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はてなキーワード: 性的マイノリティとは

2023-03-15

ある意味性的マイノリティ

身体女性性自認女性恋愛対象男性のみ……と性的マイノリティ要素ゼロだし、自分でもそうじゃないと思って生きてきたんだけど、一つだけ気になることがある。エッチな女体がとにかく好きであることだ。

そういう趣味なんだわとずっと思ってきたんだけど、思えば趣味で完結しないところも結構あった。たとえば豊胸手術したことエロくない体(増田の中でエロい体とは峰不二子のような体のことである)でセックスするとかいうのは違和感のあることなので、小学生の頃からプールビキニのお姉さんガン見するようなエロガキだったのに、豊胸して体作りするまでセックスを頑なに避けていた。純粋に、エロく無い体では萎えからという理由だった。

最近トランス議論を見ていて、増田自分の体に違和感を抱いていたといえばそうだな……と思ったし、手術して「本当の自分」になったといえば確かにそうだなあというきがした。思えばエロく無い体であるうちは自分は女って意識は薄かったな。

2023-03-11

結局性的マイノリティを男女の枠に当てはめようって試みそのもの根本的な欠陥を抱えてんだよね

 

トランス女性女子競技から排除するのも女子トイレからトランス女性追い出すのも差別じゃないって所から話始めた方がよくないですかね

2023-03-10

anond:20230306222721

何年も前のことだろうけど本当にお疲れさまでした。

私は費用対効果自己満足など天秤にかけて

どう頑張っても女にしかみえないので諦めてしまったトランス男性

深く関わるつもりのない人、初対面の人に、性的マイノリティでーす!っていきなり宣言するシチュエーションとか全く思い浮かばない。

向こうにしてもそれい必要あった?だし、こっちにしてもそれい必要ある?だし

でも法律だとそういうTPO無視した非常識な振る舞いするレベルのやつじゃなきゃ「現在性別苦痛です」って認めてもらえないし

苦痛を周りに認めてもらえなければ違法。なんだそれと思う

そもそも、どこからどう見ても男ですね!って「見た目が男ですね」っていわれる行為的外れ

「見た目じゃわからないけど、あなたはそうなんですね」って思われたいだけなのに

まれ持ってしまったパーツを最大限生かして少しでもマシにみせようとすると

私はフェムにしかなれない(勿論毎日ズボンを履いてショートカットで過ごしたこともあったよ)

10年以上つきあった彼女の前でも服は脱ぎたくないし、生理があることにうんざりするし、ペニスがないことも、自分精子好きな人子供も作れないことも未だに辛い。

結局「恋愛するかもしれないひと、長い付き合いの友人がわかってくれればいいか」となり

そういう生活をしていると「困ってないじゃんw」扱いとなるのが今の法で

その折り合いをつけられないくらい、悩み苦しむ人が、自殺やすいのは絶対にそうだと思う。

というか病気でもないのに、健康性器を切り取って、男としても女としても子供を作れない体になれ、って普通に考えて頭おかしいな。罰じゃん。

本当は男として扱われたいけれど、周りにそれを強いるのは違うなと、膨大な時間、黙って女性ロール(本来性別にそぐわないふるまい)を日々提供してるんだから

男性器が欲しかったけど女性器を使うしかない」くらい大目にみてくれてもいいのでは

…とか考えると

実害なくても騒ぎ立てるのが正解なのかなーと、海外自己主張デモなどのカルチャーみてて思うよ

黙って迷惑かけないように我慢してると、「隣に住んでるわけない」とか思われるから

もう隣に住んでますよ。もう同じクラスにいるよ。同じ会社にいるよ。言ってないだけで。私以外の快適のために黙ってるだけで。と、あの政治家には思ったなあ。

2023-03-05

性的マイノリティだけど、LGBT法案同性婚もどうでもいい

だってLGBTQの中でも、私のようなアセクシャル無視されがち。

(アセクシャル:性愛感情を持たないこと。恋愛感情を持たないアロマンティックとは別だが、アロマンティック・アセクシャルの人もいる)

私もバイロマンティックだから、同性を好きになる人たちの気持ちはわかるが、なぜそこまでして結婚したいのか分からない。事実婚でいいじゃん。法案の前に憲法変えろよ。憲法で「両性の合意」って言っちゃってるんだからさ。

それより国内精子バンクを未婚女性でも利用できるようにして欲しい。選択シングルマザーを増やした方が少子化の脱却に効果的でしょ。簡単だしさ。

2023-02-28

anond:20230228082055

異性が前提というのは

性的マイノリティーへの配慮を欠いているのでは?

2023-02-27

anond:20230227104909

性同一性障害やそれに類する性的マイノリティ精神障害者であって明らかに健常ではない

 

単に無知なだけだと思うから教えるスタンスでいくが、ここで障碍者に関する基本的な論を、増田飛ばしている。

 

車いすのやつがいるとするやん。こいつは障碍者からまともにはたらけない。職場に来れないから。

だが本当にそうだろうか?

働けないのは、職場があるビルに、大して必要でもない段差があって、整備費をけちってエレベーターがないせいではないか

それらがあれば職場に来て働けるのに。

ビルに段差があるのは、本人のせいか? 違うね。社会のせいだ。

まり車いすのやつ=障碍者が働けないのは、社会のせいです。 

こういう理屈で、いまバリアフリーとかやってるのよ。

別に平等にしなきゃいけないからだけじゃない。

 

何が言いたいかというと、「異常であり健常でない」のは、本人ではなく社会の側のせいである。

から社会を直せばよろしい。

そう考えるのが現在福祉スタンスだ。

今の社会にとって健常でないことを指摘するだけじゃ、増田結論に至るには全然不足だってこと。

anond:20230227104909

性同一性障害やそれに類する性的マイノリティ精神障害者であって明らかに健常ではない

性同一性障害やそれに類する性的マイノリティ精神障害者であって明らかに健常ではない

性同一性障害やそれに類する性的マイノリティ精神障害者であって明らかに健常ではない

2023-02-20

特に中高年以上の人で、性的マイノリティ話題とか人を指して「ジェンダー」「ジェンダーの人」とか言ってるのが気持ち悪くてしょうがない

ジェンダーは!お前もある!お前もジェンダーの人だぞ!!

ジェンダーレスとか!ジェンダーフルイドとか!旧来ジェンダーじゃ「ない」話題をするときに一番肝心な「ない」を省くなよ!

Wikipediaのことをwikiと呼ぶ奴の気持ち悪さを10倍にした感じの気持ち悪さ(諦めと慣れ)

2023-02-18

心は異性だけど性的嗜好バイセクシャルとかってどうするんだろうな

ふと疑問に思っただけで、性的マイノリティとか弱者とかどうでもいいけど。

そこに手間暇かけて対応するのは国がやればいいし。

2023-02-15

anond:20230214233501

元増田のうち、Tに言及してる部分は流石にバカなお前でも差別だと理解出来ると思うからとりあえずLとGとの収入についてのレポート貼っとくわ。お前に文字が読めるか分からないけど。

エビデンスが無い」って言ってるのはそもそもこういう調査結果に基づかない浅はかな偏見で 「Gは恵まれてる」だの「Lは生活が厳しい」だの語ることを指摘してるんだわ。突然ひろゆきがどうのとかアホなこと言い出す奴にこんなこと言ってもわかんねーだろうけどよ。

職場における性的マイノリティの困難 ――収入および勤続意欲の多変量解析 平森大規

https://subsite.icu.ac.jp/cgs/docs/CGSjnl010_05_hiramori.pdf

アメリカの General Social Survey(総合社会調査) データ分析した Badgett(1995) は、 ゲイバイセクシュアル男性異性愛男性に比べて 11% から 27% のゲイペナルティを被っている一方で、レズビアンバイセク シュアル女性については有意な差を見出すことができなかったと報告してい る。Badgett(1995)によると、このゲイペナルティ雇用者同性愛に対 する嫌悪を持っていることが影響している。加えて、同性愛者が自らの性的指 向を隠すために他者との交流を避けるため、欠勤や転職生産性の低下につな がる(Badgett, 1995)。

このように、雇用者による直接的差別やそれを回避するための当事者の行動 が収入に負の効果を与える一方で、レズビアンバイセクシュアル女性につい ては男性が多くを占める職業に就くことで収入を増加させ、レズビアンバイ セクシュアル女性に対する差別を覆い隠すような効果をもたらす可能性があ る。レズビアンは、女性に比べて高い収入を持っていると考えられている男性結婚する見込みが少ないことから異性愛女性と比べて労働市場におけるス キルを身に付ける一方で、ゲイは、男性に比べて低い収入を持っていると考え られている女性結婚する見込みが少ないことから異性愛男性に比べて研修 などへの投資が少ないのではないかという指摘もある(Black, Makar, Sanders, & Taylor, 2003)。

日本においても、レズビアンによる「セクシュア

ル・マイノリティであるので、とにかく経済的に自立しなければと思い、大学仕事を選んだ」(性意識調査グループ編, 1998: 29)というアンケート調査に 対する回答がみられる。2013 年に行われた LGBT に関する職場環境アンケー トの分析においても、労働力調査による女性一般の数値と比べてレズビアン非正規雇用率が低いことが指摘されており、その理由として男性依存しない 経済的自立を志向していることが挙げられている(明智 , 遠藤 , &村木 , 2013)。

2023-02-14

anond:20230214230023

自民党としてはLGBとTを切り離して―もっといえばL、G、B、MtFFtM、その他の性的マイノリティ各種を切り離して―それぞれ個別法律立案できないのだろうか。

今回は欧米正義に促されてやるのに、同じその欧米正義左派代表するフェミニストの中にすら懸念を示す勢力があるということは、慎重に進めた方がいいということ。

2023-02-12

anond:20230212114349

まり障害をもった人や性的マイノリティにも平等人権を認める社会は既に終わりに向かってるということか。

俺は終わりに向かうとしても、どんな人も生まれた瞬間から等しく尊厳もつ社会が良いし、それが当たり前だと思うが。

ノリで子どもを産むな【追記

※一番最後追記しました。

親になる資格必要になる世界みたいな漫画話題になっていたので。

覚悟もないのに子どもを欲しがるなまじで。ペット飼うときですら育てられるか考えろって口酸っぱく言われるだろ。

うちには息子が2人いた。長男は今年20歳を迎えて元気でやっている。(一応少しフェイクを入れて書く)

次男は2歳でこの世を去った。

妊娠からやや小さめだった。長男も生まれとき小さかったので気にしていなかったが、結構ギリギリになって障害病気があるだろうということが発覚。

中絶できる時期はとうに過ぎていて生んで育てる以外の道はなかった。生まれ次男複数障害を持っていた。

赤ん坊なんてみんな猿かガッツ石松みたいな顔をしているけど、次男は握り潰した粘土か何かかと思った。生き物という感覚すら持てなかった。

可愛いと思えなかったし、生きてる間ほぼそう感じることも、感じたいとすら思えなかった。まだダウン症のほうが可愛いと思えた気がする。

障がい児の親が自分の子「天使」とか言って可愛がっているのは本当に尊敬する。嘘でもそんなこと言えなかった。

ただただ死んでくれと願っていた。

麻痺があって常に崩れた福笑いというか、はっちゃけたヒョットコみたいな顔をしていて、たまに目が合ってコミュニケーションが取れてるのかと思っても、ただただ私の黒目に映る自分の顔を不思議そうに眺めているだけで

私の話なんか聞いちゃいないし理解しちゃいない。聴覚もすごく弱かったようなので当然だが。

互いの実家から離れたところで生活していたので、夫は次男障害があると分かった時点ですぐに会社に掛け合って残業の少ない部署に異動し、入院中はほぼ毎日顔を出し、退院後も通院はほぼ毎回付き添ってくれて、

私がまだ幼い長男障害のある次男育児疲弊しないよう、家事から次男の面倒から何でも積極的に取り組んでくれた。長男と2人で過ごす時間も、私が短時間でも一人で過ごせる時間も作ろうとしてくれた。

看護師さんや主治医も「お母さんはよくやってるよ」とたくさん労ってくれて、一緒に連れていた長男にもたくさん声をかけてくれて、遊びに付き合ってくれたり、寂しい思いをしないよう気を使ってくれて本当に感謝している。

そして労ってもらうたびに、まともな母親だと思われているとホッとしていた。

日々次男が死んでくれることを期待していた。うっかりした事故死ぬことを毎日どこか期待していたが、母親保護責任者遺棄致死とか児童虐待逮捕されたら長男未来まで潰してしまう。

長男存在のおかげで道を踏み外さずにいられた。常に長男や夫や周囲にまともな母親だと思われるように振る舞わなくてはと思っていた。

そんな次男も2歳になってすぐの頃に熱を出した。免疫が弱かったのでよく熱を出してはいたが、このとき合併症を併発して、瞬く間に弱っていき、そして亡くなった。驚くほどあっけなかった。

年末で慌ただしかったのと、長男を抱きしめて、長男の頭に顔を埋めながら泣いていた夫を見て冷静に「良い人だな」と思っていたことは覚えている。

まりのあっけなさであまり泣けなかった。気が張っていて泣けないのだと思った看護師さんが背中をさすってたくさん労いの言葉をかけてくれたのを覚えている。

涙は出たが、これでこの生活もやっと終わるという安堵の涙だったと思う。

次男の死後、夫にもう一人欲しいか?と聞かれたがまた障がい児が生まれたら今度こそ道を踏み外しそうな気がした。

長男との時間を大切にしたいということにして子どもはもうけなかったし、夫も賛成してくれた。

健常児の長男には次男が生まれからたくさん寂しい思いをさせたと思って、できる限りのことをしたつもりだ。

長男大学受験するとき看護師になりたいと言った。次男を世話する私や病院に行くたびにいつも笑顔で接してくれた看護師の姿を覚えていて、病気の人やその家族を支えられる人になりたいと思ったらしい。

次男の死を願っていた母親の子とは思えなくて驚いて涙が出たし、こんな母親申し訳ないとも思った。

次男の死を経て健常者の子どもを育てる「普通の親」になれたと日々安心感に包まれていた。育児ストレスはあれど次男の面倒とは比較にならない。

が、ここで話は終わらない。

20歳になった長男に話があると言われた。つい最近出来事だ。

ゲイであることをカミングアウトされた。驚いた。驚いて何と声をかけるべきか言い淀んでいると夫が「打ち明けてくれてありがとうな」と長男に声をかけていた。さすがほんと何故私と結婚したんだろう、良い父親だわまじで。

カミングアウトきっかけは先日の首相秘書官差別発言ニュースで、

私と夫が「こんなこと言う人が国会にいるなんて信じられんわ」とか、小泉進次郎が「自分の子どもが当事者だったら」みたいな話をしていて、これに夫と「本当そうだよね」と話していたこと。

これを聞いていた長男私たちになら打ち明けられると思ってくれたらしいし、今言うしかないと思ったらしい。付き合っている人もいるらしい。

正直、いまは付き合ってる人がいて、打ち明けられる仲間や親がいるから生きてられるけど今日まで何度も死にたくなったと言っていた。

記憶にないが私や夫も差別的発言価値観言葉したことがあって、長男を傷つけていたのだろうと思うし、「死にたくなった」は長男から最大級私たち両親への非難だと受け止めている。

まったくもって「普通の親」にはなれなかった。

障がい児の親を終えたと思ったのに、今度は性的マイノリティーの親になったわけだ。

次男は2歳で死んだけど、あのまま生きてたら、私はどこかで道を踏み外してしまったんじゃないかと思う。

本当に無理だった。長男が何歳でゲイ自覚たか知らないけど小学生くらいでカミングアウトされてたら、まともに対応できなかった。

「なんでカミングアウトするんだ」「黙っててくれれば良いのに、大人になってから好きに生きたら良いのに」と思ったと思う。

私が子育てをする期間内長男が「普通の子」でいてくれたから、それなりに普通の親をやってこられたに過ぎない。

いま長男20歳になって、手が離れているし、もうあなた人生でしょと思えるくらい育っているのでカミングアウトを受け入れられてるところがある。

たぶん私に親になる資格はなかった。長男が無理して普通の子供として振る舞い、親に合わせてくれたおかげでギリギリ親とみなされていたに過ぎない。

親または親になりたいと、子どもが欲しいと言ってる人に問うけど

いま可愛いピンクのフリフリのおくるみ着せてる娘がトランスジェンダーでも育てられる?その可能性考えたことある

ゲイレズビアンである可能性考えて喋ってる?

腹の中にいる子どもが先天性異常で潰れた粘土みたいな状態で生まれてきて崩れた福笑いみたいな顔に成長する可能性考えたことある

それでも可愛がれる?それでも子どもを大切にできんの?

自分の子供だけはシスジェンダー異性愛者で健常者で…って、その前提でしか出産子育てを考えてなくない?

結婚たから次は子どもって考えしかなくない?周りが子どもいるからっていう、ペットを持つか否か以下の考えで産もうとしてない?

まじで真剣に考えて欲しい。子どもにとっても親にとっても博打なんだよ出産育児人生も。


追記

(読みにくいところを少し修正しました。)

色々言われるだろうなと思ってたので沢山ついてるコメントは半分くらいしか読んでないですが…


自分がかわいそうでヨシヨシされてえだけだろ

→どこにもそんなこと書いてないですがコメントする増田を間違えていませんか?

・ノリで産んだのお前じゃねえか。夫は理解ある彼だったかサバイブできただけだろ。

→そのとおりです。ノリで産んだけど周囲のお陰で何とかなっただけで、後悔しまくったので書いています次男を殺さなかったのは偶然か奇跡だったと思うから

理解ある彼(夫)くんっていうの本当にそうだと思う。あと息子も理解ある息子くんだと思う。だからやってこれただけ。長男内面的にも夫に似ていてホッとしている。私に似なくて良かった。だからやってこれただけです。

1つでも欠けてたら500%虐待してたと思う。

長男は健常者だけど育児ストレスないわけじゃなかったし、その都度次男の世話に比べたら、と考えて乗り切ってたし、小中学生くらいでカミングアウトされてても受け入れる余裕もなく絶対傷つけること言ったと思う。

めちゃくちゃ理解ある周囲の人達のおかげで踏み外さなかっただけです。運があまりにも良すぎたから私は犯罪者にならなかったけど、子ども欲しいっていう人は、「普通じゃない子」だったとして、家族仕事や働き方変えれる?頼れる親族は近くにいるの?主治医看護師は信頼できる?行政サービスは充実してる?そういうサポートアクセスやすい?そういう子を育てられるだけの精神的余裕や知識はある?

その辺やばい状況だったとき虐待しないで育児できる?最強の環境揃ってたってストレス発狂しそうになるよ。健常児育児でも苦労すんのに1つでもマイノリティ性あるだけで苦労は倍以上になる。その覚悟はある?子どもは親選べないし、親のノリに付き合って産み落とされ人生を送ることになった息子たちを思ったら、(お前が言うなだけど)覚悟あんの?と思っちゃうよ。


・お前がクズなだけ

→そうです。だからこれを書いている。生む前に自分子育てできるような人間か?をきちんと考えてれば、ノリで産まないという選択をすることも可能だった。20年前は今より産むのが当たり前という圧は強かったし、周りが子持ちで、周囲から子どもを産むことを期待されてるのも、その期待に答えるのも当たり前だと思ってた。子どもを持つ幸せな家庭の母親というものになれると思っていた。そこに障害児が産まれる想定はなかった。可能性は分かってたけど大丈夫だろうなんとかなると漠然と思ってた。自分ごとのように考えてなかった。障害児を育てたくないと思うようなクズで、考えも足りないクズだったので。

今はまだ産めっていう圧はあっても当時よりはまだマシだろうし立ち止まって考えてほしい。

そしてクズだとぶっ叩いてくれてありがとうございます。考えも覚悟もない親だと子どもがかわいそうになるというのが伝わっているようで良かったです。



その他

長男から最大級非難」っていうのは、「こんな社会に産まれてなかったらこんな死にたくなるような気持ちにはならなかった」とか「異性愛者に産んでくれてたら」っていう意味合いを含んでいると受け取っているし、それに対して親としてできることは長男にとって安心できる両親でいることくらいなので、そういう親でいようねと話している。それしかできないから。

2023-02-11

昨今の”平等”とやらが本当にわからなくなってきた。

「こういう言い方はダメだ」とか「これは差別だ」とかそんなものいちいち規制できるわけないじゃないか

いわゆるヘイトクライム誹謗中傷が当たり前に規制される行為なのはその通りだ。

他人の生きる自由を阻害するような行為からだ。

私は「平等になってほしい」と願うのであって、「他人思想は捻じ曲がっているから誰か矯正してほしい」というのとは違う。

だがここ最近は(今の時点での)マイノリティの側に立てば何をしても言っても良いと勘違いしている事例が散見されるのではないか

我々はマイノリティ(とされる人々)に普通に接すれば良いだけで、言葉に気を遣い行動に気を遣いとするのはお門違いではないか

任意事象におけるマジョリティ/マイノリティの構図に目を向けた時、そこに社会的階級・扱いの差が生まれるならそれこそ立場が逆転するだけの差別ではないか

発言に気をつけなければならないTPOがあるのは確かだが「こういう指向の人が嫌」「こういう外見の人が好き」という様々な意見を寛容に受け入れていくのが

誰もが居られる社会であって、そうでなければ目指すところの平等って一体何なんですかね。

あと人権先進国って何なんですかね。

日本と似通った習俗がある国をモデルケースとするならまだしも、「ヨーロッパ先進的」とか「一義的多様性(何を差しているのか分からないことが多いが)において寛容」みたいな基準で主張しているのであればそれこそ他国文化理解がない立派な差別だと思うんですがね。

これだけの人間がある集団として生きている以上は、マイノリティとされる人々を受け入れられる人も受け入れられず距離をとる人もいるので

受け入れられないことを批判されることが公に許される風潮があるうちは、成熟した社会なんぞまだまだなのではないか

*筆者は性的マイノリティとされる人々や特定人種国家やその習俗に関して苦手意識はないということを宣言しておきます

2023-02-08

同性婚推進派は左利きを『良い例』として引き合いに出すのをやめろ

言いたいことのまとめ

同性婚推進派が「同性愛者は左利きのようにポジティブ偏見を持たれるけど面と向かって罵倒されない扱いになって欲しい」と考えるなら左利きを例に出すのはわかる。しか同性婚という仕組みを世の中に根付かせたいという目的左利きを『成功した良い例』として出すのは全く間違っている

ちなみに増田左利きかつ性的マイノリティです

「隣の家に左利き引っ越してきたところでお前の人生関係いか同性婚を認めろ。左利きには差別はないのに同性愛差別があるのはおかしい」という意見をみる。

左利き差別がないだって???

上の意見を言う人の根拠性的マイノリティ10人に1人いて、その割合左利きと同じだかららしい。

では、あなた普段生活していて左利き用の物はいったいどれくらい目にするのか?

改札も会社備品も日用生活品もどれくらい左利きのものが右利きと同じくらいの値段で同じ割合で普及している?

あなたの周りに左利きとわかる人は何人いる?

増田普段右手を使うから何人かは増田左利きということを知らない

なぜ右手を使うかというと世の中の道具のほとんどは右利き用だから

増田は箸とボールだけ左のまま字と道具は右に矯正されて大人になった

親の判断は今思えば正しいと思う。習字教室左手で書いていた友人はとても書き辛そうだったしとても目立っていた

そもそも増田文字は右利き用にできているから”仕方ない”と思っている

左利きストレスを感じるという呟きが定期的にバズる度に「自分はそんなに不便に感じたことはない」と意見する左利きが必ずいる

増田もそうだ。生まれながら利き手じゃない方で使うからそこまで不便は感じない

しろ左利き用が出来ても使い慣れてないし高い結局使わない

でもそれって右利きに生まれたら縁が無い感覚だよね

右利き用より少し割高な左利き用の道具を揃えるほどじゃないという不便さに慣れた「諦め」に近い

この感覚で生きることが性的マイノリティが求める左利きと同じ待遇なのか?

あと「昔は左利き差別されたけど、今は逆にスポーツとか芸術方面で秀でるから羨ましい」も別に褒め言葉じゃないからな

「オネエはみんな面白いから友達になりたい」と言うとキレる奴が同じ口で「左利きは器用だから」という場面は何度か遭遇した事がある

才能あるやつが左利き場合に優位になるだけで、左利き単体でいい思いをすることはほとんどない。大体の人は右利きの為の世の中に慣れているからだ

しろ今後同性婚などが認められる可能性がある性的マイノリティと、これからもずっと右利きの世の中で生きることに生まれながら適応するのが殆ど左利きを同列に語るのはおかしいのではないだろうか?

同性婚を語る時に左利きを引き合いに出す人は、現時点で右利きが優位に働く世の中に左利きが生きている事に対してはどう思っているんだろう。

もちろん増田の親戚のように「ぎっちょは親の躾が悪い」という人はこの数十年かなり減った。しかし0ではないし、面と向かって言わないだけでうわ…と思う人は必ず存在する

そして新しく「左利きは器用・芸術肌」という偏見は広まっている。これに関しては「いい意味から」という認識のせいで左利きに対して悪意なく浴びせる人が多い。もう何十人も言われてこちらはうんざりしている

世の中の仕組みは特に左利きにとって生きやすいわけではない。左利きが単に右利きの世の中で生きるのに慣れただけだ

増田左利きが生きやすい世の中に変わってほしいとは思わない。あまりにも右利き前提に世の中が成り立ちすぎて、もう取り返しがつかないと思っているからだ。増田だって今更文字を左で書こうとは思わない。文字が「右利き用」の時点で左利きが快適に過ごせる世の中は来ない

から同性婚推進派は左利きを引き合いに出す時に『良い例』として出すのではなく、むしろ取り返しのつかない『失敗例』として左利きを引き合いに出せ

日本には性的マイノリティ差別禁止法律必要

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/courrier.jp/news/archives/315777/

日本ではフェミニストすらトランスヘイターマジョリティーになってしまっている。

日本国民が自ら理解を進めることに期待する時期はすでに過ぎた。

LGBT 差別禁止を厳格に強制して違反者を罰しなければ、日本は他の先進国に並び立つべきではない。

anond:20230208002113

人格社会的に異常という意味で使っていないか問題ない

異性間で生殖する機能が正常な志向であることは疑いなく、それを志向しなくなるという事自体生殖メカニズム的に異常ということはどんな性的マイノリティも認めることだろう

だが生殖上の異常を抱える人だからといって人間社会上でそのような属性を持つ人達が不当な目に合うべきだとは思わない、それだけのことだ

まあもしかしたら人類は同性間であっても科学技術によって生殖していく道を選ぶべきであるみたいな過激思想を持つ人にとってはこの生殖上の異常を異常と呼ぶことに異議を唱える者がいるかもしれないが

2023-02-06

共産党民主主義理解について考えた。

日本共産党民主主義的な変革を通じて、ゆくゆくは社会主義を目指している政党だというのは知っていた。

ソ連中国方向性に異を唱え、社会主義の前に、まずは民主主義確立を目指すという意味では、共産党憲法擁護者であったし、自由議会制民主主義擁護者としてふるまっていると思っていた。

そういうことを知っていたつもりだったけれども、このたび、異論を許さない態度で党首公選制を訴えた党員を除名処分にするニュースはあまりにも自由民主主義の考え方と乖離する、という違和感が強い。もちろん、50年代60年代に、ブントからさまざまな新左翼党派が生まれた経緯を反省すると、党の結束重視、分派につながる動きへの警戒は理解できるものの、なんとなく民主主義擁護している風の皮をかぶりながら、やっぱり統制好きな人たちなのか?という印象はぬぐえない。


そこで日本共産党綱領民主主義というキーワードがどういう文脈で使われているかを改めて読み直してみた。

まとめると、以下の特徴が読み取れた。

民主主義的な変革(革命)は専制政治覇権主義との闘いであ

・変革(革命)の担い手労働者、勤労市民、農漁民中小企業家、知識人女性青年学生からなる統一戦線である

民主主義が達成されたのちは社会主義を目指す


民主主義設計された所与のプラットフォームというより、【変革】により戦った【主体】が勝ち取る動的な運動認識されている。その主体定義されリスト化されており、その【統一】には社会構成員全員が含まれているわけではない、というのも注目に値する。はっきり書いてないが打倒されるべき悪しき存在匂いがぷんぷんする。昔よりマイルドになったとはいえ人民が戦って勝ち取るぞ的な歴史観がすごい。

綱領最後に、現在日本社会必要とする民主的改革の主要な内容として、国の独立安全保障外交の分野から憲法民主主義の分野、そして経済的民主主義の分野で目指すべき方向性を示している。

この中には安保破棄といったおなじみのものからジェンダー平等など最近になって共産党自身認識を改めたものも含まれている。

経済的民主主義の分野においては、労働規制食糧安保などが強調されているが、自由主義経済擁護はやはり、というか、やっぱり記載がなかった。

憲法民主主義の分野の記載で、もうひとつ特徴的だと思ったのは、民主政にとって、ある重要メカニズムが全く記載されていないことだった。

それは言論表現の自由記載だ。

ははあ、と腑に落ちたところがあった。なぜ民主政にとって、もっと重要概念が抜け落ちてしまうのか。

共産党の考え方では、民主主義は、戦いと表現されることから象徴されるように、そもそも主体的に、イデオロギー進歩として達成されるべきもの認識されており、しかもそれは社会主義革命に至る途上の段階とされる。

民主主義革命に向かう運動理解され、この革命担い手主体」がキーワードになるんだな、と改めて気が付かされた。運動主体が【統一】されるべきである、という共産党員の自画像が、今回の件で、党外発言攻撃とまで罵る背景にあるように思えた。

というのは、いわゆる自由主義社会においては、「主体」について全く異なる理解をしている。多様な主体のもとで、社会が進展するという考え方のほうが支配的だからだ。

広い意味でのリベラリズムでは、リバタリアニズムレッセフェールなど完全放任まで幅があるものの、経済社会進歩は、特定イデオロギーによって達成されるのではなく、優れたもの自然選択されるという淘汰圧客観的社会ダイナミズムとして理解されている。

表現の自由についていえば、特定イデオロギーの正しさは、歴史自然に結果を出すものであって、教会政府が真理として押し付けものではない、というのがヨーロッパでもアメリカ政治体制でも共通の前提となっている。

そのような認識の下では、多数の目から一見すると正しくない言論や行い、考え方についても、その考えが社会存在することを排除しないのが美徳となる。

差別的言論しかりであり、正しくないと思えるもの一定程度、社会蔓延するのを認容する、というのは、長い目でみて、社会進歩するための副産物と考える。

したがって、雑にまとめれば、自由主義社会制度設計では、ブルジョアプロレタリアートといったイデオロギー的な主体覚醒必要とされないし、イデオロギー的な主体覚醒人民の団結を呼びかけるような政治体制は、資本主義的な搾取構造以上に、暴力装置である、というのがリベラルからみた共産主義問題点といったところだろう。自由主義では、イデオロギー的に多様であっても、そして無自覚であっても成立し、発展しうる社会設計を構想しているのに対し、共産主義では、変革の主体が強く意識され、その主体統一戦線)されることが変革のキーだと考えられている。

翻って、共産党綱領を拾い読みすると、文脈としては

民主という言葉が登場するたびに、それは専制によって奪われてきた歴史であり、覇権主義との闘いであり、それに抗い変革を進める担い手が強調される。

そして、ひとたび担い手に注目するやいなや、担い手気づきというか覚醒が求められる。革命は待ってても自然には起こらないということだ。

これは共産主義独特の進歩史観だ。ここに、担い手教育し、同じ価値観イデオロギーを共有させようとする契機がある。

これは、党首公選制を唱えた者を破門する、という最近みられた動きと表裏一体ということになる。

綱領言論自由記載が一行も存在しないのも納得である言論自由もつ社会ダイナミズム理解しつつ、イデオロギーを啓もうすることは自己矛盾だ。

というわけで、社会の変革にとって、イデオロギー共鳴する主体醸成を重視するか、

それとも自由ダイナミズムを重視するか、ここに分かれ道がある、というありきたりな結論に至ってしまったな。

政治体制言論自由進歩史観プレイヤー
自由主義どちらかというと放置蓋然的客観的多様性重視
共産主義どちらかというと統制的必然的主体一体性重視

みたいなイメージになった。


しかし、共産党の皆さんに是非、戦後世界歴史をもう一度振り返ってもらいたいと思うのは、

例えば、黒人差別撤廃をめぐるダイナミズム

言論表現の自由がもたらす社会不協和音暴力という副産物をある程度社会が許容できたからこそ、社会運動が大きく広がった。

この運動はもちろん差別と闘う社会変革の主体抜きには語ることはできないが、過激言論民主主義副産物とする社会プラットフォームがあることによって、運動価値昇華された。

暴力性という点では労働権の暴力性(争議権)も社会改革の進展のかぎだ。今では自明性に埋没して疑いもしない労働者という言葉、実は【労働者概念】とその暴力性は、革命概念と地続きり、出自はもちろん自由主義ではありえない。

異なる出自もつつの権利争議権言論自由は、社会変革のダイナミズムに伴う暴力という意味では実は共通項だ。

他者危害原則が基本の社会において、なぜ規範からの逸脱という暴力、そして異端存在を、広く多様性という価値を認めて、一定程度、許容する仕組みを自由主義社会は構想しているのだろうか?同一コミュニティに閉じている限りは進歩進化もない、という、それはやはり、進化プロセスに対する直感が働いているといわざるを得ないだろう。

争議権というのは、学校が停止したり電車全面的に止めたりと経済に甚大な被害を与える超暴力的な行為を時に伴うが、そのような痛みを社会が許容することによって社会改善することがある。自由主義社会はこうした社会変革に伴う暴力一定コントロールに置いたうえで社会進歩を進めてきたといえる。

ちょっと余談になるが、日本での社会権の受容はGHQ改革に始まって、やや独特の経緯をたどって欧米とは異なる展開となった。

敗戦直後、それまでの動員される勤労者から主体的な労働者へ突然、主体の変換が起きた。その結果としての、労働者階級の過剰な希望、そして暴力に伴う社会的な混乱は、失望社会秩序維持へのさらなる圧力を生み、やがて国労新左翼けが残った。そして秩序を乱す奴イコールテロリスト、という空気蔓延した。

日本国労新左翼と一緒になって調子に乗りすぎた結果、争議権は骨抜きになった。日本では社会秩序と暴力が明確に対立概念となり、争議はなれ合いとなり、労使協調という言葉象徴されるように、労使間の秩序模索にすぎなくなった。ただ一方、ヨーロッパではそんなことはなく、社会権の潜在的なラディカリズムが広く受け入れられている。病院だろうが航空機だろうが、誰が困って死のうがストが決行される暴力性が顕在なのだ。なんなら革命政府転覆させるぜくらいの勢いで。

ともあれ、自由主義社会社会主義的な発想でラディカルな主体の考え方を一部取り込んでいる、という動きは、自由主義VS社会主義と単純に括ることができないことを示している。

絵画トマト投げみたいな環境急進主義しかり。ヨーロッパになぜあれほどラディカリズムがパフォーマンスを繰り広げられる余地があるかというと、そもそも自由主義社会社会変革の萌芽を言論統制などによって政府の力で摘まない社会設計になっているからだ。彼らはヨーロッパニュース上ではResistantと表現されてもテロリスト表現されることは少ない。それは「労働者」という主体を仮構したうえでの争議権の意義とパラレルなのだ

なんなら、「LGBTしかり、なのだ共産党は実は、長い間、同性愛者を差別してきた歴史がある。かつては「労働者」という概念が主役で争議権という武器社会変革上、最重要な部分だったので性的マイノリティに考えが及ばない時代だった。LBGTというイデオロギー的な主体の意義に気が付き、公式に考えを修正したのはつい3年前の2020年のことだという。

https://www.sankei.com/article/20210706-L4MJ2RSGZFLHJLGW2LWKXILBGI/

LGBT存在に気が付き、こうした修正可能になるのは、自由主義社会が、ラディカリズムも含めて、多様な言論放置できる社会からだ。そのくせ日本共産党LGBTをあたか自分たち応援団かのように仲間に入れようとするのは、労働運動が退潮し、運動屋台骨が骨粗しょう症のようになってしまった日本文脈を思い起こすと、図々しいという気もする。皮肉なことにこの記事執筆した元板橋区議の男性も、党本部から除名処分を受けている。

結局のところ、共産主義においては、社会変革のための主体を重視し、その統一をもとめるがゆえに、主体のもの議論決定論的なものになってしまい、議論されにくい。

その結果、主体自身の変革は阻害される、というジレンマというか自己矛盾はらんでいるといえるだろう。社会を変革したがるくせにね。これはある意味自らの正義の禍々しさに苦悩するヒロイズムジレンマだ。自由主義社会ダークヒーロードラマ映画プロット西部劇の昔から最近ではジョーカーに至るまで一定需要があるのは変革の萌芽は必ずしも正義によって見出されるものではないという世界観の違いに由来する。

でも、自由主義社会にいる日本共産党としても社会の変化にも気が付かざるを得ない。

その過程で、弱体化した【労働者】を補完するべく、新興の主体、LBGTグループ統一戦線の一員として、ちゃっかりと追加したりする、ということが起こったりするわけだ。

変革主体の変遷は、共産党自画像の変遷でもある。

であれば、社会主義革命を目指す共産党においても、内なるノイズをある程度、コントロールしつつ許容し、社会変革への考え方をより確実にする、という方向性もありうるんじゃないだろうか。その結果、やっぱ内ゲバコントロールできなくなって、この調子じゃ人を教育して主体構成を前提とした社会主義化って無理じゃね?となって解散するならそれもよしなんだよ。


今回の除名騒動を受けて、党内で議論すべきことは党内で、というのが統治の基本、という主張が共産党から強調されているようだ。

一見正論だが、しかし、俺はちょっと違うと思う。それは、つまり寄り合い】だ。

なぜなら、そのようなガバナンスの考えこそが組織の硬直化を招来し、日本労働運動が労使間の秩序模索堕落した一因であるし、日本組織風土に風穴があかない最も大きな要因だからだ。寄り合いといえば、かつて日本農村漁村調査した宮本常一は、寄り合いによる時間をかけた合議の意思決定を観察し、他者の信頼醸成のプロセス共同体のしきたりにない、外部社会の新しい事柄の受容のキーとなっていることを見抜いた。宮本はまた、共同体を飛び出し、放浪の旅を経て戻ってくるようなアウトロー存在を外部の知識をもたらす【世間師】として共同体が受け入れる様子も描写している。寄り合い的なコミュニケーションにおいても、異物を内部化するプロセスはあるということだ。

民主主義という視点に戻ると、言論価値、そして、争議という変革の手法組織どころか社会迷惑をかけることを前提に行われることの意味をもう一度振り返ってもらいたい。

そうであれば、組織内の問題に対しても、規範からの逸脱に対する寛容度はかわってくるのではないかな。

以上が、今回の件を機に、日本共産党綱領を読み直した感想だ。

2023-02-04

待ち合わせまでの暇つぶしに何年かぶり駅前の大きな書店に行ったら、子育て本が「女の子」「男の子」の2種類しかなくて、性的マイノリティのための本がなくてびっくりした。世の中ってまだまだ性的マイノリティへの理解がないんだね

この点は明治時代の先輩方がちゃんとしていたね

国連人権理事会 日本人権状況を審査 死刑廃止などを勧告

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230204/k10013970311000.html

さらに、とりわけ欧米の国からは、性的マイノリティーへの差別の解消や、同性婚合法化すること、政治経済分野における女性の参加を促進することなどを求める勧告が盛り込まれました。

明治時代の先輩方は、欧米先進国指導をいのいち番に受け入れたよ。

一夫一妻制や夫婦同姓制などの進んだ仕組みを日本社会に取り入れた。

令和の我々も欧米先進国に従わなければ、明治の先輩に顔向けできない。

2023-02-03

anond:20230203103430

同性婚特別扱いされて腹を立ててるんから同性愛者ではないんだろうし一般的に言って同性愛議論をするとき性的マイノリティって包括的に団結してるからそうじゃない性的マジョリティだと判断したんだけど違うんか???

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