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2017-03-05

アクションプランからの復活

運転資金が足りなのでお金貸してください」

運転資金ですか。では土地担保に…、すでに担保となっておりますね。では、まことにお気の毒ですが、お引き取りください。」

そこをなんとか。お願いします。」

「困ったな。ちょっと上と相談しますので、3日後の同じ時間にきてください。」

「わかりました。」

「これ以上、不良債権を増やすわけにもいかないので、アクションプランを作らせて、利息分を稼がせろ」

「わかりました。そのような条件を付けます

3日後

「では、1週間後までに融資額の15%に相当する利益を出すアクションプランを提出してください。」

「え、アクションプラン?」

アクションプランです。本来ならば、機械設備の導入で利益が出るなどの見込みに対して融資するわけですが、何の見込みもないのにこれ以上の融資はできません。」

「なんとか考えてきます」(困ったなぁ)

1週間後

アクションプランを考えてきました」

「上の者と精査させていただきます。3日後に来てください。」

「こんな稚拙プランで金が稼げると思うか」

「疑わしいですね」

「こことここを修正して、売り上げ目標を高くさせろ。それを条件に融資goサインだ」

「わかりました」

3日後

「では、プランのこことここを修正して、売り上げ目標を5000万円上積みしてください。それが今回のご融資の条件です。」

「え、わかりました。お願いいたします。」(背に腹はかえられんし、さらに困ったなぁ)

1週間後の朝礼

「みなさん、苦しいときですが、全社一丸となって乗り切りましょう。今期は売上の達成が非常に厳しいです。ボーナス支給はなしです。しかし、売り上げ目標は5000万円増やします。がんばってください。」

従業員の心の声

(何を言うとんじゃ、ぼけ)

ボーナスカットで、もっと働けとか、ヤキがまわったんとちゃうか)

3か月後

社長なんとか仕事を取ってきました。売り上げ目標には達しませんが、3000万円分は確保しました」

「よくやった!」(銀行に報告できる数字がやっとでた)

6か月後

工場の稼働が始まりました。増えた仕事の分で仕事が回りません。納期ピンチです」

「人はいないのか」

社長が作った退職者向けの延長雇用会社「ふれあい」に反発した若者が辞めてしまって、サービス残業させられる社員がいません。派遣社員として退職者がそのまま同じ職場に残ってしまって、若者仕事しにくい環境でしたし。」

「延長雇用会社「ふれあい」の人を集めろ」

「750円の時給では、土日はきたくないそうです」

「なんだと」

つづく

2017-03-01

借金玉氏の「残業禁止強者ルールなのでは、という話。」について

「ウァァ!」

「どうも、効率の悪い人です」

については、特にありません。

生産性効率…なんですかね?」

および

創造性は時間単位では計測できない気がする」の前半は、後回しにします。

創造性は時間単位では計測できない気がする」の後半および

残業禁止強者ルール

「で、どうしますかね」

の部分が重要です。ざっくり要約します。

システム化されてる大企業と、中小零細企業は違う。中小零細企業は、たくさん働かないと勝てない。

残業禁止では、資本装備率が高いほうが勝つ。「弱者」はたくさんはたらかないと勝てない。この構図は、「大企業中小企業」に限らず、「定型発達/発達障害者」も同様。

長時間労働には問題があるため、「長時間労働させろ」とは言えない。具体策はない。残業禁止で失われるものがあり、損する人がいる。

大企業資本装備率が高くて労働生産性が高い、これは直感的にもそうでしょう。

ここにもそんな記述がありますhttp://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h20/h20/html/k2120000.html

まず大企業と同じ利益率を出したり、定型発達と全く同じ成果がだせなければ、すぐ倒産解雇になるわけではないので、「勝つ」という2値的にも見える表現はやや注意が必要です。

次に、大まかな構図としては、「大企業中小企業」と「定型発達/発達障害者」は同じでも、細かく見れば大きな違いがあります

たとえば資本装備率労働生産性が低い企業でも、一人当たり人件費をさげてたくさん雇うことができれば、理屈上は残業をなくせます

また、後述しますが「創造性」に関しても違います

そして、じゃあどうするかについてですが、「社会企業がどうあるべきか」とかは、広範で複雑なので今回は考えません。

就労意欲があり、能力的に就労ギリギリ発達障害者で、残業したい人はどうすればいいか」に限って検討します。それ以外の発達障害者についてはわかり手氏なんかがきっと考えてるんじゃないの??

法務局氏と借金玉氏のやりとりでは、「職場理解配慮を求める」ことがどの程度現実味があるかということが、重要論点になりました。

もし残業ふつうにおこなわれている会社では、そのまま残業すればいいし、残業をあきらめてもなんとかなる場合はそれでもいいでしょう。

ほかの人が残業していないなかで、黙ってサービス残業すると、企業にとって大きなリスク負担になるときがあります

労務管理上の問題以外にも、生産効率に関する情報不正確になることや、セキュリティや機密管理上の問題も生じます

そのような問題が起こるような企業では、発達障害者配慮する余裕もあるでしょうから理解配慮を求めるほうが現実的になるでしょう。

また、発達障害であることを理由にして配慮を求めることには、発達障害者に対する特例であることを周知することにより、それ以外の人への残業拡大を防ぐこともできるので、反感をかいにくい可能性があります

さらに、障害者雇用促進法には、障害者に対する合理的配慮が定められています実効性は知りませんが、無許可サービス残業がさまざまな問題を引き起こすような企業は、遵法精神が高いでしょうからいくら意味があるかも。

もっとも、管理がしっかりしてて遵法精神が高い企業では、「例外的残業を認める」なんてケチ配慮じゃなくて、もっとよい配慮が行われる可能性もあります

職場特性の見極めがたいせつですが、どれを選んでもダメ職場もあります

重要なのはここまでです。以下、後回しにしていた細かい点について。

業務の中の非効率を除去していって効率化するのは絶対必要だろ、とかその辺はわかる。

生産性向上って単純作業じゃなくてそういうのが中心でしょう。

機械化やら人件費の安い海外やらに対抗する策が「手を早く動かす」って、本当にそれでなんとかなるの?負け戦じゃね?って思うわけですよ。

「手を早く動かす」は、生産性向上のなかではダメな方だけど、機械化やオフショアへの対抗策としては、「手を早く動かす」は「残業」に比べればずっとまし。

ブログ書いてて思うんですが、かけた時間エントリ評価はまるっきし比例しないです。僕のブログで一番のヒットだったエントリは、正味45分で書きあがってますが、全く評価されていないエントリに5時間かかってるなんてのもザラです。そういうもんだと思います。僕も文章書いて長いですから、「効率よく字数を埋める」は苦手じゃないんですよ。下請けの████で他人の████を書いている時なんかは完全にこのモードですので、字数ベース生産性は非常に高い。でも、本当にそれって生産性ですかね?

で、なんですよ。単純な知的作業さえもAI化していく世界で、人間がウォー出来るエリアってもうこの「創造性」以外にそんなにないと思うんですよね。長期的にはこのエリアすらAIが殴りこんで来て尖った棒で我々を追い出すのかもしれませんが、それでも今のところ。(自動ブログ書いてPV集めて広告貼るAIはてな支配する日も来るのかもしれない)

意味がわかりません。とりあえず「(ブログなどの)創造性の領域では、かけた時間と成果がまったく比例しない」かつ「AI化が進む世界で、人間活躍できるのは創造性の領域だけ」と解釈します。

時間と成果が比例しないなら、短時間でも成果を出すことは可能で、人間AIに勝てる唯一の分野なら、その仕事には価値がある。

したがって「創造性の領域では、とても高い労働生産性が期待できる」が導けるのではないですか。創造性の領域では長時間労働必要ってのと真逆でしょう。

実際には上記の2つの主張は偽であり、創造性が重要領域では長時間労働必要かもしれません。創造的な分野では、人材管理評価がきっと難しいでしょうから、少数精鋭がいいはず。そのため長時間労働になりやすいかも。

わかり手氏の記事で、発達障害者は出力が安定しないとありましたが、創造性が重要になる領域では、健常者であっても出力が安定しないの可能性もあります。そうだとすると発達障害者が背負うハンデはすくないのでは?

これらの点も大企業中小企業の違いと、定型発達と発達障害者の違いという、二つの違いの間の違いです。

濱口桂一郎氏の記事について

その「特権」を行使できない総合職女性たちがいわゆる「マミトラック」に追いやられていくという姿は、「平等」という概念の複雑怪奇さを物語っています

マミトラック」はあっても「発達障害者トラック」はおそらくありません。それは借金玉氏が望んでもたどりつけなかった地位であり、借金玉さんからみればマミトラックこそが「特権」なのでは?

濱口氏の記事は、単体でみれば重要だとしても、借金玉氏の主張がそれに回収できるわけではないと思います

2017-02-28

酔っぱらったカーチャンの語った半生がなんか割と大変そうだった

田舎の家に生まれ高校生の頃に祖母が出て行って両親が離婚した。

自立心が強く後にフェミ活動家とか市民活動とかにのめり込む祖母は常に自身人生の充実を探求しており、子育てにはまるで興味がなかった。

祖父母ともに気性が激しかったため怒鳴りあい殴り合いのケンカも頻繁にあって、

母の妹である叔母はグレにグレていたらしいので、話を聞く限り色々と機能不全な家族だったようだ。

高校卒業後、東京美大を目指して東京で絵の予備校に通っていたらしいが、田舎娘ゆえに警戒心が薄かったのか、電車毎日のように痴漢に遭いまくって、

乗る電車を変えたりしても別の痴漢に狙われるなどして解決せず、最後には恐怖で部屋から一歩も出られなくなり、予備校に通えなくなって半年もたずに帰郷

その後地方芸大に入って絵を描いたりしていたらしい。

卒業後、ファッションビル雑貨店に勤務。ポップとか描いていたそうだ。

恐らくこの頃にライブハウス飲み屋で父と知り合い、結婚し、バブルがはじけるころに俺を生む。

父の家は観光地食堂をしていたので、嫁なら当然ということで毎日無償労働

父が家に入れる分以外の収入は一切なく、雑貨店勤務時代の貯蓄を切り崩しながら生活

父方の祖父母は年金なんか馬鹿の払うものだという考えの持ち主だったため、10年近く無年金

父方祖父アル中で手が動かなくなってきていつ引退するかわからない状況になり始めるが、父が一向に調理師免許を取得しようとしないため、

営業許可に関わるので念のため父と相談して母が先に取得したところ、代々続く店に女の名を掲げて恥をかかせる気かと祖母になじられるなどする。

父は数年後に1回落ちたが調理師免許を取得し、ギリギリ祖父引退には間に合った。

その後、父が金がない景気が悪いと言って家にあまり金を入れずに、150万円規模の趣味楽器を無断で購入していたことが発覚し遂に離婚

大手眼鏡チェーンでパート店員として勤務、ようやく年金に加入。

母子二人の生活が貧しいながらも軌道に乗り始めたところで、田舎祖父があちこちガンになって手術連打。

車で片道一時間かかる病院に通うのが大変という話が出はじめ、叔母は親に反発したまま大人になっていたので、やむを得ず俺を連れて帰郷

祖父帰郷一年ほどで死没、死にかけてるくせに皿が飛び交うような言い争いを何度も見た。

飢えるとその辺の草を躊躇なく食いまくる俺の発達障害が発覚したりする中、母は調理師免許を使って公営デイサービスセンターの昼食係に契約(嘱託?)職員として就職

何年か問題なく勤務して契約年数も残っていたのだが、町が方針転換して施設食事業者委託することになったため突然クビを切られる。

かねた施設長に介護員として拾われて同じ施設介護職へ転職介護福祉士ケアマネージャー資格を取りながら何年か働くが、

町の規定契約が何年までと決まっていたらしく、契約満了となり民間の小規模施設転職

同時期に体調が悪化、後にメニエール病であることが発覚して投薬治療が開始されるまで車での送迎業務ができない状態になる。

離れて暮らす祖母とはずっと交流を持っていたが、祖母からお金をただ貯金していることを散々馬鹿にされ、

祖母利益を上げまくっていた和牛投資にコツコツ貯めた100万円を投資する決断を下したところ、一年も経たずに投資先が破綻して回収不能となる。

散々勧めた張本人で、回収不能額よりこれまでに上げた利益の方が多かった祖母からは、自己責任、見る目がないと罵られ当然ノーフォロー

家族経営だった小規模施設サービス残業や持ち帰り仕事が増え、

さら利用者クレーマー家族が発生してスケープゴートにされ続けたため、引責と体調を理由に再度転職することに。

ちょうど俺が独り立ちしたタイミングだったことから、稼ぎよりも労働環境を重視して大きな母体のある中規模デイサービスパート介護員として就職

真面目に数年間働いていたところ、組織全体で正社員登用制度を作る話が出るが、同じ介護パートが数名いる中、母のみ対象外となる。

理由制度開始の三日前に誕生日を迎えて、制度年齢制限に引っ掛かってしまうため。

母体が大きすぎたことが裏目に出て、逆に融通がきかなかった。これには流石の母も一晩でワインを三本空けるヤケ酒。

この話はその時にちょうど帰省していたので聞いたことをまとめたもの

持ち家一人暮らしはいえ、手取り11万円程度での生活がいつまで続けられるかはかなり怪しく、年金空白期間が長いので僅かしか貰えそうにない。

ボロボロ実家はあちこち傾いたり穴が開いたり、開かない扉ができたりしているが、補修のメドは立っていない。

最近の母の趣味は、電気代を前年同月よりも下げる事らしい。

2017-02-27

残業規制ADHD排除の論理なわけないじゃん - bottomzlife’s diary

http://b.hatena.ne.jp/entry/bottomzlife.hatenablog.jp/entry/2017/02/27/031107

正論で人は動かない定期

こういう輩が粋がるとサービス残業いっぱいさせたくなっちゃうんだよなー

2017-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20170225153320

「夢」の捉え方はそれぞれで良くないですか?

>私にとっての夢は特定の職に就くことではなく 自分の好きな時に水族館や、展覧会や、映画を見たり、何か素敵な体験をする事なのでそもそも社会と夢の捉え方がズレている。

特定の職に就職することが夢とされるのは何故だろう? 仮に先生になりたいとして、大学に行って勉強し、教員資格を取り、めでたく学校採用されたとする。これで先生と呼ばれる立場にはなったけど、それは法的にそうというだけで経験的にはまだ新米のはずだ。それを夢が叶ったと表現するのは私には違和感がある。

ある人にとってはあなたのように何処かに行くこと、体験することを夢とし、ある人にとっては職に就くなどの自己実現を夢とする場合もあります。人によって異なります

そしてその夢を実現し、次の夢を考えます。その繰り返しです。

>もしテーマパークに行くことが夢ならばその場所に足を運べば達成した事になるが、仕事継続するものなので採用が決まった時点で先生になった!夢が叶った!というのはおかしいと思う。どんな事でもそうだけど採用が決まった時点で完成している人などいないはずだ。

つの異なる事柄比較しているので、比較になっていません。

>生きていく為にはお金必要だ。仕事お金を稼ぐ手段であり目的ではない。

好きでやっていたことが仕事化し、社会貢献につながり、それでお金をいただくという事もあります

お金がほしいか仕事をしていたはずなのに、いつの間にか仕事をする事が目的になり、会社の皆もやっているしと流されてサービス残業…なんてことになってないかな。

誰しもがお金がほしいという目的だけで仕事をしていません。

>私は子供の時、学校の授業で夢を発表しなければならなかったのにどうしても浮かばなかったのででっち上げてその場を凌いだ。「将来の夢」という言葉は「将来の仕事」を指す言葉になっている。

全員仕事について話していたでしょうか。子供の頃の記憶なんて曖昧です。

それに、学校では「将来の夢というテーマについて考える事」を教育していたのではないでしょうか。

仕事も私の夢もやりたい事には変わりないと思うけど、「将来の夢」の認識は変わってほしいと思う。

今後どのような道に進むかを考えることは重要だけど、別に仕事が夢じゃなくてもいいはず。もしかして夢見ることさえも許されてない?

あなた「夢」に関する認識が変わってほしいと切に願います

2017-02-25

将来の夢とは何か

あなたの将来の夢は何?」

私は今までにこの質問をされてもうまく答えることができなかった。

なぜかというと、私にとっての夢は特定の職に就くことではなく 自分の好きな時に水族館や、展覧会や、映画を見たり、何か素敵な体験をする事なのでそもそも社会と夢の捉え方がズレている。

特定の職に就職することが夢とされるのは何故だろう? 仮に先生になりたいとして、大学に行って勉強し、教員資格を取り、めでたく学校採用されたとする。これで先生と呼ばれる立場にはなったけど、それは法的にそうというだけで経験的にはまだ新米のはずだ。それを夢が叶ったと表現するのは私には違和感がある。

もしテーマパークに行くことが夢ならばその場所に足を運べば達成した事になるが、仕事継続するものなので採用が決まった時点で先生になった!夢が叶った!というのはおかしいと思う。どんな事でもそうだけど採用が決まった時点で完成している人などいないはずだ。

生きていく為にはお金必要だ。仕事お金を稼ぐ手段であり目的ではない。

お金がほしいか仕事をしていたはずなのに、いつの間にか仕事をする事が目的になり、会社の皆もやっているしと流されてサービス残業…なんてことになってないかな。

私は子供の時、学校の授業で夢を発表しなければならなかったのにどうしても浮かばなかったのででっち上げてその場を凌いだ。「将来の夢」という言葉は「将来の仕事」を指す言葉になっている。

仕事も私の夢もやりたい事には変わりないと思うけど、「将来の夢」の認識は変わってほしいと思う。

今後どのような道に進むかを考えることは重要だけど、別に仕事が夢じゃなくてもいいはず。もしかして夢見ることさえも許されてない?

残業規制記事がここにもたくさんあるけれど

なんでその人達最低賃金話題に触れないんだろうね?

ワークライフバランス仕事生産性Upの話も景気のテコ入れの話も最低賃金の上昇(2000円くらいまではいける)が本論でしょ。

最低賃金上げて社会保障雇用流動性やす(結果、糞な職場をやめられるようにする)のが王道であって、残業時間を法で制御とか全くの脇道でしょ。

そもそも現行法サービス残業は禁じられてるのに、それが横行している現在、なんで新たな残業時間規制を作ったら、それがまるっと守られて光の世界になるなんて思うんだろう。

最低賃金話題をしたくない人たちの思惑に踊らされてやしませんか?

http://anond.hatelabo.jp/20170225011706

違うよ。アメリカは全体としてはワーク・ライフバランスなんて考えちゃいないし。

IT企業CEOニューヨークエリートたちなんて社畜真っ青のハードワークこなしてる。

クーポン難民に陥る一歩手前の人は日に三つ兼務して仕事してたりする。企業「うちでは8時間しか働いてもらってないので」が通るんだよ。ザル法なのは別の問題だが、アメリカもまだまだ国を挙げて規制なんてレベルには達してないの。

他方日本は「よし、残業なしで会社が回るくらい超効率化してやるぜ」というスペシャリストにも高級なんて払わないよ。効率化したら空いた時間仕事を突っ込むんだよ。

から国として仕事時間規制しろと言ってる。

企業の自浄努力だけにまかせたら「企業人材獲得競争に励んだ結果、高学歴が集まる優良大手過労死多発」が変わる見込みはないよ。

逆に「残業規制すれば一人当たりの余暇時間が増える」「過労死が減る」は間違いないよ。1時間仕事が減ったことで少なくなった分を補うため別の場所で1時間働く人がでるかもしれない。

しかしながら、現に存在する「働いたところで給与は一切増えないサービス残業」が駆逐されるなら十分な効率改善と言える。

人生という80年そこらしかない時間のうち「自分のために使える時間毎日時間増える」ならば、そこで発生するマイナス要因を解決する努力は「個人ではなく会社社会が負わなければならない」んだよ。

20年以上も放ったらかしてきたくせに「ダメだよ、働かないと貧しくなっちゃうよ。あなた余暇時間が増えるのは素晴らしいけど、そのせいで全体が貧乏になったら困るよね?」と国の成り行きを個人責任転嫁するのいい加減にやめろよ。

2017-02-24

格差知るフライデー

大企業プレミアムフライデーで早帰りしている一方で、弊社はサービス残業、更には明日休日出勤

どうやら来年度は定期昇給額がゼロらしい。

景気が悪くなって転職が難しくなってから後悔しないように、一応貰えるはずの夏の賞与を貰ったら会社を去るかー。

2017-02-20

働き方について

サービス残業を求める企業は論外だけど、働き方を国で規制するってのもくだらない気がする。

自分の働き方ぐらい、自分で決めたい。

ワークライフバランス残業ダメって言っておきながら副業推進している意味分からん

2017-02-18

会社に不平不満がある現状がかなり辛い

IT中小企業入社して3年。。。どうやら自分会社ブラックらしいということがわかってきた。

毎月の残業は60~150時間、隣の炎上プロジェクトに巻き込まれたやつらは200時間残業していた。

もちろんサービス残業

受託メインということもあるが、やってることはかなりレガシー

Git使えないエンジニア結構割合でいる。

から評価されるエンジニア要件定義/設計など顧客の前にでるエンジニア

技術の有無は関係ない(上が技術面では評価できないか

平均年齢も30代後半、役員は当たり前だけど50代。

臭いことばっかさせられるからスキルアップができない、周りのエンジニア別に新しい技術とかに興味ない

20時に帰る日が続くと「最近帰るの早いね」って言われる

こういう不平不満を愚痴ると『なら転職すればいい』って言われる。

でも田舎から転職先がない。

あったとしても転職先も同じくらいブラックなのが目に見えてる

『なら文句いう前に実力つけろ』って言われる。

その通りだと思う。

実力つけるために家帰ったあともプログラミングしようとするができない。正直やる気がでない。なにもしたくない。つらい。

気分転換アニメ見ようと思うが、『そんな暇あるなら実力アップのためにプログラミングしてろ』って言われる。つらい

嫌になって寝ようと思ってもねれない。つらい。

『何もできないのに文句ばっかり言うな』って言われる。つらい

『』は自分に言われてる。つらい。

2017-02-14

中小企業改善せよ

大手なら問題が有れば、すぐにリークされるが、中小企業は大問題でも無い限りリークされない。つまり舞台に出ない。だから中小企業社長はじめ役職付いてる奴らはやりたい放題。

36協定やら、最低休日日数やら、サービス残業やら、訳の分からない理屈での拘束、昼休みなんて有ったもんじゃない。帰るときは皆で上がる。帰ってこなきゃ帰れない。

全てが気分動く。パワハラしようがセクハラ紛いの言葉を吐こうが、表舞台に出ない。という変な自信。

出した所で、たいした痛手を背負わないのも中小企業

日本の世の中大手よりも中小企業だらけ。

労基よ‼もっとメス入れろよ。

泣いてる奴はたくさんいるぞ。

今の法律を、ただ偉くなりたいだけで開業した中小企業馬鹿どもに、もっと真剣に教えろよ。

うちは小さいから…と吠えることを諦めずに吠えなきゃ、自分が潰される。

大手よりも中小企業の方がタチ悪い。

中よりも小の方が、とことんタチ悪い。

ブラックパワハラセクハラモラハラ…やりたい放題の中小企業なんか潰れてしまえ。

2017-02-04

通勤サービス残業 馬鹿らしい

片道1時間半をかけて通勤している。

わざわざ混雑した時間電車に乗り、ストレスを感じる。

会社仕事スタートする時にはヘトヘトだ。

考えてみれば、毎日通勤で3時間を要する。

私の勤務先では拘束時間が9時間から仕事通勤を合わせると12時間

すなわち半日を費やしていることになる。

通勤の3時間については一切の対価は支払われない。

無駄時間無駄な体力を使っている。

馬鹿らしい。

8月29日追記

話題になっていて驚きました!

現在仕事を変え、通勤時間が大幅に短くなりました。

楽すぎます

2017-02-03

会社辞めよう

毎日サービス残業やってらんねー

俺は奴隷じゃないんだよ

セキュリティホール作って辞めよ

あと残業代請求する

2017-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20170131210729

副業に関して

1.本業副業トータル8時間を超える残業代は誰が払うのか。

2.同じ分稼ぐなら移動の分だけ副業のほうが無駄

あと、サービス残業の話はしてないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20170131210404

サービス残業だったら 規制されたほうがいいだろ。

副業できるようにして、みんな副業すればいいだけだ。

2017-01-28

残業時間制限ってのが良くわからん

いや、個人的感想なんだけど。

初めて就職した職場が「裁量労働制」で、次が少人数のベンチャーで、結局起業したもんで。

最初職場は、一応労働時間記録してたけど、残業代は「打ち切り手当て」だったから、サービス残業って概念がない。

いくら職場にいようがいまいが、給料かわらなかった。

効率よく働けば早く帰れるってことになるので、結局、残業時間制限する意味がない

結局、時間給料発生するのって、定型的な労働だけだよね。

それ以外は、給料決めといて、早く終わったやつから帰れ! ってやったほうが、よほど労働時間短くなるとおもうんだけど。

2017-01-22

メンヘラ気味アラサーの悲しみ。

学生時代から付き合っていた彼氏と別れた。

付き合いたてのころ、「俺が守ってあげる。」とか言っていた、彼。

その気持ちを信じて、ともに手を取り合っていきたかったが、時とともに、お互いが労わる気持ちを忘れていった。

長い間付き合ったが、その間私の女としての価値は大きく落ちた。

色々言いたい気持ちはあるけれど、別れたのだ。つべこべ言うまい

仕事がうまくいかない

四大を卒業した。その後、仕事に就くために、さら勉強した。

そうやって、やっとこぎつけた仕事なのに・・・なのに、うまくいかない。

サービス残業月100時間。成果は感じられない。

いや、それよりも、自分自身中途半端存在になってしまった。

もっと仕事にこだわりたい。けど、こなしていかなければいけない。

バリバリ仕事をする人間になりたかった。

でも今は、とにかく普通に休みが欲しい。

仕事に追い立てられたくない・・・無能無能

メンヘラ気味?

出勤する車中で、衝動的に自分の頭を叩いてしまう。

気分が落ち込んでいる時期には、真剣自殺方法を調べている。

本当にしんどいときは、今日仕事が終わったら死のう。と思っていた。

どんなに嫌なことがあっても、このあと死ぬのだからと思うと楽になれた。

・でも、結婚したい。

こんな落ち込み方をしているけれど、別れてみて、やっぱり結婚はしたいと思う。

付き合ってるとき、「この人とうまくいかなかったら、結婚は諦めよう」と思っていた。

でも、まだ諦めきれない。

あたたかい家庭を作って、安定した、安心できる生活を送りたい。

今は、金銭的に困っていないけれど、安心できているとは言えない。

・疲れているのか?

自分もっと、なんでもバリバリやるタイプ人間だった気がする。

いま、何の気力もわいてこない。

休みたい。

こんな自分尊厳を認めてほしい。生きてるだけで価値があるのか、本当に。

・失敗したな。

人生選択肢、ことごとく失敗したな。

失敗しても、なんとか前に進む、エネルギー・・・

わいてこないが、毎日ギリギリを生きている。

自分自分を認めてあげたい。

人に奉仕して、感謝されたい。

2017-01-10

退職を切り出そうと思うんだけど

仮にも一部上場企業プログラマやってるんだけど、属人化が凄まじいんだよね

仕様を決めないくせに文句ばっかり言ってくる上司に嫌気が指したか退職を切り出そうと思うんだけど、さてどの程度の引き止めが来るんだろうか

取り敢えず役職持ちなのに入社2年目の社員より基本給が低いってイカれてるよね

自分がいなくなっても一時的機能不全になるだけで会社はちゃんと回るだろうけど、

次の誰かが貧乏くじを引かされて自分立場になって死ぬんじゃないかなぁ

2016-12-26

人を雇えは間違い

人を雇わず長時間労働サービス残業をしいる。

人を雇うべき。

ブラック起業は潰れてしまえ。

正論


結果、暴利を貪っているように見える会社業界のみ生き残る。

実際は暴利ではなく、本来それが労働人員を確保し経営できるギリギリライン

顧客からすれば、

システム業界は暴利。

大手企業は暴利。

飲食斜陽産業、大半の業界が潰れる。

もちろん潰れても良いが、全体が縮小するだけで代替のものは現れない。

サービス品質が悪い、価格がとても高いを需要できる社会であれば、もう少しおおらかに労働できる。

もしくは、最低賃金を下げ、給料シェアして、受注・販売競争している他の途上国と平均月収をを合わせればやっていけるか。

結局、日本ではどれも選べないので、そのまま緩慢に死んでいく。

文句だけ言う奴は何も創りださない。

2016-12-24

こんな会社なんて無いよ

恫喝マネージメント

パワハラ問題解決しようとする。

実際は解決ではなくて隠蔽といっても過言ではない。

そのようなマネージメントが行われるなかで出世するひとは当然、恫喝効率的に行ってきた人である

この文化は一度出来るとなくならない。

人を潰してでも成果をあげるというやり方である

人件費削減で利益を伸ばす

労働集約的なビジネスモデルだと人件費の削減が利益に直結するので人件費削減が推し進められる。

人の売買で利益を上げたり、安い受注を繰り返すとこのようなビジネスモデルになる。

そして我々の給料は減り残業時間有耶無耶にされる。

サビ残賞賛主義

人件費を削減することが利益に直結するのでサービス残業をするのが賞賛され、社員にも行き渡っている。

サービス残業や勤務時間の誤魔化しをすることが素晴らしいこと・頑張っていることだと勘違いする社員が多い。

減点方式

バグを出した場合報告書を起票する。

そこには原因や対策以外にも「起因者」の欄が設けられている。そこに名前を書かれた者の評価は1段階下げるという文化

こうなるとコードを多くとバグを発生する確率があがり、その結果として評価が下がる確率があがるということになる。従って、多くの人はコード他人に書かせようとする。パートナーという派遣コードを書かせるようになると一人前である

なおコードレビューテスト仕様書テスト結果のレビューを行い承認も貰っているはずだが、承認した者は起因者になることはない。末端の人間被害者になるのである

間接部門花形部署

減点方式に似たないようになるが仕事しなければ標準の評価になるため、積極的仕事がない部署勝ち組部署と言われる。

人事、総務、品質管理新規事業などである

なお品質管理品質管理するのではなく、品質管理しているか管理するので品質には責任を追わないなどのテクニックが使われており安泰である

不都合密室

サービス残業などについてやりとり証拠が残るようメールで問い合わせると、即座に電話がかかってきてちょっと話があると言われ、会議室に呼び出される。

そこで意味不明正当化理由を述べられ、問い合わせ自体がなかったものとされる。

やりすぎると弁護士を呼ばれたり労働基準監督署にチクられたりする。

こんな会社になってくると何かをきっかけに退職者が急に増え、業績を下がってくるので逃げた方が良い。

2016-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20161221185033

サービス残業させるのは違法から、それを無くすのは経営者義務だと思うけれど、

残業しなくても十分に暮らせるだけの給料を払った上で、残業代もしっかり払うのであればそれはアリだと思ってる。

2016-12-08

退職エントリ博士進学を考えるあなたに送る、進路に関するあれこれ

博士をとってから大学博士研究員として1年ほど働いたが、先日、民間企業から内定をいただいて大学を去ることになった。転職活動をする中で思ったことを書き残しておきたい。自分と同じ程度に何も考えず、ちゃらんぽらん博士課程に進もうとしている人の参考になればよいと思う。

1.スペック

男29 バイオ系 医学研究科所属(non-MD) 特筆すべき業績は無い

いわゆるピペド的な分野だけど、医学系に所属していたことが就職プラスとなった模様。

2.ポスドクを辞める理由

一般的基準で言ってブラック職場だったから。

1日6時間勤務で時給1670円。つまり日給1万円。額面20万程度なので、手取りは16~17万ほど。残業手当休日出勤手当についての規定はいろいろ事細かに書いてあるが、残業休日出勤存在しないことになっている。生物相手仕事なので6時間の中で全ての仕事を収めることが不可能である場合によっては夜中に始めなければいけない実験もある。また、生物には曜日関係ない。大学院生の頃、研究室に行かない日は年10日ほどだった。卒業前、ポスドクになってもそのペースで仕事ができると思っていたのだが、お金をもらう身分になるとそれができなくなった。給料が発生しないのに研究室に行くことが馬鹿らしくなってしまった。こういうことを言うと、休みがほしいと言ってるようでは研究者に向かない、と言われたりするのだが、そういう問題ではないだろう。だって、こちらは契約書を交わして雇用されている身分なのである。そういう意味では民間企業で働く人と同じだ。上の言い分がまかり通るなら、サービス残業ができないような会社員だって、その会社仕事に向いてないと言ってよいことになるのではないか。少なくともこれまではてブ等で言われてきた基準から考えれば、即退職すべき職場と言えるはずだ。

これはうちの大学だけの問題ではなく、どこの大学でも聞いてみると似たような人が居る。教授たちはポスドク生活について特になんとも思っていないし、月20万も出してやれば逃げていかないと思っているらしい。「サイエンスサティスファイ」していれば飲まず食わずでやっていけると思っているのだろう。

それでも、百歩譲って、自分の好きな研究をしているなら、お金をもらわずに働いてもまだ納得がいく。しかし、雑務に追われて研究ができない大学教員同様、ポスドクも上でオーバーフローした雑用をこなしているだけで時間が過ぎていく。毎週末出張に行かされたり、インターン学部学生の面倒を見たり、他大学学生スタッフ技術指導をしたり、シンポジウム運営を手伝ったり、種々の書類を書かされたり、というのが日々の業務である。それでいて、世間からは、研究者なんて劇団員とか芸人とかそういう類なのだから待遇が悪くても仕方が無いだろう、お金がもらえるだけいいでは無いか、というようなことを言われるので腹が立つ。

3.ポスドクから転職活動

活動期間はトータル4ヶ月。ただそのうち一ヶ月半ほど忙しすぎて何も動けない期間があった。覚えている限り、13社応募した。うち、3社は転職エージェント音信不通になった。2社は転職エージェントから応募を断られた。残りのうち、4社は書類で落ちて、4社で面接に呼ばれた。最終的に2社から内定をもらった。

専門知識が活かせそうな職であれば、研究職、非研究職に関わらず応募した。そのため、最初は何がやりたいのかもはっきり固まっておらず、書類審査に通りにくかった。後半は、希望業界職種が絞れてきたことと、求人から書類審査に通りそうなものがある程度わかるようになってきたので、思ってたよりもあっさり終わった。

巷では博士まで行くと就職が無い、特にバイオ系は終わっているというような話が多かったので、活動を始める前は心配していたが、別にそんなことはなかった。ただ、研究職に絞っていたらそう早く決まらなかったかもしれない。自分実験技術ニッチ職人芸で、企業研究で活かせるかというと微妙だったし、業績も研究職を目指すには寂しいので書類選考がかなり厳しかった。それに、やっぱり分子生物学を直接活かせる分野はまだそんなに無いというのも思った。

博士課程で身につけるべき専門性スキルは、研究以外にも活かせる道があると思うので、研究以外のことにも興味を持てる人だったら、博士まで出たからといって特に就職で不利になることはないと思う(能力的に博士として平凡な人でも)。

4.博士進学すべきか

私は博士進学したことを全く後悔していない。ポスドク期間は精神的につらかったが、大学院生の間は、研究を通じてエキサイティング経験ができたと思う。

博士を取るのは、学士修士に比べたらかなり大変ではあるが、その分、達成感がある。私は基礎研究分野なので、その視点に絞って言うが、博士というのは世界で初めて誰も到達してない場所まで登り、そこから新たな景色を見せることができた人に与えられる称号だと思っている。博士課程で行う研究なんて、そうたいしたものではないけれども、でもどんな小さなことであれ、世界で一番になる経験というのはなかなかできるもんじゃない。だから、もし学部修士課程研究面白いと感じているなら、その先の山まで登ってみることは悪い経験にはならないと思う。

もちろん、リスクデメリットはいろいろあるし、向いている向いていないもあるけど、条件が合えばリスクは限りなく小さくできる。博士課程に進学しようと思ったらお金必要であるが、親から全く援助が受けられなくても、プラス収支で博士課程を卒業することは不可能ではない。最近貧困の原因になっているとも言われている学生支援機構奨学金だが、大学院で借りた奨学金3分の1の確率で半額または全額が免除されることはあまり知られていないのではないか免除されなかったら大きな借金を背負うことになるのでハイリスクな賭けではあるが、単純なギャンブルではないので勝率を上げることはできる。免除される枠は大学ごとに割り当てられているので、学内相対評価で勝てれば良い。背伸びして良い大学院に入ると大変かもしれないが、小さな大学アクティティの高いラボに入れれば免除される可能性はかなり高くなる。私もこのパターンで、日本全体では平凡な大学院生だったと思うが、所属大学では上位に入れた。それから最近お金を出してでも学生を囲いたい大学院もあるから、この辺をうまく使えればお金がなくても進学は可能である卒業後の就職のことに関しては上に書いたとおりである。実感として、そんなに不利だとは思わなかった。研究を続けるか別の道を歩むかの決断はあるかもしれないが、仕事を見つけること自体は難しいことではない。

優秀な人が将来の懸念から博士過程を避けるようになっているという話をよく聞く。それがどの程度本当なのか私はよく知らないが、本当だとすれば残念なことである。真に優秀な人はおそらく研究者として残っていけるだろうし、別の道を探すことだって難しくはないだろう。重要なのは進学前の情報収集だ。良い指導者(色々な意味で)に出会うことは極めて重要である

5.学術界に言いたいこと

それはそうと、博士課程を卒業した後、ポスドク待遇は酷い。なんなら、学生のころよりも生活が苦しくなったりする。私の待遇でも、社会保険厚生年金に入れるだけ全体としてはマシだと言われるようなレベルである

博士まで取った人なら、仕事くらい自分で見つけてこられるだろう。だから別に今いるポスドクをみんな救済しろと言いたいわけではない。ただ、せめてルールくらい守れと言いたいだけだ。大学予算枠の規定で仕方がないのか知らないが、秘書実験補助員と同じ枠でポスドク雇用し、ポスドクにだけ特別暗黙のルール適用することはいい加減やめた方がいい(秘書実験補助員は定時で帰るし、定時で帰れるように配慮される)。本来研究者時間給で雇うのが間違いなのだが、全員を正規雇用できないというのもわかる。だから正規雇用されなくてもいいから、パートタイムで雇うならその規定をきっちりと適用してほしい。そんな中途半端研究者は要らないと思うなら雇わなければいい。自分だってボスからポスドクとして残ってほしいと言われたから残ったのである必要だと思うなら、必要性に応じてお金を出せばいいし、出せないなら逃げられても文句は言わないでほしい。

6.まとめ

大学院は超エキサイティングだったが、ポスドク待遇が酷いため研究をやめることにした。

博士進学および研究人生を賭けた博打であり、勝つためには運が多大に必要であるしかし、単に運だけで決まるわけではない。そこそこ得たいものを得て降りることは可能である研究過程を楽しく思えてかつ優秀な人には博士進学を勧める。

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