はてなキーワード: つけまいとは
親友が自殺未遂した。多分本気で死ぬつもりで、遺書も、自宅の整理もすべて揃っていた。消化しきれないので、フェイクを混ぜながら書いていく。
親友は職場で出会った後輩。歳は1つ下。元気で活発で、仕事も全力投球!みたいな女の子。
シフト制の仕事なので毎日会える訳では無いが、休みが合えば必ず会っていたし、旅行にも頻繁に行った。休みでなくても仕事終わりに銭湯に行ったり、食事に行ったり、互いの家でゲームをしたり、ずっと一緒にいた。
出会って数年になるが、お互いが無くてはならない存在になっていた。
ボーナス後に奮発して、露天風呂付客室に泊まったことがあった。温泉好きなのでもちろん2人して大興奮。夜中、露天風呂にお湯を張って、小さな声でお互いがいかに大切か語り合った。以前、友達を好きすぎるあまり、その相手に避けられてしまったことがあるのだと涙声で明かされた。私も好きだから大丈夫、と言うと、親友は、じゃあおばあちゃんになるまでこうやって遊んでようね、と。
親友が自殺行為をしたつい1週間前にも旅行(登山)に行っていた。2人とも計画性がないので、途中で道を誤って山頂にはたどり着けなかったが、その過程すら楽しくて2人でゲラゲラ笑って下山した。汗だくで銭湯に向かい、また行こうねと笑っていた顔を思い出す。今度はちゃんと調べて、次休みが合えばリベンジしようと約束した。
その1週間後。早く職場に着いた私は、癖で自分のデスクの引き出しを開けると、見慣れた字のメモ書きが入っていた。
『○時までに来なかったら読んでね』
自殺をしたこと、場所、警察や家族に連絡を取って欲しいことなどが書かれていた。
時が止まったかと思った。あいつがそんなことするはずがないと。とにかく○時まで待たなくては。あいつはいつも通り仕事に来るはずだ。
親友は来なかった。メモ書きに書かれていた通り、家族に連絡を取った。実家にも招待されたことがあって、家族とも面識はあった。
母親が電話に出た。親友は昨夜実行前に、遠方の母親に電話したらしい。様子がおかしかったので母親から通報、すでに搬送先の病院にいるとの事だった。
一命を取り留めたと聞いて、心底安堵した。でも後遺症が残ったら?体が動かなかったら?それでも私は親友さえ許すのであれば担いででもどこへでも連れていこうと思っていた。
一部の上司にのみ報告した。涙が堪えきれなくて早退を申し出たが、今日は人手が足りないから残ってくれと言われた。それでも耐えきれずに押し切ったら帰り際に上司に呼び止められて、ショックなのはみんな同じだよ、と笑われた。代わりにお前が死ねよと思った。
親友のアパートに向かった。鍵を開けているから入って、とメモにあったからだ。遺書があった。私宛にもメッセージが残っていた。大好きだ、楽しかった、と……じゃあなんで、と言いたくなった。
親友はそのまま精神病院に入院になった。携帯もパソコンも使えない環境を案じて、塗り絵やブロック、その他遊べるものを買っていった。手紙も添えた。公衆電話から連絡できるように、現金も預けた。面会はできないので看護師に手渡した。
まず、絶えず電話がかかってくるようになった。そして住所を聞かれ、手紙が送られてくるようになった。
私の差し入れが主治医の判断で没収されたこと、生活の不満、不安定な感情、いろんなものをぶつけられた。
それから、ほしい物を頼まれるようになった。あのおもちゃがほしい、あの漫画を持ってきて欲しい……私は律儀に答えていた。仕事終わりにでも買い物に行って届けていた。
親友の母親もひどくショックを受けていて、私に依存するようになった。娘との会話で少しでも気になることがあると、私に連絡してくるようになり、私は都度泣いている母親をなぐさめた。
だんだん眠れなくなってきた。家のことが手につかなくなってきた。食事もできなかった。
気力も体力も時間もお金も奪われていて、自分のことを出来る余裕が持てず、自宅はゴミであふれかえった。
それでも親友は私に連絡してくるし、手紙も寄越した。中には〇〇さんに渡しておいて、というものや、〇〇さんとの約束をキャンセルしておいて、というようなお願いもあった。
プライベートでも職場でも、退院後に馴染みやすいように出来るだけ気を使って、親友の事を聞かれても明るく答えるようにしていた。家族にも、(私)ちゃんに頼っていて申し訳ないけれど、遠方だからね……と言われた。誰かに相談するということは、自殺未遂をしたことも明かすことになるので、誰にも相談できなかった。
私を安心させようとしているのか、もう元気だよ、と手紙に書かれていた。眠れているし、食事も摂れている、医師や看護師にも相談できている。(私)ちゃんがくれた遊び道具も許可がおりて、楽しくすごしてるから、もう死にたいと思わないし心配しないでね、と。
私がこんなに気を張りつめて、食わず眠れずギリギリの体力でお前の要求に応えているのに。お前は黙っていても食事が出され、下げられ、身の回りの世話もしてもらえるのに。私は家族と疎遠で、お前には遠方でも心配して来てくれる家族がいるクセに。私は職場で1人減った分の穴埋めで休むなとプレッシャーを掛けられているのに。休職を申し出ても断られた。入院も休暇も困ると言われた。2人欠く訳にはいかないと。なんだ、先にやったもん勝ちじゃん、と思った。
そして、こんな短期間で、医師や看護師に相談できて、私や家族に心配されて、もう元気になるようなら、もう自殺しようなんて思わないなら、それは初めから大したことではなかったのではないかと思った。構って欲しかっただけなのではないか。なら初めからこんなことを起こすな。分かっている。そういうことではないのだと、分かってはいるのだけど。
こんなに負担をかけられて、ただ仕事に行って病院にいって帰って布団に入って寝ずに朝を迎えるような日々にされるくらいなら、初めから自殺が成功してくれていたほうがまだよかったのではないか。そしたらもう取り返しつかないことで、諦められたのに。
あんなに一緒だったのに、ずっと遊んでいようと誓い合ったのに、こんなことになってしまって。でも、親友は今も私を好きでいる。だから、むちゃくちゃにされてもう会いたくない気持ちと、好きでいてくれることに対しての罪悪感の間で揺れている。押しつぶされそうになっている。
もはや私が限界であることは、親友と同じことを起こさないと誰も心配してくれないのでは、という域に達している。
そして、退院後に私の死(或いは自殺未遂)を知って、永遠に消えない傷を付けてやろうと思っている。
あんなに好きだったのに。バランスが崩れたらあっという間。もはや恨みしかありません。
長々書いたけど読んでくれた人がいたならありがとう。
(追記)
そうだ、なぜこれを書こうと今日思い立ったのか。それを書くのを忘れていた。
今日は半年も前から楽しみにしていた、彼氏の職場関係の団体旅行だった。でもどうしても行く気になれなくて、ドタキャンしてしまって、いま1人で陰鬱と部屋にいるからだった。
私は何を楽しみに生きているのだろうか。
なるほど。
引き出しが少ないというよりも、セックスに対してクソ真面目に考えすぎかもしれない。
愛する人大切な人の素肌に触れて安心する。それが大事だと自分は思う。
無論勃起したり子宮がキュッとなったらセックスまで進むのは自然だが。まずは互いに素肌で抱き合って喜びを感じること。それを大切にして欲しい。
生活とは戦場だ。家計や家事でピンチが頻繁にありついカッとなることもあるだろう。
その後気持ちが落ち着いた時に「さっきはあんな事言ってごめん」と仲直りできるかどうかで「生活という戦場での戦友」として長続きするか変わってくると思う。
逆に、相手を傷つけまいとして言わなければならない事を我慢我慢に我慢を重ねるのもまた、破綻していく。
前半もしくは後半でとてつもなく的を得たいいことを書いてるから全力で同意したいのに、前半もしくは後半であまりにも口汚くブクマの対象を罵ってるとか論理が急に飛躍してそれは全く同意できないなとかそういうとき。
公開でブクマつけてたらその旨に言及できるんだけど、非公開運用だからそれはできなくて主に☆つけるかつけまいかのところで迷うわ。
「とてつもなく的を得たいいこと」の「とてつもなく」具合があまりにも高い場合にはそこだけ引用して☆つけてるけど、後半にも全力で同意してると思われるのは癪だな……と考えに考えぬいた結果、結局つけないことの方がはるかに多い。
メロンパンにはメロンが入ってない!へいへいへい!って歌あるじゃない。
焼きそばパンに焼きそばが入ってなかったら!ってだと普通にクレームの歌になっちゃうわよね。
そんでね、
私先日隣の会社の人に
まあ例のオーリョーの件で色々調べているやつの例の私が以前いた会社のたまーにお手伝いとか仕事してるんだけど、
その会社の人に
牛筋カレー3日間煮込んだ美味しく出来たやつがあるから!ってお裾分けいただいたの。
でもね、
表題の通り
具が入ってなくて牛筋がいなくて牛筋大好きなので楽しみにしていたのに、
なんかルーしかプラスチックのお裾分け容器には入っていなくて、
なんか他のカレーの具のメンバーも例えばジャガイモやニンジンのそう言う類いのものも入ってなくて、
なんかルーだけで、
でもこれプラスチックのお裾分け容器にお玉でよそうとき具が入ってない?って気が付かないものかしらね?って
もらっておきながらクレームを言ういや違うの
牛すじカレーに牛筋が入ってない!ヘイヘイヘイ!って歌いたい気持ちを抑えて翌日にはその3日間煮込んで美味しく仕上がったであろう牛筋をまるで賞味したかのように牛筋美味しかったです山脈に向かってヤッホー!って叫んだのよ!
たとえ牛筋がプラスチックのお裾分け容器に入っていなくとも牛筋あったかのように賞味した体裁で美味しかったわよ!って言えるレヴェルなので、
あーでもほんと牛筋カレー楽しみにしていただけに大好きだっただけに
主役の牛筋がいなかったこと、
それに加えて他の例えばジャガイモとかのメンバーも一切いなくてルーだけだったことも黙っておくことにしたわ。
よくあるじゃない、
スイーツとかでもこれどうやって食べたら良いのが正解なの?って
これもきっと偏差値の高い牛すじカレーだったのかも知れなくて、
ゴロッとした牛筋の存在を確かめて噛みしめて賞味するタイプの牛すじカレーじゃなくて、
牛筋が充分3日間煮込まれ溶けた偏差値の高い牛筋カレーだったのかも知れないわ。
メロンパンの歌を歌う女の子より可愛く歌う自信が今ならマックスでその子より16倍高い気持ちで歌い上げることができるわ!
本当にあれってなんだったのかしら?って
首をかしげそうな、
トンチの効いた一休さんでも頭を悩ませそうな牛筋カレーだったわ。
あと
もらっておいて文句言うのは悪いけど、
塩辛いのよね!
どんだけ塩味効いてるの?途中で味きいてみた?って言いたいところで、
夜中喉が乾いちゃって水を一気に飲み干すぐらい喉が乾きまくりまくりすてぃーだったわ。
本当にいただいておいて申し訳ないんだけど、
そう!思い出したけど
目を瞑って必死に牛筋の3日間煮込んだであろうそれだったら牛筋エキスがたんまりと出ているかと思って舌にフォーカスして集中して感じようとしたけど
私の牛筋ステータスのレヴェルでは牛筋を一切感じられなかったわ。
ファイナルファンタジーのファイヴで牛筋を感じるアビリティを覚えたら真っ先に装備したいアビリティーで牛筋を感じたいところよ。
舌でも感じることの出来ない、
私の牛筋の鍛錬の修行が足りてないのよね?きっと。
おかげでこれ私が作った方が
ゴロッとしたほおばるような牛筋カレーを作ることができる自身に満ちあふれているわ。
多分私が作った方が美味しくできるって。
言ってることがよく分からないと思うけどとにかく凄い自信なの!
だから
メロンパンにメロンが入ってない歌の二匹目のドジョウになるけど
牛筋カレーに牛筋入ってない歌を歌って作るアイデアはあげるわ!
なんど思い返しても
ステルス牛すじカレーで大変偏差値の高い牛すじカレーを賞味したことには変わりないかもしれない。
そんで牛筋の口になってしまったから私が求めていた想像の牛筋カレーを満たすことが出来ていないから、
そのお裾分けの牛すじカレー一杯だけに!って別に上手いこと整って掛けてもいないけどダブルミーニングでもないからね!
でも美味しい牛筋カレー食べたいな!って思ったわ。
夕日の画面と重ね合ってそのベテラン刑事を偲ぶ走馬灯的なシーンって出てくるじゃない、
話題になった「元カレが好きだったバターチキンカレー」って当てつけでそれを再現してお店で出したら大繁盛したって話あるじゃない、
あれの
「牛筋カレーなのに牛筋が一切入っていない牛すじカレーと見せかけてたっぷり牛筋が入っている私が大好きな牛すじカレー」ってメニュー作ってだしたら売れるかもね!
なんつってー
でもほんとおかげでここ何日か真っ当な牛筋カレーを食べたいと牛筋カレーの口になっちゃってしまってるわ。
もー!ってね。
うふふ。
ここのミックスのサンドイッチには野菜パートにトウモロコシは入っていてプチプチとした食感に甘いコーンのスイーツな感じが美味しいわ。
朝方ほどよい常温になっていて
美味しく仕上がったわ!
茶葉多めにしたので濃いめ美味い味ね!
今はうまうまよ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
なんか先日すごい動画を見た。xvideosというところなので、いわゆるエロだ。
人類はもしかして一度海にはいった後、再び陸にあがったのではないだろうか?
何人だかわからない覆面をした男性と日本人女性がまぐわっていた。
ものすごくでかいという表現は陳腐だが、2つの太もものあいだから女性の腕がこんにちはしていた。
50cmをかるく超えている。男が寝そべっているのに騎乗位の女性が中腰にもなれないのだ。
そしてなにより凄いのはフィニッシュだ。
イギリスに10ccというバンドがあるが、この10ccはいわゆる成人男性の一回の量を意味している。
黄色人種は10ccもないのではないかと思うが、件の動画の人物は200ccぐらい放出していた。
やたら玉がでかいので嫌な予感はしていた。
放出の瞬間はドピュなどという擬音ではなくドバシャーーーーだ。
ティッシュなら一箱ダメになるし、トイレットペーパーなら拭きとるのに1ロールが必要となるに違いない。
なるほど50cm以上の尿道を駆け上がるのに10ccぐらいの量では先っぽまで辿りつけまい。
同じような放精をかつて鯨でみたことがある。
鯨はその豊富な精液の量で他のオスのものを洗い流すのだという。
中東の人のアレはものすごくでかくて日本人と形が違いすぎてあれがなかなか普通にはできないといううわさ話しがある。うわさ話だ。
アフリカで生まれた人類は中東あたりで一度海や磯辺で生活する種に分化したのではないだろうか?
例えば日本にも、父系をたどると海に沈んでしまった南海洋あたりをルーツとする人たちがいる。
ものすごくアレがでかい人の遺伝子をたどると、何か違う系統がわかるのではないかとすごく興味が湧いた。
多くが「中二病は悪」という共通認識をもち、自らのそれを大人になるまでの時間で徐々に修正する・・・そういう先人の残した指針としての機能が確かにあった。
中二病の明確な定義は難しいが、おおよその場合「強固な自我の芽生えに伴い発生する欲求、自尊心や自己肯定感との付き合い方を失敗したケース」を指している。
・洋楽を聞く、感情がなくなる、眼帯をする(人と違うことをすることで承認欲求を満たそうとする)
上げればキリがないが、これが派生すると
・チームで共通の目的を目指す際に失敗はチームメイトのせい、成功は自分のおかげのように振る舞う。責任を負うことを過度に嫌う(他者を害してまで自尊心を守りたがる)
・DQNになる。評論家気取り。(自己が他者に優先すると錯覚する、それを誇示したがる)
など、周囲に害を振りまくタイプにもなる。
逆に強く厨二病を意識していた人はそれを恐れるあまり自己を過小評価し所謂陰キャのようになってしまうことも有ったのだろうが。
ともあれ、実際の所こうした類の人間は中学生に限らず多くいる。
そして彼らを見て「やり直しの効く年齢の時点である程度矯正しておいてよかった」と心底思う、それが中二病を支持する理由だ。
若さ故の過ちを全て「中二病」と称することで「今では笑い話」「既に完治した」という許しを得るために使う。
悪く言うつもりなら中二病なんて言葉を使わずともいくらでも叩きようがある。
近年それを理解できずに過剰反応してしまう人が多く露出するようになった、敢えて増えたとは言わないが。
もちろんリアルで口にするにはリスクのある言葉で、それを分かっているが故ネット上でのみそのやり取りを行うのだからそういう人がいることも織り込み済みではある。
その上で触れられたくない部分に無神経に踏み込んだ人が悪いのは間違いないが、もし「中二病」という言葉への理解のなさ故に生まれた軋轢であるなら
それは少し悲しいことだと思う。
近年はアニメの影響で中二病という言葉が誤って広まってしまった。
言ってみれば中二病の光の部分、クリエイティブな人たちが作り上げた「恥ずかしいけど悪いことではない」という上澄みを中二病の全てであるように認識してしまっている。
人は自分が「善」だと思っていることを他者から「悪」と呼ばれることを極端に嫌う。
中二病を善ないし悪ではない、と考えているとすれば「中二病は悪」という言葉は暴力的なレッテルに映ることだろう。
繰り返しになるが前提の共有を怠った側に非があるのは言うまでもないが、本来許しであったりなるべく傷つけまいとした助言であったものが全て悪意に変換されているとすればあまりに悲しい。
中二病は悪。
Twitterの愚痴垢が嫌い。もっと正確に言えば、鍵もかけずに形ばかりの検索避け()をしただけで、特定の作品に関する愚痴をうじうじウジウジ垂れ流しにしている垢が本当に嫌い。
お前さんがたはね、優しい優しい人間だから、工夫したつもりになって毒物混じりの水がこっちに来ないようにしてくださっているんでしょう。
けれども、毒を流しているところが浴槽じゃなくて海なもんだから、あんたらの領域を囲っている荒い網の隙間から劇物がワヤワヤ漏れてきて、
私たちがふっつーーーに、楽しく暮らしているところにも毒物が流れてくるのです。
愚痴を流すんだったら、ちゃんと閉ざされた空間にしてください。本当に本当にお願いします。
(ガバガバな)検索避けして、ファンの人を傷つけまいとする心があるのなら、配慮して鍵にすることくらい、造作も無いことだと思うのだけれど。
同じ愚痴垢と繋がりたい? ああそうですか。
まっことかわいそう。実に実にかわいそう。涙が出てきちゃう。
幼馴染に告白されるベタな展開はいくらかあったって何回あったんだよ?
一回か?二回か?
小さなプライドを傷つけまいと必死に背伸びしてるその態度がみっともないんだぞ。
もう自分で気づいているだろうけど、お前の本当のコンプレックスは低身長なんかじゃない。
色んなことから逃げてきた事や本気で取り組んできた事がないことだ。
とりあえずその小さなプライドを捨てきれないどうしようもない心のダサさと向き合え。
汗水垂らして、鼻水垂らして、お前自身はダサくてカッコ悪くてもいいからもっと本気で生きろよ。
今の仕事とちゃんと向き合うでも、新しい事に挑戦するでも何でもいい。
そうすれば自分がどう思われてるかとかそういう上辺だけの気持ち悪い妄想ではなく本当に相手のことを思いやるという事が分かってくる。
※オタクのめんどくさい話です。これ見て体調崩しても責任は負いません。あと長い。
アイドルマスターXENOGLOSSIAをご存知だろうか。
(アイドルマスターについては多分はてなにいるほとんどの人が知ってると思うので説明はしません)
アイドルマスターXENOGLOSSIA(以下ゼノグラシア)は2007年に放送されたロボットアニメになります。
アイドルとかじゃなくて、ロボットアニメ。いやまあロボットのことをアイドルって呼ぶとか、関係がない訳ではないんだけど、本来のアイマスとは完全に別の作品。アイマスが原案だけど、設定もキャラの感じも何もかも違って、黒歴史って呼ばれてたりする。
エヴァとガンダムを混ぜてアイマスの香りを添えたゼノグラシアの内容を簡単に説明すると、iDOLっていう隕石除去ロボットを操縦する、選ばれし女の子『アイドルマスター』たちの成長物語です。
世界のために日々奮闘する中、敵が出てきて戦ったりするけど最終的に世界平和!みたいな王道ストーリー。
メインキャラの女の子たちはアイマスのキャラだけど、見た目が似てるぐらいで、声優も違うし性格も体型も違ったりする。
ゼノグラシアはアイマスとして見なければ良作アニメだと思う。内容もちゃんとロボットアニメだし。
ただ、ずいぶん前だけど、見た当時の私は若干アイマスとして見てしまったばかりか感情移入しすぎてしまった。
ごめん、前置きが長くなったけどここからが話したかったことです。
私はデレステをやってた延長でアイマスに手を出し、そしてどっぷりハマった。菊地真ちゃんが好きで、色々調べていくうちに黒歴史と呼ばれるアニメを見つけた。
それがゼノグラシアで、別にキャラと分けて見たらいいのでは、と軽率にDVDを借りに行った。
そうして体調を崩した。
見たのが本当にだいぶ前で、うろ覚えだけど久々に思い出して吐き出したくなったので、当時の思いを今から書きます。文章は下手です。あと当たり前のようにネタバレするよ。
ゼノグラシアでも真ちゃんが好きだった。かっこよくて可愛くて、真ちゃんばかり目で追っていた。
ゼノグラシアの彼女はクールキャラになっていた。公式サイトから引用すると「天才アイドルマスターで、非常にクールな性格。訓練や努力をほとんどしないが、ひとたびアイドルのコクピットに座れば、つねに最高のパフォーマンスを披露する。」という天才でクールだけど何かしらの葛藤が描かれるんだろうな、っていう感じのやつだった。
アニメが始まると、主人公の春香ちゃんがなんやかんやあってアイドル、つまりロボットに乗ることになっていった。
それでそのロボットのある施設に行くんだけど、ロボットに乗る資格があるのは春香ちゃん、真ちゃん、そして伊織ちゃんという女の子3人だけっていうことがわかる。でも施設には2体のロボしかいなくて、しかも1体は動かない。は?ふざけてんのか?
なんか適正する奴がいなくて、才能がある奴しか乗れねーんだよってことらしい。元々いた真ちゃんと伊織ちゃんは、もう1体の動くロボ『ネーブラ』を奪い合う形で動かしてた。つっても天才の真ちゃんがほとんど乗ってたけど。
まあ乗ってみっか!ってしたら春香ちゃんがあっさり動かん方のロボ『インベル』を動かしちゃって適正があることが判明する。主人公属性だね。
真ちゃんは自分でも動かせなかったインベルを、不慣れとはいえ簡単に動かす春香ちゃんを見て、ちょっと心が乱れてくる。
そんで春香ちゃんと伊織ちゃんはロボには心があるって主張するんだけど、真ちゃんは「心なんてない。こいつはロボットだ。道具だ。そんなことを言っているといつか大きなミスを犯す」って言う。
実際ロボットに心があると思っている勢は、ロボットも痛みを感じると思ってるから、ロボットを傷つけまいと任務を完璧に遂行できなかったりしてしまう。
心があると思っている春香ちゃんと伊織ちゃんはロボットを労わるけど、人類を守るという任務を完璧にこなすことはできない。
心はないと思っている真ちゃんは、ロボットを物として扱うけど、任務を完璧にこなす。
どちらが正しいかなんて無い。
そんなある日、とあるシステムが導入される。それはロボとロボに乗る者のチューニング。
存在自体がふんわりしてて説明が難しいんだけど、ロボットとの相性、心がどれだけ通っているか、一つになっているか、それを音として聴ける?的なやつらしい。
真ちゃんとロボットの相性は悪くなかった。チューニングした時に奏でる音色は素敵なものだった。だけど繊細で、脆くて、壊れそうだった。
そして、真ちゃんと伊織ちゃんの結果を比べると、能力としては真ちゃんの方が断然上だった。
その結果から、ロボには伊織ちゃんが乗ることになり、真ちゃんはサポートに回ることになってしまった。アア…………
真ちゃんはそれが信じられないし、受け入れられなかった。
だから、伊織ちゃんがロボに本格的に乗るかどうかのテストの時、システムをハッキングして、実質的には伊織ちゃんの任務を失敗させた。
それは、春香ちゃんと伊織ちゃんの主張する 「ロボットに心がある」ことを試すためでもあった。
任務が失敗になり、伊織ちゃんが大怪我を負ったあと、真ちゃんは呟く。
「やっぱり無いじゃないか」
真ちゃんは生まれてからずっと、施設で訓練を受けていた。ただの天才じゃなくて、ちゃんと乗るための資格を自分で得るために。
彼女には「お姉ちゃん」と慕う人がいて、血が繋がっていたりする訳じゃないんだけど、真ちゃんが小さい頃からの仲で、尊敬している人だった。
ひたむきに訓練をするのはこのお姉ちゃん、あずささんのためでもあった。
あずささんは昔、真ちゃんが今乗っているロボのネーブラに乗っていた。だけど事故によって大怪我を負い、もうロボに乗れなくなってしまっていた。怪我は治っても、ネーブラが乗せることを拒否したから。
それを見た真ちゃんは、ロボットには心なんてなかったと絶望してしまう。そうしてお姉ちゃんのために、お姉ちゃんみたいにならないために、頑張ってきた。
そんな中、ロボと彼女たちは任務としてアイスランドに赴く。まだ誰も手にしたことのないもう1体のロボを回収するために。敵もその情報を握っていて、お互いはロボを奪い合う形で戦う。
でもその未確認のロボは、なんとマグマの中央に埋まっていた。さらに敵は人工的に作り出したロボで真ちゃんに挑む。
(言うの忘れてたけどロボは人が作ったものでなく月から生まれた?もの。多分)
一刻を争う中、真ちゃんは自らの判断で、司令官の許可なくネーブラを動かし、マグマの中に飛び込む。上はロボの回収を任せてサポートする。
敵は真ちゃんを追いかけ、マグマの中で戦闘を仕掛けてくる。真ちゃんはそれに応じるが、敵にネーブラの方腕を引きちぎられてしまい、うまく動く事ができなくなってしまった。
真ちゃんは半パニック状態に陥り、片腕の状態でなんとか進もうとする。ネーブラも真ちゃんも、次第にマグマに耐えきれなくなっていく。
上はやめるように指示する。でも大声で呼びかけても真ちゃんにはそんなものは聞こえなくて、ひたすら「だめだ、だめだ、だめだ、だめだ」と叫びながら進もうとする。
「だめだ、だめだ、だめなんだよ!お姉ちゃんみたいになっちゃだめなんだよ!失敗したら、全部終わるんだ!全部!」
その時、ネーブラは急に動作を停止してしまった。司令室に繋がるモニターも途切れ、真ちゃんはマグマの奥底で動けなくなる。
なんとか春香ちゃんがネーブラと真ちゃんを助けるけど、敵に未確認のロボは回収されてしまう。
ネーブラも真ちゃんも無事だった。施設に帰ると、真ちゃんは整備班に「ちゃんと整備しなかったから動かなかったんだ」と詰め寄るが、整備の人は「整備はちゃんとされていた。なぜ動かなかったのかはあなたもわかっているはず」と言い放つ。
真ちゃんはお姉ちゃんと慕う主任のあずささんに自宅謹慎を命じられてしまった。
真ちゃんのいる家に、同居しているあずささんが帰ってくる。慰めの言葉をかけるあずささんに、真ちゃんは「そんな上辺だけの言葉はやめて」と返す。
ごめんね、そう言うあずささんは真ちゃんを抱きしめる。泣きながら、真ちゃんはしまいこんできた想いを吐き出していく。
ずっと、ずっと頑張ってきた。ボクがいくら上手く操縦しても、お姉ちゃんは見てくれなかった。
お姉ちゃんはロボットと、春香ばかり見ていた。褒めてくれなかった。見てくれなかった。頑張ってきたのに。
小さい頃から、真ちゃんはあずささんに褒められるように、認められるように頑張ってきた。
それなのに初めて任務を遂行させた時、報告してもあずささんはすごいわね、と言うだけで見向きもしなかった。
そこで、要約するとあずささんはあなたのことをいつも心配してたよって言ってくる。
そうして、真ちゃんにあずささんから電話がかかってきた。話があると。
あなたの今後について決まったわと電話で言ったあずささん。施設に行く真ちゃんは、吹っ切れたような柔らかな笑みを浮かべていた。
真ちゃんは、お姉ちゃんから「ロボットに乗る資格を剥奪する」ことを告げられた。
笑みが消えた。
そうして悪堕ちした真ちゃんは絶対に倒すと決めていた敵の仲間に自分からなりにいく。
敵の方で前回回収した新しいロボに乗れることになるけど、色々葛藤があったりする。しんどい。
なんやかんやで最終決戦的なやつになる。
体調が最悪だったのでここからはマジでうろ覚えなんだけど、殺されそうになったあずささんを真ちゃんが守る場面があるんすよ。
さっきまで「ボクを裏切ったあの人を後悔させてやるんだ」って言ってたのにね…………。
そしてお姉ちゃんは死ぬ。真ちゃんはあずささんのつけてたネックレスをつける。
なんかでかい隕石?だったかな、それが降ってくるのを止めるために春香ちゃん、伊織ちゃん、真ちゃんの3人で宇宙に出て止めて、爆発して死んだと思ったらロボ達に守られて生きてた。
?????
いや、良いアニメなんよ。でも真ちゃんが好きで感情移入しすぎたばっかりに体調を崩した。数ヶ月引きずった。なんなら今もふと思い出して無理。
後日談としてドラマCDで真ちゃんは宇宙飛行士になってるらしいんだけど、無理、そこまで見れん。
この真ちゃん悪堕ちから出戻りの文章は、当時しんどさの余り友達にLINEでぶちまけたものを元にしてます。
友達へ、あの時はごめん。ほんとにありがとう。聞いてくれて助かりました。
その当時のLINEにも書いたんだけど、なんか、真ちゃんがもうちょい救われてほしかった。
あずささんが真ちゃんに謝ってるシーンもあったけど、違………手遅れなんだわ…………………利用してたじゃん…………。
途中でむしろ殺してあげた方がいいって思ってた。悪堕ちして表情が死んでた辺りとかで。
主人公補正にここまで怒りと悲しみが湧いたのも初めてだったな……。
救われない役を好きになったり、悪役とかを好きになることが多くて困る。あんまり正義主人公とか好きになれんし…………。
とまあここまでクソ長語りしましたが、私個人の感想だし、普通に良いアニメなので気が向いたら見てみてね。主人公の春香ちゃんがロボと水着デートしたりいちゃいちゃしたりするよ。
私は二度と見ないが。
「付き合うとかそういのはないよ」と言われた。
別にその人に告白もしてないし、付き合ってくれとも言っていないのに。
素直で思ったことを結構言葉や表情にだしがちで、よく指摘されていた。
好きな気持ちを隠しているつもりもなかった。
だから当然、十中八九私の気持ちはバレているんだろうな、くらいには思っていた。
それで一向に構わなかった。
彼の傍にいるのが嬉しかったし、一緒に過ごす時間が幸せだった。
別に今すぐどうこうしようという気はなかった。
急速に距離を縮めることが出来た私は、おそらく少し調子に乗っていたんだと思う。
そんな事、うすうす分かっていた。
「期待させちゃダメだと思って」と彼は言うが、正直期待なんかしてなかった。
思った以上にショックが大きくなかったからだ。
人が悲しかったり、ショックを受けるのは、それだけ期待が大きいからだと思う。
私は今の気持ちを楽しんでいただけだった。
だけど、そんな言葉が出てきてしまうと、今まで一方的に楽しんでいた想いが、相手ありきの現実になってしまう。
思ったことを口にだしがちなので、この際なので聞いてみた。
確固たる拒絶があるわけではないし、迷惑だとも言わない。
(じゃぁなぜ、わざわざそんな事言うかなぁ)
別に今すぐ彼氏が欲しいとか、付き合いたいとか思ってなくて、少しも焦ってなかった。
だから当分は今のままで良かったのに、告白さえしてないのに振られた気分だ。
とりあえず色々と思ってることを話したあと、「好きな気持ちを諦める気は今んとこない」とだけ伝えておいた。
「恐ろしいほど前向きだな」と笑われた。
それでいい。
後になってじわじわとショックを受け始めてきたところに、彼からメッセージがきた。
別に大した内容ではないけど、だからといってどうでもいい人に送る内容でもない。
心配?してくれているんだろうか?
振られた気満々だったので、こういう優しさは人を混乱させると思うのだが、素直に嬉しいとさえ思う。
あれ?
いままでこんな些細なことで連絡してくれなかったよね?なんで?
気を使ってくれてんの?なんで???
それ、期待しない?
告白したわけではないけど気持ちがバレている上で、諦めないことを宣言した女。
それを知ってて受け入れる気はないと言いながら、完全な拒絶はしない男。
どうも男です。
満員電車に乗っているとどうしても目につくのが、不可抗力をなすがままにして女性にべったりくっついている男が多すぎるという事。
大体そういうやつに限って、電車に乗る前から女性の近くにいるんだよな。
普段からそういうところに気をつけてれば冤罪のリスクなんてないよ。断言していい。
スケベ心丸出しにしてラッキーとか思ってる奴らは全員痴漢でいいよ。
自分は自分がキモいおっさんだという自覚があるからこそ、うら若き女性の心を傷つけまいと乗り口を変えるなり最低限の距離を保つ努力をしているよ。
そういう努力をしないで冤罪冤罪言ってる男って、男からしても痴漢してますって言ってるようにしか見えないのだが。
クズとか加害者って奴はコミュ力があって好かれるし器用だし出世するんだよ。
器用なクズは相手を傷つけまいとビクビクする不器用な善人と違い、平気で相手をからかっていじって傷つけて人気者になれる。損得勘定が働くから自分にとって重大な人物に嫌われることはしない。
ターゲットにするのは自分より圧倒的に立場の弱い弱者。弱者は泣き寝入りか、訴えられても味方や後ろ盾がたくさんある。
安全な弱い者いじめは楽しい。だからクズは明るくていつも笑っている。明るくて笑っている人を良い人とみなして世間は寄ってくるから、ますます人気者になる。
一方、被害者は暗くなって歪み、益々嫌われ日陰者になる。事情を知らないクズの味方には「○○に楯突くなんてひどい奴」と言われ、事情を知れば知ったで嘘つき呼ばわりされるかクズに加担していじめられるかだ。
最近でも、山口達也という人気者の国民的アイドルがJKを襲った時「ハニトラだ!山口可哀想!JKどうかしてる!」というファンによる被害者叩きが溢れた。高畑裕太の時も同様。
社会的地位の高い人物が痴漢をした時「相手の生活や地位があるから」と被害者が弁護士に訴えを取り下げさせられた、というのもよく聞く話だ。
クラスの人気者で教師にも好かれる優等生が陰湿ないじめ、社会的地位が高く家では良き父親である男が性犯罪、非常によくある話。
よく「女は優しくて誠実な男よりもクズ男を好む!」といわれるが、そんなのは氷山の一角に過ぎない。正確には、「男も女もクズが大好き」なんだよ。
当然外国人というだけで差別的対応を受けることが少なくないので普段はそんなこと黙って生活している。
別に生まれたくて生まれたわけじゃないし、そのことの是非は長くなるので今回は触れない。
だけど、付き合いが長くなってくると黙ってるのも悪いと思って打ち明けるようにはしている。
そうやって時間をかけて確認したつもりでも、とても残念な返事が帰ってくることがある。
それが、「そうなんだ。そんなこと全然気にしないよ」という一言だ。
ところがだ、本来友達の国籍がどこだろうと、誰が隣に住んでいようと気にする必要のない問題なのだ。
それをあえて言葉にするということは気にしていることを表明しているようなものではないか。
しかもその言葉が孕む最大の問題は、目線が上からであるということに気づいていないということだ。
自分たちは同じだけの税額を収めている。
在日に脱税が多いという人がいるかもしれないが、それは先代までの話で3世以降はここでの生活を守るためにむしろ真面目すぎるほどに払う人がほとんどだ。
その上で選挙権を持っていないのだから、むしろ割高に払っているはずだ。(選挙権がほしいわけではない。むしろ外国人参政権には反対だ。)
当然その分の社会保障も得られているのでとやかくいうつもりはないが、少なくともあなたの納税で生活しているわけではない。
今や世界は国際化が進み、特定の難民でもなければ住んで納税して生活をしている以上、その国や土地の経済を支える立派な一個人なのだ。
それを肩身の狭い思いをしていると気遣うのであれば、大きな間違いであり、それこそが差別意識に他ならないのだ。
気持ちはありがたい。それならばそれならば同じ経済を支える一個人として対等に扱ってくれればいい。
http://anond.hatelabo.jp/20140807180608
たとえば、「相手の仕事が適当すぎて(マジか…)と思ってるけど、立場的に上の人なので指摘や改善できない」場合とか。
何気ない日常会話とかでも(いらいらを抑えているため)すごくちぐはぐになったりする。
亀だけど。
おまおれ。
若いときに、空気嫁!良く考えてから話して!とか言われてて、過剰になりすぎなクセがついた。
自分も傷つきたくないし、人を傷つけることもしたくないし。
相手を傷つけまい、と思って、言葉を選びすぎていると、結局、言いたいことが伝わらない。
最近。
その人から、
『結局、心を開いていないから、話せないんでしょ』
『増田君は、言葉足らずだからって言うけど、今、充分話せているじゃないか』
と、指摘された。
言葉足らずになるケースとして、
…と考えて、自分の感じていること話すことを避ける。
ほどほどの謙虚さとほどほどの自信がいるのかな、と。
中国人などが時々、日本に来たらゴミのポイ捨てが少なくてビックリした、などと記事に書いているのを見かける。私は中国に行ったことがないのでわからないが、中国の都会はそれほどまでにポイ捨てが多いのだろうか。日本では残念ながら近年は特にポイ捨てが増えており、そのために罰則が設けられている市町村が増えた。中国人に「日本人は昔は法令がなくたってポイ捨てはしなかったよ」なんて言ったら驚くだろうか。
日本人にポイ捨てが少ないのは、残念ながら、おそらくは、民度によるものではない。一部の外国人は、日本を訪れたときに気づくようだ。日本人にポイ捨てが少ないのは、道徳倫理のルールで洗脳されてきたからだ。なぜ悪いのかということではなく、悪いと言われているから悪いのだと思っている。昔は、悪いものは悪いのだから人目がなくてもやらなかったが、いまは道徳倫理観ではなく法令順守と言うから、バレなければやるという人が増えたように思う。
近代西洋国家の「民度」というのはつまり、民主主義国家だから自分たちが決めたルールには遵う、という論理である。街も市民の共有物であるから、自分のものを汚染しないのは当然だと考えている。ところがこの日本には、そうした民度はきわめて低く、ルールはお上が決める、政治家や官僚が決めるものだと思っている。
「徳」というのはもともと儒教から来ており、中国生まれだ。韓国も日本も、中国科学を受容し、儒教や道徳も輸入したのである。日本人にとって、「道徳」とは少なからず、他人から教えられるものであって、自分で考えるものではないようだ。ついでに言えば、道徳先進国であったはずの中国だから、ポイ捨てが多いのだとすれば残念なことだ。
さて、本来の倫理観というのは、他人から教えられるルールではない。地球で暮らしているうえでの人としての責務である。例えばアボリジニでもイヌイットでもアイヌでもネイティブアメリカンでもなんでもいいが、彼らは自らを地球(という概念を彼らがもっているかは別として、そうした総体的感覚)の生態系の一部だと認識して暮らしており、だから他人のみならずあらゆるものに対して、汚染すまい傷つけまいと努力する。ほどほどにとどめておくという意識が高い。ほどほどにとどめなければ、環境破壊でとっくに破滅していたはずだ。採り過ぎたら食糧はなくなる。
こうしたいわゆる先住民的な思想というのは、近代西洋人からはしばしば「野蛮だ」「未開だ」つまり「プリミティブだ」とも言われてきた。その近代西洋人たちは地球をことごとく破壊して生物を採り尽くしてきて、いまがある。
実は、日本人にしてももともとは先住民的な、「未開の」人たちで、国土と交じり合って暮らしてきた。だからいまでも農業や漁業などの根本思想のなかには、採り過ぎてはいけない、ほどほどにしてつりあいを保たなければならない、という発想がある。そうした「個人」や二分論のような理屈では割り切れない思想をもっていた日本人は、近代西洋人からするといわば「ぬえ」のような存在なのかもしれない。彼らからすると、日本人というのはいまでも、得体が知れない。
ポイ捨てをしないということを元来の日本思想でとらえればすなわち、国土を汚損しないように努めなければならないから、である。それが本来の倫理観なのだ。こうした倫理観が欠如しているいまの日本人たちには、他人から教わるような成文法的「道徳」だとか、あるいは「法令順守」だとかいう理屈ばかりが出てきてしまう。言い換えれば、「思考停止」と言う。