はてなキーワード: オルゴールとは
4℃のオルゴール贈ったらSNSに晒された諸君!じゃあ何贈れば良い!?って逆ギレしてることだろう。
まず大前提、
ヒット率はほぼ0。上手くいくのはイケメンだけ。要はプレゼント<貴方じゃない限りは失敗だ。鏡見ろ。芸能界でやっていけるか?どうせムロツヨシくらいの作品に欠かせない次世代バイプレーヤーな顔立ちだろ。諦めろ。
マジで止めろ。相手の素肌に使うものは全て止めろ。バスソルトとかも危険。入浴剤も。化粧品なんて推しあるから失敗しか無い。事前調査で好みのブランド調べていても色が気に入らないかもしれない。もう面倒だろ?止めちゃえ。天然オーガニックなタオルやハンカチくらいならギリOKだけど、プレゼントというより引越しの挨拶間出るので盛り上がらない。
サイズ分かるんか?好みもある。素肌に使うものは止めろ言っただろ。下着の上だからノーカンじゃない!付き合ってから買ってやれ。付き合う前は100%キモい言われる。
消え物だし無難言うよね。でも甘いもの嫌い。珈琲・紅茶は好みが激しい。以前話した時に食べたい言ってた店でもNGだ。それは『その時食べたかった』だけでクリスマスに食べたいかは別だ。付き合ってから一緒に食べろ。
お前のセンスで相手のセンスの塊である部屋を汚すな。そんな闖入者を喜ぶ家主は居ない。そもそも部屋入ったことあるのか?
お前が作ったものは誰も欲しくない。以上。
あとプレゼントの鉄則を2つ書く。
いつまでも残ると付き合ってもない貴方の事が頭を過るので、使い終わったら消えるものや外食くらいが一番です。思い出だったら勝手に風化されます。アロマキャンドルじゃなくアロマスプレー。でも匂いも好みあるので避けるのが無難。
いつも使ってるもの。消えるもの。亡くしても良いもの。それの数段上の物をあげるのが一番の無難。亀の子束子を使っているなら亀の子束子極をあげる。そんな感じ。文房具やメモ帳でも少し高くて自分じゃ買わない。でも使い切ったら捨てれるもの。それくらいならSNSで「大学生か!」とか30代に吠えられない。もちろん「クリスマスに文房具w」とか晒されるかもしれないが、それはそれまで彼女になってあげても良いかもな~アピールしてこなかった相手の問題。いいプレゼント貰えるのはそれなりにちゃんとアピールした人だけです。
最後に花束について。ゴミ箱に差し込まれた花束が話題になったが、花束は決して悪くない。嫌な人は居ないはず。じゃあ何で世間で嫌がられるか?それは2点守って無いからだ。
当たり前だがデカい花束は邪魔だ。家にデカい花瓶ある家は無い。水差しに入れるだろう。そしてそれは凶器に使われる。相手のことを考えるならプレゼントの入った袋に入れられるサイズのミニブーケが良い。ミニブーケ自身も袋入りが良い。袋の中に袋入りのミニブーケ。環境に配慮してない過剰包装だけど、トラウデン直美もこれにはニッコリ。
あと青山フラワーマーケットは決して悪くない。むしろ困ったら店頭のミニブーケが一番。でもどうせならそのまま頼んでミニブーケ作ってもらおう。意外と金かかるけど先に予算言えばそれなりのを作ってくれるしリボンも付けてくれる。サイズだって言えば合わせてくれる。向こうはプロだ、少ない花で見栄えの良いブーケ作ってくれる。季節ハズレも無い。
もちろん世間には花でアレルギーを起こす人も居るとは思うが、クリスマスにプレゼントあげる間柄でそのアレルギーを知らないのは少ないと思うので心配は少ない。
ミニだろうとブーケなんて要らない!って人はゴミ箱へどうぞ。プレゼントだって捨てちゃって構わない。ぶっちゃけあげた方はプレゼントのその後とか全く興味ないので見えないところでどうなろうが言われない限りは傷つきません。
良いクリスマスを。
https://anond.hatelabo.jp/20200924204657
これを読んで、増田の訴えたいことはともかく、確かに懐メロ番組とかの影響で、
昔のアイドルはみんな歌がうまかったみたいに思い込んでいる人が多いよな~と思ったので
アイドルオタの間で特に言及されがちな人、個人的に下手だな~と思った人の中からめぼしい所をピックアップしてみる。
(中にはアイドルか?って思う人もいるだろうが、一応全員アイドル物のオムニバスCDに入ってたりしてるんですわ)
URL貼りまくると投稿できないんで、どうしてもこれはって奴だけURL付き。
下手だけどみんな味があって良いので、気になるアイドルがいたら色々聞いてみて欲しい。
ブコメで結構言及されていた浅田美代子と、わざわざ触れなくても名前が出そうな超メジャー所(松本伊代とか)は省く。
(追記:2)起きたら結構伸びててビックリ。他の名前を挙げてくれてる人、入れるか悩んだ人ばかりです。彼女らも味わいがあって良いよね。
「元増田は人気アイドルでの話だろ」ってのも絶対突っ込まれるだろうなと思いつつ、やりたかったんだ許して。(人気アイドルでも伊藤つかさ、菊池桃子とか結構言われてる子がいたよ)
2代目コメットさん。「私は音痴だから」と歌手活動を早々に切り上げて女優の道へ。
https://www.youtube.com/watch?v=xwb7rDmDNzE
第3回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ。なんと作曲が浜田省吾。
現:柳ユーレイの嫁。歌番組では、いつもサビで声を裏返すのがお約束。
作詞松本隆、作曲財津和夫と、松田聖子の「白いパラソル」と同じメンツなので曲は良い。
今も女優として活躍中の彼女。ルックスが抜群で人気だったため、シングルは10枚も出すことに成功。
https://www.youtube.com/watch?v=i336PP8A7Jo
もはやレジェンド。北原佐和子らと「パンジー」というユニットを組んでいた。
https://www.youtube.com/watch?v=iUKjBfFD3EE
ルックスの良さで人気があったため、シングル10枚、アルバム5枚となかなか健闘した。
「第2回東大生が選ぶアイドルコンテスト'81」優勝からのデビュー。
https://www.youtube.com/watch?v=4d7Wjid672E
わりと有名なこの曲。映画効果のおかげで、実は20万枚も売れている。
https://www.youtube.com/watch?v=TlfmtegfCXI
映画「ゴジラ」(1984)挿入歌。「Follow me」が有名だけどあえて初期の曲を。
ご存知おニャン子クラブエースのソロデビュー曲。4週連続1位とバカ売れした。
後にアニメ「愛の若草物語」のOPに新曲が起用されるが、視聴者からクレームが殺到し後にOPが変更されたという噂。
おニャン子クラブ会員番号25番。スケバン刑事Ⅱで袱紗を投げてた人。(当初は主演の予定だった)
初めてオリコン1位になった曲なのだが、B面におニャン子クラブ全員で歌う「会員番号の唄」を収録していたため、オタはそのカラクリを知りつつ歌番組を見ていた。
https://www.youtube.com/watch?v=Ef-OKelZQ-Q
おニャン子クラブからの派生ユニット。歌い出しの音程が毎回違うと話題に。
後に2ndシングルが少年隊の新曲を抜いて1位になり、レコード会社が激怒したという話。
今でもタレントとして活動中。ウィスパーボイスのようなそうでないような独特の歌声。
ルックスの良さのおかげで人気も高く、日本レコード大賞新人賞も受賞。シングルも22枚、アルバム10枚以上と好成績。
ほんわかした見た目だが、ホームシックと摂食障害からの活動休止中に妊娠が発覚し、僅か10ヶ月での引退と壮絶なアイドル人生を送った。
ご存知国民的美少女。楽曲は作詞:来生えつこ、作曲:筒美京平と一流の布陣。
懐かしのセクシー女優だが、一応アイドルとしての活動歴もあるので。
色々お騒がせだった彼女もアイドル時代が。父親の喜多嶋修プロデュースでデビュー。
https://www.youtube.com/watch?v=DTbn99UQpGg
知ってる人は知っている「全てが間違っていて全てが正解」と評される衝撃の名曲カバー。
3日前。
稽留流産と診断された。
胎嚢の中で赤ちゃんが溶け始めてしまっているから早めに外に出さないといけない、と説明された。
今後、悲しいけれど稽留流産になってしまった人に向けて、起こった出来事を記録しておく。
稽留流産は赤ちゃんがお腹の中で死んでしまっていて、自力で流れて出てきていない状況を言う。
赤ちゃんが自力で出てくるまで待つお医者さんもいるけれど、わたしがかかったところは、以下のリスクがあるから手術をしたほうが良いとお勧めされた。
・手術できれいにしてしまったほうが次の妊娠へのステップに早く進める。
わたしは今回お腹の子が3人目だったので、上2人の世話もあるし、妊活妊活!という感じではなかった。
でも、上の子たち2人のお世話をしなきゃいけない中で突然大量出血&腹痛に見舞われるのも困ると思ったので手術を選択した。
✳︎費用:35000円くらい
✳︎約束事など。
・来院する1時間前に処方された痛み止めを飲む。
・術後はタクシーか誰かにお迎えに来てもらう。徒歩、電車、バスで1人で帰るの禁止。
・夜用ナプキン2〜3枚持ってく
・術後に飲みたい飲み物を予め準備する(気分が悪い場合が多いから、レモン水とか水とか、ポカリとか、飲みやすいものにする。)
こんな感じで手術当日、喉乾いたなあと思いながら病院に10時に到着した。
血圧測って手術の説明を受けて、前処置、子宮口を広げる処置を受ける。
ここで私のミス発覚。
飲んでおいてねと言われた痛み止めの薬を飲み忘れてた…朝子どもたちをバタバタ園に連れてってたらすっかり忘れてしまった…みんな気をつけてね…これやらなかったせいで後でわたしは痛い目見ました…
先生からは座薬から痛み止め入れるからいいよ、と言ってもらえる。
下着まで全部脱いで長いパジャマ着て足がパッカーンと開くあの産婦人科特有の椅子に乗る。
パジャマは薄っぺらくて寒いからか、何枚も厚手のタオルをかけてもらえた。
前処置の段階でもう点滴をするんだけど、私は昔っから血管が浮かび上がらない。
(本当に毎回申し訳なか感じる…どうやったら血管って浮かび上がりやすくなるんだろう…)
で、今回もかなり手間取って、やっとのことで針が入った。
で、外で待機してたお医者さん登場。
余りの痛さに2人出産経験あるはずなのに叫ぶ、冷や汗が出て体が痛さで身震いした。変な声も出た。
かすれ声で、「ま、ますい…ますいっ麻酔は…?」って聞いたら、
そ、そうなん…?みんなこんな痛いの我慢してるの…?我慢できるもんなの…?
と思いつつも痛すぎて勝手に体に力が入る。
看護師と先生に「ああ、腹圧!腹圧かかっちゃうから、お腹に力入れないで〜ゆっくり息吸って〜」となだめられる。
で、なんとか前処置終わり。
そのあとボルタリン入れてもらえて、微妙に出血が始まってたから持ってきておいたナプキンつけてパンツ履いて、手術台みたいなとこでじっと安静。
終わった後と、看護師さんとお医者さんの会話が外から聞こえた。
…もう疲れ切っててなんも思わなかったけど。
わたしが痛み止め飲み忘れたのが悪いし。
でもせめて聞こえないとこで会話して欲しかった。
あっという間に2時間たって、一応トイレにいくように言われ、点滴しながらトイレ。
昨日の夜からなんも飲んでないけど、点滴だけで結構出るもんだなと驚く。
時間は多分13時くらい。
また戻って、手術台に寝そべる。
針が刺さってるところが冷え冷えして、じんわり痺れて、痛くなってきた。
あー結構痛いですね…と呟いた、のまでは覚えてる。
次目を開けたら、看護師さんに全部終わったのでお着替えしてくださいねーと言われた。
気がついたら、お腹にいたはずの子はもうどこにもいなかった。時間も15時になっていた。
そういう処置だって分かってたし、心積りもしてあったつもりだった。
でも、もうお腹に誰もいない、という状況になって初めて寂しさやら申し訳なさやらで涙が出た。
麻酔でふらふらになりながらお会計を済ませて、家に帰ってからは夫に子どもの世話を全て任せてしばらくお布団で寝てた。
起きて動くと目が回って気持ちが悪くて、吐きそうだ…というのがその日の夜20じくらいまで続いた。夜用ナプキンをずっとつけてるけどそれを、2〜3時間で交換したいくらいには出血が多い。
誰かいてくれたから愛おしく見えたわたしの脂肪も、ただのわたしの脂肪になってしまった。
寂しい。
またいつか、お腹に戻ってきてくれたらいいなと思う。
いいのあったらおせーて
なるべく立ち向かう相手は超常的な奴のがいいんだけど
◎いい例
ハルヒ→主人公は人間で周りの助力はあるものの基本キョンが発想や機転で解決
青春ブタ野郎→超能力といえども思春期の問題に向き合っていき、心で治す主人公
バットマン→まぁそこまで好きじゃないけど金の力と体力で頑張ってて偉いよね
△違う例
シマコー
◎熱い例
風来忍法帖→はみ出し者の香具師が聖女のために魔人のような忍者に立ち向かうやつ
ガダラの豚→中島らもさん版風来。日本の民俗学者が本物の黒魔術師に襲われる話。というには話が壮大すぎて。神作。
オウム事件前に新興宗教のインチキにも触れてるところとかほんとイイよ
出来には満足いかなかったのか、後に空のオルゴールを発表するも口述筆記作品でかなり駄作
HIV検査に行ってきた事を書きます。男性同性愛者です。二十代後半。
ネット経由でAIDSの恐ろしさや、感染してしまった際の金銭的・精神的負担を知る。
デブで息の臭いおっさんに無理矢理組み敷かれ、ナマでヤラれてしまった経験があったため、不安になり検査を受けようと決意。
自治体が行なっている検査について調べてみる。『オンラインでの事前予約が必要だが、即日結果を教えてもらえる』ものと、『予約不要ではあるが、結果が出るまで一週間待たされる』と二種類あることがわかった。(どちらも定員人数あり。無料。)
しかしながら、前者は速攻で予約が埋まってしまう。これは東京都などでも同じらしい。HIV感染に対して心当たりがある人が意外に多いことに驚く。一週間やきもきした気持ちで結果を待つのは嫌だったが、仕方がない。
検査会場に行く。ごく普通のビルの中で催されている。受付で赤い番号札を貰い、渡された書類に記載していく。氏名・住所・電話番号などの個人情報を書く欄は設けられていない。
来場者を案内しているボランティアスタッフは、初老の女性がほとんどであった。
対照的に、検査を受けに来ているのは老若男女問わず幅広い層である。女性の割合が思ったより多い。これは偏見だが、服装などから何となくセックスワーカーなのではと思った。なぜかはわからないけれど、ひとり机に伏して号泣している女性がいた。
人が多い割に誰も言葉を発さないので、不安な気持ちはエスカレートするばかりだ。
ヒーリング系のオルゴールがBGMだった。チャイコフスキーの『金平糖の踊り』のメロディーがお通夜のような雰囲気をさらに盛り立てる。
壁には大きなパッチワークが貼ってあり、『ONE FOR ALL, ALL FOR ONE』という文字が縫い付けてある。体育祭のスローガンかよ。
20分くらいしてようやく番号を呼ばれる。会場の奥にある、4人掛けのテーブルがある個室へ案内される。まず女性スタッフに記入した用紙を渡し、内容を口頭で確認する。最後に不安なセックスをしたのはいつですとか、僕は男性とセックスしますとか。もう慣れているのだろう、スタッフは淡々とメモしていく。
「多分もうご存知だとは思いますが...」との前置きの後に、HIVの感染経緯とAIDSの発症について説明を受ける。
私の母より高齢と思われる女性の口から『ペニス』『膣』『精液』というワードが発せられるのを聞いていると、何だかいたたまれない気持ちになってくる。
採血後に渡す交換用紙を持参して頂かないと検査結果は開示できない、氏名や住所などの個人情報は一切記録していないことなどを念押しされる。
そのまま採血のための個室へ移動する。他の受験者と二人ずつ採血を行う。「この針は未使用で使い回しじゃないんですよ、きちんと確認して下さいね」と言われる。ハイわかりましたと言いながら針が装着されるのを目視する。隣の40代くらいの男性が「もっとちゃんと針を確認させてくれ」と少しイラついた声を出す。
採血が終わったあとは、そのまま退場する。
今度は受付で青い番号札を貰う。どのタイミングか忘れたけれど、多分この時に検査結果の交換用紙を提出したはず。
相変わらず来場者は多い。おそらく50代くらいの、やたらファンシーなドレスを着た女性の姿を見る。顔には紫色のアザが出ていて、おそらくあれはAIDSの初期症状だ。
丸椅子に掛けながら番号が呼ばれるのを待つ。すると、日焼けした健康そうな大学生くらいの男の子が隣にやってきた。不安なのだろう、何となく私に話しかけたいような気配をしばらく感じたが、こんなところで誰かと関わるのは嫌だったので無視した。
番号が呼ばれた。個室に案内され、席に着く。貧血のような感じがする。顔が冷たくって手の感覚があまりなく、めまいがする。感染してたらどうしよう、怖いなぁ。私の身体に紫のアザがびっしりと浮かぶイメージが脳裏によぎる。泣き崩れる母、頭を抱える父の姿を思う。あの時、なぜオッさんに嫌ですやめてって言えなかったの。
茶封筒を持った女性スタッフ(前回とは別)に中身を確認してよいかと訊かれ、はいと答える。
封が切られる。取り出される用紙。結果欄には『陰性』の文字。
なってるといいけど。
こんな風にSNSを使いたくなかった。使う日が来るとも思わなかった。
でもとにかくキツイ。あまりにもキツイから書いたら少しは楽になるかと思って。
ここで書いたところで公式に伝わる訳もないけど、誰かに伝わればと思った。
正直こういった、腐女子に界隈を荒らされるっていうのとは自分は無縁だと思っていた。辛い。
落ち着いたら消すかもしれない。
ひっそり生きていたい人間だから、炎上目的とかでは決してない。
ただ苦しくて書かずにはいられなかった。
この界隈はいつだって炎上が日常茶飯事だ。その理由は色々あるけど、なぜこうも民度が低いのだろう。悲しくなる。
この作品を始めたのは半年ほど前だったように思う。前からそこそこ人気ではあったけど、最近になって突然爆発的に人が増えたイメージだ。
正直自分は二次創作は自由だと思っている。組み合わせは色々あるが、まあそれは個人の自由だ。NLだろうがBLだろうが百合だろうが好きにやればいい。
人の趣向は無限にあるのだから、気の合う人と内輪で勝手に楽しむ分には好きにしてくれればいいのだ。そう思っていた。
私には愛用しているハンターがいる。このキャラで戦った試合回数はとっくに千を超えた。サバイバーをすることもあるから正確には数えてないけど、そのうち二千も越すだろう。
私はこのキャラがとても好きだ。
読みが当たって奇襲が成功すれば非常に愉しい。
言い換えれば、煽り散らかした挙句にダウンした途端命乞いしてくる相手を、ざまあみやがれと空に飛ばすのも自由なのである。
それで本題に戻るのだが、ゲーム内でなぜか一人のハンターにつき一人のサバイバーの組み合わせが当然とばかりに流行っている。
もちろん全部のハンターやサバではない。とにかく見た目が悪くなく、性別が男であるキャラだ。
別にNLも百合もあるだろうが、論点はこのBLが前者に比べてあまりに目につき、当然とされていることに疑問を感じる、というところである。
背景推理をいくら眺めたところで、こうした組み合わせのキャラが知り合いだとかいう描写はほとんどない。
まあ内輪で好きにしてくれれば良いのだけど、問題はその組み合わせを実際のゲームに持ち込もうとするところだ。
大体ここまで来ると察していると思うが、好きなハンターを使っているとあるサバイバーがよく寄ってくる。
こちらが優鬼の動きなどしていないのに、優鬼されることが前提のように走って来ることもある。
でもこちらからすれば、自分の性癖に他人を巻き込んでいるだけに過ぎない。
このサバイバーの中の人はハンターだけでなく他の3人を巻き込んでいる。
吊るすぞ。
試合後に軽く注意したことはあるが、あまり意味を成しているようには思えなかった。恐らく他の試合でも似たようなことをやるんだろう。
そんなことが何度かあって、私はこのサバイバーがとても苦手になった。
キャラクター自体に罪はないのに、中身の腐女子が透けて見えるのだ。
変態的な動きや恋人前提みたいなチャットをされたこともあって、ただ気持ち悪いと思った。
そのキャラクターがそんなことを言ったりやったりすると本気で思ってるのか?
と言いたいところだが、ここで問題点がもう一つ。
先に言っておくが、作られたキャラクター自体に罪はないと私は思っている。
このサバイバー、一般公募で作られたそうだが、作者が腐女子なのである。
もともと上記のハンターと組み合わせる目的で作られたオリキャラで、公式で採用されてしまったものらしい。
もうこれだけでそこそこやばい。
この作者さんは問題がある人のようで、公式に関わったにも関わらず、仕事用と趣味のアカウントも分けずに、この二人は公式で腐だと公言したのである。
ウッ書いてるだけでキツイ。
嫌なら書くなよって感じだけど、この事実を知らない人も多いみたいだから、知って欲しかった。
みんな冷静になろう。この界隈おかしいよ。
このサバイバーのとある衣装、腐女子が騒いだせいで消えたと言われているけど、もともとこの人の二次創作物である。
そもそもこの二人の関係も、衣装も公式ではないと、本国の公式が公言している(公式がゲシュタルト崩壊
勘違いしてほしくないからもう一度言うけど、本国公式は二人の関係を否定しているのだ。
読み間違えないで。
「否定している」んだよ。
話はここで終わらない。
知っている人もいるだろうが、この前日本版の公式のとあるグッズが炎上していた。
なんだと思ったら、どうやら作者がBLの同人作家らしかった。それも上で上げた組み合わせの18禁らしい。
この辺になってくるともうほとんど私情が入ってくるけど、とにかくやめてほしかった。
その作家さんがBLを描くのは構わないのだ。二次創作なんて自由なんだから。
でも公式はなぜわざわざその人に声を掛けたのだろう。その作家さんも、このゲームを愛しているのなら、仕事を断って欲しかった。
だってこのゲームには独特の世界観がある。それぞれのキャラクターの生き様がある。
それを自己の解釈で(言い方は悪いが)歪ませている人が、それを完全に隠すことも出来ない状態で、公式に関わってほしくはなかった。
二次創作BLの動画を、日本の公式が紹介しているらしい。なんだかもう疲れてしまった。
上の組み合わせじゃないけど、似たようなものだ。だってその二人は、作品設定の中で関係はほぼないと言っていい。ファンの脳内で起こった妄想を、公式が認め始めているような気がして、とても恐ろしい。
私はこの作品が好きだ。
薄暗い闇の中、仄かに灯火が揺れるような、この世界観が好きだ。
公式で聴くことが出来る、オルゴール調の音色と、そこに混じる隙間風や軋む扉の音が好きだ。
本国の探偵の動画を何度も見返して、どこかに物語の手がかりはないかと懸命に探した。
とあるサバイバーが書いたラブレターだとかも、丁寧に調べれば出てくる。
悪い奴ではあるが、なかなか熱烈な手紙で意外性がある。だからと言って許されるキャラではないが。
他にもヒロインの子ども時代の写真だとか、某貧乏人が仕事をしていたらしい時の写真もある。包帯だらけのハンターの素顔も見つかる。髭が生えていたとは知らなかった。
荘園に来た人々は、それぞれ理由があって、生き様がある。そして特定の人を一途に愛する者もいる。
化け物じみた風貌になってしまったハンターだってそうだ。自分の願いだとか、殺意や悲しみを抱えて存在している。
そんな彼らを捻じ曲げないでほしい。二次創作は自由なものだから、好きにしていいのだ。ただそれを公式に当てはめて、別物にしてはならない。
私はいつも使っているハンターが、もし最初から男色家だという設定があれば、もちろん受け入れたし、もし恋人がいたのなら、再会してほしいと願っただろう。
今日も呪いを受けて心臓を痛ませる彼が、幸せになってほしいと心から思う。
ただ最初から決まっていた彼の生き様や設定、価値観を捻じ曲げて欲しくないのだ。それが一番恐ろしい。
いつもこのハンターを使っていて、どんなに頑張っても呪いや銃を受けることはあるし、悪意ある相手にだって会う。
とても不愉快だ。
嫌ならやめればいいと言うかもしれないけど、やめられない。
元からあった設定を貫いて。
■妊娠した話
生理が一週間遅れることは頻繁にあったので、特に気にしていなかったのだが、今回ばかりはとても不安だった。
もし妊娠してたら?どうしよう、いつのかな?あーあ、馬鹿だなあ、貯金もないしな、一人暮らしだし、あの企業から内定貰ったけど産むとしたらどうなるんだろう、来年から働けるのかな、まず大学卒業できないかな、堕すのも産むのも怖い、彼は私と結婚したいと言ってくれているけど、するとしても当分先のことだろうし、彼も今年から働き始めたばかりだし、産んだら今やってきた全てのことが無しになるんだ、
あー、無理なんだろうな
って色々調べながら考えた。
その日に彼に会って、妊娠してるかもしれない、明日検査薬で調べてみる、と伝えた
彼の第一声は「今は、無理だよね」だった。
分かってたし私もそう思ってたけど泣いてしまった。
ご飯も食べず一晩中泣いた。
昨日の朝、起きたら目がパンパンに腫れて半分しか開かなかった。蒸しタオルで目を温めたり水で冷やしたりしながら、こんな状況でも自分の目の醜さに構っていられることに驚いた。
検査すると決めてから30分くらいうだうだと悩んで、やってくると言ってからまた30分くらいぐずった。いざ検査してからも結果を見るのが怖くて検査薬の窓のところを握りしめて離せなかった。こんな覚悟もできない人間が母親になれる訳ないよなあって思った。
彼が、じゃあ、結果を見るとき、どんな結果でも二人で「わーっ」て言おう、と言った。
覚悟を決めて、見た。
検査薬の窓にはしっかりと赤い線があった。
私は「わーっ」とは言えなかった。
今日の朝、私はお米を炊きしっかりと朝ごはんを食べた。天気がとても良く、洗濯をして、布団を干した。少し暑かったので扇風機を回した。昨日よりもなぜかさっぱりした気持ちだった。
壁はピンク色で、オルゴールのメロディーが流れていた。私の番号が呼ばれて、診察室に入るとすぐにエコー検査になった。はじめて検診台に座った。びっくりしたが意外と抵抗は無かった。
豆粒みたいに小さかったけど、確かにそこにいた。
ああ、私の子なんだ、この子が、そうか。ちっちゃいなあ。可愛い。
先生は、いま大体5週目くらい、赤ちゃんは9mm、場所も問題ないです、順調に育っていますね、と言った。そして、まだ時間はあります、まず2週間しっかりと彼と相談してみて、また検診に来てくださいと言ってエコー写真をくれた。
帰り道、私は9mmってこのくらいかな、と指で大体の大きさを作ってみた。
本当に小さかった。こんなに小さいんだ。
でもしっかり生きている。私の中で。
すると涙が溢れてきた。
私は9mmの隙間を見つめながら、歩いて家に帰った。
手宮線の跡地を撮影していたら、休憩中のタクシーの運転手のおじさんに声をかけられた。
どこから来たのかとか他愛もない雑談をしたあと、私が手にしていた、小樽駅で配られている市内の観光マップに、昔からある、地元の人が経営しているおすすめのお店を書き込みして教えてくれた。
それなのに小樽の洋菓子屋を標榜して北海道の特産品のようなイメージを作り出して金儲けをしている。
チーズケーキで有名な「BAKE」などを手掛ける「きのとや」も同様に、元は新潟の企業である。
あとなんか同様に小樽のメインストリートで大きなお店を開いている海鮮処、オルゴールやガラス細工のお店もほとんどが小樽の外からやってきた企業で地元ではじまったお店はもうほとんどなくなってしまっている、ということを言われたんですがこのへんは詳細忘れてしまった。
正直、そのときは「そこまで怒らなくとも…」という気もしなくはなかったんだけど、アリアナグランデやブルーノマーズの件で「文化の盗用」議論が巻き起こっているのを見た時に、あの運転手の怒りもそういうことなのかなという気がした。
実際、小樽市のメインストリートは運転手が言っていた「外部の企業」が手掛ける、派手なのぼりや看板をかかげた、真新しく小綺麗で大きな路面店と、どこにでもあるようなパワーストーン屋とかいかにも外国人観光客向けって感じの、ちゃちな和風和柄の土産物屋、ケバブ屋だのタピオカ屋だのトルネードポテト屋ばかりになっていて、もっと昔、数十年前私が幼い頃に家族旅行で訪れた小樽の、異国情緒と日本の古い家屋が入り混じった街並みではなくなっていたし。
そういう土産物屋だらけのメインストリートから外れると、荒ぶれたシャッター街ばかりで明らかに寂れていたのを見ても、それらのお店が儲かっても地元には還元されていないんだろうなという気がしたし。