はてなキーワード: どろろとは
前期の感想はこっち
https://anond.hatelabo.jp/20190414134246
★★★
三ツ星カラーズの作者カツヲ原作の、三ツ星カラーズの前に描いた漫画
1話それほど好評じゃないっぽいが(卑屈キャラは大体似た反応)、たぶんクラスメイトがいっぱい出てきてからが本番じゃないか?
三ツ星カラーズとみゃー姉が好きな俺はもちろん良かった
声の演技いいね、誰か知らんけど
小首を傾げるところがやばい
ちなみにハッシュタグは#ぼっち生活。◯◯がハッシュ化できないため
★
なんか設定が面白かった
モーションにこだわりを感じる
★
ダイレクトに癒そうとしてくる系、実は苦手なんだけど
「こういうのが良いんだろ?」みたいな
しっぽ作画がすごかった
★★
普通におもしろそうだし、だいぶ端折ってるらしいけどコンパクトにまとめてると思う
この時代のエロゲ主人公は良いね(だがアニメにすると扱いが難しそう。文字媒体だと通る行動とか、画にするとキツイことあるよな)
千代丸は関わってるの?
ジジババがかわいかった
斉木楠雄思い出すわ
化けることに期待
今の所まぁまぁ
主人公が冷静すぎる
ちょっとテンプレすぎる感があるが、コメントによると本番はもう少し先らしいので待つ
妹は可愛い、襲われたい
★★
うひょおおおおおおおおおおおおおお
あ、アニメは作画安定してそうで一安心、一期ほどは期待していないが
なんだこれは
脚本次第かな?
これ1話見た後で、思い切って幼女戦記ちゃんと見直したらとても面白かった
★★
でもこれ原作6巻まで出てるらしいよ
★★★
・八十亀ちゃんかんさつにっき
・淫らな青ちゃんは勉強ができない (勉強できない枠2つめwww)
・マグメル
・すとぱん(え、すとぱん?!)
・われしょ
高速で見た、落選・保留↓
・川柳少女 悪くないんだけど見るモチベが低い。部長が面白いらしいので4話くらい溜まったらまた少しみる
・キャロル&チューズデイ キャラデザが「お前向けではない」とアピールしている、4話まで評判待ち。SFっぽいふんいきはすき
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八月のシンデレラナイン人気なの?か
見てみるか
※★は期待度、最高5
※アニメ1話全作レビュー増田ではありません、私はもっと斜に構えてる俗物です。でも褒める時は絶賛する
※雑感想と言ってるだろう?ガチの感想の時は個別に書く方針 ほぼメモ
※批評のために見る時間なんて存在しない、それよりなら癒し系アニメループする
※フルーツバスケットについて、名作に対して申し訳ないが旧作の時点で自分向けではなかった
ペース配分が怖いと言う噂もあり考慮対象外なんだけど(23巻24話? 封神演義よりきつい)、一応試聴しようかな、少し迷う
積み残しタスク
・どろろ見る(4話~)
・五等分の原作読む
・わたてんの原作読む
企画が始動したときに原作はまだ林間学校編の途中だったと聞いて驚いた
キャラデザは目の上側の照り返しが目立ちすぎなのが悪い
最近のシャフトにはあまり良いイメージがなかったがスケジュール管理がしっかりされている環境なら普通に良作画できるのだろうか
結構クズな主人公だったが他の登場人物もあまり良く思ってないというのもあり不快感はそんなになかった
ネトフリで今から見ろと勧めるほどの作品ではないが1クール見て良かったと思える程度には面白かった
ジャンプの人気漫画というだけあって大変面白かったのだが終盤の「実はレイに内緒で脱獄準備してました」というのはもう少し伏線が欲しかった(自分が気付いてないだけかもしれない)
石上が出てからさらに面白くなったのでそこは改変しても良かったかもしれない
あとファイの胸の布もいつ落ちるか不安だった
隠れ松本はそんなに意識してなくても若干引っ掛かるようになっていたのが良かった
今思うとウザメイドのミーシャが小2というのはさすがに若すぎた
王子特訓回が好き
2クール作品はどろろ、盾の勇者の成り上がりを視聴中
どろろは2クール目OPの作監が飛び込みの仕事だったとツイートしていたが平和で良い映像だった
盾はアニメ放送前からなろうの原作を読み始めたのだがスピンオフの槍直しが面白すぎる
こっちもアニメ化してほしい
春アニメは1話見た中ではオカルト公務員とこの音とまれが面白かった
ケムリクサ、おさまるところにおさまったなと思った。わかばくんでも操作できなかったやつ、もしかしてりんちゃんかりょくちゃんなら操作できるのか?と思ったけどぶった切られた。
ちょっとずつしか出てなかったキャラにあまり思い入れができてなくて、クライマックスもうちょっと感動したかったなとは思う。12話しかないから仕方ないし、引き延ばしたらだれちゃいそうだし、難しいね。
りんちゃんがキラキラしてよかった。りんちゃんは家族が好きなんじゃないの?とか思わなくもないけど。みんなが好きなことできて幸せになるのが幸せ、みたいな。それが前提みたいな。生存や安全の欲求が満たされてからの高次欲求なのか?
(見始めたころ、えっ他の子は食べることとか知識欲なのに、この子は男が好きなの?と思ってしまった……。最初は記憶の葉の影響だったけど今はちがうのはよかった)
いろいろ思うところはあるけど、りなちゃんかわいい。EDが好き。
人間の分割というので、どろろと対比する人がいそうな気がするんだけど、観測範囲にはいない。
鬼神倒したら機能が戻るのと、機能分割して死んだ分機能が失われていくの。まあ全然ちがう話だしそれだけで対比してもな、って感じか。目をあげるってどうやったんだろうね。
どろろと違って目も耳も弱いくらいで完全に失うってわけでもなく姉妹で補い合ってるからな。得意なことがちがう、くらいの感覚で済んでるのか。感触がわからないってなんとなく怖い気もするけど。
放映開始時はとても面白く視聴していたしすっかり嵌ってしまっていた。百鬼丸はミステリアスだしどろろは可愛く、登場人物が魅力的だ。4話に顕著なようにナレーションに頼らずあくまでもアニメーションで視聴者に内容を理解させる演出はとても心地よかった。OPEDもとても良い歌だと思う。
原作から色々と設定や細かな描写が変わっていたが、個人的には十分許容できる範囲だった。例えば名シーンである「俺の血を吸え」が無くなったことなどは、百鬼丸の設定の改変により仕方のないものだと受け入れられた。寧ろ女性の泣き声と雨の音で終わらせる演出は大仰な悲劇よりも胸に沁みるものがある。素晴らしい作品だと思ったものだ。…9話までは
本日放映された「ばんもんの巻下」は最悪だ。何故「ばんもん」のような名エピソードをこれだけ陳腐なものにできるのか理解に苦しむ。唯一良かった点はこの回を上下に分け、上放映の時点で駄作になると予防線を張らせてくれていたことだけだ。
先に理解に苦しむと書いたが、実は10話の時点で伏線があった。それは「どろろ」を武士の物語へと転換したことである。10話は領主の息子が民衆に悪さをする怪物を懲らしめる、世界中の英雄譚にありそうな話である。この話では武士は民衆を救う英雄であり、民衆は救われる存在でしかない。民衆は勇敢な領主の息子に感謝し、領主の治世を喜ぶ。
そういう話が有っても良い。領主の息子、多宝丸の魅力を引き出す逸話だ。有っても良い…が、しかし「どろろ」の一連の話においてこれほど浮いた話もないだろう。
9話「無残帳」はどのような話だったか?武士に虐げられ武士を憎み悲劇に塗れたどろろ一家の話だ。これから向かう「ばんもん」は原作でどのような話だったか?武士のせいで家族を村をばらばらにされ、その断絶を生んだ武士を、断絶の象徴であるばんもんを倒すことで再度統一を果たすという話だ。
武士は一貫して倒すべき敵だったのだ。そこに武士を賛美する話を挟んでどうしようというのか?武士、醍醐は憎むべき敵ではなくなり醍醐領は繁栄、統一を望む民衆は消えてただ助六のノスタルジーだけが残り、ばんもんはただの国境となった。ただ朝倉だけを敵役とし、醍醐は名君にされた。そうなっては原作通りの顛末など到底不可能だ。戦場はただ醍醐家の家族会議の場と化し、けっきょくそれだけの話になった。
「ばんもん」は誰の話だった?民衆の話ではなかったか?いつ武士の話になったのだ!
原作での「ばんもん」の意義は大きい。民衆の支配者層への勝利をはじめて描いたためだ。物語の最後、民衆の醍醐への蜂起に繋がる話だからだ。
私はアニメ6話で、みおが「侍に取られた分だけ取り返す」と言い、どろろがそれに感心する場面のあったことに感服した。ああ、この製作陣は「どろろ」のテーマをよく分かっているのだなと唸らされた。
「どろろ」がカムイ伝に影響され描かれたことは周知の事実だろう。「どろろ」が虐げられる者たちが虐げる者たちと戦う物語であることは原作を読めばよく分かることだろう。
6話はみお達の悲惨な死よりも、どろろの小さな胸に侍との戦いという小さな芽を植え付けたことが重要なのだ。
「どろろ」は民衆の物語であり、理不尽な支配者層との戦いこそがテーマなのだ。
だが、私の製作陣への信頼は「ばんもん」とともに崩れた。民衆は力あるものに左右されるだけの主体性のないモブとなり、世界は力あるものを中心に動くようになってしまった。なろう全盛期の今、そんな物語はどこにでもある。どこにでもあるものに、堕してしまった。
私はアニオリだからといって全て否定するつもりはない。十二国記の浅野君なんかは良いアニオリだと思う。
だが、原作のテーマを無視する改変は一線を越えているのではないか。原作のテーマ性まで無視するなら「どろろ」の名を冠するのを辞めてほしい。
デザイン一新するのはいいけど元のテイストは残して欲しかった、何でイタチをハムエッグからあんな平凡顔に変更した。
憎めない悪党感が激減だ。
あと最初にもっとどろろ両親の武士に家族を殺された憎しみをはっきり際立たせてほしかった、今後のどろろとイタチの関係との対比としても大事だろう。
あと無惨感が大分と薄い、原作では戦と飢饉で多くの人が餓死して生きて餓鬼のようになった人々がその肉を食らう、父親も我を忘れ肉を喰らいたくなるが妻子に泣かれて耐えるからこそどろろの「地獄ってこんなとこかい?」「もっとマシなとこだ」が映えるのに、戦で死んだ兵隊の死体から食料を集めるマイルドな描写では薄味過ぎる。
牛車に乗った奥方からどろろへのほどこしの食べ物を「せっかくだがおかえししますぜ、人が餓死している時にうまいものを食ってるのはおまえさんたちさむらいだけだ」と突き返し殺される父親も、因果応報で自分が殺した武士の生き残りに殺される展開になってる。
一番引っかかったのは母親が寺で粥を施してもらうシーンが、侍になったイタチから施してもらうシーンに変更になった事だ。
父親が極限の飢餓でも受けず死んだものを、貰いに行く母親にされていたのが嫌だった。
多分脚本家的に子供の為にプライドを捨てて、食べ物を食わせるためになりふり構わないのが親だろう的な気持ちがあったんだろうな。
「すげぇいい、すげぇいい声。リズムもいいし、和っぽいのに歌詞はロックでこりゃふたりの羽根以来のHITきたな。」
と思ってiTunesで購入したら、アニメのOPが終わるぐらいのところでいきなりラップ入ってびっくりした。
何回も根気よく聞くとだんだん良くなってきて「最初はラップだからビビったけど聞いてみると結構いいな」とはなるんだけど、
なんというか、スーパーの試食のハンバーグを食べたら美味しかったので買ったら、実は食べた部分は端っこで全体はチーズインだったみたいなびっくり感を覚える。
後から何回も味わうというか、チーズが入っていることがわかるならそれもいいんだけど、チーズインハンバーグとして食べてない状況で食べると普通にびっくりする。
横だが、どろろ じゃねぇかな。
CD買うのいつぶりだろう。記憶が曖昧なんだけど、ポルノグラフィティの『瞳の奥をのぞかせて』以来なんじゃないかなぁたぶん。
もともと特別音楽を聴きまくりな青春を送った方ではないので、大層なことは言えない。ただどういうところが好きというのを表明するのみである。
アニメ『どろろ』のEDテーマの『さよならごっこ』がめっちゃ好きである。どういうとこが好きかというと、まず歌詞がいい。
メロディーというかリズムというかがラップ的な何かっぽいような、今時って感じの曲なのに、なんかしっとりと心地よく韻を踏んでて、昔の歌謡曲のようなわびさびなのである。日本語の美しさを大いに引き出しているというか、とにかくグッド。泣ける。
”望みなんてあったでしょうか、この行き先には”
なんて問いかけて来るところが昭和の歌謡曲みたいでムーディー。
これは、大木凡人とかが七五調で長々としゃべくった後に「それではお聴き下さい、amazarashiで『さよならごっこ
』……」と情感たっぷりに紹介してしまうやつだ。この感情は郷愁ってやつだろうか。
私自身は昭和の終わりくらいの生まれなので、そんなに昭和の歌謡曲とか知ってはいないんだけど、なんか!なんかあんな感じの雰囲気あるよな!と、『さよならごっこ』を聴いて三度目くらいの時に私は急に思って、ガタッと立ち上がったのである。
でも古臭いという感じはしなくて、とにかく歌詞がささくれたメンタルに優しく染み入るのである。
歌詞の内容はというと、どろろから見た百鬼丸を歌ったものらしいのだが、本当にアニメ『どろろ』のどろろだって感じがして、二次創作の最強の奴だと、震え上がってしまう。神だ!ここに神がいた!この歌詞書いた人天才を軽く超えている!!
そして、どろろ目線という極めて狭い範囲を表現した詞でありながら、現在を生きる人々のというか私達のというか私の気分にぴったりと寄り添ってくれるところが、すごい。
そうなんだよ。私達に希望なんかないし、未来なんか夢見ない方がいいんだよ。でも!夢見てしまうんだよね!そういう時もあるんだよね!でも私達既にオワコンなんだけどね!
という、気分。悲しい本当に悲しい。それを傷を舐め合うでもなく優しく歌ってくれるのだ。偽りなしに。
でもってまた曲もいいのである。前述のようになんかラップ的な何か?よくわからないけど、新しげなリズムでありながら、なんかこれ知ってる、胸がきゅんとなるというかシュンとなるというか、思わず黄昏泣きしたくなるやつ。
その答えはうちの子供達が出してくれた。子供らは『さよならごっこ』を歌いながら、手を繋ぎあって、繋ぎ合った手をリズムに合わせて振りながら、同時に両足の重心を爪先から踵へ傾ける、という動作をしていた。幼稚園の発表会で歌を歌う時によくやる動作だ。
「さよならごっこはなれたもんさ、でも手を振ったら泣いちゃった」
と歌いながら、子供達の足はみし、みし、と一定のテンポで畳を軋ませる。そのテンポはあれにすごく似てる!あれだ、親や祖父母などが幼い子供を寝かしつける時にやりがちな、布団の上からポンポン。まさしくあのリズム感ではないか。
そんなん泣くに決まってるわ。
私子供の頃に戻って、ばあちゃんに子守唄に『さよならごっこ』を歌ってもらいながら布団ポンポンされたいわ。そして、「ばあちゃんもいつか死んじゃうんでしょ?そんなのいやだー」とかメソメソしながらいつの間にか眠りにつきたいわ。
とかそんな事を思ったので、CDを買う。Amazonで予約した。
私ゃてっきり、今の世では普通皆歌はLISMO的な何かでダウンロードして聴いているものとばかり思っていたので、CDというものがまだ絶滅していないと知って、驚いてしまった。
最初はやっぱりLISMO的ななにかでダウンロードしてスマホで一人で聴きまくって楽しもうと思っていたが、すごくいい歌だし子供達も気に入っているので、子供達が好きな時に勝手に出して聴けるようにCDを買うことにした。
CDラジカセも、買わないといけないんだけれども。CDラジカセがまだ絶滅していないのは、この間近所のホムセンで見たので知っている。
ちょっとした出費だけど、子供達は『さよならごっこ』の他にも、私が隠し持ってた坂本真綾のCDの数々を聴きたがっているので、丁度いい。
( 2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )
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鬼ごっこ。Clover works(旧A-1 Picturesのスタジオ)によるサスペンス作品。原作は週刊少年ジャンプ連載の漫画。神戸守とA-1によるノイタミナ枠といえば「すべてがFになる」だけど、本作もほぼ同じスタッフ(まだ観てない)。
日常→非日常までの流れがすごい綺麗。1話はちゃんと2回観てね。無邪気な子どもたちの会話シーンに流れる、流麗だけど緊張感のある音楽(音楽:小畑貴裕)と、音楽のないシーンを織り交ぜて不穏な感じを徐々に演出していく。
そして例のシーンにおける容赦のない作画。特にCloverWorks作品は表情のアニメーション作画が強烈(スロスタ、ダリフラ、青ブタとか)で、本作も非常にエモい。特に人外の表情もいけるクチだったのね。その後の、諸星すみれの絶叫がこわかった。そのあと力強くて優しい曲が流れる演出好き。
作画で言うと、細かい仕草の作画が丁寧。5~12才の子どもたちが甘える仕草。甘えん坊~自立した子まで丁寧に書き分けてる。あとメイン2人の恐怖を、全身使って描くシーン。
そして2話以降、遠くの物陰から二人をこっそり覗き見ているようなカットが急に増える。これが非常に強烈な緊張感を醸し出しててキツイ。
そういえば、カメラをフィックスしたカット演出って神戸守監督結構好きなんだっけ。神戸守が絵コンテを担当した「宇宙よりも遠い場所」の7話、8話でもちょくちょく使ってて好きな演出。
よりもい8話で「ついに流氷を見た4人が順番に短いセリフを言っていく際、喋るキャラに一人ずつピントを合わせる」という超エモい演出があったけど、ああいう被写界深度を駆使した演出が本作でも見られるのが嬉しい。
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半世紀前に連載された手塚治虫のマンガを再アニメ化。制作はMAPPAと手塚プロ。ゲゲゲの鬼太郎よりもグロくてシリアスな時代劇。犬夜叉からギャグを引いた感じ。割と長編の作品ゆえ、シナリオはある程度改変しているみたい。魔物の数が48から12体に減ってる所とか。1話につき1妖怪なのかな。
時代劇専門チャンネルで放送されている本作は全体的な作りも時代劇っぽい。キャラ原案が浅田弘幸(最近だと「あかねさす少女」のキャラ原案)で、あの濃いキャラデザが時代劇っぽさによく合っている。手塚治虫っぽさは感じにくいんだけど、OPのどろろの顔とか急に手塚治虫っぽくなる感じは狙ってやってるよね。OPED両方凄く良いのでぜひ観てね。特にワンマン作画のED。浅田弘幸の挿絵すっげえ綺麗。
あと背景が良い。「かぐや姫の物語」ほどではないけど、おとぎ話の世界にいるような雰囲気がある。世界観的にも「蟲師」に似てる(2話の「妖怪よりも人間のほうが…」っていう古典的モチーフとか蟲師っぽい)。どろろの背景を担当したスタジオPabloの、筆っぽさが残ってる背景いいよね。最近だと「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」とか。
池頼広による劇伴は和楽器を使った曲がメインだけど、それでいてすごくJazzyでおしゃれだったり、重厚な戦闘BGMだったり。同氏が劇伴を担当してるTVドラマ「相棒」シリーズっぽさを感じる。
国家間戦争を描くタツノコプロのロボアニメ。スタジオ設立55周年記念となるオリジナル作品。
キービジュアルとかキャラデザ的が可愛いのと裏腹に、タツノコらしい硬派なシナリオ。ガンダム作品くらいキッツい話なので注意。
王国のお飾り首長こと主人公が自国の将来をどうするのかっていう視点とは別に、自国の兵士視点、敵国の兵士視点でそれぞれ戦争を描いていく。群像劇→戦闘→群像劇→…。3話では王国の戦争孤児と帝国軍の兵士が仲良くしてたり。戦争モノの作品は個人的に兵士たちの何気ない会話が好きで、本作で言えば主人公は側近と、王国軍の兵士は戦闘前にワイワイと、帝国軍の兵士は偵察で王国内をウィンドウショッピングしてるシーン。ああいうシーンが、彼らに感情移入するキッカケになるよね。特に本作の登場人物はみんな割といい人として描かれてるのが印象的。「こんな戦争、いつまで続くんだかなぁ…」とは帝国軍兵士のセリフ。
その戦争は基本的に人型巨大機動兵器を使う。基本的に3DCGで描かれるんだけど、デザインや挙動、戦い方がすごい。1話ではVR模擬戦、2話では中隊~大隊による大規模戦闘。量産機による小隊を最小単位とする戦闘がメインで描かれてる。1話の模擬戦では5vs5で、近距離:中距離:遠距離=1:3:1。武装も近接用の打撃武器、サブマシンガン、ライフル等バリエーションがあって、威力もそれぞれ描き分けてる。機体はホバリングで高速移動が可能なんだけど、姿勢制御用の羽根みたいなスラスターが機体の前後に展開されてて、停止する時ちゃんと慣性制御してる。すごい格好良かったのが狙撃機で、移動時は狙撃銃を縦に持ってたり、攻撃時頭部が変形したり、放った弾丸が緩やかな放物線を描いて着弾したり。めっちゃかっこいい。かといって狙撃機=強いでもなく、それぞれのバランスを考えた戦闘演出になってる。2話以降もエース機による無双(なんだ!あの機体の動きは!?)ではなく戦術的な展開にフォーカスしてる(敵も戦術を練ってくる)のが面白い。あれだけの機体数を画面内で動かしまくるシーンは壮観。
OPを観ての通り、「王女の笑顔」と「一兵卒の笑顔」という対比構造が物語の中心に据えられている。王女の笑顔…周りの人間が、彼女の笑顔を守ろうと尽力している。そういった努力の象徴。お花みたい。そういえばニコニコの生放送特番で「タイトルが敢えてカタカナになっているのは意味がある」的な発言してたけど、花の名前だったりして。対して一兵卒ちゃんの笑顔...何もかも失った彼女の、悲しみや虚無感の象徴。持つ者と持たざる者。支配階級と労働階級的な?
「フルーツバスケット」でおなじみ大地丙太郎監督によるタイムスリップラブコメ。原作はブロッコリーの恋愛ADV。タイムスリップ先は明治時代の日本で、攻略対象は歴史の偉人(イケメン)。森鴎外や泉鏡花等文化人が多い。
転移タイプの導入が流行っているのだろうか。去年の作品だと夢100は夢の中の世界に飛ばされた主人公が世界を救う旅に出る話で、BAKUMATSUは(主人公が不在だったけど)別の世界線に存在する日本を救う話。で、これはもうちょっと規模の小さいお話。今期で言えば「不機嫌なモノノケ庵」みたいな感じ。モノノケが見える能力を活かして、身の回りに起こる出来事を解決しながらみんなと仲良くなっていく。
お正月にフルバ一気見してたんだけど、大地丙太郎監督のアニメはほんとテンポ感が気持ちいい。基本的にラブコメなんだけど、話の縦軸は多少シリアス。でも「あ、結構シリアスになりそう」っていう絶妙なタイミングでガスを抜くっていうか、緊張と緩和の波が穏やかになっていて、最後までほっこりした雰囲気で終わる作品になっている。そういえば今年放送されるフルバのリメイクも、本作と同じトムス・エンタテインメント制作なのね。
背景も含めて、全体的にコスト抑えめな作品。この時代を描いた作品は去年いくつかあったけど、背景の緻密さでいうと これ(明治)<ニル・アドミラリの天秤(大正)<天狼(大正?)という感じ。また、多用されるデフォルメ顔は引きの画になった際キャラの顔が崩れるのを防ぐため積極的に使ってるのかもしれないけど、文脈が破綻しないくらい表情が豊かでかわいい。
現代→明治のタイムスリップなので文化の違いに主人公が驚くシーンがちょくちょくあるんだけど、一瞬で順応する適応力の高さ。そんな物怖じしない主人公が周りをを引っ張って行く感じが好きだし、なんやかんや付いていく菱田くんや、付かず離れず二人を見守る森さんも好き。
現代版「徒然草」。東京都練馬区の江古田駅ら辺に住んでいるフリーターの女性視点で描くルポルタージュ。
1話ごとに監督、キャラクターデザイン、声優、アニメスタジオなどすべてが変わるオムニバス形式のショートアニメ。構想12年らしい。d'アニメストアでは、各話を担当した監督x江古田ちゃん役の声優による対談を加えたロングバージョンが配信されている。1話は大地丙太郎監督。江古田ちゃんが送る日々から切り取られたワンシーンがテンポよく描かれていく様はまさに「つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ」みたいな感じ。いやぁ、あるあるだわー。そしてきっつい。なお1話の対談で大地監督が言ってたけど、「ショートアニメ、しかも1話だけで表現できることなんかねえよ!」とのこと。今の所2話の人間味溢れる江古田ちゃんがめっちゃ好き。2話…監督:杉井ギサブロー 江古田ちゃん:朴璐美 脚本:岡田麿里。既に各回の監督やキャストは発表されているので、興味がある人はチェックしておこう。一番楽しみなのは高橋丈夫x小清水亜美の回。
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たつき監督率いるirodoriの新作。ニコニコ動画等で配信されている自主制作アニメのリメイク。けもフレみのある低コスト志向な作品。けもフレ同様ポストアポカリプスな世界感なので、少女終末旅行みたいな灰色の廃墟が背景として登場する(軍艦島っぽい)。好き。
エンドロールがたつきから始まりたつきで終わるあたり、「たつきの、たつきによる~」って感じが伝わってくる。
まず説明的なセリフを極限まで削って伏線を散りばめるシナリオうまい。良く分からないようで要所はちゃんと理解できるし、後のシーンを理解するのに必要な因子を事前に描いておく手法も、絵の中に必要以上な情報が含まれていないからこそって感じがある。
また島を離れる準備をするシーンを見ると、一連の動作を短いカットに分け、的確につなげて描く演出になっていて、けもフレでいえばジャングル回で橋を作るシーンみたいなテンポ感のある、分かりやすくて間延びしない絵になってる。結果として「はじめこそよくわかんないけど、すんなり観ていられる上に話の輪郭が分かりやすい」という印象に。
手さぐれ!でも思ってたけど、キャラの芝居が細かくてかわいい。1話2:00頃「階段登ってて振り返るリナコの仕草」とか、2話14:30頃「リンの帰還をリツが耳で察知する仕草」とか。
作品の世界観こそシリアスだけど、割とゆるいパートから戦闘パートまで振れ幅が大きい。そしてそれらを彩る音楽がかなり良くて、特にシリアスパートの曲がエモい(音楽:高橋哲也)。
アメリカの刑事ドラマ。スタジオぴえろ制作のオリジナルアニメ。アメリカの警察組織と凶悪犯罪者の戦いを描くサスペンス?ミステリー?ハードなストーリー。
制作こそ日本だけど展開やセリフ回し、登場人物等アメリカの刑事ドラマっぽい。作品の雰囲気を印象づける背景も、遠景に映る建物デザインや道幅、街路樹の種類や植えられている間隔等すべてが新鮮に感じる(聖地巡礼という文化は海外にもあるんだろうか)。葬式の後3人で歩くシーンなんか、街路樹の枝の描き方がヤバイ。あんなに主張の強い街路樹あんまり見ないよね。色味もキャラのデザインに対して全体的に淡いし(各キャラのビビットな差し色がめっちゃ目立つ)。
キャラクターのお芝居も全然違くて、例えば泣きの演技も「伏し目→手で顔を隠す→天を仰ぐ→涙をこぼす」みたいな、日本のアニメでは中々見ないような「あ、ここ海外ドラマでやったやつだ!」という印象が強かった。
そしてかなりアクションシーンがかっこいい。刑事ドラマのアクションということで、1話は激しいカーチェイス。激しい動きなのにまさかの手描き。手描きの車によるアクションシーンを観たのは「ルパン三世 Part5」以来かも。アニメ映えするアクションというより、「カーアクション映画らしさ」にこだわったアクションになっていたのが印象的。カメラの使い方とかカットの割り方とか、ぶつかってスピンする車の動きとか。先のアニメ「SSSS.GRIDMAN」が「特撮らしさ」を追求したアクションだったように、本作もそういう趣向を強く感じた。
少しネタバレあるかもしれない
百鬼丸が体を取り戻すほどに人間に近くなり、そして弱くなり、そして厄災が増えること
そこで何を感じ、何を考えるか
そして完結していないという点
あとはどろろの声優がなんと13歳、一番喋ってるキャラが13歳!
すげぇなあ
妹がみゃー姉大好きっていうので面白さが増してると思う
ひなた → みゃー姉 → 花ちゃん
乃愛 → 乃愛
ちょっとうまるも入ってる
あとエロい
若干他の作品と違う点は、やっぱり2人共(一応)天才設定という点か
学年1位と2位がお可愛いやり取りしてるあたりのギャップがいいよね
あと作者の趣味か、妙に横文字使ってきたりナレーション芸やってくるのが味を出してる
(原作読んじゃったせいで上手く語りきれないな)
原作あるので間違ってるかもしれないが
あとはゲームでありがちな王道ストーリーの影に隠れてる部分の話にスポットをあてるのではないかな
あとやっぱ旅っぽいので背景にどれだけ萌えられるか次第?
そういうところがSF・ファンタジーっぽいんだよね(世界観を楽しむ系)
メタ的には監督の前作と比較することで作家性が見えてきて、答え合わせができる感じ
これも原作があるので間違ってるかもしれないが
普通に「五つ子」「家庭教師=ゴールが勉強」ってのがかなり面白さのウェイトを占めそう
(実際みくがもう変装してたしね、あと5人合わせて100点とか)
ただ、1人で見てても気づかないネタが多そうなのでニコ動推奨な気がしてる
壁の外が今どうなってるのか考えるのも面白い
3話見てから書く
他は語れる自信がない
前回
どろろが良さそうだったので見る。
真女神転生Ⅲ
安倍公房
シルバー事件は大好き、killer7は積んでましたすいません。
呪みちるは入手できる範囲で単行本揃えてる。谷口トモオは未読。
早く完結して下さい。
>宝石の国
原作もアニメも見ました。市川先生なら25時のバカンスが一番好き。
>Hollow Knigth
横スクはあまりやらないけれど、LIMBOやINSIDEみたいに世界観が少しずつ分かるタイプなら興味あります。
オカ板に浸っていた時期があったもので懐かしいワードがチラホラあって楽しかった。
>鬼哭街
>Undertale
7巻のホラー回を見るにあの人は相当"溜まっている"。
>Pony Island
exe.シリーズにハマっていた時にプレイ動画を見てしまって後悔してる。ああいうのはプレイしてこそなのに。
>portal1・2
>ナウシカ
>DEADSPACE
2までは名作2までは。
>よるくも
1巻読んだ→なんじゃこりゃ?完結したみたいなので続き読みます。
>寺山修司
なんかうまく言えないけど少し好みから外れる。
>砂ぼうず