれだけでは勝てないと展開ラグビーにも力を入れ、それが功を奏してランキングを上げてきていた。
それでもこの国の最大の強みは「スクラム」だ。
ジョージアにとっては、スクラムでの勝敗が自分たちのアイデンティティに直接関わってくる。
--------
正真正銘の優勝候補、ウェールズと並んで入場してくるジョージア代表。
昨日のアイルランドもどこかただ事でない空気をまとっていたが、ジョージアはジョージアでシャレにならない男臭さを放っている。
--------
試合は開始早々、ウェールズのキックオフをジョージアが落球し、いきなり注目のスクラムとなった。
ここからウェールズがくり出した攻撃を止めたジョージアだが、その過程で前に落球してしまい、再びウェールズボールのスクラム。
この後ろのディフェンスラインに隙間があり、ウェールズがそこをめがけて、さながら赤いロケットを発射するように大男を3人走り込ませる。
--------
コンバージョンキック前のルーティンが話題になったSOダン・ビガーだが、真ん中の超イージーな場合まではやらない。
5-0。
ウェールズは6分にもペナルティを得てダン・ビガーがペナルティキック。
流石にこれはルーティンをやったが、以前よりルーティンが小さくなっている。
独創的すぎる動きのせいで前回W杯以降、世界中であまりに弄れらたので修正が入ったのかもしれない。
--------
11分、今後はジョージアが得意のマイボールスクラムで崩しにいったがウェールズが動かなく、その後の処理を誤って相手にラインアウト与えてしまう。
そこから準備されたセットプレーにふり切られたジョージアはトライを食らう。
続く18分にもウェールズはラインアウトからの攻防で、またもスッポリ開いたディフェンスラインの穴を突きトライ。
ジョージアはセットプレーから一発の攻防で3連続のトライを許した。
ダン・ビガーがもうちょっと動きが大きくなったルーティンから正確なキックを放ち、22-0。
ウェールズは39分にもラインアウトから次々とランナーを走り込ませてトライ、最後のコンバージョンを沈めて29-0とした。
--------
ジョージアのパワーを跳ね返してセットプレーから前半だけで4トライをあげたウェールズ。
パワーで押しきれなかったことが点差以上に屈辱的だったジョージアはどう修正するか、このままでは引き下がれない。
--------
後半、キックオフ直後の41分、偶発的に起こったようなウェールズの反則で、ジョージアはラインアウトを獲得、そこからのモールの攻防を押し込んで初トライを奪う。
このトライは点差だけでなく「力押しで勝った」ことでジョージアに面目を取り戻させた。
--------
46分、ウェールズのラインアウトのタイミングでジョージアは一列目の3人を変更。
ラインアウトからモールを形成して押すウェールズにジョージアはたまらず崩してしまうが、この崩し方がよくなかったということで、イエローカードが提示され、いきなり投入した3人のうち1人、ジャバ・ブレグバゼを一時的に失った。
--------
54分にはウェールズが持ち込んで形成された密集を交代で入ったジョージアの18番レバン・チラチャバがパワーで捲り上げてボールを取り返し、続くスクラムでも押し勝って優勝候補に自分たちの強みを見せつける。
会場の雰囲気はジョージアへの期待に溢れ、点差は開いているのに感情の熱量が上がっていく。
62分の攻防でも再びウェールズのボールをチラチャバが密集から引っこ抜き攻守逆転。
ハーフタイムのジョージアロッカールームで一体何があったのだろうか、豊田スタジアムには球技というよりまるで決闘が行われるコロシアムのような歓声が上がった。
--------
すぐに切り返したウェールズがディフェンスラインの裏に蹴ったキックを走力でトライ、36-7とするが、68分、またもスクラムで押し勝ったジョージアはそこからの攻防で三度現れたチラチャバがボールを地面にねじ込んでトライ。
豊田スタジアムの観客はスタンディングオベーションで、あまりのことに勝っているウェールズのウォーレン・ガットランドヘッドコーチはお通夜のような顔になってしまった。
--------
完全にジョージアホーム状態の会場の中、なんとかジョージアの息の根を止めたいウェールズは75分、鋭いランで次々とジョージアのディフェンスをかわしてトライ。
この後点は動かずノーサイドとなった。
--------
43-14、数字だけ見れば完敗のように見えるジョージアだが、後半だけ見れば14-14。
列を作ってウェールズの選手の拍手で送られるジョージアの選手は3万人を超える観客に漢を見せつけた。
前3戦で戦術の話をして面白さを伝えようとした増田だったが、それをしようにも、今夜はなにかそれを超えるものの存在感が大きな試合だった。
--------
さて、この試合で若干の不安を見せた優勝候補のウェールズ、次はオーストラリアとの大一番に臨む。
今日後半に度々食らった密集でのターンオーバーは修正できるだろうか。
オーストラリアにはこのプレーの名手、デービット・ポーコックがいる。
29日の試合では、ウェールズがここを修正できたのかにも注目してほしい。
この話題が好きな人はこれを読もう。いろんなスポーツの由来が書いてある。
https://web.archive.org/web/20190330172024/http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/4031/yurai.htm
例えば、なんでフットボールっていう足を使うスポーツの歴史が長くて、現代から見るとより直感的な気がする「ハンドボール」やバスケットなどの球技の歴史が短いのか、これを読めばわかる。
一方、脚(足)とボールに関係あるボールゲームのことをフットボールといいます。フットボールは多人数で争う対戦型のゲームで、ボールを相手方のゴールにたたき込むことによって勝負が決まります。サッカーもラグビーもフットボールといいますが、サッカーは手を使うことを原則禁止されていますが、ラグビーは手を使います。手を使うのにフットボールというのはおかしいといえばおかしいのですが、ここでフットボールと呼ばれるのには理由があります。ハンドボールのボールが掌サイズなのに対し、フットボールのボールは、両手でなければ扱えないほど大きなボールを使います。大勢のプレーヤーが密集してボールを取り合うので、大きなボールでなければ都合が悪かったのでしょう。この大きなボールは、革製でしたが、その中身は、牛や豚の膀胱が使われていました。この膀胱性の中空ボールは、弾力性に乏しく、ゲームは密集したプレーが中心となります。さらに、この膀胱性の中空ボールは貴重で、一般には革製のボールに布などを詰めたものが使われ、手でプレーするには重く、第一手が痛くなってしまう代物でした。結局、フットボールは、ボールをもって運ぶか蹴るとかいった、足と脚を使ったプレーが主体にならざるをえなかったのです。
ちなみに主にオーストラリアで人気のあるラグビー(ラグビーリーグ)は、いわゆるラグビー(ラグビーユニオン)がプロ化するにあたって協会が分化して、危険性を下げるためにスクラムなどを抑制していった結果、また違うフットボールのゲームになった。バックス主体のラグビーでこれはこれで面白い。
本当に普通?
今まであった人たちは全員私より上だった。
将来のことを見据えて行動できている。字が綺麗。運が良い。
一般的な会話ができる。恋人がいる。いきいきと仕事を行っている。
少なくとも能力は全パラメータ私より上だし、得意なことを1つ以上もっていた。
今の私は、憎い高卒の親よりも、劣っていることは明白で。
何も足せない、為せない、作れない。
「二十歳過ぎればただの人」という言葉があるけれど、もれなく私はそれ以下で。
文字通りの「人でなし」が露呈しつつある、そんな今日この頃である。
昔から、親の喜ぶいい子で過ごしてきた。
親の押し付ける習い事は続けていたし、テストは常に100点が求められた。
自分が何か意見や疑問を言えば、それは否定され、彼らの手で摺り潰された。
「医者になれ」と言われても、たかだか高卒の親から鳶が生まれてくるはずもないのに。
勉強なんて暗記が精いっぱいで基礎なんて身についちゃいなかった。
球技も個人技も下手だったから体育では「使えないやつ」だったし、いくら練習しても美術は下手なままだった。
音楽のトラウマで未だにカラオケで歌うことはできないし、手先の不器用さも相まって技術も家庭科も良くて2。
本を読んでも、感想文など書けなかったし、文章力が壊滅的だったから小説も選考に通りさえしなかった。
字も下手、生活力皆無、体系もだらしないし、顔なんてその辺の雑草の方がマシなレベル。
対人的なコミュニケーションも壊滅的で、はっきり友達と言える相手など人生でいるかどうかも分からない。
そもそも会話の話題が頭に出てこない。空気も読めなければ、主体的な行動なんてなおさらできない。
その上、ものごとに対する疑問が一切浮かんでこないので、ディスカッションはまず無理で。
何も話さず、何も身につかず、のそのそと目的もなく、上や周囲の命令を聞いて動き回るだけ。
これまで何とか二十余年間やってきたけれど、企業に就職して、もうヒトとして、社会で過ごすのが無理になりつつある。
親からは早く結婚するか医者になれ、金を入れろの三言しかない。恋人どころか、異性に恐怖すらあるのに?
いや、異性どころか人間に、社会に対してさえ恐怖を感じている。そんな状態だから、土台無理な話である。
だが、吐き出す先はもうここくらいしかない。こんなところにしか、逃避の場所がないのだ。
友達はひとりもいなかった
小学生のころ、友達はいなかった。中学校に上がっても友達はできなかった。気は弱かった。いじめも受けた。いじめられた悔しさは今も残っている。仕返ししてやりたいとも思うがそれは無意味であり有害と知ってしまったから何とか折り合いを付けていくしかないのだろう。
今にして思えば身体を鍛えて殴り返してやればよかったと思うが、そういう発想すらできないほどに当時は心身ともに弱っちい少年だった。
勉強はできた。成績はたいていクラスで1番。中学は1学年300人近かったが、まあ上位にあった。中学最後の試験はトップをとった。まあ田舎の学校だが。
スポーツもそこそこできた。足は速い方だったし球技は大好きだった。
友達ができないのは自分のせいだ、自分に何か大切なものが欠けているからだと自分を責めた。
40も過ぎた頃、ショーペンハウアーを読んだ。すると、知性の高い人間は孤独になるものだというではないか。もしかして自分はそういう類の人間だったのだろうか?たしかに子供時代は周囲の子達と話が合わなかった。クラスの子達が笑って話している中に入ろうとしても、いったい何が面白いのか理解できなかった。自分が入ることで彼らはしらけてしまうようだった。
高校は進学校に進んだ。そこで初めて学校にいることが楽しいという感覚を知った。友達と呼べる存在が初めてできた。
大学はいわゆる旧帝大に進んだ。大学はさらに楽しかった。ここでも友達はできた。
なにが言いたいのかというと、住んでいる地域が一緒だからという理由でひとくくりにして小学校・中学校に入れるのは、一部の子にとっては非常な苦痛になる場合があるということだ。
思うに、知性の水準が周囲に比べちがい過ぎると孤独になる。本当に賢い人間であればそれも理解して上手に周囲と話しをあわせ良好な人間関係が築けるのかもしれないが、そこに至らぬ中途半端な水準にあると、いっそう孤独を深める事になる。敵対的な環境のなか苛まれることにもなりかねない(知性が高い奴なら低い奴にも合わせられるかもしれないと書いたが、低い思考レベルの人々の話に自分を合わせるのはけっこうたいへんである。なかなか辛いものであり苦痛でもある。かなり疲れる)。
学校にいること、集団の中にいることが正しいわけではない。そんなことは断じてない、ということをいいたい。
集団生活に馴染めないからといって障害か何かと考えるのは間違いである場合がある。集団生活に違和感を覚えたら、自身の知性の水準が周囲と異なるのかもしれないという可能性を考えてみるべきだ。
ところで、子供時代の辛い経験を思い返すと、その頃から格闘技を学んでおけばよかった、もっと身体を鍛えておくべきだったとは思うが、あえてそういう状況のなかだったからこそ何事かを学べたのかもしれない。こういう経験が(辛い経験ではあったが)必要だったのだろうと思うし、そう思う以外にない。