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2019-11-05 「血液型と性格」の新事実 金澤 正由樹 [小説・エッセイ] https://t.co/cruotfk0La #sinkan— 新刊.net (@sinkan) September 27, 2019
母親は妹が自分の知らない洗剤や掃除用具をたくさん持っていたことに驚いていた。
母は私と妹が母よりも家事の知識があることにびっくりしていた。母親はスマホを持っていて、すぐに情報のカタマリにアクセスする術を持っているのにあまり生活に活用していない。知らないことはすぐ娘たちに教えて教えてといい、ググレカスという言葉がお似合いの人間である。
親から生活に必要なことはあまり教えてもらっていない。でも、情報が溢れに溢れた社会に住んでいる私と妹はそれぞれがそれぞれの方法で家事の情報を集めて主婦業をやっている。
私はクックパッドを活用しているときに、色んな他人の家庭のおふくろの味のレシピを教えてもらえることにすごく感動した。母親からは玉子焼きの作り方すら教えてもらっていない。誰にも料理を教わっていなくても、本人が学ぶ意思さえ持っていればネットやテレビや本で料理を学ぶことができる。
栗原はるみの本を読んでいたら、母に料理を教わった思い出が微笑ましい文章で綴られていて、いいなあと思った。
私は両親からは人生訓のようなものは教わっていない。強いて言えば、両親のような夫婦には絶対になっちゃ駄目だということを学んだ。反面教師のような存在ではある。そういう意味で「こうなったらおしまいだ。両親とは真逆の人間にならなければ」ということは教えてもらったのか。
育ちの良い私の友達は、良い親と良いコミュニケーションをとっており、親から色々と賢い生き方を学んだんだなぁと思わされる。うらやましい。
私は親からトイレトレーニングとか、日本語とかそういう二足歩行の人として生きていくための必要最低限のことは教えてもらったが、人生の土台となるような大切なことは学んでいないと思う。
他の皆は親から何を教えてもらったんだろうか。気になる。
さくらももこのエッセイを何冊か読んで、さくらももこの子どものときのエピソードを調べてみた。彼女は親から何か学んだと言うよりは親の言うことをあまり聞かず、彼女の感性のままに生きてきたという感じがする。さくらももこは母親からたくさん叱られてもぐうたらしていたし、自宅で自営業でやっている八百屋のレジからお金を盗んだりしていて、親からしてみれば育てにくい娘だったのではないか?と思う。それでも、国民的人気漫画家になり大金を稼ぎ、しかも面白いエッセイを書ける文才まであり、さくらももこはギフテッド。親からすれば自慢の娘である。離婚して出戻ったりはしているけど。それでもさくらももこは親から見て自慢の娘だろう。
もう何が言いたいのかわからなくなってきたが、自分以外の他の皆は親から何を学んできたんだろうかととにかく気になっている。
私は両親から自転車の乗り方とかそういう人として必要最低限のことしか学んできていないので、Twitter等でときどき「親から○○ということを教えてもらった」というツイートがたくさんRTされていたりして、他の家庭の親はすごいんだなあと感動している。
教養とか礼儀とか常識とかをあんまり親から教えてもらわずに大人になると、いざ社会に出たときに周りのレベルの高い人間と自分の格差を感じてめちゃくちゃ苦労するが、いちおう健康で丈夫な体はもらったし、発達障害もない健常者だし、強く生きたい。
特定されない為に以下の記述にはフェイクをいくらか織り交ぜてある。
人が苦しむ姿を見て楽しむのが趣味だ。
そんな俺がここ最近特に観察するのを楽しみにしているなろう作家がいる。
彼は40万字書いてアクセス数がやっと一万五千を超えるかどうか。
対して俺は書籍化にはほど遠いが100万アクセス以上の作品がいくつかある中堅作家といったところか。
その男は別にリア友という訳ではなく、ただのネット上の知り合いだ。
だがその男がエッセイで、活動報告で、ツイッター上で吐き出す苦悩を見るのが本当に好きなのだ。
誤解されないように言っておくが、彼の力量は決して低くない。
むしろ俺などよりもずっと巧みで、彼の作品を読む度に俺にはこんな文章は書けないと思わされる。
そんな彼が何故俺程度すら超えられないのか。
これは単に俺が彼の作品を読んだ感想でしかないが、彼の作品にはいつも何処か寂莫とした感覚が憑き纏う。
読んでいて居心地が悪いというか。座りが悪いというか。
「この登場人物に本当に感情移入していいのか」とビクビクしながら読み進めることになる。
彼の作品には「書きたい」という気持ちも「読みたい」という熱意も篭もっていないからだ。
彼は単純に「書ける」ものを書いている。加えて大衆受けする作品でもない。
だからと言って俺は彼に「自分の書きたいという気持ちや読みたいという感情を大事にしなよ」とはアドバイスしない。
彼はエッセイで絶叫している。
スランプの最中で自分の書きたいものを書けなくなってしまったと。
どんなコンテンツに触れても「作品の為のネタ集め」としか思えなくなって、自分の読みたいと言う気持ちが分からなくなってしまったと。
そんな彼に上記のアドバイスをするのは「お前には絶対に名作は書けない」という宣告に等しい。
俺は彼の筆を折りたくない。彼の苦悩をずっと見ていたい。
だから俺は何故彼の作品がダメかの根本には触れないようにしながら、彼が苦悩を吐き出す度に共感する振りをしつつ、優しい言葉をかけ、当たり障りのないアドバイスをする。
彼がなんとか作品を書き続けてくれるように。
しかし彼も薄々分かっているのだろう。
自分は「書きたい」「読みたい」という感情がないから駄目なのだと。
分かっていながら届かないものに手を伸ばして、それが指先にもかからない人間の苦悩は何よりも価値がある。
彼の人生が上を向くことはあるのだろうかと思う。
彼はフリーターで、もういい年だ。
根っからの無性愛者(アセクシュアル)で他人と恋をしたいと思ったことが無い。
それでも書けるから書いてしまうことが彼の苦しみを助長させている。
もし彼がうつ状態から回復できれば「書きたい」や「読みたい」も生まれるかもしれない。
でも、彼にそんなチャンスがあるだろうか。
そう思い悩み、彼の境遇に思いを馳せ、彼の苦悩をテイスティングする。
俺は彼の苦悩のファンだ。
こんなに価値のある苦悩をしている人間がいる、と誰かに伝えたくてこの文章を書いた。
できれば彼が自ら命を絶つことなく、筆を折らず、無名作家のままでいてくれることを俺は願う。
無茶な願いだろうな。
(※匿名ダイアリーの仕様の為、リンクを一部省略)下心コーデ #漫画 #オリジナル#オリジナル漫画#下ネタ#デート服#エッセイ漫画#実話#レポ漫画#コミックエッセイ#実録https://t.co/vDzYD8lWRN pic.twitter.com/QWahQsQXMn— オノデラユズカオ🎩 (@yuzukaO_o) September 19, 2019
このマンガの、ベスト着用シーンに「ダサすぎる」「どこで売ってるんだ」という意見が多数出ていた。
男の俺は、とくに違和感ないな、と思ったのだが… それにしても、ここまで単純化されたデザインでダサい判定を下せるものなのか。
しかし検索してみると、確かに似たようなベストは見当たらない。肩幅が広い、胸元がガッと空いている、裾がブカブカで長い… ひょっとして女性はジャストサイズで服を着ないのだろうか? どの服も典型的な形から、どこか外れている。色や素材に加えて形状までも多種多様なのに、一部に地雷が含まれていて外からのバッシングが容赦ない。女性のファッションは辛そうだ。男はRPGの装備みたいにジャストサイズのを組み合わせれるだけで基本はセーフなのに。
SFマニアが流行ってるオタクコンテンツに特攻して噛みつくたびに炎上するネット世界。僕ら世代には「またかよ!」って感じなんですが、世代交代による認識の変化で、SF警察がなにに怒ってるのか? とか、あれもこれもSFなのに、なんでSF衰退とか言っちゃってんのか?
とか理解不能に陥ってる方も続出している模様。
そんなわけで、過去を知る者として、ちょっとまとめてみました。
ただ、だいぶ背景をさっぴいてます。
受験戦争の加熱とから、今よりさらにひどい男性中心主義社会である昭和日本での負け組男子化への怯えとか。
○
今でもその名残はありますが、かつて、オタクというものはヒエラルキーによる特権意識を良しとする人の集まりでした。
全員ではないとは思うけど、なんかそう言う感じのが台頭してました。
『オタクの教養』をたっぷり学んだオタクエリートがクールで良しとされたのですが、これもまた、今でもその名残はあります。
クールジャパンとかが、その流れですね。
どこの誰とは言わねぇでおいてやりますが、京アニ事件の時に、どっかの大学教授が書いた懐古エッセイみたいな記事。
今時の人たちからは謎扱いされてましたが、あれが、あの世代の『オタクエリート』意識のあらわれです。
彼だけの特殊な思想ではないことは「記事の内容には賛同できる」とか言ってる人が、ちらほらいたことから分かりますね?
今でも名残はありますね?
○
ところで
『オタクエリート』
政治家ですらオタクに媚びる今では、下手したら生死に関わることだとまでは信じられないかもしれませんが、昔は、オタクであること自体が恥でした。
今でも自嘲ネタではあるし、からかわれることもあるとは思いますが、かつて、「オタク」と呼ばれることは、社会的死や、学校や家庭でイジメの対象になることを意味したのです。
ググれば怨嗟の声で溢れているとは思うので割愛しますが、オウム事件や宮崎事件は「オタク」を犯罪者予備軍として世間に認知させる結果を生みました。
当時のオタク的趣味を持つ人たちは、自分はオタクではないことを証明するのに躍起になっていました。
あるいはオタクではない人のフリをして、その行為を自嘲気味に「擬態」などと呼んでおりました。
今でも名残はありますが、生活や生死が関わってるので真剣度が段違いです。
そこで『教養』の出番です。
○
オタクにとっての『教養』とは、自分が頭のいい人間であること、社会にとって有益な優れた人間であること、犯罪者予備軍=オタク以外のなにかであること、それを証明するためのものでした。
と言う事にしかなりえず、オタクであることを認めるか、認めなくても勝手にレッテル貼りさせられました。
しかしながら、そうすると犯罪者予備軍の一員にさせられてしまいます。
自分がオタクであることを認めながら、『ただのオタク』以上の上位の存在である事を示す概念を必要としました。
それが、『オタクエリート』です。
○
世間ではいっしょくたにされる『オタク』カテゴリー内での優位的立場を築きたいオタクエリートにとって、自分を相対的に上位に位置付けてくれる下位の『オタク』たち、それは「フィギュア萌え族」とすら揶揄された二次元美少女オタクでした。
……今でも名残はありますね?
誰とは言わないが…と言うよりも、京アニ事件の記事でアニを持ち上げる時に使うのは
『萌え』ではないこと。
『萌え』でないこと。
○
そして、そんな知能の少なそうな動物的オタクたちを堂々と見下し、自分はあいつらとは違うと胸を張りたいオタクエリートのための教養のひとつが
だったのです。
なにしろ動機がそれですから、あちこち弱そうな敵を見つけては出張って「批評」したりweb日記に書いたり、得意げにウンチクを吹聴しまくり、相手や相手の趣味を貶して、論破論破とサディスティックな優越感に浸る日々を送ることになります。
やがてハードSFは衰退し、論拠としているものの権威が失墜してしまいますが、それでもやることは同じでした。
そうでしょう、そうでしょう。
いい迷惑なのが、ただのSF小説好きや、そんな歪んだ時代を知らない新しい読者です。
彼らは
あれもあれもSFだ。
と言います。
残念。
のですよ。創元やハヤカワから出ていて、各種映画化されている大家のディックはSFには入らないのです。
彼らの概念では、SFにはなんか厳格な作法があり、その作法を守るものだけがSFなのです。
どんな作法かって?
……知るか!
○
彼らSF警察が、ことあるごとにグチグチと高圧的かつ上から目線どウンチクを語っては、嫌われまくってるのは見ての通りです。
「SF衰退はSF警察のせいじゃない」、それは、あるいはその通りかもしれません。
しかしまあ、そのSF警察が、現在進行形で「彼らが信奉するSF」の衰退や、「正しい科学知識」への嫌悪を植えつける大きな要因になっているのは、その嫌われっぷりを見れば一目瞭然です。
……とは言え、です。
四日ほど前に文春によりお笑い芸人EXIT兼近さんの前科がすっぱ抜かれ、瞬く間にテレビやイベントの出演が取り消されていくのを悲しい思いで見守っておりました。
『少女売春斡旋』の凶悪な字面に「は!?!!?」と驚愕したものの、ふたをあけてみれば貧困層出身の少年が学のない状態で知らずに犯罪を犯していた、という切ない話で、少女と言っても当時の兼近さんと同い年の十九歳、売春斡旋といっても『あくどい商売してたヤクザから離れて個人的に売春してた女友達に用心棒を頼まれた』が内実らしく、刑も罰金十万円で済んだそうです。
その辺の詳しいことは文春本誌の記事に書いてあるのですが、いかんせん見出しがセンセーショナルでちゃんと読んでない人からすると「幼い女の子を騙くらかしてウリやらせてたのか?」と思われかねないのが辛いところ。
以下要約書いてくださった方のツイート。↓
https://twitter.com/exit_mochiP/status/1169368952213889025
なので兼近さん本人もこのことに言及するツイートで「文春を買って読んでください」って書いているのですが、そういうとこ、そういうとこだよ……!とこちらは複雑な気持ちで頭を抱えました。後述しますが彼はヤバいレベルにピュアです。敵の売り上げに貢献するな。でも多分敵だと思ってないんだろうな。
さて、この騒動は様々な要素が密接に絡み合っているため擁護派も批判派もその辺ごっちゃに主張し合い、収拾がつかなくなっているきらいがあります。
「今更生してるからいい」「過去のことでも罪は罪だからテレビ出るな」「イケメンだから馬鹿な女が擁護してるけど女の敵」「とてもいい人なので応援したい」「前科があるならいい人ぶるな」「おもしろくないから消えろ」「おもしろいから頑張って」「そもそも貧困の問題」「これだから底辺育ちのDQNは」etc…
その人によって何を重視するかは違いますし、この手の騒動によくいる『別に本気で怒ってるわけじゃないけど人気ある奴を叩きつぶしたい』層もネット上には多いのであちこちで大混戦ですよ。
とりあえず事実としては、『現状兼近さんは法的になんら問題ない状態』です。
謹慎も謝罪も引退も必要ありません。八年前に処罰されたことで問題にケリはつきました。それを不服としている被害者もいません。
にも関わらず番組降板が相次いでいるのは、世間の感情が彼を許せるか許せないかがわからないからです。
ツイッターを見る限りは擁護派がかなり多いんですがヤフコメとか掲示板などは批判派が多いですね。テレビ局やイベント主催者としてはクレームが来る恐れがある人間を使いたくないと思うのはしょうがない。しょうがないんですが、私としては、もうちょっと真摯に倫理について考えてほしいと思ってしまいます。更生してる人の芽を潰すのが世間の総意になっていいのでしょうか。
結局のところ法律でカタがついている以上、この問題を語るにはどうしたって感情論になるのでここからは私の主観フルスロットルでいかせてもらいますね。
まずね、彼の境遇を考えればあれが罪だとわからなかったのは無理ないです。
極貧家庭で育ち、飢えた時は妹とわざと雨にふられて同情したご老人にご飯をもらうという技でしのぎ、高校中退して働き、周囲の人間がみんな半グレ系で反社会的なことが当たり前になっていた、という背景があったうえで、十八の頃に風俗店に勤めだしたんですよ。
風俗店というのはお金と引き換えに人間(主に女性)の体を性的に扱える店なわけで、建前上は生殖行為そのもの(いわゆる本番?)はないということになっているものの、悩める青年に北方謙三が「ソープへ行け(そして童貞を捨てろ)」とアドバイスしたことが有名であるように、実際は売春が行われているわけです。
私は日本では売春は禁止されていると認識していたものですから、堂々と繰り広げられるその手の話がしばらく理解できなくて、いくつか風俗店レポを読んでやっと「要は売春なんだな!?」とわかったんですが、いまだに何故あれが正規の商売として成り立っているのか納得はいってません。
私はこの世で一番ダブスタが嫌いなので、税金を払ってる風俗店だろうが個人の援助交際だろうが売春を認めてはいけないと思っています(弱い立場の人が傷つきやすいから)。
しかし、風俗店が許されている世の中で、学のない風俗店勤めの少年が、個人売春をする少女を手助けすることが罪だとわからなくても責められないです。だってやってることほぼ同じだもの。
まぁ法治国家である以上建前は大事であり罪は罪なので、彼が罰を受けたことに異論はありませんが、同情の余地はあるでしょう。少なくとも痴漢とか強姦みたいな積極的性犯罪と同列には並べられません。
兼近さんの話では、捕まって初めてそれが悪いことなんだと知った、ということでした。二十日間勾留され、同じく捕まっていたおじさんに字を教わりながら又吉さんのエッセイを読み、芸人という仕事に憧れを抱きその後上京に到ります。完全に小説のあらすじだった。映画化もしそうなぐらいドラマチックな生い立ちと理想的な更生ルート。
私がディレクターなら「兼近はいい奴だから」とか「たいした罪じゃないから」などというたわけた理由ではなく、「更生しており倫理的に問題ないから」と堂々と表明して続投させます。流されやすい世間のイメージが気になるのはわかるけども、誰か一人ぐらいそういう気概と倫理観を見せて欲しい。
ただまぁ、元々ネタがちゃんとおもしろい人達ですから、劇場はやっていけるみたいです。
あと芸人仲間からの擁護が物凄い。こんなに擁護されてる人初めて見た。一度だけ取材した先の店の店主とか一度だけ共演した人とかたまたまちょっと話した人とかまで擁護してて、兼近さんの人に好かれる力半端じゃないなと思いました。うん、いい子だものね……。
兼近さんってよく『いい奴』『いい子』と言われますけど、それって普通に想像するような性格の良さじゃないんですよ。箍が外れてる。あれは正直正しくない域の優しさです。自分の身を守らないで愛を振りまいてるんですもの。そんなの聖人か狂人でしかないじゃないですか?
酔っぱらって道に倒れてた女性をベンチまで連れてって座らせてあげて、靴が脱げてたことに気づいて引き返して取ってきてあげていた、みたいなわかりやすい優しさエピでは伝わりきらないヤバさがある。
私は長く彼を見てきたわけではない大変ライトなファンなので詳しくはないんですが、それでも色々ファンの間で物議をかもした発言を存じております。
例えばEXITのイベントのチケット転売について「転売屋さんも生活があって頑張ってるから」とか、前述した「文春を買って読んでください」とか。
転売への最終的な対策は『とにかく席を増やして価値を下げる』『とにかくサインを大量に書いて価値を下げる』になるあたり、人を規制するより自分が頑張ればいーやという思考が見て取れて、マジで……そういうとこ……。
最たる『優し過ぎて怖い』エピソードは親との関係全部ですね。テレビではめちゃ美談にしてましたけど、あれ言ってないこと沢山ある。
お母さんとはまだわかります。子供が飢えてるのに見栄を気にしておばあちゃんに助けを求めるのを許さなかったとか、兼近さんが家に入れたお金を恋人に使ってしまったとか、ちょいちょいどん引きエピはありますけども、子供四人をシングルマザーが育てるのは大変だったでしょうし、兼近さんもトイレの鍵を全部閉めるみたいな悪戯をしてよく学校に呼び出されていたらしいので「なんだかんだで育ててくれた」という感謝があるのかもしれません。
でもお父さんは……なんだ? 早々に離婚して養育費も送らずクワガタに入れ上げてた人という印象しかない……。それで息子が芸人として人気になりそうになると現れて、ツイッターアカウント作ってEXITのファンとやりとりしてほかの芸人さんとも絡んで特に悪びれもせずにこにこしてるのなんなんですかね。FBに「大ちゃんが稼いだ金を総取りできる日はいつくるのか?」とか書いてるのシャレにならん。
大体の人はこの手の親とは自立したらあまり仲良くしたくないと思うんですが、兼近さんはなんのわだかまりもないような笑顔で仲良くしてるし一緒にテレビ出て決めポーズするし「マンション買ってあげたい」などと言うのでこちらの情緒が乱れきります。そういう感じだから一部ファンがお父さんをちやほやするんですよ……いいのかそれで。いいんだろうな。悟りでも開いてるのか?
本当にね、この人保身という概念があるのか?と疑ってしまうぐらい無防備な部分が多くて、誰にも聞かれてないのに月給明かすし、住所明かして案の定侵入されて引っ越すはめになったのに引っ越し先の住所またうっかり言っちゃうし。
今回文春に探られた過去も本名じゃなければもうちょっと見つかり辛かったと思うんですよね……。相方さんは『りんたろー。』にしてて本人は自分のこと『かねち』って言ってるんだから芸名『かねち』でもいいじゃないですか? それを馬鹿正直に本名名乗って北海道に住んでたことも言っちゃって騒動前に「芸人にならなかったらなにしてた?」って聞かれたら「反社」って答えている……。
でもそういう人だから私は彼が大好きだし、きっと彼の身近にいる人達もそうなんだと思います。可愛いいたいけな子供で、かっこいい無鉄砲なヒーローで、冷めた賢明な苦労人で、明るく無邪気な道化者で、その全ての人格が危ういほどの優しさで統合されたのが兼近大樹。傍にいればいるほど好きにならずにはいられないんじゃないでしょうか。
文春記事直後のりんたろー。さんの表明文凄かったものな。さすが常日頃からかねちは太陽だと主張してる人だ。兼近さんもなんだかんだいってりんたろーさんのこと凄く信頼してるように見えますし、youtubeでもちょいちょい二人の世界で笑い合っているのが微笑ましくて好きです。
だからコンビ仲については心配してません。ファンはほぼ幻滅してませんし、劇場人気があるので収入も生きていけるぐらいには入ると思います。
でもテレビで彼らを見る機会は減るのかな、と思うと本当に残念でなりません。
日本のテレビ界とお笑い界の損失ですよ……あんなに優しくて明るくて平和な人達、今後出てくるのだろうか。爽やか美形を出せばいいってものじゃないんだ……かねちはかねちじゃないと駄目なんですよ。
彼の苦労ゆえの達観と優しさと儚さと人類愛が、機転の利く返しが、独特の豊かな感性が、セクシー系の女性に触れないようにする節度が、いかなる場でも怖気づかない度胸が、美しく華やかな容姿が、全てが好ましく最強でした。
犯罪を犯罪とも気づけない環境にいた少年が、あんなに明るく人を笑わせようとする人間になれたのは奇跡だし、その光をもっと輝かせて欲しかったです。
これから騒動がどう動くかわかりませんが、どうか彼の誠実な魂に見合った素晴らしい結末を迎えられますようにと願ってやみません。
(盛大に擁護しといてこんなこと書くのはなんですけど、芸人さんて「おもしろくていい奴ならええやんネタにしたるわ」みたいな芸人的身贔屓人情擁護することが多いのがちょっともやる。悪いことは悪いことなのでその辺でうやむやにするのはあまりよろしくはない……。
あと兼近さん、自分の中で整理ができてても世間<正義鉈をふるう曖昧模糊な思念の集合体>には伝わってないから、真面目な落ち着いた文章か動画で説明したほうがいいですよ……文春とかインスタはやめて……)
今になって思うのは、きっと当時付き合っていた彼女のなかにも「嵐の日はセックスは盛り上がる」という関連付けがされたのかもしれない。
いや、多分関係なくて
元々浮気というかそっち(同僚)が本命になりかかってたけどきっかけがなかった所に
電車が止まって帰れないというきっかけ(&言い訳出来る状況)が用意されたってだけだと思うよ。
結婚決まりそうだとマリッジブルーで「本当にこの男と結婚していいのか」な気分になる、ってよくある話だし
そこで彼氏に何かしらの不満なり不安要素があったりすると結婚から逃げたいと思ったり別の男がより良く見えるのもよくある話なわけだし
そこでその別の男とどうこうなりそうなきっかけがあればそっちに行くってのはもう掃いて捨てるほどある話なわけで
そういう話の方が、「彼氏と結婚する事は心に決めていて揺らいでなかったけど台風のせいでセックスしたくなっちゃって我慢できなかったの☆」
ってな話よりよっぽどリアリティを感じるので
男性って声が低いから遠くからぼそぼそしゃべられると聞き取れない。
私の旦那は遠くから私にしてほしいことをぼそぼそしゃべるけど、距離感あるし、声が小さくて聞き取れず、「聞こえませーん。やってほしいことがあるんだったら相手に伝わるように言ってください」と私が言う。そんなんで聞こえると思ってんのか。
私の父親も遠くから母親や私にぼそぼそしゃべって、相手に聞こえてないと察すると諦めてその場を去ったりする。
彼らがぼそぼそしゃべってるときって大抵「電池を買ってきてほしい」とかしょーもないことで
嬉しかったこととか緊急性が高いときのことはちゃんと相手に聞こえるようにしゃべれるのになぁ
どうでもいいお願いのときはぼそぼそ言うって決めてるのかなあ。
30代で旦那に不倫されて離婚した女性のエッセイ漫画でも、女性が夫と別れるときに夫が去り際にぼそぼそなんか話しかけてくるシーンがあるんだけど、女性は聞き取れず背中越しにぼそぼそしゃべる声を聞きながら去っていく。
人生のそういう場面で相手が聞き取れもしない声量でぼそぼそしゃべる男性の人柄がなんだか物悲しいというか、つまんねえ男って思う。
妊娠していた。
ある程度育ってはいたが、心拍が止まり、死産した。息のない子を産んだ、すごくすごく小さかった。
第一子も、この死産した子(戸籍には残らないが、第二子だ)も、いずれも不妊治療をして授かった。
そのため死産後も、母体の回復を待ち、また治療を再開している。
以後タイミング(治療の際にはこう称するが要はセックスのこと)を取っている。
子供を作るためだけじゃダメだろう、と思い、時々意味もなく普通に誘うこともある。
仕事で疲れているとも思う。それに私も、結婚した当初より年を取り、醜くなっているのかもしれない。気を付けてはいるつもりであるが、彼にとっての美であるかどうかはわからない。よそに女性を作っていたらそれはそれだが、今は置いておく。
なんとなく、彼が達しないのは、死産のことが関係しているようにも思った。
立ち会ってもらったわけではないが、死産届であるとか、役所に提出するものとか、あとは火葬場の手続きもしてもらった。もちろん私が産んだ、手のひらに乗るくらいの小さな子も、彼は見た。
もしかしたら、私よりもショックだったのかもしれない。
ベッドでぼんやり時間を気にせずに泣ける私とは違い、彼は忙しさのなかにあり、ただ心の内側に溜め込んでいたように思う。
そして遂に、セックスを断られた。
誘って、悪かったな。
そうだよな、眠たいよな。
子供がもうひとりほしい。その話はこちらから聞き出すでもなく、向こうからそう聞いている。
でも、すごく、辛かった。断られるのは、辛かった。
不妊治療って、しんどい。喜んで内診台にあがれる人、一人もいないと思う。筋肉注射、お尻出して打たれるのが二年経っても慣れない。
私なんてたかだか薬物療法だ。人工授精や、顕微鏡授精をしている人は、もっともっと痛いことも多くて、辛いと思う。
二人目を、という周りからの圧が今もある。特に同居している義父母からは大きい。
子供からも、弟や妹がいたらいいのにな、と言われる。赤ん坊のことが好きな子だから、そりゃあそう思うんだろう。
田舎だから、旦那が長子だから、あれこれあるけども、やっぱり自分自身が二人目をほしいと思う。
でも、無理かもしれないな。
なんか今夜、漠然とそう思った。
彼と二人目を作ることは、たぶん無理なんじゃなかろうか。
誰にも話せない。
親にも、友達にも、誰にも話せない。
今までこんな話、創作物やエッセイのなかでしか見たり読んだりしたことがなかった。だからどこか、他人事のように思っていた。
書いたらスッキリしてきた。
今までの著作でマニュアル的に書かれていた「できないことをできないでいいので、できることでサヴァイヴしていきましょ」と言う趣旨ではなく
俺だってできないことには悩んでるんだ、というエッセイだった。
「がんばらない練習」をしているphaのはなし。他の人は応用できないかもしれないけど、俺はこんなふうにやってきたよという。
phaが受け入れられたのは経済の縮小傾向・緊縮財政・自己責任のなかでどれだけ楽をできるかという部分も強いと思うので
一概に評価はできないんだけど、ガツガツやる人も出来ない人も、お互いできることをやれば良いという諦念の話のような気がする。
「生き残れないやつは死ね」ではなく「なんとか楽な感じで生き残る方法を無理せず考えていこう」という方向性の提示。
お気軽に読めるエッセイなので別にphaのファンとかじゃなくてもウルトラ退屈なときに気軽に読んでみるのにはちょうどよいと思った。
正しくは「セックスはしたくないが、子供が欲しい」と言っている。妹として私ができることはなんだろうか?とずっと考えている。
私が思うに「アセクシャル(※1)な男性」と友情結婚し、人工受精する案が一番良いと思う。
(追記:子育てパートナーになってくれたAセク男性の精子を人工受精する、という意味です。姉も性的なことを抜いた友情的な愛し方はできるはずです。精子製造機なんて扱いは絶対しないはずです。寧ろ下心0でアガペー100なんじゃないかなぁと妹は勝手に思ってます。)
どうやったらアセクシャル男性と出会うことができるのか、それが知りたい。
知って、探して、コンタクトをとって、姉にどんどん紹介だけするお見合いおばさんになりたい。
※1.性的なことに興味がない人
◼️姉のスペック
・30代後半
・子供が好き
・公務員
・実家住み(持ち家)
・両親健在
・野村佑香似※3
・性格は長女オブ長女
・男性は苦手だが、父親や兄弟、男友達との共同生活は問題ない(よって息子も問題ない)
姉はなぜ結婚したくないのかと言うと、自分は性行為ができないセクシャリティだから、夫になる人が可哀想だとのこと。姉は性欲がないだけで愛情深いのだ。
(余談。妹からすると姉は、アセクシャルじゃなくて性嫌悪症な気がする。なぜそう思うのかと言うと、親の教育がそうで私も性的なことが苦手だったからだ。男性が男性っぽいだけで気持ち悪かったし、触れられるのも無理だった。過去形なのは、夫と出会って大丈夫になったからだ。よく解らないけど何故か夫は気持ち悪くなかった。ただ、性行為中は離人感がある。自分がそうだからって姉もそうとは限らないし、「まだ出会ってないだけ論」をメチャクチャ嫌うからこの話は自分の心にしまっておく。ただ「男男した人や性欲が強すぎる人と結婚したくない」という部分は共感できるので協力したい。)
◼️考えた案
1がベストだと思うが、そんな男性をどうやって探せばいいのかが課題。
2は子供を得るには最短だと思うし、姉自身は2を希望している。認知すら面倒だから要らないらしい。自分だけの子供が欲しいというのが本音らしい。
でも、子持ちの妹としては、オススメしたくない。寧ろ阻止したい。悪い夫や悪い父親は不要だが、良い夫や良い父親は居た方が良いと思っている。
「おひとりさま出産」というエッセイ漫画を読んだが、出産や子育ては一人でしているけど、あちらは父親が存在する。読めば読むほど、どれだけクズでマイナス要素であっても父親という存在自体は在った方がいいのではと思えてくる。
でも本気で選択的シングルマザーになるのであれば、できる限りフォローしたいと思っている。姉に何かあった時の子供の後継人になってもいいと思ってはいる。
◼️却下された案
→心は繋がってないと嫌だとのこと(他に恋人を作ることは許せない)
→万一性的な関係を迫られたら困る、風俗や愛人は嫌だ、とのこと
→そんな人尊敬できないし、見つけるのも困難だとのこと
4.養子を引き取る
→これは未提案だが却下されると思う。例え治療であっても自身が「女性になっていく」のは想像するだけで気持ち悪いそうだ。それに本当にアセクシャルなのであればこの提案は姉を傷付けることになるからしない。そして性嫌悪は悪いことではないし変える必要もないと私は思っているので姉は姉のままでいいんだと思う。
姉にはただただ幸せになってほしい。
でも、余計なお世話なのは承知だけど、できれば父親が良た方が良いのではと思う。
~~~~
※2 貯金が少ないと突っ込まれたが、30前後まで都内で一人暮らしと夢追い人をしていたため、私が勝手に少なく見積もっている。実際は不明だが浪費家ではなく寧ろ倹約家なので安心して欲しい。
※3 生まれる子供がイメージできたほうがいいのかなと思ってこの例をあげた。多分美少女(美少年)が生まれるので妹的には遺伝子残して欲しい。
こんなサイ○パス気味の乞食にありがとうございました。辛辣なものも含めて噛み締めて読ませて頂きました。
特別養子縁組は両親揃ってないと駄目だけど、普通養子縁組は独身者でも審査次第でなれるらしいという記事を見つけました。相当難しそうですが、姉にも共有しようと思います。
・ペットは?
ペットも子供も家族には違いないんだろうけど姉の要望は人なので今回は人だけで考えたいです。
・妹が産む
私(妹)はやぶさかではないけど、姉と夫と母が反対しました。子が捨てられたと思う可能性がある、とのことで。
性的な視線でみられることがすでにダメなので、やっぱりへテロ男性とは難しいかも…。
「俺が女にしてやんよ」系の男性が大量発生して姉を消耗させそう…。私が姉を装うこともできますが、多分規約違反だと思うので…。
◼️質問について
・「女性になっていく」のが気持ち悪いのに出産や授乳は気持ち悪くないのか?
すいません、私の書き方が悪かったです。
正確には多分「他人(とくに男性)に女性にさせられる」のが気持ち悪いんだと思います。(私もこの表現気持ち悪いと感じました…。)妊娠出産授乳は自発的だから気持ち悪くないんじゃないのかな…?
・浪費癖があるのでは?
※2参照
妻はともかく、子への愛がないのであれば精子バンクの方が良いのでは…?と思います。
難関公務員試験を合格したのは半分ぐらいが「未来の子供のため」らしいので、半分くらいは本気なのではと思います。
◼️妹の今後について
皆様がおっしゃる通り、姉の人生に踏み要りすぎだと自覚しているので、これ以上余計なことはしないでおこう、そして姉の選択を全力で応援しようと思いました。
でももし、Aセクシャル男性の方、少しでも興味を持って下さったら、DMをいただけたらと思います。ブコメのアドバイス通り捨て垢を作りました。妹窓口です。宜しくお願いいたします。