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2021-05-04

母をコロナで亡くした

去年の年末に、大阪市内暮らしていた母が突然倒れた。原因はコロナだった。

母が倒れてから亡くなるまでの経過を、当時つけていた自分日記から転載していく。

日記の部分は長いので、時間のない方は最後の所感だけでも目を通してほしい。)


============


2020/12/17(木)

夕方17時頃、仕事中だった。叔母から私の携帯に連絡があり、実家で母が倒れたということを知らされる。

この時点で、電話からは「母はコロナ感染していて、心肺停止状態だ。救急搬送されて今は病院にいる。」という情報が耳に入ってきた。

いきなりだったので何のことか理解が追いつかずにうろたえていると、とりあえず搬送先の病院に連絡してほしいと言われる。

母がコロナ感染しているということもショックだったが、心肺停止ってどういうことだ?感染が判明して、いきなり重症化したってこと?

とりあえず病院電話をかけると、担当医師から、母の現在状態説明するのですぐに病院まで来てほしいと言われる。

慌てて職場を飛び出して病院にかけつけた。母はコロナ感染の疑いがあるということで、面会は禁止されていた。

遅れて病院にかけつけてきた姉と共に、ICUの前で医師から説明を受ける。

今日のお昼前に、実家で母が突然倒れた。側にいた父が気づいて、すぐに救急要請し、救急隊員がかけつけてくれた。

その時点ですでに心肺停止状態だったので、病院まで搬送される間に心臓マッサージ等の蘇生処置が取られた。

すると、止まっていた心臓が動き出した。その状態病院ICUに運び込まれた。

精密検査をしてみると、膝に血栓ができていることがわかり、それが肺に飛んで、肺がつまって呼吸ができなくなり、それに伴い心臓も停止したらしい。

現在意識はなく、心臓を動かす薬を最大限に投入して、さら心臓を動かす装置を取り付けて、無理やり動かしている状態だという。

蘇生処置の時に折れた肋骨が肺に突き刺さっていて、身体に大きなダメージが出ている。

心肺停止中に脳に酸素が届いていない時間が長かった為、脳にも大きなダメージが出ている可能性が高い。

今夜間か翌日中には、また心停止する可能性が高く、そうなったときにはおそらくもう助からないとはっきり言われた。

コロナ検査も行われていて、2種類ある検査の内の1つ目では陽性と判定が出ている。もう1つの検査で陽性と出れば確定らしいのだが、それは明日に結果が出るとのこと。

そしてここで、医師から重要決断を迫られることになる。

次に心停止した場合には、心臓マッサージ等の蘇生処置を取るかどうか確認されたのだ。

姉と二人でしばらく悩んだが、心停止した場合には、もう蘇生処置は取らずに自然に任せてくださいと回答した。しんどい

コロナ陽性の疑いがあるので母とは面会することはできないのだが、看護師さんのご厚意でリモートで面会させてもらえることになった。

姉のスマホと私のスマホラインビデオ通話でつなげておき、その状態看護師さんが防護服を着て、母の病室に姉のスマホを持ち込んでもらい、私のスマホから母の様子を見せてもらったり、話しかけたりさせてもらえた。

母の意識はないし、当然反応もないのだが、様子は大体わかった。口に管をつながれてつらそうな感じだった。気の毒で涙が出そうになる。

その後は、ICUの前で待機することもできないので、一旦帰宅することにする。

看護師さんから、次に病院から連絡をもらうタイミングをいつにするか確認された。母が心停止した時に連絡してもらうことにする。しんどい

しんどい決断ばかり次々と求められる。

帰り道のタクシーの中で姉と少し話をしたのだが、どうもよくわからない。

同居していた父から少し話を聞いた感じでは、母は一週間くらい前から喉が痛かったり咳が出たりして、具合が悪そうだったらしい。

母は今年で73歳。基礎疾患などはなく、最近まで健康のものだった。

コロナ感染すると、風邪に似た症状が続いて、その後いきなり重症化するというのは知識としてあったが、膝の血栓が肺に飛ぶとはどういうことなのだろう。コロナと何の関係があるのだろうか。血栓ができやすくなるというのは聞いたことがあるような気がするが、それのことなのだろうか。

コロナ 血栓」でネット検索して色々調べると、やはり血栓ができる可能性が高くなることが最近わかってきつつあるというニュース記事トップにあがっていた。


2020/12/18(金)

から仕事に行く。急ぎの仕事を手っ取り早く片付けておく。

日中いつでも病院からの呼び出しに応じれるように身構えていたが、結局連絡はなかった。

一日ハラハラして気がかりで落ち着かない。

気を抜くと涙が出てくるので、気持ちを抑え込むのに精一杯だった。

まり頭が回っていないので、頭を使わない単純作業を中心にこなしていた。

昼過ぎに姉から連絡があって、母のコロナの残りの検査の結果がわかった。母はコロナ陽性で確定らしい。

同時に、同居していた父が濃厚接触者になってしまうとのことで、思わず頭を抱えてしまった。

母だけではなく、父まで感染したとなっては目も当てられない。


2020/12/19(土)

保健所から実家に連絡があって、父のPCR検査の日程が決まったらしい。次の月曜日だ。

もし陽性だったらどうしようと思いながらも、その可能性は高そうだと覚悟を決める。

とりあえず、保健所から要請で、当面は父は自宅から外出することは禁止されているので、その間の食料品などの物資供給を、私がサポートすることになった。実家とは電車で15分ほど離れた場所に住んでいる私が、姉と比べると比較的近所だということで、私の担当になった。

午前中に父から必要ものの注文をメールで聞いて、午後から実家近くのスーパーに行って買い物した。それを実家玄関先に置いておく。父と顔を合わせることは絶対にしてはいけないので、ピンポンダッシュした。


2020/12/20(日)

今日も父から注文が入ったので、救援物資を届けに行く。昨日は食料がメインだったが、今日日用品が多かった。

父のPCR検査だが、タクシーで来るように指示されているらしく、お金を払う時に手間取らないように千円札10枚を封筒にいれて、それも救援物資と一緒に届けておいた。

帰宅後、姉とラインで、母の感染経路が本当にわからないという話をした。

からの話では、最近の母は普段から買い物や銀行くらいしか行っていなかったそうなのだが、どこで感染したのかが本当にわからない。

不織布ではなく、自作した布マスクをしていたから、それで防御力が弱かったのだろうかとか、そのくらいしか要因が思いつかない。


2020/12/21(月)

から普通に仕事に行く。

昼過ぎに、姉から連絡あり。病院から電話があって、母が元気になってきているらしい。

一時は危なかったが、今は心臓ちゃんと動いてきた。血圧も元に戻ってきたとのこと。

父のPCR検査も無事に終わったらしい。

検査は市内の大学に併設の病院でやっていたのだが、大学建物の中ではなく、小さなテントの中でやっていたらしい。

テントの中には小さなヒーターが置いてあって、他にも何人か来ていたが、間隔を開けて並んでいたそうだ。もちろんお互い会話はなし。

検査は一瞬で、「上を向いてください、チクっとしますよ」って言われて、鼻から管みたいなものを入れられてすぐ終わったらしい。

検査費用はかからなかった。保健所からの指示で受ける分には無料らしい。


2020/12/22(火)

昼頃に父からメールが入り、検査の結果は陰性だとわかった。

ひとまずほっとした。

これから2週間の間はまだ外出禁止で、保健所から2日に一回連絡があって、健康状態を聞かれることになるらしい。

どうして一緒に暮らしていても、感染しないのかが不思議だった。

そのことをラインで姉と話し合ったが、よくわからないという結論で終わってしまった。

最近コロナ変異して感染力が上がっている?母はそれで感染したのか?

でも、父には移っていないのが謎。かかりにくい人とそうでない人がいる?


2020/12/23(水)

から電話で連絡があった。

保健所から勧告書」が届いたとのこと。

どうも母に対する勧告書のようで、コロナから回復した際には、他人接触する仕事をしたら罰則があるとかそういうことが書かれているらしい。

母が回復することはあるのだろうか。なんとか意識が戻るところまでいってくれないだろうか、そんなことばかり考えてしまう。


2020/12/24(木)

母が倒れて今日でちょうど一週間。病院からの連絡は特に何もない。

どうなっているのかが気になる。


2020/12/25(金)

今日仕事納めだが、明日から休みになるという開放感がまるでない。

頭の中は母のことでいっぱいだ。


2020/12/26(土)

父に救援物資を届けに行った。

母が倒れてから実家に帰る頻度が上がっているが、家の中には絶対に入れないので、あまり帰宅した感触がない。


2020/12/28(月)

家でぼんやりしていると、夕方16時頃に、母の担当医師から連絡があった。

母の症状は横ばいで、もう睡眠薬は与えていないが、ゆさぶったりしても反応はなく、意識が戻らない状態であるということ。

そして、12/24(木)に2度目のPCR検査を行ったが、結果は陰性に変わっていたとのこと。

意識を失っている間にコロナから回復したのだ。

1/4(月)から一般病棟に移ることになるので、そのタイミングで面会できる機会を設けると言われた。

一般病棟であっても原則面会は禁止なのだが、今回だけ特別に認めると言われた。

そこからは、今後の治療方針の話になった。

もし今後、血圧が下がっていったり、酸素の取り込み状態が悪くなるなどした時に、心臓マッサージ血圧を上げる薬の投与をするかということを尋ねられた。

どちらも体に負担をかける行為になってしまうが、どうしますかと訊かれた。

「今後、母の意識が戻ることはあるんですか?」

心停止していた時間が長く、脳に酸素が届いていない時間が長かった為に、再起不能なまでにダメージがきているので、回復は難しい」

とはっきり言われた。

じゃぁ、と思った。

今の母は、死ぬのを待っているだけの状態ということなのか。

徐々に死に向かっていくのを、ただ見送ることしか私達にはできないのか。

そのことを踏まえたうえでの選択だ。

姉と電話小一時間相談した結果、母の容態が悪化した際には積極的回復処置は取らずに、自然に任せる方針でいくことにする。

肉親の生死に関わる方針を、こんなに短時間決断していかないといけない残酷さに打ちのめされた。しんどい


2020/12/29(火)

今日病院から姉に連絡があったらしい。

母の症状は横ばいとはいえ、高熱が出ていたり、少しずつ呼吸が弱くなっていったりと、厳しい状態であるらしい。

それを聞いて、またしんどくなってくる。

実家へ、四度目の救援物資配達に行った。今日は姉にもついてきてもらった。

保健所によると、明日で父の外出禁止は解除になるらしい。なので、配達するのも今日最後になるだろうとのこと。

墓参りのことを父が気にしていたので、それもあわせて行ってきた。

姉はお金を触ったり、玄関ベルに触ったりするたびに、逐一手をアルコール消毒していて、結構神経過敏になっているみたい。

でも、大阪市内に入ったら、そこまでしないと今は危ないのかもしれない。


2020/12/31(木)

父によると、母の友人から、自宅に電話がかかってきたりしているらしい。

携帯がつながらず、音信不通になっているので、母のことを心配しているのだろう。

ちょっと家の用事で忙しくしているということにして、父が適当ごまかしているようだ。


2021/1/1(金)

元旦だが、一日家でじっとしている。

何もする気になれない。


2021/1/3(日)

姉とラインで少し話しをした。

父の生活をこれからどうサポートしていくか?

いままで母がやってあげていたことが全部抜け落ちてしまうので、それをどう拾い上げていくか?

ごはん生協のお弁当配達を使うとか、家事も最低限やりやすいような形を模索していくとか、色々とそんなことを相談した。


2021/1/4(月)

今日仕事初めだったが、なかなか集中して仕事に取り組めなかった。休憩多めでなんとか乗り切った。

今日から母が一般病棟に移る。でも、コロナの影響で、一般病棟であっても面会は全面禁止らしい。

でも、この間医師から連絡があったように、条件付き(一度に二人までの入室、事前に検温すること)で一度だけ面会が許可されるとのこと。

今日は、父と姉が二人で面会に行くことになった。

面会に行った時の様子を姉からラインで聞いた。

人工呼吸器が繋がれているので、口の周りは痛々しいけど、それ以外はそんなに変化はなかったらしい。

しかけたり、手をさすったりしたけど、反応はない。手はすごくむくんでいて、結婚指輪が入らないので外されていたらしい。

母が救急搬送を受けた時に身に着けていた衣服が返却されてきたけど、ビニール袋でぐるぐる巻にされていたらしい。ウィルスはもう消えていると思われるけど、空ける場合洗濯して欲しいと看護師さんから言われたとのこと。なんか怖いからそのままゴミの日に出すことにしたらしい。

私は、明日一人で面会に行くことになる。


2021/1/5(火)

仕事を途中で抜けて、お昼すぎに母の病院へ面会に行った。

ところが事前の検温で37.4度が出てしまい、病室には入れてもらえなかった。また後日来てくださいとのこと。

もよりの駅から病院まで20分くらい歩いたので、体が温まっていたのかもしれない。

また金曜日あたりに行こうと思う。

次は駅から病院までタクシーで行って、コートは脱いで、事前に一階で体温を何度か測って安全なのを確認してから挑むことにする。


2021/1/6(水)

病院からの連絡がないので、母の様子に変わりはないのだろう。

毎日しんどいのが少し薄れてきたような気がする。

もう母が倒れてから三週間近く経つからだろうか。この異常な状態にも、体が徐々に慣れてきているのかもしれない。


2021/1/7(木)

東京で2500人くらい感染者が出ているらしい。

首都圏緊急事態宣言が出たが、大阪ももうすぐ出ることになるようだ。


2021/1/8(金)

母の面会に行ってきた。

仕事を抜けて、最寄り駅まで電車で移動し、そこからタクシー病院まで行った。

1階ロビー腰掛けて、自分で持ってきた体温計で検温してみたら36.5度だったので、今日大丈夫であることを確認して7階へ。

「お待ちしてました。お熱どうですか?」と看護師さんから言われ、「さっき測ったら36.5度でした」と応えると「じゃぁ、入ってください」と言われる。

母は口に管を入れられていて、そこだけ痛々しかったが、鼻から上は顔色もよく、穏やかな表情だった。

10年ほど前に咽頭がんで亡くなった義父が、亡くなる直前、意識を失った状態でとても苦しそうな表情をしていたのを覚えていたので、そのイメージで予想していたのだが、ぜんぜん違った。まるで眠っているみたいに見えた。

姉が言っていたように、手はむくんでぱんぱんだった。手と二の腕を握りながら何度も話しかけてみたが、反応はない。

いまにも目を開けて起き上がってきてもよさそうな感じがするのに、そうはならなかった。

時々、母がつながっている機器からピコピコーン!」というアラート音が鳴るので、それが母にとってうるさくないのかなと気になった。

面会する時には、看護師立ち会いで、時間は5分だけだと事前に聞いていたのだが、看護師さんはすぐ病室からいなくなって、その後も一切呼びにこなかったので、結局一時間くらい母の側にいた。

時間くらいたって、「ちょっとお体拭きますねー」と言いながら看護師さんが病室に入ってきたので、そのタイミングで帰ることにした。

職場の私の席の2つ後ろの島(5メートルくらい離れている)に座っている人が、コロナ感染の疑いがあって、今PCR検査を受けていて、結果が出るのが明後日らしい。

その島の人たちは全員帰宅していた。多分、当面はリモートになるのだろうか。

もし検査が陽性ならば、保健所が消毒しに来るし、その間はオフィス立ち入り禁止になるのだろうか。


2021/1/11(月)

今日母親状態に変化はなし。

私の方は相変わらず時々、しゃくりあげるような呼吸と涙が出てくる。不意に母親のことが頭をよぎって、それに引きずられるようにして乱暴に心が揺さぶられるような感じだ。


2021/1/12(火)

連休明けて今日仕事

仕事してると不意にしんどくなってくる。どこまで行ってもしんどいタイプのしんどさ、絶望感。

大阪明日から緊急事態宣言が出るらしい。


2021/1/13(水)

明後日から毎週金曜日リモートワークをすることになった。

出勤率を下げるような圧力職場全体的にかかっているようだ。


2021/1/14(木)

今日で母が倒れてからちょうど4週間。

もうどうしたらいいのかわからない。どうしようもないのだけど。


2021/1/15(金)

今日は初めてリモートワークをした。

出社してる時と特に変わりなく、集中力途切れずに仕事できたと思う。

今は週イチだが、これならフルリモートでもやっていけそうな気がする。

できるだけ出社時と同じ環境に自室を揃えることがコツだと思った。

仕事終わりの疲労感は、出社時とあまり変わらない。けど、通勤時間の2時間有効活用できるのがいい。


2021/1/17(日)

一日家でぼんやりしているだけだった。何もする気がしない。


2021/1/18(月)

仕事に行っていたが、夕方病院から私の携帯電話があって、母の酸素の取り込み量が低下していて、今夜にも亡くなるかもしれないと告げられる。

慌てて姉と父に連絡し、病院へ向かう。

病室に入る前の事前の検温で、また37度が出た。いい加減にして欲しいこの体温計。体温計をリセットして、「熱はなかったです」って嘘の申告をして突破する。

二人づつしか面会できないとのことなので、はじめに父と二人で病室に入る。

母は苦しそうな感じもなく、穏やかな感じだった。今日髪型に乱れもなく、きれいに見えた。

酸素取り込み量の数値が90を切るとまずくて、一時は70くらいまで低下していたが、持ち直して80くらいまで戻してきていると看護師さんから説明される。

母の意識はないが、それでも苦しかったりの感覚はあるのだろうか。

一旦、全員帰宅することにした。また容態が急変するようなことがあれば、連絡が貰えることになっている。


2021/1/19(火)

病院からの連絡はなかった。

またすぐに連絡が来る可能性が高いので、それを待っているようで心身が疲弊していく。


2021/1/20(水)

今日病院からの連絡はない。

ずっと非日常が続いているようで、そういう緊張状態いつまでも心身が慣れていかずに悲鳴を上げている。


続き

https://anond.hatelabo.jp/20210504175800

2021-05-03

ハンマーアンドダンスをもう一度』

連休中で時間に余裕のある方は、この機会にぜひハンマーアンドダンスちゃんと読んでみてください。

ハンマーアンドダンス

https://t.co/C8oevgpSzQ?amp=1

ハンマーアンドダンス続編3↓

https://t.co/jBRUKqb7cZ?amp=1

これは昨年202年3月4月記事ですが、

いかに正しく予想していたか

この提言を「守らなかったために」どれほどの代償を払い続けているのか、

何人が犠牲になったのか、

がよくわかります

全文読む時間の無い人のために1/10ぐらいに以下に要約します。(なるべく原文コピペ、一部注釈あり)

でも全文を読んでほしいです。これが1年以上前2020年3月4月に書かれたものであることを何度も思い出しながら。

失ったものの大きさに悲しくなりますが。

ハンマーアンドダンス <2020年3月

概要

対策を講じないと数千万人が感染し、医療システム崩壊し、多くの人が亡くなる。

厳重な対策は数週間しか続かないが、社会がまかなえるコスト範囲経済考慮しながら数百万人の命を救うことはできる。

適切に対処すれば、死者数を抑え、医療制度も維持でき、準備することができる

最も重要な「時間」を確保できる。

1.状況は?

数十カ国で爆発的に増加。<当時>

2.選択肢は何?

2つの極端なアプローチ、緩和(mitigation)と抑制(suppression)

選択肢1:何もしない

何もしなければ誰もが感染し、医療システム圧迫、死亡率増加。アメリカ人の約75%が感染し、4%が死亡した場合、1,000万人死亡する。第二次世界大戦でのアメリカの死の約25倍。

選択肢2:緩和戦略

感染ピークを減らし、医療崩壊を起こさないようにする」

しかICU崩壊が数ヶ月続くので悪手。

この戦略は「集団免疫

「数百万人が感染で死んでも残りの人は免疫を持ち拡散は止まるので、速やかに集団感染させる」

これはウイルス変異しないことを前提としているが、すでに変異し続けている。

コロナウイルスなどのRNAウイルスDNAウイルスより約100倍速く変異し、何倍も致命的になって再発する可能性がある。

選択肢3:抑制戦略

社会距離の確保を厳重にコントロール

その後、措置を解除し、自由を取り戻し、経済活動が再開できるようにする。

韓国の抑圧戦略は最も効果的。

しか

数ヶ月の封鎖は経済破壊するので受け入れられない。封鎖を解除すると何百万人が感染して死ぬ

3.時間価値

時間は貴重。感染を遅らせることで準備ができる。

それによって以下が得られる。

症例数を減らす

効果的な抑制により、

症例数減少、医療体制の保持、死亡率の減少、付随的損害の減少、感染した医療従事者の復帰

可能に。

・真の問題理解する:検査と追跡

検査、追跡が出来ていないと真の症例数がわからない。

数週間以内に、検査の状況を整え、全員の検査を開始できるかもしれない。

その情報で、真の感染範囲、より積極的に取り組む必要がある場所、封鎖を解除しても安全コミュニティ

を知ることができる。

新しい検査方法で、高速化し、費用を大幅に削減できる。

中国東アジア諸国のような追跡を開始すれば、感染者が出会ったすべての人を特定、検疫することができる。

社会距離措置を遅らせる大量の情報が得られる。

ウイルスがどこにあるかを知れば、その場所のみをターゲットにできる。

これらは東アジア諸国感染コントロールしている際の基本。

検査と追跡だけで、韓国社会距離措置を強く課すことな流行抑制できた。

能力増強

マスク、PPE、換気装置、ECMOなどの生産を迅速に構築。数週間で十分。国を動員しできる限りのことをする。

看護師支援し、医療従事者を復職させる。多くの国ですでに始まっているが、数週間でできる。

公共伝染性の低下

マスク二次感染を抑えるための安価方法一般人教育する時間必要

ウイルス理解する

毎週、何百もの新しい論文が出ている。

治療法を見つける

ファビピラビルやクロロキンなどいくつか候補はある。<当時>

費用効果理解する

現在<当時>、社会距離措置がどの程度感染を減少させるか、経済的および社会コスト、がわからない。

数週間あれば研究し、どうすべきか決定できる。

多くの対策には数週間が必要

4.「ハンマー」と「ダンス

真の抑制戦略

ハンマー

迅速かつ積極的に。できるだけ早く感染を止める。数ヶ月ではなく、数週間。

中国措置は強力。この厳重さが流行を早く止めた。

民主主義では中国がやったことを再現できない」と言うのは間違い。

韓国外出禁止なしで、非常に積極的検査接触先の追跡、強制的隔離によって制御

ダンス

ハンマー」で叩いた後、ワクチンが登場するまでの長期間、封じ込める。

成功した国々の「ダンス

韓国シンガポール台湾日本は、検疫と移動の制限・遅延を、経済的援助をしながら行った <注:日本も?>

・R<実効再生産数>の「ダンス

ハンマーからワクチンまでの期間を「ダンス」と呼ぶ。

症例数に応じて措置の強化、緩和を決める経済医療の間の「ダンス」。

Rが1未満なら感染は収まる。

ハンマー」の目標は、Rを可能な限り速くゼロに近づけること。

ダンス」はRを1未満に保つだけ。数少ないシンプル方法で十分。

無症状でも感染はする。症状はないため通常どおり生活し、広める。

入院すると、隔離できるためウイルスを広めない。

大規模に検査すると、無症状でも特定でき、隔離され、拡散しない。

症状を早期に特定できると伝染性低下。すぐに隔離されれば伝染は消える。

社会距離ROI

大人数のイベント禁止、自宅で仕事をするよう依頼、などは非常に安価方法

学校大学を閉鎖、全員にStay homeバーレストランを閉鎖などは、はるかに高価。

結論時間を稼ごう

封鎖を数週間行うことで時間を稼ぎ、行動計画作成し、ワクチンを手に入れるまでウイルス制御することができる。

現在<当時>、米国英国スイスオランダを含む世界中政府は、緩和策を選択

それはあきらめていることを意味する。

成功している国々があるのに彼らは言う:「それは私たちにはできない!」

ハンマーアンドダンス 続編3:検査接触者追跡の方法 

ダンス戦略> <2020年4月

概要

検査接触者追跡を正しく行うことで経済を再開できる。

症状のあるすべての人とその接触者を検査する必要がある。

その結果、検査の陽性率は3%未満でなくてはならない。

感染者と接触者を特定し、隔離、検疫する。

迅速に(1日程度で)出来たら、感染制御できる。

多くの人を雇い、先端技術も使う。

先端技術はある程度プライバシー犠牲を伴うが極めて妥当

Bluetooth 接触者追跡アプリは役に立たない。

4つの対策を組み合わせることで、経済を止めずに感染を劇的に減らせる。

これらは相互補完し、どれも単独では効果を発揮しない。

検査し、感染している人を見つける

隔離し、他人への感染を防ぐ

接触者を追跡し、把握

・検疫し、接触者が他人うつすのを防ぐ

検査優先順位

最初検査するのは症状のある人。症状のある人を検査したら症状のない人を検査する必要がある。これを可能にするのが接触者追跡。可能性のある人を見つけ、検査する。

迅速かつ効率的検査隔離、検疫できれば、経済を停止せずに感染制御できる。

対策を適切に実行しないと、もう一度ハンマー適用するしかなくなり、経済的な費用大量死が伴う。

ドライブスルー検査など、検査を受けやすくなればなるほど、より多くの人が検査を受け、感染拡大を制御できる。

一部の国では常に全員検査することを検討米国人口ほとんど、3億人が毎週検査されると、発症者全員を把握できるので感染制御できる。

安価検査する方法はある。一度に多数の人を検査下水検査など。

いつでも誰でも検査できるのが完璧。高価で難しいなら、優先順位必要。まず症状のある人、次にすべての接触者。

以下の項目は細部に及ぶため省略。興味ある方は本文参照。

接触者追跡

接触者とみなされる要素は何か?

・どれくらいの接触者を追跡する必要があるか?

・追跡担当者は何人必要か?

接触者追跡担当者が用いるテクノロジー感染者の個人データ

接触者追跡のプライバシー

届出義務のある感染症のプライバシー

・追跡された接触者のプライバシー

Bluetoothアプリ接触者の追跡に役立つために必要なこと

Bluetoothアプリ代替としてのQRコード

コロナウイルスプライバシーについてどう考えるべきか?

2021-05-01

五輪ボランティアはやりたいけど、コロナ重症病床で働くのは嫌

ボランティア休暇を取得して五輪ボランティアをやる予定。ちなみに私の働いている病床は整形外科で、コロナ患者さんはいません。

2019年ボランティア募集をしていた時に応募。そのあと研修を受けた。都外から希望者もいて、人気だった。

延期になって離れたボランティアが沢山いるみたいだけど、何だかんだで集まると思う。

看護師派遣に反対してるのは看護師なのだろうか?

そもそも民間病院は14%しかコロナ患者を受け入れていないし、大病院でもコロナ病棟以外の看護にあたってる看護師は沢山いる。

東京は、大阪コロナ重症センター看護師派遣している。「オリンピック行くなら大阪に行け」と思われるかもしれない。

だけど私は大阪重症センターで働きたくはないけど、オリンピックでは働きたい。

オリンピック競技会場や選手村看護師ができるなんて、この機械を逃せばない。

オリンピックに500人派遣するくらいならコロナ病床に看護師を!」

いや、看護師にも職場を選ぶ権利があるよね?コロナICU病床は月80万払っても働きたくない人が沢山いる。

正直、看護師って医師とは違って数が多いんだよ。みんなコロナICUで働きたくないんだよ。

2021-04-30

ICU勤務の看護師です

別に希望してなかったんだけど、まあまあ使える、男という理由で?なぜかICUへ。看護師にも意識高い系というのがいて、ICUはそのすくつである。ICN○とか読んでて怖い。

コロナは大変だけど粛々と仕事してれば日々は過ぎていく。もともとラクをしたい人間なのである(なぜ看護の道を選んだし)。そういう自分からすると、集中治療や人工呼吸管理の病床を作っても人材はすぐ育成できないとかい意見がピンとこない。

いや、もっと正直に言うとアホちゃうかというやつ。これって、すぐ職人技にする日本の悪癖なんじゃないの? 医師看護師もCEもコロナ患者対応に限って2カ月トレーニングすりゃそれなりのレベルになるよ。医師の数が足りないのは遠隔ICUカバーしたらええやん。インセンティブ含めてそういう仕組みづくりをするのが国や自治体仕事でしょ?

まあ、医師看護師も無理して対応することに喜び感じる変な人多いから、あんまり人のこと言えないけどね…。

2021-04-26

結婚生活

Icu看護師女性医者旦那離婚することを決めたそう

SNS旦那さんの愚痴を吐き出しまくり

その愚痴の内容がえげつなかったので、うわぁこれはいつか離婚するのではと思ってたけどその看護師は以前は「SNSでは愚痴を言うけど、実生活幸せだよ。幸せなできごとをいちいちSNSで言わないよ。旦那のことは大好きで幸せ」と言っていたので、ほおん、離婚はしないのか…と思っていたら

離婚すると言い出して、やっぱり安定した収入のある女性は強いなぁと思った

私なら高収入医者旦那はそう簡単に手放さない。経済的DVDVがあった場合は別だが

金をくれるならATMだと思ってつきあっていくわ

福原愛ちゃんや元AKBあっちゃんの件もあり、結婚生活ってやっぱり難しいよねーと思ったけど

家の近くですれ違った中年の男女が手を繋いで歩く姿を見て励まされた。

私も自分旦那とああなりたい。

おじさんおばさんになっても手を繋ぐって幸せ

最近結婚ヤバい結婚はしないほうがいいという声が大きくなっているが

トータルでは結婚して幸せな人のほうが多いんだと信じてるよ

2021-04-25

アホのようにただ反芻する「だって

最新の流行陳腐化も秒

経済政治には興味なし

正社員の元で凡俗な犬

殺りてえ殺りてえ殺りてえわ

あなた脳味噌は貧相です

一生懸命アイプチで終日顔面弄ってる

あなたじゃ分からいかもね

嗚呼よく似合う

毒にも薬にもならない声音

殺りてえ殺りてえ殺りてえわ

収入格差が原因なので問題はナシ

つっても私 模範人間

憐憫復讐はノーセンキュー

だったら言葉銃口

その頭に 突きつけて 撃てば

マジ ヤバない?止まれやしない

不平不満垂れて成れの果て

サディスティックに変貌する精神

皆サボれよ

両親には常に感謝しなさい

まれた喜びを噛み締めなさい

我慢や忍耐は人間の基本

礼儀作法はこの国のしきたりです

はぁ?殺りてえ殺りてえ殺りてえわ

万年問題据え置いて

絶対 絶対 国税の捻出者は私やろがい

もう見飽きたわ

ボカロまんまのネットからはみ出したミーム

入れてえ入れてえ入れてえわ

コロナ患者で逼迫の病棟ICUにお前をポン

嗚呼気が利かねえ

いつになりゃ終わるんだそのミス体質

焼きてえ焼きてえ焼きてえわ

都会のビル巨神兵

妄想なので

問題はナシ

2021-04-18

Nスペ 密着 新型コロナ集中治療室は、歪な考えに偏った看護師達のICU

4月17日NHKスペシャル看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」は一部の偏った考えの若い看護師達だけの歪なICU

コロナ真っ只中に理事長室6億円改修し、看護師ボーナスカット給与減額の病院NHKが密着

4月17日NHKスペシャル看護師たちの限界線 〜密着 新型コロナ集中治療室〜」は、悪名高き、理事長室に6億円浪費し、看護師ボーナスは全カットするという最低最悪で名をはせた東京女子医科大学病院に密着した。

https://president.jp/articles/-/36960?page=3

だがNHKは、理事長室6億円の問題にはスルー。何故か現場看護師と師長だけに密着し、病院経営者がどう考えているかなどのインタビューも出てこない。

そうだ、彼らは出てこれないのだ。自分運営側問題を指摘されることとなるから

ここに登場する看護師達の歪さに皆は気づいただろうか

まぁ理事長理事長室でオナニーしているダメ病院なのは医療現場関係ないと言う人もいるだろう。私にとっても直接関係ない私大なので、私にとってもどうでもいい。

だが番組に出てくる看護師達は、歪である

これは現場を知ってる人、例えば同じく医療従事者で看護師の私の妻も、何処か違和感を感じたり考え方の偏りに疑問を持っていた。

それをこれから記載していきたい。

歪な点1:男性看護師がいない

大学病院ICUであれば、大抵何人かは男性看護師がいる。彼らの多くはドライフットサル以外は冷静な低燃費モードで働いているイメージがある。

しかし、ここには男性看護師が居ない。

何故か?

間違いなくボーナスカット給与減額が効いている。看護師400人退職希望とのことだが、おそらく多くがまともに給与ボーナスを払う病院転職したはずだ。

夏に辞めた人間はまだ賢い。冬にも減額されたのだから

このような病院からは早く皆が逃げ出すべきだ。

歪な点2:中堅以上の看護師が見えてこない

何故か20代が多い。

退職して再雇用といった、この病院にずふずぶの人間まで呼び出しているが、子供の手が掛からなくなって、進学費用をガンガン稼ごうと考える40代はなぜ少ないのか?

この病院は中堅看護師が少ない。若手だけで回している。

全ての部署ICU応援を求めることからも、若い人のほうが重症化しにくいから率先して当たらせているというわけではない状況だ。

部署応援を求める前に、よくICUが判ってる40代が出てくるはずだ。

少なくとも60代を呼び寄せない。

これは給与カットだけでなく(この問題も大きいが)、恐らく病院組織自体カルチャー/制度に何らかの大きな問題があるからこんな歪な状態になっている。

歪な点3:取材を受ける皆が使命感を抱いている。看護師理想の姿を求めて頑張っている

「頑張ってる人間にとって、それは当たり前だろう」「お前が斜に構えているからだ!!」と怒る方もいるかもしれないが、これは危ない。

これは、短距離走ではない、これはマラソンだ。ずっと走り続けるんだ。無酸素運動域/限界心拍域に入れば時間は持たない。

日本人だけのレイプ合法化妊娠中絶禁止運動も同じだ。激しくぶち上げることを24h365日ずっと続けられない。真理だとしても。

レッドゾーンに入ったとしても、修正しなければならない。

そうしなければ走り切れないからだ。

そうしなければバーンアウト(燃え尽き症候群)する。

だが出てくる現場看護師は皆、理想や使命感を持ち、仕事にあたっている。

問題は、こんな人ばかりだということだ。

まぁこれで家族を食わせなくちゃならないんで」とか言ってる人がいない。

恐らくそんな人はボーナスカット給与減額で真っ先に別の病院に移ったのだろう。

その結果、使命感や自分看護燃えている若い人が純粋培養されて、その考え方にこのICUは包まれている。

そして燃え尽きて辞める。

辞めたら採用して再教育する手間がかかる、そして短い期間で辞めていくという悪い循環に入っている。

これが一番このICUの異常な点だ。

年齢や経験と共に考え方は変わる。

そんな色んな考え方の人が居ないんだ、ここには。

給与減額されて理事長室に6億円浪費されても、それでも残ったのは、こんな使命感をもった若い看護師達だけなんだ。

ではこの病院はどうすれば良かったのか

理事長室6億円オナニーバカげているが、どうせならその醜悪さを、このコロナをチャンスに捉えるような醜悪さに発揮すべきだった。

東京都は山ほど金を持っている。

少なくともオリンピックを誘致する時には「俺たちはこんなにキャッシュがあるぞ」と自慢していた。

ならその東京都に金を使わせればいい。

コロナ受入1人につき700万円/日。

追加加算費用: ICU利用1500万円/日 レスピ利用2000万円/日 エクモ利用8000万円/日(1人あたり)

など、吹っかければいい。

要は東京都コロナ受け入れを諦めさせるか、膨大な費用を払って受け入れるかの二者択一を迫ればいい。

東京都は山ほど金を持っていると世界に自慢していたんだから医療崩壊の危機、命のために、ケチるなんてせこいことを、あの馬鹿マンコはしないはずだ。

東京都が受諾すれば、高額な報酬に惹かれて、経験のある看護師ボーナスステージとばかりにやってくる。

彼らは金と手間やリスクを勘案する妥当カルチャーをこのICUに吹き込み、純粋培養して歪な自分を痛めつける暴走組織(ICU)全体がすることはなかったはずだ。

恐らく東京都は、こんな高額な要求はのまないだろう。

なら受け入れなければいい。調整を頑張ったが、合意に至らなかったとリリースすればいい。

そしてコロナを受け入れないのが一番賢いんだ。

◆Rape..lZFE

2021-04-17

若年層がコロナ重症化している!

ICUが40~50代で埋まってます」←若くねぇぇえっぇぇぇぇぇぇえぇぇよ

高齢化社会やべぇよ

2021-04-16

都内在住者のCOCOAのはなし

知人がコロナ陽性判定されて入院した。

本人は大した症状はなかったがICUかそれに近い所に隔離され、

携帯電話等の持ち込みは完全に禁止されていたという。

 

退院後に話を聞いたが以下のことがわかった。

 

  • 陽性判定されたがCOCOAからの通知はなかった
  • 自分ではCOCOAに処理番号を入れていない
  • そもそも処理番号を入れることを知らなかった

 

COCOAの扱いは病院でどうなっているのだろうか?

少なくとも知人が掛かった病院保健所では、こういう扱いを取られていたので、COCOA目的としては全く機能していない。

 

実際に直近でこの知人と一緒にご飯を食べた人には通知は飛んでいない。

通知は飛んでいないものの、検査の上陰性だったのは不幸中の幸いだった。

 

  • なぜ処理番号の通知がされてないのか
  • なぜCOCOAの使い方を保健所病院で教えないのか

 

私はCOCOAgithubコードを見た程度にはどういうアプリなのか確認したが、

一般人の認識としては、”過去に近くに陽性者が居たら通知してくれるアプリ” 程度の認識しかないのかもしれない

 

いくら過去COCOAが、"陽性者情報登録しても、接近者に通知しない" というバグがあったとしても、現状は直ってるはずだ。

#本当に直ってるかどうかは知らん

 

医療従事者がCOCOAに何の価値も感じていなくても、

厚労省がろくにアプリ管理を行えてなくても、

パーソルプロセステクノロジー株式会社がろくに動かないアプリ自身を持って納品していたとしても

その利用までろくに成されない状況では、このアプリ存在意義は何なのか

 

このままでは、

 

 

そういう何の役にも立たないどころかデメリットしかないアプリではないか

 

何卒、改善していただきたいものである

2021-04-13

11月に親が敗血症性ショック(原因はコロナではない)で突然亡くなったんだが、

コロナで病床が埋まる前だったので、最大限の治療をやってもらった。

今の大阪みたいな状況だとICUに入らずろくに治療もされずに亡くなってたんだろうか

2021-04-11

妹が自殺未遂したときのこと

数年前、妹が自殺未遂をして入院した。

そのときは妹が自殺未遂をしたとは知らされず、部屋の中で倒れているのを会社の人に見つけられて救急車を呼ばれたと聞かされていた。

妹はNCUという脳専門のICUみたいなところに入院していた。以前妹はてんかん(実際は転換性障害という精神的な病気だったらしい)と診断されていて、その薬を大量に飲んだらしい。そのことを知らなかった私は、妹の病気悪化したのだろうかと思った。

ベッドに横たわる妹の顔を覗き込むと、妹はうっすら笑って「お母さん?」とだけ言った。「姉ちゃんだよ」と言ったのに妹は私を「お母さん」と呼び続け、仕事先(介護施設)で今日は入浴介助があって忙しいはずだということを延々と繰り返した。後で知ったが、私が見舞いに行った曜日にはその施設での入浴介助はないらしい。薬を飲んで倒れた次の日が、入浴介助をする曜日だった。

妹は最後に見た時より痩せて、ぼーっとした顔で、手足を少しも動かさず、同じ話ばかりした。

どうしていいかからず、「ごはん食べてくるから、後でね」と病室から出ていった。私はその足で病院内のカフェに向かい、泣きながらなぜかクリームソーダを飲んだ。

次に顔をあわせたときは、妹が退院して実家に帰ったときだった。妹は痩せたままだったけど、元の姿に戻っているように見えた。私を「姉ちゃん」と呼び、同じ話ばかりすることはなかった。

介護仕事を辞め、精神科に通院しながら仕事を探していた妹は、この季節に事故で亡くなった。前日までごく普通だったと聞いている。

2021-04-01

TV「コロナ対策公務員もっと汗をかけ」

は?

政府経団連ICUトップが糞無能ムーブかましまくったのが明らかな原因なのに「公務員もっと頑張れば解決しますね。自民党は頑張ってますからね。次のニュースオリンピック特集です」とか抜かしてやがる。 は?

こんなことやってたらいよいよ官僚なんてスーパークソ無能しかならなくなってこの国が崩壊するだろ。

とりあえず言えるのは、偉いやつの靴を舐めることしか考えてない無能テレビ局はさっさと電波権取り上げられろよ

2021-03-22

anond:20210321221337

高校の頃死のうと思って、その前にお小遣いを使い切るために豪遊したな

と言っても普段買えないコンビニスイーツを買ったくらいで無くなったけど

お日様に当たって部屋もキレイにしてお風呂も入ってサッパリ死のうとしたけど、起きたらICUだった

2021-03-18

anond:20210318152245

それはアメリカの多くの大学が4年間ずっと教養科目をやっているからです(リベラルアーツといいます

アメリカでは専門科目は大学院に行って学びます

日本でもICUとかお茶大とかはそんな感じです(いくつかの大学にある文理学部というわけわからん存在も該当するかも)

2021-03-11

anond:20210311211353

別にICUじゃなくてもそんくらい貰っててもいいでしょ

命にかかわる仕事なんだから

周りに言いづらいのはちとわかるが

コロナ手当

飲食店の6万云々で騒がれてるけど医療関係者コロナ手当も結構ヤバい

まず国から20万貰った。これは勤務先の病院コロナ患者を受け入れてるから

次に、今まで通り病棟救急外来やってるだけで一日数千円手当が貰える。

週5,6勤務だとかなりデカイ。この勤務手当、というか危険手当?はこの前まとめて振り込まれて3桁万円超えてて流石にビックリした。

コロナで大変な人のニュースとか見てると申し訳ねぇと思いつつ、まぁリスクもあるし...と割り切ってる。

正直コロナで他の患者は減ってゆとりもできたし重症ICU行くからそれ程負担はキツくない。ICUナースとかは大変なんだろうな...

もちろん一刻も早く収束して欲しいし、日常に戻って欲しいけど、この状態続くならまぁそれはそれでと思ってしまっている。

手当で買ったノーチラスを誰にも見せられず、こんな話も家族にも出来ないので、吐き出し。

2021-02-10

外国人選手および関係者コロナになった場合医療費払えるのかな

流石にオリンピック側が保険に入ってるのだろうか。

下手に重症化して人工呼吸器つけてICUなんぞ入ろうものなら

保険ないと1日数十万ペースだけど。

裕福な国ばかりじゃないだろうし。

2021-02-06

anond:20210206042418

なんで国の保護をそこだけでも受けないの?

医療費の控除は収入減少で受けられる

もし重症化してからか担ぎ込まれると

コロナ騒動中なのにICUベットを奪っちゃう

他人の命を救うため、自分重症化しない努力をしないほうがいいと

国は信じられないというのはそのとおりだけど

国が人を騙さないと思うなよ

いくらでも国家公務員詐欺をする

でも

まぁ詐欺られるだろうけど

ひどい目に合うだろうけど

レントゲン無料になるからしょうがない酷いことをしてもいいと国家公務員が言うけれど

でも実際無料にまでなるんだから、その分は国家公務員がもらって当たり前

というのは現実からしょうがない

2021-01-27

anond:20210126211637

1月2月ICUコロナ患者で埋まってると、

交通事故とか脳卒中とか心筋梗塞とか肺炎とかで

特に子供とか4、50代とかが死ぬからもうちょっと我慢してくれたらうれしい。

https://weathernews.jp/s/topics/201901/300185/

もうちょっとだけあったかくなったら、

コロナおさまってなくても、どうしても我慢できない人は自粛やめていいと思うよ。

2021-01-16

自粛社会副作用による医療崩壊リスク

提言というほどでもない思考実験の類ですが、この視点てあまり見かけないなと思ったので書きます

さて、我が日本においてはコロナ関係なく毎年10万人程度が肺炎で亡くなってますほとんどが高齢者です。

肺炎を患う原因の内訳としては誤嚥性が約7割、細菌ウィルス感染が約3割らしいのですが

誤嚥死ぬようではいずれ細菌ウィルスにもやられるような状態と推測します。

言い方は悪いですが「キッカケ」待ち状態の方が毎年10万人くらいいる、ということかと思います

肺炎はポックリ逝くわけでもないので、その大多数が亡くなるまでの一定期間

どこかしらの医療機関リソース使用します。ICUも含まれます

月毎の件数では1月2月頃がピークでありますが1年を通せば適度に分散しており

例年であれば医療崩壊をするようなことはありません。

ところが昨年から今年にかけ我が国では自粛生活をしているため「キッカケ」がありません。

本来であれば1年を通して分散して亡くなっていくはずの方々がストックされています

しかし耐えるといっても限度がありますので、感染力がピークの1月2月発症殺到します。

原因は結果的コロナ感染かもしれませんがそこは本質ではなく、風邪でもインフルでも同じです。

自粛生活をする限り、発症1月2月に集中します。

分散していれば捌けるキャパも、数倍で襲われては厳しいでしょう。

もちろん、これをもって自粛など意味がない、やめるべきだ、などと言うつもりはありませんし、

政府としても「どうせ死ぬんだからバラけて死んでくれ」とも言えないでしょう。

ただ、経済への影響を度外視しても、自粛社会医療リソース運用にノーリスクというわけではない、

という視点はあった方がよいのではないか愚考する次第です。

医療崩壊は起こらない。コロナ風邪っていう人へ。

エアロゾル感染する風邪を起こす病原体を教えてくれ。他になくね。

あと、50代位の人が重症化して救命ユニット埋めてるのはなんで?

他の病原体では起こってないよな。

民間の受け入れてない病院には前提として再重症見れるICUユニットがほぼないからみんなが受け入れてないからっていうのはなしよ?

この辺も教えてくれ。

anond:20210116132208

死にかけて、ICU入ってるのは50、60代も多いで。

それ以上はICUに入れんから死ぬけど、それ以下はなんとか生かしてる。

2021-01-14

コロナ対応病院・非コロナ病棟看護師愚痴

私は首都圏三次救急病院に勤務する若手看護師です。私の所属は、ICUでも救急でもコロナ専用病棟でもなく、内科外科が混在する一般病棟ニュースTwitterを見ているとコロナ対応医師看護師ばかりに焦点が当てられるので、コロナ対応病院・非コロナ病棟看護師の私もちょっと愚痴を吐き出したくて筆を執ってみました。


まず、知っての通り新型コロナウイルス感染症というのは肺炎を来たし息苦しさや咳・痰など呼吸器症状が現れる場合が多く、そのため呼吸器内科医師治療に当たることが多いですよね。ということは、院内コロナ病棟を作るとなった時に、呼吸器疾患への対応に慣れている看護師のいる呼吸器病棟が選ばれるケースが多いのではないかと思います(※調べたわけじゃないので間違っていたらごめんなさい)。

少なくとも私の病院に関しては、呼吸器病棟の数十床全てをコロナ用の病床として確保し、かつ重症コロナ患者用にICU救急病棟の数床を使用しています

じゃあ元々呼吸器病棟にいた患者やそこで受け入れるはずの呼吸器疾患の患者はどこに行ったのか?当然他の病棟に回されるわけですよね。呼吸器疾患の患者というのは多いんです。日本の死亡原因のうち第一位悪性新生物、中でも肺癌で亡くなる人が男女ともに最も多い。その他にも様々な原因による肺炎COPD喘息、、、など多くの疾患があります

見慣れないそれらの呼吸器疾患の患者も、元々の専門である診療科患者を看ながら看ていくわけです。

人工呼吸器、あれはICUでのみ使われていると思われがちですが、一般病棟使用されることだって少なくないんですよ。流石に一般イメージするような口から挿管して….というのはないですが、神経の病気や癌などにより呼吸補助が必要になって喉を切開し呼吸器を装着する人もいますし、挿管や気管切開せずにマスクを装着して補助換気を行うタイプのもの、、、など人工呼吸器もいくつか種類があります。また、人工呼吸器ではありませんが、鼻から1分間に数十リットルという大量の酸素を流すというようなデバイスもあります。そういった手厚い看護必要でかつ急変リスクの高い患者を、管理に不慣れな看護師が(もちろん勉強しますが)、臨床工学技士も医師もいないマンパワーもない一般病棟で、看るんですよ。これって想像しただけでやばくないですか。

マンパワーに関してですが、看護師人員配置基準というのがありまして、当院の一般病棟では患者:看護師=7人:1人、救急病棟は4:1、ICUは2:1という人員配置をして診療報酬を得ているんですね。ちなみに夜勤12:1です(一般病棟)。

例えば担当患者7人のうち人工呼吸器装着中の患者が1人いたとして、この患者はこまめな観察や痰の吸引、食事・排泄の介助、体位の調整、清潔援助、点滴、検査の介助など、手厚い看護必要になりますよね。他の6人はどうでしょうか。1人は認知症があり点滴などを自分で抜いてしまったりフラフラ歩いて転んでしまう、排泄に失敗して便や尿まみれになる人、1人は自身で動くこともご飯を食べることもできないため、抱えながら車椅子に乗せてトイレに連れて行ったりご飯一口ずつ口元に持っていって食べさせる必要がある人、1人は全身麻酔で手術を受けるため術前の準備や術後の管理必要な人、1人は糖尿病腎臓病の教育を受けている人で疾患の理解や様々な生活上の制限について毎日時間をかけて説明必要かつ入院中も飲食物などの制限があるが守ることができず病状が悪化する人、1人は癌の終末期で、医療麻薬を持続投与しながら苦しみを抑えているが、つらさや身の置き所のなさによりナースコールを連打しては何とも言えない訴えを繰り返す人、1人は自宅で倒れて動けなくなっているところを発見され緊急入院してきた患者で多分コロナではないだろうけど完全に否定もできない人。

こんな毎日ですよ。夜勤では1人の看護師10人以上の患者を看るわけです。疲弊しないわけなくないですか。コロナがなくても大変でしたが、コロナがあることで不慣れな疾患の管理業務が増え、防護服や衛生材料使用制限され、ボーナスカットされる。

これまでだって定時に帰れることはなかったし、マンパワーに見合ってない量の仕事はやらされてたけど。でも忙しさには波があって、休日年末年始比較的落ち着いて仕事ができることもあった。けどコロナ対応を始めてから毎日がこんな感じ。こんなんじゃ患者を守ることなんてできないよ。何かあったときにすぐに対応できないよ。私が対応できない間に受け持ち患者状態が悪くなってるんじゃないか、痰を詰まらせて苦しんでるじゃないかってヒヤヒヤしながら毎日働いてる。他疾患で入院していた患者PCR検査陽性になることもあるし、もし自分感染して大切な人や職場の人にうつしたら?つらすぎて今すぐ看護師を辞めたい。生活していかなきゃいけないからまだ頑張るけど。



実は「医療に協力したら何が返ってくるの?」という記事を読みました。そしたら今まで溜め込んでたつらい気持ちが溢れて悔しくて涙が出てきちゃったので、ここに思いを綴ってちょっと楽になりたかったのです。

コロナ病棟の悲痛な現状とかを知りたかった人は期待外れでごめんなさい。特にオチメッセージもないしがない3年目看護師愚痴でした。

大好きなバンドライブに行きたかったし実家に帰って愛犬やおじいちゃんおばあちゃん会いたかったな〜。

早くコロナ収束して看護師給料が爆上がりし会いたい人に会えるようになりますように〜。

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