はてなキーワード: 現金払いとは
職場でね
客によって支払いは振込後払いだったりその場で現金払いだったりマチマチなのね。
そんで現金払いだったら領収書作って印紙貼って社印押して現金数えてお釣り出すのね。
A君もそういう流れはわかってるのに、しかもその客がどう支払うかは事前に客と話しているはずなのに、
客から受け取った現金持って俺にいきなり「はい領収書作ってお釣りください」って持ってくるのね。
なんで事前に「○○さんから△△円受け取る予定あるので準備お願いします」が言えないのかね。
1日2件程度しか現金領収ないからこうやってるけど、こんなレベルの人しかいないなら手数料払ってでもキャッシュレスにした方がいいのかねぇ…
事務所は1人勤務、隣接する社宅はファミリー向け仕様で、独身の中年男としては快適この上ない。
港町ゆえ、良い感じの飲み屋もあるのだが、軒並みクレジットカードが使えない。
飲食業組合で申し合わせてカードの機械を入れていないのか?って思うほど。
確かに、手数料率5%として、1人3千円の飲み代から150円をカード会社に取られるのは痛いってのは分かる。
スナックのチャーム(お通し)で、都会には流通しないような魚介類の臓物料理とか出てくるけど、ああいうのの原価分には成っちゃう金額だもんな。
とは言え、夜中のこの時間に現金が欲しくても、コンビニの24時間ATMなんて無いマチだ。
手元にカネが無ければ、もう一軒行くのはヤメておこう、的な機会損失の方が痛いんじゃないかな。
(とは思ったけど、実際のところは自分のように一人で飲みに出る人は少なく、地元のツレと飲み歩く人が多いから、今日のところは持ってる人が払う、みたいな形で回るんだろうか)
まあ、クレカ払いに慣れたオッサンとしては、飲み代の現金払いってのは、真っ当なことではあれど、金額をリアルに意識して足が遠のいてしまう。
今、三井住友ゴールドNLカードを作って、年間100万円使えば会費が永年無料になるってのをチャレンジしていることもあり、カード使えない現金払いには抵抗あるのよ(笑)。
クレカが使える近所のスーパーで魚を買っても相当なクオリティなんで、飲みに出ず、社宅で缶ビール飲みながらスーパーの半額刺身、みたいな生活になっちゃうんだよなあ。
払い込みでコンビニ行ったら、レジに3人待ちぐらいの列できてて、こんなに同時に人がコンビニ殺到するとかそんな馬鹿なことあるかと思ったんだ
と思ったら、レジに違和感が。いつの間にか2レーンあったのが片方セルフレジになってる。
で、前にいる人間が軒並み有人レジ待ってるんだよ。別に前の人も収納代行ってわけじゃなくて、ただビール買おうとした人とかそういうの。
ここの機械は、一部の店みたいな現金お断りのやつじゃなくて、普通に現金払いできるんだよ。だから商品買うだけならセルフレジ使ってくれよって思った。
しかも前の人、有人レジのセミセルフですらお札入れる場所分からなくて、出口に入れようとしたり、そもそも穴じゃなくて機械の微妙な隙間に突っ込もうとしててなかなか決済終わらないんだよ。
仕方がないので、本来の入口をワイが指さしてやっと決着がついた。
先日、店で警察沙汰が起きてその対応にてんやわんやだった時間帯にちょうど店が混雑して大変なことになった。
で、その大変の嵐が去った頃にバイト仲間のDさんがふらりとやって来たのだけど、なんか事務所でもさもさと菓子を食っていた。
そんなタイミングで、用があって事務所に入った私は、Dさんに何しに来たの? とマイルドに聞こうと思って少し考えたんだが、実際口から出た言葉はというと、
「えーっと、何しに来たんですか。」
しかも意図せずめっちゃ冷ややかな声出た。驚いた様子のDさんは、菓子をモグモグしながら、
「Aさんに何か用があって来たんですけど忘れちゃったー、えへっ」
と言った。まあいいですけど……。
しかし、あの時みたいに直球の暴言をいつもスラスラ言えるくらいの反射神経を持っていたら、人生楽しかろうなあと思った。
今日も雨降りだったが、こうも雨が毎日降り続けると、「雨が降っているからコンビニに行くのはよそう」と人々は思わなくなるし、むしろお出かけしたいけれどコンビニくらいしか行く所がない、という感じで、コンビニは混雑しがち。今日も混んだ。
しかも、みんながみんな、「ピークを外せばコロナにかからない」とばかりにピークを外して来るので、いつもは混まない時間帯に混むのだ。
そんなわけで、普段は暇な時間帯にAさんが休憩に入った頃に混み始める。しかもそんな時に変な動きをするお客様が現れて、レジ対応が止まる。
そのお客様は結構来店する人なのだけれども、今回は商品をいくつかと同時にインターネット支払い三件を持って会計に来た。全部現金で払うというので、うっかり現金払いしか出来ない支払いのために高額のプリペイドカードチャージを先にしてしまって揉めるということはなかった。
ところが、そのお客様は何故か支払いのお金をすごく細かく封筒に小分けして持って来たのだ! たった三件のインターネット支払いと、菓子パンだのを買うためのお金を、封筒五袋と小銭入れと財布と財布の中に忍ばせたジップ袋(絆創膏とか入ってるようなやつ)に別けていて、全部の封筒等から小銭ばかりを出して自動レジに入れていく。封筒の一つからは千円札が数枚はみ出ていて、それを全部使えば余裕で払えるというのに、お客様は、
といって、テーブルの上に封筒を散らかしたまま外に走って行ってしまった。
その状態で次のお客様のお会計をすることは出来ない。商品と封筒を隅に退けて、鬼のようにお金を小分けしているお客様のお会計を「保留」にすれば次のお客様の会計をすることは一応できるのだけれども、支払いの祭にワケの分からないムーブをした挙げ句に「ちょっと待ってて!」と言って車にお金を取りに戻る人というのは、何故か元のレジに戻って来ないことが多い。別のレジで「さっきのお金払いたいんですけど」と駄々をこねて店員を困らせるのが定石。だから私は次のお客様を呼ばずに休憩中のAさんを呼び出して、隣のレジで後から来たお客様達の対応をお願いした。
ちょっと待ってて! と言って車にお金を取りに行くお客様が戻って来るのは遅いの法則、無事発動。すみませんねと言って長財布を開いたお客様だったが、財布の中にあるお札には手を着けず、財布の真ん中にある内ポケットから苦労してすごく小さいジップ袋を取り出す。勿論、ジップ袋を取り出すのに苦労した原因は、ジップ袋の端を内ポケットのファスナーが噛んでいたからだ。
親指と人差し指を入れるのもままならないような小袋から、10円玉を親指と人差し指で摘まんで取ろうと奮闘するお客様。やっとのことで10円玉だけを取り出し(100円は取り出さなかった)、レジに入れ、テーブルの上に散らかした五枚ほどの封筒を一つ一つ取り上げて小銭をちゃりちゃり入れていく。車までわざわざ取りに行かれたお財布の中のお札は手付かず。小銭をいくばくか入れたあと、お客様は先に手に持っていた折り畳み財布から千円出そうか出すまいか逡巡したあと、お財布をハンドバッグに仕舞い込み、今度はハンドバッグの内ポケットを漁ったがお金は出さず、そしてテーブルの上に散らかっている封筒のうち、千円札が数枚チラリズムしている封筒から千円札を出そうか迷った後でやっぱり出さず、封筒を一つ一つ逆さまにして小銭を振り出し、ハンドバッグの内ポケットを漁り、小さなジップ袋からまた小銭を出し、洋服のポケットに手を突っ込んで小銭を出すなどしてやっとのことで払い終えた。そして時間をかけて封筒をハンドバッグに入れたり、長財布に入れようとして封筒の端がファスナーに噛まれたりなどして、最後にはゆっくりとハンドバッグに財布を仕舞うと、
「どうもすいませんでしたね」
といって、都会の駅の改札口を走り抜ける人のような素早さで帰って行った。Aさんのレジの混雑はいつの間にか終わっていた。
22時より15分ほど前、私がトイレ掃除をしている間に子連れのお客様が来店して、チャッカマンを買って行ったとAさん談。
「これで花火ができるねー!」
とはしゃぎながらお子さま達は店を出て行ったそう。その子連れのお客様達の車は店の真ん前に停められていたのだが、車内にも子供が何人も乗っているのが見えたとAさんは言っていた。ちょうど、雨が止んだ、この隙に大勢で花火をするという発想は、私にはなかったぁ……。
すごく久しぶりにコンドームが売れた。なんか、コンドーム買いに来るお客様って、どや顔でコンドームの箱を突きだし、誇らしげな顔でフンッて鼻息を出しがち。
現金決済が減らない話が増田に出ていたので、首記の通り生活における支払いの方法を変えた私の事例を紹介する。
私は現金でもそうでなくともどちらでもいいと思うけれども、なにか生活の参考になれば幸いである。
3年前。以降継続。
なんとなく、というのが大きい。ただNISAとかiDecoとかが色々言われていて気になってはいた。
かなりズボラな方で家計簿をつけようとして何度も挫折していた。月の収入と支出がわからないことを不安に感じていた。
ゆうちょ銀行の引き出しをコンビニですることが多く手数料の支払いに勿体なさを感じていた。
1楽天でクレジットカード作る。インターネット使えるなら作業は割と簡単。
2できるものはなるべく楽天で購入する。ただし実店舗の方が安い場合を除く。楽天のポイント○倍は、無理しない範囲でやる。
1楽天銀行に口座を作る。インターネット使えるなら割と簡単に作れる。
2楽天銀行のサービスで、貯金額に応じて引き出しの手数料が0円になる。なれてくると月1回の引き出しで計算できるようになる。これで手数料年数千円を浮かせられる。
1楽天証券で口座を作る。NISA口座を作り、投資信託33333円を楽天のクレジットカード払いする。投資信託のクレジットカード払いの限度は5万円なので、残りの額はお好みで設定するといい。
2NISAはひとまず放置。自動的に月に33333円(程度の資産)の貯金になる。私はコロナの暴落が機会と見てそこから開始。
3クレジットカード払いによる楽天ポイント還元で、月333ポイント(最大月500ポイント)は確実に入ってくる。
4ポイント投資を月500円分することで楽天ポイントが+1倍になるので狙っていく。上記のクレジットカード投資信託払いプラス日々の支払いで容易に達成できる。500円玉貯金みたいな感覚。
5イデコは不採用。イデコは時期が来るまで引き落とせず、(資産管理しつつも)若い頃にしか使えないことにその分使いたいと考えたため。もっと稼げたら考える。職業柄というものもある。
主にこの二つを用いてお金の出入りを把握。コツは細かく把握しすぎないこと。なんとなく月や年単位でどの程度どんな支出があり、収入があるのか。
レコードダイエットみたいなかんじで、把握すると「なんだかここはもったいなかったかな?」みたいな気持ちになり節約につながる。
クレジットだと使い過ぎるかも、と不安な人はネットで容易に支払い履歴が見られるものを使ってみるといい意味での「逆効果」を得られるかもしれない。
これは皆さんそれぞれ思想あるだろうから深追いしないけれど、楽天のザクザク溜まってザクザク無駄になる期間限定ポイントがふるさと納税で使えることが重要。
NISAはタイミングが良かっただけ。現在評価損益+14万円程度。だがこれは特に意味のない数値で10年後とかに評価するべきだろう。貯金がいい感じでできている、というくらいの感じ。
引き落としの手数料年間数千円。
月々のキャッシュフローの把握 プライスレス。結婚するときの相手方への説明に際して役に立ちそうですよ。ズボラな私でもかなり把握できるのも良い。
特になし。ただ重要なことは、現金払いを否定するものでもないということ。
以上のたかだか年数万円程度のメリット(に対する準備)を、メリットと思えるかどうかだと思う。
めんどくせーな、って感じだったら全然現金払いでいいんじゃないだろうか。
あと、単純な「現金/非現金払い」という視座にはならない点を訴えたい。私の場合は収入支出の把握と資産管理の問題が念頭にありクレジット生活にシフトした。
クレジットカードなくしても前段の問題は解決されうるだろうし、そもそも問題としない人もいるだろう。
ということでどっちが優れているとも一概に言えないと思う。
風俗サービスを受けるのは気持ちいいから好きなんだけど、「貧困につけこんでいる」「若い女性を消費している」みたいなこと言われるのは嫌なので、ちゃんとした仕事になってほしい。ちゃんの対価を払ってサービスを受けてるだけなのに、なんでそんなこと言われないといけないんだ。
「新人なのでよくかりません」とか「女の子の機嫌を取らないと受けれないサービスがあります」みたいなのも面倒。ちゃんとしたプロフェッショナルになってほしい。そういうやりたりをするのが面倒だから店にいってるのに勘弁してほしい。
あと、公に認められてないせいか不便なとこも多い。現金払いが基本なのも面倒で、クレジットカードもしくはiDで支払いしたい。Webサービスも全然進んでなくて、電話しないと予約とれないのが信じられない。1クリックでデリヘルを呼びたい。
東京は緊急事態宣言が出たというのに、こちらは警戒レベルが更に一段階下がった。そのせいか、客の流れがコロナ前に似てきた。しっかりピーク時に大混雑し、20時頃に暇になる。21時以降、不要不急の子連れ客は全く来なくなった。
くっそ忙しい最中にトラブル発生。食品色々と公共料金の支払いを一緒にしてくれとお客様が言うので、公共料金には現金払いしか出来ないものもありますがよろしいですか? と確認したら、お客様がいいというので、まとめて会計。
ところがそのあと、支払い直前にお客様が「電子マネーに25000円チャージしたいのだが、やり方がわからない」と言い出した。そこで私もこれは不味い兆候だと気付けばよかったのだが、気づかなかった、残念すぎる!
電子マネーのチャージはお客様の方からレジのタッチパネルで出来るようになっている。パネルに表示されるチャージ金額の選択肢に一万円より高額のボタンはなく、そのかわりに「金額を指定」というボタンというか、棒状の長いボタンが一番下にある。それを押すと画面が電卓みたいなのに切り替わるので、金額を自分で入力することが出来る。それを、お客様に何度説明しても分かってもらえない。
「えっ、えっ、金額指定ってどのボタンですか? えっ、えっ、どこにあるか見えないですっ」
って、しばらくまごまごしていて、もしかして漢字が読めないのだろうかと心配になった頃にやっと、「ありましたー♪」とお客様は言って、25000円チャージした。
25000円もチャージした! その時点でヤベェって気付けよ私!!お客様のお支払のうち23000円と数百数十円が公共料金のお支払で、千数百円が食品だということに!! この人、私と自動レジが「公共料金は電子マネーで支払えない場合がある」と案内したのを全然聞いていなかったか、聞いてても理解出来なかったんだよ!
そんな訳で、公共料金の支払いまで電子マネーでしようとして出来なかったお客様。しかも、有り金全部を電子マネーにチャージしてしまって、「どうしましょう……」って仰有る。私に聞かれましても。
不幸中の幸い、お客様はそういう時全部を店員のせいにしてキレ散らかす人ではなく、しかも銀行のカードを持ち歩いている人だったので、急遽店内のATMでお金を下ろして来られたので、円満解決した。私はめちゃめちゃ冷や汗をかいたけど。
私は口下手でしかもアドリブに弱いので、お客様になんか説明しなきゃいけないかもしれないという時、極力説明を少なくしたい・ひょっとしたら説明しなくてもいけるんじゃね? という時は説明を最大限端折るか説明自体しないということにしがちなのだが、それではいけないなと思った。
公共料金を含むお会計の前にお客様が高額の電子マネーのチャージをしようとしている時は、お客様に確認の声かけは必須だな、うん。
でも、お客様の中には自分の持ってきた払込用紙が、電子マネーで払える種類なのかいなかをちゃんと見分けている人がいて、そういう人に確認の声かけをしてしまうと凄く怒られる、というのもあって、私は今まであまりしてこなかったのだ。考えてみれば、高額チャージで大金をパーにしちゃってトラブルになる方が、よほど激しく揉めることになりそうなのに。
ところで、自動レジは払込用紙の受付を全て「公共料金」というボタンの操作で行うことになっている。つまり、水道光熱費もアニメイトの払込用紙も、レジにとっては「公共料金」扱いなのだ。
これは言い訳だけど、店員としてはお客様の個人情報が載っている払込用紙をまじまじと見るのは憚られるので、全ての払込用紙をざっくりと「公共料金の払込用紙」と認識している。そう覚えていないと、レジの店員側タッチパネルのどのボタンを押していいのかわからなくなってしまうからだ。そのせいで、お客様から払込用紙を出されたとき、つい、
「公共料金のお支払ですね。○枚ですね。お支払方法が現金のみの場合がございますがよろしいですか?」
と言ってしまいがち。そこで、「はぁ? 公共料金? 私は通販の払込用紙を持ってきたんだけど?」とツッコミを入れるお客様が今まで誰一人としていなかったせいもあって、私はこれまでその悪癖を直すことが無かった。けど、これこそミスの引き金なんだなぁ。
実は、払込用紙でも本当に「公共料金」の一部、例えば水道料金(もしかすると、特定の自治体に限るのかな?)は一部の電子マネー(バーコード決済など以外)で支払うことが出来る。ところが、クレジットカードの後払いの払込用紙とか、通販で現金払い指定かなんかで申込んだやつなんかは、現金以外では支払えない。
そういう訳で、お客様のほうが私ども店員の「公共料金のお支払ですね」を聞いて、自分が持ってきた払込用紙が公共料金のものではないにも関わらず、「公共料金=電子マネーで払える」と思い込んでしまう。一方私ども店員はというと、自分で「公共料金」と口走ったために、「電子マネーでも大概払えるから大丈夫だろ」みたいな慢心をしてしまう。
私はいい加減もう初心者ではないのだから、払込用紙を出されたら何であれオートマチックに「公共料金」のボタンを押し、口では
「払込ですね。一部の払込用紙には現金払いが出来ないものがありますので、お会計は他の商品とわけて行ってもよろしいですか?」
くらいのことは、すらすらと言えるようにしないとな! あと、払込用紙に「クレジット」とか何かの店舗名が書かれてるやつはほぼほぼ現金のみだからお客様がゴネても別会計にしよう。
でも一番いいのは、レジのシステム自体を変えて、払込用紙の受付ボタンを「公共料金」ではなく「払込用紙」にすることなんだろうけど。これは本部がやってくれないと。
平日によく来るお客様が、お会計のときに5000円札をテーブルの上にぽいっと出して、ボーッとしておられた。タッチパネルの現金払いのボタンをタッチしてくださいと私が言ったら、お客様は
「そういうシステム?」
と言った。でも5000円札をどこに入れたら良いのか分からない様子だったので、「こちらの紙幣投入口に、横向きにお願いします」と私は案内した。お客様は5000円札をそこに入れて、
「すごーい! 私、こんなの初めてーっ!!」
って進撃の巨人のハンジさんくらいのテンションで仰り、今のレジってすごいのねー! と感心しておられたけど、お客様、最低週2回は来店なさってますよね? と言う訳にはいかないので、「レジすごいですよねー」と私はうんうん頷いた。お客様は、
「こんな格好(いつも和服)で歩いてたら犬に吠えられちゃったわ。悲し~」
「家族に弁当買ってこいって言われちってよぉー。帰りが遅くなったからってよー」
とぼやいて行かれた。そういう雑談に私は良いリアクションが返せないので、冷や汗出た。見た目は如才なく人間関係捌きそうに見えるが、中身はポンコツコミュ障なので、話しかけてきた人が「はぁ?」って首を傾げながらそそくさと去る、ということが稀によくある。稀に? しょっちゅうある……。今回のお客様は一方的に喋ればそれで満足な人っぽかったので良かった。
レジの紙幣投入口にどうしても紙幣が入れられないお客様がいた。投入口には挿絵付きででかでかと「横向きに入れてください」と書かれているのだが、頑なに縦に入れようとしていた。しばらく頑張ってから、
「これってどうやって入れるっすか」
と聞いてきたので、「横向きにお願いします」と答えたが、「横向き」の意味が分からないみたいだった。やっとのことでお札を投入し、OKボタンってどれだか分からないとしばらくまごつき、お釣の出る場所を時間をかけて発見し、硬貨を一枚一枚財布に入れ、それからおもむろに買い物袋を取り出し、商品4つをゆっくり一つ一つ袋に入れてから、のんびりと歩いて行かれた。その間、次に並んでいるお客様から私はずっと睨まれ続けていた。しょうがないじゃん。