はてなキーワード: 眼差しとは
・「痴漢被害より、痴漢冤罪の方が怖い」という男を関係ない話だと批判するフェミが、「私たちはジョーカーより可哀そう」と斜め後ろからのマウンティングフェミ
・女版ジョーカーの例として、「レイプされて復讐に走る映画」を上げてしまうフェミ。それって暴徒側やんw
・「女には理解できない」という雑感を批判して、ジョーカーを理解できる!と安易に共感してしまうフェミ
・女は虐げられてるのに暴動には女は居ない!と、女の底辺はそもそもほとんどいない事に気づかないフェミ
女版ジョーカーを出すなら、「精神障害者でブスで誰からも必要とされない」人なんだけど、あえてそこから精神障害とブスを除いて無理やり共感しようとする。
https://togetter.com/li/1413386
利用した事のない方達からの分かっているような分かっていないような発言が多発しているので、UberEats利用者かつ都内の配達経験若干500ピックの私がこの件を検証したい。
石野さんの「①配送30分ぐらい遅れたうえに、②スープこぼされてグチャグチャになってた」について、
①について
配送が遅くなる原因は色々あるが、配達している中で一番多いのが「店側が料理を作るのにとても時間が掛かっている」というもの。
配達には距離によって時間制限があるので、配達者は1秒でも早く料理をお客へ届けて、次の配達に行きたい。
しかし、店によっては
1.来店客の対応で限界近い中でUber eatsのオーダー受けちゃった
2.少ない人員(もしくは1人運営店)でいきなり大量のオーダーを受けてしまった
という主に3つのうちどれか、また123の複合的な理由で店から配達者への手渡しが遅れるのが①の遅れの主な原因だと思う。
Uberの配達アプリのバグが多くて配達先が間違っている、自転車がパンクしたなどもあるけど、いくら何でも予定から30分遅れということは滅多にないと思う。
従って石野さんの言う①については店側の人的エラーが発端になっているのではないかと思う。
もしそうであればそれは店の責任になる。
②について
預かった料理をこぼさずに届ける義務が配達料に含まれているので問答無用、と言いたいところだが、最近はラーメンや3人前のスープなど、自転車かつUberバッグで配達するには明らかに向いていない料理が多く、
また揚げ上がるまで店に着いてから15分近く掛かる揚げ鷄(とても美味しいんだけど)や、明らかにひっくり返りやすそうな丼容器に入った親子丼など厳しいトラップが意外に多く、配達者が受けたくない店というのは結構多い。
「店に散々待たされた挙句、大量の料理を背負って焦って石野さん宅へ急いだら、急ぎ過ぎてこぼした」
というのが稀にあるケースだと思う。
ツイートで写っている写真も実際に配達者が1度に運ぶ量としては結構多い方だ。
店側もこれだけの量を一度に作るとなるとそれなりに時間が掛かる。
しかし、配達者は1秒たりとも早くに受けしたいので常にピリピリしており、店舗到着から3分以上待たされると店への眼差しが大変厳しいものになり、
「ダメだこの店…」となる。
「しかも息を切らせて運んできてキャンセル(こぼしたら当然だけど)…もうこんな仕事マジやってられっかよ!」
これが忍耐力の低いブチ切れ君がした料理投げ捨て行為の動機ではないかなー、と思ってしまう。
ーーーー
配達者(正式にはパートナーと呼ばれる)達は、やる気のないど素人の集まりみたいに見られがちだけど、週1休み、ママチャリで100km40ピック/日を丁寧な挨拶で淡々とやってのける人もいるし、
マックのバイトでいつもはUberに渡す側だけど、運動にもなるし色んな人に会えそうだから昨日から始めてみました!みたいな女子もいたりする。
とにかくUber eatsの配達業務は、自分の空いている時間の好きな時に好きな所で始めて好きな時に退勤できるという画期的なシステムだけに、配達をする人たちの働く動機も本当に様々にある。
子育て終わったからチャイルドシート付きの電動アシストで配達を始めた奥様みたいな人も近頃は結構よく見かける。
自分の様に単に自転車に乗るのが趣味だから土日だけやってるという人もいる。
つまり、動機も様々、とにかく直近で金が欲しい人も含めて玉石混合なので、客として利用する方へは
「配達難易度低そうな料理を見分けられればリスクも低く定額でかなり便利に使えますよ」
とおすすめしたい。
長くなったな…以上です。
二次創作ばかり書いているけれど、一次創作に比べて、世界観やキャラの設定を固める、物事について勉強する、小説の命題をきちんと考えるということがおざなりになるなと感じた。
自分が書いているのはギャグ漫画のBLや男女カプの好きだ嫌いだの繰り返し、適当にセックスするという、ズリネタを世界発信している、超絶うんこだ。
世界観や当時の風俗をきちんと勉強しないとかけない、ゴールデンカムイの二次創作を漫画や小説媒体問わず、描き切る作家さんをみると、この人がオリジナルを作ったらすごいのだろうなと、いつも羨望の眼差しで見てしまう。
人のふんどし借りて、ハアハアしてオナニーするのも、それを愛しい作品ですと言い切って作家気分になるのも娯楽と言えば娯楽なんだろうけど、小説を書く、漫画を描くという、想像に触れる作品を一度触れてしまった以上、自分が人に伝えたいことをどこまで通用するか頑張りたいなと思う。
「カツカレーってさ、カレーを食べる時には」彼女はつまらなそうにスプーンを摘まんでそう言った。「カレーを食べる時にはスプーンを使うじゃない?」
僕は彼女が何を言いたいのか分かっている気がしたけど、もしかしたら違うことかもしれないと思い直して、黙って頷いた。
彼女も黙ってルーとライスを一口分すくい、口に運び入れてもぐもぐと咀嚼する。
それは多くも少なくもない一口分だが、彼女が何を言うのか固唾を飲んで見守る僕にとっては長い一口分の沈黙だった。
カツカレーというのは、本来はライスにカレールーをかけて食べる家庭的な料理だ。また、カツカレーのカツというのは平均的に言ってトンカツのことであり、普通は黒くてドロリとしたトンカツソースをかけて食べるフライ料理のことである。カツカレーの場合はソースをかけず、ライスにトンカツを乗せてトンカツソースではなくカレールーをかける。
トンカツソースもカレールーもスパイスが効いているものの、少なくとも僕の味覚では全く違う味だし、サクッとしたトンカツの衣もルーの水分でふやけてしまうが、なんとなくそのままでも充分魅力的なカレーライスに、別の魅力を持ったトンカツを乗せてしまうという背徳感こそが、カツカレーにとっての本当のスパイスかもしれない。
だけれども…。
「だけど」いつの間にか咀嚼を終えた彼女の口が唐突に開いた。「だけどね…」
「だけど?」僕は少々食い気味に尋ねた。
僕はカレールーにまみれたトンカツをよそ目に、彼女のぷりっと輝くローズピンクの唇だけを見つめてしまう。
「うん、そうだな。これは一つの参考意見として聞いてほしいんだけど…」「そうね」「スプーンでは食べづらいかもしれないね」
「それにね、私、思うの」彼女は僕よりも遥か遠く、スカンジナビア半島のフィヨルドまでを遠く眺めるような眼差しを向けた気がした。
「カツカレーってなぜか冷めないのよ」「前の彼氏に勧められて食べたときには唇を火傷したわ」「唇だけじゃない」「口の中もよ」「前歯の後ろの皮が」「べろべろ剥けたわ」
「もちろん夜は?」
うまく言葉が出てこなかった。どうにか出た言葉を、僕は吐き出したが、それを聞いていったい僕の人生にどんな影響があるというのだろう。
「早く部屋へ行きましょう」
読んだかぎりでは上手に「女性」できてると思うけど…。めっちゃがんばってる、今までの人があまり良い人やなかっただけやない?
飲み会で男性をおだてて雰囲気をよくしたり、ノリよく接することはできるけど、じゃあ一対一で親密になりましょうってなると途端に駄目になる。
別にダメやないと思うよ。一対一になったら誰だって多少はかまえるやろ。ふつうふつう。
言い寄ってきてくれてるのかな〜って人と一緒にデートをしても、奢られるのは見返りを求められそうで怖いし、触られると感情が無になるし(虐待されている時に感情を無にして耐えるときと同じやつ)、かわいい仕草も言葉も、褒めそやすのもできない。
奢られた場合は笑顔で「ありがとう」で十分やと思う。見返りを求められることほとんどないし。万が一求められても「そんな器のちっさい人やと思わんかったわ」みたいなこと言ってバイバイして終わり。
ボディタッチも嫌やったら我慢せんでいいんやで。表情や言葉にして拒否するのも大事。直接言うのが怖かったら「自分はまだそこまで心の準備できてない」みたいなこと言えば良いし。我慢するの良くない!
かわいい仕草とか言葉って、大人の女やったらたまに使うのはありやけど、日常的に使うものではないと思う。
その代わり会話をする。普段考えてることや、相手がどんなものに興味を持ってるのか聞いてみる。
でもさぁなんとなく思うけど、男性は多分そういうの求めてないよね。初対面の女の子とは深い会話じゃなくて、キャッキャすご〜いみたいなの言われたいよね、あと異性に奢るボディタッチを拒絶されるのってしょげるよね、わかるわかる。
わかるけどさ〜〜〜私もいち人間としてポリシーなどもあり、でもそこはお互い様なので折り合いをつけて少しずつ仲良くなりましょう、みたいなことを一生懸命説明する。
男性にもよるけど、そういうのを好む人が多いのは私もなんとなく感じる。女に対するそんな変な幻想をどこで育んできたんや…みたいな人はたまにおる。
けどそんな都合の良い女おらんってか、仮にそういうふうにこっちが振舞ってメリットがあるならやるけど、ぶっちゃけ今の時代あんまりなくない?それやったら無理にキャッキャ振舞わんでもいいと思う。自分の好きなように生きようや!
そして男性に言われる。
これ。これがくると大体連絡は途絶え、私はまたやってしまった、気になってる男性だったのに「女性」ができずに失望されてしまった〜〜〜って3日くらい落ち込む。
なんやその返し。ちゃんとした人やったら、心の中でそう思っててももう少しオブラートに包んで別の言い方するで。「君って論理的だね」っていきなり言われたらこっちもびっくりしてなんて返していいかわからんわボケ。
勿論そこだけじゃなくて、動きがヘンだったりガサツだったり、よく見たら顔が悪かったりとか、総合的にみて失望してるんだろうとは思う。
たまーーーに「もうお前には失望したわ」って言う人おるけど、アンタが勝手に期待して勝手にがっかりしとるだけやろ。知らんがな。
もし、自分自身でも自分の動きや見た目が気になるんやったら、今がチャンスやと思って一生懸命磨こ!いい女になろうや~!
でも、期待に満ちた眼差しでいきなり目の前に現れて、それで頑張って応対していたのに失望した顔でいきなり立ち去られると、自然災害のように理不尽な辛さを味わうので結構しんどい。
どんどん「女性」をやるのが怖くなる。
おかげさまでいない歴=年齢である。
別にいない歴=年齢でも問題ないと思う。そんなん世界中にどこにでもおるわ。言わんかったらバレん。
正直、このまま特定の男性と親密になる努力をするより、同じように「女性」をしない同性の友達の子と、人間やって生きていけたらいいな〜と思っている。
ひとり、とても気が合うぴったりの子がいるんだけど、彼女はとても可愛く、そして(多分)異性愛者なので友達以上は無理だろうな。
気が合う子おるんや!良かったな~
あとパートナー探しに必死になるのわかるけど、必死なりすぎると物事を客観的に見られんことなるから、ほどほどにな。
「失望された」ってとらえるのではなくて、「こんな変わったやつとはよ離れられて良かったわ」って思うのはどう?思うってか事実やけど。
コミュニケーションや気配りもできてるし、自分をそんな責める必要ないと思う。私はあなたのこと素敵な人やなって思ったよ。
こんなに素敵な人が落ち込んでるのもったいないなと思って、コメントしてしまいました。
良い日曜日を!
飲み会で男性をおだてて雰囲気をよくしたり、ノリよく接することはできるけど、じゃあ一対一で親密になりましょうってなると途端に駄目になる。
言い寄ってきてくれてるのかな〜って人と一緒にデートをしても、奢られるのは見返りを求められそうで怖いし、触られると感情が無になるし(虐待されている時に感情を無にして耐えるときと同じやつ)、かわいい仕草も言葉も、褒めそやすのもできない。
その代わり会話をする。普段考えてることや、相手がどんなものに興味を持ってるのか聞いてみる。
でもさぁなんとなく思うけど、男性は多分そういうの求めてないよね。初対面の女の子とは深い会話じゃなくて、キャッキャすご〜いみたいなの言われたいよね、あと異性に奢るボディタッチを拒絶されるのってしょげるよね、わかるわかる。
わかるけどさ〜〜〜私もいち人間としてポリシーなどもあり、でもそこはお互い様なので折り合いをつけて少しずつ仲良くなりましょう、みたいなことを一生懸命説明する。
そして男性に言われる。
これ。これがくると大体連絡は途絶え、私はまたやってしまった、気になってる男性だったのに「女性」ができずに失望されてしまった〜〜〜って3日くらい落ち込む。
なにが男性は論理的会話を求むやねんと思うが、まぁ理詰めされたら男女問わず嫌だよねわかるわかる〜〜〜。
勿論そこだけじゃなくて、動きがヘンだったりガサツだったり、よく見たら顔が悪かったりとか、総合的にみて失望してるんだろうとは思う。
でも、期待に満ちた眼差しでいきなり目の前に現れて、それで頑張って応対していたのに失望した顔でいきなり立ち去られると、自然災害のように理不尽な辛さを味わうので結構しんどい。
どんどん「女性」をやるのが怖くなる。
おかげさまでいない歴=年齢である。
正直、このまま特定の男性と親密になる努力をするより、同じように「女性」をしない同性の友達の子と、人間やって生きていけたらいいな〜と思っている。
ひとり、とても気が合うぴったりの子がいるんだけど、彼女はとても可愛く、そして(多分)異性愛者なので友達以上は無理だろうな。
https://anond.hatelabo.jp/20190726171905
第4章 傷つかないためのセルフコントロール術 ~モラ夫への対処法 その2~
人にやさしくされたかったら、「人にやさしくする」、人に愛されたかったら「自分から愛する」
①負の感情を全て吐き出す
②モラ夫に対して感謝できることを探す
③モラ夫に対して謝ることを探す
①モラ夫の好きなこと:好きなことは本人の能力
②モラ夫の夢:できない理由は気にしない
③モラ夫のほめられるところ:行動、才能、長所
④モラ夫と一緒にやってみたいこと:どんなささいなことでも
「勝手に出掛けやがって」→「ぼくちゃん、ひとりでさびしかったんでしゅ。不安だったんでしゅ」という心の声が隠れている。「ぼくちゃん寂しかったんでしゅか」という優しい気持ちで接する。
ストレスが溜まる前にためない工夫を
①女友達とのおしゃべり
②ひとりきりで、泣いて、叫んで、吐き出して
③あなただけの楽しみを持つ
スルーとは、傍観者になる、気にしない、聞き流す、逆転の発想をする
①傍観者になる・・・他人事だと思えば、モラ夫の言葉はあなたの心に入ってこなくなる。
②気にしない・・・・「気にしない」を徹底する。
思考が変わると、行動が変わる。行動が変わると、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変わると運命が変わる。 ウィリアム・ジェームズ
③聞き流す・・・・・「まぁいいか」という鈍感な心で聞き流す。
④逆転の発想をする・ゲーム感覚でモラ夫とのやりとりを遊ぶ余裕を持つ。
9、どんなことにでも、感謝する癖をつけよう
①口角を3ミリあげる。
③上の歯が全部見えるように、頬の筋肉が痛くなるまで笑って、30秒キープする。
モラ夫を夫に持つ奥様は、自分を否定し、「セルフイメージ」を低下させてしまう。
①自分を好きではない、自信が持てない、自分の短所を気にしすぎる、人の評価が気になりすぎる。
②他人の短所・嫌なところを見るとその人が嫌いになる、一緒にいると苦しくなる
④世の中はつらい、いいことがないと思い込む
⑤「自分には特別な才能がない」と思い込み、義務的な働きに一生懸命になる。
セルフイメージを高めるには、自分のことを認めて、ほめてくれる人と一緒にいることが最善。
①自己暗示をかける。
③自分のいいところを紙に書く。
④③で書き出したいいところを声に出して読む。
第5章 モラ夫と「別れる?」「別れない?」 ~それぞれの選択に向けて~
2、愛とは溢れたり、枯れたりの繰り返し
愛は本当に不思議なもので、完璧な結婚なんてない。どんな結婚でも悩みは多かれ少なかれある
太陽は何よりも人を癒す強い力があります。あなたが太陽のように大きな心でモラ夫を包み込み、温かい眼差しで向き合うことで、周りの人にも幸せが広がっていくはずです。
太陽になるためには、まず自分をほめて好きになることが第一歩です。
「わたしはすごい。疲れているのに夕飯の買い物に行った」
どんなことでもいいので、自分がやったことは全部「すごい」とほめてください。
まずは、大切な自分自身をほめてあげてください。
そして、どんどんほめ癖がついてきたら、今度は他の人を褒めてみてください。
それを続けることで、あなたは太陽になれるのです。ぜひ今日から、「自分太陽計画」を始めてみましょう。
6、それでも別れを選ぶあなたへ
これだけは考えておきましょう
①離婚後に名乗る姓 ②住む場所 ③最低半年の生活費 ④仕事 ⑤心を許せる相談相手 ⑥強い心を持つこと:後悔しない心、「自分の離婚は、幸せになるための最善の選択だった」と信じること
美しいにじいろの鱗の中に、とりわけ美しく輝く銀色の鱗を持った魚は誰からも羨望の眼差しで見られる存在だった
本人もそれを鼻にかけており、悠々と泳いでいたところに、小さな青い魚がやってきて言う
「お願いだから銀色の鱗を僕にちょうだい。そんなにいっぱいあるんだから一枚くらいいいだろう?」
んで、虹色の魚はあげられるわけがないよ!って断るんだけど、それのせいでみんなから仲間外れにされてしまう
誰にも美しいと褒めてもらえなくなった虹色の魚は独りで彷徨って、出会ったタコに銀色の鱗を分けてみたらどうかと言われる
みんなのところに戻り、嫌々ながらも最初の青い魚に銀色の鱗をあげると、他の魚もどんどん寄ってきて、みんなに鱗をあげていくうちに虹色の魚は幸福感を得る
最後に一枚だけ残った銀色の鱗を身につけた虹色の魚は、みんなから遊ぼうと誘われて、楽しく遊びました
いい話だと思った人はいるかね?
「ハーフの子を産みたい方に」呉服店のポスター炎上、本当の問題点とは
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00010005-bfj-soci
これまで80人近くヒアリングを続けてきている下地さんは、「ハーフの子どもがほしい」という言葉に傷ついている人たちの声を、多く聞いてきたという。
「ヒアリングをした中でも、女性と女性の会話の中で発話されることが多いことが気になっていました。今回のコピーライターも女性の方ですよね」
「女性に対する社会からの眼差し、つまり外見の良さばかりが求められてしまっていることに対する感情が屈折した形で『ハーフの子がほしい』という表現に現れてしまっているようにも感じます。女性への眼差しや性、暴力などのイメージとも結びついている。そしてなにより、かれらを深く傷つけるものなのです」
ハーフの子を欲しがる主体が女性であっても、男性ならともかく女性を正面から批判することは難しい。
そこで、外見の良さを求められている女性もまた社会からの被害者として位置づけることで、ハーフの子を欲しがる女性が政治的正しさの観点から批判対象とされることを上手く回避している。
この論理展開には見習うべき点が多い。
世の中は不公平だ。
金も人も愛情も機会も全て「豊かな人間」に流れていくように出来てる。
そしてさらに貧しくなる。
温かいマトモな家庭にマトモなDNA積んで生まれたやつは当たり前のように友達がいるし、当たり前のように恋愛をする。
それなりの大学でて普通に就職して結婚して子供つくって当たり前のように幸せになっていく。
貧しい人間がいてくれるから豊かな人間は安心して豊かでいられる。
グズがいなくなれば次のグズが必ず現れる。
そういうふうに出来てる。
グローバルな世の中で発展途上国と言われた国の教育水準が上がって
困るのは豊かな国にあぐらをかいていた奴らだ。
つまり俺が言いたいのは、俺が貧しいのは俺より豊かな人間がいるからだ。
逆に言えば豊かが当たり前の人間が当たり前のように豊かでいられるのは俺みたいなグズが当たり前に貧しいままでい続けてくれるからだ。
いい女を捕まえて結婚して可愛い子どもをつくって幸せになりたい。
見たかよ!って。
当たり前に豊かな人生を享受しながら蔑みの眼差しを向けてくる連中の席。
俺一人分でもいい。
脅かしてやりたい。
今度はお前の番だからな。
綺麗だと思った。
そうして暫し見惚れた後に、なんてずるい子なんだろうと、胸の中に陰が差した。
あの子が絶対に言えない言葉を、宮本フレデリカは、冗談めかして伝えることが出来てしまう。
天真爛漫な笑顔ではぐらかしながら、スキップで近づいたり離れたりを繰り返す。
何を考えているかわからなくて、何も考えていなくて、そのくせ「あんな顔」をするんだ。
ウェディングドレスに身を包んだフレデリカは、とても綺麗だった。
ああずるい、羨ましい。そんな風に振る舞えるなんて。
ずるい、ずるい、狡い。
Pさんまゆはそんなこと望んでません。
睫毛の隙間からずるりと呑み込まれてしまいそうな深い色。もちろんそれは彼女自身の様々な想いの現れである。だけど、あれは私の色だ、と感じることが最近増えたように思う。
私はまゆの瞳が大好きだ。
綺麗な緑色が私を見つめる時に熱を宿して爛々と輝く瞬間。私はとても弱いから、その危うい眼差しが一番好きなの。
ごめんね、まゆ。
このままでは佐久間まゆのプロデューサーでいられなくなる。佐久間まゆが望んだ永遠を、佐久間まゆの覚悟を、想いを、全部全部取り溢してしまう。
結局の所私の心にはいつもこの最低な感情がある。目を逸らしたい。
佐久間まゆに感情移入して、感傷に浸ることで誤魔化してはいるけれど、それは彼女にそうして欲しいという自分自身の願望に他ならない。
佐久間まゆがプロデューサーを信じているから、私はプロデューサーの形を何とか保っていられている。
いつか私は、この感情を拗らせて、どうしようもなくなって、佐久間まゆの業だけを煮詰めて作られた「佐久間まゆの形をした何か」になってしまうのだろう。
その前にどうか、まゆの願いを叶えて。
高校生のころネトウヨだった。そしてその当時も、今も、僕はペドフィリアでオタクだ。
ネトウヨになったのは韓国について悪し様に書かれた文書を読んだことがきっかけだった。今にして思えば何故あんなものを鵜呑みにしてしまったのか不思議なのだが、はじめてネットに触れるようになった時期で、身も蓋もない言い方をすればネットリテラシーに欠けたからだろう。
韓国は卑怯卑劣で寄生虫だと信じ込んでいた。韓国だけでなく、同様に糾弾されていた野党や朝日新聞も当時の僕にとっては悪だった。―こう書いていて思うのが、その当時と今とで10年以上たっているのに、その間は決して平穏ではなく、寧ろ激動の時代であったと言っても良いのに、ネット上のこのような言説は変わらないということだ。変わらないからこそ、今ではもはや怨念のように凝り固まっているのだろうか
さて、高校生の時分に政治や世界情勢のことなど分かるはずもなく、当時の関心は専ら自分の権利が守られるかどうかだった。権利ーこの場合は自分の好きな漫画、アニメ、ゲーム等だ。
今でこそ折り合うことができているが、当時は本気でオタクであることを恥じ、ペドフィリアであることに罪悪感を抱いていた。そのように自分の属性に悩んでいた一方で、いや、悩んでいたからこそ、オタクでありペドフィリアであることこそが、自分の唯一のアイデンティティーであるように思われた。失笑されるかもしれないが、僕のような反社会的人格は少数派なのだ。そのことで権利を主張しようとは思わないが、自分は特殊なのだと意固地にならざるをえない。
とにかくペドフィリアでオタクである僕にとって、その手の作品は生きる上での友であり、それを侵害するものは敵だった。
そしてその当時敵だと思っていたのが、いわゆる「左翼」だった。
「左翼」は声高に人権を守れと言う。その人権を非実在の存在にまで適用し、僕の権利を侵害しようとしているー思い返すだけで頭が痛くなってくるので、当時の愚かな思考を正しく説明することは難しいが、確かそのようなことを考えていた。
愚かなことだ。人権があるからこそ創作作品を楽しむこともできるのに。しかも保坂氏や枝野氏など、「左翼」こそが表現の自由を守ってくれていたのに。
いや、薄々とは気づいていたようにも思う。だからこそ、当時でさえ保坂氏枝野氏などには悪感情は持たなかった。「左翼」だが味方でもある、そう思っていたか。
実際自分は子供のころから千葉ロッテマリーンズのファンなのだ。ダブルスタンダード極まれり。
結局自分にとっては国よりも自分の好きなものこそ重要だったのだろう。そしてそれ故にネトウヨを卒業することができた。
ネトウヨを辞めるきっかけとなったのは、浪人生のころ、2chの掲示板で、「ロリコンは在日」とか、そういった類の書き込みを見たことだった。拍子抜けと感じるだろうが、僕はその程度のことでネトウヨに冷めてしまった。
自分が少数派である自覚はあった。それでも、同胞である日本人なら受け入れてくれると思っていた。なのに、結局ここでも切り捨てられるのだーそう思った。
いったん冷めてしまうと、ネトウヨの嫌なところばかり目に付くようになった。少しの瑕疵があれば昨日の仲間を今日は敵認定する。高尚な正義感を気取りながらやっていることは荒らしやデマ。ロッテスレにコピペ爆撃する。とことん醜悪だと思えた。
右派は冷たくて、けしていざという時に守ってはくれないー余命騒動で明らかだろう。畢竟人間は孤独で、国籍が同じだからといって無条件に受け入れられるわけではない。
僕は自分がペドフィリアだからこそ、そう気づいた。だが同時にこの人格に意固地になったあまり、他者への眼差しを欠いたことが、ネトウヨになる端緒ではなかったか?
振り返ってみれば、ネトウヨになったのはネットの影響。ネトウヨを辞めたのもネットがきっかけ。なんというか、独り相撲でしかない。それまでの人生で、韓国人と会ったこともなかったのに。
近所の焼き肉屋の韓国人の従業員はとても気前が良くて、色々とおまけをしてくれる。留学生の李くんも良い奴だった。
朝鮮学校無償化に賛成し、某ネトウヨサイトに「反日大学教授」と名指しされたある教授は、僕が出会った中で最高の人格者だった。先生は、僕なんかの悩みも真剣に聞いてくれ、生きているだけで偉いのだと、度々仰った。そんな先生だから、子供のことを、生徒のことを第一に考えているからこそ、賛成したのだ。本当の教育者だから、賛成したのだ。
だが、愚かな私は、個別の経験を積むことすらせず、何もかも知ったつもりになっていた。
平成最後の平日、
子供には離婚することは告げていなかったが、役所に行く私を見つめていた眼差しは心なしか寂しそうな顔をしていた気がする。
妻のほうから離婚してほしいと言われたが、役所に着いたら「やっぱりやめよう」と連絡があった。
私は「今ここで止めてもこの先同じ話を繰り返すだろう」と伝えて離婚届を提出した。
他人同士が仲良く暮らすということの難しさを感じた4年間だった。
道行く家族や両親はこれを乗り越えて私たちを育ててくれていたのかと思うと、親のありがたみを感じる。
意見の食い違いや価値観の違いを話し合って乗り越えて成長していくものだ。
どちらかのほとぼりが冷めるまで待つだけで、今後同じようなことをしないための取り決めや話し合いを怠った。
私はこのやり方は間違っていると気付いていた。
しかし、収まった事態をまた掘り返して相手の機嫌を損ねることを恐れた。
今考えても呆れる。
ただそのときは彼女の暴言が自分のストレスとなり、どうしても次に生かす話し合いができなかった。
せっかく収まったのに、また心無いことを言われるのではないかと。
そんなことを続けながら付き合って1年くらい経った。
喧嘩の頻度が増えてきていよいよ私が耐えられなくなった。
お互いの家は3時間ほど離れており、すぐ会えないことも原因だと考え、同棲を提案した。
今思えばここで別れるという選択肢もあったが、私も彼女もお互いに依存してしまっていたのだと思う。
同棲を始め、しばらくはうまくいっていたが、それも長くは続かなかった。
やはり根本的に解決していない問題を前にしては、同棲という付け焼き刃では役に立たない。
同棲前は物理的な距離があったたため、険悪な雰囲気になっても、自宅で一人知らないふりができた。
一緒に住んだらそれができない。
「良いことばかりではない。」
頭ではわかっていたはずなのに、それが起こったときには結局何もできない。
そんな馬鹿なような真面目なことを考えたりもした。
何かあったときは淀んだ空気の中で2人、喋ることもなく置物のように存在していた。
最初は問題に向き合っていたが、何度も繰り返すうちに心が錆びていくのを感じた。
まるでどうやっても動かない岩を一人で運ぼうとするような。
すべてをシャットアウトする彼女を見ると、そんな虚しさを感じた。
そんなときでもお互いどちらも居づらくなって、家を出るようなことはしなかった。
私は気分転換に家を外したかったが、自分が1人で出掛けることは浮気とみなされたので、それは叶わなかった。
さすがにこれには私は首を縦には振らず、「今の状態ではできない」と伝えた。
数日考えて結婚することにした。
彼女だけではなく、私自身を改めなければいけないことがたくさんあった。
ここまで読んでいただければ予想ができる通り、結婚後も何も変わらなかった。
子供が欲しいということは以前から聞いていたので、結婚後はすぐに欲しがった。
それにお互い貯金も貯まっていなかった。
彼女は激昂した。
・産まないほうは何とでも言える。
・作ろうとしてもできないこともあり、危険な高齢出産なんかしたくない。
2人の関係が続くかどうかや、こんな状態で子育てができるかどうかは気にしていないようだった。
子育てが始まればこんな不毛な争いを夫婦間でやっている暇はないのだ。
逃げ続けた私はあろうことか、まだ見ぬ自分の子供に救いを求めた。
それからは子供ができればこの生活は終わるんだと言い聞かせて生きてきた。
私の希望的観測は一瞬にして崩れ去った。
私たちは変われないのだと。
もしくは変わる気がないのだ。
事あるごとに「離婚しろ」とは言われていたが、今回初めてそれに同意した。
そして冒頭に戻る。
『一緒に住むようなれば…
結婚すれば…
そんなことを毎回信じていた。
今考えたら何と甘い考えだろうか。
話し合うことから逃げて、意見の衝突を恐れて、相手に付き従う。
私たちは離婚届など出さずとも、初めから夫婦にはなれていなかった。
自分がまっすぐ正面から向き合って矯正しなければならなかった。
自分が例え嫌な思いをしたとしても、それは後々の自分のためになったのに。
離婚したことに対して後悔はしなかったが、子供に対しては無責任なことをしてしまったと罪悪感は残った。
今日も増田はその取り巻きの男たちからお洒落なアクセサリーを褒められている。
俳優としてのキャリアを積み上げてきた増田は、お茶の間での知名度が高いだけに留まらず、業界内でも評判の高い偉丈夫だ。
昔は少しヤンチャをしていたという経歴もあって、少しチャラチャラした若手俳優からは兄貴と呼ばれて親しまれている。そんな兄貴は毎日のように子分・弟分達を連れ立って飲みに行ったり遊びに行ったりしているが、ここ数年は異常なほどに周囲の人々から褒められるようになった。
そして、もはや当たり前の光景となったその褒めるやり取りは決まって同じような結末を迎えるのである。
「褒めてくれてありがとな。せっかくだからこれお前にやるよ。」
兄貴風を吹かせるためだろうか。それとも単に気前が良いのだろうか。
既に業界では常識となっているが、増田は自身のアクセサリーなどを褒められるとそれがどれ程高額なものであっても褒めてくれた人にプレゼントしてしまうのである。
最初の頃こそ、より年次のいった先輩俳優や周囲の友人から窘められたり、
と心配されたりもしていたが、誰が何と言ってもプレゼント癖は治らず、ついには金目の物をタカるためではないかと噂されてしまうようなハイエナのような若手連中が常に周囲を徘徊するまでになってしまった。
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「そんな増田さんは、業界内でも有名なプレゼント魔とのことですが。」
とある映画の宣伝としてのインタビューの場において、これまたお茶の間での知名度が高い女子アナウンサーからそう問われた増田は、少しはにかんでこう答えた。
「初めの頃は単純に善意だったんですがね。褒められたらそれをプレゼントする、ということを繰り返しているうちに、今回だけプレゼントしないのもどうなんだろうとか考えるようになってしまいまして。今では少しでも褒められると無条件にあげてしまうんですよ。もはや呪いの類ですね。今日もこのインタビューの前にそこのカメラマンにネクタイピンをプレゼントしてしまいました。」
インタビュアーに視線を向けられて恥ずかしそうに顔を背けるカメラマンは、ネクタイピンなんて普段使わないような格好をしており、このあとオンラインオークションなどで転売することが目に見えているような男であった。
それを見透かしたのか、若干の軽蔑の眼差しを顕にした女子アナウンサーは、慌てて表情を正して増田に向き直す。
そして意を決したように深呼吸をしたあとに増田に向かって問いかけた。
「増田さんといえば、都内の立派な一戸建てを最近購入されたことでも話題ですね。なんでも歴史を紐解くと元は外国からいらした要人の方が住んでいた由緒正しいお宅なんだとか。私みたいな庶民では手が届かないような金額で購入されたとワイドショーでは騒ぎ立てていましたよね。羨ましいです。私もぜひ一度住んでみたいです。」
スタジオに居る全員が何も言葉を発することのできない、数秒の沈黙の間。
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インタビューのあともいくつかの仕事をこなした増田は、急遽マネージャーに手配させたホテルへと向かっていた。
元々は家に帰るつもりであったため荷物はほとんど無く、タクシーから降りるのも一瞬である。
さて、着替えなどはどう調達しようかと若干思考を巡らせながら、ホテルのチェックインを行うためにカウンターへと足を向ける。
そのときだった。
「増田さん!」
突然知らない人物から声をかけられても動じないところはさすが増田である。
一般的な俳優やタレントであれば、周囲の目が集まることを気に病みながら舌打ちでもするところだろう。
増田はにこやかな表情を作り、握手の体制で初めて会うファンを出迎える。
「僕、増田さんのファンなんです。こんなところで出会えるなんて。握手をお願いします!」
初めから握手に応じる心づもりであった増田は当然のように握手に応じ、濁流のごとく話し続けるファンの声に耳を傾ける。
「デビュー作から観ています!とはいっても最近オンデマンドサービスで観たんですが。」
「まさか同じホテルに増田さんが泊まってるなんて、夢のようです。今夜お部屋に遊びに行ってもいいですか?」
増田の表情が瞬く間に変わっていく。笑顔は消え、無表情に近い。
自分勝手に喋っていた男も流石にその変貌には気づき、何か不味いことを言ってしまったのではないかと表情を曇らせる。
「僕の生き方が、羨ましいんだね?」
表情筋の配置こそニュートラルで、無表情という表現がピッタリだが、目だけは奥の方で笑っているようだ。
答えに窮している男の手を改めて強く握り返した増田は、ゆっくりと告げた。
「それでは、君に僕の生き方を譲ろう。次は君の番だ。頑張ってくれたまえ。」
キンプリSSS2章第4話のあらすじ。
マダガスカル支社に出向を命じられたカケルは、大自然の中で十王院グループの一員として働くメリナに出会います。
都会には全くない雄大な自然を目にしたカケルの「大自然を尊重するというのが良いと思うけど」という何となしの発言に対し、「それは自分達に貧乏でいろということだ。そうやってお前達は搾取を続けるんだろう」と敵意を向けるメリナ。
「世界で一番綺麗な景色が何か知ってるか? 飛行機の上から見る東京の夜景だよ」
「俺だって東京の街で遊び歩きたい」と熱意のこもった眼差しでカケルに語るメリナは、別にふざけたことを言っているわけではありません。あの光はそこにいる人達の生活や仕事があって生まれるもの。たくさんの人がそこに生きている証なんだとカケルに伝えます。
それでも決して彼は「東京に住みたい」とは言いませんでした。ただ「この国を東京みたいにしたい。そのためには今はお前達の力を借りるしかないんだ」と、真剣な目で大きな目標を語ります。
一見すると「発展途上国の幸せを先進国の人間が決めつけてはいけない」ということを訴えているように見えて、
むしろ「発展途上国の人たちだって先進国みたいになりたいのだ」と決めつける構図になっている。
しかも、そのアニメを作っているのは日本という先進国の人間なのだ。
マダガスカルは、かつてはフランスの植民地であり、独立後も先進国の経済支配に晒されてきた。
マダガスカルの伝統的な家屋は先祖の住処である西に戸口を開くものであったが、フランス植民地政府は戸口を幹線道路を向くように命令した。文明観において社会進化論が支配的であった当時の西欧では、「未開」の後進地域に文明を移出する「文明化の使命」があると観念され、文化の一方的な押しつけが何の疑問もなく行われた。
ある韓国企業が全トウモロコシ用耕作地の3分の1に及ぶ土地を99年間租借する契約を政府と結んだことが発覚する。露骨な新植民地主義への反発や、島の土地を「タニンヂャザナ(先祖の土地)」として大切にする価値観と相容れない政策への失望から、2009年3月に暴動に発展した(2009年マダガスカル政治危機)。
外資を受け入れるにしろ、自国文化を守るにしろ、極めてセンシティブな政治的問題であることは明らかである。
マダガスカルから遠く離れた日本人が、アニメにマダガスカル人を登場させて「マダガスカルを東京みたいにしたい」と言わせていいものだろうか?
……今回の件で問われているのはこういうことであろう。