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はてなキーワード: 除隊とは

2018-06-06

anond:20180605172556

全てがアニメステロタイプ的なフィギュアで生身の人間を描いていない

戦国自衛隊1549シンゴジラ象徴だと思う

初代戦国自衛隊恋人に殺されたかったスナイパーやこいつらの兄貴になるから除隊しますの人みたいな生きた人がいなくて目上に従うだけのロボット 

自衛隊だけじゃなくてほかの職業もそれ以外の無職とかも広報映画のようにあからさまに演技なのが露骨で見ていてうんざりする

抑圧国家かと思う

北朝鮮で作られているかのようだ

2018-01-03

anond:20180103103250

3等軍曹のまま53までいられるんだろ

2等軍曹になれなかったら試験受けて士官になるかそうでなければ強制除隊アメリカ国と違う

一度3等軍曹に慣ればあとは犯罪やらない限り安泰公務員

2017-10-19

スタートレックディスカバリーは素晴らしい

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……ではないけれど。スタートレックディスカバリーは素晴らしい。

 

いままでのスタートレックを踏まえつつ

宇宙艦隊を一度除隊になった主人公、ダーティーな船長

後の時代では失われているトランスワープ技術を搭載した実験艦など、

新しい試みに挑戦しており、それがちゃんとドラマとしての楽しさに結びついている。

 

ただ4話現在のところストーリーがずっと連続しており、オムニバスで様々なネタを取り上げる

形式になっていないところが、すこし批難されている。

しかにこれまでのスタートレックドラマシリーズ基本的オムニバス形式であり、

フォーカスする話の多様さも大きな魅力だと言えると思う。そろそろ、

USSディスカバリー号の主要メンバーの登場も終わったと思うのでオムニバス形式

してくれないだろうか……。

 

いまの連邦クリンゴン戦争エピソード楽しいのだが、

自分的にはバーナムが里帰りして義理兄弟であるスポックと会うとか、サルーの故郷の星の生態系の話に

まるまる1話注ぎ込んでくれるとか、タイムトラベルネタUSSシェンジョウの船長が再登場してくれるとか、

そういうエピソードも見たい。

あとスタートレックのお決まりネタであるボーグとかQとか鏡面世界とか艦隊の誓いのジレンマとか。

ディスカバリー号は、アルファ宇宙域に限らず銀河系内のどこにでも行ける性能を持っているので

過去シリーズで出てきた種族はだいたい再登場させられるし、今後に期待したい。

2017-09-28

「『君の名は。ハリウッド実写映画化」その内容は…

東宝が、米パラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共に実写化に向けて開発を進めていることを明かし、テレビシリーズLOST』や映画スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15年)などを手がけたJ.J.エイブラムス氏がプロデュースする。

 脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞ノミネートされたエリック・ハイセラー氏が担当。また、アニメ版映画プロデューサー川村元気氏が、実写版でもプロデューサーとして開発に参加し、日本配給は東宝担当する。


アフガニスタン派兵戦場に取り残されたハル黒人兵)は、焦土と化したタリバン制圧下の集落で偶然出会ったマチコ中国系アメリカ人ジャーナリスト)と生死をかけた脱出をともにする。

九死に一生米軍支配地域にたどり着いた2人だが、すぐに諜報機関によって別々に「保護」される。「半年後にゴールデンゲートブリッジのたもとで会おう!生きていたら!」と声をかけるのが精一杯だった。

除隊後、PTSDに苦しみ、生活苦に陥ったハルだが、唯一の心の支えはマチコとの約束

しかし、そのハルを追う謎の組織

一方のマチコは、ジャーナリストとは仮の姿、実はCIAエージェントとしていまはハルを追う立場にあった。

追う者と追われる者との息詰まる死闘。その中で揺れ動く男と女の心の動き。

果たしてハルマチコは再会できるのだろうか?

期待したい。

2017-05-19

ルジャンドルフランスウラン(Oullins)に生まれランス大学およびパリ大学に学んだ[1]。父親のJean-François Legendre-Héralは人物像を得意とした古典主義彫刻家エコール・デ・ボザールの教師[2]。24歳のときニューヨークの著名な弁護士の娘であったクララヴィクトリア・ミュロックブリュッセル結婚した。結婚後すぐに米国移住し、帰化した。

南北戦争[編集]

1861年に南北戦争が勃発すると、ルジャンドルは第51ニューヨーク志願兵歩兵連隊兵士募集に協力し、1861年10月29日に同連隊少佐に任官した。その後ノースカロライナでの戦闘従事し、1862年のロアノーク島の戦いにも参加した。しかしながら、1862年3月14日、ニューバーンの戦いで重傷を負った。

負傷にもかかわらず、ルジャンドルは軍を離れず、同年9月20日には中佐に進級。1863年には第9軍に配属され、多くの戦闘に参加した。1863年3月14日には大佐に進級。ヴァージニア荒野の戦いではユリシーズ・グラント将軍の指揮下にあったが、その最中の1864年5月6日ルジャンドルは再び重症を負った。今回は顔面を撃たれ、左目と鼻を失った。アナポリス病院入院したが、その間にも南軍最後攻撃から街を防衛するための準備を手伝った。その後ニューヨーク移送され、そこで第9軍の兵士募集を手伝った。1864年10月4日名誉除隊したが、1865年3月13日には准将名誉進級した。

中国[編集]

1866年7月13日ルジャンドル厦門米国領事に任命された。7月ニューヨークリバプールに向けて出港し、その後ヨーロッパアジア大陸旅行12月厦門に到着した。領事として、ルジャンドルは5つの条約港、すなわち厦門基隆台北、淡水および高雄責任を持った。そこでは、年季奉公人の不正取引抑制に尽力した。

1867年3月12日米国ローバー号が台湾遭難し、その乗員が台湾原住民殺害されるローバー事件(en)が発生した。ルジャンドルは福州へ赴き、台湾中国側当局問題解決圧力をけるように、福建・浙江総督を説得した。福建総督は自ら行動は起こさなかったが、ルジャンドル台湾に行く許可を与え、台湾知事が協力するように紹介状を書いた。

ルジャンドルは、遭難現場訪問のために米国船アシュロット号を雇い、台湾当局に行動させようとした(これは失敗した)。その後アメリカ合衆国海軍ヘンリーベル少将懲罰作戦実施したが、これも失敗した。さら情報を集めるため、ルジャンドルは再び台湾に出向いた(このときは、紹介状は無しであった)。

中国へ戻ったルジャンドルは、南台湾に軍隊派遣するよう福州の総督を説得し、ようやくこれに成功した。ルジャンドルは400〜500人の規模を希望したが、これよりはかなり小さな遠征隊が、1867年7月25日台湾に送られた。ルジャンドル砲艦派遣ベル提督要請したが、これは拒否された。このため、武装商船ボランティア号が雇われた。ルジャンドル9月4日台湾上陸したが、上司に対しては全くの傍観者として行動したと報告している。

ルジャンドル直ちに本来任務を開始した。南台湾の険しい山岳地帯を通りぬけ、原住民酋長と難破した欧米の船員の安全保証するための条約協議した。

1871年9月6日琉球宮古島)の船が台湾沖で遭難したが、ローバー事件と同様に、多数の船員が殺害された(宮古島島民遭難事件)[3]。1872年2月29日ルジャンドルは先に結んだ条約日本人船員にも適用するよう拡大するため、台湾に出向いた。任務は不成功に終わり、またルジャンドル北京駐在米国公使フレデリックロウ(en)とも不仲になってしまった。

日本[編集]

1872年厦門から米国へ戻る途中、ルジャンドル日本に立ち寄り、明治政府台湾問題武力解決提唱した。これは副島種臣外務卿意見とも一致しており、ルジャンドル米国領事の職を辞し、1872年12月12日外交および軍事顧問として明治政府雇用された[1]。1873年2月、副島は2年前に台湾で起きた宮古島殺害事件の処理交渉特命全権公使外務大臣として北京派遣されたが、ルジャンドルもこれに参加した。この交渉部分的には成功であったが、引き続きルジャンドル1874年台湾出兵の準備を手伝った。台湾問題に関して、ルジャンドル駐日米国公使チャールズ・デロングの支援を受けており、また個人資格でこの遠征に参加するつもりであった[4][5]。加えて、2名のアメリカ軍人が雇用された。ところが、デロングの後任の米国公使ジョン・ビンガムは、ルジャンドルを支持せず、1874年4月19日台湾出兵は一旦延期とされた。ルジャンドルらは長崎で出征準備を整えていたため、大久保利通長崎に向かった。結局遠征部隊5月18日長崎を出港したが、ルジャンドル大久保と共に東京に戻った。その後、ルジャンドル交渉のため福州に派遣されることとなったが、アメリカ総領事職場放棄の罪に問われ、短期間ではあるが上海収監されてしまったため、遠征には参加できなかった。1875年には日本政府から勲二等旭日重光章を授与されたが、これは外国人としては最初のものであった[1]。その年の末には顧問を辞任した。

ルジャンドル1890年まで日本滞在し、大隈重信個人的顧問を務めた。

韓国[編集]

1890年3月ルジャンドル日本を離れ、朝鮮王高宗顧問となった。1899年9月1日漢城(現 ソウル)で卒中により死亡するまで、その職を務めていた[6]。

2017-05-16

不名誉除隊とかじゃないのか。

刑期が終了したら、不名誉除隊とかになるんだと

思ってたら、しばらく軍に在籍だって

https://www.armytimes.com/articles/chelsea-manning-to-return-to-active-duty-after-prison-release

2016-05-23

マスターキートン第2話

第一話で日本大学講師をしていたもの

仕事性質上に日本ではあんまりないのかなと思ったら内にはの依頼は日本人です。

依頼の内容は死亡保険今の受け渡しのための人探し。

死亡保険金の受け取り申請被保険者の死亡診断書保険証券とともに受取人の戸籍謄本印鑑証明必要であるまた代理人が手続きする場合はこれらを取得するための委任状が不可欠となる。

第二話のテーマは、イタリアテロリズム

イタリアテロリズム特殊他国テロ組織がそれにより100などから資金援助を受けていると話される一方でイタリア場合は、国内一般市民寒波によってまかなわれている。つまりパン屋のおじさんや惣菜屋のおばさんの微々たる金で成り立っているわけさ。こんなこと信じられるかい? 99パーセントカトリック信者で同時に共産党支持率が高いこの国の国民性。その二面性の表れなのか。

今回の問題になっているテロリストは赤い旅団といい共産党人間を観察しているらしい。

このためことのテロリズムであれば一般市民から寒波が得られたかもしれないがこのテロリスト場合一般市民以上に何も知らない外国人留学生に求めざるを得ないということで留学生である日本人ターゲットになった。

日本人留学生は、テロリスト自分の家を評価してくれたので付き合っていたがテロリスト側が評価していたのはあくま学生経済力だけであった。さらにこの留学生保険金下りると知ってその居場所を探していたと言う事だそうです。

第二話で、大地が高されなかった太一の設定がさらに明らかになる。

太一は3年間の軍隊生活の後英国特殊空挺部隊試験を受けている。

そしてその後で80年代イラン大使館人質救出作戦に参加するなどバリバリエリートだったらしい。

しかしその後あっさり上対応しかしその後あっさり除隊して

オックスフォード大学考古学センターに入りなおしている。

またその後フォークランド戦争の時は予備役ではあるが特別召集を受けている。

まりサバイバルエキスパートであるということだ。

第二話で紹介されるネタは、ローマ軍に連行されたガリア人奴隷たちが作った礼拝堂

2016-05-19

~Change The World~

Mサイズブラックコーヒーと、サンドイッチ

これがいつもの組み合わせだ。

先月転職して入社したばかりの会社の近くにあるコンビニ

徐々にデスクで食べる朝ごはんパターンも決まってきた。

はいつも忙しい。

遅刻ギリギリ時間に起きて、急いで顔を洗い、歯を磨き、化粧をして服を着替えて家を飛び出す。

ちょうど会社に着く頃にお腹がすくので、デスクメールチェック兼朝ごはんだ。

独身アラサー女性の朝なんてこんなもんだろう。

私は毎日生活でいっぱいいっぱいなのだ

早朝からおしゃれカフェに集合して英字新聞を読み合うような高尚な民族にはなれる気もしない。

大体どうして女性ばかりがアラサー独身だと肩身の狭い思いをしなければならないのだ。

税金だって多く納めているというのに。

「このロリコン国家め。」

コンビニの袋に同封してあったチラシに載っているキャンペーンアイドルグループだった。

チラッと視界に入るやいなや、私はそのチラシを不毛感情とともにデスクゴミ箱に捨てた。

自分が変えようもない環境について不平不満を言っても、損するだけだろう。

他人は変えられないのだ。

私は現実を受け入れながら、どうにか沈没しないように生きていくだけで精一杯だ。

ちょっと気を抜くと、あっという間に沈没してしまいそうな船。

遭難しないように必死に漕ぐしかない。

じゃあ、なんで航海に出たの、という疑問については考えない。

だって自分意思で出た航海じゃないのだから

さて、入社して一ヶ月半が経過した。

だんだん職場人間関係が見えてくる。

この職場ではどうやら栗原が裏ボスだ。

栗原事務職女性で、40歳は超えているだろう。

それを確認できるような勇気の持ち主はもちろんこの会社にいない。

入社してもう8年になるらしい。

おそらく、最後に異性とデートをしたのは何年も前だろう。

チームの上司武田だ。

おそらく50歳を超えた、典型的な家庭持ちサラリーマンだ。

栗原は表向き、武田を立てている。

しかしその裏では陰口ばかりのようだ。

ランチタイム栗原派閥は連れ立ってカフェテリアスペースで時間を過ごしている。

全員女性で、事務職総合職が混じっている。

弁当を持参している人ばかりだ。

その場でどんな会話が繰り広げられているかは、わざわざ派閥に入らなくても大体分かる。

武田をはじめとする社員の影口、悪口大会だ。

私も社会に出て6年目になるので、特に驚いたりもしない。

日本中職場で見られるごく当たり前の光景だ。

この会合目的はこうだ。

まず同盟状態確認

私たち仲間だよね。お互いに守り会おうね。」という暗黙の了解

メンバー同士の結束をその出席を持って確認するのだ。

つぎに経済制裁の発動だ。

同盟状態を抜けたものには「悪口」と「無視」という手痛い罰則が課されるのだ。

職場で「無視」をされるということは必要情報が入らない可能性がある。

それは仕事の出来に直結する。

そして罰則ついでに自分ストレスも発散できるという、

「おまけ」付きだ。

私は入社したばかりということもあり、

色々なチームのランチに一緒させてもらうという日々を送っていた。

何とか逃げていたわけだ。

ただし、その言い訳もそろそろ厳しい時期が来ていることは肌で感じていた。

「ピローン」

考えていたことを見透かされているかのようなタイミングで、

社内チャットの着信画面がポップアップした。

送信者は栗原の手下の山本だ。

鈴木さん、今日ランチのご予定ありますか?

もしなかったら、私たちと一緒にランチしませんか♪

あ、もし別にご予定があったら大丈夫です〜!!

ご都合お知らせ下さいませ^^山本

ついに来た。私のデスクにも赤札が貼られたのだ。

相手の都合に配慮しているように見せかけて、

すぐに返信しなければならないチャットという手段

そしてこの言い方。

頼む、キリシタンへの踏み絵のような誘い方は辞めてくれ。

私は悩んだ。

のるか、そるか。

分かっているのだ。

この手の会合は一度入ると、

抜けることはとても困難だと。

入隊は気軽に出来ても、除隊には理由がいるのだ。

それも普通OLにはとても用意できないような理由が。

「お」

「さ」

「そ」

チャットの返信を一文字文字打つだけで、手が震える。

何せ、もう既読マークはついてしまっているのだ。

早く返さなきゃ、早く返さなきゃ。

でもどうやって?

入隊したくない、入隊したくない、入隊したくない・・・

頭をどんなに高速で回転させてみても、

理想的な回答は思い浮かばなかった。

どんなにたくさんのシミュレーションをしても、

円満に断る方法が見当たらないのだ。

鈴木さん、ちょっと来て。」

そこに武田から呼ばれた。

から呼ばれてこんなに嬉しかったのは初めてだ。

何でも昨日出した資料の不備を、

今日中に直すようにとのこと。

大切な会議使用する資料なのでせっつかれた訳だ。

かしこまりました!申し訳ありませんでした。本日中に提出し直します。」

私はわざとフロアに響くような大きな声で返事をした。

そしてデスクに戻ると、やけに忙しいふりをして作業に集中した。

本当は2時間くらいあれば終わる修正だが。

このようにしてあっという間にお昼時になった。

相変わらずチャットへの上手い返しが思いつかない。

頭の中がスタック状態になっていたのだ。

そこで、山本がやってきた。

鈴木さーん。

さっきはいなりチャットしちゃってごめんね。

それで、今日ランチどうする?」

来た、来た。

しかも隣に裏ボス栗原もいるじゃないか

「あ、あ、あの・・・。」

私は軽いパニックになっていた。

彼女たちとは絶対ランチを取りたくない。

一回一緒したら最後、ずっと抜けられなくなることは分かっている。

毎日繰り返される自由を奪われたランチタイムなんて拷問だ。

でも、上手い断り方が思いつかない。

それに、この職場に馴染むためには彼女たちに嫌われることは避けられたい。

思考が巡りに巡り、5秒が永遠に感じられた。







何か言わなきゃ。何か言わなきゃ。

何か上手いこと言わなきゃ。





「ごめんなさい、私レズなんです。」





これが私の口からついて出た言葉だ。

自分でも何を言っているのか分からない。




レズなんです。

こんなに綺麗な人たちとランチしたら、私、気が変になっちゃう。

午後の仕事差し支えちゃう。」






栗原山本は目を丸くしてこっちを見ている。


自分の身体が自分のものじゃないみたいだ。





「今まで、女の人とした付き合ったことないんです。

からこの年齢でも独身なの。私綺麗な女の人に弱いんです。

見た瞬間に嬉しくなっちゃうんです。

とくに栗原さんすっごくタイプ・・・。だから、ごめんなさい!」




私は自分自分が何を言ったのか分からないまま、ダッシュでデスクに戻った。

そしてカバンを取ると、急いで会社の外に出た。


その日以来、

私は栗原軍団ランチを誘われることは無くなった。

それどころか、飲み会にもほとんど呼ばれなくなった。

特にプライベート話題には誰も一切触れてこなくなった。


かと言って仕事に支障が出たかと言われば、

そんなことはなく、むしろやりやすくなった。

事務職の人たちがやけに優しくなったのだ。


栗原けが知っている武田スケジュールをこっそり教えてくれるようになった。

このお陰で武田の予定に合わせて仕事の手を抜くことができるようになった。

社内のマニュアルをこっそり回してくれる人もいた。

お菓子を分けてくれる人もいた。

腫れ物認定されたことは少しこたえたが、

それは自分さえ気にしなければいい。

代わりに職場の人と距離感

取れるようになった。





「なーんだ、世界なんて簡単に変えられるじゃん。」





私はサンドイッチについていたシール剥がし

キャンペーンの応募用紙に貼った。

そしてコーヒーを飲みながら、

心の中でそう独り言ちた。






<完>

2015-08-27

報われない、という全ての努力を水泡に帰す心理的絶壁

今の仕事について十年近くになった。

結婚相手も見つかり、両親顔合わせや結納の予定についても話していた。

よりにもよってそんな時、ふと、

自分がこれから手に入れようとしているものと、やがて迎えるだろう未来予想図を考え、(報われない)と素直に思ってしまった。



血統重視の古い業界のために、志望とは全然異なる学校にそれでも入試倍率を突破して入り、苦労して通って資格を取り、志望とはこれまた全然異なる職場就職した。

業務内容はほぼ公務員に近い。加えて、特別資格を持つ特別人達が頭を下げられてお金を受け取る、究極の殿様商売だ。

休みが極端に少なかったり給与が安かったり昇給幅が小さかったり世襲差別などの様々な不満はあれど、世間一般の社畜ワープアと比べたら畳でゴロ寝するくらい楽な仕事だ。

今も作業するフリしてこれ書いてる。上司は横でミュートにして動画見てたりする。



そもそもが志望と異なる遠隔地の資格課程に通わざるを得ず、わずかな期間で体を壊した。

なけなしの貯金学費につぎ込んだのなら、そのぶん元を取らなきゃいけないだろうと我慢して学んだ。

さらなる不幸に見舞われたため、同期とは違って就職先について全く志望が容れられなかった。

そのような不幸に見舞われたのであれば、そのぶんの幸せを得なければ立ち行かないだろうと我慢して就職した。

就職先となった慣れぬ土地での生活で、さらに体を壊した。

望みは一つもかなわずどんどん不幸になっていくばかりだというなら、すべて望みをかなえてどんどん幸せになっていかなきゃ釣り合いが取れないだろうと耐えて働いた。

人は皆意地悪で、不親切で、好き勝手な事を言い、新人を振り回しては遊び、絶対服従を強い、そのくせ自分お気に入りの後輩が入社すれば人の後輩指導を妨げ後輩を甘やかした。

そこまでされてもなお、自分には受け取った不幸せをすべて放り捨てて同量の幸福享受する日が来ると信じていた。

もちろん、そんな日は来なかった。

不当差別改善には、自助努力以外何の効き目もなく、ニコニコしていた日々とほとんど同じ日数だけまなじりをつり上げて過ごす事で、バカどもはようやく反撃されるという新事実を学んだ。

この業界では得難い無償善意と親切に付けこんで舐めきった態度を取っていた年下連中もある日を境にすべて直立不動姿勢を取らせ、そうして取るべき態度を取らせた。

今の自分があるのはあくまでもすべて自分努力の結果であって、大いに背負わされた不幸の代償なんて気の利いた贈り物は、ただのひとつも受け取れる事などなかった。



結婚して、この仕事を続けて、この土地に住み続けて、子を育ててゆくのだろう。

そう思った時、

(ああ、この先二度と、報われることなど無いのだな)

そう思ってしまった。



ミラー大尉最前線の中を命がけで除隊させに行ったライアン二等兵に、その道中で死んだカパーゾ二等兵十人分の値打ちがあって欲しいわけじゃない。

真摯努力する事で自分仕事価値を膨らませたり、目立ってアピールして人に功績を認めさせる事で承認欲求を満たしたいわけでもない。

ただただ、これまで経験してきた苦しみや辛さを思い返すにつけ、それらの負の記憶にすら決して釣り合う事などない、現在とそして未来、その二つを合わせた価値の軽さがどこまでも空しいのだ。

同級生結婚していようが子供を持っていようが家を建てていようがすべてどうでもよくて、ただひたすら自分自身が、自分に対して報われないと感じるばかりだ。

相応の報恩の得られなかった人間は、取りあえず代替物を手に入れ、膨大な喪失感の風穴を塞ぎにかかるのだろう。

あるいは報恩という概念のものを綺麗に忘れ去り、「報われないのが人生から」と嘯いて生きるのだろう。

じゃあ自分が一体どうなれば、どうすれば満足なのか、をもう正確に測る事さえできなくなった人間は、自分自身を我儘と戒めて生きるのだろう。



どれも選べそうにない。

(報われないな)と思った少し前に、じゃあ自分が一体どうなれば報われるのかを、もう見つけてしまった。

世間一般ではそれをただの没落という。

変わり者のレッテルを張られて、変わった選択肢を選ぶ奇人として、まず侮られはしないもののずっと敬遠されたまま、生きてゆく事になるのだろう。

そこへ行きつくまでに一体何年無駄にしようと、どれだけの金をドブに捨てようと、もう何も構わない。

そこまですれば、

報われる

のだから

2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720203127

教育徴兵論者てwww

自民党内で一人か二人が個人的に吼えてるだけじゃんwww

つかね、徴兵制って始めようと思ったらとんでもなく準備かかるんよ?

何歳から何歳まで?期間は何年間?何ヶ月?陸海空の振り分けは?免除の条件は?女性対象にするの?兵役終わったら強制的除隊にするの?そのまま隊に残りたいと言い出したら?有事招集体制は?仮に忌避した時のペナルティはどれくらい?兵役満了後の大学入学就業支援は?つか予算どれくらい見積もる?既存防衛予算を削る?削るとしたら何を?それとも増額する?

本当に自民党徴兵やる気が少しでもあったらさ、こういう話はどこかで何かしてるはずなんだよな

でもかれこれ十数年、全然出てこないわけでさ、何故か出てくるのは野党出所の与太話ばかり。それが意味する所は一つだろ?

2014-09-25

全員無事でした

今日艦これアカウントがBANされた。

つかこういう日が来ると覚悟はしていたが、寂しくもあり、ほっとするところもある。

いつ終わるともなく続く砲火に、彼女たちをさら必要がなくなったのだ。

艦娘が揃い、一人も欠けることなく戦いを終えることができた。

今日これで君たち全員が満期除隊となる。

ありがとう

2014-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20140714203139

先輩医師は、戦士なんでしょう。

この社会をより良い社会にするために、病魔と戦い続ける(治療を続ける)戦士

休みがちな同僚や、アル中同級生というのは、

その部隊における落伍者みたいなもん。

まともに戦えないのなら、とっとと除隊してもらいたいと思っちゃう

から自然と冷たく当たってしまう。

一方の患者というのは、非戦闘員でありただの民間人

そりゃ優しく接しなくてはいけないのは当たり前。

こんな戦士が、鬱病や癌になったら

傷病兵はさりゆくのみと覚悟して自殺するんじゃないかな。



腹の中では自分がなんとか得をしたいなんて、全然考えてないと思う。。。

2014-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20140516180218

うそう!自衛官に限らず、行くところないから仕方なく今の仕事をしてる奴だって一杯いるのにね。

食べるあてがないから仕方なく選択肢のない仕事をこなしてる奴も一杯いるのにね。

職業に対する幻想破壊するな」とか「その幻想を維持するのがお前の仕事だ」とか、ここ匿名掲示板だってのに、無関係無責任外野どもが、給料に含まれない仕事まで押し付けてくるよね。うんうん分かるよ分かる。すっごぉぉぉぉく分かる。違う仕事だけど全く同じ経験たからね。

大丈夫だよ。同じように思ってる自衛官たぶんウンッザリする程居るから

転職の自由がきかない奴と、格好つけて死にに行く偽善者のバカ以外は、全員除隊希望するはずだよ。

実践投入が具体化したら、皆手を挙げて隊を去り始めるから、その時に大勢にさっと紛れ込めばいいよ。

有事の為に国民血税で育成されてきたのに」「恩知らず」「非国民」「売国奴」とか隊内から言われても気にする必要ないよ。

言ってる奴らは逃げ場ないだけだから。本当は逃げたいのにね。

自分の国の事をあまり悪く言いたくはないが。日本人て、なんていうか、冷たい水に入れたカエルゆっくり少しずつ煮ていくというか、「本当は大事なのにそうでもないように見せつつ、何の覚悟もできてない生贄をいきなり屠殺場に連れて行く」みたいな空気作りが本当に上手いからね。

それに騙されちゃいけないよ。

2014-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20140329194221

軍隊には除隊があるからなあ、割と早いうちに。その後の就職先まで世話しないと、今の軍隊なんて維持出来ない。

頭数だけいればよかった時代はもう終わったんで、そんな簡単な話でもないぞ?

2014-02-14

そもそも徴兵制平時の頭数を減らすための制度じゃないかな

常に頭数が必要、とか海外展開します、ってことな札束でひっぱたいて正社員として教育コスト掛けてくほうが楽よね、と。

徴兵制の最大の強みというのは、ガンガン若者とってガンガン除隊させることで、予備役を大量に社会に確保できること。

有事になってからかき集めて、平時の規模に比べて何倍もの兵力を得ることができるわけ

教育コスト無駄、というよりは総力戦のための積立てなのよ。

から国家の存亡をかけた最終戦争、みたいなのとそこそこ不可分なもんだと思うよ

アメリカにお付き合いして戦争行こうよ、みたいなノリなら志願制でやったほうが政権への批判減るのは間違いないし

追記:カギカッコひとつでも書いといた方がよかったのかな。そういう総力戦()志向しないとと成り立たんような今んとこ要らないもの

左翼さんがたは軍靴の音で乗っかるのが普通に正しいし、そこをちゃんと正面からやり続けることをネトウヨとしては支持するよ、と

合理性がどうたらとか戦線拡大して屁理屈こねるよりもさ

2013-05-15

海外著者と日本読者の「切り口の差」

韓国徴兵制における、除隊最終期のリーダー体験」を投稿した増田だが、

元の「韓国軍隊」という本では、

除隊直前にリーダーを体験でき、リーダー権力者快感が心地よかった」

という徴兵経験者の複数コメントと、

「このリーダー体験が、韓国を過度な競争社会にしているのでは?」との筆者コメントが載っていた。

だが、

コンスタント徴兵入営させているので、自動的に徴兵期間最終期には、自分より軍歴浅い下等兵が10名程度確保される」

という「カラクリ」は、実は殆ど筆者は強調していない。

この筆者は、韓国陸軍経験後、九州大学などで日韓地方自治体研究をしている人なんだが、

「季節を問わずコンスタントに入営させている」というのは、

実は韓国人にとっては「あまりにも常識」であったので、この辺の強調を「うっかり忘れてしまった」ようだ。

日本人感覚だと「1年に1回、一斉に入隊させる」と思い込んでしまい、

実際はてブでも、「計算合わないじゃないか増田よお」というツッコミ投稿を受けた。

なので、本来であれば、この本の筆者が

韓国徴兵制キモは、1年1回入隊じゃなく、コンスタント入隊制度によって、

 常に下等兵を確保できるような仕組みになっている」と書くべき。

しかし、筆者側が「韓国常識」に囚われすぎていたため、

「年1回の方が普通、という感覚日本読者向けの解説を、忘れてしまった」

というようである

※別のページで、「大学の学期変わり目に、うまく入隊タイミングを合わせるための苦労」みたいな

 エピソードは詳述されている。

日本の読者の中で、

コンスタント入隊の方がキモなんじゃないか?」とたまたま自分が「発見」⇒増田投稿したため、

それが一躍のはてなーの目に留まって、はてブ数が凄いことになっている。

なので、こういう著書をインタラクティブにして、

コンスタント入隊のカラクリこそ、本当はキモじゃないの?」という読者指摘を韓国著者にフィードバックするような

仕組みにしたら、もっと著書の内容が深まっていく・・

しかし、いつもは鉄道国内ネタ本ばかり読む自分が、

「いつも同じ本ばかり読むのは、偏った人間になってしまう」と一念発起して、

図書館で日頃読まないジャンルの本のコーナーに行って、たまたま手に取った本を読んでの感想が、

一気に250ブクマ超える、というのも、ある意味で凄い。

この調子で、自分が読み慣れないジャンルの本を手にとって、別の切り口から感想増田投稿すれば、

また数百ブクマに達するのかな?

2013-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20130514134233

ジミ・ヘンドリックスが米陸軍にいた時、自慰行為を上官に報告されて除隊されたそうだから米軍では自慰行為も禁止なんじゃね?

http://anond.hatelabo.jp/20130513233029

トピ主だが、「数が合わない」と誤読している人が多い。

日本感覚で、「4月に一斉に入営して、翌々年3月に除隊する」と早合点するから

「そもそも後輩兵士がいないじゃん」となる。

そうじゃなく、「ほぼ毎月、というよりほぼ毎週」、コンスタントに入営除隊を繰り返しているのよ。

そもそも新兵訓練期間(6週間)は新兵訓練施設で訓練するのだが、一斉に4月入隊だと、

新兵訓練施設がパンクしてしまう。

新兵施設のキャパ関係上、4・5・6・7・8・9・10・11・12・1・2・3月と、

分散入営させるんです。

・・・と偉そうに書いているが、自分最初この本の記述読んだ時に、

一瞬意味していることが理解できなかった。

「毎月毎週コンスタント入営」の背景と意図を理解したとき、始めて

「なるほど、そういう工夫があったのか!」と膝を打ったので、増田投稿した次第。

2013-05-13

成人男性ほぼ全員に「権力者体験」をさせることで、権力者の美味しさを体験させ肉食志向させる韓国社会

中公新書韓国軍隊」という本を読んだが、これが実に面白かった。

ご存知の通り韓国軍隊徴兵制を敷いているが、このことにより、韓国の成人男性は、様々な体験をしていて、

様々なリテラシーを身に付けている。

例えば、いろいろな設営作業に従事するので、土木関係者でなくても土木リテラシーが身に付くし、

「対民支援」ということで、過疎地の農作業支援に従事するため、

ソウル生まれのソウル育ちの都会っ子でも、農作業リテラシーが身に付いてしまう。

韓国軍が、一見軍事とは縁のない過疎地の農作業支援を行うのは、

過疎化が進行してしまって、限界集落無人化してしまうと、そこが即ち北朝鮮の工作基地になってしまうため、

 国防的には最低限の農村集落居住を維持させたい」という国家の意思が働いているようである

しかし、韓国徴兵制の最大のメリットは、「権力者リテラシーを、ほぼ全員に身に付けさせられる」という、巧妙な仕組みにあった。

韓国徴兵期間は24ヶ月間。

最初二等兵で入営するが、早くて8ヶ月程度経ると一等兵に昇進し、更に早くて6ヶ月程度経ると上等兵に昇進し、

更に早くて5ヶ月程度経ると兵長に昇進するらしい。

まり、早くて19ヶ月程度経ると、兵長に昇進する。

逆に、よほど「素行が悪い」「体力的に劣っている」ということがなければ、大体の男性は、除隊までの24ヶ月の間の最後の方で、

兵長にまで昇進するらしい。

通常、兵長は10人程度の下等兵を束ねることになる。

まり、「10人程度の組織リーダー」を、徴兵期間の最後の数ヶ月間、体験することになる。

こういう仕組みが成立する前提としては、

徴兵入営のタイミングが、月によって「平準化」されている、というカラクリ」が前提となる。

例えば第99兵団で、2013年4月入営の徴兵兵が1人、

5月入営の徴兵兵が1人、6つき入営の徴兵兵が1人・・・と、

常に毎月1人入営のペースを維持していれば、

「2011年6月入営、2013年5月除隊兵士から見たら、

「2013年5月時点では、自分の周囲は23人の後輩兵」ということになる。

「入営時期を平準化させ、コンスタントに後輩兵が誕生する仕組み」を作っておくことで、

徴兵期間の最後の時期に、下等兵を指揮するリーダー体験を味わうことができる」という仕組み。

そして、徴兵体験者が異口同音に口にするのは、

徴兵当初はキツかったが、除隊直前の兵長体験が非常に心地よかった」という体験。

兵長を体験したことで、権力の魅力がわかった、除隊後一般社会に出ても、権力者を目指したい」という男性が、結構多いらしい。

まり韓国徴兵制度は、最後兵長経験させることで、

リーダー経験権力者経験を、等しく成人男性に積ませることで、

 市民の上昇志向権力志向を植え付け、「肉食系韓国市民」を多数育成し、

 よって韓国社会権力志向社会にする」という「権力経験装置」の役割果たしている、ということになる。

2013-02-14

北朝鮮中国なんて、狐と狸、ヒトラースターリンだ。

よく「中国親分北朝鮮子分」、「最後には北朝鮮中国の言うことを聞く」という言説が横行している。

「似たような全体主義体制だから、互いに仲がいい」と思われているのか、

朝鮮戦争で共に戦った仲間、血で固めた友好関係」と思われているのか。

しかし、全体主義国家同士、独裁国家同士だからと言って、必ずしも仲が良い、という保証はない。

現状は単に、「互いの存在を認めて、利用するのが得策」と判断しているから、利己的理由で結びついているにすぎない。

本音では、中国北朝鮮を心底から信用していないし、逆に北朝鮮中国を心底から信用なんかしていないだろう。

現状で両国が「みせかけの友好関係」を保っているのは、

中国が「韓国などの親米民主国家国境と接するのは、共産党独裁体制に悪影響があるので、

独裁国家を間に挟んでおけば、緩衝地帯になって、一党独裁が維持できる」という打算をしていて、

その打算を北朝鮮が見抜いていて、援助を要求する、という間柄でしかない。

仮に「北朝鮮の現体制を維持するデメリットが、民主国家国境を接するデメリットを上回る」と

中国側が判断すれば、中国ドライ北朝鮮を見捨てるだろう。

北朝鮮側も、中国に見捨てられる最悪のシナリオは想定しているから、

見捨てられないように、様々な工作を講じているのだろう。

「見せかけの友好関係、根っこは相互不信」というのは、あたか

ヒトラースターリンが、一時的に不可侵条約で友好関係を演じた」ようなものである

ドイツソ連も、不可侵条約締結しておきながら、腹の中では全然相手のことなんか信用してなくて、

実際スグに不可侵条約は破棄された。

朝鮮戦争で共に戦った間柄」というウェットな感情論が、果たして両国軍人に通用するのか?

朝鮮戦争に実際に従軍していた世代って、恐らく1935年産まれ以前だから

まり今だと78歳以上になる。

大半が既に死亡しており、少なくとも除隊していて、今の軍関係者への影響力は少ない。

北朝鮮関係者であれば、例えば40歳軍人は、どのような世代だったのか?

仮に20歳で入隊したとして、入隊時は1993年。

かつてはソ連から多量の軍事援助があったが、それも1991年で打ち切り

恐らく1991年当時の北朝鮮軍内部は、突然のソ連援助打ち切りで、パニックになっただろう。

「自らの手で、国土を防衛しなきゃいけない、友邦頼みはマズイ、友邦なんてスグに裏切られる

という「自主防衛」の思想が、この時代に醸成されたと思う。

そういう時代に、彼らは入隊している。

なので、「自主防衛しなきゃならない、「友邦」なんか頼りにならない」という強烈な危機感が、

中堅以下の軍人には原体験としてある。

この辺の「北朝鮮世代論」を踏まえた議論というのを、自分は見たことない。

中国ソ連と親密な時代」を経験した軍人と、「自主防衛しなきゃいけない」時代しか体験してない軍人とでは、

行動原理は自ずから違うはずだ。

ソ連に裏切られ、朝鮮戦争記憶もない若手軍人は、中国依存軍事戦略なんて、危なっかしいと考えるだろう。

北が開発した核兵器は、確かに日米韓も照準にしている。

が、同時に北京も照準にしているハズだ。

北朝鮮国家生存のために必要とする国家は、アメリカ以上に中国なのである

であれば、「中国国家存続を要求するためのカード」として、北京核兵器を向け続ける必要がある。

北京北朝鮮の「命綱」を切ろうとしたら、核カードで「命綱を切ったら、核を打ち込むぞ」と恫喝するのである

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