はてなキーワード: サービス残業とは
本当にその通りだなと!
その後病状が回復してから資格取って再就職したけど、労働環境酷くて辞めたっていってんのに何故続けれなかったかとか復職しなかったのかとか面接で散々言われまくって、再び病みそうなレベルだったわ。
こっちの人は年齢さえ聞いてこないし、今あるその人姿を中心にそこから未来を考えていると思う。
その代わり日本みたいになんでも便利じゃないし腹が立つことも多いけど、圧倒的に今の環境のほうが幸せ。
周りの人も日本よりずっと充実した生活を送ってるように見えるよ。
こういうこというと、でも海外は~だからみたいな意見出るだろうけどさ、純粋に比較しようとしまいと悪しき習慣や風習は改善すべきだと思う。
もう高度成長期もバブルも終身雇用の時代もとっく終わったんだから、古い凝り固まった考え方で自分の保身に走るんじゃなくて、もっと後の世代の生きやすさも考えようよ中高年。
効率学校の先生になって数年経ったので思ったことを思うつくままに書く。少し悪意がある。
私自身は他業種を経験してきた中途臨時任用講師である。雇い止め構造のために正規雇用に比べれば、ボーナスなどで手取りが劣るが、
殆どの教員が大学卒だというのが信じられないくらい、科学リテラシーというものがない。
採用選考の基準に知的に優れているというのを考慮してないのだろう。そりゃEMも江戸しぐさも蔓延するだろうし、かけ算の順序を自分で考えられない人間が多数派になってしまうだろう。
子供のあしらいは上手い。だが、お勉強の教え方が上手いかどうかは、個人の資質によっているようだ。体育会系の奴は本当にバカだ。
ただ、小中学生は体力と学力はそこそこ相関するので、体力を伸ばすアプローチは有効なのだと思う。向いてない人を辞めさせる構造がないのが問題なのだと思う。
会議で一人の人間が五分話したら、10回は「させていただく」を使う。「します」でいいだろ。五人が喋れば50回聞く。
電話の応対もガチャガチャである。ただし、地域によっては身内の教員に「先生」と付けなければ保護者が図に乗ってしまうので、身内に敬称を付けざるを得ないという構造もあるようだ。それでも醜い表現だと思うが。
忙しい上に残業という概念がある世界を経験したことがないので、ほとんどの仕事を気合いでやっている。効率化の仕方をしらない。
ほとんどの人が大学を卒業したあと、先輩の仕事ぶりをあまり間近で見ないままにOJTで仕事を覚えていく。
その為、仮に大学で覚えそびれたとしても、先輩や同僚から学んで、或いは仕事をサボってブラウジングしてる間に身につけるようなPCの使い方を身につけていない。
コピー&ペーストを知っているのはましな方で、ショートカットキー、気の利いた検索方法を知らない。コマンドバッチを書いてデータのバックアップを取ったりしない。
忙しさのせいで、自分磨きに時間を作れていない。他業種の人と交流する時間を取れていない。同業種の人とくっつく奴ばっかりだ。バカなのだと思う。
残業をもらうということを若いうちに経験しそこなったために、自分の1時間の価値というものを考慮していない。
そこそこ偉いということになってる管理職の人間が教育委員会がプリントアウトでよこした元がHTMLベースであろう資料に書いてある数値をエクセルに入力して、
円グラフを作っていたりする。ものは、全国学力テスト結果の細目だったようだ。どうだ泣けてこないか。校長という人種はもっと酷い。
あなたはこんな人々に導かれている大人の集団にまかせて、子供がITを使いこなすビジョンを持てるか。
時間がないといえば、地域格差もあるのだろうが、平気で給食費を踏み倒そうとするPも居て、余分に手紙を書いて渡して、
電話を掛けて無視され、家庭訪問をして無視されるという対応をしている例などもある。子ども手当減らして国庫から給食費を出せばいいのに。
子供といえば、あらゆる書類で子供と書いた表現を「子ども」と頑なに直してくる。バカなのだと思う。
文科省が省内の書類で表記を統一する通達を出したことも知らないのだろう。矢玉四郎のサイトも知らないのだろうし、本を読まないから矢玉四郎も知らないのだろう。
ほとんど唯一と言って良い、よそでできる経験というのが、教育委員会への出向である。
こちらは、地方行政機関なのだから、残業代という概念を経験しても良さそうなものだが、現役教員との格差を産まないためか、こちらも二級市民的に
慢性的にサービス残業を行っている。採用試験に落ちた人間に来年度の講師をやらないかという連絡を日曜日に掛けて来たりする。
お前が落としておいてその言い草はなんだ? 来年の働き手が足りないということが今わかっているなら、採用枠を広げればいいのじゃないか。バカは死ね。
そういう非効率的な働き方を経験してきた人間が現場に戻ってきたら管理職様なのらしい。バカバカ言ってきたが、気の毒である。
教頭という立場の人々の働き方は非人間的である。おそらく90%以上の教頭という立場の人間が過労死ラインの向こう側で仕事をしている。
労働組合は地方格差があるようだが、有名無実化しているようだ。
仕事に追われた、余暇の使いみちをしらない人間的魅力に乏しい人を生み出す構造しかない。
自分の自由になる時間を作らずに、非効率的に仕事と向き合って会社の外に付き合いを広げていかないのであれば、調子を悪くするのも当然だ。
悪い意味で保守的である。冒険心がない。気の毒に50代になっても自分がなにかを変えたという体験をしてこなかったのだろう。
学校の先生は研究をしているということになっているがその準備に大わらわになる一方でその研究とやらを積み重ねている様子が感じられない。
刹那的というか、近視眼的というか、一年こっきりの思いつきを繰り返しているように見えてしかたがない。
その研究とやらの成果が仕事(教育)に活かしにくい構造もあるのだと思うが、こんだけ毎年研究を繰り返しているのならば、教育技法というのが、どんどん洗練化されても良さそうなものだが、十年一日な進歩しかしてないように見受けられる。
都道府県別の学力格差というのがあるのなら、愚直に先進的な地方のやり方を丸パクリしてみればいいのだ。
◯学校の先生は社内/省内キャリアアップというビジョンを持たない。
もしかしたら、正社員であらせられる人々の中ではあるのかもしれないが、自分の過去の実績と現職ポストを振り返って、ゆくゆくのビジョンというのを持ってない。
少数の士官以外が全員現場の一兵卒という構造もあるのだろうが、自分の将来展望についての話をしない。そもそも、同僚ととりとめのない話をする時間をそれほど持たないようなのだが……。そして、人事の内示がでるのが遅い。
ここは評価していいところだと思うが、地方格差もあるのか管理職の登用というところでは、グッと下がるようだ。
管理職になれば今まで以上に奴隷のようにこき使われるのだ。旨味を感じられなくてもしかたがないのだと思う。
これは言っておきたいが、子供の美醜について口にするのは圧倒的に女性教員だ。イケメンという言葉がカジュアルで使いやすいというのも
あるだろうが、これが男性の教員が子供の顔貌についてあれほど口にだしてたらと思うとゾッとすると思うのだが、どうだろうか。
もちろん、全ての親がということはないが、公教育の失敗例というのをまざまざと目撃してしまう。
そこそこ都会でさえこの程度なのだから、地方については考えたくもない。
お前はどうなんだと言われると思うがそこそこのクズだよ。
サービス残業させられてるなら訴えればいいのに
2. 1.が理由のため、指示した人が作業する人にやり直しを命じる
3. スケジュールは基本的に定時で終われることを前提で引かれている。
2.のやり直しを命じられた段階で、スケジュールは詰まっており余裕はない
5. 期限は守れ、工数も使うな と言われる
6. 作業する人は打てる手がなくなって持ち帰りなどのサービス残業をせざるを得なくなる
→(予防策)作業する前に打合せや確認が不十分。認識のすり合わせをする機会を設ける。
(問題)そもそもその「擦り合わせ」を嫌がる(時間が取られることを嫌がる、説明を嫌がる など)人がいる
2. 1.が理由のため、指示した人が作業する人にやり直しを命じる
→(予防策)指示した人から、成果物のクオリティや優先順位をあらかじめ確認しておく
(急ぎでほしい、ざっくりでいい、丁寧にやってほしい、など)
(問題)「自分で考えろ」「そんなこともわからないのか」と突き放す人がいる
3. スケジュールは基本的に定時で終われることを前提で引かれている。
2.のやり直しを命じられた段階で、スケジュールは詰まっており余裕はない
→(予防策)5割、8割ほどできた時点で、指示した人に確認を依頼する。
(問題)1.と同様、確認を嫌がる人がいる。「効率が悪いので100%になってから持ってこい」という人も。
→(予防策)100%の工数を使い切らない。80~90%の工数で100%の完成度を目指す
5. 期限は守れ、工数も使うな と言われる
6. 作業する人は打てる手がなくなって持ち帰りなどのサービス残業をせざるを得なくなる
→(予防策)上司、さらにはその上への相談ラインを確保しておく(期限を守るには残業しなければならない、工数がかかる、何を優先させるか?)
(問題)上司、さらにはその上が超多忙で相談の時間が取れないことも。
それでも自分の精神を守らなければいけない。メールなどの手段で何とか相談。
(予防策)で記載した対策を取るたびに、(問題)で上げられる対応を取られたりして
「日本に行けばお金が稼げる。そのうえ先進国の技能や技術、知識を身に着け、故郷に凱旋して自国の発展に貢献できる」
そう聞いて、幼い頃からの憧れだった日本に行けるならと、あまり深く考えずに多額の借金をして日本へ飛び込んだ。アジアのなかで欧米列強に肩を並べるほどの豊かな国を築くほど優秀で、かつ、未曾有の天災が起きても一致団結できるモラルの高い日本の人びとに、最親日国の友として色んなことを学びたいと思っていた。
そんな思いでやってきた自分が置かれた状況は、予想だにしなかったものだった。
彼ら日本人は、私達のパスポートを取り上げて「言うことを聞かないと強制送還だ」と言い、技能や技術、知識のまったく身につかないキツい労働を半ば強制的に押し付け、最低賃金を下回る報酬しか払おうとせず(未払いやサービス残業も横行)、「外泊は直ちに強制帰国、違約金50万円」や「恋愛は警告。聞き入れない場合は違約金20万円」などという独自のルールを作り、私達の人としての権利を縛った。
この状況に愕然とした。日本の人びとは日本人同士で助け合うものの、外国人(途上国限定)を人として扱ってくれなかった。彼らを友だと思っていたのは自分だけで、彼らからすれば農耕馬かなにかと同じ感覚だったのだ。
騙された。
いや、正直安い労働力として期待されていることは承知していたが、人として接してもらえないとはゆめゆめ思わなかった。
もちろんなかには制度の趣旨を理解して高い技能を伝播してくださった企業や、友として接してくれた人びともいたようだが、それはほんの一握りで、日本は国際社会(国連や国際労働機関)から再三の是正勧告を受けてもなおこの人権侵害、労働の強制を続けていった。
知っていたら絶対にこんなところに来なかった。
そんな過酷な環境に耐えきれず、失踪する者があとを絶たなかった。失踪者たちはパスポートも労働の許可もないまま窃盗などの犯罪グループに加わった。かばうつもりはないが、彼らには借金があり、もはやそこしか逃げ場がなかったのだ(※日本に来るためにブローカーなどに借金をするが、その額は母国で何十年働いても返せる額ではない)。
年々我が同胞の犯罪の検挙数が増えていくとともに、日本人の私達に対する態度や扱いはますます厳しいものになり、ますます失踪が増え・・、という憎しみのスパイラルに陥っていった(※2016年は国籍別で中国を抜いてトップの犯罪検挙数・検挙率となった)。
そんな両国の関係が悪化していく状況のなか、犯罪に走ること無く三年間の労働期間を終えて母国に帰った自分に残されていたのは、人を罵る日本語「バカヤロー、オマエナンカ死ンジマエ」、それだけ。結局、金も技能もなにも残らなかった。朝から晩まで会話を必要としない農作業で、宿舎と言う名のブタ小屋共同生活も同胞だけの暮らしだったので語学を学ぶ機会はなかった。それに、好きになれない国の言葉を積極的には覚えようとはしないだろう。
いま思えば、人生でいちばん伸び盛りの時期に、なんて無駄な時間を過ごしてしまったのだろう。どうしてあのときに日本になんか行ってしまったんだろう、そう深く後悔したものだ。
それから10年、我が国は経済成長5〜7%前後を毎年キープし、安定的な発展を遂げた。多くの人々が一家に一台自家用車を持ち、家電や嗜好品を買い求めるようになった。運良くこの成長の波に上手く乗った私は、不動産で財を成して国内トップ20に入る資産を築いた。政府関係者とも太いパイプを持つことができ、国政にも多少の影響力を持つようになった。
この一億総中流の消費市場で躍動しているのは、中国、韓国、そして欧米各国の企業だ。クールジャパンの実態はただの冷徹な日本人だったことがわかり、ASEAN諸国からの「憧れ」を失った日本のブランドは各国で輝きを失い、次第にシェアを落としていった。
日本企業は自国の市場が縮小していくなか、アジアの成長する市場でモノを売っていくしか生き残る道がないことを誰もが分かっていたはずなのに、あのとき私達を隷属させた代償として自らのブランドを毀損し、その機会を逸してしまったのかもしれない。
新聞でチラッと読んだが、高齢化がより一層進んだ日本では社会保障やら国防やら国政の課題もさることながら、屋台骨だった自動車産業が米国IT関連企業に食われるなど、経済もいろいろ大変らしいがそんなのどうでもいい。
日本と聞いただけで、あの奴隷主のように振る舞う日本人を思い出して気分が悪くなる。もう二度と行くこともないし、とにかく日本にも日本人にも関わりたくない。日本のプロダクトは一生買わない。
弊社は一部上場企業で部署にもよるが残業も少なく、サービス残業なんて以ての外という比較的ホワイトな職場。
だが割りとガチガチなところもあり、その一つが会社PCの私的利用禁止。
たとえ業務時間外だろうと会社PCでエロサイトなんて言語道断、プライベートなメアドにアクセスしたりするのは当然のこと、業務に関係すること以外利用するのは禁止という徹底ぶり。
正しいのだろうが、窮屈に感じているのも確か…
昼休みに会社のPCで業界系のニュースを見るついでにはてなブックマークのトップページから気になる記事に飛んで、はてブコメントとか見てたんですよ。
ただ、そこにはNHKや朝日とかだけでなくtogetterとかヨッピーの記事とかも入っちゃってたんですよ。
で、ログ解析している情報システム部門から「増田さんは業務外の利用が見られます」と部長までクレームが行って、結果、部長に呼び出されて説教されたわけ。
確かに正論だし、お叱りは粛々と受け止めざるを得ないんだけど…
いきなり部長にまで苦情が行くのはどうかなー、と思わなくもないというか。
でも、わざわざ逆恨みしやすい方法を取る情報システム部門もどうかと思わないでもないか。
うちのオフィスは周りに何もないので昼休みに外出するなんてできないし、オフィスで昼寝するかスマホ弄るしかないんだよね。
ただ、スマホの画面を他人に見られるのはあんまり好きじゃないから会社のPCでニュース巡回してたんだけど、今後はスマホ弄るしかないかな…
アラフォー世代と話してると「昔は仕事中にブラウザゲーしてたw」「エロサイト巡回とかしてたw」とか聞くことがあるんだよね。
そういう会社の風土があるのか、それともそういう時代だったのか。
煙草も吸わない私は業務時間中に大っぴらにサボることもできないし、同僚との雑談もあまりない仕事場なので粛々と仕事をこなして定時を終えるしかないんだよな。
ブラックとは少し違うが,ドラマ『相棒』の season 10 第4話「ライフライン」に,負債を抱えて借金が増えていく一方でも,必死になって会社を続けようとする運送会社の社長が出てくる。
そういう状態になった会社は潰れた方が社会の為であり,本人の為でもあるのだが,それを邪魔するのは経営者の(人に使われる立場になりたく/戻りたくない)というプライド。会社が潰れても,運送の仕事がなくなるわけではないので,従業員は別な会社に移るだけで,たいして困らない。恐らく社長も他の会社で一従業員として働けば,食べていけないことはない。でもそうしないのは,「一国一城の主」とか「鶏口となるも牛後となるなかれ」とか,そういう変なプライドが邪魔をするからなのだろう。
ブラック企業も基本は一緒。
ブコメにある通り,潰れても従業員はそれほど困らない。需要がある限り仕事はなくならないし,しかもその仕事はサービス残業も長時間労働もない労働者で分け合うのだから,可処分所得か可処分時間のどちらかが必然的に増える。もちろん一時的な失業は避けられないかもしれないが,それは失業時の生活&雇用支援でカバーすれば済む話。
(元増田の考えが,「潰してもいいけど失業時の生活&雇用支援はもっと必要じゃないか?」というものならば,今の支援が本当に不足しているのか,という検討を行った上で,足りてなければ増やすのには賛成。)
ブラック企業の経営者は犯罪者なので,そもそも情け(元増田の言葉で言うと「愛」)をかける必要はないと思うが,どうしてもというのであれば罪を償った上で,よその会社で一従業員として働けばいい。「経営者」としてのくだらないプライドにまで「愛」を与える必要はない。
http://anond.hatelabo.jp/20161107104928
どうも日本では「ブラック企業」「長時間労働/サービス残業」に対する認識がきわめて甘い。近年、特に甘くなっている気がする。
労働賛美的な考え方と、権威に盲従する姿勢と、前近代的(「自分くらいはいいだろ」)メンタリティ。それらに支えられて蔓延するこれらの存在は、日本の労働環境を他に例を見ないほどひどいものにしている。
「潰れろと言うのか」とおっしゃるが、ハッキリ言ってそれは泥棒が「飢えて死ねと言うのか」と開き直っているようなものだ。そもそもが違法行為であり、食えない先・潰れた先をどうするかという話は人権的な問題であって、雇用・労働政策とは別の次元の問題だ。それは泥棒していい理由にはならない。
なぜブラック企業・サービス残業が違法かというと、そういう行為を放置すれば市場原理がはたらかなくなって健全な市場経済が運営されなくなるからだ。泥棒行為が蔓延すればセキュリティリスクが許容を越えて社会が崩壊する、それと似たようなものだ。ブラックにならないと経営できない企業をつぶさない限り、その陰であおりを食う良心的でまともな経営努力の会社は市場から撤退していく。ブラック企業や違法労働は、それ自体がまともな会社や労働者を潰し、殺しているも同然なのだ。強圧的に労働力を買い叩く企業も、ダンピングして労働力を売りまくる奴隷労働者も、市場経済からみれば等しく不正行為者であるという認識が必要だ。そこのところを放置する限り、よりよい社会、富の適正配分は実現されない。
もちろん「ソフトに」潰すようにはした方がよいと思う。その程度の現実的な運用は、当然必要だ。だが、根っこのところで勘違いしている限り、問題は解決しない。
「潰れろと言うのか」? まさにその通り。むしろ「潰さなければならないと言っている」のだ。そこのところをぜひ認識していただきたい。
過労死、サービス残業、名ばかり管理職、賃金未払い、裁量労働制の悪用といった
悪質な労働環境などなど、こんな企業はけしからん!って怒ってはいるけど、
結局、搾取されるのも労働者であれば、恩恵にあやかっているのも同じ層。
誰かの血や涙で、格安やら便利が成り立っているというカラクリに気付くと、
本当に正しいものを売ったり、提供したりしているところはどこなのか、指標が欲しくなる。
国やら役所は「くるみんマークを電通に与える」「ハローワークによるブラック企業紹介」
で信用ならんし、どこかのNPOあたりが主導すればいいけど、
左系のよくわからん人に乗っ取られそうな気もする。
とはいうものの、そんなの企業はつけたがらないかもしれないけどね。
仮にそのマークができたら、私はその商品やサービスを進んで購入するだろうな。
コスパが良ければね。
ってこの考えがダメなんだよな。。。
ブラック企業からホワイト企業に転職成功した自分に言わせると、ブラック企業はそもそも工数管理がおかしい。
例えば「一ヶ月でこの商品を作ってください」とクライアントから言われたとしよう。
ブラック企業「(一ヶ月=30日間、土日祝定時外の労働時間含め工数を組み)できます!やります!」
ホワイト企業「(一ヶ月=月~金の定時内の時間で工数を組み)できます!やります!」
そして本来の「残業」っていうのはこのホワイト企業の考え方で工数を組んで、エラーやミスによる工数追加で発生するもんなんだよ。
更にひとつ上のホワイト(というか、工数管理能力の素晴らしい人が一人いる)となると、こうしたエラーやミスが発生することを前提として余裕を持った工数を組む。
仕様追加を申し入れられると「納期の延長、もしくは開発費用の追加」を提案する。
更にひとつ上のブラックともなると無茶な仕様追加・変更を「同じ工数でやります」とか抜かす無能上司がいる。
こいつが最悪で、クライアントとか自分より上の人間にはヘラヘラして「大丈夫です!できます!」とか抜かしといて「じゃあやっといてね」って部下に丸投げだからな。
納期の延長も開発費用の追加もないから今までと同じ工数と賃金で仕事を回さないといけない。
だからサービス残業だの過労死レベルの労働だのが強要されるんだよ。
最初からキツキツパンパンの日程で工数計算しつつ、エラーやミスによって発生した追加工数を一従業員に押し付けて「じゃあお前やれね。お前のせいだから残業代なしね」ってのがブラック企業の考え方。
人間なんだからミスはあるし、どんな物だって自然だって常に希望の状態であるとは限らないからエラーが起こる。
もしミスもせずあらゆるエラーも回避して一切の時間を無駄にしないような超優秀な人間だったらとっくにブラック見限って別の会社行ってると思えよ無能上司は。
というか、参加する社員の能力も把握せず、できないことを引き受けて「この本1日で読んで覚えてきてね」ってアホか。そんなんできたらもっといい会社に(以下略
こういうブラックでノータリンなスケジューリング文化が当たり前になってるから定時退社が無理なんだろ。
追加仕様やら追加注文に関してはちゃんと追加料金取れば残業代支払ったり人を雇ったりできる。
「金に関して言うとがめついと思われる」とかいうアホは平社員に戻って黙々とデスク作業してろ。
金を稼ぐための仕事なんだから金に関して交渉して、できて当たり前だろ。
年功序列でうっかり上司になっちゃってお給料増えちゃったけど何も勉強しないもんねって奴多すぎ。
上司になってそれなりの金をもらうからにはそれなりの仕事しろよ。調整も業務の一環だろ。
とか言ってる俺も、転職するまでこうした考えに至らなかったノータリンなんだけどさ。
残業しなきゃ仕事おわんねーし仕事頑張っちゃってる俺ってビジネスマンカッコイイハイになってたからな。
給料?転職してから上がったよ。俺みたいなもんでもこんなに稼げるのかって思ったね。
今までクソ無能上司に「お前は使えねーな」って言われてたからこんなもんで仕方ないのかなって思いつつすげー勉強頑張ってたよ。
そしたらいい感じで転職できちゃって有能ホワイト上司に「君は頑張りすぎるから気を付けて」とか言われる。
最初言われた時「はぁ?」って言ってしまった。こんなことガチで言う奴いたの?都市伝説じゃないの?みたいな。
定時退社無理ってやつはブラック企業に飼い慣らされすぎなんだよ。
(もうブコメ書いてしまったので追記へのコメントをこちらに。ブコメだと字数制限がきつくて書ききれないのもある。)
(以下長いので,面倒な人は まとめ まで読み飛ばしてもらってもかまわない)
元増田は「「労働が長時間かどうか」なんてのは問題の核心ではないのに、あたかもそれを改善すれば問題が解決するかのように」と書いているが,元増田や,今回の電通事件に関するの他の記事のブコメを見てもそういう論調は主流ではない。
セクハラやパワハラがあったことも問題視されているし,その他さまざまな問題も指摘されている。「長時間労働さえ解決すれば全て解決」というようなブコメはほとんどない。
もっとも,長時間労働は今回の事件に関連する問題の主要な一部であるし,日本の労働環境が抱えている大きな問題の一つでもあることに変わりはない。
長時間労働は,元増田ですら認めているように,心身を疲弊させ,場合によっては人を死に追いやる原因になる。
だからブコメの論調は「長時間労働 だけ を解決すればOK」ではなく,「長時間労働 も 解決しないとダメだ」というのが主流だろう。
1. 「度が過ぎた過労や心労がいけないのは当たり前」と書いて長時間労働にも問題があることを認めておきながら,一方で「「労働が長時間かどうか」なんてのは問題の核心ではない」と矛盾する主張をした
2. 「問題の核心」であろうとなかろうと,問題の一部であれば解決する必要があるのに,「核心ではない」=長時間労働を解決する必要はない,という論理の飛躍を行った
先ほど挙げた欺瞞は,まだ論理展開の瑕疵に過ぎず,たいして大きな問題ではない。もっと大きな問題は,これから書く問題である。
元増田では,「長時間労働」という言葉は何度も出てくるが,それが不払時間外労働(いわゆる「サービス残業」)か否かについては一切触れていない。
話を始める前に,まず大前提として,日本の法律では労働時間は週40時間までと決められており,それを超える場合はいわゆるサブロク協定を結んだ上で,超過勤務手当を支払わなければならない。さらに勤務時間が深夜(午後10時〜午前5時)にかかる場合は,深夜勤務手当の支払いも必要である。
元増田は「長時間労働」と書いている以上,それは週40時間を超える労働を指しているのは明白であり,従ってそれらの労働には当然超過勤務手当や深夜勤務手当を含む,いわゆる残業代が支払われていなくてはいけない訳だが,今回の電通事件でも明らかになったように,残業しているのに残業代を支払わない,いわゆるサービス残業が後を絶たない。
従って「長時間労働」を論じるときは当然それも論点になるが普通なのだが,元増田はなぜか全くその点に触れていない。
そこで,元増田に代わって,その点に触れながら「長時間労働」問題について論じてみよう。
今回の電通事件もそうだったが,もうこれは論じるまでもなく「悪」である。
法律違反だからというだけでなく,労働のダンピング=他人の労働の価値の毀損という意味で,やってはいけないことなのだ。
だから,「長時間労働(不払時間外労働を含む)」の場合, 「おれは(給料もらえないなら)がんばらないからオマエも(給料もらえないなら)がんばるな」 (言うまでもないが,カッコ内は自分が追加)という論理は,元増田が何を言おうと正しいのである。
この場合,被雇用者の観点からは,あまり問題がないように見える。
ただし,あくまで 自発的な 長時間労働の場合のみであり,強制される場合は,やはり問題になるだろう。ただ元増田が論じているのは自発的な長時間労働と思われるので,そうするとやはり問題がないように見える。
しかし,経営的な観点からは, 自発的な 長時間労働には問題がある。
まず,先ほども述べた通り,時間外労働には割増賃金を払う必要がある。つまり,コストが増えるのだ。
「3日間徹夜」を例に考えてみよう。
ちょうどまる3日とすると72時間。ただし8時間ごとに最低1時間の休憩時間を与えなければいけないと法律で定められているので,9時間を1単位として割り算すると8になり,72時間中8時間は休憩時間になる(最後1時間が休憩なので,厳密には71時間連勤と考えるべきかもしれないが,その辺は適当に)。従って実稼働は64時間。
1日の通常勤務時間を8時間とすると3日分の通常勤務時間は24時間。残り40時間に対し,1.25倍の時給を支払う必要がある。
そのうち午後10時から午前5時の7時間にかかる部分についてはさらにその1.25倍の時給を支払わなければならない。面倒なので,その午後10時から午前5時の間に必ず1時間の休憩が入っていたと考えることにすると,(7 - 1) * 3 = 18時間が深夜勤務時間となる。
つまり,3日間64時間の勤務の内訳は,通常24+超過22+深夜18 となる。
仮に通常勤務の時給を2000円(相当安いが)とすると, 2000 * 24 + (2000 * 1.25) * 22 + (2000 * 1.25 * 1.25) * 18 = 159250 となる。
一方,これを通常勤務のみでこなすとすると,64時間で, 2000 * 64 = 128000 となる。差し引きは31250円である。
もちろん完成までには徹夜するより時間がかかり,3日間徹夜の場合月曜の朝9時に始めれば木曜の朝9時には「すげーもん」ができているが,通常勤務のみだと64時間=8日間で,土日休むとして,月曜朝9時に始めると翌週水曜の午後6時に「すげーもん」ができることになる。 ちなみにどちらも「すげーもん」ができることに違いはない。
こうなると問題は,「約6日間早い完成」に「31250円」の価値があるかどうかになる。
「31250円? 意外と安いね」と思うかもしれないが,率にすれば約24%増し。約6日待てばその31250円=24%の追加費用を支払わずに,同じ「すげーもん」が手に入るのだ。
したがって,何らかの理由,例えば納期が迫っているとか,ライバル企業の新製品発表に先んじる必要がある(これとて本当にそれに価値があるのかどうか疑わしい)とかがないと「31250円」の支払いに妥当性はなく,株主に対する責任の観点からは厳密に言うと背任にさえなる。そもそも「納期が迫っている」というのが3日間徹夜の理由だとしたら,それが働く側の「自発的」な労働であるかどうかは極めて疑わしい。
そもそも上の話では1人で3日間徹夜する作業を想定しているが,複数人で3日間徹夜しないと「すげーもん」ができないのなら,上積み費用は 31250円 * 人数分 になる。あるいは本当にそれが1人で3日間の徹夜でできるものなら,3人アサインして3日間通常勤務すれば,上積み費用を払うことなく,しかもより早く(月曜朝9時に始めて水曜日の午後5時には)同じ「すげーもん」を手に入れられることになる。
(上の話にはもっと無理な仮定もある。それは「徹夜で働き続けても睡眠含む休息を十分に取った場合と同じ生産性が維持できる」という仮定だ。しかしそれはまた別の話なのでここでは敢えて触れない)
長々と書いてきたが,要するに何が言いたいかというと,被雇用者には「自発的」に長時間労働をする権利などない,ということだ。何にいくらコストをかけるかは経営側の専権事項である。
8営業日の通常勤務で作れるものを3日間徹夜して作るのは良く言って「被雇用者の自己満足」であり,普通に考えると「ただコストを増やしているだけの愚行」に過ぎないのだ。
いや「納期に間に合わせる」とかあるだろう,と言う反論が出てくるかもしれないので再度書くが,それはもはや「自発的」とは言えない。
元増田は抜け穴を探そうとするだろうからついでに書いておくが,「納期までに少しでもいいものにする」ために「自発的に」3日間徹夜をし,経営側もその分の採算の悪化を妥当とみなすケースはあり得る。
しかしそれが採算を少しでも悪化させるなら,株主に対する背任になりうることに留意すべきだろう。極論すると,株式会社においては,たとえ鉛筆1本でも,それが無意味なコストであれば,原則的には「背任」になる(もちろん可罰性があるかどうかは別問題)。
(だいたいその「納期までに少しでもいいものにする」努力自体 http://monthly-shota.hatenablog.com/entry/2016/10/20/214026 にある通り「もっとくだらなくて、どうでもいい仕事」であることが多いのだが,これもまた別の話になるので,これ以上は触れない)
結論としては,元増田がどうしても「3日間徹夜してがんばったらすげーもんができた!」という自由を欲するのならば,自分が経営者になるしかない。ブコメに「経営者になれ」とか「事業主になれ」とか「フリーになれ」とあるのはそういう意味。
ただ経営者になったとしても,他人に「3日間徹夜」を強制する権利はないよ。
こんなの書いても元増田は考えを変えないだろうとは思う。
はてブのいかにも働いたことなさそうな人間は毎日毎日飽きもせず
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20161018125858
こんな感じで、残業時間ガー 長時間労働ガー サービス残業ガー
とかコメントしてるけど、
じゃあ、サビ残見つかった会社は国家権力が問答無用で倒産させるって法律作ればよくね?
おまえらが路頭に迷ってる姿をおれは見たい
ぐだぐだと長時間労働強いるような「頑張る」方向でなく、イノベーション起こす方向で「頑張る」ならいいよ。長時間労働のどこにイノベーションがあるんだ?
老害の固まりみたいな会社にしがみついて、世界市場では戦えないような無価値な企業を、サービス残業という人権的にアウトなダンピング行為で仕入れた労働力でなんとか生き延びさせる…という行為自体が、日本全体からイノベーションやその機会を奪っている元凶だよ。日本に今いる多くのプレイヤー(企業)が、世界標準に適合するように自ら進化/変化するかあるいは退場するかしてくれないと、日本の社会自体がますます世界では通用しない社会になっていく。「沈む沈むって企業の話じゃねえ」とか言ってる元増田は、なぜ自分の話が「企業の話」と取られるかという、そこのところが全然分かってない。遅れた企業などさっさと沈めて市場から消えてもらわないと、日本が沈む。そして長時間労働は、前者に取って益があり後者にとっては益がない話なんだよ。