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はてなキーワード: 三十路とは

2018-02-19

ブコメ元ネタ解析

aukusoe アボカドパワーズの話しをしても最近アニメ化したやつの話をしてもどちらも言葉尻のオタクワードを広げるいつものブコメになるからむつかちいなあ。はーあ、何にもできねえな俺。

アボカドパワーズの話し

「週末の過ごし方」

→「終末の過ごし方から

アボガドパワーズというエロゲメーカーエロゲ

テーマはまあタイトル通りで一応それを前面に出してるが、

ヒロイン全員がメガネっ子という隠れ注目ポイントもある

最近エロゲ長すぎという人にはちょうどいいボリューム

DL版も発売されている

社長はお亡くなりになった

パチンコ資金作ったとかなんとか

たまにはてな話題にでる不思議

最近アニメ化したやつの

→「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?から

2017年4月放送開始なのでほぼ一年前を最近判断できるかは微妙だが、

三十路体感時間だとまあ普通にあるかなという実体からそのように予想する

最近アニメで終末といえば少女終末旅行がまっさきに浮かぶかもしれないので

正直微妙なところではあるが、元増田からいってこちらのほうが適切・・・だと思う

一応「終末」が入るアニメ上記に加えて終末のイゼッタもあるがこちらはアニメ放送時期が2016年10月なので該当しない

キーワード的にいえばウテナも入るか?と余計な考えを巡らせたが、

よくよく考えると終末少女幻想アリスマチックというエロゲ混同していたので関係なかった

2018-02-17

今期何見てる?

ある友人は、会うと毎回アニメの話ばかりする。

「今期何見てる?」は毎度お馴染みのセリフ

私もアニメはそこそこ見てきたし、サブカルチャーにもそこそこ詳しい方だと思うけど、彼は毎回アニメの話ばかりするから三十路になってかなりしんどくなってきた。

私は新作アニメを何十本も追うタイプじゃない。1、2本面白いのに出会えたらいいなというタイプなので、そもそも新作アニメに対する姿勢が異なるのかもしれない。

また、彼は両親や兄弟アニメの話をするそうだが、「親にどんなアニメ見せたらいいかな」と真剣に悩む姿は、平和ではあるけど引いてしまう部分もあった。

長年よい友人だと思っていたし、今も思っているけど、年齢を重ねるとこんな価値観の違いも現れてくるんだなと思った。

2018-02-15

明日の夜は彼氏と会える予定。

うふふ、一週間に二度も会えるなんて奇跡か。

もうすぐ三十路なのに、10代の頃から彼への気持ちが全く変わらない。

いや、むしろ好き度上昇してるかも。

毛が薄くなっても、白髪発見しても、腹の脂肪掴めるようになってもだもんな。

私は結婚するしかないと思ってるよ、あなたはどうですか?

あなた結婚したくなくても、多分私と結婚すると思うよ。

根拠はない。全くないけど、とても自信がある。

2018-02-13

子供がほしい

産みたい。

結婚してもいいことなんて20%、ほぼ50%はなにも変わらないし残り30%なんかは喧嘩したり夫が無職になったりメンヘラ悪化したりやばいことだらけだったけど。

それでも総合的には楽しかった。

大きくなくても、幸せの欠片が色んな所に散らばってた。

でも今はもう夫がいない。

再婚相手を探すしかないんだけど、三十路婚姻歴ありの身で婚活とかする勇気が出ない。

元夫との思い出も多すぎて、言わずとも心の中では比べてしまうのも相手に失礼かなと。

それでも結婚生活は楽しかったし、またしたいな、子供育てたかったなって思ってしまう。

心の傷は時間で癒すしかない、でも子供を産める時間はその間に縮んでいく。

時間無限にあればいいのに。

2018-02-07

変な感じになった女性たち

技術系で発注側になる仕事をしている。既男、三十路イケメンではない。

で、別件2案件で、別の取引先(受注側の会社)の担当女性となんか変な感じになったことがあったので書く。


1件目。外資系チップとか作ってるとこの技術もそこそこわかります的な営業女性キラキラ系ではないがブスではない。ノリがよい感じ。30代前半かなー。

以前からちょくちょく顔を合わせることはあったけど、ほとんど話したことはなかった。

で、そんとき技術サポートおっちゃんと一緒に不具合対応しに来た。その不具合だかがそこそこ厄介なもので、数日間朝から晩までうちの社内でコチャコチャおっちゃんがやってた。

その女性営業は一応ごめんなさい要員で来てるんだろうけど、暇そうだったから待ってる間軽く雑談したりしてた。

特に美人だとも思ってなかったけど、まぁ女性が少ない職場だし、オッサンと喋ってるよりはぜんぜんいいなーくらいに思ってた。

ときどきおっちゃんを手伝って何かを持ち上げたり、ケーブル探したりとかしてるときにお尻とか胸元が気になったりはした。

しか雑談の中で、わりと俺のプライベートなことについて探りを入れてきたり、自分の悩みみたいのを吐露してきたりという感じで、なんか変な感じだった。もう少し美人だったら確実に好きになってた。

2件目。ちょっと特殊ソフトを売ってる会社で、その技術チームの女性。その人に限らず、とても親身にいろいろやってくれる人たちで、あれでやっていけるのか心配になった。

その技術女性は完全に不美人だったが、とても技術をよくわかっていて頼りになった。20代後半だと思う。

3人くらいで俺の案件サポートしてくれてたんだけど、その女性は俺の考えを完全に理解していて、同僚が的外れなことをいうと俺に代わって指摘してくれたりした。わりと怖めの剣幕で。で、お前は俺の嫁か!って思ったりもしてた。

2年くらい仕事上で付き合いがあって、とても信頼していたが、顔を合わせての打ち合わせのときに、なんかこう、俺を意識してるぞーっていう態度が見えてヤバイと思った。いまは案件外れたのでよかった。美人だったら確実に好きになってた。

面食い

バツイチだろうが浮気性だろうが無職だろうが顔のいい子と付き合ってきた

でも三十路超えたら出会えなくなってきた

やっぱみんな結婚してるのかな

2018-02-04

地方住み高卒三十路

でも出来る在宅勤務の仕事ってある?

ちなみに今まで在宅勤務出来るような仕事に就いたことはない

スキルもそんなにない エクセルワードちょっと使えるだけ パワポも本当にちょっとだけ使える

もう職場環境に悩みたくないんや

2018-02-01

anond:20180201201442

大学生のおじさんおばさん自虐は鼻につくが三十路はしっかりおじおばや

発達障害の人をどうしたらいい

例えばその人は、公の場で「職場にいるあのジジイ三十路のくせに若作りでだんご鼻がきもい。そのせいで私のストレスマッハ死ぬ!!!死んでくれ!」みたいなことを大声で言ってしまう。もうこの時点で一緒にいることをためらう。仮にカラオケ宅飲みなどでそういった問題クリアしても、大人が人の外見をとやかく言う不躾さとか、いやその人の外見とあんたが怒りを感じるの関係なくね?差別か?とか思う問題が残りつづける。心ある人が「そういうことを言うのってやめたほうがいいよ」と言うと、「私この上司からパワハラ受けてるんだけどな!まともな人間我慢しなきゃね!あーーー感情なくして人間やめたいーーーー!」とかまた大声で独り言風に言ってしまう。上司からパワハラ受けててクソって話だけしたらいいのだが、どうにもそういった判断ができないらしい。とにかく、この人といると疲れる。正直、一緒に遊びたくない。

この人とは趣味のつながりでツイッターでつながっている。私達が所属するグループオフ会を定期的にするのだが、この人はオフ会ガンガン参加してくる。だからこういうことが定期的に起こる。ブロックも考えたが、発達障害告白している人だから、追い打ちをかけるようで皆できないでいる。もうでもそろそろ限界が近い。この人にだけオフ会日程知らせないとか陰湿なことするくらいなら全員がブロックしたほうがいい。じゃあいつやるか……ってとこでグループどんより状態。はあ……

2018年代、引越し物件探しにまつわる諸問題

十数年ぶりに引越した。

三十路過ぎたシケた独身おっさん都内での引越しなんざ世間から見ればどうでも良い事なのは分かるが、物件探しに関してモニョる部分があったので書いてみたい。

物件探しはまだ学生だった前回の引越しの時のように不動産屋に片っ端から入ってチラシを見て探す時間がなかったのでHOMES、SUUMOの2アプリを使って絞った後に不動産屋へ赴き該当物件書類を見せてもらい、内覧するという方式で探した。

正直この二つのアプリに関しては出てくる情報はほぼ一緒だったし使いやすさに関しても大した違いは感じられなかった。

問題アプリ掲載されていた物件情報と実際に不動産屋で見せられる書類内覧で見る実情(基本的には平米数)が違う物件が「特定個人のうっかり記載ミス」ではすまないレベルで多かった事だった。

アプリでの条件を絞った検索で40平米以上の自分の払える家賃からしたらお得な物件を十件くらいみつけたが、その全てが実際は40に達していなかった。

正式な平米数が書かれた書類を出してくれる不動産屋はまだ良心的だったが、中には「明らかにこれ30平米もないだろ」な物件内覧先で笑顔で勧めて来るファンキー不動産屋もいた。

汚れたおっさんとしてはどこかが数字を「現況優先」という魔法言葉による絶対防御を利用して過大に書き、不動産屋はわざわざ車を出して現地まで同行する事で手間をかけてもらっているという申し訳なさを感じさせ、道中の車内閉鎖空間で親しく会話する事などで心情的に縛って断りにくくして契約させたり「他にもいくつか似たような物件あるので見てみますか」方式でその物件以外を勧めてなし崩しに契約に持っていくという商法なんじゃと邪推したくなるが、どこかで数字を過大に改竄しているのがどこかに関しては確証が持てない。

受験シーズンも終わり、これから上京の為の物件を探す方々には遠方から都内に来て限られた時間で探さなければならない、という自分よりも遥かに大きな制約があるのでアプリ情報と実際の物件情報乖離している事例が多々あるし、あらかじめ不動産屋に電話なりして「アプリ広告記載内容と現況は一致しているのか」くらいの確認はしておいた方が余計な苦労がなくなるのでは…という事をお節介なのは承知でご進言させて頂きます

まあ十数年ぶりの引越しなんで世間では既にこんなの常識なのかもしれないけど。

あと42平米と記載されてたのに30平米もない物件を勧め、「検討します」とやんわり濁して帰ってからメールで断りをいれた某有名チェーンな不動産屋のお兄さん、ノルマ地獄なのはなんとなく想像つくけど断られた後に「私と○○さんの信頼関係を~」的な電波契約懇願長文メール送るのはやめたほうがいいと思います

自分のような擦れたおっさん苦笑いで酒買う口実にするくらいだが、擦れてないヤング相手にやるのは秋葉原で絵を売ってる連中(まだいるんだろうか…)と同レベルだし、邪悪人類相手にやってしまうと非常に危険度が高いので。

逆にこちらが対会社攻撃力の高い弁護士&労基&精神科バリューセットを紹介したくなりましたよ。

とりあえず不動産賃貸関係に詳しい方、実情がどうなってるのか教えていただければ幸いです。

2018-01-31

https://anond.hatelabo.jp/20180131160110

元増田だが、ありがとう。すっきりして仮眠してちらっと見たら熱い説明トラバにあってびっくりした。

ももうだめだね。相手不快感を与えることを避ける>自分気持ちを何より優先する、なんて天秤を今更動かす気にはなれないんだわ。だからこそその熱が羨ましい。

女性が優しく触れた箇所に熱い火照りを覚えつ続けるなんて、この年なったら勘違いどころか生理反応にしか思わないし。

食って寝て出すのと同じで寒風の中出勤したら嬢の顔と混じって忘れたよ。三十路を過ぎて一昨日の飯を覚えているのは嫁がいるパパだけだ。

そんな気持ち増田はまだ持ってるのかなぁ。それともかつてそんな恋を経験してひょっとして成就したのかぇ?そうやって書けることが良いなぁ。

おもらいの〇〇が残罫を込めた...って秋山瑞人さんのDRAGON BUSTERの一節からです。。。ほんとは普通に残滓って書きたかった。

2018-01-28

離婚婚活

ありがちな話だとは思う。

10代の頃から付き合い、大学卒業就職とほぼ同時に結婚して6年で離婚した。

離婚理由は向こうの不倫挙げ句子供ができたからだ。

しかもその相手自分の知りあいだったので、当然ながら10年分の人間関係は広範囲で滅茶苦茶になり、当時はあらゆるものを失ったと悲観にくれた。

今は自分にも結婚生活において反省すべき点があったこと、自分のために怒り・心配をしてくれる人間が少なくなかったこと、いろいろと落ち着いて振り返ることができるようになった。

世間は狭いので向こうが楽しげに子育てしている情報を不意に得てしまうとそりゃぁまだむかつきはするが、人に不利益をもたらそうが何しようが自分勝手人間ほど幸せになる現代社会システムなのでいくら呪っても仕方がない。

そうやって時間を薬にのろのろと生きていたが、三十路も越えてしまったし、そろそろ自分婚活なりをせねばなぁと少し行動をしてみた。

ありがたいことにどうやら自分バツイチである、ということ以外は婚活市場でまだ需要のある条件らしかった。

すこし自慢になってしまうが、おかげで失った自己肯定感回復してきたので他者から承認はうれしいし、大切だ。

おかげで合コンはもちろんのこと、婚活パーティー婚活サイト、どこに顔をだしてもそれなりの数のアプローチをいただくことができた。

ここまではとんとん拍子だった。

しかし、質の問題想定外だった。

婚活サービスを利用している人のコミュニケーションに慣れている人とそうでない人の差が自分の想定をはるかに越えていたのだ。

10代あたりであればかわいさになりうるが、30代ともなれば男女とも“それなりの会話や振る舞い”を求められるものだという価値観環境自分が育ったためか、コミュニケーションがここまで不得手な人が多いとは思わなかった。

最初のうちは相手が不馴れなら自分が頑張ればいい、とお声がけいただいた方々にこまめに返信などをしていたが、さすがにもう疲れてしまった。

返答に困る質問、卑屈さを感じてしまう文面、唐突な全く関係のない話題相手自分を見ているんだろうか。

相手がどんな反応がほしいのかが全くわからない。

話の流れ、とよく言うが会話をしながら流れを作っていくのはお互いの共同作業である自分は思う。

せっかく目の前に細くとも川があるはずなのに、自分セメントを流し込まされているような感覚になる。

疲れた

来週は同僚が幹事合コンに行こう。

結局、自分価値観が近い人が多いのは現実の今いる関わりの中なのだろう。

もちろん、婚活サービス内にいい人も一定割合でいるし、お付き合いしたいと思える素敵な方も数多く見た。

ただ、自分には合わなかった。

ごめんなさい。

2018-01-27

食べたいものだけを食べたい

1年前まで、同棲してた元彼を養っていた。

元彼は精神的な問題で働けず、貯金もないので、

家賃光熱費はもちろん元彼の携帯代を払って、お小遣いも渡していた。

その時の私の年収が額面で300万にちょっと足りないぐらい。

フルタイムで働いて朝晩のご飯を作っていた。

元彼の母親は、似非科学信者で、経皮毒とか農薬を使った野菜の毒性などの情報一方的に送ってきた。

(うちの息子に変なものを食べさせるなと、監視されてるようで辛かった)

とにかく元彼が飢えないように、栄養がちゃんと取れるようにっていうのをずっと考えてた。

そんな状態が何年か続き、突然私のメンタルが駄目になった。

同棲を解消し、一人暮らしを始め、転職もした。

年収も100万以上あがった。

同棲してた時の習慣で、今も自炊を続けてるんだけど、食費にお金をかけられるのが楽しい

今まではスーパーで5キロ2千円のお米を買ってたのに、今はその場で精米してくれるお米屋さんで2キロ2千円のお米を買ってる。

それ以外にも、卵とかチーズとかハムとか、安くて量が多いものから、高くてもいいから1人で食べきれるぐらいの 量があまり多くないものを買ってる。

農薬とか添加物とか栄養バランス特に気にしない。

材料費のことは考えず、自分が今食べたいものを作る。

自分の作った料理を誰かが喜んでくれるって、すごく幸せだと思うんだけど、しばらくは自分のためにご飯を作ろうと思う。

つのまにか三十路も越えたし、これから誰のことも好きにならず、ずっと1人で生きていくかもしれない。

他人から見たら、寂しい人生って思われるかもしれない。

でも、気兼ねなく自分の食べたいものを買える、食べたいものを作れる環境絶対手放したくない。

2018-01-25

anond:20180125121633

はてな爆サイに追いつきつつあるのを実感させられる薄汚いエントリだ。

進学や就職結婚といった人生の転機が訪れる見込みがほぼなくなった、三十路を超えたはてなユーザーたちの人生に残された楽しみはほとんどない。

酒と風俗ギャンブルまたはその代替品としてのソシャゲ話題はてブを席巻する日も近い。

2018-01-17

女は三十路すぎると性欲が亢進するっていうけど

実際のところはストレスの捌け口がそれなだけだわ

アルコールに走るのとどっちがマシか五十歩百歩

2018-01-12

三十路ヘタレ

画像を見ると居たたまれなくなる

三十路なのに童貞なのかって

自分は三十はゆうに越した大人。だけどセックスなんてここの所していない。

三十路乱交に憧れてクラブに出入りする話とか、背伸びしすぎて門前払いされる話だとか、ファンタジーじゃなくてリアリティのある話ないかな。

2018-01-11

洗面室(脱衣場)のない安マンション

風呂場につながる廊下が寒すぎて

シャワーなんて浴びる気になるわけもなく

さりとて毎日湯を張ってたら水道代がバカにならない


かくしてめでたく週一でしか風呂に入らない・入れない

三十路のおばさんできあがり

離婚した元夫の元に置いてきた子が三十路なことに最近気が付いた。

連絡先も知らないしこちらの状況も知らせてないから生きてるかどうかもわからないけど

しかしたらもう孫がいてもおかしくない年なんだなって。

いつも気にかけてはいたけれど、子供の頃の姿しか知らないし

うっかり遭遇してもわからないだろうな。

まあ、遠方に引っ越したし、きっともう会わないだろうけど。

2018-01-08

パコ怖

三十路童貞だけどコンドームパールインデックス見ていると、それだけでパコパコしている大多数は失敗への恐怖心がないのか不思議で仕方がない。

低用量ピルと併用するといいというのは散々見かけるが使用率は1割にも満たない。

みんなメンタル強いんだな。

2017-12-24

三十路過ぎのこぎたないオッサン初恋が終わって一年が経ちました

聡明でかわいらしい、素敵な彼女だった。

酔狂にも俺というオッサンを選ぶくらい、独特の価値観を持つ女性だった。

おまけに脳内存在ではなく、実在しているときた。二次元相手にすら恋愛という感情を覚えることができないままぶくぶくと肥ったオッサンには過ぎた幸福であった。

三十路半ばに降って湧いたように訪れた初恋一年と少しで消えていった。

仲違いではないし、ケンカをしようといっていたけれど、それも楽しみにしていたけれど、結局できないまま終わっていった。

わかっていたことだが、未来よりも過去が強く、彼女は聡明でやさしく、俺は弱かった。

「いつか、彼女が俺に愛想を尽かすだろう」と、非モテオタクらしくビクビクした卑怯惰弱予防線をはりめぐらせ、それでも卑屈にならぬようにつとめて一年を過ごした。

それは思い返しても幸福で濃密な一年で、一人で過ごしたこ一年はただネトゲソシャゲの数値を漫然と増やすのと同じ時間であることがにわかには信じられないほどであった。

我々は遠距離であったから、一年の間にともに過ごしたのは実質3週間かそこらといったところではなかろうか。

俺は身に余る幸福を、軽々に疑うことなく、その一瞬をひとつづつ大切に味わい、決して忘れないようにしようと思ったのだ。いつか失われるものだと予感していたから。

別れを告げられる前の、楽しそうだった最後デートで時折見せた憂いの表情で確信にかわった。

もちろん決裂を回避すべく、さまざまな方策が取られた。しかし、竹ヤリで飛行機は落ちない。俺にできることはこの先のお互いの平穏を用意することしかなかった。

万全の心の準備があった。

傷付かずにいられると思った。

やせ我慢などではなく、こんな甲斐性も主体性もない男に生まれてきたことを感謝させてくれてありがとうな。なんて思っていた。

愛想をつかされたわけではない、しかし、どうしても避けられぬ別れを。一緒になるには俺が俺であること自体障壁になる理由を、来るべき三行半をLINEでしぼりだすように送られたとき

ここからの余生が決定された。

このハッピーにもほどがある一年を思い返し、少しずつキャラメルなめるように溶かしながら生きていくのだ。

それはそれで悪くないと、口を半開きにして漫然と生きてきた自分には身に余る幸福なのだと本気で思った。

恋をしたことがないオッサンは、恋に免疫はなかった。ぶっちゃけ甘く見ていた、ひどくナメていた。今自分にとりついている無情感、寂寥感、つかれ、首の凝り、残尿感、就寝後喉から込み上げてくる胃液で灼ける喉、そういったもの一時的な症状で、一年もたたないうちに治るのだと。

そうしたら、突然推し自分ちの台所で白米を炊き始めたのを目撃した女子のごとき切ない声をあげてうずくまるようなこともなくなるだろうと軽く考えていた。

これは失われゆくとき効果を発揮し、一生をかけて宿主を食らう猛毒の類であることに。オッサンはようやく最近気づかされてしまった。

余生のはじまりであったこ一年は短いが、人生支配するには十分な期間だった。

一年には四季があった、ふたりでいろんな話をしながら、様々なところにでかけた。おそらく、ほかのつがいたちがそうするように。我々もさんざんそうした。行こうと約束したきりの場所が、いくつもあった。

から、いろんなところに手がかりを残してしまった。

ひょんなところで、どうしても、少しのきっかけで思い出してしまう。

つきあっている間からちょっとした瞬間にこねくりまわしていた甘い思い出たちが、刃を剥いてオッサンのやわらけえ心をズッタズタに切り裂いていくのだ。

お揃いで買ったボールペンを筆箱から取り出したとき。町中でてんぷらそばの香りが漂ってきたとき。美しい紅葉を見たときバスの中が閑散としていたときTwitterネタ画像を貼ろうとしてカメラロールをたぐったときカップル用の写真置き場として導入したアプリに「もう別れた」と告げることもできないままだったから「つきあって2年目ですおめでとう」という通知が臆面もなく画面に現れたときテレビサメがでてきたとき花火の音を聞いたときモネの絵を見たとき映像の世紀テーマソングが流れたとき。海。いきつけの居酒屋。空が透き通るように青かったときふたりで行こうと話していたその場所への旅行記。机の引き出し。

容赦なくそれらにまつわる我々のイベント一枚絵がフラッシュバックしていく。

思い出がたのしかったほどに、もはやそれらが二度と訪れないことを突きつけていく。無能怠惰だった自分を上っ面だけなじって、甘い記憶の反芻にくたびれる。

そして文字通りくたびれたオッサンは何度目か忘れた記憶の反芻の果てに、ふと気づいてしまう。

記憶は軽く、少しずつ改竄され、曖昧になっていっている。

たった一年だ。

たった一年でも、強い記憶でも、そのすべてをわすれないように目に、鼻に、耳に、手がかりをのこして脳の一番とりだしやすい引き出しにこうしてしまいこんだつもりでも。

どうしたって、あせていくのだ。あせていく割に、思い出したときダメージは軽くなりはしない。ただうすくらがりの割合が増していき重くなっていく。

忘れたもの自分にとってどうでもいいものだったのか。

なんて意味のない自問をして、やめて、また自問して、夜が明ける。

どうすればこの変質を止めることができるのか。

高校生のうちになやんで置くべき事をいまさらやりはじめているから、だれもその無意味思索を止められない。

写真を眺めても、LINEのやりとりをさかのぼっても

俺の印象に沿って変質した思い出を、きっと刻み込んだ瞬間から変質しつづけているその代替品を、いつまで、いつまで舐め続けることができるのか。俺が改竄したのは、いったいどの部分か。彼女の行動か、表情か、懊悩か、それらを突きつけられまいと先手をとって口先で蓋をしていった愚かで卑しい自分の行動か。

傷つけるかもと言おうとして言えなかったうわっつらの言葉か。

変えられなかった自分怠惰か。

いや、それに妥協する自分を、自己愛自覚していますみたいなメタい達観視点で、別の自分を用意したあげくのいぎたないマウントをキメる惰弱自分への嫌悪感だ。

こんなものが、二度とこない、見ることのできない美しい追憶邪魔をする。

しかしこんなものがなければ俺はきっと、こんなこともわかりはしなかった。

ひとりの脆弱なオッサン過去に食い尽くされるより、

きっと、未来朽ち果てる方が早いんだろう。

冒頭で「フラれたときに、余生を決定した」と言った。

本当は、もっとからずっと余生だと思っていたのだ。

20代のはじめに自分というハードウェア脆弱性愕然とした自分は、ここより余生という看板を高々とかがげ、レールにトロッコを設置してゆっくりと坂を下りはじめた。山にぶつかるまでが人生だと割り切ってみると、けっこう空は綺麗だったし、白米は噛むと甘かった。

本当にしあわせだった、大事にしたかった。

思い出じゃなくて、君と君と一緒にいる自分自身を。

なんて、ありあわせの後悔を口に出せば、どうしたって、安っぽくなる。

感謝言葉を書き連ねたいが、それここでやるにはあまりにも浅ましすぎる。

誰の目にもつかず埋もれるか、「貴様の贅沢な懊悩など見る価値ないわ」と吐き捨てるように扱われたいだけなのに。

そうでもされないとやっぱりやってられないくらいにただひたすらに、いまだに、恋しさだけが、こびりついていく。

こんな寒い日に、さびれた地方都市ビジネスホテルで、小さなシュトーレンを分けて食べた。

あの日彼女が着ていた服をもう、思い出せない。






みんな! 現実には存在しないキモオッサン気持ちになって書いたキモポエムをここまでよんでくれてありがとうな! 愛してるぜ!

メリー処女

学生時代は夢見がちな小デブ喪女ピエロとしてブイブイ言わせていた。彼氏が居ない。好きな人少女漫画の彼。太った。たったそれだけのネタを繰り返し、ゼミでも女子会でもSNSでも笑いを取っていた。嘲笑だろうが苦笑だろうが別に良かった。エンターテイメントとして消費されることで、無味無臭なこの人生意味を持たせたかったのかもしれない。

  

2015年祖母が死んだ。

かなりの大往生だったのもあるし、遠方に住んでいて関わりが薄かったのもあるかもしれないが、悲しい以上にいいなあという気持ちが沸いた。

大勢の子どもとさら大勢の孫に見送られ天寿を全うした祖母尊敬した。

そこではっとした。彼女の孫である私は就職してX年。二十云歳にもたって彼氏ゼロのド処女だ。このままじゃ独りで死ぬしかないし、親に孫のひとりも抱かせてやれない。

祖母は片手で足りないくらの子を産んだ。既に母が自分を産んだ歳になっていた。

私は焦った。子どもが欲しい。

もともと子どもが好きで、漫然と産みたいな~とは思っていたけれど、このときはっきりと思った。産まなければ。

行きずりの男とではない、家庭をつくり子どもを産んで親を、そして天国祖母安心させたい。あと自分の老後のこともある。

そして私はそれから合コンと聞けば飛んでいき、友達からは男の紹介を募り、挙句婚活サイト登録したりして本腰を入れて彼氏を探すことにした。

 

彼氏がいない、彼氏ができないとは言っていたがなんのことはない。本気を出してなかっただけ。

そして一年後の2016年クリスマスイブ、初めての彼氏ができた。

 

 

相手は同じ歳、同じ血液型、おおらかで優しい人だ。趣味もそこそこ合って、2人ともおしゃべりなほうではないけれど無言も苦にならない(少なくとも私は…)穏やかな時間を過ごせる人。ちょっと不器用なところがあるけれど、そんなところも可愛い。あと多分童貞だ。

 

2人とも仕事が忙しく、住む場所はそこそこ距離が離れていた。だから会う回数はそれほど多くなかったし、お互い連絡不精でLINEすらままならなかったけれど初めての彼氏から何が正解かわからない。

童貞に違いないと思っているが、聞いたことはない。けれど、こういうの不慣れだからと言っていた。私も初めての彼氏、彼にとっても、多分初めての彼女。2人らしくゆっくり進んでいけばいいし、連絡も会うのも、2人のペースでいい。

 

そして1年。気づけばまだ処女だった。

処女どころじゃない。ファーストキッスも、それどころか手を繋いだことすらない。

 

 

?????????

 

 

ちょっと私、経験不足でそういう知識少女漫画BL同人誌しかなく申し訳ないのですが、二十云歳の恋愛って、そういうの割とすぐやってくるもんじゃないんですか?確かに少女漫画は手を繋ぐにもだもだしてますけど、でもそいつらは所詮中高生。出てくる二十代はみんな経験豊富な顔して大人ぶってますがな。女子中学生ヒロインアドバイスなんかしちゃってさ。BL同人誌なんかすごいよ。大体付き合うと同時にセックスしてますもん。

 

えー、いや。正直いくら牛歩でも3回目のデートくらいでキスくらいするのかなー、と思ってたし、経験値ゼロはい大人からホテルに連れ込まれることも想定してたんですけど、そう来たか

 

彼氏ができたと言うと、友達はみんな祝福してくれる。

喪女仲間は、完全に非処女を見る目で見てくるし、学生時代には普通に恋愛しつつ今たまたま彼氏がいない友人は完全に非処女仲間を見る目で見てくる。

久しぶりに会った彼氏持ちの友人は、「した後さー、筋肉痛にならない?」とか言ってくる。

え?そうなの?

BL同人誌じゃ腰とか尻とかよく痛いって言ってるけど、筋肉痛の件は存じ上げないんですけど。推しカプがスポーツマン同士だからかな???受けちゃんの趣味筋トレからかな??????

 

からない。

どうしてこうなったんだろう。

いや、どうしてどうにもなってないんだろう。

 

女は盾、防ぐか貫かれるか。

まさか目の前に剣士が立ちながら、攻撃ひとつも受けないとは思わなかった。

貫かれようにも、そもそも剣士が剣を構えてないんだもん。

から当たりにいけばいいのか?処女になんて重荷を背負わすんだよ世界は。

守る方法ばっかりで蹴散らし方教えてくれなかったじゃんかよー!

 

恋人を作ったら、自然消滅するものだと思ってた。処女

 

 

なんだろう。すっごくセックスがしたいわけじゃない。だって二十云年の人生で一度もしたことないし、せずにこれまで生きてきたから、これからもしなくたって生きていけると思う。

けど、この、処女と言う称号。これはなんとかしたい。できるだけ若いうちに、一分一秒でも若いうちに何とかしないと可能性はどんどん低くなっていく一方だ。

あと結婚したいし子どもが産みたいんですよ。この調子大丈夫なの?あれ?子どもってセックスしないとできなくない?じゃあ一生しないじゃすまなくない??

 

とりあえず女側の行動として何があるのかと大好きな襲い受けのBL同人誌を読んでみた。なんか攻めに薬盛ってピッキングして部屋に乗り込んでた。

そんな薬は現実には存在しないしピッキングはできない。はーい、打つ手なし。

 

 

そんな私に朗報です。

2017年クリスマスイブ辺り、ちょっと車で遠出しない?と彼氏

月曜は仕事から23日に出発してさなんて。

 

 

 

きた…………!!!

 

 

付き合って一年クリスマスイブ

遠くまで行って夜まで一緒。パーフェクトだ。こんなの、何もないはずがない。

 

しかし、ルナルナ先生がお前の次の生理12月22日だと告げている。これはよくない。

私は焦って産婦人科に行き、問診票の『性交渉経験』という悪夢みたいな欄を埋めて生理移動のためのピルをぶんどってきた。

うっすらとした吐き気と戦い数週間。前々日から毛の処理を開始し、当日朝には内洗浄までした。ボディスクラブを塗りたくり、ボディミルクもいつも以上に浴びた。よし、生理は来ていない。

もちろん不安もあったけど、覚悟は決めた。バージンさよなら時間だよ。

 

 

迎えた12月23日

彼の車に乗り込んで長い旅。車内での談笑。PAでの買い食い。無言の時間景色を眺めるのすら楽しかった。

 

そうしてついた目的地。そのとき、彼のスマホが鳴った。

昼ごはんのため話題のお店に並びながら彼は電話をする。

会話はわからないけれど、聞こえた単語は『明日』『了解

 

電話を終えた彼にどうかしたかと尋ねた。

平たく言うと、明日、同僚の引っ越しを手伝うことになったらしい。

 

はぁ、

明日ってーと、クリスマスイブですがな

それどころか、付き合って一周年記念日ですがな

 

 

いやいやいやいや、まさかまさかそんな!!

まぁ、ね!別に記念日にうるさくしたいわけじゃないし、大事だよね、同僚。

頼られるのは良い事だし、同僚といい関係を築いているとこ本当にすごいと思う!

ここから地元まで、5時間くらいか明日お昼とかに出発して夜手伝うとか?

えー、大丈夫?疲れとか…。タフだね…。うん…。

 

聞けなかった。そうなんだとしか、言えなかった。

明日?何時?私はどうするの?これからタイムスケジュールを教えて!?

なんて聞けなかった。

そういえば、普通にお泊まりだと思ってたけど…そんな話は一度もしていなかったね。

 

それから、まぁ何事もなかったかのようにおいしいごはんを食べ、きれいな景色をみて…

 

 

そして夜。

さぁ帰ろうかってなった。

 

あ、やっぱ帰るんだ…。

でも既に夜。帰ったら完全に真夜中になってしまう。

私はペーパードライバーだしそもそもAT限定運転を代わることはできない。

私は勇気を出して言った。所詮処女のちっぽけな知恵と勇気だ。けれど、私にとっては決死一言だった。

 

「今から大丈夫?どこかで休んでからでも…」

大丈夫!」

 

もうめっちゃ頼りがいがすごい

 

 

そして出発。

 

 

私も疲れで限界で、度々寝落ちしまっていたけれど、彼だってもちろん限界だったらしい。

正直車のふらつきに気づいていたし、ああ私は処女を失うことなくこの命を失うのかもしれないと思ったりもした。

 

けれど、まぁいいや。

このまま、処女のまま生きていくよりは、彼氏とのドライブ死ぬのも悪くないかもしれない。

寝ぼけた頭はそんなことまで考えていた。

 

 

そんなとき、転機が訪れた。

長く危険ドライブの後半も後半に差し掛かった時、彼がナビを無視したのだ!!!

 

予定では、申し訳ないことに私の地元まで送ってくれることになっていた。

それから少し引き返して彼は自分の家に帰るはずだった。

 

ナビはもちろん、私の家を指示している。けれど彼がそれを無視して進んだ方向の標識には、彼の家がある地名が書かれていた。

 

 

逆転ホームラン

 

完全に眠気が吹っ飛んだ瞬間だった。彼は疲れで限界で、今も車はふらついている。だから意識的にか無意識にかはわからないけれど、自分の家に向かっているのではないか

ただでさえ色々なところを歩き回った上に、長時間運転時間は既に0時をまわりクリスマスイブを迎えている。

一周年だもんね。クリスマスイブだもんね。

疲れたよね、いいよ、このまま彼の家に行って、ゆっくり休もうよ。わざわざ私の家なんて遠回りする必要ないよ。明日自力電車で帰るから

 

 

まぁナビは軌道修正してきて普通に私の家にたどり着きましたけどね。

 

 

最後のチャンスだった。

「うちでちょっと休んでく?」

言ってやろう。言うしかない。これが、最後のチャンスだ。

 

 

でも、我が家は今荒れ放題だった。

今日のためにどれにしようかと迷った服や下着が散乱し、プチシャワーセペの箱は転がっている。

あとBL同人誌も開かれている。

 

 

まぁ、言えないよねー。

気を付けてねと彼を見送り、そして昼まで寝て、泣きながらやけくそでこんなものを書いているクリスマスイブ

 

 

でもね、もし言えていたとして、断られたら。

今度こそ処女は立ち直れなかったから私の部屋が私を守ってくれたんだと思う。

それにね、どれだけ肌のケアをしたって、小デブは小デブなの。

なんなら今最強にフォルムやばい。小なんていらない。デブ

から、今じゃなかったんだと思う。

次のチャンスまでに痩せておくから。部屋もきれいにしておくから

そうして自分を守ってばかりで、一生処女なのかもしれない。

 

 

二十云歳、処女ネタにできているうちは余裕だった。彼氏を作って、合わなかったら別れたらいい。行動すればちゃんと恋人くらいつくれるはず。そう思ってた。実際できた。

で、彼氏ができて、ここからどうしたらいいのかわからない。少なくとも、今も処女だし、来年処女かもしれない。処女のまま、三十路を迎えるのかもしれない。彼氏がいるのに。

例えば別れて、次の人が見つかるだろうか。次の人が見つかったとして、スムーズにことが進むという確証は?そもそも彼に文句があるわけじゃない。私の処女を奪う気がないなら別れましょうなんて言えるなら、そもそももう処女じゃない気がする。

彼も、同じなんだろうか。彼女はできたがここからどうしたらいいのかわからないのかな。

ていうかそうじゃなきゃ困る。このデブは抱けないけど、とりあえずキープと思われているならもう開放してほしい。

 

 

どうしよう、未来不透明すぎる。

N君。もしみていても引かないで。

ただデート中、ちょっと休もうかってなったとき喫茶店じゃなくてホテルに連れてってくれてもいいんだよ。

連れていきたくないっていうならせめて…せめて、結婚のことや子どものことについてどう考えているのか教えて…。

重くてごめん。アラサー女は不安なんだよ。

 

 

とりあえず、食べるものがないから家を出た。近所のケーキ屋にカップルがいっぱいいて砂を吐きたくなったけどそんな権利はない。だって私には彼氏がいる。同僚の手伝いをしている優しい彼氏がいる。ひとりで寂しいけれど誰からも連絡はない。だって彼氏いるから。

はぁ…牡蠣買って帰ろう。

 

 

メリークリスマスイブ

髪の毛を寄付してきた

正確には、「髪の毛を寄付に出すべくバッサリとやってきた、今日明日関係機関宛に発送するつもり」だが。

クリスマスイブだが当然のごとくぼっち。起きたのだって14時過ぎだ。頭が軽い、そしてちょっとかゆい。髪の毛先が寝癖で曲がって頭皮に突き刺さって後頭部とかがちくちくするのだ。超久々だ、こんな感覚

そう、もともとロングヘアに憧れもあったが、ひょっとしたら髪が長い方がまだちょっとくらいモテるのではないかという下心も淡く持ちながら、この6、7年ぐらい髪を伸ばし保ち続けてきた。

だがそれももう終わりだ。

6、7年どころか上京してこのかた連続クリぼっち記録を更新し続けたまま三十路突入して白髪散見される今、もうモテとかほざいてる場合でもないし、正直ロングヘアは手入れが面倒くさいし、その手入れに凝ること自体が楽しかった時期もあったのだがそれを脱して以来負担しかなかった。巻いたり結ったりで遊びもしたが、ちょっと仕事で忙しくしていたら気がついた頃には背中を覆う長さになっていて巻くにも結うにも洗うにもあまりにも手間がかかった。長すぎる髪というのは単に結んだだけで垂らしておくと椅子に座った時に背もたれと背でサンドされるので身動きすると一瞬クビがグキってなって鬱陶しい上に、まとめて団子に結っても結いきれず自重で崩れやすいのだ。おまけに美容院では染めるにもパーマにも長髪料金を取られる始末。完全に持て余している。

しかしこれだけ苦しめてくれたのに、何だかんだで愛着はある。無いわけがない。苦楽も虚無も共にしてきた己の身体の一部であるモテこそしなかったが同性からの「長い綺麗な髪」というお世辞もとい褒め言葉もそこそこもらってきた。

それを年末大掃除断捨離の一環として切って捨ててはいスッキリさっぱり、でおしまいにはちょっと出来ない。

しかし手間的にもも限界

かねがね考えて来たのだ。こんなもんを一体どうするべきか。

答えは割とすぐに出た。もはや寄付しかあるまい。

聞いた話では怪我や病気やその治療で髪がダメになった未成年に贈られるかつらになるのだとか。順番待ちの列が長蛇らしいし、手に入った子は大事にしてくれるであろう。

いやむしろ下手に大事丁重になどしてくれなくても良い。宝物を扱うようになんて全然してくれなくていい。生やし主の私でさえ別に宝物としては扱って来なかったのだ。毎日被ってジャンジャン使って早々にダメにしてほしいし、その時のために私は私でもう一回髪を寄付に出すべく再度の育毛に励んでいく。どうせクリぼっち記録を更新し続けるさだめの薄給ちょっぴり激務職の身の上、またすぐ「気がついたら腰の長さに」みたいなことになるに決まっている。

ただ、今回だって放ったらかしの伸び放題にしていたのだが、特に不足していると言われる51cm超えの採髪には至らなかった。それだけが悔しい。次は是非長髪を寄付して、「頑張って結っても崩れる団子の虚しさ」「染髪の楽しさと飽きの早さ」などをどこかの誰かにお届けしたい。

軽い頭と見慣れない鏡が晴れ晴れと寂しいので、増田に書いておく。

メリークリスマス


追記:

トラバブコメをたくさんありがとうございます。何やら「賢者の贈り物」などと洒落ブコメも頂戴している。わーい。そういやあれクリスマスの話でしたね。

幼い頃は「髪はまた伸びるけど時計は買い戻せなければおしまいだ、おじいさんやお父さんからもらったものなのに割に合わなくないか」などと思ったりしておりまして、っていうかついさっき青空文庫原典読むまでずっとそう思っていたんですけれども、読んだらびっくり、奥さんの髪の長さ半端ねェ。

膝丈。膝丈ですってよ。

腰まで伸ばすのにも(途中ちょっと整えるのに切ったりしたけど)6、7年なのに、膝って。今ざっくり測って計算したら、身長154cmそこそこの短足ブスのわたくしでさえ、バッサリやった今から膝まで伸ばすのに8年かかると出たよ。欧米人身長じゃもっとじゃないの?

そりゃ奥さん髪売った直後ちょっと涙目になるわ。私と違ってめっちゃ手入れして大事にしてたみたいだし。売値20ドルだし。20ドルて。クリスマスなんだから200ドルくらい弾んでやれよって感じだよ。

というわけで、はっきり言ってわたくしのごときズボラキモくて金のないおばさんにはもったいない喩えでございます。でも俄然ファイトが湧いてきたというか、こうなったらダメ元で膝丈目指すしかないだろ的な心境になってきた。新年から足掛け8年計画金時計の似合う殿方に相応しい女を目指していく。頑張ります

皆様も良いクリスマス良いお年を

2017-12-22

三十路とレディって漫画さ……

Pixivコミックで読めるんだけど

扱ってるネタ気持ち悪いのは置いといて

一応恋愛もの?なのに驚くほど感情がこもって無い

ひたすら虚無

キャラクターの絵が無表情なのと相まって淡々としすぎてるというか

そういう作風なのか飽きたのか知らんけどすごい変な漫画だった

anond:20171222011131

罵る時に「売れ残り三十路ババア」という言葉が出てくるのって、それを言えば相手がグヌヌってなるのを知ってるからなんだよな

実際五人に四人はグヌヌってなってるし周りはそれをみて笑うし

で、将来的には、五人のうち四人が「それが何か?」ってスルーできて周りも「うわあいつの罵りセンスねーな」って思う価値観に世の中がなれば

だれも人を馬鹿にする時に売れ残り三十路ババアことなんて引き合いに出さなくなるよ

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