はてなキーワード: 証券口座とは
・ふるさと納税の住民税の前納という表現について一部修正。ふるさと納税で控除できる住民税の金額には限度がある旨追記。
・雑所得控除は存在せず雑所得20万円までは申告不要なだけという指摘があったので修正
・経費について追記
仮想通貨マイニングの確定申告をどのようにすべきか一目で見れるページがあまりなかったため、
自分以外の人も参考にできる形で確定申告のやり方をネットに残しておく。
・仮想通貨で得た利益にかかる税金は住民税と所得税のみ(細かいこというと復興特別所得税もかかるけど省略)
・所得税は給与所得や他の雑所得を合算した総所得で累進的に決まる。5, 10, 20, 23, 30, ...45%まで。(高々年収1000万円程度の普通のサラリーマンなら20%以下)
・例えば仮想通貨の売却益が300万円、給与収入が700万円で合計年収1000万円程度なら、
住民税10%+所得税20%で仮想通貨売却益の300万円×30%=90万円が確定申告で納付する概算金額となり、残りの210万円は自由に散財してOK。
・住民税用に積み立てておいた仮想通貨利益でふるさと納税すると、限度額の範囲内で住民税の前納と同じ扱いにできる。仮想通貨利益によって増加した住民税分ぴったりふるさと納税すれば、
住民税の金額が増えたことによって会社に仮想通貨利益による所得がバレずらくなる。
(ふるさと納税した金額は住民税通知書に印刷されるので、そこを会社の人に通知者勝手に開けられて見られればバレる。仮想通貨による所得かどうかまでは分からないが、副業を疑われることはあるかも)
https://www.fsa.go.jp/singi/shotokukazei_ittaika/index.html
https://keisan.casio.jp/exec/system/1291628865
・現時点で含み益に課税はされないし、される見通しもない
→ソース 金融庁 金融所得課税の一体化に関する研究会 https://www.fsa.go.jp/singi/shotokukazei_ittaika/index.html
→万が一将来含み益課税となった場合でも、同時に含み損の損益通算も可能になるので実はそれはそれで短期売買トレーダーにメリットはある。(年末日本円に換金する必要がなくなるため。後述)
・仮想通貨の取引利益(譲渡益)は通貨「売却時」に確定するものとして申告する。
・雑所得は同じ区分の取引であれば年内損益通算可能。ただし、純損失を給与所得から差っ引くことは不可能。あくまで雑所得の「仮想通貨取引」という区分内でのみ損益通算可能
・(感想)正直仮想通貨マイナーにとって日本の仮想通貨税制は案外単純。複雑なのは仮想通貨同士のペアで取引しまくってる短期売買トレーダー。
→このサイト https://keisan.casio.jp/exec/system/1291628865 で計算すると課税される所得金額は500万円弱、つまり所得税率20%。
仮想通貨売却益を加えた所得金額が695万円を超えないかぎり、仮想通貨売却益には所得税率20%が適用される。
・ETHマイニングでこれまで45万円ほど換金済み。(平均で毎月5万円のマイニング収益)
→マイニング報酬振り込まれたらすぐ取引所(bitFlyer)で全額日本円に換金し、換金額のうち住民税10%所得税20%分をネット銀行の税金積立口座に入金。
例えば定期的に毎月マイニング報酬を取引所で換金する場合、一回の換金額が5万円なら5000円を住民税用、1万円を所得税納税用に口座に積み立てる。
残りの35000円は可処分所得。
・仮想通貨同士の取引はしていない。マイニング換金時のJPYペア取引のみ。
・これまで平均毎月5万円のマイニング収益があり、年換算では60万円弱が年間マイニング収益となる見込み。
マイニング用のグラボ購入費用を経費として利益から控除すると課税対象の雑所得はおそらく40万円程度になる見込み。
→グラボ購入経費の金額分これまで積み立ててきた分別口座の積み立てから解放されるので、納税完了後にプチボーナスとして利用する予定。電気代も経費にできそうな気がするが電気代の通知書捨ててしまったので今回は経費計上しないことに。
万が一グラボの経費等が認められなくても積み立ててた税金引当金から充当して納税できるし、経費が認められたらプチボーナスとなるしどちらにしろ現金不足で納税できないという事態にならない。
経費については経費認定の不確実性を鑑みて「経費が一切認められなかった場合に支払う最大の税金負債」としてマイニング収益の日本円換金額×想定税率を経費を考慮せず税金負債引当口座に積み立ててます。
で、問題なく経費として認められた場合に積み立てておいた税金負債引当金から認められた経費の金額分プチボーナスとして凍結解除する、というやり方です。
青色申告については友人からも絶対やるべきと言われましたので、やり方を調べようと思います。とりあえずグラボやPCのレシートは保管してあり、PCは計3台でマイニングしていますが、2台はパーツほとんど流用、1台だけゼロからマイニング専用に組み立てしているので、減価償却として経費計上できるのはせいぜい全部合わせて20万円程度ってとこですね。20万円×30%(住民税+所得税)=6万円は確定申告頑張ったプチボーナスとして戻ってきそうで多少モチベーションがあがります。
ちなみに7~9月の3か月は24時間クーラーかけっぱなしにしていたので単月20,000~36,000円電気代がかかりました。これも全部経費処理したら数万円は戻ってくるはずだった、と考えるともったいないことをしたと思います。
ちなみにグラボはRTX3070×2台、RTX3080×1台です。
これはおそらく通貨売却毎に税金計算する手間を惜しんだ結果だと思う。証券会社の源泉徴収口座だと株の売却時に自動で損益計算して源泉徴収額を調整してくれるが、
仮想通貨取引の場合証券口座で行われていたこれらの納税用の税金計算を通貨売却時に毎回行わないとならない。
破綻が考えられるケースをいくつか以下に列挙する
一番ポピュラーなパターンだと思われる。例えば1月に1BTC=100万円で買った1BTCが12月に500万円になったので1BTC全額売却して400万円の売却益を得たケース。
本来であれば住民税+所得税用に売却益の中から取り分けて分別保管しておかなければならないが、全額自由に消費できると勘違いしこの400万円を全額引き出して車や家電などを
買ってしまうケース。このケースで確定申告時に400万円の売却益を雑所得として申告しない場合、脱税となり将来の追徴課税リスクを負い続けることになる。
このケースでは売却益を得て取引所から資金を出金する際に、住民税+所得税分を先に取り分けて分別管理し、確定申告時にこの分別口座から納税すれば問題にならない。
これは短期売買のデイトレーダーに多いケース。仮想通貨の課税タイミングは通貨売却時なので、例えば1BTC=100万円で1BTCを買ったあと、20ETH=1BTC(=300万円に値上がり)でETHを購入した時、
これはBTCを売却して300万円-100万円=200万円の利益を確定した上で、300万円で20ETHを購入したという扱いになるため、手元に日本円が無いのに200万円×税率分の納税義務が発生してしまう。
すぐに300万円で20ETH売却できれば納税用の口座積立が可能だが、BTCでETHを購入した後でETHが大幅値下がりすると納税用の日本円が手元にないという事態になる。
この場合は値下がりしたETHを一旦日本円に換えて(売却して)、損失を確定する必要がある。そうすれば仮想通貨の損益は通算されるので、手元の日本円から無事納税分の金額を確保できる。
良く見られる納税のテクニックは、年末に保有している全仮想通貨を売却して一旦日本円に換金すること。こうすれば損益が確定し、日本円に換金した資金の中から年初に入金した日本円との差額に対して税率をかけて納税用の資金を確保することができる。
1月1日 日本円100万円を仮想通貨投資用に確保。取引所の口座に入金。
3月1日 100万円全額使って0.5BTC購入。(1BTC=200万円)
6月1日 0.5BTCを使って5ETH購入。(1BTC=300万円に値上がり。1ETH=30万円)。この時50万円の売却益が確定。
9月1日 1ETH=20万円に値下がりし、含み損50万円。だが売却して損益確定していないので課税対象の仮想通貨売却益は50万円のまま。
12月31日 ここまで1ETH=20万円のままだったとする。
(1) 何もしない場合 50万円×税率の納税が確定。手元には5ETHあるが50万円×税率分はどこか別のところから引っ張ってきて納税しないといけない。
(2) 5ETHを100万円で全額売却する場合。この時5ETHは150万円で買って100万円で売った扱いになるので、-50万円の損失が確定。BTC売却益の50万円と今回の-50万円の損失が相殺され、
納税額は晴れてゼロになる。ETHを売却した直後同じ値段で5ETHを買えば、売買手数料や売買タイミングの価格変動分の損失だけで納税額をゼロにできるため、みんなこの手法を利用している。
いわば損益通算の儀式と言えるもの。もしかしたら12/31は日本人が一斉に通貨を売却して日本円に換える動きが現れて値動きが激しくなる可能性があるので要注意。
なんか世の中非効率だな~と思うので、もしも俺が新しく国を創るならこんな感じにする予定。
他なんかある?
現金決済が減らない話が増田に出ていたので、首記の通り生活における支払いの方法を変えた私の事例を紹介する。
私は現金でもそうでなくともどちらでもいいと思うけれども、なにか生活の参考になれば幸いである。
3年前。以降継続。
なんとなく、というのが大きい。ただNISAとかiDecoとかが色々言われていて気になってはいた。
かなりズボラな方で家計簿をつけようとして何度も挫折していた。月の収入と支出がわからないことを不安に感じていた。
ゆうちょ銀行の引き出しをコンビニですることが多く手数料の支払いに勿体なさを感じていた。
1楽天でクレジットカード作る。インターネット使えるなら作業は割と簡単。
2できるものはなるべく楽天で購入する。ただし実店舗の方が安い場合を除く。楽天のポイント○倍は、無理しない範囲でやる。
1楽天銀行に口座を作る。インターネット使えるなら割と簡単に作れる。
2楽天銀行のサービスで、貯金額に応じて引き出しの手数料が0円になる。なれてくると月1回の引き出しで計算できるようになる。これで手数料年数千円を浮かせられる。
1楽天証券で口座を作る。NISA口座を作り、投資信託33333円を楽天のクレジットカード払いする。投資信託のクレジットカード払いの限度は5万円なので、残りの額はお好みで設定するといい。
2NISAはひとまず放置。自動的に月に33333円(程度の資産)の貯金になる。私はコロナの暴落が機会と見てそこから開始。
3クレジットカード払いによる楽天ポイント還元で、月333ポイント(最大月500ポイント)は確実に入ってくる。
4ポイント投資を月500円分することで楽天ポイントが+1倍になるので狙っていく。上記のクレジットカード投資信託払いプラス日々の支払いで容易に達成できる。500円玉貯金みたいな感覚。
5イデコは不採用。イデコは時期が来るまで引き落とせず、(資産管理しつつも)若い頃にしか使えないことにその分使いたいと考えたため。もっと稼げたら考える。職業柄というものもある。
主にこの二つを用いてお金の出入りを把握。コツは細かく把握しすぎないこと。なんとなく月や年単位でどの程度どんな支出があり、収入があるのか。
レコードダイエットみたいなかんじで、把握すると「なんだかここはもったいなかったかな?」みたいな気持ちになり節約につながる。
クレジットだと使い過ぎるかも、と不安な人はネットで容易に支払い履歴が見られるものを使ってみるといい意味での「逆効果」を得られるかもしれない。
これは皆さんそれぞれ思想あるだろうから深追いしないけれど、楽天のザクザク溜まってザクザク無駄になる期間限定ポイントがふるさと納税で使えることが重要。
NISAはタイミングが良かっただけ。現在評価損益+14万円程度。だがこれは特に意味のない数値で10年後とかに評価するべきだろう。貯金がいい感じでできている、というくらいの感じ。
引き落としの手数料年間数千円。
月々のキャッシュフローの把握 プライスレス。結婚するときの相手方への説明に際して役に立ちそうですよ。ズボラな私でもかなり把握できるのも良い。
特になし。ただ重要なことは、現金払いを否定するものでもないということ。
以上のたかだか年数万円程度のメリット(に対する準備)を、メリットと思えるかどうかだと思う。
めんどくせーな、って感じだったら全然現金払いでいいんじゃないだろうか。
あと、単純な「現金/非現金払い」という視座にはならない点を訴えたい。私の場合は収入支出の把握と資産管理の問題が念頭にありクレジット生活にシフトした。
クレジットカードなくしても前段の問題は解決されうるだろうし、そもそも問題としない人もいるだろう。
ということでどっちが優れているとも一概に言えないと思う。
「つみたてNISA…??」「NISA…??」「iDeCo…?」「よくわからないけど投資ってどうすればいいの」「とりあえず儲かるんでしょ?」「勉強したくないけど投資はしてみたい」という人向けの記事。
とりあえず少額でもいいので最小の労力で投資をスタートさせるためのもの。最高効率ではないが、めんどくさがりである程度の効率を求める人にはこれをオススメしたい。
「とりあえず投資を始め、その後マイナンバーカードを作成して、それを使ってつみたてNISAを開始する」という作戦。
書いた俺には特にメリットはない。()の中の日付は、ズボラな人向けの目安となる期限。早い人は8月か9月ぐらいまでに全部終わると思います。
証券口座とは証券取引をするために必要な口座のことで、証券会社で開設するもの。普通銀行口座とは別で必要なのでこれがないと投資できない。
開設の申し込みフォームを入力する途中で「一般口座」「特定口座源泉徴収なし」「特定口座源泉徴収あり」と選ぶ場面があるが、よくわからん場合は「特定口座源泉徴収あり」を選べば確定申告しなくてよくてめんどくさくない。変にトラブルになることもない。
しばらくすると開設完了した旨の手紙が届くので、とりあえずログインして投資を始められる。
ネット銀行からなら入金手数料は無料のことが多いので、そこから1000円ほど証券口座に入金する。
別に1000円より多くても1000より少なくてもいいけど、1000円は失ってもしんどくないけど儲かると嬉しい金額なので1000円。ただし100円以上じゃないとさすがに投資できない点に注意。
1000円はもう失ったお金だと考えて、なんでもいいので投資信託を1000円で買う。100円で買える投資信託も多いので、100円を10個に分散して投資してもいい。
個人的なおすすめは「eMAXIS Slim 全世界株式」というやつ。日経平均株価でもいいしTOPIXでもいいし、NYダウとか、とりあえず聞いたことあるなーってやつで全然いいと思う。どうせ全額損しても1000円なので。
「自分のお金が労力ゼロで勝手に上下する」というのは体感しないとわからない。「株価が上がった」とかいうニュースがやっていても、今まではどこか他人事に「ふ〜ん」と思っていたことが一気に自分ごとになる。投資を続けてもいいなと思ったら次のステップへ。
たぶん「1.」を実行前のときと比べて、圧倒的に投資関連の知識が増えているので、いろんな他の記事も徐々にわかるようになり始めている。
マイナンバー通知カードがある人はこのステップをスキップ可能。
マイナンバーカードがない人は、役所に行ってマイナンバーカード申請用紙に記入する。役所では「作る必要ないですよ」というふうにマイナンバーカード申請を結構強くひきとめられるが、それは役所の都合によるので「こちらで必要なんです」とか「投資に使うので」とか言って申請する。申請後、1〜2ヶ月たつと取りに行かないといけないので、また役所に行く必要がある。
NISAには2種類あって、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つがある。50歳以上なら一般NISA、そうでなければつみたてNISAがいいと思う。異論はいっぱいあるけど、あとで変更もできるため、どっちでもいいから詳しくないのであれば一にも二にも始めたいところ。
つかう。毎月入金する。
つづける。お好みで投資のことについて調べて完成。
2018年末にPayPay が大型キャンペーンとともに登場してから、2年あまりが経つ。
最初は操作に戸惑っていたスマホでのQR決済だが、2年の間に生活の中になじんできた。今回は、ここ2年くらいのキャッシュレス化進展の模様を、利用者である個人の備忘録として書き留めておく。
スマホでのQR決済が中心だが、それ以外のキャシュレス決済にも言及したい。2030年ぐらいになったときに、「あんな時代もあったな」と懐かしく振り返ることができるといいと思う。
注:記憶ベース、手帳のメモを見て思い出して書いているので、事実記述の正確性には欠ける。
私はもともとお釣りを受け取り小銭を持つのが苦手でキャッシュレスには関心があった。
電子マネーに興味があったこともあり、2007年頃からおサイフケータイを導入した。
モバイル suica をセットし、コンビニなど suica で支払い可能なお店では極力 suica を使っていた。
クレジットカードはびゅーカードをメインに使い、suicaへのチャージで 1.5%分の ポイント還元をもらっていた。たまったポイントはルミネの商品券に交換して、それを金券屋に売って現金化していた。詳細は覚えていないが、結構まとまった還元額となっていた気がする。
おサイフケータイには、suica 以外に nanaco と iD をセットしていた。
nanaco は近所にイトーヨーカ堂があったので、そこで使用。
iD はファミマTカードをセッ トして近所のファミリーマートで使っていた。この使い方だと、レジでTカードを提示しなくても、Tポイントがたまるので便利であった。
それ以外の支払いは極力 suica で行い、使い分けは特に意識していなかった。結構、suica で支払いができる店舗は多い。ただ、ランチの支払いで、個人経営系のお店は現金での支払いのみというところが多かった。
2017 年頃から、LINEPay や OrigamiPay などのスマホでの QR 決済が少し話題になっていた。
しかし、Felica決済に慣れていた自分にとっては、面倒くさそうに感じ、興味を覚えなかった。
2018年秋ごろ、「PayPay」が後発でリリースされた。その時もあまり関心はなく、ネーミングのダサさにびっくりした。動物園のパンダの名前みたいだなと思った。
2018年12 月に PayPay の「100億あげちゃう」キャンペーンが突然実施された。 支払い額の20%を還元するというもので、ビックカメラでの長い行列のニュースでも話題になった。自分は、完全に出遅れ、スマホでPayPayが使えるようになったころには、キャンペーンは早期終了していた。
同時期に、LINEPay が 15%還元キャンペーンを対抗でやっていたので、そちらで QR 決済デビ ューした。ビックカメラでインクジェットプリンターのインクなど消耗品をまとめ買いしたように思う。
このころは、LINEPay がいろんなキャンペーンを頑張っていたと記憶する。 登録で 500円、本人確認で 1,000円、友だちに初めての送金で 1,000円等、いろいろな還元があってワクワクした。クーポンもローソンやファミリーマートの100円引きなどが何回も届いて、LINEPay を使う機会が増えた。現在の LINEPay キャンペーンの小規模化ぶりに比べると大違いである。
2019年度は、QR決済の実質的な「元年」であったといえるだろう。2月ごろから PayPay の 「100億あげちゃう第二弾キャンペーン」が実施。決済額に上限が設けられ、還元額は少な めだが、前回よりは期間が長く続いた。
2019年のGWは、各社のQR決済のキャンペーンが派手に打たれていた。 LINEPay は、還元額 10,000円まで、LINEPay のプリペイドカードでの決済も対象であったため、私はJRの切符を買って、満額の 10,000円の還元を受けた覚えがある。
GWの時期に後発のメルペイも還元キャンペーンをやっていた。他社は 20%の還元率であったが、50%の還元をしていたと思う。ただし、5,000円使用で 2,500円還元という感じだった。旅先のコンビニでの買い物で上限額まで使いきった記憶がある。 メルペイは6月や8月に、後払いサービスでの利用で同様に還元があった。還元率が高いので着目度が高かった。他にコンビニなどで使えるクーポン配布も、最初のころは積極的だったと思う。
このころ、クーポンキャンペーンにつられて OrigamiPay も使いだした。ドラッグストアやコンビニで還元やクーポン供給があったと思う。大手に比べると、地味目であった。案の定、翌年はじめにサービス自体が終了してしまった。
6月ごろから、セブンイレブンとファミリーマートが独自のQR決済を導入するとニュースリリースがあった。7月にサービスがスタートした。
セブンイレブンのセブンPay はインストールしようかと思ったときに、不正使用問題が起き、そのまま廃止となった。セブンイレブンは、ローソン、ファミマに比べてクーポン配布などでもしょぼくて、キャシュレス化の波に乗り遅れている印象がある。その後も、セブンイレブンアプリでときどき、おにぎりのクーポン配布とかがあるが、全般的にケチくさい感じがする。
ファミリーマートもファミペイをリリースした。初回に2万円をチャージすると 3,000円還元があった。ファミペイは目立ったキャンペーンはなく、この初回くらいしか使う機会がなかった。代金収納に対応しているので、電気代、ガス代の清算に使用して、以降はほとんど使っていない。
2021年度冬に、ちょっとした還元キャンペーンがあったが、システムトラブルで中止となった。ファミリーマート以外でも使える場所を増やさないと、あまり出番がないままだろう。
この 2019 年度は、QR 決済勢を迎え撃つ形でクレジットカード会社の大型キャンペーンがあった。 一番、規模が大きかったのはイオンカードで上限50万円使用で最大10万円キャッシュバ ックというものだ。
これはイオンカードを新規で作って参戦した。こういう大型のキャンペ ーンをまたどこかの会社がやって欲しいものだ。
あと、JCBカードが、QuickPay 決済で 20%還元というキャンペーンを実施した。使用上限が5万円(還元上限が1万円)であったので、デビットカードなどを3枚作って3万円の還元を受けた。それまで QuickPay の存在も知らなかったが、スーパーなど、結構使える場所が多く便利だと知った。ただ、このキャンペーンの後、QuickPay を使う機会はない。その後に続くキャンペーンや特典がないからだ。決済手段として定着させるには、一過性の打ち上げ花火的なキャンペーンだけではなく、継続的な施策が必要なのだと思う。QuickPay は便利な決済方式だと思うので、もっと頑張ってほしいと感じる。
三井住友ビザカードも還元キャンペーンを実施。6万円の使用で20%相当の 12,000円を還元というものだ。クラッシック (VISA)、マスター、エブリーと3枚新規で申し込んで対象の全額を使用した。買い物の使い道がなかったので全18万円とも nanaco にチャージした。nanaco はセブンイレブンで公共料金の支払いで使った。 おそらく同じように nanaco のチャージで使った人が多かったのだろう。翌 2020 年度の早い時期にセブンカード以外のクレジットカードでの nanaco へのチャージができなくなった。
このように、2019 年度はQR決済のキャンペーンや普及も目覚ましかったが、対抗するク レジットカード会社のキャンペーンも大型であり、すべてを合わせると還元額は結構積みあがったように思う。
翌2020 年度は前年のようにクレジットカード会社の反撃キャンペーンは目立たなくなった。
PayPay が使えるお店がチェーン店以外にも個人経営系の飲食店まで広まっていった。いままでランチは現金での支払いしかできなかったところが、キャッシュレスで支払いができる ようになり、利便性は増した。
2020 年初から LINEPay に「マイランク制度」なるものができ、使用振りに応じてクーポン が毎月配布された。ファミマ、ローソン、ドラッグストアなどで使える100円引きのものでなかなかありがたかった。しかし、100 円引きは最初の数カ月くらいで、そのあとは5%引きとか、3%引きとかしょぼいものになり、2021年度には「マイランク制度」そのものが廃止されるらしい。 LINEPay は、このころからキャンペーンがしょぼくなり、存在感を失くしていくことになる。
メルペイも 2020年度当初は、還元額は 1,000円程度と額は小さいものの、還元率が 50%というキャンペーンがあった。飲食店を対象したものや「ドラックストアフィーバー」といったものだが、4月以降は尻すぼみをしていった。ときどき、コンビニやドラッグストアで使えるクーポンがくる程度。それも最近はなくなってきた。今ではメルペイの存在を忘れがちである。
このころ、ドコモによる d払い、au による au Pay も使い始めた。それぞれキャンペーン目当てで使いだした。
d払いはちょくちょく還元キャンペーンをやっている。エントリーが必要なのと、還元にかかる要件が結構細かくて面倒くさい。また、還元されるdポイントが期間限定かつ期限が短い。最初は、ローソンでロッピーのお試し引換券で消化していた。最近はお試し引換券が人気があるのか交換できなくなったので、日興フロッギーという証券口座を作って現金化するようになった。 ドコモユーザーではないので、d 払いをメインにすることはないだろうが、キャンペーンがあれば細々と使っていくつもりである。
au Pay は他の決済ツールに比べてアピールがかなり遅れた印象であった。2020 年の1~3 月にかけて 20%還元のキャンペーンが実施されたので、使用を開始した。しかし、すぐに全体での還元上限に達したので打ち切りとのアナウンスが相次ぎ、あきれてしまった。キャンペーンで大風呂敷を広げるわりには予算規模が小さいのだろう。そのまま、 使わなくなるかと思ったが、ポイントが ponta と統合された。現在は、au pay マーケット専用ポイントに交換すると増量するキャンペーンをやっており、ふるさと納税にも使えるので、ponta を集めるようになった。 au Pay もd払いと同様、メインで使うことはないが、キャンペーンに気づけば細々と使っていくことになるだろう。
後、この時期(2020年)から楽天 pay も使い始めた。こちらは目立ったキャンペーンはやっていないが、期間限定ポイントを消化するために活用している。近くのドラッグストアやスーパーで日用品(トイレットペーパーや牛乳、卵などの生活必需品)を買うのに使っている。 楽天 pay は、この用途で地道に使っていくことになるだろう。最近、suica や edy へのチャージに対応したりと機能強化をアピールしているが、期間限定ポイント消化以外の存在意義を見出しにくい。
2020 年度は前年の 2019 年度に比べ、各種還元キャンペーンも小ぶりで地味なものであった。 コロナ対応ということで、派手に外出による買い物をあおるような宣伝はしにくかったのか もしれない。
中でも LINEPay の凋落ぶりは大きかった。還元額もサービスのアイデアについてもダメダメで経営統合により、PayPay にいずれ統合されるのだろうなと思わせる。
PayPay のキャンペーンも小ぶりで、還元条件などが細かくてよくわからないことが増えた。「還元祭」など大風呂敷を広げるけど、条件をよく読むと大した規模でないことに気づく。
10 月からはコロナ対応での Go To Eat キャンペーンが行われ、そちらに関心が向かったのか、あまり QR決済のキャンペーンの印象は残っていない。飲食店での支払いは主に PayPay で行っていたのは事実であるが。
年末にメルペイで定額後払い(リボ払いみたいなもの)のキャンペーンをやっていて50%還元、還元上限額1万円ということで、ふるさと納税で2万円つかったら、先日1万ポイントが返ってきた。還元額の大きさを考えると、リボ払いの利息収入はおおきいのだろうと思 う。分割払いを使わない私にとっては、こうやってキャンペーンで還元を得られるのはうれしいことではあるが。
2021年度にはいってから1月、2月は目立った還元キャンペーンはなかった。d払いとメルペイでちょこちょこクーポン配布があったくらい。AuPay で 20%還元策があったように思うが、それほど盛り上がらなかったように感じる。
3月は、d払いと PayPay も還元キャンペーンがあった。いずれも還元上限額が低いものであるが、使い分けて少額ではあるが、ポイントバックを得た。使用条件などが細かくなってきており、メモ帳に書き出して、どこでいつ使うかを考えないといけない。ちょっとしたゲー ム感覚ではあるが、こういったことが苦手な人にはやりづらいであろう。
そうして、2021 年の4月現在に至る。今後も、ちびちびとしたキャンペーンは実施されるだろうが、それほど大きい還元額は得られないだろう。後から振り返ると、「普及当初の2019年頃はいろいろあったものだなあ」と懐かしむ日がいずれやってくるだろう。10年後くらいにこの雑文を読み返してみたい。
自分のスマホを確認するとインストールしているQR決済アプリは、PayPay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、LINEPay、ファミペイである。入っているが全く使っていないものがあり、Toyota wallet、クオカードペイ、ユニクロペイがある。あと最近、セブンイレブンアプリに PayPay が付属された。
今後は、PayPay をメインに使っていくことになるだろう。個人経営系の飲食店で使えるところが増えたのが大きい。ランチでのクレジットカード払いは断られることが多かったが、 PayPay だと支払いやすい。今後は LINEPay も機能統合されるのだろうか。お店ごとのクー ポンなどの特典が充実してくるといいなあと思う。
他のQR決済も、キャンペーンがある限りは使うだろう。しかし、裏返して言えば、魅力的な還元キャンペーンがなくなれば、使う意義はなくなってしまうということである。やはり、複数の決済ツールを使い分けるのは面倒くさい。インセンティブがなくなってしまえば、自然と淘汰されていくだろう。
以下のETFを国内株式市場で買う。2020年新しいETF(長短期債、SP500の国内版)が出てきたので入れ替え)
40% SP500 2558
リバランス(値動きにより割合がずれたときにバランスを取り直すこと)は半年か1年に一回すれば良い。自分の誕生日にすると覚えておくと楽
リスクは低
このなかのPortfolio3を日本にあるETFでやろうとしてる。
元ネタはhttps://portfoliocharts.com/portfolio/golden-butterfly/
追記。短期債の利回りが非常に低いので、金利上昇リスクがあるというコメントが付いていた。
今後さらに金利が下がる(=短期債ETFの価格があがる)ことがないとは言えないが確かに歴史的に見て利回りは低い。
この低金利の状況下で、個人的には日本の銀行のキャンペーン外貨定期金利で良いものがあればそれで代替している。
たとえば新生銀行の円から預ける米ドル1ヶ月定期預金は今年利7%。円から預けるあるいは一度円転させる必要があるのが面倒だが、金利としては悪くない。
大きく動くSPXL(S&P500のレバレッジ3倍ETF)をNISAに入れているので税金的にお得。
TMFの配当は二重課税で海外税額控除対象ではあるが微々たるものなので確定申告しなくても良い。したら還付される。
投資資金が少ないならばTMFもNISAに入れてしまってよい。120万円すべてをSPXLにするならば総額400万になる(120/30*100)、SPXLとTMFをNISAにするなら240万
リスクは中
このなかのPortfolio2
SPXLを35%
TMFを25%
BNDを40%
一つ前のものの割合を変えただけ、資産が大きくリスク取れる人向け。NISA使うならすべてSPXL。
資産の5%くらいをビットコイン(BTC)で持っておくのは今後良いかもしれない。金の代わりになる可能性がある。
他のコインでは代替にならない。ETHには可能性があるが、わざわざ2番手のリスクを取る必要はない。
ちなみにBTCは600万などと言われているが、0.01コイン程度から購入できるので6万あれば購入はできる。
Coincheck、BitFlyer、またはLiquidで口座を作り買うだけ。板取引ができるこの3つで購入すべき。
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY
海外取引所のBTCの無期限先物の金利(Funding Rate)、あるいは期限付き先物の鞘取りで年利数十%を取れる現状だが、海外取引所しかないのでカウンターパーティーリスクがある。(突然閉鎖、逃げられてもどうにもならない)
ロボアドにそんなに不満はなかったんだけど、ロボアドを数年やってなんとなく雰囲気がわかった&このエントリ読んで自前管理してみるかという気になったので金融資産を移行した。
https://hayatoito.github.io/2020/investing/
とはいえこのエントリを書いたのは、ロボアドのメリットを知ってほしいから(まあ自分はロボアドやめたんだけど、だからこそ言いたいことがある)。あとこれは持論だけど、資産運用なんてものは30代半ばになってから始めればいいでしょくらいに思ってる。20代のころは自分の好きなことに有り金突っ込むくらいでちょうどいい。実際おれもそうだった。その目的も、「年収を上げる」だろうと「仕事を選べるようになる」だろうと、あるいは「趣味に全力疾走する」でも全然いい。
思うにロボアドのよさは、手間がかからないことと、資産運用の勉強に最適という点だ。
実際、ロボアドの手間のかからなさはすごい。今回資産を移すにあたって証券口座をつくって色々やったが、正直だいぶ面倒くさかった。ロボアドからの移行をやめようかどうか一瞬迷うくらいには面倒だった。まあ今後はそうそうポートフォリオをいじったりはしないけど。リバランスを1年に1度くらいはするかもしれない、面倒だからしないかもしれない。
資産運用の勉強にという点いては、自分は3年ほどロボアドで運用してだいたいどんなものかわかってきたし、ロボアドのポートフォリオの組み方も参考になるが、結局のところ先のエントリで紹介しているように自分でロボアドみたいなポートフォリオを考えるのは無駄だとは思う。3年前は投資周りの用語すら全然知らなかったので、3年前に「資産運用何もわからないけど、ロボアドにとりあえず丸投げしてみるか」という判断は完全に正しかった。
手数料は預けている資産の0.7~1.0%くらいが多い。よく資産運用をすすめる意見だと「1%は高すぎる」といわれる。しかし、普通の投資信託でも手数料1%前後のものは多い。素人が下手な考えで投資するよりよほどリスクを低くできるし、選択肢が少ないというのもここではむしろメリットだ。また、自分は最終的に3年で12%の収入を得た(もちろんロボアドの手数料と所得税を抜いた額)。元が300万なので+36万ほど。投資について実際にさまざまな学びを得たうえに30万ちょいの「勉強料」をもらったわけで、大変いい経験をしたと思う。
そいういうわけで、 https://hayatoito.github.io/2020/investing/ が99点だとするとロボアドは85点くらいじゃないだろうか。5点評価だとギリギリとはいえ5だ。十分及第点だと思うし、資産運用に時間を使いすぎたり個別株に手を出したり(これは大変なリスクだ!)するよりはよっぽどロボアドに全部投げればいいと思う。
よくないところもひとつ挙げると、資産運用について一通り学んだあとはやはり手0.7%-1.0%という手数料の高さが気になった。まあ「資産運用について一通り学んだ」まで3年くらいかかってるわけだけど。せめて手数料0.4%くらいで運用できればなあ…。「100万円以上保持を1年続けたら以降は手数料0.4%」とかにならないものかね。そういうのがあったら全然ロボアドに戻ると思う。
34歳の時に資産運用を始めて、50歳で1億円に到達したというのは比較的早く達成できた方だとは思いますが、
特別面倒な手間も能力も必要とせず、ただコツコツと取り組んだ結果、
達成できたという実例を誰かに知ってほしくてこれまでやってきたことを紹介します。
34歳 ロバート・キヨサキの「金持ち父さん・貧乏父さん」に刺激され、証券口座を開設する。
35歳で金融資産約750万
個別株、中国株、FX、投資信託といろいろやってみる。FXでは50万を溶かしてしまう。
他の金融商品も損失こそないものの、仕事中も株価が気になり、日常生活への影響が大きいのでやめてしまう。
この間にリーマンショックが来るが、種銭がまだ少ないのでダメージは小さかった。
自分には個別株やFXの才能がないことを悟り、投資信託を積み立てながら運用する。
初めは世界株式の他、日本株式、新興国株式、債券、転換社債、REITなど様々な
種類の投資信託を保有していたが、徐々に先進国株式の投資信託にシフト。
また、この頃にインデックス投資に出会い、アクティブファンドから信託報酬の低いインデックスファンドに変更する。
45歳で金融資産約5,000万
この頃には運用のほぼ全部が、先進国株式インデックスファンドに入れ替わっていた。
また、インデックスファンドの信託報酬の低コスト化競争が激化し、投資環境が急速に改善される。
トランプ相場で運用額も急速な伸びを見せる。積み立てはもちろん継続。
有名米国株ブログ「たぱぞうの米国株投資」に出会い、米国株投信にシフト。
1億円達成
という流れです。
最初の数年間は投資方針が迷走していましたが、40歳に入ってから現在の方針が徐々に確立されてきました。
その方針とは
1 安定した利益が期待できる先進国株式、米国株式に投資する。
3 インデックス投信を積み立てることにより、相場変動が私生活、メンタルに与えるダメージを最小限に抑える。
長く安定して利益を積み上げてこられたのは、上の3点が結果として守られてきたからだと思います。
ただ、資産運用を続けてきた15年が初期のリーマンショックを除いて株式相場がほぼ上昇し続け、
始めるタイミングに恵まれたことと、私も嫁さんも倹約思考なので、
手取り収入の半分を金融商品の購入に充て続けることができたことは、
これからも運用する商品は変わるかもしれませんが、ゆっくり投資を続けていきたいと思います。
たくさんのコメントをいただきありがとうございます。説明不足だった部分を含めて補足します。
A 手取り年収500万の半分くらいということで、毎月13万位、ボーナス月は60万位、積み立てNISAとidecoは枠を目一杯活用。
A 確かにその通りだけど、もう投資が始められないほど過熱感もないと思っている。
逆にこれから始める人は優れた金融商品に簡単にアクセスできてうらやましいって思ってる。
Q そんなにお金貯めてどーすんの?若い内にお金使わないと意味ないよ?
A あまりお金をつぎ込むような趣味がなかった。そういう趣味があるのがうらやましいっていうのはある。ただ、最近は仕事がキツイ時に、
「いざとなったらやめればいいし」と思えるようになった。
Q 理解ある妻が偉い。
A まったくもってその通り。ちなみに妻は専業主婦です。理解があるというよりはただ関心がないといった方が正確だけど。
月収支の説明がざっくり過ぎた、手取りの月収が32万、住居は職員住宅で家賃3万円、他の生活費が17万位
節約術というか、格安スマホとか、ふるさと納税とか、自動車保険の見直しとかは一通りやっている。
保険は医療保険のみ。車なしでは生きていけない田舎だけど、元々そんなに遠出しないのでガソリン代はあんまりかかってない。
kakka7070
紀一郎は単なる世襲政治家ではなく、鳩山由紀夫の息子ということでネガティブな印象を持つ人も少なくない。
実際に政界に出ることがニュースになった際にははてなの皆様からもネガティブなコメントが出ていました。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/648849403032765537
自分は政界進出のニュースを目にしてから日本先進会の動きを観てきましたので個人的な視点を書いてみたいと思います。
彼らはYou Tube、Twitter、noteなどで政策・思想について語ったり、ユーザーとコメントをやりとりし、2020年12月18日には書籍 『「思いやり」と「合理性」の日本へ』を出版して動画やnoteでは伝えきれない内容の補完も行っています。
国民の幸福度を最大化するために合理的な政策を進めるという「最適厚生主義」が思想の根本です。幸福といっても、誰かにとっての幸せは、別の誰かにとっては窮屈になることが起こりうるのが複雑な現代社会なので、細かいレイヤーどうにか上手く判断してやっていく必要があると考えています。
財源についての考えはMMTです。導入する際に気をつけるべき要因が多々あり、れいわ新選組など一部のMMT論の否定も行っています。財政については大事な考えだと思うので、彼らの説明動画を貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Y2hz3M8av2w
個別の政策については議論を呼ぶものしかなく、例えば「医療従事者の公務員化」、「参議院の廃止」、「労働基準監督署を労働警察に変更」、「マイナンバー(法人にも付与する)をすべての銀行口座、証券口座と紐付け」、「日米安全保障条約の改定」などとんでもないものばかり。
今羅列したのはほんの一部でしかなく、どうやったら議論が深まるのか疑問です。
日本先進会は難しい。著書には「ここの章は難しいので飛ばしても大丈夫です!」みたいな記述が何回かでてきます。自分はそれなりに政治経済に興味があって色々ウォッチしてきたけど、全部を理解するなんて到底無理なことでした。
多くの国民は彼らを理解するのに積極的ではないので、彼らの考えを理解して支持が増えるとは考えにくいです。露出が増えると「医療従事者を公務員化するなんてありえない!」「マイナンバーを口座紐付けとか馬鹿か?」というような発信もたくさんでてきてそれに同調する人もいるでしょう。
少なくとも2,3年で幅広い層から支持を得られることはないと思う。
・目指すべきものと方向性(会社だとビジョンとかミッションとか言われたりするもの)をわかりやすく提示している
・その方向性への拒否感がない(安倍元首相が掲げた「美しい国」は自分にとってまったく魅力的ではない)
・1つ1つのメッセージにロジックがあり、ビジョンとのブレがない
・メッセージの発信に力を入れている
・全然彼らの思い通りいってないんだなと感じる部分があるが、それを改善する姿勢がみられる
日本先進会が最高!という感じではないですが、今選挙があって票をいれるなら彼らだなと考えています。
自分としてはここからが本題なんですが、はてなーの人たちは日本先進会をどう思ってるんですかね。
例えばはてなには枝野さんに地味に期待を寄せている人はいますよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/cf5da39eeb8738f01a701c5c9a308d685d9efa04
↑での反応も全体的にすごく悪いものではなかったですし。
これについて、紀一郎氏は『「基本的に現場の国民任せで、うまいこと手柄だけ横取りする」という「怠慢保守」なのです。』と述べています。
https://twitter.com/KHsenshin_kai/status/1354358204361101317
現状、日本先進会に関するエントリーや反応がほとんどありません。
一人で黙々とウォッチするのも楽しいですが、自分本位ではなくみなさんの意見も聞いてみたいです。
お手数をおかけいたしますが、教えていただけると幸いです。