4月17日NHKスペシャル「看護師たちの限界線 〜密着 新型コロナ集中治療室〜」は、悪名高き、理事長室に6億円浪費し、看護師のボーナスは全カットするという最低最悪で名をはせた東京女子医科大学病院に密着した。
https://president.jp/articles/-/36960?page=3
だがNHKは、理事長室6億円の問題にはスルー。何故か現場の看護師と師長だけに密着し、病院経営者がどう考えているかなどのインタビューも出てこない。
そうだ、彼らは出てこれないのだ。自分達運営側の問題を指摘されることとなるから。
まぁ理事長が理事長室でオナニーしているダメ病院なのは、医療の現場と関係ないと言う人もいるだろう。私にとっても直接関係ない私大なので、私にとってもどうでもいい。
これは現場を知ってる人、例えば同じく医療従事者で看護師の私の妻も、何処か違和感を感じたり考え方の偏りに疑問を持っていた。
大学病院のICUであれば、大抵何人かは男性看護師がいる。彼らの多くはドライでフットサル以外は冷静な低燃費モードで働いているイメージがある。
何故か?
間違いなくボーナスカット&給与減額が効いている。看護師400人退職希望とのことだが、おそらく多くがまともに給与やボーナスを払う病院に転職したはずだ。
何故か20代が多い。
退職して再雇用といった、この病院にずふずぶの人間まで呼び出しているが、子供の手が掛からなくなって、進学費用をガンガン稼ごうと考える40代はなぜ少ないのか?
全ての部署にICUが応援を求めることからも、若い人のほうが重症化しにくいから率先して当たらせているというわけではない状況だ。
他部署に応援を求める前に、よくICUが判ってる40代が出てくるはずだ。
少なくとも60代を呼び寄せない。
これは給与カットだけでなく(この問題も大きいが)、恐らく病院組織自体のカルチャー/制度に何らかの大きな問題があるからこんな歪な状態になっている。
「頑張ってる人間にとって、それは当たり前だろう」「お前が斜に構えているからだ!!」と怒る方もいるかもしれないが、これは危ない。
これは、短距離走ではない、これはマラソンだ。ずっと走り続けるんだ。無酸素運動域/限界心拍域に入れば時間は持たない。
日本人だけのレイプ合法化妊娠中絶禁止運動も同じだ。激しくぶち上げることを24h365日ずっと続けられない。真理だとしても。
そうしなければ走り切れないからだ。
だが出てくる現場の看護師は皆、理想や使命感を持ち、仕事にあたっている。
問題は、こんな人ばかりだということだ。
「まぁこれで家族を食わせなくちゃならないんで」とか言ってる人がいない。
恐らくそんな人はボーナスカット給与減額で真っ先に別の病院に移ったのだろう。
その結果、使命感や自分の看護に燃えている若い人が純粋培養されて、その考え方にこのICUは包まれている。
そして燃え尽きて辞める。
辞めたら採用して再教育する手間がかかる、そして短い期間で辞めていくという悪い循環に入っている。
これが一番このICUの異常な点だ。
年齢や経験と共に考え方は変わる。
そんな色んな考え方の人が居ないんだ、ここには。
給与減額されて理事長室に6億円浪費されても、それでも残ったのは、こんな使命感をもった若い看護師達だけなんだ。
理事長室6億円オナニーはバカげているが、どうせならその醜悪さを、このコロナをチャンスに捉えるような醜悪さに発揮すべきだった。
東京都は山ほど金を持っている。
少なくともオリンピックを誘致する時には「俺たちはこんなにキャッシュがあるぞ」と自慢していた。
ならその東京都に金を使わせればいい。
コロナ受入1人につき700万円/日。
追加加算費用: ICU利用1500万円/日 レスピ利用2000万円/日 エクモ利用8000万円/日(1人あたり)
など、吹っかければいい。
要は東京都にコロナ受け入れを諦めさせるか、膨大な費用を払って受け入れるかの二者択一を迫ればいい。
東京都は山ほど金を持っていると世界に自慢していたんだから、医療崩壊の危機、命のために、ケチるなんてせこいことを、あの馬鹿マンコはしないはずだ。
東京都が受諾すれば、高額な報酬に惹かれて、経験のある看護師がボーナスステージとばかりにやってくる。
彼らは金と手間やリスクを勘案する妥当なカルチャーをこのICUに吹き込み、純粋培養して歪な自分を痛めつける暴走を組織(ICU)全体がすることはなかったはずだ。
なら受け入れなければいい。調整を頑張ったが、合意に至らなかったとリリースすればいい。
そしてコロナを受け入れないのが一番賢いんだ。
◆Rape..lZFE