2021-01-16

自粛社会副作用による医療崩壊リスク

提言というほどでもない思考実験の類ですが、この視点てあまり見かけないなと思ったので書きます

さて、我が日本においてはコロナ関係なく毎年10万人程度が肺炎で亡くなってますほとんどが高齢者です。

肺炎を患う原因の内訳としては誤嚥性が約7割、細菌ウィルス感染が約3割らしいのですが

誤嚥死ぬようではいずれ細菌ウィルスにもやられるような状態と推測します。

言い方は悪いですが「キッカケ」待ち状態の方が毎年10万人くらいいる、ということかと思います

肺炎はポックリ逝くわけでもないので、その大多数が亡くなるまでの一定期間

どこかしらの医療機関リソース使用します。ICUも含まれます

月毎の件数では1月2月頃がピークでありますが1年を通せば適度に分散しており

例年であれば医療崩壊をするようなことはありません。

ところが昨年から今年にかけ我が国では自粛生活をしているため「キッカケ」がありません。

本来であれば1年を通して分散して亡くなっていくはずの方々がストックされています

しかし耐えるといっても限度がありますので、感染力がピークの1月2月発症殺到します。

原因は結果的コロナ感染かもしれませんがそこは本質ではなく、風邪でもインフルでも同じです。

自粛生活をする限り、発症1月2月に集中します。

分散していれば捌けるキャパも、数倍で襲われては厳しいでしょう。

もちろん、これをもって自粛など意味がない、やめるべきだ、などと言うつもりはありませんし、

政府としても「どうせ死ぬんだからバラけて死んでくれ」とも言えないでしょう。

ただ、経済への影響を度外視しても、自粛社会医療リソース運用にノーリスクというわけではない、

という視点はあった方がよいのではないか愚考する次第です。

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