「韓国徴兵制における、除隊最終期のリーダー体験」を投稿した増田だが、
「除隊直前にリーダーを体験でき、リーダー・権力者の快感が心地よかった」
「このリーダー体験が、韓国を過度な競争社会にしているのでは?」との筆者コメントが載っていた。
だが、
「コンスタントに徴兵入営させているので、自動的に徴兵期間最終期には、自分より軍歴浅い下等兵が10名程度確保される」
この筆者は、韓国陸軍を経験後、九州大学などで日韓地方自治体研究をしている人なんだが、
実は韓国人にとっては「あまりにも常識」であったので、この辺の強調を「うっかり忘れてしまった」ようだ。
日本人的感覚だと「1年に1回、一斉に入隊させる」と思い込んでしまい、
実際はてブでも、「計算合わないじゃないか、増田よお」というツッコミ投稿を受けた。
なので、本来であれば、この本の筆者が
「韓国徴兵制のキモは、1年1回入隊じゃなく、コンスタント入隊制度によって、
常に下等兵を確保できるような仕組みになっている」と書くべき。
「年1回の方が普通、という感覚の日本読者向けの解説を、忘れてしまった」
というようである。
※別のページで、「大学の学期変わり目に、うまく入隊タイミングを合わせるための苦労」みたいな
エピソードは詳述されている。
日本の読者の中で、
「コンスタント入隊の方がキモなんじゃないか?」とたまたま自分が「発見」⇒増田投稿したため、
それが一躍のはてなーの目に留まって、はてブ数が凄いことになっている。
なので、こういう著書をインタラクティブにして、
「コンスタント入隊のカラクリこそ、本当はキモじゃないの?」という読者指摘を韓国著者にフィードバックするような
仕組みにしたら、もっと著書の内容が深まっていく・・
「いつも同じ本ばかり読むのは、偏った人間になってしまう」と一念発起して、
図書館で日頃読まないジャンルの本のコーナーに行って、たまたま手に取った本を読んでの感想が、
この調子で、自分が読み慣れないジャンルの本を手にとって、別の切り口からの感想を増田に投稿すれば、
また数百ブクマに達するのかな?