はてなキーワード: SEOとは
これをみての俺の回答:ご家庭で簡単につくるならケチャップは必須だがかなり大量につかってしまうので割高なのとオーガニック指向にそぐわないからつかわないやつが増えた
つまり、そばのレシピでそばつゆ部分を「瓶で買ってきたそばつゆを希釈する」ってわざわざかくか?
そんな書かなくてわかるようなこと、わざわざググってる人なんだから「鰹節と早田節をつかって~しょうゆとざらめでカエシをつくり~」と書くほうがちゃんとページ滞在秒数を稼ぎやすいだろってSEOに気を使うか?の違いだと思う
あとケチャップだとメーカーやブランドによって減塩だったりでアジが決まりにくいからブレを避けるためにも材料で書いてるのかもな
一般に9時とか10時のドラマで主役取るような20代~30代(場合によっては10代も)の女優はそのルックスから男人気が高いとされている。
というよりも、そうであるという印象を植え付けようと、日々そういう印象操作活動を「テレビ側」が継続しているといったほうが正しいかもしれない。
だって男人気が高いなんて、肌感覚で実態とは合わないと、男として思うから。
告白されたら振ることはまずないだろうが、女優として売れてる人たちの顔って性的にそそられるようなものではないと思う。
端的に言えば穴に突っ込んでも勃たない気がする。恋愛対象ではありうるが結婚しても一生ディンクスなんてことになりそうだ。まあ親族に対して鼻高々にしていられるぐらいの価値はあろうか。
男にとって女とは抜ける穴と抜けない穴に分類される。言い換えれば、ブスか、ブスでないか、だ。
明らかに女優は「ブスでない」方に分類されるが、ああいう顔は演劇において優れた威力を発揮する、言い換えれば、様になるという状況を作り出すのに優位なものなのであって、別に男を興奮させる顔というのとは違うと思う。
でも男たちもまた自分のプロフィールを伝えるのに「好きな女優」を言ったりすることが多い。これは結局、本当に抜ける顔としてはAV女優のあの子が本来の好みということであっても、それを言ってしまっては下手したら社会不適合者の変質者扱いされてしまいかねないから自重しているだけなのだ。AV女優の好みなんて千差万別でゴールデンタイムの女優を引き合いに出すの違って話題の共有が難しかったりそこで話が盛り上がらなくなってしまうという問題もある。
しかし多くの男はそれを自分だけの問題だと思っている。対外的には「新垣結衣が好き」とかみたいに答える男にしか出会わないから。
これは言うなればパノプティコンに囚われているようなものだろう。本当は皆テレビの女優などそこまで好みではない、でも各々社会的正しさという壁に隔たれて実際の好みを明かせないから、「俺は違うけど、ゴールデン女優は男に好かれているんだろうな」というのが各々の頭の中の主観的事実になってしまうのだ。結局それはテレビの作り手にもおよび「男なら、長澤まさみが好きなんだろう!?」と乱心を起してそういう内容のバラエティばかり作ってしまう。(その筆頭がモニタリングだ。)
ゴールデン女優が人気という印象には波風が立たないとこともあるかもしれない。女優ぐらい綺麗な人に男がなびくのは許せるって感覚が女にはある。
しかしこの綺麗というのは舞台映えするということの言い替えでしかないのだが、そこらへんあけすけにして男にとっての本当の好みが伝わってしまうような番組作りをするようになればたちまちフェミニストなどが黙ってないだろう。
まあそんなわけですよ。俺みたいなことを思った人には他にもいてその疑問を表明したブログなり星の数ほどあるのかもしれないが、そういうのはグーグルに「しょうもないこと」と認定されてSEOの影に追いやられているだけなのかもしれない。そこで俺もまた「誰も言わないことを思い切っていってみたと勘違いした者」の一員になってしまっただけかもしれない。おそらくこの増田などを見つけられなかった人がまた同じような内容の文章をネットにあげるわけだ。歴史は繰り返すのだ…。
【ブログ初心者必見!】SEOはこれをやれ!!3つの基本・5つの実践 – 青二才は振り向かない!!
内容が易しいからというのもあるが、構成的にも文章的にも非常に読みやすい記事だった。文章うまくなってるじゃん。
それにしても青二才、ブログの先生みたいなことをするようになったんだな。ブロガーで飯を食おうとする人間の行き着く先は結局ここかよ、という気持ちが無いわけではないが、ちゃんとした記事かいてたので特に文句は無い。
内容は初歩中の初歩だが、初歩を丁寧に教えるのはストレスが溜まるのでこれを丁寧に説明している記事には需要があるだろう。はてなブックマークについている読者の反応のレベルが低すぎてやや戸惑うが、無駄に知識だけ多くて口やかましいが金にならない耳年増なはてな読者よりやる気はあるが頭すっかすかの素人を捕まえるというのは戦略として正しい。
決してはてな村の延長になっておらず、しっかり脱はてな村に成功しているといえる。
https://www.similarweb.com/ja/website/tm2501.com
6ヶ月平均の合計訪問者数
104.36K(104360セッション)
平均滞在時間
00:01:03
86.72%
SimilarWebの見方を間違えている人が立て続けに出ていてるのでSimilarWebの見方と数値のズレについて説明する - 鈴木です。別館
similarwebの結果では青二才のブログの6ヶ月平均PVは104360*1.34=14万程度となる。(※)
青二才ははてなブログ時代に20万だか30万PVとったと自慢していた時期があったからその頃と比べれば減っている。
しかし、はてなブログ時代と違い、炎上やはてなでのバズにはまったく頼っていないのは明らかだ。
にも関わらず、検索流入メインで勝負してこのPV。そう考えると実質的にははてなブログの頃より成長していると言ってよいのではないか。
青二才、偉い。とてもえらい。
気になることが無いわけでもない。PVはともかくとして平均滞在時間が短すぎやしないか。
青二才のブログは、そこそこ長文だ。平均して3000字くらいはあるだろう。ちゃんと読もうと思ったら普通の人なら3分はかかるはずだ。私は冒頭で引用したSEO対策の記事は最後まで読んだが3分以上かかった。ところが平均滞在時間は1分3秒しかない。私のブログも試してみたが1:33だったし、上のブロガーさんたちも1:30を下回る人はいない。単純に計算して3分の1の読者は数秒で「私が読みたいのはこれじゃない」と帰っているということになる。
なるほど、SEO対策した結果としてPVははてブに頼らなくてもそれなりの数字を維持できているようだが、読んでもらえていない率がかなり高いようだ。
直帰率も高すぎる。86.72%って。もうちょっとブログ回遊してもらえるように工夫しろよ。何の工夫もしてない私のブログですら80%以下だったぞ。
現状ではSEO対策として「検索エンジンから見栄えのよいサイト」は作れているようだが、そのことに頭がいっぱい過ぎて、検索エンジン経由でやってきた人が求めている情報を提供できていないということではないのか。青二才は記事の質の高さや中毒性のあるコンテンツが自慢だったはずなのに、どうしてこうなってしまったのか。
それともSEO対策メインにしているブログはみんなこんなものなのか。世のSEO対策メインのブログは、検索エンジンのほうばかり向いてないで、ちゃんと読者の見せるために自分のコンテンツをしっかり磨けといいたい。googleは阿保とかいいながらgoogleの奴隷になってるのダサすぎるぞ。
とはいえ、思ってるよりがんばっててしかも成果を出してるようで見直した。青二才、がんばれ。
青二才、がんばれ。ブログタイトルがめっちゃ恥ずかしいんだがこれを恥ずかしいと思わないきみがすき。(ここまでで1596文字)
(※)
注意点として、あくまでsimilarwebの数字だから正確な数字かどうかはわからない。例としてはてな時代の青二才よりも読者数が多かった有名ブログの結果をいくつか表示しておく。
今一番はてブでバズってる「不倒城」や「いつか電池が切れるまで」のPVが15万PV程度ということは考えにくいため、本当はもっと多いかもしれない。PV数40万と公表しているゆとりずむのPVも30万程度しかない。
別にアフィリエイトで副収入を稼ぎたいわけじゃない。なので、SEOのためのあれこれとか、集客にぴったりくるテーマを、とか興味がない。どこかの通信販売の販売員みたいなニヤニヤ笑いが透けて見えるような文体で読み手にとりあえず役立ちそうなことを広告のおまけとして書きたいわけでもない。日々、見聞きした面白い出来事とか、最近面白かったり腹が立ったりしたアニメのこととか、最近ネットで見かけたニュースについて思うこととか、そういうことをつれづれと書くようなブログをやりたい。反応ゼロで自分以外に見てる人がいる気配がないのは続けるのにしんどいから、たまにはコメントがついたりしてほしい。別に不特定多数に投げたいのじゃなくて、たまたま興味や関心が近い人が共感してくれれば良い。
そのころにも、ブログをやっていた時期がある。当時だって別にアクセスが多かったわけじゃないけれど、少しやってればブログランキングでまあまあの順位にはなれるし、近い順位の人と交流ができるので反応もそこそこある。
ああいうのを、またやりたい。でも、やってみても、誰も見ていない気がしてモチベーションが保てない。かといって、少しは宣伝でもして目立たなきゃかなあと思ってブログ指南のようなサイトを検索してみても、出てくるのはアフェリエイトでマネタイズするための話ばかり。どうでもいいんだ、そんなのは。いや、金はどうでもよくないけど、今やりたいのはそれじゃない。
ツイッターでやれ、といわれそうだけど、ツイッターに長い文章は書きにくいし、だいいち過去の記事の可読性が悪い。公式RTした元レスが消えてしまったりした日には、自分のしゃべっている文脈さえよくわからなくなる。
同じような話で、普通のテキストサイトも作りたい。ブログよりさらに、コンテンツの自由度が高いし、いろんなジャンルの記事を見やすくまとめられる。けど作ったところで今はリンク集という文化がないからつなげかたが分からない。ときどき、ネットを眺めていると一般人の面白い「ホームページ」に今でも行き当たる。そうそうこれだよ!と思うけど、開設日は99年だったりする。過去の蓄積があるからいいけど、いまこれを新たにやったところで、成立するのだろうか、と思ってしまう。
もちろん、ほうっておけばいつかはGoogleスクロールで上位に拾われるかもしれない。でも、どうせNaverがごっそり「キュレーション」して持っていくのかもしれない。
この間、飲みの席で上司がすごく得意気にこんな話をしていた。
「おれは検索エンジンを使うのが得意だ。お前らの半分以下の時間で目的の結果に辿り着ける」
確かに、この人は検索エンジンの使い方が上手だ。
その時も適当な技術的なお題に対してスマホで検索合戦をしていたが、じじいのくせに確かに周囲より早く答えを導き出していた。
まずは答えというのは疑問とセットになっているはずなので、質問者が使いそうな単語、しかもその質問でしか登場しないような単語を選ぶのがコツだという。
また、聞くところによると検索エンジンはまだまだ文脈に弱いらしい。(文脈自由言語?)
そのため、文章で質問するとむしろ余計な検索結果を導き出してしまうのだという。
もっと技術的な話が出ることを期待していただけに、その場はなんとも言えないしらけ方をしてしまった。
これを聞いて思ったのだけど、こういうのが検索エンジンの進化を遅らせている一番の理由なんじゃないだろうか。
例えば飛行機って便利なはずなのに、未だにライセンスのハードルが高くて、余計な知識をつめ込まないと操縦させてもらえない。
一度事故が起これば精子に直結する問題なのはわかるけど、それにしたってあの計器類の数は無駄に多すぎると思うんだ。
自動化は信用出来ないって考えが世の中まかり通ってるけど、本当は技術投入すれば大半を簡略化できるはずだ。
未だに人の目がコンピュータより正確だとは誰も思わないなはずなのだから。
本当はそこに技術革新の余地があるはずなのに、大きな問題に目を向けるあまり、煩雑でも成り立っていることをよしとしている状況って他にもいくらでもあると思うんだよね。
で、ここがhttp://logmi.jp/38827こういう記事を作ってたりするんですがどうみても著作権的にアウトなんですよ。
TEDのプレゼンテーションを翻訳して、それを記事にしています。
最近のこの記事あたりから記事の最後に注釈がつくようになりました。
※ログミーでは、TED Talksおよび各TEDxの定めるCCライセンスを遵守し、自社で作成したオリジナルの書き起こし・翻訳テキストを非営利目的のページにて掲載しています。
らしい。
https://www.ted.com/about/our-organization/our-policies-terms/ted-talks-usage-policy
ログミーは、非営利目的のページにて掲載、としているがこのサイト自体は他のページで広告を掲載しています。
また、書き起こし自体が事業なのでそれを行なっていることはログミーにとってはこういう書き起こしができますよという事業の広告となります。
さっきの規約読んだらわかるけど、ここで許可されているのは教育とか仲間内での研修とかそういうことです。
もしあれならパートナーライセンス取ってねって書いてあるけど、それじゃなくてCCライセンスのことを記載しているってことは
あと、この規約はたぶん動画についてのことなんだけど、それを文字にして使ってSEOの一部として使ってるのはまたさらに別の問題なんじゃないかと。
どっちにしろ企業としては完全にアウト。最近問題になったキュレーション系と同じで人のものをパクってるだけです。
もしログミーがこれは問題ないと主張するなら、このログミーが書き起こしした記事をまるまるパクッたサイトが作られたらどうか?という質問に答えてほしい。
で、規約を読み直して良く分かった。
例外規定がさまざまなところに分散していて、「何がOK」か規約だけで判断しかねるんだ。
たぶん、運営側も分散しすぎて整理が必要だと感じていると俺は思っている。
許すならこの規約を撤廃して、「みなさーん、はてなはアフィアフィ出来るブログだからきてくださーい。情報商材でもなんでもあれの世界ですよ−」ときちんとしてほしいよね。
○○塾みたいな情報商材系が「はてなは緩い上にSEO有利だから、バンバン広告貼ったブログを作りましょう!」
なので、「ダメならダメ」「OKならOK」と規約を整理して、明記してほしいと俺も強く思う。
追記
俺の認識では、
上場するって大変だな。
「私はアフィリエイトで食ってます。みなさんがアフィリで食える方法を伝授しましょう!」
とか、
「SEOすれば人が来て、広告がクリックされて報酬が入ります。みなさん、私のSEOを伝授しましょう!」
の雰囲気を感じるわけよ。
ってか、これ、実際に公言してる人沢山居るよね。
そして、それって、決して、ブログを書いてるうちに、ついでに読者に有用になるからと言う理由でのアフィではなく、
a.宣伝や商用を目的とした広告・勧誘その他の行為。ただし、当社が各サービスのヘルプに別途定める場合はその限りではありません。
に当たるアフィだよね。
許すならこの規約を撤廃して、「みなさーん、はてなはアフィアフィ出来るブログだからきてくださーい。情報商材でもなんでもあれの世界ですよ−」ときちんとしてほしいよね。
俺が思うに、最近のはてなブログでアフィリエイト目的の人は「どこかの教祖様?」(情報商材的)って感じなんだよな。
「私はアフィリエイトで食ってます。みなさんがアフィリで食える方法を伝授しましょう!」
とか、
「SEOすれば人が来て、広告がクリックされて報酬が入ります。みなさん、私のSEOを伝授しましょう!」
の雰囲気を感じるわけよ。
それで、その教祖様を信じる信者様がはてブする感じで、ホッテントリに載る感じ。
ある意味、俺の中で納得できたんだけど、
そうすると、ネットワークビジネスの温床になりかけてね?
追記
こうやって匿名で書ける場所を残してる運営は寛大だと思うし感謝してる。
そろそろ運営は怒ってよいと思う。
梅木が有料コンサルの客の相談内容をブログで晒してdisった話。
http://tanimachi-9.com/2014/08/the-startup/
まーたこんなことやらかしてるのかと思わざるをえない。
依頼者はやたらと善意に解釈しているが、こんな話は日常茶飯事だ。
例えば去年彼が炎上した、そのきっかけとなった某クラウドソーシングサービス。
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/08/the-startup-033.html
そこからも有料コンサルの体でマーケの手伝いの仕事をとっていたのは周知のとおり。
自分が炎上して社長からも突き放され、分が悪くなると、クライアントのはずのそのサービスが「有料被リンクを買いまくってスパムSEOや競合相手の逆SEOをやっている」というネタを自らメディアに売り込んだ。
そのサービスが実際そういうことをやっていたかどうかまず怪しいが、それよりもクライアントの利益を守らない姿勢が問題だ。
普通、金をとってコンサルするような場合、いかなる内容であれ一切口外しないのは当たり前。
それ以前に、相談前にアウトラインを聞き取ったりして自分なりに準備するのも常識だ。
ところが、今回の被害者のブログを読めば分かる通り、梅木は何の事前準備もせず、一方的に自分の前提でもって2時間説教しただけ。
TheStatupの他の記事も読めば分かるとおり「どこどこがダメだ」とか「どこどこは思ったより厳しいと聞いた」とか、ほとんどが第三者の伝聞情報で、本人に直接話を聞きにいくということがない。
彼がちょいちょい宣伝している月2000円の有料サロンもそうだ。
梅木サロンに参加してるある人は、月2000円の会費を「みかじめ料」と呼んでいた。
つまり、サロン会費を払って適当に絡んでおけば、悪しざまに書かれるリスクは(ちょっとだけ)減るかもということだ。
スタートアップ限定の物書きなんか少ないので、うっかり変なことを書かれると非常に迷惑なわけだ。
そのリスクを3、4割は軽減できるとなると、月2000円払ってもいいかなと思う人が今300人くらいいるってことだ。
サロンメンバーに起業家は多いが、VCが少ないのもその傍証だろう。
もちろん、たまに間違って純粋に勉強するつもりで入る学生くんもいるけど、実際そういう人は少ない。ヤのつく商売と同じで、結局みかじめ料だから300人も集まるのだ。
その証拠に、本人もブログに「会った人を燃やすことはない」などと書いている。
ひどいとは思うけど、そういう商売もある。
しかし実際は、サロン参加者でも割と適当に書かれているので、あまり効果は無いんじゃないか。
「統合失調症がやってきた」の松本ハウスが来るというので、行ってみた時のこと。
狭い会場に二百人以上が詰めかけて、それに加えて立ち見のギャラリーもイル。
会場に掲げられた白膜には「精神科医療における松本ハウスの歴史的意義」だって。
司会をしていた精神科医いわく、100年以上にわたる、排除の歴史から統合失調症がやっと地域社会に帰りつつある。我々は、ハウス加賀谷=松本キックが、統合失調症をめぐるタブーを打ち壊す歴史的瞬間に立ち会っている!
精神疾患をお題に名披露目した松本ハウス(とくに当事者であるハウス加賀谷)は、その象徴的存在であるそうだが。。。
ハウス加賀谷は「統合失調症がやってきた」という本を昨年の8月に出版した。私はとくに興味もなかったし、そういう「商売」にのる気もなかったので、買っても読んでもいないが、彼らが言うには初発の症状は中学2年のときだとか。
夏の暑いある日のこと、教室でふと振り返ったとき、友だちが下敷きで顔を仰いでいるのを見てしまった。友だちは自分の臭さを吹き飛ばすために下敷きでパタパタやっている、彼は一瞬でそう理解した。
それ以後、「加賀谷、クッサー」という声が聞こえるようになったという。
以後、事実でもない声が聞こえてくる彼は精神科とのつきあいをはじめる。ようは、通院がはじまったということ。
それでもビートたけしが好きで漫才師になりたかった彼は、17歳のときオーディションを受け、松本キックと出会い、「松本ハウス」としてデビューした。
――――ある時、鞄いっぱいの薬を見つかり、病気を告白。その症状を聞いた相方が、それ、漫才に使えんか? ということで、すでにこの時代に、病気をネタにしていたらしい。
幻覚、幻視。病気の症状を面白おかしくしゃべる加賀谷にキックの方が突っ込みを入れて、笑いを誘う。
それって是か非かどっちだ?
病気の症状で笑いをとることに不快感を表したある統合失調症患者の女性が、その思いを自分のブログに書いたり、松本ハウスのブログにコメントを入れたところ、ファンから袋叩きにあったというエビソードもある。
確かに話としては面白いが、当事者として症状で苦しんでいる人には笑えるものではないだろうし、侮蔑と感じる場合もあるだろう。
「昔のような切れはもうないけれど、今できることを探していこうと思っている」と相方の松本キックはいう。
「薬のせいで感情が平坦化していて、昔のように言葉のキャッチボールはできないけれど、いまは、その鈍さを笑いにしてしまえばいい。僕はそんなふうに思ってます。笑いには計り知れない力がある。病気だってできることはたくさんある。みんな、統合失調症だって、こうして働けるし、社会復帰だってできるんです」
そして、「統合失調症」の当事者として本の出版とともに復活し、その体験をネタに、現在の「地位」を築き上げたのである。ネットを見渡せばわかるが、ソーシャルサイトの囲い込みも検索エンジンのSEOも広報マーケティングには抜かりがない。病気で稼ぐ、精神疾患ネタで稼ぐ。彼らにとって「統合失調症」は一種の鉱脈なのかもしれない。彼らは鉱脈を見つけた者として、その権利を決して手放さず、「精神村」にいつづけるに違いない。