はてなキーワード: エビとは
ふみゃー、うんしょ、よいちょ、むきゅーきゅー!
こんにちわっふる。
今日は増田の皆のためにカスタードたいやきさんをたくさん買って来たよ。
さあみんなたーくさん、もぐもぐさんしていってくれよ!
おお、ゲームに自由度が無くなったと主張する人じゃないか、レッドシードプロファイル面白かったかい? 同じディレクターのD4って作品も面白いからオススメだよ、カスタードたいやき食べながらプレイ動画見てくれよ。
おお、なんかよくわかんないエビみたいなAAを張る人じゃないか、あれ何? カスタードたいやきを食べながら教えてくれ。
おお、ゲーム会社は高学歴の人ばっかり就職させるからダメになるの人じゃないか、いいよいいよ今日は無礼講だ、カスタードたいやき食べていってくれよ。
おお、チビを叩く人じゃないか、私の身長は160cmだから、こんな私から貰うカスタードたいやきは嫌かね?
おお、そばとうどんどっち派? の人じゃないか、いいんだいいんだ、今日はカスタードたいやきの日だからね。
おお、神主(ゲームや二次創作で人気じゃない方)さんじゃないか、最近遊びにきてくれてないし、ブログを尋ねる気も起きないけど元気にやってるよねきっと、カスタードたいやき食べましょうよ。
おお、日本から出て行けの人じゃないか、日本から出て行くお金はないからカスタードたいやきで我慢してくれたまえ。
おお、糸井重里に電波を受信されてる人じゃないかあ、久しぶりだなあ、今日はカスタードたいやきたっぷり食べてくれよな。
おお、国会議事録をまとめている人じゃないか、今日は国会のことは忘れて、カスタードたいやき食べてくれよ。
おお、ニーターパンさんじゃないか、今日も元気だねえ、お薬の調子はどうだい? カスタードたいやきと一緒に飲んでも大丈夫なお薬かい?
おお、鍛練君じゃないか久しぶり、海外で死んだんじゃなかったのかい? カスタードたいやき、日本の味だよお。
おお、ほぼ日性交日記君じゃないか、早々終わってしまって存在感薄いぞはっきり言って、カスタードたいやき食って性欲つけてくれよな。
おお、女子大生じゃないか、女性はあまりいない空間だけど、のんびりしていってくれ、カスタードたいやきは女の子にも人気だぞお。
おお、アニメの放送時間を教えてくれる人じゃないかあ、カスタードたいやき食べて、毎週頑張ってくれ。
おお、削除するだけでいつもの人連呼君じゃないか、この増田は消さないから安心してカスタードたいやき食べていってくれよ。
おお、ウザい方のキュウベーアイコンじゃないか、君は、はてなIDがカテゴリだからすぐわかったよお、カスタードたいやき食べるときは背中から食べるのかい?
いやあ皆さん、今年一年色々なことがありましたね。
でも、去年までも色々なことがありましたし、
っておいおい、どうしたんだよ、なんでそんなところでちぢこまってるんだよ。
そう、画面の前の君、君だよ。
ティンときた。
良い面構えだねえ。
美味しいぞお。
http://anond.hatelabo.jp/20141130202457
増田アドベントカレンダー2014の8日目でした。
○朝食:ペペロンチーノ
○昼食:ちゃんぽん
○夕食:焼きそば
○調子
悪い。
なんかぼーっとして、耳の奥がじんじんする。
課金無しで遊べる範囲は遊び尽くした感があるので、そろそろ切り上げ。
バンダイチャンネルで視聴。
色々なモビルスーツが動いてるのを見るだけで幸せな気分になれるなあ。
というわけで、唐突ですが好きなモビルスーツベスト10を紹介します。
基本サナリィ派なので、アナハイム製のMSはあんまり好きじゃないんだけどこの子は例外。
もしビルギットさんが生き残ってたら、カスタマイズされて色々活躍してたんじゃないかなあ、と色々妄想できる点も美味しい。
長い事見てないので、クロスボーンゴースト辺りにちらっとでも出てこないかなあ。
ウルフカスタムも好きだけど、思い入れの量が違うのでこちらをチョイス。
AGEのMSはどれも良いデザインが多いんだけど、Oカスタムは特にカラーリングがいいんだよねえ。
そして何より、あのバトルシーンは3世代に渡るAGEのストーリーの象徴といっても良いぐらい決まってるんだよなあ。
00はジンクスシリーズもかなり好きなんだけど、あえてこの子。
00初期の各国のエースパイロットがカスタマイズとかで頑張ってガンダムと戦うエピソードはかなり好きです。
それだけに、00一期後半からのジンクス祭りは、ジンクスのデザインが好きなだけにちょっとガッカリもしました。
オーバーフラッグみたいに、それぞれの国が頑張って独自の色を出してればよりよかったと思うんだけどなあ。
ザフトの量産機は結構好みな機体が多いのですが、この子が一番好きかなー。
ビーム兵器を搭載しながら、なんだかんだで携行武器は実弾な辺りが好みですね。
そうえば、パイロットのシホさんはディスティニーの頃は何に乗ってたんでしょうね? 普通にザクウォーリアーなのかな?
SEEDは派生作品をあまり抑えれてないので、知ってる人がいたら作品名と合わせて教えてくれると嬉しいです。
6位:ダギイルス
本音を言うと、クロスボーン系列だけでランキングを埋めたくなるぐらい、ブッホコンツェルンのMSはどれも大好きです。
中でもダギイルスの存在感はパナいですよ!
随伴機であるエビルSもたまらなく好きなんですが、作中での活躍を考慮してこちらをチョイス。
もしアンナマリーさんが生き残っていたら、ビルギットさん辺りに昔の男を忘れさせてもらえてたんじゃないかなあ、と思うとあの変なカラーリングも愛おしく思えてきますね。
そうえば、偶然ですが、8位、7位、6位と女性パイロットの機体が続きましたね。
5位:ラスヴェート
この辺で地味でマイナーどころも抑えておきたいチョイスをしてみます。
いやあ、真面目な話、フラッシュシステムを対MSレベルで考えると、これが一番効率いいと思うんですよね。
サテライトキャノン山盛りはオーバーキルすぎるよ、この程度で十分。
キット化とかされないかなあ、ちゃんと6機かって並べるよ(笑)
いやもう完全に一目惚れです。
左右批対称なデザインといい、年期の入った感じと良い、ビームレイピアといい、もうかなり好みの機体です。
ガンプラバトルするなら当然これですよ。
そうえば始めてのガンダムかな? ここからはガンダムラッシュです。
3位:エクシアリペア
リペアIIもエクシアもアメイジングもダークマターもアヴァランチもエクシアはどれも好きですが、1つ選べと言われたらやっぱりこれでしょ。
ボロボロになりながらも戦争根絶のために戦い続ける刹那のかっこうよさといい、もうたまらんです!
そうえば、こうしてリストアップして気づきましたが、僕はこういうボロボロな感じのを改修して使う的なシチュエーションが好きなのかな?
1位:クロスボーンガンダムX1フルクロス
いやもう、僕は長谷川ガンダム全肯定派閥なので、これを肯定しないわけにはいかないんですよね。
日常会話で、「やっぱり三月はあったかいね」と言って、主語がデカいと返されるケースはまずない。
主語のデカさを指摘される状況は、議論誘発率が高い話題において、定義を慎重にしなければ議論にならない言語であることが聞き手の知識経験に基づいているときだ。
上司にはやめといたほうがいい。
じゃあ、上司にはどうするか。
「宇宙人の慎重さはなんなんでしょうね」
「地球人も慎重ですしね」
とにかく合とけばいい。
「A型にもいろいろいるでしょ」
「いねえよ。全員ハワイ好きだよ。だって、鈴木さんもハワイよく行くし、田中さんだって行きたいって」
「いいや、違う。B型はみんなASEANに行っている。もう一人の鈴木さんも、もう一人の田中さんだってタイとフィリピンだぜ?」
「部長は?」
「分かんない。急に言いだしたからびっくりしたよ」
まあ、だいたいこんな感じでいいと思う。
30年ぐらい前の夏休みの思い出。幽霊に会ったのかも、と思った話し。
怖くは無い。あれはなんだったのか? みたいな。
◆
金持ちの子の家にはファミコンが入り始めていた頃だったと思う。けど、俺の周りのガキどもは持ってない組で、相変わらず外遊び派。
それにふさわしく、ここはド田舎。周りは田んぼと山ばっかり。西日本、とだけ言っておく。
で、その時のグループに、タカヒロ(仮)というのがいた。俺と特に仲が良かったヤツ。
このタカヒロがある日、「ザリガニとエビがたくさん捕れる場所知ってる!」とか言い出した。聞いてみると、少し遠い池らしい。俺はそんな池は知らなかった。とは言え、「おおいいね〜!」なんて言いながら、ちょっと遠征してみることに。なんせ夏休みですから。
今だからわかるんだけど、あれは多分古墳だわ。こんもりとしたちいさな山があって、その周りが掘?みたいになっているところ。タカヒロは池って呼んだけど、あれは堀。
教科書に載っている「○○天皇陵」みたいなきちんとしたやつではない。宮内庁が管理しているのかどうかよくわかんないけど、何か古びた看板があったのは覚えている。いい天気なのに木が茂ってそこだけ暗くなってて。その中に古びた木の板が立っていて、説明書きが書いてあったような記憶。曖昧だけど、そんな光景だけアタマに浮かんでくる。
ま、そんなことは気にせず、俺達はその堀でザリガニ釣りをしたりカエルを探したりして遊んだ。
その最中、ものすごい大きい魚を見たりね。記憶では、自分より大きかった。多分脳がねつ造しているけど。コイかな。緑色でちょっとトロっとした感じの水の中に、黒々としたシルエットが悠然と泳いでた。ヒザまで水につかった俺たちのすぐヨコを通り過ぎていって、思わず俺もタカヒロも怖くなって後ずさったりして。まああり得ないぐらい大きかった。
堀の角では、船の残骸を見つけた。木で作った、小さな船。ほとんど水の中に埋もれている。公園の手こぎキコキコボートより少し大きいイメージ。今だったらアマゾンの漁民が使っていそうな、木で組んだ船。興奮してふたりでその周りを攻めた。……網を突っ込んだりザリガニ釣りしたり、ってことだけど。そういう障害物があるところって、ザリガニとかエビとかが多いんだよな。
◆
そんなことをしていたら、いつの間にか知らないオジイがすぐ後ろにいた。それまで俺たちだけで、人と言えば遠くに陽炎でゆがんだ軽トラが見えるぐらいだったのに。
なんか汚い服を着て、こっちを見てた。とがめる感じでもなく、ただ立っていた。田舎の大人は、子供がいたら声を掛けるよね。でもなんも言わない。うんでもすんでもない。
とは言え、ほら、子どもって、知らない大人のことって気にしなかったりするじゃん。誰かいても、自分が気になっているものしか見えないというか。そんな感じで、急に現れたときはちょっとビクっとしたけど、すぐに遊びに戻った。
まあそんなこんなで、タカヒロが言うとおり、確かにエビやザリガニが大漁だった。満足してみんなで引き上げた。
「次は池の真ん中の島に上陸しよう」とか言いながら。……池じゃねえし堀だし。しかもあの島は墓だし(笑)。
◆
問題が起こったのは、次の日。
もう一回あの池に行こうという。でもなんでタカヒロは暗い顔してるのか。
どうやら親に怒られたらしい。あそこで遊んじゃいかん、もう一回行って謝ってこいって。
「え? なんで謝らなきゃいかんの? 誰に?」つー話しだよね。
タカヒロは、昨日の夜にあの堀のことを親に話したらしい。スゲーでかいコイを見た、自分と同じぐらいの大きさだった、なんて言ったんだろうと思う。
父親はその場所があの古墳だと判ると、血相を変えて怒り出したらしい。それであの池の中の島に謝ってこい、と言われたようだ。
で、そうは言わないけど、ひとりじゃ心細いから俺の所に来たんだと思う。
よくわかんないんだけど、まあ別に用事も無いし退屈してたし、ふたりでもう一度あの池に行った。
昨日の船のあたりに着くなり、タカヒロは神社にするみたいに手を合わせてブツブツと何か言ってる。で、俺に「お前も謝れ」とまあまあの剣幕で言うんだな。
俺もよくわかんないから理由を聞こうとするやん。
そうしたらタカヒロも段々ヒートアップしてきて「いいから謝れ!!」みたいな勢い。
俺もそれに押されて「お、おう……」って感じで謝った。手を合わせて、ごめんなさいごめんなさい、って心の中で言った。
で、タカヒロもそれで満足したらしくて、「帰るぞ」って素っ気なく言う。
「え、なんなん? なんだったん?」と聞いても、「もうあそこで遊んじゃいかん」としか言わない。俺もだんだん腹が立ってきて、タカヒロの服を掴んで問い詰めようとした時。
視界の隅に、何か写って。
ふと島の方を見ると、昨日のあのオジイが島のほとりに立っていた。50メートルは離れていたから、本当にあのオジイだったかはわからん。けど、オジイ、と思った。こっちを向いている。
それで急に怖くなって、何も言わずに急いで帰った。
というのは、あの堀には、島に渡れるようなところはなかったハズなんだよね。昨日一周したから判ってる。ボートとか橋とか、無かった。有ったら俺たちも島に渡っていたと思うし。
「なのになんであそこに居るの? もしかしてユウレイ的な何か?」みたいなことを一瞬にして思ったんだど思う。それで、怖くなった。
◆
ユウレイとは思いがたいし、別に何かあったわけでも無いし、その後も無い。謝りにいかなかったやつらにも何もなかったと思う。あるわけない。
あのオジイは何かの調査中(ローカルな郷土史家とか、さ)だったのだろうと考えるのが普通だろう。
タカヒロのお父上が言ったことも、単に他人様の墓で遊ぶのはけしからん、ぐらいのことだったと想像する。
ただ、子どもの頃、もしかしたらユウレイに出会ったのかもと思った、というそれだけ話し。
程なく俺は引っ越してしまって、それ以来あそこへは行っていない。その後この事案についてタカヒロと詳しく話した覚えも無い。
この夏休みに、30年ぶりにあそこ行こうと思う。あの古墳がなんだったのか見てくる。今だったらあの看板も読めるだろう。
タカヒロ本人は、成人してから事故で亡くなったと聞いている。だからお父上がもし御健在だったら、なぜ謝りに行かせたのか聞いてみようと思う。もう、覚えてないかな。
正直イカ娘が実在したらあれくらい愛でても不自然じゃないレベルの可愛さがあるだろ。
ありとあらゆる危険がある。
それを知ったイカ娘は海に帰ろうとするが、もはや野生では生きていけない体になってしまっていた。
もう相沢家にひきこもるしかない。
食事とゲームしかしないうちに、目はうつろになり、笑うこともなくなった。
とうとう寝たきりになってしまう。
視線はずっと虚空を見つめている。
話しかけても返事はない。
今ではぼくがイカ姉ちゃんの身の回りの世話をしている。
以前イカ姉ちゃんの周りにいた人間は皆、イカ姉ちゃんを守ろうとして殺されてしまった。
ある日、お風呂でガリガリになったイカ姉ちゃんの体(もうぼくが簡単にだっこできるくらいに軽いのだ)を湯船につからせると、イカ姉ちゃんがぼそぼそと何かつぶやいた。
驚いて耳を寄せると、
「殺してくれなイカ…?」
「海に帰りたいでゲソ…」
イカ姉ちゃんは延々そう繰り返していた。
しかしイカ姉ちゃんはもう野生では生きていけないのだ。
力のないぼくができるのは、唇を噛み締めてうつむくことだけ。
「たける…」
顔を上げると、何年ぶりかイカ姉ちゃんの目に光が宿っていた。
違った。
それは涙だった。
枯れ木のような手が、見た目に似合わない力強さでぼくの腕を掴んだ。
「海を見せてくれなイカ…?」
夏の盛りはとうに過ぎて、落ち着いた日差しがぼくたちに降り注いでいる。
人気もなく荒れきった町を、イカ姉ちゃんをおぶって歩く。
思い出の場所をいくつも通りかかるが、イカ姉ちゃんの反応はない。
イカ姉ちゃん一人のために起こった争いによって、この町はすっかりゴーストタウンと化してしまったからだ。
「いつもより時間がかかってなイカ…?」
「まだでゲソか…?」
いつもより、だなんて。
にじむ視界をぐいと拭う。
遠回りをするのも時間切れのようだった。
「ようやく…着いたでゲソね…」
絶え間ない波音と、人っ子一人いない砂浜。
夕日のおかげでイカ姉ちゃんが血色よく見える。
目にも、弱々しいながら光が戻ってきていたことに初めて気づく。
「下ろしてくれなイカ…?」
慌てて、でも丁寧に、そっと、砂浜に下ろす。
イカ姉ちゃんは、起き上がることすらできなかったことが嘘のように、よろよろと海に向かって歩き出した。
一歩一歩、踏みしめるように。
無言の小さい背中は、手助けを許さない、何者をも寄せ付けない強さをまとっていた。
長い時間をかけてようやく波打ち際に辿り着くと、イカ姉ちゃんはゆっくりこちらを振り返った。
頬がこけた顔で微笑む。
ぼくはたまらず駆け寄り、イカ姉ちゃんを抱きしめた。
「たける…苦しいでゲソ…」
ごめん。ごめんねイカ姉ちゃん。
こんなことになってしまって。
「涙は…海の味がするって、地上で、初めて、知ることができて、よかったでゲソ」
優しく、ゆっくりと、ぼくを引きはがす。
「たけると…みんなと会えてよかったでゲソ」
最後にもう一度微笑み、イカ姉ちゃんは海に体をゆだねた。
すると、どこからかタコのような頭をした女の人が現れ、
「……」
ぼくに悲しそうな笑顔を向けた後、波間にたゆたうイカ姉ちゃんの額に手のひらを当てる。
ぼんやりと光り始めたイカ姉ちゃんの体が、ほろほろと海に溶けていく。
すべてが終わった後でぼくに渡されたものは、イカ姉ちゃんの腕輪だった。
そう言い残すと、彼女はいつの間にかいなくなってしまっていた。
浜辺に残されたのは、ぼくと腕輪だけ。
彼女が誰だったのかなんてどうでもいいことだ。
日曜日に築地に寄ってみたら、普段は閉まっているはずのお店がオープンしていてびっくりした。
普段みたことのない1軒のお店に、すごい行列が出来ていたので僕も並んだ。
1時間ほど待ってお店の中に入ると、そこは「にぎり寿司の体験コーナー」というのをやっていた。
見ると、ちょうど良いサイズになったいろいろなネタが並んでおり、自分でシャリの上にそれを載せて、握って食べるというイベントだった。
ネタは色々ならんでおり、中トロ、大トロ、サーモン、イカ、エビ、コロッケ、スパム、マンゴー、そして女子高生もあった。
女子高生は身長6センチほどで、にぎり寿司にぴったりの大きさの、セーラー服を着た色白でショートボブのかわいい女の子だ。
手のひらより小さい女子高生を見るのは生まれて初めてだったが、悪くない。
「くぉらっ、おきゃくさん!」
「セーラー服を着せたままシャリの上に乗せる馬鹿がいますかい!」
と言われ、なるほど確かにそうだ、と僕は思い、とてもちっちゃなセーラー服を丁寧にはがしていった。
「いやん」
とその子は言い、両手で胸を隠した。僕はお構いなしにその子の手を開かせ、シャリに覆いかぶさるように乗せた。
「お客さん、なかなか粋だねえ!それは逆手返しだねぇ!」と大将は言い、僕を褒めてくれた。
はじめて女子高生を握ったのだが、食べていいのか非常に迷った。にぎりの女子高生はその体勢のまま動かない。
「粋のいいうちに食べちゃいなよ、お客さんッ!」と大将が勧める。
僕は迷った挙句、食べないことにした。
「持って帰っていいですか? 家、すぐそこなんで」
そう言い、僕は初めて握った女子高生を家に持ち帰ることにした。
それが、今の妻なのである。
「統合失調症がやってきた」の松本ハウスが来るというので、行ってみた時のこと。
狭い会場に二百人以上が詰めかけて、それに加えて立ち見のギャラリーもイル。
会場に掲げられた白膜には「精神科医療における松本ハウスの歴史的意義」だって。
司会をしていた精神科医いわく、100年以上にわたる、排除の歴史から統合失調症がやっと地域社会に帰りつつある。我々は、ハウス加賀谷=松本キックが、統合失調症をめぐるタブーを打ち壊す歴史的瞬間に立ち会っている!
精神疾患をお題に名披露目した松本ハウス(とくに当事者であるハウス加賀谷)は、その象徴的存在であるそうだが。。。
ハウス加賀谷は「統合失調症がやってきた」という本を昨年の8月に出版した。私はとくに興味もなかったし、そういう「商売」にのる気もなかったので、買っても読んでもいないが、彼らが言うには初発の症状は中学2年のときだとか。
夏の暑いある日のこと、教室でふと振り返ったとき、友だちが下敷きで顔を仰いでいるのを見てしまった。友だちは自分の臭さを吹き飛ばすために下敷きでパタパタやっている、彼は一瞬でそう理解した。
それ以後、「加賀谷、クッサー」という声が聞こえるようになったという。
以後、事実でもない声が聞こえてくる彼は精神科とのつきあいをはじめる。ようは、通院がはじまったということ。
それでもビートたけしが好きで漫才師になりたかった彼は、17歳のときオーディションを受け、松本キックと出会い、「松本ハウス」としてデビューした。
――――ある時、鞄いっぱいの薬を見つかり、病気を告白。その症状を聞いた相方が、それ、漫才に使えんか? ということで、すでにこの時代に、病気をネタにしていたらしい。
幻覚、幻視。病気の症状を面白おかしくしゃべる加賀谷にキックの方が突っ込みを入れて、笑いを誘う。
それって是か非かどっちだ?
病気の症状で笑いをとることに不快感を表したある統合失調症患者の女性が、その思いを自分のブログに書いたり、松本ハウスのブログにコメントを入れたところ、ファンから袋叩きにあったというエビソードもある。
確かに話としては面白いが、当事者として症状で苦しんでいる人には笑えるものではないだろうし、侮蔑と感じる場合もあるだろう。
「昔のような切れはもうないけれど、今できることを探していこうと思っている」と相方の松本キックはいう。
「薬のせいで感情が平坦化していて、昔のように言葉のキャッチボールはできないけれど、いまは、その鈍さを笑いにしてしまえばいい。僕はそんなふうに思ってます。笑いには計り知れない力がある。病気だってできることはたくさんある。みんな、統合失調症だって、こうして働けるし、社会復帰だってできるんです」
そして、「統合失調症」の当事者として本の出版とともに復活し、その体験をネタに、現在の「地位」を築き上げたのである。ネットを見渡せばわかるが、ソーシャルサイトの囲い込みも検索エンジンのSEOも広報マーケティングには抜かりがない。病気で稼ぐ、精神疾患ネタで稼ぐ。彼らにとって「統合失調症」は一種の鉱脈なのかもしれない。彼らは鉱脈を見つけた者として、その権利を決して手放さず、「精神村」にいつづけるに違いない。
中国料理の調理法には数多くの流派がある。そのうち最も影響力があり、代表的なものとして社会的に公認されている料理は山東料理(魯菜)、四川料理(川菜)、広東料理(粤菜)、福建料理(閩菜)、江蘇料理、(蘇菜)、浙江料理(浙菜)、湖南料理(湘菜)、安徽料理(徽菜)があり“中国八大料理”と称されている。これらの料理系譜の独特な調理法は、調理法形成過程、その地方の歴史と切り離して語ることはできない。またその地方の地理的条件、気候条件、特産資源、飲食習慣などの影響も受けている。八大料理の擬人化表現として、江蘇、浙江料理は清楚な素面の江南美人、山東、安徽料理は古風で質朴な北方健児、広東、福建料理は風流典雅な貴公子、四川、湖南料理は造詣深く才気あふれた名士と表現されている。中国“八大料理”の調理法はそれぞれ長所を有し、長い歴史が生み出したものである。
一 山東料理(魯菜)
宋朝以降、魯菜は“北方食”の代表となった。明、清時代には魯菜が宮廷料理の主流となり、北京、天津、東北各地に対して大きな影響を与えた。現今の魯菜は済南、膠東両地方の地方料理が発展したものである。その特徴の爽やかな香り、新鮮な柔らかさ、純粋な味で世に知られ、コンソメ(清湯)とクリームスープ(奶湯)の調理法に長じ、コンソメは淡白上品、クリームスープは純白で濃厚である。済南料理は煮炒め、遠火焼き、油炒め、揚げ物に長じ、有名な料理には“糖酢(甘酸っぱい味付け)黄河鯉魚”、“九転大腸”、“湯(スープ)爆(煮炒め)双脆”、“焼海螺(ホラガイ)”、“焼牡蠣”、“烤(焙り)大蝦”、清湯燕巣“などがある。
二 四川料理(川菜)
秦末から漢初期にかけて初期的に形成され、唐、宋代に急速に発展し、明、清代にはその名声が全国に広まり、現在では世界中に四川料理レストランを見出すことができる。正統四川料理は成都、重慶両地方の料理に代表される。精選された原材料、規格の重視、主従明確な盛付けの彩り、鮮やかなハーモニーを誇っている。酸味、甘み、痺れ感、辛味、巧みな油味、濃厚な味付けが特徴で、調味料として三椒(唐辛子、胡椒、花山椒)と生姜は欠かすことができない。他地方には余り見られない辛味、酸味、痺れ感のある料理として人口に膾炙し、四川料理独特の風格は“一皿一味、百皿百味”と賞賛されている。調理法は焙り、遠火焼き、揚げ炒め、蒸し物に長じる。四川料理は総合的な味付け、濃厚なだし味に特徴があり、塩味、甘み、痺れ感、辛味、酸味の五味を基本として、さらに各種の調味料を配合し基本的家庭味、巧みな塩味、魚香味、レイシ味、複雑な妙味など23種類の複合味付けが) 確立されている。代表的な料理には“大煮干絲(干し豆腐の千切り)”、“黄燜(醤油と酒の煮込み)鰻”、“怪味鶏塊”、“麻婆豆腐”などがある。
三 広東料理(粤菜)
前漢時代にすでに粤菜の記載があり、南宋時代には皇帝付きコックが広州に随行する影響を受けた後、明清時代に急速に発展し、さらに対外通商開始後は西洋料理の長所を吸収するとともに粤菜も世界に普及し始め、現在、ニューヨーク市だけでも数千の広東料理店を数えるに至っている。広東料理は広州、潮州、東江の三地方の料理を代表として形成されている。原材料の種類は豊富で新奇を好むので変化に富み、旨み、若い柔らかさ、爽やかさ、滑らかさを重視している。一般に夏秋には淡白を求め、冬春には濃厚に傾く。味付けにはいわゆる五滋(香り、歯ざわり、臭み、滋味、濃厚さ)、六味(酸味、甘み、苦味、塩味、辛味、旨み)の別がある。調理法はソテー、揚げ物、餡かけ、煮込み、揚げ炒めなどに長じ、盛付けの彩りは重厚で、その滑らかさは飽きが来ない。蛇、ハクビシン、猫、犬、サル、ネズミなどの野生動物調理で名高く、有名な料理には“三蛇竜虎鳳大会”、“五蛇羹(濃厚な吸い物)”、“塩火局(蒸し煮)鶏”、“牡蠣油牛肉”、“烤乳猪(子豚)”、“干煎(油煎り)大蝦碌”、“冬瓜盅(杯)”などがある。
四 福建料理(閩菜)
福建料理は福建省閩候県に起源を発し、福州、泉州、アモイなどの地方料理を代表として発達してきた。その特色は色調が美しく、淡白で滋養があることで名高い。調理法は油炒め、餡かけ、ソテー、煮込みに長じ、特に“酒糟味”は独特である。福建は東南の沿海に位置しているため、ハモ、アゲマキ、イカ、イシモチ、ナマコなどの海鮮が豊富で、それらを原材料とした調理法に独自のものがある。有名な料理には“仏跳墻”、“酔糟鶏”、酸辣爛魚“、“焼片糟鶏”、太極明蝦“、清蒸加力魚”、“荔枝(レイシ)肉”などがある。
五 江蘇料理(蘇菜)
南北朝時代に発祥し、唐宋以降は浙江料理と覇を競って“南方食”の二大大黒柱となった。江蘇料理は蘇州、揚州、南京、鎮江の四大菜を代表として構成されている。濃厚さの中に淡白さを有し、ふんわりとして香り高く、スープだしは濃厚であるが嫌味が無く、口当たりは柔らかで甘みのある塩味がその特色である。調理法は煮込み、遠火焼き、蒸し焼き、油炒めに長じる。調理する時には原材料を厳選して配色、盛付けを重視し、四季の別がある。蘇州料理は甘みに特徴があり、彩りのハーモニーが素晴らしい。揚州料理は淡白で口
当たりがよく、主食材の味がうまく引き出され、切り込み法に優れて味がよく滲みこんでいる。南京、鎮江料理は濃厚な味付け、精緻な造りで、特にアヒル料理はその名が高い。有名な料理には“清湯火方”、“鴨(アヒル)包魚帳翅”、“松鼠桂魚”、西瓜鶏“、“塩水鴨”などがある。
六 浙江料理(浙菜)
杭州、寧波、紹興、温州などの地方料理を代表として発達してきた。その特徴は淡白、香り高さ、歯ざわりのよさ、若い柔らかさ、爽やかさ、旨みにある。浙江は魚、蝦類の産地であり、また山紫水明の有名な観光名勝地であるため、民間伝承の有名料理も多く、造りも精緻で変化にも富んでいる。調理法は油炒め、揚げ物、揚げ炒め、餡かけ、蒸し物に長じている。盛名を誇る料理には“西湖酢魚”、“生爆鱔片(タウナギ)”、“東坡肉”、“竜井(竜井茶)蝦仁(エビの剥き身)”、“干炸(粉衣揚げ)響鈴”、“叫化童鶏(若鶏)”、“清湯魚圓(魚のすり身団子)”、“干菜(乾燥野菜)燜肉”、“大湯黄魚(イシモチ)”、“爆墨魚(イカ)巻”、“錦繍魚絲”などがある。
七 湖南料理(湘菜)
湘江流域、洞庭湖周辺、湖南省西部の山間地帯の料理を代表として発達してきた。その特徴は材料の幅が広く、油濃く鮮やかで、唐辛子、燻製肉を多用する点にある。味付けは新鮮で香ばしく、酸味辛味が強く、柔らかく口当たりがよい。調理法は塩漬け肉、魚、燻製、蒸し焼き、蒸し物、煮込み、揚げ物、油炒めに長じる。有名料理には“腊(塩漬け肉)味合蒸”、“麻辣子鶏”、“紅煨魚翅(フカヒレ)”、“湯泡肚(臓物の胃)”、“氷糖湘蓮(蓮の実)”、“金銭魚”などがある。
八 安徽料理(徽菜)
長江沿岸、淮河沿岸、徽洲の三地方料理を代表として構成されている。その特徴は原材料選定が質朴で、火の使い方を重視し、油がきつく色鮮やかで、スープだし、原材料本来の味を維持するところにある。安徽料理は山海の珍味で名高く、南宋の頃には早くも“沙地馬蹄鱉、雪中牛尾狐”が有名料理として知られている。調理法は遠火焼き、煮込み、煮物に長じている。有名料理には“符離集焼鶏”、“火腿(ハム)炖甲魚(スッポン)”、“腌鮮桂魚”、“火腿炖鞭笋(竹の地下茎)”、“雪冬焼山鶏”、“紅焼果子狸(ハクビシン)”、“奶汁肥王魚”、“毛峰燻鰣魚(ヒラコノシロ)”などがある。
酱烧青蟹:蟹の味付煮
生炒鳝鱼片:田うなぎのこまきり炒め
红烧甲鱼:スップンの甘煮
麻婆豆腐:マーボーどうふ
樟茶肥鸭:楠の木と茶の葉でいぶした鴨
广州料理
脆皮鸡:広東式揚げ鶏
锦绣排翅:ふかのひれのうま煮
鲍鱼香茹:鮑とマシュルームのあんかけ
生炒鲜干贝:生貝柱の炒め物
中国についてアナタはきっと強く好奇心を持っていますね~(^ω^)(^ω^)(^ω^)まあ、もっと詳細の中国の基本情報は下のサイトをご参照ください。
メールアドレス:cs1@japinchina.com
いやなんだろう。その料理で1品ちらし寿司以外を作ることの何が難しいというのだろうか?
別段、酢飯にアレルギーがあるわけでもあるまいに。酢飯作って一人分避けて鉄火丼にすれば食えるんだろ。
鉄火丼なんてサクでマグロ買ってきて一人分だけ鉄火丼で出して残りは夜に自分たちで刺し身で食えばいいだけ。
というわけで、その条件なら大した手間でもないから、俺なら言って欲しい。男でもそのレベル。
どっちも醤油とか味噌とか根本的な調味料やベースものが使えなくなるからさすがにつらい。
以下、アレルギー持ち本人のボヤキです。
1人1品ぐらいは料理の持ち寄り有りで、500〜1000円程度の会費制。
お吸い物を用意される予定だという。
遠慮して食べなければいいかなと考えている(会費を払うこと自体は場所代等も兼ねてるので全くかまわない)。
食べないことを不審がられるだろうが、これがいちばん妥当な選択肢かなと思う。
正直に申告すればいいだろ、と言われるかもしれないが、
大勢の料理を個人が一気に作る場合に1人分だけ除いてもらったり
全くの別メニューってのは相手にとって面倒だと思う(ホテルでの結婚披露宴ならまだしも、個人で作るのに)。
かと言って、はなから入れないで作ってもらうのも申し訳ない(一般的に、エビとか貝類って好きな人のほうが多いから)。
友人同士ならまだしも、年上の方だとアレルギーではなく単なる好き嫌いだと
思われがちなので、正直に説明しても理解を得られるのが案外、大変。
エビるってのはエビ中にハマるってことだが、それもとくに真山にエビってる。
真山りかを初見したのは4年前なんだけど、一目見てビビってくるものがあった。
当時から廣田あいかだとか、スゲーすげー言われてたメンバーがいたけど、
そん中でも圧倒的に輝いてたのが真山。
れいなが就任するまでリーダーってのは実質真山みたいなもんだったし、
それには誰も異議無しだったと思う。
でも一回、なんか違うなって、俺はエビるのを辞めたんだ。
メジャーデビューの直前な。
そんでメジャーデビューが決まって、どんどん今のエビ中の方向へ進んで行ったわけ
なんだけど、自分の中じゃ、どうしてもその真山を受け入れることが
出来ずにいたんだよな。
こんなの俺の知ってる真山じゃないって、ずっとその葛藤があったわけ。
だけど最近になって、七色のスターダストやアオハルレターとかを見て、
なんか俺の心の中で眠ってたものが呼び起こされたんだ。
俺は正直、もうこれからは年齢の経過とともに彼女も損なわれて行くだけだろうと
思い込んでいた面もあって、直視することすら避けようとしていた。
でもやっぱ、あの健気な姿を再び目にしちまって、俺の中の何かが、
眠りから覚めちまったんだ。
正直、真山ってのは美少女系ではないってのは認める。
写真写りが良くない時は、ホントアイドルかよって思うようなこともある。
でも、ときたま写し出される神のみぞ知るショットに写ってるのは、
今直ぐにでも泣き出してしまいたくなるような、神々しいエナジーが照り輝いてんのな。
可愛いとか美しいとかそういう形容詞で言い表せない、不思議な彼女らしさな。
今年に入ってからホンマに苦しいわ。
なんでまた、こんなエビ中がオワコンになってから、再び彼女のこと
気になり出したんやろ。。
4年前の現場に戻りたい。
戻ってそん時の俺に、もっと真山を大事に扱えって言ってやりたい。
ただ遠くから指くわえてヨダレたらかして、眺めていることしかできん。
もっと全力で真山のこと、見といてやれば良かった。
現実のな、ツレにはどうにでもなんねん。
別れた元カノとも連絡とろうと思えばとれる。
でも真山とはそう出来ひん。
したくても出来ひんのや。
アイドルやもん。
俺が好きなんは、アイドルとしての真山。
惚れてまったんや。
ゴッツ昔のことやもん。
人のいたいけな心を玩んで何がしたいん?
そんな子らを利用して世の中のオタを玩ぶなんて
好きやねん、めっちゃ好きやねん。
このキモチどないしてくれんねん。
現実のヒトを好きになるのと違って、
架空の人物を好きになるのは辛いわ。
俺の好きなままの真山で、アイドルの世界から消え去って欲しい。
好きやけど、ホンマに好きやけど、いやむしろホンマに好きやから
もうアイドルは辞めて欲しい。
それが俺の叶わぬ願いや。
恥の多い生涯を送って来ました。
自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。自分は東北の田舎に生れましたので、汽車をはじめて見たのは、よほど大きくなってからでした。自分は停車場のブリッジを、上って、降りて、そうしてそれが線路をまたぎ越えるために造られたものだという事には全然気づかず、ただそれは停車場の構内を外国の遊戯場みたいに、複雑に楽しく、ハイカラにするためにのみ、設備せられてあるものだとばかり思っていました。しかも、かなり永い間そう思っていたのです。ブリッジの上ったり降りたりは、自分にはむしろ、ずいぶん垢抜あかぬけのした遊戯で、それは鉄道のサーヴィスの中でも、最も気のきいたサーヴィスの一つだと思っていたのですが、のちにそれはただ旅客が線路をまたぎ越えるための頗る実利的な階段に過ぎないのを発見して、にわかに興が覚めました。(青空文庫)
自分は東北の田舎に生れましたので、ドコモショップをはじめて見た時に
ウィルコムじゃない携帯電話屋さんがあることに衝撃を受けました。
抱き合わせでYahooのADSLが売られていない、そんな馬鹿な。
大人の階段だとばかり思っていたのです。大人の階段を登って降りたら、
登って下った先にはアナザーワールドがあるとばかり思っていました。
もしくは、天国への階段だと考えていたのです。
ツェッペリンの音楽はわたしを飛行船へと誘ってくれないのです。
ギターのサウンドは天国まで登る煙のように幻想でしかありませんでした。
ギターソロの上ったり降りたりは、自分にはむしろ、ずいぶんと気の利いた反復運動に思え、それは世の中ののトラヴィスの曲の中でもでも、最も気のきいたチューニングギターの扱い方だと思っていたのです。
のちにギターソロはただギタリストの為のオナニー行為でしかないと気づいて、、
にわかに興が覚めました。
一葉は、その男の、幼年時代、とでも言うべきであろうか、十歳前後かと推定される頃の写真であって、その子供が大勢の女のひとに取りかこまれ、(それは、その子供の姉たち、妹たち、それから、従姉妹いとこたちかと想像される)庭園の池のほとりに、荒い縞の袴はかまをはいて立ち、首を三十度ほど左に傾け、醜く笑っている写真である。醜く? けれども、鈍い人たち(つまり、美醜などに関心を持たぬ人たち)は、面白くも何とも無いような顔をして、
といい加減なお世辞を言っても、まんざら空からお世辞に聞えないくらいの、謂いわば通俗の「可愛らしさ」みたいな影もその子供の笑顔に無いわけではないのだが、しかし、いささかでも、美醜に就いての訓練を経て来たひとなら、ひとめ見てすぐ、
「なんて、いやな子供だ」
と頗すこぶる不快そうに呟つぶやき、毛虫でも払いのける時のような手つきで、その写真をほうり投げるかも知れない。(青空文庫)
私は、その男の写真を三度、見たことがある。ガンジーでも三度見するレベルだったからね。
一回目は、その男の、幼年時代、とでも言うべきであろうか、Facebookでタグつけされていて多分彼と推定される。
その子供が大勢の女のひとに取りかこまれ、(それは、その子供の姉たち、妹たち、一つ飛ばして、ドドリアさん!!(フリーザ山本)と想像される
グランド花月の舞台の袖に、荒いエビズジーンズをはいて立ち、首を三十度ほど左に傾け、ピサの斜塔のように斜めっている
けれども、鈍い人たち(つまり、芸人などに関心を持たぬ人たち)は、面白くも何とも無いような顔をして、
といい加減なお世辞を言っても、まんざら空(から)お世辞に聞えないくらいの、謂(い)わば
ドドリア感もその笑顔に無いわけではないのだが、しかし、いささかでも、
前説の訓練を経て来たひとなら、ひとめ見てすぐ、
以前利用した某ホテル内の中華料理店で、今話題のメニュー誤表示があったらしい。
私と妻、私の母親、妻の両親は、フカヒレと称した「人工フカヒレ」、車エビ芝エビと称した「バナメイエビ」を食べたらしい。
ニュースリリースに問い合わせ先があったので、興味本位で電話をかけてみた。
担当者1(以下、担1)「はい、この度は誠に申し訳…(以下、謝罪)」
私「あの~、返金とかって記事を見たんですけど…」
担1「はい、お客様の確認をさせていただきまして、対応させていただいております。」
(確認内容)
・利用年月日、時間帯
・氏名
・何人か
・メニュー、コース(←うろ覚え、「なんちゃらコースを頼んだ」と回答)
担1「では、折り返り連絡させていただきます。」
~15分後~
(携帯に着信。明日中に連絡すると言っていたので、少し驚く。)
担当者2(以下、担2)「この度は、この度は誠に申し訳…(以下、謝罪)」
担2「返金につきましては、お客様が召し上がられたコースのうち、2品について誤表示が有りました。(人工フカヒレ、バナメイエビ)
従いまして、2品☓5人☓1,000円=10,000円分のクーポンを返金させていただきます。」
※もっと丁寧な口調でしたが。
私「くっ、クーポン(予想以上の高額返金と、予想外の方式に驚く)」
担2「申し訳ありません。クーポンは、当ホテル内のレストランにてご使用になれます。」
カビーン… そのホテルは地元(関西)にあるため、自宅(東京)からはちと遠い。
私「そうですか。よろしくお願いします。」
担2「では、ご住所を…(以下略)」
担2「ぜひ挽回のチャンスを下さい!!!
と、ちょっと内情を聞いてみるつもりが、思わぬ臨時収入?となった。
担当者の方の対応は、ホテルマンらしく不快な思いはしなかった。
(向こうは大変なんだろうけど)
クーポンは近くに住む知人にあげようと思う。
俺は24歳、「増田漁業組合」所属の漁師だ。いや正確には、増田の漁師「だった」。
ここ2年ほどの間、増田専門で釣りをして飯を食っていた。しかし今回、不本意な形で引退することとなった。
このエントリはその挨拶のつもりで書いている。本来ならこうして組合の存在を明らかにする事自体ご法度だが、先ほど辞表を出してきたし、もう関係もないだろう。
増田にはアマの漁師も大勢居いるが、実のところホッテントリ入りする増田の半分は組合員が垂らした糸だ。
俺たち組合の漁師は、釣りエントリを書いて釣果(はてブ数)を得ることで食いつないでいる。ちなみにトラバ数は特に集計されない。
しかし実力のある漁師でも、運不運によって釣果は上下する。そんな時に助け合うために漁業組合がある。
とはいっても、最終的にモノを言うのははてブ数だ。結局のところ、はてブをたくさん取った奴ほど発言力が強く、出世も早い。
漁の当番は週に一度だったが、その週に投稿する選りすぐりの一本の他に、1,2個は良質な釣りエントリを常にストックし続けていた。
溢れ出るネタに俺は自分の才能を確信し、俺は組合内最強の漁師であり誰よりも早く出世すると信じて疑わなかった。
一週間ずっとネタを考え続けても、なんにも思いつかない。思いついてもクソみたいなネタばかりだ。
仕方なく俺はストックを切り崩し始めた。このままじゃジリ貧だとはうっすらと思いながらも、いつか絶不調の波を抜けるんじゃないかと、楽観的だった。
しかし調子が回復することはなく、次第にネタを書かなくなる。書かなければスランプから抜けられず、するとますます書かなくなる。
この悪循環に俺はドツボっていた。
それでも、計算上は1年半くらいはストックが持つはずだった。その計算が正しければ、俺の引退ももう少し先延ばしに出来たはずだ。
俺が計算の狂いに気がついたのは更に半年後だ。ストックの中からネタを投稿しても、ほとんどブクマが付かなくなってしまった。
なぜか。俺の釣りネタというのは時事に絡んだネタがメインだったのだが、要するに賞味期限が切れてしまっていたのだ。
腐ったエビを釣り針に付けても鯛は寄ってこない。俺はそのことに気づき愕然とし、せめて冷蔵庫に入れておけば良かったと後悔しながら、すべてのストックを放棄することになった。
そこからは本当に地獄だった。いくら考えてもクソみたいなネタしか思いつかず、釣果も散々。
こうも不釣が続くと組合での立場も悪くなる。出世街道を邁進していた釣りのエリートは、完全に窓際族コースに路線変更していた。
スランプを抜け出せないことに俺は焦っていた。結局、俺の実力なんてそんなもんで、俺に釣りの才能はなかったのかと。そう思ったりもした。
そんな焦りから、俺はやってはならないことに手を出してしまったんだ。
「コピペ改変」だ。
組合の漁師にとって、「コピペ改変」でブクマを稼ぐことは規約で禁じられている。
比較的安易にブクマを稼げるコピペ改変はあくまでパンピーのはてな民の楽しみ、あるいはアマ漁師の漁場とされているからだ。
俺はそこに手を出してしまった。
大昔のエントリから元ネタを引っ張ってきて、バレないように防護柵を張った上で。俺は悪質だった。
結果、一瞬で見ぬかれてしまった。はてブユーザーたちを甘く見すぎていた。
コピペ改変は、簡単にバレる。気づいた時にはもう遅かった。
其後は語るまでもなかろう。ただ普通なら懲戒免職になるところを、自主退社で済ませていただけたのは助かった。最初の一年の釣果があればこそだ。
なんてことはない。俺は完全に涸れた漁師で、いい辞めどきではあったのだが、廃業するにあたって組合に迷惑までかけた最悪の人間だ。
食いブちを今後どうやって稼ぐか。もう漁師は完全にやめるつもりだ。
暫らくバイトでもするか。釣りに人生賭けていたので、その先はノープランだが。
それじゃあまたどこかで。