はてなキーワード: お客様とは
出勤するなりオーナーから電話。今日はどうせ暇だと思うから、派遣さんと上手く仕事を割り振ってやってっていう。そんな電話をオーナーがしてくる日ほど多忙になるジンクスが当店にはあるので、やばいって思った。
私と交代で帰るシフトリーダーが今日はかなり暇だったと言っていたが、連休中って昼はそんなもんだが、夕方からのお客様は大抵何があってもライフサイクルが変わらない人達ばかりなので、昼の様にはいかなさそう。
派遣T氏と初めてシフトに入る。Aさんが言うにはオーナーの前以外ではこの上なくやる気の無さそうな態度のチャラ男ということだったので、ウェーイ系とかが苦手な私はシフトがかち合いませんように……とびくびくしていたのだが、会ってみればむしろごく普通としか言い様のない人だった。確かにちょっとダルそうではあるが、やる気のない態度煮かけてはAさんの方が段違いで上である。
派遣T氏は最近当店に派遣されてくるコンビニ専門派遣の人の中では一番来る回数が多いのだが、夜遅くまで働いて翌日の早朝にも出勤してくるみたいな、かなりハードなスケジュールで働いているらしい。常にダルそうなのはシンプルに疲れているだけだからっぽいけれども、なんだかあまり生活に困って切羽詰まっている感がない。むしろお金に困ってはいないのに趣味で労働していそうな、高等遊民っぽい優雅な動きでフロアを歩き回りのんびりとフェイスアップなどをしていた。
が、そういう謎に優雅さを発するタイプの男性ほどわりと修羅場みたいな人生を歩んでいがちなんだよなぁ……というのが私の狭い観測範囲から導き出されたあるあるというか、ジンクスのようなものなのであり。 Aさんみたいに「チャラ男なんか人生の勝者じゃん、うらやまけしからんぞ!」みたいな事思って接すると、そのうち盛大に地雷踏み抜くと思う。
「俺、温めてなんて言ってないよ!」
と言い出したので、別に罪など犯していないのに謝罪して同じ商品の新品に交換した。たまにこういう自分で言った事を忘れて怒る客っているけど、そういうのにちょっとでも言い返したり自己弁護のような事をいっちゃうと非常に面倒臭いことになる(暴力を振るわれたりとか)ので、さっさとこっちが悪かったことにするに限る。合言葉は、客からいくら無能と呼ばれてもこっちはノーダメージ!
糞客ほど一見さんだ。その客もそうだけど、なんか本当にこっちが間違えて自分が正しいみたいな態度を自然にとるけど、もしかしてあちこちの店で同じ事をして店員に謝らせてストレス発散してるんじゃね? と疑ってしまうくらい、一度きりしか来店しないんだよなあ!
派遣T氏が帰ろうとしている時に、ちょうど私は事務所に置いてある自分の水筒の水を飲んでいた。狭い所でマスク外してすまんの。派遣T氏からオーナーへのちょっとした伝言をことづかる。それはいいけど、派遣T氏の私服姿が私と同世代以外の何物でもないのでちょっと驚いた。てっきり、もっと若いのかと……。
帰り際に派遣T氏が、
というので、店の出入口からちょっと出て花火を見た。わーすごくきれい! ということは、だ。これから当店、死ぬほど混む予感……!
という予感は的中し、花火大会が終わって少し経ってから、当店はめちゃめちゃ混雑した。派遣T氏と交代で出勤してきたのはまだ新人の高専五年生とオーナーで、高専五年生は今までにない混雑ぶりにかなりビビっていた。オーナーはこんな事滅多にないよねえw とキャッキャしていたが別に手伝ってくれる訳ではない。
「お弁当とおにぎりが並ぶのはまだですか? さっき品物は届いてましたよね?」
と聞いてくるし、ずっと品出し待ちで店内をぐるぐるしている。一方で、飲み物とおやつだけ買えればいいだけのお客様も多く、レジ待ちの列が長々とできる。
そんな訳で、私はレジと品出しの両方をしなければならずにわたわたとレジとフロアを往復していた。そのせいで品出しがやっと完了した時、その一部始終を見ていたお客様から、「わはーw」と言われた。
品出しを終えたらトイレ掃除とゴミ捨てをして帰る予定だったのだが、ものを買うお客様以上にトイレに寄るお客様とゴミを捨てるだけのお客様が多くて、作業がなかなか進まない。死ぬほど疲れた。
国立大学の教員として一個一個長文の返信で説得しようと思ったが、バカ相手に時間がもったいなさすぎてやる気なくしたのでやめる。
大人からサービスを受けることしか知らない子供の知恵で、金払ってるから何をしても許されると考える典型的なクレーマー。
自分から進路を選んどいて「権利」?はぁ?入学時に大学の方針に従う誓約書書かなかったの?誓約した時点で権利なんかないぞ?
大学は「教育と研究の場」であって、「お客様を楽しませるサービス業」じゃねーんだよ。
お前がもし国立大学の学生だとしたら、お前を育てるために多額の税金も投入されて授業料も一部免除されている。
日本は楽して全員が卒業できるのが当たり前の社会だが、卒業は本来は欧米のように努力と競争で勝ち取るものであって
一部の勝ち取った人が企業から評価されていい仕事に就けるというのが本来の姿のはずだ。
やりたくないことを自由にパスできて、「青春を謳歌したい、遊びたい」なんて言ってる大学生なんかどの企業が欲しがるんだよ。
もし大学がそんな制度に変えたら、その大学は一気に偏差値やランクが下がって卒業生は就職もまともにできなくなるぞ。
偏差値の高い大学というなら、それまで積み上げた信用(大学のカリキュラムとか先輩や教員の実績とか)で企業は有利に採用してくれている。
その大学のブランド力を利用して就職するつもりなら、在校生として大学の信用やブランドが維持できるように努力義務を果たせよ。
新型コロナ対応のためコールセンターを当面の間閉鎖しておりますため、おつなぎできません。お問合せはインターネットサイトまたはメールにてお願いいたします。お客様にはご迷惑をお掛けしますがご理解のほどよろしくお願いいたします
竹箒の列が色々荒れたらしい。調べて出てきたのは主に「なんでサクチケ組を並ばせてるの?」という批判。これについて外野から解説してみようと思う。
自分はぶっちゃけると館内担当のしがないスタッフ。最低限の素性だけ明らかにしておくと、東4ホールのスタッフではない。これだけ。
今も現役でスタッフしてるけど若干違う部分はあるかも。
・なんで7時にサクチケ組を並ばせるの?
実はこれ、並ばせてるんじゃない。列のような何かを作ってる。傍から見たら列だけどな。
ここで「なんでチケ組を優遇するんだ!10時30分より前に列を作るのはおかしい!」という一般・サークルの声が飛んでくるのも分かる。でも昔はちゃんと列を作って「なかった」んだ。
散々ここまでチケって呼んでるけど、正式名称が「出展サークル専用通行証」という名の通り、この紙は本来、買い物をするためのものではなくサークルが頒布の準備のために先に入って準備するための証券だ。
それがすなわち「開会前に会場に入れる」という徹夜にも始発にも勝る最強のチケットとして大昔からコミケットで幅を利かせてきた。
流石にスタッフどころか一般でも来たことねえから知らんけど、晴海時代からこうなってたんじゃねえかな。
で、コロナ前は本当に列は作ってなかった。サークル前で並ぼうとしてる奴らは「まだ列は作りません」「ここは通路なので立ち止まらないで」とアナウンスして散らしていた。
シャッターに関しても同様で、中央通路に集まってくる奴らは散らすんじゃなくて放置していた。
チケでシャッターに並ぶやつなんてもう何年も買い物してる慣れてる連中だから中央通路に列作るって分かってる。ので、スタッフが集まると「お!作るんだな!」って一気にワーって集まられちゃうから、なるべくスタッフは近寄らせない。
ちょっと溜まってきたらそろそろ危険なので「まだ列は作らない」と散らす、もうこれ以上耐えられそうになかったら形成、って流れ。
コロナ前も今も、結局「列を作らないと危険」という判断の元形成される。特に今は、とにかく密と接触を避けたいし、シャッターの開いていない換気の悪い館内でチケ組に中央通路占有されたら溜まったもんじゃない。
本当に設営しようとしているサークルにも迷惑だし、感染が更に怖いと思う。
なので「なんで列を作るんだ!」の回答は、「じゃあどうやって列にするんですか」になる。いや、質問を質問で返すの良くないな。
「ただでさえこれだけの人間が集まってくるのが危険なのに、コロナ禍で密集密接を避けるためにも最初から外に形成しました」かな。
Twitterでさんざん見ただろうが、7時30分の段階で東6ホールまで伸びてしまったあれだけの人間を感染対策が叫ばれるご時世下でどこにプールしてどうやって安全に形成するというのだろうか。最適解が出せる人は是非次回から館内担当でお待ちしております。
昔は「○○に並びたい人は手を挙げて、スタッフにランダムに叩かれた人から先頭に形成する」ってのもやってたけど、接触を生むし並ぶ人間の数が違うし。
あとはあれの先頭と最後尾を真逆にするとかな。ただこれは列の再転換が死ぬほどだるいし最悪暴動が起きて怪我人が出るし場所がないのでNG。小中規模の即売会なら出来るかも。
結局、コミケットって大きくなり過ぎた結果できないことも多いのだ。
最後にもう一つ。別に開会前に列を作っていたのは竹箒だけじゃなかったということ。
兼ねてから「竹箒に人が吸われるから他が楽だな」と買い専界隈では話題にされていたように他のトラックヤードは閑散としていた。
なので、竹箒だけじゃないよってことは言っておきたい。
と言われると凄い微妙。ifの世界線、妄想の話になるのでこの項読み飛ばしてもらっていいんだけど、コロナなんてなかったC100で、入場制限なし、チケもこれまで通り発行、本当にpdfとかなしの会場限定本とかやっていた場合、
シャッター前で入場者を散らし切ってシャッター開けて外に出して安全に作れていたか?というと分からないな。最初から中央通路に溜めちゃってたかな。
昔からこういうことはあった。明らかに転売目当てとか先頭取りたい奴が中央通路に突っ込んでくるの。最初は散らすんだけど焼け石に水で、もう作っちゃうしかないんだよね。
あそこでワチャワチャというか大きく動かれると中央通路沿いのサークルの机や搬入物が吹っ飛ぶ。誇張抜きで吹っ飛ぶ。
・なんで通行証にはサークル入場7時30分~って書いてあるのに7時前に入場させているの?
サークル入口の業務をやったことがないから分からないのだが、彼ら(サークル入口)は「人が集まってきた、やばい、入れなきゃ」という感覚なんだと思う。実際それで過去何度も7時半より前にサークル入場者がホールに突っ込んできた。
多分サークル入場口からよーいドンなんだろうから、「サークル入場待機列」でも先頭を取る戦争が起きていると推察される。
なので、6時半過ぎからサークル入口前でスタンバってる明らかにサークルではなさそうなガラの悪いおっさんたちが悪い。
昔は7時半より前に入ったとされる通行証は別の箱に入れて控えられて、後で逆探知してペナルティとか与えていたはずなんだけど、今どうなの?
・アーリーは5000円も払っている!なのにチケの方が有利なんて何事だ!
そうだね・・・これ昔と同じ入場無料だったらそこまで批判出なかったと思うけど、アーリー5000円もするんだからそりゃ文句も出る。というかなんで5000円も取ってるんだろ、準備会金ないの?
後で話すけど、「サークルは参加費に1万円出している」というサークル優位論は100%正解ではない。そもそも参加者はみんな平等なのでサークルの方が偉いとかないし。
5000円払ってるんだから何とかしろ!って精神はお客様になってしまうので良くはないと思うんだけど、実際俺が同じ立場だったらキレてると思うし、難しいなぁ。
「じゃあチケ手に入れれば?」って言ってくる輩もいるが、そんなこと言ったらダミーサークルが増えてしまう。正規の手段としては、サークルの知り合いを作るか、スタッフの知り合いを作るか、スタッフの知り合いの買い物グループに入ってください・・・
このような声がちらほらあったが、彼らには「自分のスペースがない」のだ。そもそも「出展サークル専用通行証」を持っているのが本当にサークルの人間なのかな?ということ。
コミケスタッフはボランティアで金銭的な報酬が出ない代わりにチケを何枚か貰えるのは皆さんご存知だな?最近それもめっちゃ減らされたけどな。
それとあと、混雑サークル対応用っていう通行証がある。これは大手の壁やシャッターサークルに対して他のサークルと同じ2枚だけ(昔は3枚)のチケットでは、売り子と列整理要員が圧倒的に足りないからだ。
コミケットアピールにも記載されている通り、サークルの列は基本サークルが面倒を見る。列の立ち上げとか導線引くのは準備会スタッフの仕事。
なので、壁サークルやシャッターに関しては”ちゃんと正規の手段で”チケの追加発行が認められている。何枚下りるかは上層部が最終決定するのかな、そこら辺は知らん。
これは少しでも混んでパケット実績のある壁サークルならやっていることだろう。勘のいい奴なら「なんであのサークル売り子が何人もいるんだ?」って気付いてるだろうし。
そんなわけで、チケ組の先頭は素性の知れないやつらだらけってことだ。
昔からコミケのマナー違反の代表格と言えば徹夜組だったけど、入場制限・有料チケット制で徹夜が駆逐された以上、次にクローズアップされて世間の日の目を浴びるのも時間の問題だったのがこの「チケ組」だったわけで。
10時前に並んだサークルは摘発しろ!っていう意見もあるけど、10時の開会と同時にじゃあ自分の隣のサークルに買い物行くのはいいの?みたいな問題になっていくし、コミケットって昔から「グレーゾーン」で生きてきたイベントだからこの辺明確に取り締まって線引きすると収拾がつかなくなる。
今はもうそういう時代じゃないんだなって分かっていても、実際にアクションするのって色んな手間とか時間がかかるから踏み出せないのも現状だし、とにかく徹夜がなくなった以上チケ組がやり玉に上がるのは今後避けられないと思う。
なんか出しちゃまずい情報あったら言ってください。
連休の中日は暇な筈なのだが、当店の場合は暇は暇なのだけれども、だらだらと来客が途絶えないし、突然混みがち。夏休みなど長期休暇中は通りすがりの客が多いのだけど、旅の恥はかき捨てと言わんばかりに色々と最悪な人が多いので、うんざり。
出勤したら、駐車場のフェンスがぶっ壊れていて、昼勤の人達に聞いたところ、ヨボヨボのお婆さんが運転していた車が前進しようとして後退し、スーパーバックで突っ込んだとのこと。怪我人が出なくてなにより。男子高校生アルバイトさんが、
「僕が目撃しました!」
と無邪気に言った。なんかこの人、当店の駐車場で起きたあらゆる事故を目撃してるんじゃないだろうか。この引きの強さは一体なんなんだ。
「なんか最近、この店の人が知らない男の人ばかりだでよぅ」
と淋しそうに言った。そう言われてみれば、最近までは夕勤の時間帯は毎日一人は女性店員がいたのだが、今ではDさんが辞めてしまい女子フリーターアルバイトさんもろくにシフトに入っていないから、女は私一人しかいない。よりによって一番歳喰ってる奴が残るのか、と、常連のおじさん・お兄さん達は残念がっているかもしれない。最近の彼らは物言いたげだ。お気に入りの女子店員がどこへ行ってしまったのか知りたいのかもしれない(って、この前にも同じ事書いたな)。
かなり久しぶりに夕勤帯が男の園になった。しかも全員、物凄く無愛想だ。女子フリーターアルバイトさんがオーナーと喧嘩する直前までは明らかに女目当てで来店する男性客が増えていたから、また少し来客が減るかもしれない。
はてブでコンビニとかの話題の記事のブコメを見ると、コンビニ店員の個体識別なんか一々してないという人が多いみたいだが、コンビニごときでも看板娘は異様な集客効果を持っていると、私は若い女子店員の人達と働いて思った。
昨日はAさんとのシフトだったのだけど、先週の火曜日は新人の高専五年生(とオーナー)とのシフトだった。オーナーが高専五年生にかなり期待をかけていて、彼の育成のために類を見ないシフトの組み方をしている。といっても大したことじゃないんだけど、夜勤帯は新人でも原則一人で仕事をしなきゃいけないところ、オーナー自身や私やAさんなど、サポート要員を一緒にシフトに入れたのだ。
私は夕勤なのでサポートといっても30分くらいの残業を許されたくらいのものだから、ほんと大した助けにならない(私が帰った後はオーナーがサポートに入る)。だが、Aさんは高専五年生と上がりの時間が一緒だ。
で、Aさんが高専五年生とシフトに入ったらどうなったか? というと、高専五年生は何もすることがなくひたすらレジの所に立たされ、ついに耐えきれなくなって、
「すいません、俺は何をすればいいのでしょうか?」
とAさんに質問した。
「だから俺は彼に何もしなくていいですって言ってやりましたよ。全部俺がやっちゃった方が速いんで」
などとAさんは勝ち誇ったような顔で私に言う。何どや顔しとんじゃワレ。
「それはダメです! 彼に早くに自立してもらうために敢えてベテランと一緒のシフトにしてあるんですから。やるべきことは一通り彼にやらせてください! Aさんは遊んでるくらいで丁度いいです!」
とくどくど説教タイムかましてしまった。一応、Aさんの方が私よりも先輩なのに、Aさんはほっとくと息をするように新人潰しをするので、口を出さない訳にはいかない。
たかがコンビニバイト。誰にでも出来る簡単なお仕事……なのだが、金さえ貰えれば仕事なんかどーでもいいと割りきりまくって働きに来る人ばかりじゃない。こんな仕事でもそれなりやる気を持って応募して来る人が来るのであり、高専五年生はそういうタイプのようだ。
高専五年生は隙あらば仕事の流れとか効率のよい作業の仕方とかについて質問してくる。さすが勉強が出来るだけあって最短最小で最大の効果と効率を目指そうとしてくるので、ただレジの所に突っ立たせて置いたら腐るだろうなと思う。
コンビニくらいの労働でも「あなたは何もしなくていい」と言われて放置されると人によってはかなり傷つくもので、それで「この職場に自分の居ることの意味って……」と落ち込んで辞めてしまったり、やさぐれてマジで何もせずに事務所でダラダラしてるだけのモンスターに変貌したりする。だから新人に仕事を与えず放置というのは厳禁だと思うのだが、Aさんとか過去に夜勤でサボりまくっていた男子達には全然理解されない。
今は夜勤バイトでベテランはAさんしかいないので、Aさんが雑に新人を放置してもダメージは小さいかもしれないけど。
先日、まだコンビニでバイトを始めたばかりの頃に書いた増田を読み返したのだが、当時の私はコンビニに来る客の中で対応するのが一番嫌なのは自分と同年代くらいの女性だと書いていた。今ではアラフィフくらいの女性が最悪だと思っている。
コンビニバイトを始めた頃はまだ30代半ばで、今は40代なのでやはり今となっても世代の近い女性が地雷客である可能性が大であるというのは全く変わってないのかもしれない。40歳と50歳をいっしょくたにするのはどうかと自分でも思うけど、客観的に見ると女性のそのくらいの年代というのは似たようなもんに見えるだろうか。
ともあれ、常に自分と同世代の同性が敵であるというならば、問題は自分の方にこそあるようにも思える。特に何かやらかした訳でもないが無自覚に糞客をホイホイしているか、無自覚に自分自身が同世代に敵対的な態度を取っている可能性。仕事の質については今の方が圧倒的にやらかさないので関係なさそう。
居酒屋で働いてると日々様々な人を見ることになるんだけど、その振れ幅の大きさに元気をもらえるよ。
中でも指折りの下限エピソードをシェアするよ。よければ元気もらっていってね。
仕切り役っぽい子が「絶対吐かせないようにしますんで!」とハツラツ笑顔で入店後、ビール、サワー、ワイン、日本酒とちゃんぽんグランドスラムを達成。
これはやらかすなあ、と思ってたらしっかりトイレにグループの男の子たちの人だかりができてたよ。
まあ内々で処理してくれればいいからそういうのは基本放置なんだけど、介抱してた子もべろべろに酔っててゲロ拭いたトイレットペーパーを持ちながら店内をふらつき始めたのでこれはだめだな~と思って介入することにしたよ。
何かお手伝いできることはございませんか~と声を掛けたら「友達が気分悪くなっちゃったみたいで……救急車呼んでくれって……」とぽやっとした表情で打ち明けられたよ。
うわ~久々に大きいのきたな~と思いつつトイレに行くと、入店時の笑顔が霧散した仕切り役くんがトイレにもたれかかっていたよ。
お前が吐くんかいと脳内ツッコミをいれつつとりあえず横向きに。口から胃液だかゲロだかよだれだかをこぼしつつ救急車をうわ言のように繰り返しはじめちゃって、もう全然だめだね。
このあたりで一緒に来ていた女の子たちが続々と店の外へ出て行くのが見えて、大学生になると割とこんな感じだよな~と人間の成長を実感したよ。
ちなみに会計は7万弱。もちろん一部の女の子たちは帰っちゃったので残った子たちで出し合ってた。
何度も飲み放題勧めたのに単品で飲みまくり食べまくりだったからね。かわいそうだね。
余談だけど店員としては今日は何杯だけと決めてるとか、終わったら退店しなきゃいけない店以外は飲み放題をお勧めするよ。
大体3、4杯飲めば飲み放題と同じ値段になるけど、今日はそんな飲まないし単品でいっかーと言う客は大体飲み放題の時間内で3、4杯飲んでいるよ。
単品の値段を払うという減酒の戒めは酒飲んだら大体忘れちゃうよ。
学友と思しきご年配グループがご来店。
最初は控えめに注文してたんだけど、お酒が入るにつれて少しづつ一度に頼む注文の数が増加。
ついでに態度も少しずつ大きくなって、「俺たちはもう何十年もこうやって集まってるんだよ!」「俺たちは某有名私大の○○って会だったんだよ!」等のだからなに情報をチップとしてもらったよ。
コップをくれと言われたからこちらでよろしいですか~と尋ねたら「普通コップって言ったらこれだろ!」と威嚇されたよ。私怨でごめんね。
最終的に頼んだ食事の4割を残して退店。
食べ残されるのは日常茶飯事だけど、これにはさすがに驚いたよ。
きっと昔からの友達と話して心が若返って、体も若返ったように感じたんじゃないかな。
昔よりずっとお金があるのに、体がついてこないのって悲しいよね。
でも、店員としてはやっぱり食べられる量だけ頼んでほしいよ。
あと、30過ぎると想定の6割くらいしかはいらないよ。キツイね。
お子様連れのグループがご来店。もう嫌な予感がすると思うけど、たぶん当たるよ。
ファーストドリンクで乾杯した後、子どもたちの好奇心が爆発。叫びながら店内を縦横無尽に駆けまわり始めたよ。
こういうとき子どもたちの安全と食事の素早い提供を両立させなきゃいけないのが居酒屋店員のつらいところだね。
まあ、いくら気を付けてても店員の腰くらいしか身長がない子どもが前も見ずに猛スピードでわーっと突進して来たら、もう身構えて受けるしかないよね。ドリンク持ってるし。
ばっしと店員にぶつかった子はがっつり尻もち。目が合って茫然、真顔。
失礼いたしました~お怪我ございませんか~と言いつつ様子を見てたら、親御さんがこっちを見ているのに気づいて心臓はねたよ。
でもすぐに他の親御さんたちとの会話に戻って、なんだかものすごく複雑な気分になってしまったよ。
子どもはすぐ起き上がって他の子のところへ行ったから、大丈夫とわかっていての行動だったのかもしれないけどちょっとびっくりしたよ。
22時頃、卓から聞こえてきた「もう帰ろうよお~眠いよお~」という声は聞いててしんどかったよ。
そして帰ったあと卓の片づけに向かうと目に入ってくる300均のおもちゃの空き箱、おやつの残骸、床に落ちた食べ物。お金もらってるからもちろん掃除するよ。
ちなみに、あまり居酒屋に行かない人はこういうお客様をマイルドヤンキー的な見た目の人々で想像しがちかもしれないけど、意外と大人しくて地味な服装の方が多いよ。
こういうのってどうしたらいいんだろうね。店員は飲むの我慢しろとは言いたくないけど、子どもを店内で自由に遊ばせても構いませんよとは言えないよ。
家で誰か預かってくれればいいんだろうけど、そうもいかないから連れてきてるんだろうしね。
でもやっぱり居酒屋じゃなくて、もっと子どもに合わせた場所が他にもあるよねと店員は思うよ。
何の問題も無く宴会が進み、飲み放題もラストオーダーを迎えてそろそろ宴もたけなわかな~という頃合いで卓から爆音でガッシャーンという音が聞こえてきたよ。
もう見る前からうわ~と思っていたらホールに出てた子が「布巾どこにありますか」と尋ねてきたので、ついでに見てくるか~と布巾持って卓に行ったよ。
「ああ、すみません」と謝る客に布巾を渡しつつどうされましたか~お怪我ございませんか~と尋ねると「大丈夫です、ちょっと机にダイブしちゃって、グラスも……」と言いつつ自分の服を拭き始めたよ。何もわからないね。
よく見るまでもなく机の上には割れたグラスとお酒がぐっちゃり広がっていて、状況はわかるんだけど、机にダイブってつつがない宴会の流れのどこで発生したんだろうね。
とりあえず割れたグラス片付けてテーブル拭いたんだけど、その直後に「写真とってもらっていいですか」って言われたときはさすがに何がいいんでしょうか?と返しそうになっちゃったよ。はいチーズ!何が?
こういうまったく予感できないトラブルが一番心にくるよね。
誰かが少しでも元気になってくれたら幸いだよ。
ご同業のみなさん、お盆で大変だけど頑張ろうね。
現在男子大学生。女性向け風俗でエステティシャンとして勤務している。正直言ってこの仕事は楽しいし稼ぎも良い。性格によって向き不向きはあるだろうけど。それでも仕事上手間やお金がかかる面もある。
女性向け風俗のお客様は女性ということもあり、自分自身の身嗜みやエステティシャンに対する態度もちゃんとしてる人が多い。しかし通常の風俗はキャストがどれだけ自分自身に手間をかけたか全く考えようともせず、容姿を貶したり髪を触ったり肌を強く擦ったりする男性客が多いそう。もし風俗を利用する増田がいたら気にかけてあげてくださいな。
・脱毛
総額で25万円ほどかかった。脇毛と陰毛は敢えて残してある。
・筋トレ
過度にやると嫌われる。男性トレーニーから「ざっこwww」と言われるくらいが丁度良い。
・全身のスキンケア
化粧水、美容液、乳液、日焼けなど諸々に月9000円はかかる。肌に触れる服の生地まで気にするようになって大変だが「綺麗すぎる肌が吸い付いてくる」というアンケートを頂けた。
・髪型
意外なことにあまりこだわらなくて良い。安い美容室でも良いから自然なマッシュが1番評判が良い。シャワー浴びるからセットしないし。
・服装
目立つ服にはあまりお金はかけない。無印やユニクロで秋冬はベージュ系、春夏は水色か白系のシャツやニットを多用している。ただし肌に触れる下着はシルク100%なのでこちらの方がお金が掛かる。
・勉強
自分自身この仕事を始めてからメンズエステや風俗に行くようになった。高級メンズエステや吉原の高級お風呂屋さんを行ってみて、会話とかテクニックとかを体験しに行く。前者は90分20,000円から高いところだと30,000円以上、後者は60,000円以上するけど、学べるものが結構ある。
SNSでの炎上なんかが日常になった結果、公式お墨付きの正しい行為だという安全が欲しい人たちが増えた説とか、グレーゾーンが理解できなくてはっきりさせたい人たちが増えたんだ説とか見かけたけど、そうじゃなくてそれより、お客様窓口に封筒を送るorお電話するかしかなかった時代から公式サイトにメールフォームがある時代にを経て今では企業アカウントの中の人から反応もらえたりして、単純に問い合わせが簡単で気楽なものになったせいだと思うよ
オーナーがしおしおに打ちひしがれた状態で店に電話をかけてきた。Aさんが電話を取ったのだが、オーナーは特にこれといって用事があった訳ではなく、ただ消え入りそうな声で長々と愚痴を言っただけだったらしい。
最近、当店は人手不足に拍車がかかり、女子フリーターアルバイトさんとその母親とオーナーが揉め、しかもオーナーの奥さんが体調不良でダウンするという不幸が重なった。それでオーナーはかなり参っているそうだ。
客足が途絶えたとき、Aさんから女子フリーターアルバイトさんとその母親がオーナーと揉めた時の顛末(オーナーサイド)を聴いたが、私が女子フリーターアルバイトさんから聞いていた女子フリーターアルバイトさんサイドの話とはだいぶ風景が違った。
なんでも、二カ月ほど前に女子フリーターアルバイトさんからオーナーに「もっとお金を稼ぎたいからシフトを週5か6に増やして欲しい」という要求があったらしい。この人手不足の時に彼女の要求はオーナー的に願ったり叶ったりで、すぐその様にシフトを組み変えた。
ところが、女子フリーターアルバイトさんは言うだけ言って当日のドタキャンを平気でする。しかも、間もなく女子フリーターアルバイトさんの母親が早朝勤務で雇われると、途端に女子フリーターアルバイトさんは態度を変えて「もう辞めたいです。辞められないならシフトを週1にしてください!」と言い出した。オーナーはその理由がわからず戸惑ったという。ベテランのDさんが円満退職するのが決まって、これ以上人が減ったら店が回らないという危機的状態になった頃だ。で、オーナーが頭を抱えていると、女子フリーターアルバイトさんはやっぱり辞めないで働くと言い出したものの「熱が出た」と言い欠勤し、翌週は一回もシフトに入らなかった。
女子フリーターアルバイトさんの言うことがコロコロ変わった理由は、外野の人間(私、Aさん、Dさん、シフトリーダー等)の方がよく知っている。まず第一に、女子フリーターアルバイトさんが誰かに唆されてガールズバーのバイトを見つけたこと。第二に、女子フリーターアルバイトさんの母親が早朝勤務で「オーナー夫妻から酷い仕打ちを受け」て腹を立てたこと。第三に、女子フリーターアルバイトさんが些細な事で母親と家庭内暴力レベルの大喧嘩をして母親を庇う気をなくしたこと。そして第四に女子フリーターアルバイトさんとその母親が実はコロナにかかっていたことだ。
ガールズバーと当店でのバイトの掛け持ちというのは、オーナーに知れたらかなりまずい事になるので、我々外野は女子フリーターアルバイトさんの為に知っていて黙っていた。コロナの事はオーナーが信じなかっただけで、Dさん調べで仮病ではなくガチだと判ったのだが、個人情報でもあるのでやっぱり話せなかったのだ。
一方、我々外野が知らなかったのは、女子フリーターアルバイトさんの母親もなかなか常識知らずというか癖が強いというか頭が悪いというか……なんか変な人だったという事と、女子フリーターアルバイトさん母娘がコロナにかかって大人しく欠勤したものの病院を受診せず、「コロナにかかったかもしれないから休みます」と言ったきり一方的に二週間ぶんのシフトを蹴った事だった。
女子フリーターアルバイトさんの母親は、女子フリーターアルバイトさんから半ば強引に当店の早朝勤務に入らされた形で勤め出したのだが、他の仕事(かなり遅くまでかかるらしく、帰宅が0時を回るほどだという)との掛け持ちで疲れてミスをしたとか、仕事を覚えられなくて、オーナー夫妻をイライラさせちゃったのかなと思いきや、オーナー夫妻が怒ったのはそういう事ではなく、女子フリーターアルバイトさんの母親の勤務態度が素で非常に悪いからだった。しかも、女子フリーターアルバイトさんの母親は勤務態度が「最悪」な上に唐突に二週間の休みを取ったものだから、その理由(という名の言い訳)「コロナにかかったかもしれない」をオーナー夫妻は信用できず、一層女子フリーターアルバイトさんの母親への当たりをいっそう強めた。そしたら女子フリーターアルバイトさんの母親は突然「もう辞めます。明日から来ません」と言って本当に翌日から来なくなった。オーナーサイドではそういう事なのだが、女子フリーターアルバイトさんはその現場を見た訳じゃないから、自分の母親がオーナー夫妻に理不尽に虐められたと思い、報復の意味で「辞めるかシフトを週1に減らす」宣言をしたのだった。
だが、それから暫くした後、女子フリーターアルバイトさんは母親と下らない事で凄絶な親子喧嘩をしたために、母親を守るのを辞めた。それでやっぱりシフトは減らしませんーと言い出した矢先にコロナにかかったという訳だ。女子フリーターアルバイトさんも母親と同様「コロナにかかったっぽいのでしばらく仕事には行きません。でもお金がもったいないから病院には行きません」と一方的に言って欠勤中だ。
コロナにかかって自主的に二週間休むのはいいとして、言うことを二転三転させたり、訳も言わずにオーナーに対してキレ散らかしたりした後で休むと言い出したら、それは気紛れではなく本当に休むべきなので休んでいるのだと、オーナーに信じてもらうのは無理だろう。(そもそも母親が感染した時点で母娘揃って出勤停止になるべきだったし……)
そんな訳で、女子フリーターアルバイトさんのシフトの組み方が彼女の感情まかせで、そこにコロナ感染が不幸にも重なったので大変な事になった。オーナーには訳のわからない事件だったが、我々外野の者達にしてみれば、女子フリーターアルバイトさんの感情の動きは明らかで、なるほどそういう訳ねーと理解は出来た(共感はしないし非常識かつ不義理だと誰もが思った)。
女子フリーターアルバイトさんみたいなのをオーナーが許すようでは他のパートアルバイトも次々と辞めて行ってしまうし私も辞めたくなるだろうが、オーナーは人手不足で猫や馬鹿の手も借りたい状況に汲々としつつも彼女に対して本気で腹を立てている。当店のオーナー、案外まともなとこあるじゃん、と我々外野の従業員達は胸を撫で下ろしている。とはいえ、まだ当分は女子フリーターアルバイトさんのワガママに総員振り回されることに変わりはないのだが。
最近、夕方辺りに来る常連のおじさん・お兄さんなお客様達がとても物言いたげだ。普段猛烈にダルそうなそぶりで店員の顔など一瞥もせずに買い物をしていく、とある20代後半くらいの男性のお客様も、なんか言いかけてやっぱりいいやという感じで口を噤んで帰って行った。女子フリーターアルバイトさんがこのところずっとシフトに入っていないからだ。
突然長期の欠勤に入る前の彼女の吸引力は凄かった。おじさん・お兄さんなお客様達がまるで誘蛾灯に惹かれる蛾のように彼女にホイホイされていく。男性客の多くが彼女のレジにしか並びたがらないので、店が混雑していても一緒にシフトに入ってる相棒は暇だし、女子フリーターアルバイトさんに惹かれないタイプのお客様達はすいすいと会計が済んだものだ。
Aさんは、
「女子フリーターアルバイトさんと仕事する時は楽でよかったです。俺は一歩下がるだけで客から見えなくなるんで、あとは彼女が全部レジ打ってくれるから」
私は「それなー!!」と答えた。女子フリーターアルバイトさんと組んでる時は、たった一歩後ろに下がるだけで、私の存在は見事にステルスされる。とても不思議で面白い光景だ。動画に撮って見せてやりたいくらい。
女子フリーターアルバイトさんがとても可愛いのは確かなのだが、彼女よりも可愛い人も世の中にはいくらでもいるのに、必ずしもそうはならない。それに女子フリーターアルバイトさんはサボりが多いとはいえ勤続丸二年になるところで、可愛いことにかけては勤め始めてからずっと変わらないので、最近になっていきなりおじさん・お兄さん達を引き寄せまくるようになったのはとても興味深い現象なのだ。
「さあ……もしかすると匂い? 若い女の子特有の匂いっていうのがあって、それは物凄く人を惹き付けるらしいけど。年齢的にちょうどその匂いを発するピークなんじゃないの」
「言うても俺、全然惹かれないんですけど」
「えー、好みのを問題かなあ、しらんけどw」
なんてAさんと話したが、我々も女子フリーターアルバイトさんのことをコイツはもうダメだとか思いつつ何だかんだ許容している辺り、彼女にすっかりホイホイされている側なんじゃないだろうか。
考え方が合わない人を避けられるのがデカい。◯◯好きなやつはおかしい!と人格否定までするのは無論NG。だが、単に嫌いと表明することに関しては問題はない。それでも文句付けてくるのは、好きな自分が否定された!と勝手に決め付けてくる被害者意識高めの人たちだけ。
・「死ぬこと以外はかすり傷」
傷を負っている側がこれを言うのはまだ分かる。しかし、傷を負っていない側が、誰かを励ます意味でこれを使っている場合がある。(特に異常なポジティブ思考で、人がどう受け取るか全く考えてなさそうなヤツ)
要は「お客様は神様!」を客側が言うと、イラッとくるあの感じと同じである。
そんなヤツには、遅効性の毒を塗ったかすり傷を負わせてやりたい。毒で徐々に苦しみが増大し、「あのとき死んでたほうがマシだった…」と言わしめてやりたいと常々思う。
他にもあれば、理由付きで聞きたい。
以下自分語り。
WEB系事業会社で15年ほどWEBエンジニアやってたけど(転職3回)、色々あって結局SESやってる。SESといってもフリーランスだけど。
「事業会社で技術力でコミットして社会に貢献」なんて若い頃は思ってたけど、よっぽどいい会社に勤めない限り数年でそんな意識の高さはなくなる。
はてな界隈じゃやらたキラキラした退職ブログばかりポストされるけど、退職ブログ書かない(かけない)自分のような雑魚エンジニアは大体こんな感じになりがち。
この界隈がやたら転職多かったりフリーランスが多かったりするのはこういうのが多いから。
普通レベルの技術力があれば転職なんか楽勝だし、フリーランスはもっと楽勝。
むしろ会社員であるメリットは殆どないし(社会保険が安いぐらい)、会社の事業都合やら社内政治やらに付き合うのが面倒になってフリーランスになる。
フリーランス(という名の派遣)に社畜根性を求めてくる現場もまれにあるが、次の契約更新でサヨナラすればいいだけの話である。
自分はWEB系しか経験なくSIがどうなのかはよくわからんけど事業に直結するWEB系ですらこんななので、レガシー大企業が基幹システムを内製しようとたところでWEB系以上に漂流するプロジェクトとエンジニアが増えるだけだろう。
形だけ内製にしながら、事業部門営業部門がお客様感覚で開発部門を下請け化してブラック化->退職者続出する未来しか見えない。
あの野村證券も野村総研使わず日本IBMつかって開発失敗した挙げ句訴訟に負けている。グループ会社に使えてないのに内製化なんか出来るわけない。
最近、オーナーは女子フリーターアルバイトさん親子と揉めたり、新人を一度に三人もトレーニングしなくてはならなかったりで疲れたらしく、シフトの穴を自分で埋めるのが嫌で助っ人を呼んだ。コンビニ専門の派遣スタッフだ。
以前も人手不足が極まった時に派遣スタッフが呼ばれたことがあったけど、あの時は同じ人が二週間連続で来てくれたのだが、今回は毎回違う人が来るらしい。
昨日来た派遣スタッフの人は年齢不詳のとても痩せた女性で、お世辞にも美人とは言えない人だったのだが、謎にものすごい色気を放っていた。ので、私はちょっと恥ずかしくて用のない限りずっとその派遣スタッフの人の方を見ないようにしていた。大学時代の先輩を思い出してしまう……ハリセンボンの箕輪さんに凄く似ている人だったのだが、飲み会で飲み過ぎてへべれけになると、何故か私に絡んできがちだった。そんな先輩にハグされて死ぬほどドキドキしたものだが、謎の色気ぶりが先輩と例の派遣スタッフの人とは、すごく似ている……。
謎に色気のすごい派遣スタッフの人は、コンビニ専門の派遣スタッフによくいるタイプで、ちょっとでも暇をもて余すと死ぬのか? ってくらい、なんやかんや細かい雑用をレジ接客の合間にやっていた。
レジにオーナーの字で書かれた、派遣スタッフの人宛てのメモが貼ってあった。「年齢層ボタンは正確に押すこと。」なんでそんな事を最重要事項みたいに書いたんや……。
以前来ていた別の派遣スタッフさんによれば、コンビニ専門派遣スタッフはどの店舗に派遣されてもレジ打ちしかやらせて貰えず、店舗の従業員がバックヤードや事務所に引っ込んで雑用に専念してしまうため、一人孤独にレジを打ちまくることになるのでちょっと寂しいんだという。でも、昨日の場合はバックヤードで雑用なんかしている場合じゃないほど糞忙しかったので、色気のすごい派遣スタッフの人は孤独にはならなかったと思われる。
20時に色気のすごい派遣スタッフの人が上がりで、入れ違いにAさんが出勤して来る予定だった。そんな日に限って、19時40分くらいに機械のことは全くわからないと堂々たる開き直りっぷりのお客様が来店してしまう。その機械音痴のお客様は、まず色気のすごい派遣スタッフの人のレジに行き開き直ったが、生憎、色気のすごい派遣スタッフの人もまた機械に弱く、私の所に助けを求めてきた。
「忙しい所悪いんですが、代わってもらってもいーですか?」
くそかわいい!! なんでこの人これだけの事を言うだけなのにエロかわいいんだろう……と思いつつ、「大丈夫です」と引き受けた。機械音痴開き直りのお客様は、機械のことが全くわからないと言いつつ、家族の為に何かの書面のコピーとポイントカード作りという二件の面倒臭いタスクを同時に持ってきた。なんでこういう類の人達って、じぶんの手に余ると分かっていながら複数のタスクを持ってきがちなのだろうか……。
コピーしたい書面というのが何故か画像で、しかもよく見たらスマホに保存されてもいないものだったので、厄介だった。しかもスマホがiPhone。私はAndroid使いなので、操作方法がさっぱりわからない。こんな時にAさんがいたら、彼はスマホを複数台所持して使いこなしまくっているような人なので、ちゃっちゃと作業を終わらせてしまうのだが。あと20分くらい遅くにお客様が来たんだったらよかったのにと思いつつ、かなり試行錯誤をして書面(iPhoneの画面が時間切れで暗くなる度に失踪する)をiPhoneにダウンロードし、Apple Storeのアイコンを探し、コピー機のアプリをダウンロードし……などと、本来お客様が自力ですべき事を全部やった。これでしくじったら全て私の責任になるという理不尽。めでたくノーミスで書面をプリント出来たけれども。
「ここだけわかんないから書いて」
という。お客様のご家族のメールアドレスだった。何のひねりもなく文法的に正しい英文のメールアドレス。防犯的には危ういけど書類に記入するぶんには、ひねりが利かされていないためにかなり書きやすいのだが、お客様は「だってわかんないんだもーん♪」と言って私に丸投げした。わかんないもなんもない。そのまま写せばいいんだから……。
20時少し前にポイントカードの作成が終わった。色気のすごい派遣スタッフの人は、
「わー、すごーい! さすがですね! ありがとうございますぅ! ポイントカードの作成までしていただけたんです? わるいですねー」
と謎にセクシーボイスで言った。たぶん、女子フリーターアルバイトさんに誘蛾灯に飛び込む虫のように惹かれていくおっさんお兄さん達の気持ちって、今の私の気持ちと似たような感じなんじゃないかなと言った。
Aさんが地味に不機嫌な状態で出勤。Aさんは極度の人見知りだから、おそらく、会ったことのない派遣スタッフが居るのが嫌だったのだろう。
色気のすごい派遣スタッフの人が帰り、客足も途絶えると、Aさんは待ってましたとばかりに喋り出した。
Aさんが言うには、前日の夕方、ヤベェ女から店に電話がかかって来たそうだ。その女性はあまり馴染みのない名の派遣会社のスタッフなのだそう。Aさんが電話を取った時点でキレキレにぶちギレていて、オーナーを出せというから用件を聞いてみれば、
『なんであたしを5回も面接落としたんですか!? 納得行かないんですけど!! あたしの何が悪いっていうんですか!?』
性格? ってAさんは思ったが、そんな事を言う訳には行かないので、オーナーは今不在なので、オーナーに電話で確認して折り返し連絡をしますと言ったのだが、直接聞かなきゃ気が済まないからオーナーのいる時間を教えろと言われたので、早朝と、昼の僅かな時間と午後にももしかするといるかも、と答えたら「ああそうですか!!」と電話を切られたという。
その後、Aさんは一応オーナーに電話で確認したが、オーナーはそもそもその派遣会社とは全く付き合いがないというか、会社名すら知らなかったそうだ。知らないうちに当店を勝手にダミーの求人にされていたのだろうか?